JPH0354404Y2 - - Google Patents

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JPH0354404Y2
JPH0354404Y2 JP1985032286U JP3228685U JPH0354404Y2 JP H0354404 Y2 JPH0354404 Y2 JP H0354404Y2 JP 1985032286 U JP1985032286 U JP 1985032286U JP 3228685 U JP3228685 U JP 3228685U JP H0354404 Y2 JPH0354404 Y2 JP H0354404Y2
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conductor
coaxial cable
notch
board
printed wiring
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は高周波の伝送ラインである同軸ケーブ
ルをプリント配線基板に接続するときの接続構造
に関する。
[従来の技術] 高周波の伝送ラインである同軸ケーブルをプリ
ント配線基板に接続する場合、同軸ケーブルの特
性インピーダンスに乱れを生じる。
しかして従来の同軸ケーブルをプリント基板に
接続する構造は第4図に示すようになつている。
この第4図に示す従来の接続構造は、プリント
配線基板1の片面である表面11に、同軸ケーブ
ル3の中心導体31と接続されるストリツプ導体
22と、同軸ケーブル3の外部導体32と接続さ
れる基板導体23とが形成されており、プリント
配線基板1の表面11に当接するところまで同軸
ケーブル3を持つて来て、同軸ケーブル3の中心
導体31をストリツプ導体22に、同軸ケーブル
3の外部導体32を基板導体23に、それぞれ半
田付け等で接続するものであつた。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながらかかる従来の接続構造は、同軸ケ
ーブルの中心導体長や外部導体長がみかけ上長く
なるため、長くなつた部分のインダクタンス成分
が残り、特性インピーダンスが非常に乱れる問題
点があつた。
そこで、本考案は特性インピーダンスの乱れを
極力少なくする接続構造を提供することを目的と
している。
[問題点を解決するための手段] このため本考案は、片側に基板導体23、反対
側にストリツプ導体を備え、所定の特性インピー
ダンスを有するマイクロストリツプラインを形成
するプリント配線基板1に対し、中心導体31と
外部導体32とを備え、前記所定の特性インピー
ダンスを有する同軸ケーブル3の端部を接続する
マイクロストリツプラインの接続構造において: 前記プリント配線基板の端部位置でかつ、スト
リツプ導体の端部位置には、該同軸ケーブルの外
部導体の外径にほぼ等しい幅で所定長さ切り欠か
れて前記同軸ケーブルの端部が嵌入される切欠部
2が形成され、 前記反対側の切欠部の周辺には前記基板導体と
同一の基板導体23aが設けられ、 該切欠部の前記同軸ケーブルの軸線に平行な両
側面にはメツキ処理され、前記反対側まで延出さ
れて前記基板の両側に設けられた基板導体23,
23aを導通するための導電部21とを備え、 前記同軸ケーブルの端部が前記切欠部に嵌入さ
れた状態で前記外部導体から該ケーブルの長手方
向に突出する該中心導体は前記ストリツプ導体と
平行かつほぼ同じ高さで該ストリツプ導体に、ま
た、該同軸ケーブルの外部導体は前記切欠部の両
側面に設けられた導電部及び基板導体にそれぞれ
電気的に直接に固定接続されていることを特徴と
している。
[実施例] 以下図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第1図は、本考案にかかるプリント配線基板の
斜視図である。
第1図において、プリント配線基板1の前縁部
1aには同軸ケーブルの外形にほぼ等しい幅を有
するコ字状の切欠部2が形成され、このコ字状の
切欠部2の左側面2a及び右側面2bには導電体
例えば銅などによるエツジメツキからなる導電部
21が形成されている。
このプリント配線基板1の一方の面である表面
11には、同軸ケーブル3の中心導体31に接続
されるストリツプ導体22が形成され、このスト
リツプ導体22のラインの一部を構成する線路が
コ字状の切欠部2の後側面2cの近傍に位置する
所まで達している。
またこのプリント配線基板1の他方の面である
裏面12には、同軸ケーブル3の外部導体32を
電気的に接続する基板導体23が形成され、この
基板導体はコ字状の切欠部2の左右両側面2a,
2bに形成された導電部21に電気的に接続さ
れ、この導電部21はコ字状の切欠部2の左右両
側面2a,2bの上縁付近にあり、かつプリント
配線基板1の表面11に形成された基板導体23
aに電気的に接続されている。
一方プリント配線基板1の表面11に形成され
た基板導体23aの面からプリント配線基板1の
裏面12に形成された基板導体23の面に向かつ
て、垂直方向に貫通するスルーホール4が、プリ
ント配線基板1に形成されている。
このスルーホール4の内側面は導電体例えば銅
などのメツキによつて導電面となつており、この
導電面を介してプリント配線基板1の表面11に
形成された基板導体23と裏面12に形成された
基板導体23aとを電気的に接続している。
なお、この基板導体23は通常アースラインと
して用いられ、同軸ケーブル3の外部導体32を
接続して、同軸ケーブル3の内部導体31を電磁
シールドする役割を果たしている。
次にプリント配線基板に同軸ケーブルを接続す
る方法を第2図に基づいて説明する。
まず、中心導体31及び外部導体32をむき出
した同軸ケーブル3の端部3aを、プリント配線
基板1に形成された切欠部2に収容する。
この状態において同軸ケーブル3の外面は、切
欠部2の左右両側面2a,2bとほぼ接触するよ
うになつているとともに、同軸ケーブル3の軸線
は切欠部2の左右両側面2a,2bに対して平行
となつている。
切欠部2に同軸ケーブル3を収容した後、同軸
ケーブル3の外部導体32から突出する中心導体
31を、その中心導体31とほば同じ高さにおい
て、プリント配線基板1の表面11に形成された
ストリツプ導体22に半田付け等によつて電気的
に接続する。
この中心導体31を接続した後、同軸ケーブル
3の外部導体32を切欠部2の左右両側面2a,
2bに形成された導電部21に半田付け等によつ
て電気的に接続する。この半田付け作業時、通
常、半田は導電部21、さらに基板導体23aの
箇所部分に同時に流入して固定接続される。
なお、この場合外部導体32をプリント配線基
板1の表面11に形成された基板導体23aに接
続することもできるが、同軸ケーブル3からむき
出された外部導体32に最も近い位置にある導電
部21に接続する方が特性インピーダンスの乱れ
を極力押さえる意味で望ましい結果となつてい
る。このように同軸ケーブルをプリント配線基板
に接続し、その特性を実験したときの実験結果を
第3図のグラフに示す。
第3図に示すように本考案にかかるマイクロス
トリツプラインの接続構造によれば、周波数が高
くなる程、リターンロスが少なくなつており、従
来に比して著しく特性インピーダンスが改善され
ていることがわかる。
[考案の効果] 以上述べたように本考案にかかるマイクロスト
リツプラインの接続構造によれば、プリント配線
基板に切欠部を設け、その切欠部に同軸ケーブル
を嵌入するようにしたものであるから、切欠部に
同軸ケーブルが嵌入されることによりこの同軸ケ
ーブルは定められた所定位置に自動的に位置決め
でき、かつ、プリント配線基板との電気的接続作
業が容易化できるとともに、接続後においても基
板の高さ方向での同軸ケーブルの突出がなく、接
続部が強力に接続でき、取扱いを容易化できる。
このように、同軸ケーブルは、プリント配線基板
に対し容易に接続することができ、かつ余分なス
ペースを取らずに設けることができる。
さらに、同軸ケーブルとプリント配線基板と
は、外部導体と基板導体が、また内部導体とスト
リツプ導体が夫々最も近い位置において接続する
ことができ、特性インピーダンスの乱れを極力抑
えることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に用いるプリント配線基板の斜
視図、第2図は本考案の接続方法を示す斜視図、
第3図は本考案による接続構造を用いた場合の特
性を表すグラフ、第4図は従来の接続構造を示す
斜視図である。 1……プリント配線基板、2……切欠部、3…
…同軸ケーブル、21……導電部、22……スト
リツプ導体、23,23a……基板導体、31…
…中心導体、32……外部導体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 片側に基板導体23、反対側にストリツプ導体
    を備え、所定の特性インピーダンスを有するマイ
    クロストリツプラインを形成するプリント配線基
    板1に対し、中心導体31と外部導体32とを備
    え、前記所定の特性インピーダンスを有する同軸
    ケーブル3の端部を接続するマイクロストリツプ
    ラインの接続構造において: 前記プリント配線基板の端部位置でかつ、スト
    リツプ導体の端部位置には、該同軸ケーブルの外
    部導体の外径にほぼ等しい幅で所定長さ切り欠か
    れて前記同軸ケーブルの端部が嵌入される切欠部
    2が形成され、 前記反対側の切欠部の周辺には前記基板導体と
    同一の基板導体23aが設けられ、 該切欠部の前記同軸ケーブルの軸線に平行な両
    側面にはメツキ処理され、前記反対側まで延出さ
    れて前記基板の両側に設けられた基板導体23,
    23aを導通するための導電部21とを備え、 前記同軸ケーブルの端部が前記切欠部に嵌入さ
    れた状態で前記外部導体から該ケーブルの長手方
    向に突出する該中心導体は前記ストリツプ導体と
    平行かつほぼ同じ高さで該ストリツプ導体に、ま
    た、該同軸ケーブルの外部導体は前記切欠部の両
    側面に設けられた導電部及び基板導体にそれぞれ
    電気的に直接に固定接続されていることを特徴と
    するマイクロストリツプラインの接続構造。
JP1985032286U 1985-03-08 1985-03-08 Expired JPH0354404Y2 (ja)

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JPS61149403U JPS61149403U (ja) 1986-09-16
JPH0354404Y2 true JPH0354404Y2 (ja) 1991-12-02

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