JPS6145412Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6145412Y2 JPS6145412Y2 JP520483U JP520483U JPS6145412Y2 JP S6145412 Y2 JPS6145412 Y2 JP S6145412Y2 JP 520483 U JP520483 U JP 520483U JP 520483 U JP520483 U JP 520483U JP S6145412 Y2 JPS6145412 Y2 JP S6145412Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- seat
- valve seat
- slope
- conical
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 6
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 3
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 3
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- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001208 Crucible steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Lift Valve (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は管体間に介装される弁等に用いられて
いる弁座に関するものである。
いる弁座に関するものである。
一般に弁は流体の種類、使用圧力、温度、およ
び使用上の要求に適用したものが選択される。玉
形弁、アングル弁は抵抗が大きいので、流量の調
節やより完全な閉止を必要とする場合に用いら
れ、比較的安価であることなどから広く使用され
ている。この玉形弁、アングル弁は流体の入出口
をする弁本体の隔壁に設けられた弁座に対して弁
を昇降自在に配設したものである。前記弁として
は円すい弁、あるいは商品名テフロン(登録商
標)から構成されたシートが取付けられたフラツ
ト弁等用いられ、前記弁座はこれら弁を正確に着
座させる形状に形成されている。
び使用上の要求に適用したものが選択される。玉
形弁、アングル弁は抵抗が大きいので、流量の調
節やより完全な閉止を必要とする場合に用いら
れ、比較的安価であることなどから広く使用され
ている。この玉形弁、アングル弁は流体の入出口
をする弁本体の隔壁に設けられた弁座に対して弁
を昇降自在に配設したものである。前記弁として
は円すい弁、あるいは商品名テフロン(登録商
標)から構成されたシートが取付けられたフラツ
ト弁等用いられ、前記弁座はこれら弁を正確に着
座させる形状に形成されている。
しかるに従来のこの種これら弁等に用いられて
いる弁座においては、二種類の弁に対応すること
ができないため、円すい弁を着座させるものとフ
ラツト弁を着座させるもの二種類を用意しなけれ
ばならないという不具合があつた。
いる弁座においては、二種類の弁に対応すること
ができないため、円すい弁を着座させるものとフ
ラツト弁を着座させるもの二種類を用意しなけれ
ばならないという不具合があつた。
本考案はこのような事情に鑑みなされたもの
で、リング状の弁座の開口端内周縁に斜面を設け
ると共に、この斜面と連続して突出する突出部を
前記開口端面に設けるというきわめて簡単な構成
により、二種類の弁に共用することができる弁座
を提供するものである。以下、その構成等を図に
示す実施例により詳細に説明する。
で、リング状の弁座の開口端内周縁に斜面を設け
ると共に、この斜面と連続して突出する突出部を
前記開口端面に設けるというきわめて簡単な構成
により、二種類の弁に共用することができる弁座
を提供するものである。以下、その構成等を図に
示す実施例により詳細に説明する。
第1図は円すい弁の弁座として用いられた本考
案に係る弁座を示す一部断面図、第2図は同じく
フラツト弁に適用された弁座を示す一部断面図
で、これらの図において符号1で示すものは弁座
を示す。この弁座1は上下方向に開口された断面
円形状の流体通路2を有するリング状に形成さ
れ、外周面に刻設されたねじ溝3により図示しな
い弁本体の隔壁に螺着されている。
案に係る弁座を示す一部断面図、第2図は同じく
フラツト弁に適用された弁座を示す一部断面図
で、これらの図において符号1で示すものは弁座
を示す。この弁座1は上下方向に開口された断面
円形状の流体通路2を有するリング状に形成さ
れ、外周面に刻設されたねじ溝3により図示しな
い弁本体の隔壁に螺着されている。
4はこの弁座1に着座する円すい弁で、この円
すい弁4および弁座1は使用する温度や圧力に応
じて鋳鉄や鋳鋼などの金属材から形成されてい
る。円すい弁4の先端部には流体通路2内に嵌入
し、この円すい弁4を弁座1と同軸状になるよう
に規制するガイド部4aが形成され、このガイド
部4aの基端縁に軸線に対して傾斜し頭を切つた
円すいの斜面で形成された弁面5が設けられてい
る。またこの円すい弁4は弁軸6に支承されるこ
とにより、弁座1に対して進退自在に配設されて
いる。
すい弁4および弁座1は使用する温度や圧力に応
じて鋳鉄や鋳鋼などの金属材から形成されてい
る。円すい弁4の先端部には流体通路2内に嵌入
し、この円すい弁4を弁座1と同軸状になるよう
に規制するガイド部4aが形成され、このガイド
部4aの基端縁に軸線に対して傾斜し頭を切つた
円すいの斜面で形成された弁面5が設けられてい
る。またこの円すい弁4は弁軸6に支承されるこ
とにより、弁座1に対して進退自在に配設されて
いる。
前記弁座1の開口端内周縁には前記弁面5の傾
斜角と等しいか略々等しい角度で軸線に対して傾
斜する斜面7が設けられている。すなわち、この
斜面7は円すい弁4が下降すると弁面5と密着す
るシート面を形成している。8はこの斜面7と連
続して前記開口端面9上に一体に突設された突出
部で、この突出部8は軸線方向上方に突出する断
面略々半円形状に形成され、フラツト弁10の例
えば商品名テフロンから環状に形成されたシート
11に対向している。このシート11は弁面12
を有し、ボルト13により着脱自在に固定される
ガイド部10aと径方向に突出したフランジ部1
0bとの間に介装されている。すなわち、前記突
出部8の頂面8aはフラツト弁10が下降すると
弁面12と密着するシート面を形成している。な
お、この突出部8は、円すい弁4の弁面5と当接
することがないように設定されている。
斜角と等しいか略々等しい角度で軸線に対して傾
斜する斜面7が設けられている。すなわち、この
斜面7は円すい弁4が下降すると弁面5と密着す
るシート面を形成している。8はこの斜面7と連
続して前記開口端面9上に一体に突設された突出
部で、この突出部8は軸線方向上方に突出する断
面略々半円形状に形成され、フラツト弁10の例
えば商品名テフロンから環状に形成されたシート
11に対向している。このシート11は弁面12
を有し、ボルト13により着脱自在に固定される
ガイド部10aと径方向に突出したフランジ部1
0bとの間に介装されている。すなわち、前記突
出部8の頂面8aはフラツト弁10が下降すると
弁面12と密着するシート面を形成している。な
お、この突出部8は、円すい弁4の弁面5と当接
することがないように設定されている。
このように構成された弁座1において、円すい
弁4およびフラツト弁10それぞれのガイド部4
a,10aが流体通路2内に嵌入するので、流体
通路2の孔面によりこれら円すい弁4、フラツト
弁10を弁座1と同軸状に規制することができ
る。そして弁面5と同様に軸線に対して傾斜して
いる斜面7が弁座1の開口端内周縁に設けられて
いるので、この斜面7と弁面5とは密着すること
ができる。換言すれば弁座1は円すい弁4を着座
させることができる。また前記斜面7と連続して
開口端面に突設された突出部8は、フラツト弁1
0のガイド部10aとフランジ部10bとの間に
介装されたシート11に対向しているので、この
シート11の弁面12と突出部8の頂面8aとは
密着することができる。換言すれば弁座1はフラ
ツト弁10を着座させることができる。また前記
密着は従来のフラツト弁用弁座のように平面と平
面との密着とは異なり、フラツト弁10の押圧力
を増減することにより当り幅を従来に比べて小さ
くすることができる。しかも突出部8は断面略々
半円形状で頂面8aは従来の弁座のシート面のよ
うに水平でないから、異物を滑落させることもで
きる。したがつて、従来に比べて異物のかみ込み
を防止することができる。
弁4およびフラツト弁10それぞれのガイド部4
a,10aが流体通路2内に嵌入するので、流体
通路2の孔面によりこれら円すい弁4、フラツト
弁10を弁座1と同軸状に規制することができ
る。そして弁面5と同様に軸線に対して傾斜して
いる斜面7が弁座1の開口端内周縁に設けられて
いるので、この斜面7と弁面5とは密着すること
ができる。換言すれば弁座1は円すい弁4を着座
させることができる。また前記斜面7と連続して
開口端面に突設された突出部8は、フラツト弁1
0のガイド部10aとフランジ部10bとの間に
介装されたシート11に対向しているので、この
シート11の弁面12と突出部8の頂面8aとは
密着することができる。換言すれば弁座1はフラ
ツト弁10を着座させることができる。また前記
密着は従来のフラツト弁用弁座のように平面と平
面との密着とは異なり、フラツト弁10の押圧力
を増減することにより当り幅を従来に比べて小さ
くすることができる。しかも突出部8は断面略々
半円形状で頂面8aは従来の弁座のシート面のよ
うに水平でないから、異物を滑落させることもで
きる。したがつて、従来に比べて異物のかみ込み
を防止することができる。
なお上記実施例においては、シート11として
テフロンから形成されたものについて説明した
が、本考案による弁座1によれば、このほかの合
成樹脂材やゴムなどから形成されたものであつて
もよいのはいうまでもない。
テフロンから形成されたものについて説明した
が、本考案による弁座1によれば、このほかの合
成樹脂材やゴムなどから形成されたものであつて
もよいのはいうまでもない。
以上説明したように本考案によれば開口端内周
縁に斜面を設けたからこの斜面により円すい弁を
着座させることができる。また前記斜面に連続す
る突出部を開口端面に設けたからこの突出部の頂
面によりフラツト弁を着座させることができる。
縁に斜面を設けたからこの斜面により円すい弁を
着座させることができる。また前記斜面に連続す
る突出部を開口端面に設けたからこの突出部の頂
面によりフラツト弁を着座させることができる。
したがつて、円すい弁およびフラツト弁の弁座
として共用することができるという効果がある。
このため弁座の種類を削減することができるか
ら、在庫管理や生産管理が従来に比べて容易に行
えるという効果もある。
として共用することができるという効果がある。
このため弁座の種類を削減することができるか
ら、在庫管理や生産管理が従来に比べて容易に行
えるという効果もある。
第1図は円すい弁の弁座として用いられた本考
案に係る弁座を示す一部断面図、第2図は同じく
フラツト弁に適用された弁座を示す一部断面図で
ある。 1……弁座、4……円すい弁、7……斜面、8
……突出部、9……開口端面、10……フラツト
弁。
案に係る弁座を示す一部断面図、第2図は同じく
フラツト弁に適用された弁座を示す一部断面図で
ある。 1……弁座、4……円すい弁、7……斜面、8
……突出部、9……開口端面、10……フラツト
弁。
Claims (1)
- リング状の弁座の開口端内周縁に斜面を設ける
と共に、この斜面と連続して軸線方向に突出する
断面略々半円形状の突出部を前記開口端面に一体
に設けたことを特徴とする弁座。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP520483U JPS59110474U (ja) | 1983-01-18 | 1983-01-18 | 弁座 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP520483U JPS59110474U (ja) | 1983-01-18 | 1983-01-18 | 弁座 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59110474U JPS59110474U (ja) | 1984-07-25 |
JPS6145412Y2 true JPS6145412Y2 (ja) | 1986-12-20 |
Family
ID=30136800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP520483U Granted JPS59110474U (ja) | 1983-01-18 | 1983-01-18 | 弁座 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59110474U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012516416A (ja) * | 2009-02-01 | 2012-07-19 | ブルブルカンパニーリミテッド | トーチ用ガス調節バルブ |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3486066B2 (ja) * | 1997-01-14 | 2004-01-13 | リンナイ株式会社 | 流量調節弁 |
JP5973247B2 (ja) * | 2012-06-15 | 2016-08-23 | 株式会社キッツエスシーティー | 高圧用逆止め弁とこれを用いた水素ステーション |
WO2024116502A1 (ja) * | 2022-11-30 | 2024-06-06 | 株式会社フジキン | バルブ |
-
1983
- 1983-01-18 JP JP520483U patent/JPS59110474U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012516416A (ja) * | 2009-02-01 | 2012-07-19 | ブルブルカンパニーリミテッド | トーチ用ガス調節バルブ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59110474U (ja) | 1984-07-25 |
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