JPH0738824Y2 - ガスメータへの配管構造 - Google Patents

ガスメータへの配管構造

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JPH0738824Y2
JPH0738824Y2 JP4428290U JP4428290U JPH0738824Y2 JP H0738824 Y2 JPH0738824 Y2 JP H0738824Y2 JP 4428290 U JP4428290 U JP 4428290U JP 4428290 U JP4428290 U JP 4428290U JP H0738824 Y2 JPH0738824 Y2 JP H0738824Y2
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gas meter
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雅雄 仁科
弘一 安田
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Toho Gas Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [利用分野及び考案の概要] 本考案はガスメータへの配管構造に関するもので、ガス
配管の入口管と出口管の配管ピッチを一定に規制する位
置決め板を着脱自在とするとともに、この位置決め板に
よってガスメータの上流側近傍に配設されるメータコッ
クを開閉操作できるようにして、メータコックの簡素化
を企画するとともにガスメータ設置時の作業性を損なわ
ないようにするものである。
[従来技術及びその課題] ガスメータには入口接続部と出口接続部とがあり、通常
はこれら接続部がメータ本体から平行に突出する構成と
なっており、前記接続部に上流側の配管及び下流側の配
管を接続している。
この配管構造は具体的には、第6図に示すような構成と
なり、上流側の配管(21)と、ガスメータ(1)の入口
側の接続部(11)とを接続し、下流側の配管(22)と出
口側の接続部(12)とを配管用の継手部材を用いて接続
する構成としている。又、配管(21)には屋内配管への
元栓となるメータコック(4)が挿入される。
前記ガスメータ(1)の接続部(11)(12)の間隔は一
定に設定されているが、地中や家屋壁面から配管突出せ
しめられる配管(21)(22)の間隔は一定しないことか
ら、この間隔を一定にするために、第7図に示すような
位置決め板(3)の透孔(30)(30)に配管(21)(2
2)の端末部を貫通させて装着し、板ナット(N)で固
定することによって前記配管相互の間隔を接続部(11)
(12)の間隔に一致させている。
この従来のものでは、配管(21)(22)との間隔が位置
決め板(3)によって接続部(11)(12)との間隔に一
致させられるから、両者を接続した状態において、ガス
メータ(1)側に無理な応力が作用せず、配管接続部や
ガスメータ(1)が残留応力によって損傷する不都合が
解消される。
さらに、配管(21)に挿入されるメータコック(4)
は、特殊な構造のコックとなっており、操作ハンドル
(H)を具備させているものの、このハンドルにはロッ
ク装置が装備させてあり、特殊な操作をしない限り開閉
操作できないように構成されている。従って、このメー
タコック(4)が不用意に開閉される不都合も解消され
る。
ところが、この従来のものでは、屋内配管への回路を不
用意に開閉される不都合を解消するためには、メータコ
ック(4)を特殊な構成とする必要があり、その分、ガ
スメータ(1)への配管コストが高くつく。
本考案は、このような、『ガスメータ(1)の接続部
(11)にメータコック(4)を挿入した配管(21)を接
続するとともに、他方の接続部(12)に配管(22)を接
続するようにし、配管(21)(22)の間隔を接続部(1
1)(12)との間隔に合せるために配管(21)(22)の
端末部にこれらの間隔を一定に規制する位置決め板
(3)を介装させたメータへの配管構造』において、ガ
スメータ(1)の近傍の配管構造の簡素化を図ることを
その課題とする。
[技術的手段] 上記課題を解決するために講じた本考案の技術的手段は
『メータコック(4)の操作軸(41)を露出させ、位置
決め板(3)を配管(21)(22)から取外し可能とし、
この位置決め板(3)に前記操作軸(41)の端部に相対
回動阻止状態に係合する係合部(31)を設けた』ことで
ある。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用する。
ガスメータ(1)への配管(21)及び配管(22)の配管
の際には、位置決め板(3)を用いて前記配管の間隔を
一定に規制できるから、この状態でガスメータ(1)の
接続部(11)及び接続部(12)と接続することにより、
配管の接続が適正なものとなり、従来のものと同様にし
て配管作業が行える。
緊急時にメータコック(4)を閉止するには、配管(2
1)(22)との間に装着されている位置決め板(3)を
取外し、この位置決め板(3)の係合部(31)を露出状
態にある操作軸(41)に係合させて回動させると、メー
タコック(4)が閉止できる。通常時には、この位置決
め板(3)がメータコック(4)の操作ハンドルとして
機能することが解りにくいから、いたずら等によって不
用意にメータコック(4)が開閉操作される不都合が生
じない。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
メータコック(4)にハンドルを装備させる必要がな
く、位置決め板(3)が操作ハンドルとして機能するか
ら、ガスメータ(1)への配管構造全体が簡素化され、
安価なものとなる。
メータコック(4)の操作の際には位置決め板(3)が
配管(21)(22)から取外されるが、これ以外のときに
は前記両配管相互の間隔を保持するように装着されるか
ら、従来の位置決め板(3)と同様に機能することとな
る。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図から第5図に基いて説明
する。
この実施例のものでは、ガスメータ(1)の接続には既
述の従来例と同様の手順でその作業が行われる。
第1図及び第2図に示すように、配管継手部材を用いて
配管(21)にメータコック(4)を挿入するとともにメ
ータコック(4)と接続部(11)とを接続し、他方の配
管(22)とガスメータ(1)の接続部(12)とを接続す
る。
このとき、予め配管(21)(22)との間隔を第1図に示
すように所定の間隔に設定しておく。そして、この配管
(21)及び配管(22)の下流側の端部に位置する継手
(J)(J)に第3図〜第5図に示す形態の位置決め板
(3)を装着して配管(21)及び配管(22)と前記継手
(J)(J)とを袋ナット(F)によって接続する。
前記位置決め板(3)は、十分な強度のある合成樹脂に
よって成形されており、この位置決め板(3)にはその
両端部に一方に開放する円弧状の保持枠(32)があり、
これら保持枠(32)(32)相互を繋ぐ連結片(33)に鋼
板製の係合板(34)がインサートされている。
この係合板(34)には、第3図に示すように、一対の平
行辺(35)(35)と、これらを繋ぐ山形辺とからなる形
状の切欠部が形成されており、これが既述の係合部(3
1)として機能する。
この係合部(31)の平行辺(35)(35)の間隔は、配管
(21)に挿入されたメータコック(4)の操作軸(41)
の断面形状と適合する。この実施例の操作軸(41)は第
1図及び第2図に示すように断面正方形の軸体としてあ
り、この操作軸(41)の対向平面の間隔が前記平行辺
(35)(35)相互の間隔に一致させてある。
この実施例では、保持枠(32)(32)を配管(21)(2
2)に外嵌する態様で装着すると、これらの間隔が一定
に設定される。なお、ここで、前記間隔は接続部(11)
(12)との間隔に一致させてあることは言うまでもな
い。
前記保持枠(32)は一方に開放する形状となっているか
ら、保持枠(32)の開放方向に対して逆の方向に位置決
め板(3)を移動させると配管(21)(22)から取外せ
ることとなる。
位置決め板(3)を取外してメータコック(4)を操作
するには、正方形断面の操作軸(41)の対向面に平行辺
(35)(35)を沿わせるように係合部(31)としての切
欠部を外嵌させる。これにより係合部(31)と操作軸
(41)とは相対回動阻止状態に係合する。この係合状態
で位置決め板(3)を回動させると、この位置決め板
(3)はハンドルとして機能し、メータコック(4)を
開閉操作できる。
尚、前記メータコック(4)としては、開弁操作には特
殊な操作を要するが閉弁操作にはかかる操作を不要とな
る構成にすると、一層安全性が向上する。開弁のための
特殊な操作は、専門業者等によって行うこととなって
も、緊急時には単純操作(回動操作のみ)によってメー
タコック(4)を閉弁させることができるからであり、
緊急時には速やかに対応でき、閉弁された後では不用意
には開弁させられないこととなるからである。
又、上記実施例の位置決め板(3)では、全体を十分な
強度のある弾性合成樹脂によって構成されており、係合
部(31)に相当する部分を十分な強度のある金属で構成
しているから、位置決め板(3)によってメータコック
(4)を繰り返し操作しても、係合部(31)の部分が損
傷する心配がない。
さらに、この実施例では、保持枠(32)の開放端部の一
方に内側に突出する「く」字状の弾性舌片(36)を設け
てある。そして、この弾性舌片(36)が自由状態にある
ときの弾性舌片(36)の頂部と、保持枠(32)の内周面
との間隔を配管(21)及び配管(22)の継手(J)の直
径よりも僅かに小さく設定してある。従って、位置決め
板(3)を配管(21)及び配管(22)に装着した状態で
は、位置決め板(3)がこれらから不用意に抜けること
がない。
なお、この弾性舌片(36)の配設位置は保持枠(32)の
円弧状の内周壁の直径線上の位置よりも外側にあるか
ら、保持枠(32)の内周形を継手(J)の直径に適合さ
せてある限り、継手(J)(J)が保持枠(32)(32)
内でガタツク心配がなく、配管(21)(22)の間隔は一
定に規制される。つまり、ガスメータ(1)側に無理な
応力が掛る心配がない。
上記実施例のものでは、切欠部を操作軸(41)に外嵌す
る態様で位置決め板(3)をメータコック(4)に係合
させたが、位置決め板(3)の回動トルクが伝達される
態様であるかぎり他の係合態様も採用できることは言う
までもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の正面図,第2図はその側面
図,第3図〜第5図は位置決め板(3)の説明図,第6
図及び第7図は従来例の説明図であり、図中, (1)……ガスメータ (11)(12)……接続部 (4)……メータコック (21)(22)……配管 (3)……位置決め板 (41)……操作軸 (31)……係合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスメータ(1)の接続部(11)にメータ
    コック(4)を挿入した配管(21)を接続するととも
    に、他方の接続部(12)に配管(22)を接続するように
    し、配管(21)(22)の間隔を接続部(11)(12)との
    間隔に合せるために配管(21)(22)の端末部にこれら
    の間隔を一定に規制する位置決め板(3)を介装させた
    メータへの配管構造において、メータコック(4)の操
    作軸(41)を露出させ、位置決め板(3)を配管(21)
    (22)から取外し可能とし、この位置決め板(3)に前
    記操作軸(41)の端部に相対回動阻止状態に係合する係
    合部(31)を設けたガスメータへの配管構造。
JP4428290U 1990-04-25 1990-04-25 ガスメータへの配管構造 Expired - Lifetime JPH0738824Y2 (ja)

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JP2002286524A (ja) * 2001-03-26 2002-10-03 Hitachi Metals Ltd ガスメータ接続用継手

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