JP2005211323A - 筋力トレーニング器具 - Google Patents

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勝 橋村
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Abstract

【課題】体幹・下肢の複合的なトレーニングを効果的に行うことができる筋力トレーニング器具を提供する。
【解決手段】筋力トレーニング器具1は、前脚部20および後脚部30を有する支持体2と、使用者が着座した状態で支持体2の支柱部3に沿って移動可能なシート体10とを有する。支持体2は前脚部20側に足首を掛け止め可能な足掛け部40を有し、かつ前脚部20側の高さが後脚部30側の高さ以上に設定されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は下肢の屈曲および伸展運動を利用した、体幹・下肢の筋力トレーニング器具に関する。
従来、身体の様々な部位の筋力を鍛えるための筋力トレーニング器具が知られている。例えば特許文献1では1台で複数種類の運動が可能な筋力トレーニング器具が開示されており、また、特許文献2では使用者自身の体重を負荷として利用した筋力トレーニング器具が開示されている。また、例えば特許文献3では使用者が起臥する台の角度を調節できる構造を有するものがある。このように筋力トレーニング器具には種々のものがある。
一方、下肢のトレーニングに関しては、図16に示す筋力トレーニング器具100が知られている。この従来の筋力トレーニング器具100は、設置面に対して一定の傾斜面を持つ支持体101と、支持体101上をスライドするシート102及びシート102をスライドさせるためのスライド機構103と、支持体101の傾斜方向前方に設けられた踏み込み台104から構成される。この筋力トレーニング器具100によれば、使用者はシート102上に座り、踏み込み台104に両足(片足でもよい)の裏を据えて蹴り出すことにより、自重に逆らうようにして下肢の伸展運動を行うことができる。
特開2003−220155号公報 特開平7−178197号公報 特開平9−140828号公報
しかしながら、前述の筋力トレーニング器具100は伸展運動のみによって下肢を鍛えるもので、下肢を鍛えるといっても主に大腿伸筋のトレーニングを目的としており、下肢の屈曲運動を取り入れた体幹・下肢(股関節・膝関節・足関節の動作に関わる筋肉)の複合的なトレーニングは十分に行うことができなかった。
体幹・下肢のトレーニングは一般的な健康増進などの目的はもとより、例えば高齢者のように脚力が十分でない者の歩行中における転倒防止に有効であることが知られている。高齢者等が歩行中に転倒しやすくなるのは脚力の衰えが主たる原因である。そして、それは主に股関節の動作に関わる筋肉(体幹につながる大腰筋・腸腰筋など)の衰えにより歩行時に太ももを曲げて足を地面から離すこと(足の持ち上げ)が不十分となることや、膝関節・足関節の動作に関わる筋肉(前剄骨筋・大腿二頭筋など)の衰えにより足のつま先の立ち上がりが不十分となることで、地面や階段につま先が引っかかりやすくなるために生じる、と考えられている。したがって、体幹・下肢が複合的に強化されれば、転倒防止につながるものと考えられる。
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたもので、体幹・下肢の複合的なトレーニングを効果的に行うことができる筋力トレーニング器具を提供することを目的とする。
上記課題の解決のため、本発明における筋力トレーニング器具は、一端部と他端部に脚部を有する支持体と、使用者が着座した状態で支持体に沿って移動可能なシート体とを有する筋力トレーニング器具であって、支持体は一端部に足首を掛け止め可能な足掛け部を有し、かつ一端部側の高さが他端部側の高さ以上に設定されていることを特徴とする。
上記筋力トレーニング器具は、足掛け部を有する側の端部がもう一方の端部よりも高くなるように傾斜した支持体に沿って、使用者が着座した状態のシート体が移動する。
また、筋力トレーニング器具は、各脚部がそれぞれ長手方向に沿って長さが可変に構成されていることが好ましい。こうすると、各脚部の長さを調整して一端部側と他端部側の高さ調整を行い、設置面とシート体の移動方向との成す角度を調整することができる。
さらに、筋力トレーニング器具は、足掛け部が支持体から外側に張り出す足首支持部と、足首支持部よりも上に伸びる支柱から、足首支持部に対応して張り出すつま先固定部とを有していることが好ましい。こうすると、使用者の足首を足首支持部に支持させ、かつつま先支持部に掛け止めすることができる。
上記いずれの筋力トレーニング器具においても、支持体は、シート体の移動を支える支柱部を有し、一端部側の脚部の長手方向と、支柱部の長手方向とが成す開放角が可変に構成されていることが好ましい。これにより、一端側の脚部を開放角を狭めるようにして支柱部のほうへ折りたたむことができる。
また、本発明は足首を掛け止め可能な足掛け部を有する支持体と、使用者が着座した状態で支持体に沿って移動可能なシート体とを有する筋力トレーニング器具であって、支持体の足掛け部側端部の設置面に対する高さを、足掛け部側端部の反対側端部よりも低い位置から高い位置まで調節可能な高さ調節機構を設けた筋力トレーニング器具を提供する。
この筋力トレーニング器具は、足掛け部側端部を反対側端部よりも高くするだけでなく、低くすることができ、支持体の傾斜を設置面に対する水平状態、上り傾斜または下り傾斜に変更することができる。
また、この筋力トレーニング器具は、シート体が使用者の着座する着座方向を可変に構成されていることが好ましい。こうすると、使用者がシート体に着座するときと、支持体に沿って移動させるときとでシート体の向きを変更することができる。
さらに、シート体は、反対側端部の側に背もたれが設けられていることが望ましい。こうすると、使用者がシート体に着座し、足掛け部に足首を掛け止めしたときに、その背中が支えられる。
以上のように、本発明によれば、下肢の屈曲および伸展運動を利用した体幹・下肢の複合的なトレーニングを効果的に行うことができる。
以下、本発明による筋力トレーニング器具の好適な実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。尚、同一要素には同一符号を用い、重複する説明は省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる筋力トレーニング器具1の全体構成を示す斜視図、図2はその右側面図である。筋力トレーニング器具1は、支持体2と、使用者が着座した状態で支持体2に沿って移動可能なシート体10とを有し、支持体2が設置面上に水平に設置されるように構成されている。なお、以下の説明では、支持体2に沿ってシート体10が移動する方向を前後方向とし、シート体10の移動方向に交差する方向を左右方向とする。
支持体2は、シート体10の前後移動を支える支柱部3と、支柱部3の一端部、すなわち前端部側に設けた前脚部20と、他端部、すなわち後端部側に設けた後脚部30とを有している。また、支持体2は、使用者の足首を掛け止め可能な足掛け部40を前端部側に有し、支柱部3を挟んで前脚部20の反対側に突出し、後述するつま先固定部42を支える柱状部4を有している。そして、支持体2は、前脚部20の長さが後脚部30よりも長くて、前脚部20の後述する付根部21bの設置面からの高さが、後脚部30の後述する付根部31aの設置面からの高さよりも高く設定されている。これにより、支持体2は、後脚部30側から前脚部20側に向かって上る傾斜(以下「前方傾斜」という)を形成している。この前方傾斜の設置面に対する角度(以下「前方傾斜角」という)θは、後述するように前脚体20と後脚体30の長さを長手方向に沿って調整することにより、およそ20°〜40°の範囲で調整し得るようになっている。
支柱部3は、一般的な人体の下肢の長さよりも長い長さを有する断面矩形状の柱状部材である。この支柱部3は前後方向中央よりも後端部側に、左右に貫通した複数のストッパ挿入孔5が所定の間隔で一列に設けられている。各ストッパ挿入孔5は、シート体10の左右の幅よりも大きい長さの棒状ストッパ6を挿入することができる。棒状ストッパ6は、シート体10の後述するスライド支持部12の後側が当接するようになっている。また、支柱部3における前端部に、後述する足首支持部41の棒部材41aが固定され、さらに、前脚部20の後述する張出部21aが軸止されている。
前脚部20は、外筒部21と、足付棒状部22とを有している。外筒部21は、支柱部3に軸止される張出部21aを有し、一般的な人体の下肢の長さ程度の長さを有する断面角型筒状で、張出部21aにつながる付根部21b、付根部21bから上に延びる支柱受部21cおよび付根部21bから下に延びる筒状長手部21dを有している。足付棒状部22は、筒状長手部21dの内側に摺動自在に納まる太さと外筒部21よりも短い長さを有し、下端部に足部23を有している。
外筒部21では、筒状長手部21dと張出部21aとの成す開放角αが図示のように設定されている。この開放角αは、後述するように、筋力トレーニング器具1の使用状態において、シート体10を介してかかる使用者の体重を筋力トレーニング器具1の重心付近に位置させ、使用状態における安定性を確保可能な角度に設定している。
また、外筒部21は、貫通した位置決め孔が筒状長手部21dの下側に設けられていて(図示せず)、足付棒状部22の側面にも、貫通した調整孔が所定間隔で複数設けられている(図示せず)。そして、外筒部21と、足付棒状部22とは、それぞれの位置決め孔と長さ調整孔の上下位置を合わせて、双方に固定ピン51を貫挿させることができる。この固定ピン51の貫通箇所を変えることにより、足付棒状部22が外筒部21(筒状長手部21d)に挿入される深さを変えることができる。これにより、足付棒状部22の外筒部21から突出する部分の長さが可変となり、前脚部20の長手方向の長さが可変となっている。
支柱受部21cは、張出部21aに直交する方向に設けられている。この支柱受部21cは、後述するつま先固定部42を支える柱状部4が内側に嵌合している。
後脚部30は、支柱部3の後端に位置する付根部31aを有し、付根部31aから延びる断面角型筒状の外筒部31と、外筒部31の内側に摺動自在に納まる太さを有し、下端部に足部33を有する足付棒状部32とを有している。また、後脚部30は外筒部31と支柱部3との成す開放角βが鈍角になり、後脚部30の設置面との傾斜角が鋭角になるように形成されている。これにより、筋力トレーニング器具1の使用時において、シート体10を介してかかる使用者の体重が付根部31a付近に集中しないようにして安定性を確保している。なお、開放角βは90°に設定してもよい。
また、外筒部31は、下側に貫通した位置決め孔が設けられていて(図示せず)、足付棒状部32の側面にも、貫通した調整孔が所定間隔で複数設けられている(図示せず)。そして、外筒部31と、足付棒状部32とは、それぞれの位置決め孔と長さ調整孔の上下位置を合わせて、双方に固定ピン52を貫挿させることができる。この固定ピン52の貫通箇所を変えることにより、足付棒状部32が外筒部31に挿入される深さを変えることができる。これにより、足付棒状部32の外筒部31から突出する部分の長さが可変となり、後脚部30の長手方向の長さが可変となっている。
足掛け部40は、図3にも示すように、支柱部3から左右に向かって外側に張り出す足首支持部41と、支柱受部21cの内側に摺動自在に納まる柱状部4から足首支持部41に対応して外側に張り出すつま先固定部42とを有している。足首支持部41は、左右一対の足首支持パット41R、41Lと、足首支持パット41R、41Lが両側に固定された棒部材41aとを有している。そして、その棒部材41aが支柱部3の前端部に固定されていて、足首支持パット41R、41Lが支柱部3から外側に向かって張り出している。
つま先固定部42は、左右一対のつま先固定パット42R、42Lを有している。つま先固定パット42R、42Lは、足首支持部41よりも上に伸びる柱状部4に固定されている。また、つま先固定部42は、ベルト43と、柱状部4の前面側に設けられた留め金44と、つま先固定パット42R,42Lにそれぞれ設けられたベルト調整部45とを有している。ベルト43は、留め金44と、ベルト調整部45とにより、つま先固定部42の前面側に架け渡されている。ベルト調整部45は、ベルト43よりも大きい調整孔45aを有し、この部分にベルト43の端部を通し得るようになっている。そして、調整孔45aに通すベルト43の長さ調整により、ベルト43とつま先固定パット42R、42Lとの間の使用者のつま先を挿通し得る空隙46R、46Lの大きさを調整できる。
そして、図4に示すように、柱状部4は、軸方向に貫通する位置調整孔48が所定間隔で複数設けられている。また、支柱受部21cにも、貫通する位置決め孔49が設けられている。位置調整孔48と位置決め孔49の上下位置を合わせて、双方に固定ピン53を貫通させることができる。この固定ピン53の貫通箇所を変えることにより、柱状部4が支柱受部21cから突出する長さを変えることができ、足首支持部41とつま先固定部42の高さ方向の間隔が可変となる。
なお、足首支持部41とつま先固定部42は概ね円筒形状を有しているが、この形状に限られず、例えば外周面中央近辺に足の甲の形状に応じた凹部を有してもよく、また、外周表面が緩衝材や弾性部材で被覆されていてもよい。これらの構成によれば使用者の足首にかかる負荷を緩和することができる。
再び図1および図2を参照して、シート体10は、座面部11とスライド支持部12とを有している。座面部11は、使用者が着座可能となるような略平板状の形状を有し、その下側にスライド支持部12が固定されている。
スライド支持部12は、図5にも示すように支柱部3の周方向の断面積よりも大きく、前後方向に貫通する開口を有し、この開口に支柱部3が挿通されている。また、スライド支持部12は、内側に車軸13,14に回転自在に軸止された車輪15a,15bおよび15c,15dを有している。車軸13はスライド支持部12の中央よりも座面部11よりで左右に貫通して設けられている。車軸14はスライド支持部12の中央よりも下側で左右に貫通して設けられている。さらに、スライド支持部12の左右それぞれの内側面に車輪15e,15fが回転自在に設けられている。
そして、支柱部3がこれらの車輪15a〜15fにより、スライド支持部12の内側で支持されており、これにより、使用者の着座した状態のシート体10が支柱部3に沿って前後に移動可能になっている。その前後移動の際、シート体10は、スライド支持部12の前側面が前脚部20の張出部21aに当接するまで前方に移動し、一方、スライド支持部12の後側面が棒状ストッパ6に当接するまで後方に移動する。
シート体10は、上述したもののほか、例えば、図10に示すように、座面部11の後側(支持体2の後脚部30側)に背もたれ16が設けられていてもよい。背もたれ16を設けると、背もたれ16がシート体10に着座した使用者の背中を支えるように作用する。これにより、使用者の自重により、使用者の後脚部30側にかかる荷重が背もたれ16により支えられるので、後方への転落防止に有効である。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上述の構成に限定されるものではない。例えば、支柱部3は断面矩形状の柱状部材としたが、支柱部3は、シート体10の前後移動を支えることが主目的であるから、この形状に限られず、棒状や板状の部材でもよい。その他、支柱部3を2本並行に配置し、その2本の支柱部3に跨ってシート体10が配置されるような構造でもよい。
さらに、前脚部20および後脚部30の長さはそれぞれ足付棒状部22、32により長さを可変とし、これにより、前脚部20および後脚部30の(付根部の)高さ調節を行い、支持体2の前方傾斜角を調整できるようにしている。そのほか、前脚部20および後脚部30のように、長さの可変構造ではなく、各脚部がジャッキで高さ調節可能になっていてもよい。こうすると、各脚部の長さおよび高さの微調整ができるので、支持体2の前方傾斜角θの微調整も可能となる。
また、例えば、図11に示すように、支持体が、平行に配置された一対の柱状部材25,25の間に、各柱状部材25と直交する掛け止め部材26を所定間隔で複数設けた梯子状構造を有する前脚部27を有し、支柱部28が掛け止め部材26に掛け止め可能な掛け具29を有する構造(可変掛け止め構造)でもよい。図示はしないが、後脚部が同様の可変掛け止め構造を有してもよい。前脚部または後脚部を可変掛け止め構造にすると、前方傾斜角θを比較的簡単な構造で調整できるようになる。
なお、本実施形態に係る筋力トレーニング器具1は、図9に示すように、張出部21aにおいて、その回転軸を中心として、前脚部20を柱状部4および足掛け部40とともに開放角を狭める方向に回動させることができる。これにより、筋力トレーニング器具1は、前脚部20を支柱部3に沿わせて折りたたむことができ、省スペース化を図ることができる。
(筋力トレーニングの使用例)
以上のような構成を有する筋力トレーニング器具1の使用例について、図1、図2、図6〜図8を用いて説明する。
始めに、使用者がトレーニングを行うまでに必要な準備動作について説明する。
まず、使用者は、筋力トレーニング器具1を図1のように設置面に設置した後、前脚部20および後脚部30の長さを固定ピン51および52を用いて調整する。このとき、図2に示すように、前脚部20の長さを最短にし、後脚部30の長さを最長にすると、支持体2の前方傾斜角θは最小(約θ=20°)となる。図6に示すように、前脚部20の長さを最長にし、後脚部30の長さを最短にすると、支持体2の前方傾斜角θが最大(約θ=40°)となる。このように、支持体2は前方傾斜角θが可変なのでシート体10が前後移動する方向と設置面の成す角度を変えることにより、トレーニング時において、使用者の自重による負荷を調整することができる。なお、以下の説明では使用者が図2の状態で筋力トレーニング器具1を使用するものとして説明する。
次に、使用者はシート体10の前後移動の範囲を考慮して、適切なストッパ挿入孔5に棒状ストッパ6を挿入する。これにより、シート体10が支柱部3の後方へ移動する範囲を規定することができる。シート体10は、スライド支持部12の後側側面が棒状ストッパ6に当接する位置まで移動する(この位置を「後方位置」とする)。後方位置は、足掛け部40からの距離が使用者の足の長さとほぼ同じくらいになるようにして設定する。
シート体10の後方位置の位置決めを行ったら、使用者はシート体10上に前面側を向いて着座する。着座したら、両足を足掛け部40に向かって伸ばし、両足の足首を足首支持部41とつま先固定部42の間に通す。そして、かかと近辺(アキレス腱の付け根付近)を足首支持部41(の足首支持パット41R、41L)に載せた状態にして、足首を足の甲側に少し曲げたままつま先をつま先固定部42により固定する(つま先固定パット42L,42Rに足の甲を沿わせ、足の裏をベルト43に沿わせる)。このとき、足掛け部40が支柱部3とほぼ垂直に上方に向かって設置されているので、使用者は図7に示すように、支柱部3とほぼ平行に両足が伸び、かつ足首が使用者の両足からほぼ垂直に起立した姿勢でシート体10上に着座した状態(以下この状態を「伸展状態」とする)を保つことができる。このとき、使用者には自重による負荷が後ろ向き(後脚部30に向かう方向)にかかっている。以上により準備動作が完了する。
続いて、使用者が本発明に係る筋力トレーニング器具1により、トレーニングを行うときの動作について説明する。
使用者は、伸展状態において、足掛け部40に固定された足首を支点とし、自重による負荷に逆らってひざを折り曲げることにより、下肢の屈曲運動を行う。屈曲運動を行うと、使用者はシート体10と共に前方に向かって上りながら、着座部分がスライド移動し、図8に示すように、両足を屈曲させた状態(以下、この状態を「屈曲状態」とする)に移行する。
次に、使用者は折り曲げたひざを伸ばして屈曲状態から伸展状態に戻す。このとき屈曲状態でも、使用者の自重による負荷が使用者に対して後ろ向きにかかっているので、使用者が下肢の力を徐々に抜きながらひざを伸ばしていくと、使用者はシート体10と共に後方位置までスライド移動し、再び伸展状態へと移行する。これ以降、使用者は同じ要領で伸展状態から屈曲状態へ移行させる屈曲運動を繰り返し行う。
以下、使用者が本実施の形態に係る筋力トレーニング器具1により、トレーニングを行ったときの効果について説明する。
一般に、下肢の運動が行われるときには、下肢の関節である股関節、膝関節、足関節の複合的な運動が関わっていて、運動が行われる関節同士を繋いでいる筋肉の収縮が起こる。
本実施形態に係る筋力トレーニング器具1による下肢の屈曲運動では、次のように筋肉が作用する。即ち、図7に示す伸展状態では、すねの筋肉群D(前脛骨筋、長指伸筋、腓骨筋など)および太ももの裏側の筋肉群E(大腿二頭筋など)は伸張しているが、図8に示す屈曲状態に移行すると、足関節と膝関節の運動に作用してすねの筋肉群Dが収縮され、膝関節と股関節の運動に作用して太ももの裏側の筋肉群Eが収縮される。また、このとき同時にひざの裏側の筋肉群F(足底筋、半膜様筋など)と、股関節から体幹につながる筋肉群G(大腰筋、腸腰筋など)の筋肉の収縮もなされる。
そして、上述のように使用者の足首が両足からほぼ垂直に固定し、その足首を支点として下肢の屈曲運動を行うと、股関節と膝関節の屈曲運動に加えて足関節の背屈運動(足首が足の甲側へ曲がる運動)がさらに加わるので、特に前剄骨筋が重点的に収縮され、強化される。
以上のように、筋力トレーニング器具1を用いた屈曲運動によれば、すねの筋肉や太ももの裏側の筋肉などを含む体幹・下肢の複合的なトレーニングを効果的に行うことができる。この体幹・下肢のトレーニングを行うと、歩行時等における足の持ち上げやつま先の起立が促進されるので、転倒防止につながるものと考えられる。
また、上述した筋力トレーニング器具1を用いた屈曲運動に加えて、図7に示す矢印dのように、上体を起こす運動を同時に行うことによって、腹筋や背筋を強化することもできる。
一方、本実施の形態にかかる筋力トレーニング器具1では、使用者がシート体10に後向きで着座することもできる。こうすると、自重による負荷が使用者の前向きにかかるようになる。したがって、両足を設置面に置いて、自重による負荷に逆らってひざを伸ばすことにより、下肢の伸展運動を行うことができる。
下肢の伸展運動を行うと、股関節と膝関節の運動に作用して、主として太ももの前面の筋肉(大腿直筋、外側広筋、内側広筋を含む大腿四頭筋)と、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋など)が収縮して、強化されることとなる。
(第2の実施形態)
次に、筋力トレーニング器具の第2の実施形態について説明する。
図12は、本発明の第2の実施形態にかかる筋力トレーニング器具60の全体構成を示す右側面図、図13はその平面図である。以下の説明では、前後方向および左右方向は第1の実施形態と同様としている。また、第1の実施形態における筋力トレーニング器具1と同じ部分の詳細な説明は省略する。
筋力トレーニング器具60は、支持体61と、使用者が着座した状態で支持体61に沿って移動可能なシート体70とを有している。この筋力トレーニング器具60は、支持体61の後述する足掛け部80を有する側の足掛け部側端部(以下「前端部」という)の設置面に対する高さを調節する高さ調節機構90を有している。
支持体61は、シート体70の前後移動を支える支柱部62と、支柱部62の前端部側に設けた、使用者の足首を掛け止め可能な足掛け部80と、その反対側端部(以下「後端部」という)側に設けた後脚部65とを有している。そして、支持体61の前端部は、棒状部材67を介して高さ調節機構90の設置面付近に設けた接続部96bに回動自在に接続されていて、支持体61が、設置面に対して所定の角度(以下「設置角」という)γを形成し得るようになっている。
ここで、支持体61において、後脚部65から足掛け部80側に向かって上り傾斜(前方傾斜)となる場合を設置角γの正方向とし、後脚部65から足掛け部80に向かって下り傾斜(後方傾斜)となる場合を負方向とすると、傾斜角γは、高さ調節機構90によって、水平状態を挟んで約−10°〜+15°の範囲で調整し得るようになっている。ただし、この傾斜角γは、必ずしもこの範囲には限定されない。例えば+15°よりも大きくして、正方向に、より大きく調整可能になっていてもよい。
支柱部62は、図15に示すように、平行に配置された一対の柱状部材から構成されている。これにより、シート体70の前後移動の安定性を確保するようにしている。また、支柱部62の前端部の近くに足掛け部80を支持するベース部材81が装着されている。
さらに、支柱部62は、前後方向中央よりも後端部側において、2本の柱状部材の間に、双方と直交するストッパ部材66が固定されている。このストッパ部材66は、シート体70の後述するスライド支持部73の後側が当接するようになっている。
足掛け部80は、ベース部材81と、柱状部82,83と、つま先固定部84(84R、84L)と、足首支持部86(86R、86L)とを有している。柱状部82は、ベース部材81から交差方向に延びるように形成されていて、その付根部よりも上側に摺動自在な外筒部材85が装着され(図14参照)、その外筒部材85につま先固定部84(84R、84L)が固定されている。
柱状部83は、柱状部82の途中から支持体61に沿って後端部側に延びるように形成されていて、摺動自在に装着される外筒部材87に足首支持部86(86R、86L)が固定されている。
また、図14に示すように、柱状部82は長孔88を有していて、外筒部材85の側面にも長孔が形成されている(図示せず)。柱状部82と外筒部材85は、互いの長孔の上下位置を合わせた上で、固定ボルト89を挿入すると、上下位置を固定することができる。こうして、つま先固定部84は、長孔の範囲内ではあるが、上下方向の無段階調節が可能になっている。
同様の長孔による調節構造は、柱状部83と足首支持部86および外筒部材87とにも設けられていて、足首支持部86の位置を柱状部83に沿って長孔の範囲内ではあるが、前後方向の無段階調節が可能になっている。
後脚部65は、支柱部62の後端部側の付根部から延びていて、下端部にキャスタ付の足部65aを有している。後脚部65は、この足部65aの図示しないキャスタによって移動可能になっている。これは、高さ調節機構90により支持体61の前端部が上下移動をするときに、それに伴い支持体61の後端部側を適度に移動させることによって重心位置の変化に柔軟に対応し得るようにしたものである。また、図示しないが、筋力トレーニング器具60の使用時における安定性確保のため、キャスタをロックする機構が設けられている。
シート体70は座面部71と、回転機構部72と、スライド支持部73とを有し、回転機構部72によって使用者の座面部71に着座する方向が可変に構成されている。座面部71は、使用者が着座可能となるような略平板上の形状を有し、後側に背もたれ74を有している。また、座面部71は、背もたれ74から肘掛け75が延び、シートベルト76が後側に取り付けられている。背もたれ74と肘掛け75は、着座した状態で足掛け部80に足首を掛け止めした使用者の背中や腕を支えるように作用し、また、シートベルト76は、使用者の胴部を座面部71および背もたれ74に固定するように作用する。これにより、トレーニング中における使用者の姿勢を安定させることができる。
回転機構部72は、下部フレーム72aと、上部フレーム72bとを有し、下部フレーム72aが上部フレーム72bの外側に装着された状態で回転自在になっている。この回転機構部72について、図15を用いて説明する。図15は、図12におけるシート体70と支柱部62のみを取り出して示す15−15線断面図であり、説明の都合上、回転機構部72とスライド支持部73のみを断面にしている。また、図15では、シート体70の向きを支柱部62と交差する左右方向に変えた状態で示している。
下部フレーム72aは、上面が開口した略円筒形状を有し、スライド支持部73の上面に固定されている。下部フレーム72aは、内側に内筒部72cを有し、その内筒部72cの内側に上部フレーム72bに固定された後述する回転軸72dが回転自在に納められている。内筒部72cは、上面が開口した略円筒形状を有していて、スライド支持部73の上面に固定されている。
上部フレーム72bは、下部フレーム72aよりも大きく開口した略円筒形状を有し、そのほぼ中央に、下向きに突出する回転軸72dが固定されている。回転軸72dは、内筒部72cの内側において、スラストベアリング72eとラジアルベアリング72fを介して回転自在に軸受されている。
そして、下部フレーム72aは、側面のおける前後左右に一ヶ所ずつ、貫通する位置調整孔(図示しない)が設けられている。さらに、上部フレーム72bの側面にも貫通する位置調整孔(図示しない)が設けられている。その両者の位置調整孔同士の位置合わせを行い、双方にロックピン72gを貫通させることができ、このロックピン72gの貫通箇所を変えることにより、使用者が座面部71に着座する方向が可変となり、座面部71の向きを所定の方向に固定することもできる。
スライド支持部73は、支柱部62の断面よりも大きく、前後方向に貫通する開口を有し、この開口に支柱部62、62が挿通されている。このスライド支持部73の内側において、支柱部62、62が複数の車輪により支持されており、第1の実施形態における筋力トレーニング器具1同様に、使用者の着座した状態のシート体70が支柱部62に沿って前後移動可能になっている。
高さ調節機構90は、図12および図13に示すように、支持台91上に設けたモータ92と、ボールネジ93とを有し、支持台91から垂直に延びる一対の支柱部94およびガイドレール95と、天板97とを有している。なお、説明の都合上、図12ではガイドレール95を省略し、ボールネジ93を囲う保護部材は点線で示している。
ボールネジ93は、支持台91と天板97の間に設置されたネジ軸93aと、ネジ軸93aに鋼球(図示しない)を介して取り付けられたナット93bとを有している。ネジ軸93aは、下端部がモータ92に連結され、モータ92の駆動によって周方向に回転し、ナット93bを上下に移動させるようになっている。
ナット93bは、支持プレート96が固定されている。支持プレート96は、ナット93bに固定される一方、その外側がガイドレール95に摺動自在に装着されている。また、支持プレート96は、支持体61側の端面から下に延びる延長板96aを有し、その延長板96aから張り出す接続部96bに、棒状部材67を介して、上述した支持体61の前端部が接続されている。こうして、ナット93bの上下移動に伴い、支持体61の前端部の高さが上下方向に可変となり、支持体61の傾斜角γを調整し得るようになっている。
支柱部94は、C型チャネル材で側面を覆った断面矩形の柱状部材からなっていて、天板97の隅部を支持し、一方の側面に操作パネル98が固定されている。
操作パネル98は、電源スイッチ、上昇ボタンおよび下降ボタンを有し、高さ調節機構90の動作を制御するための制御ユニットが搭載されている。また、操作パネル98は、図示しないリモートコントロールユニット(以下「リモコン」という)からの信号を入力し、その入力信号によって高さ調節機構90の動作を制御することができ、リモコンを用いた遠隔操作が可能となっている。
(筋力トレーニング器具の使用例)
以上のような構成を有する筋力トレーニング器具60によるトレーニングを行うまでに必要な準備動作は以下のようになる。
まず、使用者は、高さ調整機構90の操作パネル98について、電源投入操作とともに、上昇または下降ボタン操作を手動により、または図示しないリモコンを用いて行い、支持体61の前端部の高さ調整を行う。リモコンによる遠隔操作の場合には、シート体70に着座した状態でも行える。
図12に示すように、支持体61の前端部が後端部よりも低い位置にあるときは、支持体61は後方傾斜(γ=約−10°〜0°)となっている。この状態から高さ調整機構90を作動させてナット93bを上に移動させると、それに伴い支持体61の前端部の高さが無段階で高くなっていく。これにより、支持体61は、傾斜状態を後方傾斜から、水平状態(γ=0°)を挟んで前方傾斜(γ=0°〜約15°)へと移行させることができる。
そして、使用者はシート体70に着座する。シート体70は、回転機構72によって着座方向が可変であるから、座面部71の向きを使用者の方に向けることができる。したがって、使用者はシート体70に着座する際に、支持体61を跨ぐことなく、シート体70に腰をおろすことによって着座することができるので、容易に着座することができる。
着座したら、再びシート体70を回転させて支持体61の前端部側に向けた状態でロックピン72gを用いてシート体70の向きを固定する。
次に、使用者は両足首を足掛け部80に向かって伸ばし、両足の足首を足首支持部86とつま先固定部84の間に通す。筋力トレーニング器具1と異なり、つま先固定部84にはベルトが設けられていないが、つま先固定部84の上下位置と、足首支持部86の前後位置を適宜調整して足首の掛け止めを行う。これらの動作が終了したら、シートベルト76を装着して準備動作が完了する。
筋力トレーニング器具60は、支持体61の傾斜状態を前方傾斜にしたときは、筋力トレーニング器具1と同様の屈曲運動を行うことができ、体幹・下肢の複合的なトレーニングを効果的に行うことができる。その一方で、支持体61を後方傾斜にしたときは、使用者に自重による負荷が前向き(足掛け部80に向かう方)にかかっている。したがって、つま先近辺(足指の付け根付近)をつま先固定部84(のつま先固定パット84R、84L)に、また、かかと近辺を足首支持部86(の足首支持パット86R、86L)にそれぞれ載せるようにすると、足掛け部80を踏み台として、伸展運動によるトレーニングを行うことができる。
また、筋力トレーニング器具60は、支持体61における無段階の高さ調節が可能なので、屈曲運動および伸展運動のいずれにおいても傾斜状態の微調整が行え、使用者の体力や筋力に応じた最適な傾斜設定を行える。
本発明の第1の実施形態に係る筋力トレーニング器具の全体を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る筋力トレーニング器具の全体を示す右側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る筋力トレーニング器具の前面側から見た足掛け部を示す斜視図である。 図3における足掛け部の4−4線断面図である。 図1におけるシート体と支柱部を取り出して示す5−5線断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る筋力トレーニング器具の前方傾斜角が最大の状態を示す右側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る筋力トレーニング器具において、使用者の下肢が伸展状態にあるときの使用状態を示す右側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る筋力トレーニング器具において、使用者の下肢が屈曲状態にあるときの使用状態を示す右側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る筋力トレーニング器具の折りたたみ状態を示す図である。 別のシート体を示す斜視図である。 別の支柱部と前脚部を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る筋力トレーニング器具の全体を、一部を省略して示す右側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る筋力トレーニング器具の全体を示す平面図である。 発明の第2の実施形態に係る筋力トレーニング器具の前面側から見たつま先固定部を示す斜視図である。 図12におけるシート体70と支柱部62のみを取り出し、シート体70の向きを変え、一部を断面にして示す15−15線断面図である。 従来の下肢のトレーニング装置を示す側面図である。
符号の説明
1,60…筋力トレーニング器具、2,61…支持体
3,28,62…支柱部、4…柱状部
10,70…シート体、16,74…背もたれ
20,27…前脚部、30,65…後脚部
40,80…足掛け部、41,86…足首支持部
42,84…つま先固定部、α…開放角
90…高さ調節機構

Claims (7)

  1. 一端部と他端部に脚部を有する支持体と、使用者が着座した状態で前記支持体に沿って移動可能なシート体とを有する筋力トレーニング器具であって、
    前記支持体は、前記一端部に足首を掛け止め可能な足掛け部を有し、かつ前記一端部側の高さが前記他端部側の高さ以上に設定されていることを特徴とする筋力トレーニング器具。
  2. 前記各脚部は、それぞれ長手方向に沿って長さが可変に構成されていることを特徴とする請求項1記載の筋力トレーニング器具。
  3. 前記足掛け部は、前記支持体から外側に張り出す足首支持部と、前記足首支持部よりも上に伸びる支柱から、前記足首支持部に対応して張り出すつま先固定部とを有していることを特徴とする請求項1または2記載の筋力トレーニング器具。
  4. 前記支持体は、前記シート体の移動を支える支柱部を有し、前記一端部側の脚部の長手方向と、前記支柱部の長手方向とが成す開放角が可変に構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の筋力トレーニング器具。
  5. 足首を掛け止め可能な足掛け部を有する支持体と、使用者が着座した状態で前記支持体に沿って移動可能なシート体とを有する筋力トレーニング器具であって、
    前記支持体の前記足掛け部側端部の設置面に対する高さを、前記足掛け部側端部の反対側端部よりも低い位置から高い位置まで調節可能な高さ調節機構を設けたことを特徴とする筋力トレーニング器具。
  6. 前記シート体が、前記使用者の着座する着座方向を可変に構成されていることを特徴とする請求項5記載の筋力トレーニング器具。
  7. 前記シート体は、前記反対側端部の側に背もたれが設けられていることを特徴とする請求項5または6記載の筋力トレーニング器具。
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