JPH0542624Y2 - - Google Patents

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JPH0542624Y2
JPH0542624Y2 JP1988151593U JP15159388U JPH0542624Y2 JP H0542624 Y2 JPH0542624 Y2 JP H0542624Y2 JP 1988151593 U JP1988151593 U JP 1988151593U JP 15159388 U JP15159388 U JP 15159388U JP H0542624 Y2 JPH0542624 Y2 JP H0542624Y2
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JP
Japan
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printed circuit
ferrite
circuit board
circuit boards
high frequency
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JP1988151593U
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JPH0272578U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、高周波ノイズによる障害を防止する
ようにした電子機器への利用に適したプリント基
板の固定装置に関するものである。
従来の技術 一般に、電子回路で発生する高周波ノイズの外
部への伝播を防止したり、他回路で発生した高周
波ノイズの入力を防止したりするために、従来は
第5図に示すように、電子回路1を備えたブロツ
ク2毎に電源部に対してインダクタ3を挿入して
いる。
考案が解決しようとする課題 電源部にインダクタを用いると、そのインダク
タの内部抵抗(直流抵抗)で回路電源が低下する
と云う問題がある。
また、グランド側については、なんの対策も施
されていないと云う問題もある。
さらに、現在の電子機器においては、回路が複
雑化し、かつ、ブロツク毎に沢山のプリント基板
を使用し、それぞれのプリント基板への電源供給
はリード線により行つている。そして、各プリン
ト基板の固定は、絶縁スペーサを用いている。こ
のような構造のものにおいては、当然のことなが
ら、リード線の数が多くなると云う別の問題があ
る。
課題を解決するための手段 相対向するプリント基板のそれぞれに端部を当
接させてこれらのプリント基板の間隔を定めるス
ペーサとなるフエライトを設け、前記プリント基
板の導電部に直接又は間接的に接触するとともに
前記フエライトの中を通つて前記プリント基板を
固定する導電性のある結合部材を設けた。
作 用 相対向するプリント基板は、それらの間に設け
られるスペーサとしてのフエライトにより間隔を
定められ、しかも、このフエライトの中を通る結
合部材により固定されるため、プリント基板の固
定を容易かつ確実に行うことができ、また、結合
部材は導電性を有するため、各プリント基板間を
接続するリード線として利用することができ、こ
れにより、プリント基板の固定と電源の接続とを
同時に行うことができ、また、リード線としての
結合部材を通過する高周波成分に対しては大きな
抵抗を持つているため、従来のインダクタと同様
な機能を示して高周波成分の遮断を有効に行うこ
とができ、フエライトをグランド側に設けること
も簡単であることから、グランド側の高周波成分
の遮断を簡単に行うこともできる。
実施例 本考案の第一の実施例を第1図及び第2図に基
づいて説明する。まず、二枚のプリント基板4,
5が設けられ、これらのプリント基板4,5には
図示しない電子回路部品が取付けられているとと
もにこれらの電子回路部品を接続する導電部を構
成する導電パターン6が形成されている。そし
て、この導電パターン6の一部には、結合孔7が
形成されている。
そして、前記プリント基板5の下面側には、導
電性のあるワツシヤー8とリード線9に結合され
たリード端子10とが配設され、導電性のある結
合部材としてのボルト11が下から上に向けて挿
通されている。また、前記プリント基板4,5は
相対向して配置され、これらのプリント基板4,
5間には、筒形のフエライト12が設けられてい
る。前記ボルト11はこのフエライト12の中心
に形成された通孔13に挿通され、前記プリント
基板4の結合孔7から上方へ突出している。そし
て、このボルト11の突出部には、前記導電パタ
ーン6に接触する導電性のあるワツシヤー14を
介在させてナツト15がねじ結合され、これによ
り、前記フエライト12がスペーサとなつて二枚
のプリント基板4,5は固定されている。
なお、このようなボルト11とフエライト12
とによる固定は、他の部分でも複数個所で行われ
ており、特に図示しないが、他の結合で前記ボル
ト11にグランドが接続されている。
このような構成において、二枚のプリント基板
4,5はボルト11により電気的に接続されてお
り、また、そのボルト11はフエライト12を貫
通しているので、高周波成分はそのフエライト1
2により吸収され、プリント基板4,5間の高周
波成分の伝播は有効に減衰されている。すなわ
ち、フエライト12の特性は、まず、絶縁物であ
り、その内部を通過する高周波成分に対しては大
きな抵抗を持つ。したがつて、低周波成分に対し
ては抵抗を持たないため、回路電源のドロツプが
発生することがなく、グランド側に対してもなん
の問題もおきない。
なお、プリント基板4に設けられた回路部品に
ついては、電源との間にフエライト12が存する
ため、高周波成分の遮断が有効に行われる。しか
しながら、下方のプリント基板5に電子部品が存
する場合には、電源との間にフエライト12が存
しないため、リード端子10と回路部品との間に
従来と同様なインダクタを挿入する必要がある。
つぎに、第3図に基づいて本考案の第二の実施
例を説明する。前記実施例と同一部分は同一符号
を用い、説明も省略する。本実施例はフエライト
12の中心にボルト11がねじ結合される雌ねじ
16を形成したものである。
したがつて、ボルト11とフエライト12との
間には、空間がなくなる。そのため、前記実施例
のように通孔13に隙間を持たせてボルト11が
挿入されている状態に比べて、高周波成分の遮断
が一層有効に行われる。
さらに、第4図に基づいて本考案の第三の実施
例を説明する。本実施例はフエライト12を角形
の直方体状のものとし、中間部にボルト11をイ
ンサートし、前記ボルト11の一部を上下に突出
させてねじ結合部17を形成したものである。
したがつて、フエライト12の外周部に工具を
係合させてその回り止めを行うことができるた
め、プリント基板4,5の固定時の作業が容易に
なる。また、ボルト11はフエライト12と密着
しているので、高周波成分の遮断機能はきわめて
高いものである。
考案の効果 本考案は上述のように、相対向するプリント基
板のそれぞれに端部を当接させてこれらのプリン
ト基板の間隔を定めるスペーサとなるフエライト
を設け、前記プリント基板の導電部に直接又は間
接的に接触するとともに前記フエライトの中を通
つて前記プリント基板を固定する導電性のある結
合部材を設けたので、相対向するプリント基板
は、それらの間に設けられるスペーサとしてのフ
エライトにより間隔を定められ、しかも、このフ
エライトの中を通る結合部材により固定されるた
め、プリント基板の固定を容易かつ確実に行うこ
とができ、また、結合部材は導電性を有するた
め、各プリント基板間を接続するリード線として
利用することができ、これにより、プリント基板
の固定と電源の接続とを同時に行うことができ、
また、リード線としての結合部材を通過する高周
波成分に対しては大きな抵抗を持つているため、
従来のインダクタと同様な機能を示して高周波成
分の遮断を有効に行うことができ、フエライトを
グランド側に設けることも簡単であることから、
グランド側の高周波成分の遮断を簡単に行うこと
もできる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一の実施例を示す側面図、
第2図はその分解斜視図、第3図は本考案の第二
の実施例を示すフエライトの縦断側面図、第4図
は本考案の第三の実施例を示す斜視図、第5図は
従来の一例を示す回路図である。 4,5……プリント基板、6……導電部、11
……結合部材、12……フエライト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対向するプリント基板のそれぞれに端部を当
    接させてこれらのプリント基板の間隔を定めるス
    ペーサとなるフエライトを設け、前記プリント基
    板の導電部に直接又は間接的に接触するとともに
    前記フエライトの中を通つて前記プリント基板を
    固定する導電性のある結合部材を設けたことを特
    徴とするプリント基板の固定装置。
JP1988151593U 1988-11-21 1988-11-21 Expired - Lifetime JPH0542624Y2 (ja)

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JP1988151593U JPH0542624Y2 (ja) 1988-11-21 1988-11-21

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JP1988151593U JPH0542624Y2 (ja) 1988-11-21 1988-11-21

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JPH0272578U JPH0272578U (ja) 1990-06-01
JPH0542624Y2 true JPH0542624Y2 (ja) 1993-10-27

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JPH0272578U (ja) 1990-06-01

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