JPH0737680Y2 - スターテングブロック - Google Patents
スターテングブロックInfo
- Publication number
- JPH0737680Y2 JPH0737680Y2 JP1990000680U JP68090U JPH0737680Y2 JP H0737680 Y2 JPH0737680 Y2 JP H0737680Y2 JP 1990000680 U JP1990000680 U JP 1990000680U JP 68090 U JP68090 U JP 68090U JP H0737680 Y2 JPH0737680 Y2 JP H0737680Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- starting block
- kick plate
- plate
- force
- kick
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- Ladders (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［考案の目的］ （産業上の利用分野） 本考案は陸上競技に使用されるスターテングブロックに
係り、特に蹴り板部の改良に関するものである。
係り、特に蹴り板部の改良に関するものである。
（従来の技術） スターテングブロックは、公認競技場等で限定された競
技者のみによって使用される施設用と、学校や一般運動
場で教育用や市民スポーツ用として使用されるものとに
大別されるが、いずれのスターテングブロックの蹴り板
も、第１図及び第２図に示したように、切欠部の有無に
関係なく蹴り板そのものは、全体的に曲線を呈し、蹴り
板の角度を調節する支持脚の取り付け位置はまちまちで
あった。
技者のみによって使用される施設用と、学校や一般運動
場で教育用や市民スポーツ用として使用されるものとに
大別されるが、いずれのスターテングブロックの蹴り板
も、第１図及び第２図に示したように、切欠部の有無に
関係なく蹴り板そのものは、全体的に曲線を呈し、蹴り
板の角度を調節する支持脚の取り付け位置はまちまちで
あった。
（考案が解決しようとする課題） ところで、スタート時における競技者の蹴り足と蹴り板
との関係は、スタートダッシュ力を強く効果的にするた
め、シューズの爪先部は蹴り板の比較的上部に位置する
ことは知られている。
との関係は、スタートダッシュ力を強く効果的にするた
め、シューズの爪先部は蹴り板の比較的上部に位置する
ことは知られている。
しかしながら、従来品のスターテングブロックの蹴り板
は、全体的に靴底線に合致するよう考られた曲線を有し
ているが、全体的な曲線であるため爪先部及び土踏まず
部のおさまりが今一歩不満足であり、スタート直前から
スタートに至るダッシュ力を発揮する一番重要な一瞬
に、精神を集中できない等の欠点を有していた。
は、全体的に靴底線に合致するよう考られた曲線を有し
ているが、全体的な曲線であるため爪先部及び土踏まず
部のおさまりが今一歩不満足であり、スタート直前から
スタートに至るダッシュ力を発揮する一番重要な一瞬
に、精神を集中できない等の欠点を有していた。
また、実験調査の結果、ダッシュ力はスタートの瞬時に
後方に押す力と同時に、上方に蹴り上げる力とが相まっ
て発揮されることが判明している。その意味において従
来品はダッシュ力をより効果的に発揮できるように考慮
されていない。
後方に押す力と同時に、上方に蹴り上げる力とが相まっ
て発揮されることが判明している。その意味において従
来品はダッシュ力をより効果的に発揮できるように考慮
されていない。
［考案の構成］ （課題を解決するための手段） 出願人は以上の点に着目し、先にダッシュ力が効果的に
発揮できるスターテングブロックを実用新案登録出願昭
63-144449号として出願しているが、本考案は先の出願
に係る考案に更に改良を加えたもので、台板に回動自在
に取り付けられた蹴り板の下部より中央部にわたり靴底
爪先部が当接するに適する凹状曲線を呈する曲線部を形
成すると共に、蹴り板中央部から上部には靴底土踏まず
部が当接するに適する凸状曲線を呈する隆起部を形成
し、該隆起部の略中央背面に蹴り板の角度を調節する支
持脚を回動自在に設け、課題を解決しようとするもので
ある。
発揮できるスターテングブロックを実用新案登録出願昭
63-144449号として出願しているが、本考案は先の出願
に係る考案に更に改良を加えたもので、台板に回動自在
に取り付けられた蹴り板の下部より中央部にわたり靴底
爪先部が当接するに適する凹状曲線を呈する曲線部を形
成すると共に、蹴り板中央部から上部には靴底土踏まず
部が当接するに適する凸状曲線を呈する隆起部を形成
し、該隆起部の略中央背面に蹴り板の角度を調節する支
持脚を回動自在に設け、課題を解決しようとするもので
ある。
（実施例） 図面に示す一実施例に基ずき本考案の構成について詳細
に説明する。
に説明する。
第３図に示したスターテングブロックの蹴り板２は、台
板１に回動自在に枢着されており、該板表面には例えば
ラバーのようなある程度弾力性の有る当材３が設けられ
ている。
板１に回動自在に枢着されており、該板表面には例えば
ラバーのようなある程度弾力性の有る当材３が設けられ
ている。
蹴り板２は、やや直線状を呈する下端部よりの下部A,下
部より中央部にわたり靴底爪先部が当接するに適する凹
状曲線を呈する曲線部Ｂ、蹴り板中央部から上部には靴
底土踏まず部が当接するに適する凸状曲線を呈する隆起
部Ｃが連続した面に形成されており、該隆起部Ｃの背面
中央部には競技者の所望する角度に蹴り板２を固定する
ための支持脚４が回動自在に設けられる。
部より中央部にわたり靴底爪先部が当接するに適する凹
状曲線を呈する曲線部Ｂ、蹴り板中央部から上部には靴
底土踏まず部が当接するに適する凸状曲線を呈する隆起
部Ｃが連続した面に形成されており、該隆起部Ｃの背面
中央部には競技者の所望する角度に蹴り板２を固定する
ための支持脚４が回動自在に設けられる。
本考案による蹴り板は図示以外のいずれの形のスターテ
ングブロックにも採用が可能である。
ングブロックにも採用が可能である。
（作用） 本考案によるスターテングブロックを使用するときは、
使用者自身の希望する角度に蹴り板を起こし、支持脚を
その角度に合致する溝５に係合させて固定し、ナット６
にて台枠体の溝に係合固定する。実際の使用に当たって
は競技者の靴底土踏まず部分が隆起部Ｃを、爪先部分が
曲線部Ｂに位置することとなる。
使用者自身の希望する角度に蹴り板を起こし、支持脚を
その角度に合致する溝５に係合させて固定し、ナット６
にて台枠体の溝に係合固定する。実際の使用に当たって
は競技者の靴底土踏まず部分が隆起部Ｃを、爪先部分が
曲線部Ｂに位置することとなる。
［考案の効果］ 本考案は以上説明したような構成を有するものであるか
ら、競技者の靴底はスターテングブロックにフイット
し、スタート直前、より前傾姿勢を取ることができるの
でダッシュ力が増大する。また、ダッシュ力となる蹴り
上げる力は凹状曲線を呈する曲線部から凸状曲線を呈す
る隆起部に至る部分で捉えられ、後方に押す力は隆起部
分で捉えられるのでより瞬発力が発揮できる。
ら、競技者の靴底はスターテングブロックにフイット
し、スタート直前、より前傾姿勢を取ることができるの
でダッシュ力が増大する。また、ダッシュ力となる蹴り
上げる力は凹状曲線を呈する曲線部から凸状曲線を呈す
る隆起部に至る部分で捉えられ、後方に押す力は隆起部
分で捉えられるのでより瞬発力が発揮できる。
その上、支持脚が隆起部分の略中央に設けられているの
で、ダッシュ力が逃げることなく競技者のものとなるば
かりでなく、耐久性をも向上させている。
で、ダッシュ力が逃げることなく競技者のものとなるば
かりでなく、耐久性をも向上させている。
第１図及び第２図は従来品の代表的なスターテングブロ
ック。 第３図は本考案スターテングブロックの側面図である。 １……台板、２……蹴り板、３……当て材、４……支持
脚、５……溝、６……ナット
ック。 第３図は本考案スターテングブロックの側面図である。 １……台板、２……蹴り板、３……当て材、４……支持
脚、５……溝、６……ナット
Claims (1)
- 【請求項１】台板に回動自在に取り付けられた蹴り板の
下部より中央部にわたり靴底爪先部が当接するに適する
凹状曲線を呈する曲線部を形成すると共に、蹴り板中央
部から上部には靴底土踏まず部が当接するに適する凸状
曲線を呈する隆起部を形成し、該隆起部の略中央背面に
蹴り板の角度を調節する支持脚を回動自在に設けたこと
を特徴とするスターテングブロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990000680U JPH0737680Y2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | スターテングブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990000680U JPH0737680Y2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | スターテングブロック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0391400U JPH0391400U (ja) | 1991-09-18 |
| JPH0737680Y2 true JPH0737680Y2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=31504617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990000680U Expired - Lifetime JPH0737680Y2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | スターテングブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0737680Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8215004B2 (en) * | 2007-07-30 | 2012-07-10 | Sintokogio, Ltd. | Fabrication line |
| JP5806310B2 (ja) * | 2011-06-23 | 2015-11-10 | 平田機工株式会社 | ワーク支持装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5241251U (ja) * | 1975-09-16 | 1977-03-24 | ||
| JPS6229206Y2 (ja) * | 1978-05-10 | 1987-07-27 |
-
1990
- 1990-01-09 JP JP1990000680U patent/JPH0737680Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0391400U (ja) | 1991-09-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
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