JPS5811023Y2 - 同軸リボンケ−ブル用電気コネクタ - Google Patents

同軸リボンケ−ブル用電気コネクタ

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JPS5811023Y2
JPS5811023Y2 JP1979169465U JP16946579U JPS5811023Y2 JP S5811023 Y2 JPS5811023 Y2 JP S5811023Y2 JP 1979169465 U JP1979169465 U JP 1979169465U JP 16946579 U JP16946579 U JP 16946579U JP S5811023 Y2 JPS5811023 Y2 JP S5811023Y2
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ground
contact
ribbon cable
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coaxial ribbon
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JP1979169465U
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茂 広田
楯臣 松本
信一 渡辺
博勝 八重樫
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ヒロセ電機株式会社
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、同軸リボンケーブルを接続する電気コネクタ
に関する。
コンピュータ回路系における集積回路の伝搬速度の高速
化にともなって、回路板相互間及び装置組立体相互間に
おいて信号を伝送する場合には、外来雑音やクロストー
ク等を最小にするために同軸ケーブルを使用することが
多くなってきている。
従来、これら同軸ケーブルを回路板へ接続するには、同
軸ケーブルの中心導体およびグランド導体を個々に回路
板に固定した端子にハンダ付することによっており、そ
の作業を要する時間および費用が多くなっており、また
このような接続によらない場合には高価な同軸コネクタ
を使用しなければならなかった。
更に最近では、回路系の信号数の増大による高密度化に
対応して、回路系相互間の接続に使用するための同軸リ
ボンケーブルも現われてきている。
この同軸リボンケーブルは、外部被覆を共有する複数の
同軸ケーブルが平行に配列されたような、または単体の
同軸ケーブルを複数本平行にはり合わせたようなリボン
状ケーブルで、各同軸ケーブルは高速パルス信号を伝送
する中心導体と、この中心導体を外部の干渉から遮蔽す
る外部導体と、中心導体と外部導体とを分離する誘電体
とを有している。
その外部導体は編組した金属線であったり、横巻にした
金属線であったりあるいは誘電体の周りを包む金属箔で
ある。
このような同軸リボンケーブルを接続するための電気コ
ネクタがあるが、従来の電気コネクタは、実装密度が悪
く、結線される同軸リボンケーブルが特殊なもので、小
型の同軸リボンケーブルを結線するのに適しておらず、
また、グランド端子数が信号数と同じで不経済であった
また、コネクタ部での高速伝送特性が悪いという欠点も
あった。
更にまた、使用周波数およびソイズマージンの関係上、
グランドのパターンを種々選択する必要があるが、従来
の電気コネクタの構造では、簡単な変更により任意のグ
ランドパターンをとることが難しかった。
本考案の目的は、このような点にかんがみて、これらの
諸欠点を解消し、高密度実装が可能でしかも任意のグラ
ンドパターンを容易にとりうるような同軸リボンケーブ
ル用電気コネクタを提供することである。
次に、添付図面に基づいて本考案の実施例について本考
案を説明する。
第1図は、本考案による一実施例としての同軸リボンケ
ーブル用電気コネクタを結線状態で斜視図にて示してい
る。
この電気コネクタは、信号用接触子およびグランド用接
触子を配設するハウジング10と、結線すべき同軸リボ
ンケーブル40の端部を巻き付は配置するガイドブロッ
ク20と、該ガイドブロック20と組み合って同軸リボ
ンケーブルの端部の位置を固定するためのケーブルクラ
ンプ30とからなっている。
ハウジング10は、プラスチック等の絶縁材料で形成さ
れ、前端部には、相手側の各信号接触子を受入するため
の信号接触子を受入するための信号接触子導入開口11
Aおよび相手側のグランド接触子を受入するためのグラ
ンド接触子導入開口12Aが2列に配列して設けられて
いる。
これら開口については、後でより詳細に説明する。
第2図は、ハウジング10の信号用接触子開孔に配設さ
れる1つの信号用接触子の一例を斜視図で示している。
この信号用接触子50は、バネ性のある導電性シート材
料から一体形成されたものでよく、一端に、同軸リボン
ケーブルの中心導体の1つに圧接接続する圧接溝52を
有した圧接結線部51を備え、中間部に、ハウジング1
0の開孔の内壁に係合してこの接触子50を開孔内の所
定位置に固定するための係止固定部53を備え、他端に
、導入開口11Aより挿入されてくる相手側の信号接触
子を受は入れて電気的接触をなす接触部54を備えてい
る。
圧接結線部51における圧接溝52の位置は、接触部5
4の中心線より、結線すべき同軸リボンケーブルの同軸
ケーブルの配列ピッチの士の距離だけずらした位置とし
ておくとよく、このようにした時には、第7図に最もよ
く示されているように、ハウジング10の開孔へ配設す
る信号用接触子50の向きを開孔の各列において互いに
反対向きとすることにより、同軸ケーブルの中心導体に
対する圧接溝52の配列を互い違いで且つ同軸リボンケ
ーブルの中心導体のピッチに合わせることができる。
第3図AおよびBは、ハウジング10内に配設されるグ
ランド用接触子を構成するグランド板およびグランド端
子の一例をそれぞれ斜視図で示している。
グランド板60は、第3図Aに示されるように、ハウジ
ング10のグランド板開孔13に配設されるもので、導
電性シート材料から形成されたものでよく、一端に、同
軸リボンケーブルの外部導体の周辺に電気的に接続する
ための複数の脚部が形成されている。
これらの脚部は、交互に配列された長脚61および短脚
62からなっており、各先端61Aおよび62Aは鋭角
とされている。
これら脚部の根元の間隔63は、同軸リボンケーブルの
各内部導体と接触しないような寸法とされている。
勿論、これら間隔63の配列ピッチは、結線すべき同軸
リボンケーブルの配列ピッチと同一とされている。
このグランド板60の他端の平板状部には、このグラン
ド板60をハウジング10の開孔にしっかりと固定する
ため、開孔壁面に係合する凸部64Aおよび64Bが形
成されるとよい。
グランド端子65は、第3図Bに示すように、バネ性の
ある導電性シート材料から一体形成されたものでよく、
グランド板60の長脚61と同一の構造の外部導体接触
片66を一端に有し、ハウジング10の開孔の内壁に係
合してこのグランド端子65を開孔内の所定位置に固定
するための係止固定部67を中間部に有し、更に導入開
口12Aより挿入されてくる相手側グランド接触子を受
は入れて電気的接触をなす接触部68を他端に有してい
る。
外部導体接触片66の先端66Aは、グランド板60の
長脚61の先端61 Aと同様に鋭角とされている。
この実施例では、後述するように、第3図Aに示したグ
ランド板60の1枚と、第3図Bに示したグランド端子
65の2つとでグランド用接触子が構成される。
ガイドブロック20は、プラスチック等の絶縁材料で形
成され、上面に結合すべき同軸リボンケーブルの端部を
受は入れて位置決めする凹所21(第1図および第7図
から第10図参照)を有し、下面に、同軸リボンケーブ
ルの露出された内部絶縁体付内部導体をそれぞれ受は入
れて位置定めする溝22(第7図から第10図参照)を
有している。
更にガイドブロック20の一方の側面には、下面の谷溝
22から上面の凹部21へ通じて、同軸リボンケーブル
の露出された内部絶縁体付内部導体を受は入れて位置定
めする溝22A(第7図から第10図参照)が形成され
ている。
谷溝22および22Aの配列ピッチは、同軸リボンケー
ブルの同軸ケーブルの配列ピッチと同一とされている。
更にまた、ガイドブロック20にはハウジング10に配
設された信号用接触子50の各圧接結線部51の先端ま
たはグランド端子65の外部導体接触片66を受は入れ
る貫通孔27が両側2列に設けられている。
そして、これら貫通孔27の上部には、後述するハンダ
付は作業の際に、溶融ハンダが貫通孔27内に流れ込ん
で、ケーブルの外部導体および内部導体間の短絡等を生
じないように、遮蔽壁27Aが設けられているとよい(
第1図参照)。
この遮蔽壁27Aは、第8図Bに最もよく示されている
ように、グランド端子65の外部導体接触片66の先端
66Aによって容易に突き破られる程度の厚さとしてお
くのがよい。
更にまた、ガイドブロック20には、第8図Bに示すよ
うに、前記貫通孔27の間にあってグランド板60の長
脚61または短脚62を受は入れる貫通孔28が形成さ
れている。
前記貫通孔27および28は、外部導体接触片66、長
脚61および短脚の受は入れ側を幅広くシ、反対側へ行
くに従ってだんだん幅を狭くしておくことにより、それ
らの受は入れを容易とすることができる。
更にまた、ガイドロック20の他方の側面には、同軸リ
ボンケーブルの内部絶縁体付内部導体を受は入れてその
位置ずれを防止するための溝23を作り出す溝付部24
(第1図参照)が形成されている。
ケーブルクランプ30は、プラスチック等の絶縁材料で
形成され、下面に、ハウジング10に配設されたグラン
ド板60の長脚61およびグランド端子65の外部導体
接触片66の先端を受は入れる凹所(図示していない)
が形成されている。
次に上述したような電気コネクタに、同軸リボンケーブ
ルを結線する仕方について詳細に説明する。
まず、第4図に示すように、同軸リボンケーブル40の
端部の外部被覆41とグランド線としての外部導体42
とを所定長さLlだけ除去し、内部絶縁体43の付いた
状態で各同軸ケーブルの信号線としての内部導体44を
互いに分離する。
そして、更に、外部被覆41を所定長さL2だけ除去し
、外部導体42を露出させる。
このように処理した同軸リボンケーブル40の端部を、
第7図および第9図に最もよく示すように、外部被覆4
1を除去した部分がガイドブロック20の上面の四部2
1に配置され、互いに分離された内部絶縁体43の付い
た内部導体44の各々が対応する側面の溝22Aおよび
下面の溝22に配置されるようにして、ガイドブロック
20に巻き付けるようにする。
この場合に、内部絶縁体付内部導体43.44の先端は
、第1図に示されるように、各内部絶縁体付内部導体4
3.44の位置ずれを生じないようにするために、ガイ
ドブロック20の溝付部24の各対応する溝23に挿入
される。
ここで、第6図を参照してハウジング10の各接触子を
配設するための開孔について詳述する。
第6図は、ハウジング10の一部を切り欠いて斜視図で
示している。
ハウジング10には、信号用接触子50を配設するため
の2列に複数配列された信号用接触子開孔11が形成さ
れており、これら開孔11は、それぞれ第1図に関して
説明した信号接触子導入開口11Aとそれぞれ連通して
る。
ハウジング10には、更に、開孔11と列と整列した位
置に、グランド用接触子のグランド端子65の係止固定
部67および接触部68を受は入れる接触部受入開孔1
2が形成されており、これら開孔12は、それぞれ第1
図に関して説明したグランド接触子導入開口12Aとそ
れぞれ連通している。
これら開孔11および12は、すべて同一形状、同一寸
法であってよい。
更にまた、ハウジング10には、中央部に延長したグラ
ンド板開孔13が形成されている。
このグランド板開孔13は、グランド用接触子のグラン
ド板60の凸部64Aおよび64Bを有した部分(第3
図A参照)を受は入れるためのものである。
このようなハウジング10の信号用接触子開孔11、接
触部受入開孔12およびグランド板開孔13に、それぞ
れ第2図および゛第3図Bおよび゛第3図Aに示したよ
うな信号用接触子50グランド端子65およびグランド
板60を挿入設置した状態を第7図第8図AおよびB、
および第9図に示している。
第8図Bは、第8図AのA−A線断面図であって、ハウ
ジング10のグランド板開孔13に配設されたグランド
板60と、接触部受入開孔12に配設したグランド端子
65との関係を最もよく示している。
すなわち、グランド板60の両側の長脚61に対向する
位置に、グランド端子65の外部導体接触片66が配置
されるようになっている。
このように各接触子を設置したハウジング10に対し、
前述したようにして同軸リボンケーブル40の端部を巻
き付けたガイドブロック20を次のようにして結合させ
る。
第7図に示すように、適当に設計された裏当て治具80
をガイドブロック20の上面に当てて、ガイドブロック
20をハウジング10に対して押し込むようにする。
このとき、グランド板60の長脚61の先端61 Aお
よびグランド端子65の外部導体接触片66の先端66
Aはガイドブロック20の貫通孔28および27を貫通
して露出した同軸ケーブル40の外部導体42の周辺を
かすめて外部被覆41より突き出る。
グランド板60の短脚62の先端62Aはガイドブロッ
ク20の貫通孔28を貫通して露出した同軸ケーブル4
0の外部導体42の周辺を突き上げるようになる。
この結合完了状態を、第8図AおよびBに示している。
第8図Bは、第8図AのA−A線断面図である。
信号用接触子50の圧接結線部51の圧接溝52へは、
各分離した内部絶縁体43の付いた内部導体44が押し
込まれて、信号接触子50と内部導体44との圧接結線
が同時になされている。
ここで、第5図を参照して、グランド板60およびグラ
ンド端子65と同軸リボンケーブル40の外部導体42
との電気的接触を強化するために使用するハンダ板につ
いて説明する。
第5図は、ハンダ板の一例を斜視図で示している。
このハンダ板70は、支持板71とテープハンダ72と
から形成されている。
支持板71は金属板で形成され、これにテープハンダ7
2がはり合わされて一体とされてもよいし、別々に形成
されていてもよい。
これら支持板71およびテープハンダ72には、グラン
ド板60の長脚61の先端61 Aを通す孔71 Aお
よび72Aがそれぞれ中央−列に形成されている。
更に、この中央−列の孔71 Aおよび72Aの両側に
は、グランド端子65の外部導体接触片66の先端66
Aを通す孔71 Bおよび72 Bがそれぞれ一列に形
成されている。
テープハンダ72にはフラックスが含有されているとよ
い。
第5図について説明したようなハンダ板70を、第9図
に示すように、ハウジング10に対して結合されたガイ
ドブロック20に巻き付けられた同軸ノボンケーブル4
0の露出した外部導体42の周辺より突き出たグランド
板60の長脚61の先端61Aおよびグランド端子65
の外部導体接触片66の先端66Aに孔71A、72A
および71B、72Bを通すようにして、テープハンダ
72が外部導体42上にのるように配置する。
この状態で、適当に設計された加熱部材(図示していな
い)を、ハンダ板70の支持板71およびハンダ板70
より突き出たグランド用接触子60の長脚61の先端6
1 Aおよびグランド端子65の外部導体接触片66の
先端66Aに当てて加熱する。
このとき、テープハンダ72が溶融して、同軸リボンケ
ーブルの外部導体42、ハンダ板の支持板71およびグ
ランド板60の長脚61の先端61 Aおよび短脚62
の先端62A並びにグランド端子65の外部導体接触片
66の先端66Aに流れて、相互の密着ハンダ付けがな
され、同軸リボンケーブルの外部導体42とグランド用
接触子を構成するグランド板60およびグランド端子6
5との電気的接触が強化されることになる。
この状態を、第10図に示している。
第10図において、参照番号72′は、融着したハンダ
を示している。
第10図に示したようなガイドブロック20、ハウジン
グ10および゛同軸リボンケーブル40の結合体に対し
て、ケーブルクランプ30を結合させれば、第1図に示
したような結線状態の同軸リボンケーブル用電気コネク
タとすることができる。
ハウジング10とガイドブロック20との結合状態は、
第1図に示すように、ハウジング10の両側部に設けら
れた係止舌片14とガイドブロック20の両側部に設け
られた突出部25の上面とが係合することによってロッ
クされ、ガイドブロック20とケーブルクランプ30と
の結合状態は、第1図に示すように、ガイドブロック2
0の両側部に設けられた貫通孔26(第9図参照)へ挿
入されてガイドブロック20の突出部25の下端に張り
出てこれを係合するケーブルクランプ30の両側部に設
けられた係止脚31によってロックされる。
前述した実施例の電気コネクタの信号用接触子導入開口
とグランド用接触子導入開口との配列状態を明瞭に示す
ため、第1図の矢印A方向に見た電気コネクタの端面図
を第11図に示している。
第11図において、参照符号Sは信号用接触子導入開口
、Gはグランド用接触子導入開口をそれぞれ示している
第12図AおよびBは、別のグランドパターンをとった
電気コネクタの端面図を示している第11図と同様の図
である。
本考案の構造によれば、第12図AおよびBに示すよう
なグランドパターンでも、第1図から第11図について
説明した実施例の構造を変形することなく組立てること
ができる。
例えば゛、第12図Aのグランドパターンとするには、
ハウジングの接触子開孔を一対増したものを用意し、第
3図Bに示したグランド端子65を更に1つ追加して、
これを中央上方(第12図Aにて)の信号用接触子開孔
へ、信号用接触子に代えて配設するだけで、前述したの
と同様に組立てていけは゛よい。
また、第12図Bのグランドパターンとするもの、第1
2図Aで使用したのと同じハウジングを使用し、第3図
Bに示したグランド端子65を2つ追加するだけで、同
様にして組立てていけばよいことは明らかであろう。
この際、グランド板60にはなんら変形を加える必要は
ない。
尚、上述の実施例では、グランド板を使用したのである
が、コネクタのクロストーク特性上許容できる場合、グ
ランド板を必ずしも設けなくともよい 本考案の上述した実施例の電気コネクタは、上述したよ
うな構成であるので、次のような諸効果が得られる。
(1)同軸リボンケーブルの端部をガイドブロックに巻
き付けて、信号用接触子とグランド板およびグランド端
子との同軸ケーブルの内部導体および外部導体に対する
電気的接続個所を2段に分け、信号用接触子の配列を2
列としたので、電気コネクタ全体の大きさを小型化でき
、且つ結線作業は多数の内部導体および外部導体を同時
容易に行なうことができる。
また、外部導体グランド板とグランド端子との電気的接
触が一括ハンダ付けによって強化されるので、良好な電
気的接触状態を容易に保つことができる。
更に、グランド端子の接触部が信号用接触子と同じ列に
配設されるので接触子導入開口列を2列のみにすること
ができ、ハウジングの厚みを最小限に抑えることかで゛
き、高密度実装を実現することができる。
(2)信号用接触子の2列の配列の間にグランド板が配
置されるため、インピーダンスを容易に制御でき、且つ
同軸リボンケーブルの内部導体の数、すなわち、信号数
に対してグランド端子65の位置および数を適当に設定
することにより、グランドパターンを適当に非常に簡単
に選定することができ、電気コネクタにおける帰還電流
によるクロストーク防止を容易にできる。
そして、この際、グランド板60は、なんら変形する必
要はなく、すべて共通部品とすることができ、コスト低
下をはかることができる。
(3)同軸リボンケーブルにおいて個々に分離している
外部導体、すなわちグランド線を、本電気コネクタの共
通のグランド板およびグランド端子からなるグランド用
接触子で共通に接続して、信号数に対して外部と接続す
るグランド数を少なくでき、経済的に有利である。
(4)ガイドブロックの溝によ−って、結線時の内部導
体の位置ずれを防止できるので、確実な圧接結線を行な
うことができる。
(5)編組シールド、横巻シールド、を有する任意の同
軸リボンケーブルに対して使用でき汎用性がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面の第1図は本考案による一実施例としての同軸
リボンケーブル用電気コネクタを結線状態で示す斜視図
、第2図は第1図の電気コネクタに使用すする信号用接
触子の斜視図、第3図Aは第1図の電気コネクタに使用
するグランド板の斜視図、第3図Bはグランド端子の斜
視図、第4図は同軸リボンケーブルの結線準備状態を示
す斜視図、第5図は第1図の電気コネクタの結線に使用
するハンダ板の斜視図、第6図は第1図の電気コネクタ
のハウジングの一部破断斜視図、第7図は第1図の電気
コネクタのハウジングとガイドブロックとの結合準備状
態を示す正面図、第8図Aは第1図の電気コネクタのハ
ウジングとガイドブロックとの結合完了状態を示す正面
図、第8図Bは第8図AのA−A線断面図、第9図は第
1図の電気コネクタの外部導体とグランド板およびグラ
ンド端子とのハンダ付は準備状態を示す一部破断斜視図
、第10図は第1図の電気コネクタの外部導体とグラン
ド板およびグランド端子とのハンダ付は完了状態を示す
正面図、第11図は第1図の電気コネクタの信号用接触
子導入開口とグランド用接触子導入開口との配列状態を
示す第1図の矢印A方向に見た電気コネクタの端面図、
第12図AおよびBは別のグランドパターンを有した電
気コネクタの端面図である。 10・・・・・・ハウジング、11・・・・・・信号用
接触子開孔、12・・・・・・グランド端子接触部受入
開孔、13・・・・・・グランド板開孔、14・・・・
・・係止舌片、20・・・・・・ガイドブロック、21
・・・・・・凹部、22,22 A・・・・・・溝、2
3・・・・・・溝、24・・・・・・溝付部、25・・
・・・・突出部、26・・・・・・貫通孔、30・・・
・・・ケーブルクランプ、31・・・・・・係止脚、4
0・・・・・・同軸リボンケーブル、41・・・・・・
外部被覆、42・・・・・・外部導体、43・・・・・
・内部絶縁体、44・・・・・・内部導体、50・・・
・・・信号用接触子、51・・・・・・圧接結線部、5
2・・・・・・圧接溝、54・・・・・・接触部、60
・・・・・・グランド板、61・・・・・・長脚、62
・・・・・・短脚、65・・・・・・グランド端子、6
6・・・・・・外部導体接触片、68・・・・・・接触
部、70・・・・・・ハンダ板、71・・・・・・支持
板、72・・・・・・テープハンダ。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)結線すべき同軸リボンケーブルの端部の露出分離
    された外部導体を配置するガイドブロック部と、該ガイ
    ドブロック部に対して結合して前記同軸リボンケーブル
    をクランプするためのケーブルクランプ部と、グランド
    用接触子および信号用接触子を配列したハウジング部と
    を備えており、前記グランド用接触子は、前記信号用接
    触子に代えて配設されうるグランド端子を少なくとも備
    えており、前記グランド端子は、前記ガイドブロック部
    に配置された前記同軸リボンケーブルの端部の外部導体
    に接触し外部導体の周辺を通って上方に突き出しつる外
    部導体接触片を有し7ており、結線に際して、前記グラ
    ンド端子の外部導体接触片の前記突出し部分を通してタ
    ト部導体りに配置したハンダを加熱することによってグ
    ー7ンド端子と外部導体とをハンダ付けした後、前記テ
    ープ7j・クランプ部を結合して前記同軸リボンケ・−
    プルのクランプが行なわれることを特徴とする同輔すポ
    ンケ・−プル用電気コネクタ。
  2. (2)前記グランド用接触子は、前記信号用接触子の間
    に配置されるグランド板を更に備えており、前記グラン
    ド板は、前記ガ゛、イドブロック部に配置された前記同
    軸リボンケーブルの端部の外部導体に接触し外部導体の
    周辺を通って上方に突き出しうる長脚を有しており、結
    線に際し7て、前記グランド板の長脚およびグランド端
    子の外部導体接触片の前記突出し部分を通して外部導体
    上に配置したハンダを加熱することによってグランド板
    とグランド端子と外部導体とをハンダ付けする実用新案
    登録請求の範囲第(1)項記載の同軸リボンケーブル用
    電気コネクタ。
  3. (3)前記ハンダには金属製支持板が重ねられる実用新
    案登録請求の範囲第(1)項または第(2)項記載の同
    軸リボンケーブル用電気コネクタ。
JP1979169465U 1979-12-07 1979-12-07 同軸リボンケ−ブル用電気コネクタ Expired JPS5811023Y2 (ja)

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JP1979169465U Expired JPS5811023Y2 (ja) 1979-12-07 1979-12-07 同軸リボンケ−ブル用電気コネクタ

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JP (1) JPS5811023Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5749347Y2 (ja) * 1977-12-28 1982-10-28
JPS5811020Y2 (ja) * 1979-01-16 1983-03-01 ヒロセ電機株式会社 同軸リボンケ−ブル用電気コネクタ

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Publication number Publication date
JPS5686771U (ja) 1981-07-11

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