JPS6139899Y2 - - Google Patents

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JPS6139899Y2
JPS6139899Y2 JP6674481U JP6674481U JPS6139899Y2 JP S6139899 Y2 JPS6139899 Y2 JP S6139899Y2 JP 6674481 U JP6674481 U JP 6674481U JP 6674481 U JP6674481 U JP 6674481U JP S6139899 Y2 JPS6139899 Y2 JP S6139899Y2
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JP
Japan
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valve
guide hole
valve body
valve box
edge
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JP6674481U
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JPS57179655U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、高圧流体を制御する場合に使用す
るグローブバルブのうち、流体の流れの方向と弁
を操作する弁棒およびハンドルの方向が90度以下
の鋭角をもつ、いわゆるアングルグローブバルブ
に関する。
アングル形のグローブバルブは従来からも多方
面に使用されている。しかし、従来形のアングル
グローブバルブでは、弁箱とフタの結合に厚いフ
ランジとこのフランジ部を結接する強力なボルト
を有しているため、高圧流体の流れと鋭角を有し
て傾斜して弁棒およびハンドルを装着しようとす
ると、必然的に弁箱高さが高くなり、弁箱自体が
大きくなりすぎる欠点を有していた。また、弁の
使用中にパツキンを交換するため、パツキン卦嵌
孔下部に設ける逆座は、使用流体の圧力が高いた
め、弁箱への取付固定が複雑な構造になつたり、
逆座面の形成が複雑となり、該逆座を設ける弁箱
部の長さが長くなり、結局弁箱高さが高くなる問
題点を併有している。この考案は、上述の問題点
を解決した、弁箱フランジ部がフタを有しないボ
ンネツトレスに形成すると共に、逆座を弁箱に螺
子固定するように形成し、当該螺子を左ネジに形
成して、ハンドルを解放すればするほど、タイト
に螺着するように形成し、弁高さを低くなし得る
ようにすると同時に、傾斜角の選択範囲広くし
た、ボンネツトレスアングルグローブバルブを提
供することを目的とするものである。
この考案を図示の一実施例に基づいて詳細に説
明する。
第1図は一部を断面とした、本願考案に係るボ
ンネツトレスアングルグローブバルブの正面図で
ある。図中1は弁箱である。弁箱1は、単体重量
を出来るだけ軽減し同時に、型打形成を容易にす
るため、断面形状を円形形状に形成すると共に、
外形形状をY字形形状に、鋼製材を一体に型打鍜
造して形成する。2は弁箱1を形成する水平弁箱
部であり、3は、水平弁箱部2の軸線と鋭角をな
す方向に傾斜して形成した傾斜弁箱部である。水
平弁箱部2は流体導孔を内含する部分で、横軸線
上に開口する入口導孔21と出口導孔22を設け
て形成する。この入口導孔21と出口導孔22
は、弁箱1の傾斜弁箱部3の軸線上に開口する傾
斜導孔31により連通するように形成する。傾斜
弁箱部3は後述する弁体4およびパツキン6を内
含する部分で、傾斜導孔31と同心にやや径の大
きい弁体案内孔32を設けて形成する。該弁体案
内孔32は弁体4の外周面と滑嵌するように形成
すると共に、傾斜導孔31との連接縁に弁座面3
3を形成し、さらに、弁体案内孔32の、弁座面
33を形成する傾斜導孔31との連接面近部の周
面に出口導孔22を開口させるように出口導孔開
口38を形成する。さらに傾斜弁箱部3の上端面
に開口し、傾斜導孔31と同心にパツキン卦嵌孔
34を形成し、その下端縁に連接して該パツキン
卦嵌孔34よりやや径を小さく、かつ弁体案内孔
32よりやや径を大きく形成し内周壁に左ネジ螺
子部を形成した逆座取付部35を設ける。また逆
座取付部35と弁体案内孔32の連接周縁は細巾
に面取りした卦塞縁36に形成する。
一方傾斜弁箱部3の上端部外周壁に、後述する
ヨーク7と螺子嵌係止する弁箱螺子部37を設け
て形成する。
弁体4は、第2図に示すように、弁体案内孔3
2と滑合する外周壁部41と、この外周壁部41
の下端面縁に、やや径細く形成した截頭円錐体状
の卦塞部42を形成し、この卦塞部42の周壁の
一部を弁座面33に当接させるように形成する。
弁体4の上端部は、弁棒8の端頭部81と係合
し、外周壁部41に開口する弁棒係止部43と端
頭部81の係止部82と遊嵌する遊嵌溝部44を
設けて形成する。5は逆座である。逆座5は、リ
ング状に形成した外周壁に左ネジを形成し、該外
周壁先端縁を先細り状に面取りして形成した面取
り部51を設け、同時に円周壁先端縁を細巾に面
取りして形成した逆座面52を形成し、傾斜弁箱
部3に形成した逆座取付部35に螺子嵌合させ、
面取り部51を卦塞縁36に当接させて固定する
ように形成する。またリング状の内周壁面は弁棒
8をわずかに遊嵌するように形成する。6はパツ
キンである。
7はヨークである。ヨーク7は環状部71と、
該環状部71の対向する外周壁部に一端部を固定
され他端部をボス部73の対向する外周壁部に固
定した二本の支柱部72とで形成され、環状部7
1の内周面に形成した螺子部74を傾斜弁箱部3
の弁箱螺子部37に螺子嵌合させて固定するよう
に形成する。この場合第1図に示すように、環状
部71の軸方向長さ、つまり螺子部74の長さ
を、弁箱螺子部37の長さと同一に形成し、環状
部71の下端縁が弁箱螺子部37の下端縁と当接
してタイトに螺子結合するように形成し、同時に
この状態で環状部71の上端縁が傾斜弁箱部3の
パツキン卦嵌孔34の開口縁と一致するように形
成する。また必要があれば当接縁の一部を点溶接
して固定する。また、環状部71の対向する外側
面に突出した腕部75に係止した二本のグランド
ボルト76と、該グランドボルト76と係合し、
グランドナツト77で調整されるグランドフラン
ジ9を設け、該グランドフランジ9で押圧される
グランド91を弁箱1のパツキン卦嵌孔34に遊
嵌させ、パツキン6に適当な気密圧を誘起させ、
高圧流体の漏洩を卦止するように形成する。
8は弁棒である。弁棒8は端頭部81を弁体4
とルーズに係合させると共に、弁体4の遊嵌溝部
44と遊嵌する係止部82に連接して、径をやや
大きくして鍔状に形成した上肩部85を設け、該
上肩部85の上部周縁を面取して形成した弁棒逆
座86を設けて形成し、端頭部81と対向する端
部に螺設した弁棒螺子部83をヨーク7のボス部
73に螺着固定したスリーブ78と螺合させ、弁
棒螺子部83の端縁部に固定したハンドル84を
操作し、弁体4を弁体案内孔32内で摺動し、弁
体4の卦嵌部42を弁座部33に当接させて、高
圧流体の制御又は卦塞を行うように形成する。ま
た弁体4を上方に引上げ、弁棒逆座86を逆座5
の逆座面52を当接させて、使用中における、高
圧流体のパツキン卦塞孔34への侵入を遮断し、
パツキン6を交換し得るように形成する。
この考案は、上述の実施例に基づいて実用新案
登録請求の範囲のように構成したので、ヨークは
傾斜弁箱上端縁部に螺着固定されるのみであり、
傾斜弁箱の傾斜角を必要な範囲で容易に選択する
ことができ、かつ傾斜弁箱の高さを低くすること
が可能で重量を顕しく軽減することができる。ま
た逆座は左ネジを設けて形成してあるので、弁体
を全開させるように、ハンドルを回転させるほ
ど、逆座は弁箱とタイトに密着し、同時に、弁座
は下方に弁棒は上方に移動しようとするため、逆
座面の封塞面圧を高くすることができ、使用中の
パツキン交換が完全に行われると共に、逆座のネ
ジの長さも短く形成することが可能となる。従つ
て、傾斜弁箱部の長さも短くすることが可能とな
り実用的なボンネツトレスアングルグローブバル
ブの提供が可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を断面とした本願考案に係るボン
ネツトレスアングルグローブバルブの一部を断面
とした正面図、第2図は弁体の正面図、第3図は
弁体の一部を点線で示した平面図である。 符号の説明、1……弁箱、2……水平弁箱部、
3……傾斜弁箱部、21……入口導孔、22……
出口導孔、31……傾斜導孔、32……弁体案内
孔、33……弁座面、34……パツキン卦嵌孔、
35……逆座取付部、36……卦塞縁、37……
弁箱螺子部、38……出口導孔開口部、4……弁
体、41……外周壁部、42……卦塞部、43…
…弁棒係止部、44……遊嵌溝部、5……逆座、
6……パツキン、7……ヨーク、71……環状
部、72……支柱部、73……ボス部、74……
螺子部、75……腕部、76……グランドボル
ト、77……グランドナツト、8……弁棒、81
……端頭部、82……係止部、83……弁棒螺子
部、84……ハンドル、9……グランドフラン
ジ、91……グランド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外ネジ式グローブバルブにおいて、長く形成し
    た、円形断面形状を有する水平弁箱部2と、該水
    平弁箱部2の端間に、水平弁箱部2の軸線と鋭角
    なす方向に傾斜して長く形成した、円形断面形状
    を有する傾斜弁箱部3をY形状に一体に設け、水
    平弁箱部2の軸線方向に、入口導孔21と出口導
    孔22を形成し、入口導孔21に開口する傾斜導
    孔31を傾斜弁箱部3の軸線上に設けると共に、
    該傾斜導孔31と同心にかつ連接して、やや径を
    大きく形成した弁体案内孔32を設けて形成し、
    前記傾斜導孔31との連接面に截頭円錐側面状の
    弁座面33を形成し、該弁座面33の他方側を、
    出口導孔22に連設する出口導孔開口部38を弁
    体案内孔32の周壁に閉口して連接し、前記弁体
    案内孔32の上端縁から同心に、やや径を大きく
    形成し、内周壁に左ネジを設けて形成した逆座取
    付部35と、該逆座取付部35と弁体案内孔32
    の連接周縁に、細巾に面取りして形成した卦塞縁
    36と、逆座取付部35の上端縁に連接して、同
    心に、かつ、やや径を大きく形成したパツキン卦
    嵌孔34を、傾斜弁箱部3の上端面に開口する迄
    形成すると共に、傾斜弁箱部3の外周面に上端縁
    から弁箱螺子部37を形成した弁箱1と、内側面
    に螺子部74を形成した、環状部71を設け、該
    環状部71の螺子部74を、傾斜弁箱部3の弁箱
    螺子部37に螺着するように形成すると共に、螺
    子部74の長さを、弁箱螺子部37の長さと同一
    に形成し、螺子部74の下端縁が弁箱螺子部37
    の下端縁に当接して固定するように形成したヨー
    ク7と、前記傾斜弁箱部3の逆座取付部35に螺
    着する、リング状に形成した外周面に左ネジ部を
    形成すると共に、外周先端縁を截頭円錐側面状に
    形成した面取り部51に形成し、弁棒8を挿嵌す
    るリング内周面の先端縁に、細巾に形成した逆座
    面52を設け、外周先端縁の面取り部51を逆座
    取付部35の卦塞縁36に当接させて固定すると
    共に、弁棒8の係止部82を形成する上肩部85
    の上部周縁に細巾に形成した弁棒逆座86を逆座
    面52に当接させ弁全開時にパツキン卦嵌孔34
    への流体洩れを防止するように形成した逆座5と
    を設けて成ることを特徴とするボンネツトレスア
    ングルグローブバルブ。
JP6674481U 1981-05-11 1981-05-11 Expired JPS6139899Y2 (ja)

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JP6674481U JPS6139899Y2 (ja) 1981-05-11 1981-05-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6674481U JPS6139899Y2 (ja) 1981-05-11 1981-05-11

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JPS57179655U JPS57179655U (ja) 1982-11-13
JPS6139899Y2 true JPS6139899Y2 (ja) 1986-11-14

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JP6674481U Expired JPS6139899Y2 (ja) 1981-05-11 1981-05-11

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