JPH0243404Y2 - - Google Patents

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JPH0243404Y2
JPH0243404Y2 JP1986110734U JP11073486U JPH0243404Y2 JP H0243404 Y2 JPH0243404 Y2 JP H0243404Y2 JP 1986110734 U JP1986110734 U JP 1986110734U JP 11073486 U JP11073486 U JP 11073486U JP H0243404 Y2 JPH0243404 Y2 JP H0243404Y2
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toe side
foot
side support
ankle
main body
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JP1986110734U
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JPS6318159U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、駆動装置により足首の関節部を屈伸
させることによつて、使用者が自分の力を使うこ
となく、足の運動を簡単に行うことができる足運
動装置に関する。
〔従来の技術および考案が解決しようとする問題点〕
現代人は歩くことが少なくなつている。特に子
供達においては、立つているときのバランスが悪
かつたり、正しく歩くことができない等の報告も
なされているし、若者達においても同様の傾向が
見られる。
歩くことが少なくなると、土踏まずの部分に力
が入らなくなり、なお歩くことが因難になつてく
る。また、歩くことによつて母指球から母指(つ
ま先)へのけり出しをすることが少くなるし、踵
からアキレス腱の伸縮運動もなくなつてくる。ま
た、足裏全体でバランスをとることが難かしくな
り、さらに運動不足になつてくる。
このような事情から、現代人は下肢の運動を十
分行う必要があるが、その際、単に太ももや膝、
ふくらはぎの部分等の脚部の筋肉を鍛えることだ
けでなく、足首から足裏、つま先等の足部の運動
を十分行うことが重要である。
また、足の運動を十分行えば、足の末端部の毛
細血管の循環が良くなり、心臓への血液の戻りが
促進され、全身的な健康の増進にも寄与する。
しかるに、従来の下肢のための運動具として
は、(a)使用者がその上で走つたり、歩いたりする
ランニング器およびウオーカー(ベルト式)、(b)
使用者が自転車を漕ぐ動作を行うエルゴメータ
(固定自転車)、および(c)その他の一部の美容運動
具等があつたが、これらはいずれも使用者が自分
の力で下肢を動かすものであり、脚力を必要と
し、脚の筋肉増強には寄与するが、お年寄り等の
体力力のない人達にとつては使用することが因難
であつた。
また、若者等の体力のある人にとつても、上述
のような従来の運動具によつて下肢の運動を毎日
行うことは、相当の努力を要し、長期間継続的に
これらを使用して下肢の運動を行うことは現実に
は因難であつた。
また、特開昭52−62529号は、足の裏全体を踏
み板に当てた状態で、足を該踏板にベルトで固定
し、前記踏板をモータの力によつて往復回動運動
させることにより、足首を屈伸させる装置を提案
しているが、この装置においては、 (イ) 踏板の回動中心と足首の関節の回動中心との
間に位置のずれがあるため、踏板が往復回動運
動したときに足首をその関節の回動中心以外の
部分で回動させようとする力が生じ、足首が円
滑に屈伸されない。
(ロ) 使用者は寝ころんだ状態で装置を使用する構
造になつているので、広いスペースを必要とす
るとともに、手軽に使用できない。
等の問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は前記従来の問題点を解決するためにな
されたもので、お年寄り等の体力のない人も含
め、誰でも、自ら力を使うことなく、簡単に足首
の関節部を円滑に屈伸させることができ、しかも
広いスペースを必要とせず、個人個人の足の大き
さの相違にも対応できる足運動装置を提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による足運動装置は、本体と、この本体
に昇降可能に支持されたつま先側支持部と、この
つま先側支持部に、互いに間隔をおいて上下に設
けられ、互いの間に使用者の足のつま先側を挿入
される上面板および下面板と、前記本体に対し一
定範囲内において水平方向に移動可能かつ任意の
位置にて固定可能であつて、前記使用者の足の踵
部を載置される踵載置台と、前記踵載置台に装着
されており、前記使用者の足首を結束する足首保
持ベルトと、前記本体に取り付けられたモータ
と、このモータと前記つま先側支持部との間に設
けられており、前記モータの回転運動をつま先側
支持部の昇降運動に変換するクランク機構とを有
してなるものである。
〔作用〕
本考案においては、使用者が椅子等に腰掛け、
足のつま先側をつま先側支持部の上面板と下面板
との間に挿入するとともに踵を踵載置台に載せ、
さらにベルトを足首に掛けて足首の関節部を踵載
置台上の所定位置に保持した状態で、前記モータ
によりクランク機構を介してつま先側支持部を昇
降させると、上面板と下面板との間に挿入された
足のつま先側が上下に動かされるので、足首の関
節部が屈伸され、ひいては母指球から母指(つま
先)への蹴り出し、踵からアキレス腱の屈伸運動
が行なわれ、歩くのと同様の効果が得られ、足の
末端部の毛細血管の循環も良くなり、心臓への血
液の戻りも促進されるようになる。
また、つま先側が支持されるつま先側支持部と
踵が載置される踵載置台とが別体とされ、つま先
側支持部のみが昇降する構成となつているので、
つま先側支持部が昇降したとき、足首の関節の回
動中心以外の部分で回動運動を行わせようとする
力は発生しないため、足首が円滑に屈伸され、足
首に無理な力が掛つて足首の関節を痛める虞もな
い。
また、使用者は椅子等に腰掛けた状態で装置を
使用できるので、広いスペースを必要としないと
ともに、何時でも手軽に使用できる。
また、使用者の足の大きさに応じて踵載置台を
本体に対して水平方向に移動することにより、つ
ま先側支持武の昇降軌道と踵載置台との間の距離
を調整し、常に使用者のつま先側および踵が、つ
ま先側支持部および踵載置台にそれぞれ適切に支
持または載置されるようにすることができる。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
本体1は、鉛直方向に延びる支柱部1aと、水
平方向に延びて床面に接する脚部1bとをそれぞ
れ2本ずつ有しており、前記支柱部1aには長穴
2、脚部1bには長穴3がそれぞれ設けられてい
る。4はつま先側支持部であり、左右の側面板4
a,4b、上面板4cおよび下面板4dにより構
成されており、その前面および背面は開口されて
いる。前記側面板4a,4bには、スライド軸5
がそれぞれ1対ずつ上下方向に並べて固定されて
おり、これらのスライド軸5は、側面板4a,4
bから水平方向に突出して支柱部1aの長穴2に
嵌合されている。そしてこれにより、つま先側支
持部4は本体1に対して昇降可能となつている。
また、前記つま先側支持部4の上面板4cの下面
および下面板4dの上面には、呉述するようにつ
ま先側支持部4内に足のつま先側が挿入されたと
き、足が痛くならないようにするためのクツシヨ
ン材6a,6bがそれぞれ貼られている。
前記本体1の2本の支柱部1a間には、モータ
取付枠7が設けられており、このモータ取付枠7
には、ギアヘツド付きインダクシヨンモータ8が
取り付けられている。このモータ8に接続された
電源コード9の中間部には、手元スイツチ10が
介装されており、電源コード9の先端に接続され
たプラグ11を商用電源のコンセントに差し込
み、手元スイツチ10をオンすることによりモー
タ8は作動するようになつている。
前記モータ8の出力軸8aには、板状クランク
12の一端部が固定されており、このクランク1
2には、複数の連結穴13が設られている。前記
連結穴13のうち任意の一つには、連結棒14の
一端部に挿通された連結ピン15が挿入されてお
り、これによりクランク12と連結棒14とは相
対的に回動可能に結合されている。前記連結棒1
4の下端部は、連結金具16を介してつま先側支
持部4の上面板4cに相対的に回動可能に結合さ
れている。そしてこれにより、クランク12、連
結棒14、つま先側支持部4および本体1等は、
モータ8の出力軸8aの回転運動をつま先側支持
部4の昇降運動に変換するるスライダクランク機
構を構成している。なお、ここで、複数の連結穴
13のいずれに連結ピン15を挿入するかを選択
することにより、つま先側支持部4の昇降範囲を
調整することができる。
17は床面に載置される踵載置台であり、この
踵載置台17の後端側には、棒状の本体接続部1
7aが設けられている。そして、この本体接続部
17aおよび本体1の脚部1bの長穴3の両者に
は、アジヤストボルト18が挿通されており、こ
のボルト18を締め付けることにより、本体1に
対して踵載置台17が固定されるようになつてい
る。なお、この踵載置台17と本体1の支柱部1
aとの距離は、アジヤストボルト18が長穴3を
貫通する位置を変更することにより調整できる。
前記踵載置台17の上面には、足の踵に対応す
る形状の1対の凹部17bが設けられてる。ま
た、これらの凹部17bの両側には、それぞれ足
首保持ベルト19が取り付けられている。
次に、本装置の使用方法および作動を説明す
る。
本装置を使用するときは、椅子等に腰掛けた状
態で、第2〜4図に示されるように、両足のつま
先側をつま先側支持部4の上面板4cと下面板4
dとの間に挿入し、母指球がクツシヨン材6b上
に来るようにする。また、アジヤストボルト18
を操作して、本体1の支柱部1aと踵載置台17
との間の距離を調整して、両足の踵をそれぞれ凹
部17bに載せ、さらにベルト19を足首の関節
部に掛けて該ベルト19を締結することにより、
足首の関節部の位置を、該足首の関節部の屈伸を
許容する状態で、踵載置台17上の一定位置に保
持する。
次に、この状態で、手元スイツチ10をオンす
ると、モータ8が作動して、前記クランク機構に
よりつま先側支持部4が昇降する。なお、モータ
8の回転数は例えば30rpm位に設定される(これ
によりつま先側支持部4は2秒に1回昇降する)。
すると、踵が踵載置台17に接し、足首の関節
部が一定位置に保持された状態で、上面板4cと
下面板4dとの間に挿入された足のつま先側が上
下に動かされるので、足首の関節部が屈伸され、
ひいては母指球から母指(つま先)への蹴り出
し、踵からアキレス腱の伸縮運動が行なわれ、歩
くのと同様の効果が得られ、足の末端部の毛細血
管の循環も良くなり、心臓への血液の戻りも促進
されるようになる。
このように本装置では、モータ8の動力によ
り、自分の力を用いることなく、足の運動を行う
ことができるので、お年寄りのような体力のない
人をも含め、誰でも使用することができる。
また、つま先が支持されるつま先側支持部4と
踵が載置される踵載置台17とが別体とされ、つ
ま先側支持部4のみが昇降する構成となつている
ので、支持部4が昇降したとき、足首の関節の回
動中心以外の部分で回動運動が行わせようとする
力は発生しないため、足首が円滑に屈伸され、足
首に無理な力が掛つて足首の関節を痛める虞もな
い。
また、使用者は椅子等に腰掛けた状態で装置を
使用できるので、広いスペースを必要としないと
ともに、何時でも手軽に使用できる。
また、使用者の足の大きさに応じて踵載置台1
7を本体1に対して水平方向にスライドすること
により、踵載置台17と支柱部1a(つま先側支
持部4の昇降軌道)との間の距離を調整し、常に
使用者のつま先側および踵が、つま先側支持部4
および踵載置台17にそれぞれ適切に支持または
載置されるようにすることができる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案による足運動装置は、 (i) お年寄り等の体力のない人も含め、誰でも、
自ら力を使うことなく、簡単に足首の関節部を
屈伸させ、ひいては母指球から母指(つま先)
への蹴り出し、踵からアキレス腱の伸縮運動を
行わせ、歩くのと同様の効果を得、足の末端部
の毛細血管の循環を良くし、心臓への血液の戻
りも促進させることができる。
(ii) 足首を円滑に屈伸させることができ、足首に
無理な力が掛つて足首の関節を痛める虞がな
い。
(iii) 広いスペースを必要としない。
(iv) 個人個人の足の大きさの相違にも対応でき
る。
等の優れた効果を得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による足運動装置の一実施例を
示す斜視図、第2図は前記実施例の使用状態を示
す斜視図、第3図は足のつま先側が上昇した状態
における前記実施例を示す断面図、第4図は足の
つま先側が下降した状態における前記実施例を示
す断面図である。 1……本体、4……つま先側支持部、4c……
上面板、4d……下面板、8……モータ、12…
…クランク、14……連結棒、17……踵載置
台、19……足首保持ベルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体と、この本体に昇降可能に支持されたつま
    先側支持部と、このつま先側支持部に、互いに間
    隔をおいて上下に設けられ、互いの間に使用者の
    足のつま先側を挿入される上面板および下面板
    と、前記本体に対し一定範囲内において水平方向
    に移動可能かつ任意の位置にて固定可能であつ
    て、前記使用者の足の踵部を載置される踵載置台
    と、前記踵載置台に装着されており、前記使用者
    の足首を結束する足首保持ベルトと、前記本体に
    取り付けられたモータと、このモータと前記つま
    先側支持部との間に設けられており、前記モータ
    の回転運動をつま先側支持部の昇降運動に変換す
    るクランク機構とを有してなる足運動装置。
JP1986110734U 1986-07-21 1986-07-21 Expired JPH0243404Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986110734U JPH0243404Y2 (ja) 1986-07-21 1986-07-21

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JP1986110734U JPH0243404Y2 (ja) 1986-07-21 1986-07-21

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Publication Number Publication Date
JPS6318159U JPS6318159U (ja) 1988-02-06
JPH0243404Y2 true JPH0243404Y2 (ja) 1990-11-19

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ID=30990013

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JP1986110734U Expired JPH0243404Y2 (ja) 1986-07-21 1986-07-21

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