JPH0436551Y2 - - Google Patents

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JPH0436551Y2
JPH0436551Y2 JP1987045716U JP4571687U JPH0436551Y2 JP H0436551 Y2 JPH0436551 Y2 JP H0436551Y2 JP 1987045716 U JP1987045716 U JP 1987045716U JP 4571687 U JP4571687 U JP 4571687U JP H0436551 Y2 JPH0436551 Y2 JP H0436551Y2
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shield tube
printed boards
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center conductor
printed
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JP1987045716U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 対向配置したプリント板の高周波回路間を、同
軸線に類似した簡単な構成の高周波シールド管に
よつて接続し、経済的に通信機器を構成するもの
である。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、各種の通信機器に於けるプリント板
の高周波回路間を接続する為のプリント板接続用
高周波シールド管に関するものである。
通信機器に於いては、集積回路や抵抗、コンデ
ンサ等を搭載した複数のプリント板によつて構成
する場合が多いものであり、従つて、プリント板
に形成された回路間を簡単に接続する構成が要望
されている。
〔従来の技術〕
複数のプリント板により構成された通信機器に
於いては、プリント板上に形成された数100MHz
以上の高周波信号を処理する高周波回路間を接続
する場合、同軸ケーブル等が用いられるものであ
る。この場合、同軸コネクタを用いてプリント板
間を接続することが考えられるが、高価となると
共に、プリント板に取りつける構成が複雑とな
る。
そこで、従来は、例えば、第4図に示す構成が
採用されている。即ち、プリント板21,22に
それぞれ集積回路等が搭載されて高周波回路が形
成され、その接続端子に同軸端子24,25が設
けられる。そして、対向配置したプリント板2
1,22の同軸端子24,25間を、同軸ケーブ
ル23によつて接続するものであり、その場合、
同軸ケーブルの両端の中心導体を露出させ、その
中心導体と外部導体とを別個に半田等により接続
するものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第4図に示す従来例は、同軸コネクタを用いず
にプリント板間接続を行うことができるが、同軸
ケーブル23の先端の加工作業が必要であり、且
つ対向配置したプリント板21,22間の接続個
所が多い場合が一般的であるから、所定の接続を
行う為の作業が煩雑となる欠点があつた。
又プリント板を含めて各部の小型化が図られて
いるが、それによつて、配線パターンの空きスペ
ースがなくなるから、同軸端子24,25の配置
位置を設計することが容易でなくなる。更に、プ
リント板の対向間隔を狭くすることから、短い同
軸ケーブルを用いて接続することになり、半田づ
け作業が容易でなくなる欠点があつた。
本考案は、廉価な構成で簡単にプリント板間を
接続できるようにすることを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のプリント板接続用高周波シールド管
は、第1図を参照して説明すると、対向配置した
プリント板5,6の厚さ以上の長さの突起部4を
両端に形成し、且つ位置決め用の複数の切起部を
形成した金属板を、前記切起部を内側に、且つ前
記突起部4を両端に突出するようにカーリングし
て構成した円筒状のシールド管部3と、このシー
ルド管部3の両端から挿入して前記切起部により
位置決めされる中心孔を有する円板状の絶縁体2
と、この絶縁体2の中心孔に挿入し、前記対向配
置したプリント板5,6の配線7,9と接続する
為の中心導体1とを備えたものである。
〔作用〕
中心導体1を絶縁体2によつて保持する円筒状
のシールド管部3により、中心導体1をシールド
し、この中心導体1の両端部と、シールド管部3
の両端の突起部4とを、プリント板5,6の形成
されたスルーホールに挿入して、それぞれ突出し
た部分と配線7〜10とを半田等により接続する
ものである。
〔実施例〕
以下図面を参照して本考案の実施例について詳
細に説明する。
第1図は本考案の実施例の断面図、第2図は斜
視図であり、同軸状の高周波シールド管は、両端
に、プリント板5,6の厚さより長い突起部4を
形成した円筒状のシールド管部3内に、円筒状或
いは円板状の絶縁体2により中心導体1を保持し
たものである。この中心導体1の両端と、シール
ド管部3の突起部4とを、プリント板5,6のス
ルーホールに挿入し、配線7〜10と半田等によ
り接続するものである。この場合、半田デイツプ
により接続することができるから、接続作業は簡
単となる。
プリント板5,6の配線7,9は、高周波回路
に於いては、ストリツプラインであり、配線8,
10はアースラインである。従つて、配線7,9
と中心導体1との接続部分は、同軸ストリツプラ
イン変換部を構成することになり、ストリツプラ
インの特性インピーダンスに対応した高周波シー
ルド管の特性インピーダンスを選定すれば良いこ
とになる。
第3図は本考案の他の実施例の説明図であり、
aに示すように、突起部11及び切起部12をプ
レス加工等により形成した例えば厚さ0.6mmの黄
銅等の金属板15Aを、b,c,dに示すように
カーリングする。
dに示すように、円筒状に成形されると、その
両端から高周波用の絶縁体13を、切起部12で
止まるまで挿入する。そして、その絶縁体13の
中心孔に例えば直径1mmの中心導体14を挿入す
る。それによつて、eに示すように、中心導体1
4が絶縁体13によつてシールド管部15内に保
持され、シールド管部15の両端に突起部11を
有する高周波シールド管が構成される。この高周
波シールド管は、第1図に示すように、プリント
板5,6間の接続を行うものである。
シールド管部15は、カーリングによる突き合
わせ部分が長手方向に溝のように形成されるが、
プリント板間の距離が短いので、高周波特性には
影響を与えなかつた。なお、突き合わせ部分を半
田や溶接等により完全に接続することも可能であ
る。この実施例は、プレス加工とカーリングと、
絶縁体及び中心導体の挿入作業によつて高周波シ
ールド管を構成できるので、長い円筒からシール
ド管部を作成する場合に比較して、廉価な構成と
なる。又絶縁体13を円筒状のシールド管部15
の全長にわたる長さとすることもできるが、その
場合は絶縁体13の材料が多くなると共に、中心
導体14の挿入が多少困難となる。
又シールド管部15の両端の突起部11は、片
側1個とすることも可能であり、又3個以上とす
ることも可能である。しかし、突起部11の数を
多くすると、プリント板に挿入する作業が容易で
なくなる。又シールド管部15に機械的強度を持
たせて、対向配置したプリント板のスペーサの役
目を持たせることもできる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案は、対向配置した
プリント板5,6の厚さ以上の長さの突起部4,
11を両端に形成し、且つ位置決め用の複数の切
起部12を形成した金属板15Aを、切起部12
を内側に、且つ突起部4,11を両端に突出する
ようにカーリングして構成した円筒状のシールド
管部3,15と、このシールド管部3,15の両
端から挿入して切起部12により位置決めされる
中心孔を有する円板状の絶縁体2,13と、この
絶縁体2,13の中心孔に挿入し、対向配置した
プリント板5,6の配線7,9と接続する為の中
心導体1,14とを備えて、対向配置したプリン
ト板5,6の配線7,9間を中心導体1,14に
より、又配線8,10間をシールド管部3,15
により接続するものである。
従つて、シールド管部3,15は、プレス加
工、カーリング加工により容易に形成することが
できると共に、中心導体1,14をシールド管部
3,15の中心に保持する為の組立ても容易であ
るから、プリント板5,6の高周波回路の配線間
を接続する為の高周波シールド管の特性を損なう
ことなく、コストダウンを図ることができる。
更に、対向配置したプリント板5,6の間隔を
保持できると共に、それぞれのプリント板5,6
の外側の面上の配線に対して、中心導体1,14
と、突起部4,11とがそれぞれ突出するから、
半田付け等による接続作業が容易となる。その場
合に、例えば、半田デイツプ等により、中心導体
1,14と、突起部4,11とを、プリント板
5,6の配線に一括接続することも可能である。
従つて、プリント板5,6の任意の位置に於い
て、プリント板5,6間を最短距離で接続するこ
とが可能となるから、従来例の同軸ケーブルを用
いた場合よりも漏話特性や高周波損失特性等を改
善することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の断面図、第2図は本
考案の実施例の斜視図、第3図は本考案の他の実
施例の説明図、第4図は従来例の説明図である。 1,14は中心導体、2,13は絶縁体、3,
15はシールド管部、4,11は突起部、5,6
はプリント板、7〜10は配線である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 対向配置したプリント板5,6の厚さ以上の長
    さの突起部4を両端に形成し、且つ位置決め用の
    複数の切起部を形成した金属板を、前記切起部を
    内側に、且つ前記突起部4を両端に突出するよう
    にカーリングして構成した円筒状のシールド管部
    3と、 該シールド管部3の両端から挿入して前記切起
    部により位置決めされる中心孔を有する円板状の
    絶縁体2と、 該絶縁体2の中心孔に挿入し、前記対向配置し
    たプリント板5,6の配線と接続する為の中心導
    体1とを備えた ことを特徴とするプリント板接続用高周波シール
    ド管。
JP1987045716U 1987-03-30 1987-03-30 Expired JPH0436551Y2 (ja)

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JPS63153482U JPS63153482U (ja) 1988-10-07
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