JPS603563Y2 - 定インピ−ダンスリ−ドインダクタ - Google Patents
定インピ−ダンスリ−ドインダクタInfo
- Publication number
- JPS603563Y2 JPS603563Y2 JP9604479U JP9604479U JPS603563Y2 JP S603563 Y2 JPS603563 Y2 JP S603563Y2 JP 9604479 U JP9604479 U JP 9604479U JP 9604479 U JP9604479 U JP 9604479U JP S603563 Y2 JPS603563 Y2 JP S603563Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- constant impedance
- impedance lead
- lead inductor
- wiring pattern
- inductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は■■帯等の信号を伝送する場合に適用される
定インピーダンスリードインダクタに関する。
定インピーダンスリードインダクタに関する。
従来定インピーダンスリードインダクタとしては、例え
ば第１図に示すように同軸ケーブルのように導体２を所
定径の絶縁物３で被覆し、その外側にシールド編組線４
を設け、さらにその外周を絶縁物５で被覆した構造のも
のがあった。
ば第１図に示すように同軸ケーブルのように導体２を所
定径の絶縁物３で被覆し、その外側にシールド編組線４
を設け、さらにその外周を絶縁物５で被覆した構造のも
のがあった。
そのインピーダンスは中心導体１の線径、絶縁物３の誘
電率ならびに径で決定され、その値は長さに関係なく一
定であり、また金属体が隣接して配置されアも変化する
ことはない。
電率ならびに径で決定され、その値は長さに関係なく一
定であり、また金属体が隣接して配置されアも変化する
ことはない。
しかしながらこのような構造の定インピーダンスリード
インダクタ１は、実際に回路に組む場合の端末整形作業
、すなわち被覆３，４を取除いて中心導体１およびシー
ルド編組線２を露出させる作業が手間がかかり、さらに
その使用目的から可撓性を有するものが好ましいが、第
１図に示すように折曲させた状態でプリント基板６の銅
箔７゜８に半田９によって取付けた場合、中心導体２の
半田付部分に常に力が加わり、その部分で切断事故が発
生しやすい。
インダクタ１は、実際に回路に組む場合の端末整形作業
、すなわち被覆３，４を取除いて中心導体１およびシー
ルド編組線２を露出させる作業が手間がかかり、さらに
その使用目的から可撓性を有するものが好ましいが、第
１図に示すように折曲させた状態でプリント基板６の銅
箔７゜８に半田９によって取付けた場合、中心導体２の
半田付部分に常に力が加わり、その部分で切断事故が発
生しやすい。
さらにまたプリント基板６に半田付する場合でも他の部
品と共に半田デイツプ法等によって行なうことは不可能
で手作業で行なわねばならず、作業性が極めて悪い。
品と共に半田デイツプ法等によって行なうことは不可能
で手作業で行なわねばならず、作業性が極めて悪い。
この考案は以上の点に対処してなされたもので板状の金
属体に厚さの一定な絶縁物を介して導線を載置取付るこ
とによって、小型化が可能でしかも実際に回路に組む場
合に作業性の良好な定インピーダンスリードインダクタ
を提供することを目的とする。
属体に厚さの一定な絶縁物を介して導線を載置取付るこ
とによって、小型化が可能でしかも実際に回路に組む場
合に作業性の良好な定インピーダンスリードインダクタ
を提供することを目的とする。
以下第２図以下を参照してこの考案の定インピーダンス
リードインダクタを詳細に説明する。
リードインダクタを詳細に説明する。
第２図においては、プリント基板１１に設けられた配線
パターン１２上に厚さの均一なシート状の絶縁物１３を
介して導線１４が載置されその両端が配線パターン１５
．１６に半田１７にて接続固定されている。
パターン１２上に厚さの均一なシート状の絶縁物１３を
介して導線１４が載置されその両端が配線パターン１５
．１６に半田１７にて接続固定されている。
このとき配線パターン１２はその幅を導線１４の径の少
なくとも４倍とし、またそれは回路上アースパターンと
なるものである。
なくとも４倍とし、またそれは回路上アースパターンと
なるものである。
その構造は第３図に示す第２図の断面図によってさらに
明確となる。
明確となる。
第３図において第２図と同じ部分に同じ符号を付してそ
の説明は省略する。
の説明は省略する。
以上のような構造の定インピーダンスリードインダクタ
１０において、そのインピーダンスは導線１４の径、シ
ート状絶縁物１３の誘電率ならびに厚さによって決定さ
れる。
１０において、そのインピーダンスは導線１４の径、シ
ート状絶縁物１３の誘電率ならびに厚さによって決定さ
れる。
以上のような定インピーダンスリードインダクタ１０に
よれば、プリント基板１１の配線パターン１２の上に、
シート状絶縁物１３を介して導線１４を取付けるだけで
回路への組込が可能になるため、作業が簡単で断線等の
事故を減少させることができかつ定インピーダンスリー
ドインダクタ１０そのものが小型化でき実用的である。
よれば、プリント基板１１の配線パターン１２の上に、
シート状絶縁物１３を介して導線１４を取付けるだけで
回路への組込が可能になるため、作業が簡単で断線等の
事故を減少させることができかつ定インピーダンスリー
ドインダクタ１０そのものが小型化でき実用的である。
また配線パターン１２の幅を導線１４の径の４倍以上と
することにより、金属体が隣接配置されてもインピーダ
ンスが変化することはない、なお、シート状絶縁物１３
は、強度、厚さの均一性が確保できれば絶縁塗料の塗布
によって形成することもできる。
することにより、金属体が隣接配置されてもインピーダ
ンスが変化することはない、なお、シート状絶縁物１３
は、強度、厚さの均一性が確保できれば絶縁塗料の塗布
によって形成することもできる。
第２図、第３図の実施例では片面プリント基板を利用し
たが両面プリント基板を利用することにより、表面配線
パターン中の導線に代るストリブラインを形成し、裏面
にその配線パターンの幅よりも少なくとも４倍広い配線
パターンを形成することによって、プリント基板の本体
を絶縁物とする定インピーダンスリードインダクタが形
成できる。
たが両面プリント基板を利用することにより、表面配線
パターン中の導線に代るストリブラインを形成し、裏面
にその配線パターンの幅よりも少なくとも４倍広い配線
パターンを形成することによって、プリント基板の本体
を絶縁物とする定インピーダンスリードインダクタが形
成できる。
また印刷基板を利用せずとも第４図に示すように金属板
２１を利用することもできる。
２１を利用することもできる。
この場合には、導線２２をシート状絶縁物２３に絶縁塗
料２４等によって固定し、シート絶縁物２３の裏面に接
着剤２５を塗布して金属板２１に貼着することによって
、定インピーダンスリードインダクタ２０を形成するこ
とができる。
料２４等によって固定し、シート絶縁物２３の裏面に接
着剤２５を塗布して金属板２１に貼着することによって
、定インピーダンスリードインダクタ２０を形成するこ
とができる。
また第４図のように平行２線フィーダのように導線２２
を２水平行に並設してもよいことは明らかである。
を２水平行に並設してもよいことは明らかである。
なお第４図に示す実施例の場合でも金属板２１は導線２
２の径の４倍の幅を有しているものでなければならない
ことは述べるまでもない。
２の径の４倍の幅を有しているものでなければならない
ことは述べるまでもない。
以上のようにこの考案によれば、金属体の上に絶縁物を
介して導線を配置固定して定インピーダンスリードイン
ダクタを形成するようにしたため、作業性が良好で断線
等の心配がなく、かつ小型に形成可能な定インピーダン
スリードインダクタを提供できる。
介して導線を配置固定して定インピーダンスリードイン
ダクタを形成するようにしたため、作業性が良好で断線
等の心配がなく、かつ小型に形成可能な定インピーダン
スリードインダクタを提供できる。
第１図は従来の定インピーダンスリードインダクタをプ
リント基板に取付けた状態を示す斜視図、第２図はこの
考案に係わる定インピーダンスリードインダクタの一実
施例をプリント基板上に形成した状態を示す斜視図、第
３図は第２図の断面図、第４図はこの考案に係わる定イ
ンピーダンスリードインダクタの他の実施例を示す断面
図である。 １１・・・・・・プリント基板、１２・・・・・・配線
パターン、１３，２３・・・・・・絶縁物、１４，２２
・・・・・・導線、２１・・・・・・金属板。
リント基板に取付けた状態を示す斜視図、第２図はこの
考案に係わる定インピーダンスリードインダクタの一実
施例をプリント基板上に形成した状態を示す斜視図、第
３図は第２図の断面図、第４図はこの考案に係わる定イ
ンピーダンスリードインダクタの他の実施例を示す断面
図である。 １１・・・・・・プリント基板、１２・・・・・・配線
パターン、１３，２３・・・・・・絶縁物、１４，２２
・・・・・・導線、２１・・・・・・金属板。
Claims (2)
- （１）金属導体板と、この金属導体板上に形成された厚
さの均一な絶縁層と、この絶縁層上に配設された導線と
からなることを特徴とする定インピーダンスリードイン
ダクタ。 - （２）前記金属導体が両面プリント基板の一方の面の配
線パターンで形成され、前記導線が他方の面の配線パタ
ーンで形成され、前記絶縁層が基板本体で形成されてい
ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第（１）項
記載の定インピーダンスリードインダクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9604479U JPS603563Y2 (ja) | 1979-07-12 | 1979-07-12 | 定インピ−ダンスリ−ドインダクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9604479U JPS603563Y2 (ja) | 1979-07-12 | 1979-07-12 | 定インピ−ダンスリ−ドインダクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5615011U JPS5615011U (ja) | 1981-02-09 |
| JPS603563Y2 true JPS603563Y2 (ja) | 1985-01-31 |
Family
ID=29328875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9604479U Expired JPS603563Y2 (ja) | 1979-07-12 | 1979-07-12 | 定インピ−ダンスリ−ドインダクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603563Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-12 JP JP9604479U patent/JPS603563Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5615011U (ja) | 1981-02-09 |
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