JPH0731559Y2 - ノイズ対策部品の取付け構造 - Google Patents
ノイズ対策部品の取付け構造Info
- Publication number
- JPH0731559Y2 JPH0731559Y2 JP1988136789U JP13678988U JPH0731559Y2 JP H0731559 Y2 JPH0731559 Y2 JP H0731559Y2 JP 1988136789 U JP1988136789 U JP 1988136789U JP 13678988 U JP13678988 U JP 13678988U JP H0731559 Y2 JPH0731559 Y2 JP H0731559Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- noise suppression
- ground terminal
- electrode
- frame ground
- electrically connected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、スイッチング電源等の電源装置において、コ
モンモードノイズの入力または負荷への侵入および入力
または負荷から外部への伝播を防止するために設けられ
るコンデンサ等のノイズ対策部品の取付け構造に関す
る。
モンモードノイズの入力または負荷への侵入および入力
または負荷から外部への伝播を防止するために設けられ
るコンデンサ等のノイズ対策部品の取付け構造に関す
る。
（従来の技術） 第３図に示すように、商用電源１から一次回路２におい
て制御された周波数やデューティー比の交流電圧を得て
トランス３により変圧し、二次回路４において整流平滑
化し、その出力を負荷５に加えるスイッチング電源にお
いては、コモンモードノイズの負荷５への侵入並びに負
荷５や一次、二次回路２、４から外部へのノイズの伝播
を防止するため、それぞれ２個のコンデンサ６、６およ
び７、７でなるＹコンデンサと称されるノイズ対策部品
が電源ライン28、28および29、29間に挿入され、各コン
デンサ６、６および７、７の接続点は、アース８となる
装置のフレームに接続される。
て制御された周波数やデューティー比の交流電圧を得て
トランス３により変圧し、二次回路４において整流平滑
化し、その出力を負荷５に加えるスイッチング電源にお
いては、コモンモードノイズの負荷５への侵入並びに負
荷５や一次、二次回路２、４から外部へのノイズの伝播
を防止するため、それぞれ２個のコンデンサ６、６およ
び７、７でなるＹコンデンサと称されるノイズ対策部品
が電源ライン28、28および29、29間に挿入され、各コン
デンサ６、６および７、７の接続点は、アース８となる
装置のフレームに接続される。
第４図は従来のコンデンサの取付け構造を示す断面図、
第５図はその平面図であり、コンデンサ６（７も同じ）
の一方の電極11は、樹脂基板12上に形成された導体パタ
ーン13に半田付けされ、導体パターン13は、樹脂基板12
の導体パターン13にねじ14により締結される間座15の一
端側に電気的に接続され、間座15の他端側は、電源装置
が組み込まれる電子機器の取付け基板（金属基板）16に
機械的に固定され、かつ電気的に接続される。
第５図はその平面図であり、コンデンサ６（７も同じ）
の一方の電極11は、樹脂基板12上に形成された導体パタ
ーン13に半田付けされ、導体パターン13は、樹脂基板12
の導体パターン13にねじ14により締結される間座15の一
端側に電気的に接続され、間座15の他端側は、電源装置
が組み込まれる電子機器の取付け基板（金属基板）16に
機械的に固定され、かつ電気的に接続される。
（考案が解決しようとする課題） このような構造においては、第３図におけるアース８と
なる取付け基板16に対し、コンデンサ６（７）の電極11
が、導体パターン13および間座15を介して電気的に接続
されるため、電極11から取付け基板16までの距離が長く
なり、このため、第３図における回路９、10のインダク
タンス成分が大となるため、ノイズレベルが押し上げら
れ、ノイズレベルが高くなるという問題点があった。
なる取付け基板16に対し、コンデンサ６（７）の電極11
が、導体パターン13および間座15を介して電気的に接続
されるため、電極11から取付け基板16までの距離が長く
なり、このため、第３図における回路９、10のインダク
タンス成分が大となるため、ノイズレベルが押し上げら
れ、ノイズレベルが高くなるという問題点があった。
本考案は、上述の問題点に鑑み、ノイズ対策部品の電極
とアース間の距離が短縮され、ノイズレベルが低減され
るノイズ対策部品の取付け構造を提供することを目的と
する。
とアース間の距離が短縮され、ノイズレベルが低減され
るノイズ対策部品の取付け構造を提供することを目的と
する。
（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本考案は、金属基板に穴を設
け、該穴にフレームグランド端子の一端を金属基板の金
属部に電気的に接続して固定すると共に、穴の周囲の絶
縁層上に設けたパッドにフレームグランド端子を半田付
けし、該フレームグランド端子の他端を、アースとなる
取付け基板に電気的に接続して固定し、前記フレームグ
ランド端子を半田付けしたパッドに、ノイズ対策部品の
一方の電極を半田付けしたことを特徴とする。
け、該穴にフレームグランド端子の一端を金属基板の金
属部に電気的に接続して固定すると共に、穴の周囲の絶
縁層上に設けたパッドにフレームグランド端子を半田付
けし、該フレームグランド端子の他端を、アースとなる
取付け基板に電気的に接続して固定し、前記フレームグ
ランド端子を半田付けしたパッドに、ノイズ対策部品の
一方の電極を半田付けしたことを特徴とする。
（作用） 本考案においては、ノイズ対策部品の一方の電極が、金
属基板上のフレームグランド端子半田付けパッドとフレ
ームグランド端子の金属基板の穴への固定部までの僅か
な経路を介して金属基板に電気的に接続されるので、ノ
イズ対策部品の一方の電極と金属基板（アース）との間
の距離が極めて近くなる上、さらに、ノイズ対策部品の
一方の電極が、フレームグランド端子のパッドおよびフ
レームグランド端子を介してアースとなる取付け基板に
電気的に接続されるので、ノイズ対策部品とアース部分
とのインダクタンス成分が極めて小となる。
属基板上のフレームグランド端子半田付けパッドとフレ
ームグランド端子の金属基板の穴への固定部までの僅か
な経路を介して金属基板に電気的に接続されるので、ノ
イズ対策部品の一方の電極と金属基板（アース）との間
の距離が極めて近くなる上、さらに、ノイズ対策部品の
一方の電極が、フレームグランド端子のパッドおよびフ
レームグランド端子を介してアースとなる取付け基板に
電気的に接続されるので、ノイズ対策部品とアース部分
とのインダクタンス成分が極めて小となる。
（実施例） 以下本考案の一実施例を第１図の断面図および第２図の
平面図により説明する。17は電源構成部品が表面実装さ
れる金属基板であり、アースとなる金属部18の片面、す
なわち部品実装側の面に絶縁層19が形成されたものであ
る。20は前記コンデンサ６または７に相当する表面実装
型コンデンサである。21はフレームグランド端子であ
り、金属基板17に設けたねじ穴22に端子21の一端の雄ね
じ21aをねじ込む（かしめ付け等によっても良い）こと
により、金属部18に固定すると共に電気的に接続してい
る。また、絶縁層19上に設けたパッド23に端子21の根本
部を半田24によって接続している。なお、パッド23と一
体に絶縁層19上に形成される他の導体パターンについて
は図示していない。
平面図により説明する。17は電源構成部品が表面実装さ
れる金属基板であり、アースとなる金属部18の片面、す
なわち部品実装側の面に絶縁層19が形成されたものであ
る。20は前記コンデンサ６または７に相当する表面実装
型コンデンサである。21はフレームグランド端子であ
り、金属基板17に設けたねじ穴22に端子21の一端の雄ね
じ21aをねじ込む（かしめ付け等によっても良い）こと
により、金属部18に固定すると共に電気的に接続してい
る。また、絶縁層19上に設けたパッド23に端子21の根本
部を半田24によって接続している。なお、パッド23と一
体に絶縁層19上に形成される他の導体パターンについて
は図示していない。
本考案においては、前記コンデンサ20の一方のアース側
電極25を、フレームグランド端子21が接続されるパッド
23に、半田26により接続する。他方の電極27は、第３図
に示した電源ライン28または29に接続されるパッド30に
半田31により接続される。
電極25を、フレームグランド端子21が接続されるパッド
23に、半田26により接続する。他方の電極27は、第３図
に示した電源ライン28または29に接続されるパッド30に
半田31により接続される。
また、前記フレームグランド端子21は間座を兼ねてお
り、フレームグランド端子21の中心に雌ねじ穴32を有
し、フレームグランド端子21の金属基板17の固定部と反
対側の端部において、該雌ねじ穴32にねじ込むねじ33に
より、電源装置を取付ける電子機器側の取付け基板16に
間座となるフレームグランド端子21が結合されて電源装
置が取付けられる。
り、フレームグランド端子21の中心に雌ねじ穴32を有
し、フレームグランド端子21の金属基板17の固定部と反
対側の端部において、該雌ねじ穴32にねじ込むねじ33に
より、電源装置を取付ける電子機器側の取付け基板16に
間座となるフレームグランド端子21が結合されて電源装
置が取付けられる。
この構成によれば、コンデンサ20の電極25が、パッド23
および端子21を介して金属基板17の金属部18に接続され
るため、電極25と金属部18（アース）との間が極めて近
くなる上、コンデンサ20の一方の電極が、フレームグラ
ンド端子21のパッド23およびフレームグランド端子21を
介してアースとなる取付け基板16に電気的に接続される
ので、コンデンサ20とアース部分とのインダクタンス成
分が極めて小となる。
および端子21を介して金属基板17の金属部18に接続され
るため、電極25と金属部18（アース）との間が極めて近
くなる上、コンデンサ20の一方の電極が、フレームグラ
ンド端子21のパッド23およびフレームグランド端子21を
介してアースとなる取付け基板16に電気的に接続される
ので、コンデンサ20とアース部分とのインダクタンス成
分が極めて小となる。
また、本考案において、金属基板17の部品実装面側に開
口を有する箱状のケースの開口側をかぶせて金属基板17
をケースの下蓋として構成し、そのケースを取付け基板
16と金属基板17との間に介在させる場合もある。
口を有する箱状のケースの開口側をかぶせて金属基板17
をケースの下蓋として構成し、そのケースを取付け基板
16と金属基板17との間に介在させる場合もある。
（考案の効果） 本考案によれば、ノイズ対策部品の一方の電極が、金属
基板上のフレームグランド端子半田付けパッドとフレー
ムグランド端子の一部の僅かな経路を介して金属基板に
電気的に接続されるので、ノイズ対策部品の一方の電極
と金属基板（アース）との間の距離が極めて近くなる
上、さらに、ノイズ対策部品の一方の電極が、フレーム
グランド端子のパッドおよびフレームグランド端子を介
してアースとなる取付け基板に電気的に接続されるの
で、ノイズ対策部品とアース部分とのインダクタンス成
分が極めて小となる。その結果、ノイズレベルを低減さ
せることができる。
基板上のフレームグランド端子半田付けパッドとフレー
ムグランド端子の一部の僅かな経路を介して金属基板に
電気的に接続されるので、ノイズ対策部品の一方の電極
と金属基板（アース）との間の距離が極めて近くなる
上、さらに、ノイズ対策部品の一方の電極が、フレーム
グランド端子のパッドおよびフレームグランド端子を介
してアースとなる取付け基板に電気的に接続されるの
で、ノイズ対策部品とアース部分とのインダクタンス成
分が極めて小となる。その結果、ノイズレベルを低減さ
せることができる。
第１図は本考案によるノイズ対策部品の取付け構造の一
実施例を示す断面図、第２図はその平面図、第３図は本
考案の対象回路の一例図、第４図および第５図はそれぞ
れ従来構造を示す断面図および平面図である。
実施例を示す断面図、第２図はその平面図、第３図は本
考案の対象回路の一例図、第４図および第５図はそれぞ
れ従来構造を示す断面図および平面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０１Ｇ 4/35 Ｈ０５Ｋ 9/00 Ｋ 9174−5Ｅ Ｈ０１Ｇ 4/42
Claims (1)
- 【請求項１】金属基板に穴を設け、該穴にフレームグラ
ンド端子の一端を金属基板の金属部に電気的に接続して
固定すると共に、穴の周囲の絶縁層上に設けたパッドに
フレームグランド端子を半田付けし、 該フレームグランド端子の他端を、アースとなる取付け
基板に電気的に接続して固定し、 前記フレームグランド端子を半田付けしたパッドに、ノ
イズ対策部品の一方の電極を半田付けした ことを特徴とするノイズ対策部品の取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988136789U JPH0731559Y2 (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | ノイズ対策部品の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988136789U JPH0731559Y2 (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | ノイズ対策部品の取付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0258366U JPH0258366U (ja) | 1990-04-26 |
| JPH0731559Y2 true JPH0731559Y2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=31397624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988136789U Expired - Lifetime JPH0731559Y2 (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | ノイズ対策部品の取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0731559Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015126100A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | 株式会社デンソー | 電子制御装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59101460U (ja) * | 1982-12-25 | 1984-07-09 | アルプス電気株式会社 | 電子部品の接地構造 |
-
1988
- 1988-10-19 JP JP1988136789U patent/JPH0731559Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0258366U (ja) | 1990-04-26 |
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