JPS6229206Y2 - - Google Patents

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JPS6229206Y2
JPS6229206Y2 JP6319178U JP6319178U JPS6229206Y2 JP S6229206 Y2 JPS6229206 Y2 JP S6229206Y2 JP 6319178 U JP6319178 U JP 6319178U JP 6319178 U JP6319178 U JP 6319178U JP S6229206 Y2 JPS6229206 Y2 JP S6229206Y2
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JP
Japan
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piece
hole
male
female
circumferential groove
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Expired
Application number
JP6319178U
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English (en)
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JPS54165559U (ja
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  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、金型用管継手に関するものであ
る。
金型への冷却水の給排口には、給排管の接続を
容易するために管継手を取り付ける気運が高まつ
て来たが、金型用管継手としては、管継手を構成
する雌片または雄片が金型の移動や積重ねに際し
て邪魔にならないこと、施錠ボールが脱出しない
様に安定保持されていること、構造が簡単で組付
けが容易であること、再三の接続分離によつて故
障が起らず冷却水の密封性能がよいこと等が要求
されている。しかしながら、操作スリーブを持つ
雌片が金型側に取り付けられるのが一般的である
ため、操作スリーブを埋設状態に設けることがで
きず、当該操作スリーブが金型外に突出してしま
うという不都合があつた。また、金型側に雌片を
取り付けると故障したときに修理に手間どるとい
う不都合もあり、秀れた性能の管継手の開発が要
望されていた。
この考案は金型の業界で上記の様な要望が出て
いる点に鑑み、斯る要望に応えることを目的とし
て考案したもので、以下に図面に示す実施例に基
いて本考案を説明する。
1は金型の給水口部を示し、管継手の雌片2を
当該給水口部1に同部に埋設状態に、着脱自在に
螺着する。該雌片2の流通孔3には、密封リング
5及び後述する施錠ボール16の係合する内周溝
6が形成されている。また該流通孔3の一端には
弁座23を設け、該弁座23に当接して流体密封
を行なう密封リング24をもつ流止弁25を圧縮
ばね26を介在させて設けて、雌片2と雄片10
とが離脱状態にあるときは該流止弁25が流通孔
3を閉鎖するようになつている。
一方、雄片10は流通孔11と前記雌片2の密
封リング5に外周が密着して流体密封を行なう先
端部12と先端部12より若干大径の胴部13を
有し、胴部13には外周に操作スリーブ14を摺
動自在に嵌着し、且つ、該操作スリーブ14の求
遠心方向に向けて形成した逆テーパ孔15に遊嵌
した施錠ボール16の求心方向への移動を許容す
る外周溝17及び当該ボール16と前記内周溝6
の係合状態を持続させる面17′を隣接させて設
ける。
胴部13の外周段18と操作スリーブ14の内
周段19との間には圧縮ばね20を設け、自由状
態では施錠ボール16が外周溝17の外に操作ス
リーブ14の遠心方向に突出するよう付勢する。
22はストツプリングで、同リング22によつて
操作スリーブ14は位置決めされている。
21は操作スリーブ14に逆テーパ孔15を形
成するためにあけた捨孔である。
次に上記実施例の作用について説明する。
第1図に示す分離状態において、雌片2に雄片
1を挿入すると、雌片2の端面2aに施錠ボール
16が当接するため、操作スリーブ14は圧縮ば
ね20の弾撥力に抗して後退し、施錠ボール16
が一時的に雄片10の外周溝17に落ち込む。こ
のため、操作スリーブ14は雌片2の流通孔3内
に挿入可能となり、施錠ボール16が雌片2の内
周溝6の位置に達すると、該ボール16は逆に該
内周溝6に向つて突出して係合する。このとき、
雄片10が圧縮ばね20の弾撥によつて原位置に
復帰して、第3図に示す様に雌片2の雄片10は
接続するが、このとき雄片10の先端部12は雌
片2の流止弁25を圧縮ばね26の弾撥力に抗し
て後退させるため、両流通孔3,11は相互に連
通する。
次に雄雌両片10,2を離反させる場合には、
雄片10を雌片2側に若干押し込めばよく、斯る
操作によつて施錠ボール16は雄片10の外周溝
17に落ち込むため、該雄片10と操作スリーブ
14は一体に引き抜くことができ、このとき雄片
10の押圧力から解放された流止弁25は弁座2
3に密着して流通孔3を閉鎖する。
以上、実施例に基いてこの考案を説明したが、
この考案は金型端面部に開口させた給排口部に埋
設状態に螺着可能な雌片に、冷却水の流通孔を貫
通させて形成して、該流通孔内に流止弁の密封リ
ングと内周溝を形成し、該雌片と対をなす雄片に
は、両者の接続時に上記流通孔と連通する流通孔
を形成すると共に、上記内周溝と係合する施錠ボ
ールを支持する逆テーパ孔をもつ操作スリーブを
外周部に嵌合し、更に、雄片の外周部には上記施
錠ボールと内周溝の係合状態を持続させるための
面と当該の求心方向への移動を許容する外周溝を
隣接させて形成したものであるから、先づ、雄片
側に操作スリーブを配したため、一方では雌片側
を完全にまたはその大部分を金型内に埋設するこ
とができ、このためにこの金型を移動或は積重ね
した場合など邪魔になることがなく、取扱いが極
めて容易である。また、他方では操作スリーブの
操作がしやすくなるために、雄片の脱着が容易
で、特に接続時には操作スリーブを操作しないで
済むという特長があり、故障も起らない。
その上、この考案は雌片が流通孔内に流止弁と
密封リングを設けただけのものであり、雄片が逆
テーパ孔をもつ操作スリーブを設けただけのもの
であるから、構造が簡単で組付けが容易である。
また、雄片と雌片を離反したきには雌片内に設
けた流止弁が働いて金型の冷却水が密封されるか
ら、金型内の冷却水は密封されて、大気に触れる
ことがなく金型内に錆を発生させる心配がない。
従つて金型を錆落しする必要がなくなるという効
果もあり、金型業界から要求されている事項を悉
く解決することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の1実施例を示したもので、第
1図は金型に螺着した雌片に対して雄片を分離し
たときの半截断面図、第2図は操作スリーブの截
断面図、第3図は雄雌片の接続状態を示す半截断
面図である。 2……雌片、3……流通孔、5……密封リン
グ、11……流通孔、16……施錠ボール、1
7′……拘束面、10……雄片、6……内周溝、
14……操作スリーブ、15……逆テーパ孔、1
7……外周溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金型端面部に開口させた給排口部に埋設状態に
    螺着可能な雌片に、冷却水の流通孔を貫通させて
    形成して、該流通孔内に流止弁の密封リングと内
    周溝を形成し、該雌片と対をなす雄片には、両者
    の接続時に上記流通孔と連通する流通孔を形成す
    ると共に、上記内周溝と係合する施錠ボールを支
    持する逆テーパ孔をもつ操作スリーブを外周部に
    嵌合し、更に、雄片の外周部には上記施錠ボール
    と内周溝の係合状態を持続させるための面と当該
    ボールの求心方向への移動を許容する外周溝を隣
    接させて形成した金型用管継手。
JP6319178U 1978-05-10 1978-05-10 Expired JPS6229206Y2 (ja)

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JP6319178U JPS6229206Y2 (ja) 1978-05-10 1978-05-10

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JP6319178U JPS6229206Y2 (ja) 1978-05-10 1978-05-10

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Publication Number Publication Date
JPS54165559U JPS54165559U (ja) 1979-11-20
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ID=28966152

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JP6319178U Expired JPS6229206Y2 (ja) 1978-05-10 1978-05-10

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JPH0737680Y2 (ja) * 1990-01-09 1995-08-30 株式会社エバニュー スターテングブロック

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JPS54165559U (ja) 1979-11-20

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