JPH0541816U - プリンタのキヤリツジ送り機構 - Google Patents
プリンタのキヤリツジ送り機構Info
- Publication number
- JPH0541816U JPH0541816U JP9801391U JP9801391U JPH0541816U JP H0541816 U JPH0541816 U JP H0541816U JP 9801391 U JP9801391 U JP 9801391U JP 9801391 U JP9801391 U JP 9801391U JP H0541816 U JPH0541816 U JP H0541816U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carriage
- jam prevention
- platen
- belt
- prevention belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャリッジ駆動機構とジャム防止機構とを一
体化して、部品点数の削減と装置の小型化を可能とした
プリンタのキャリッジ送り機構を提供する。 【構成】 プラテン11に沿って移動自在に支持された
キャリッジ10と、キャリッジ10上に搭載された印字
ヘッド12と、印字ヘッド12の先端に取着されたプロ
テクタガイド13と、プロテクタガイド13の両側端に
掛着され且つプラテン11と略平行に張設されたジャム
防止用ベルト14とを備えたプリンタにおいて、ジャム
防止用ベルト14の裏側Rを歯付面14aとするととも
に、その歯付面14aにはキャリッジ移動用モータ15
のギア15aを噛合させて、そのキャリッジ移動用モー
タ15の駆動によりジャム防止用ベルト14を介してキ
ャリッジ10のスペース動作を可能にした。
体化して、部品点数の削減と装置の小型化を可能とした
プリンタのキャリッジ送り機構を提供する。 【構成】 プラテン11に沿って移動自在に支持された
キャリッジ10と、キャリッジ10上に搭載された印字
ヘッド12と、印字ヘッド12の先端に取着されたプロ
テクタガイド13と、プロテクタガイド13の両側端に
掛着され且つプラテン11と略平行に張設されたジャム
防止用ベルト14とを備えたプリンタにおいて、ジャム
防止用ベルト14の裏側Rを歯付面14aとするととも
に、その歯付面14aにはキャリッジ移動用モータ15
のギア15aを噛合させて、そのキャリッジ移動用モー
タ15の駆動によりジャム防止用ベルト14を介してキ
ャリッジ10のスペース動作を可能にした。
Description
【0001】
本考案は、プリンタのキャリッジ送り機構に関するものである。
【0002】
図2は、従来機構を示す平面図である。 図において、30はキャリッジであり、このキャリッジ30上には、プラテン 31と対向する状態で印字ヘッド32が搭載されている。また、印字ヘッド32 の先端には、プロテクタガイド33が取着されており、更にプロテクタガイド3 3の両側端には、ジャム防止用ベルト34が掛着されている。
【0003】 このジャム防止用ベルト34は、プラテン31の左右端に配設されたプーリ3 5aによってプラテン31と略平行に張設され、更にその位置からキャリッジ3 0の後方左右端に配設されたプーリ35bへループ状に架渡されている。 また、このジャム防止用ベルト34には、ベルトの弛みを防ぐためにテンショ ンローラ36が当接されており、このテンションローラ36は引っ張りコイルバ ネ37の付勢力でジャム防止用ベルト34の張力を一定に保持している。
【0004】 一方、キャリッジ30には、クランプ保持具38を介してギアベルト39が接 続されており、このギアベルト39は、左右端に配設された駆動モータ40のモ ータギア40aと歯付プーリ41とによって張設されている。
【0005】 このような構成からなる従来機構においては、駆動モータ40の駆動によって モータギア40aが回転し、このモータギア40aの回転方向に応じてギアベル ト39が移動する。そして、このギアベルト39の移動方向に従って、キャリッ ジ30が図示せぬキャリッジシャフト上をスペース動作する。
【0006】 また、キャリッジ30がスペース動作すると、これに連動したかたちで、プロ テクタガイド33に掛着されたジャム防止用ベルト34が、各プーリ35a、3 5bの間を移動する。 その際、プラテン31上に搬送される印字媒体(不図示)は、プラテン31と 平行に張設されたジャム防止用ベルト34にガイドされながら走行し、これによ り印字媒体のジャム発生が防止される。
【0007】
しかしながら、上記従来例においては、キャリッジ30をスペース動作させる 機構と印字媒体のジャム発生を防止する機構とが別構成となっているので、機構 そのものが複雑になって部品点数が多くなり、コスト低減を図る上で支障を来し ていた。また、機構を構成するのに広い空間を要するので、装置全体が大型化し てしまうという問題があった。
【0008】 本考案は、上記課題を解決するためになされたもので、キャリッジ駆動機構と ジャム防止機構とを一体化して、部品点数の削減と装置の小型化を可能としたプ リンタのキャリッジ送り機構を提供することを目的とする。
【0009】
本考案は、上記目的を達成するためになされたもので、プラテンに沿って移動 自在に支持されたキャリッジと、キャリッジ上に搭載された印字ヘッドと、印字 ヘッドの先端に取着されたプロテクタガイドと、プロテクタガイドの両側端に掛 着され且つプラテンと略平行に張設されたジャム防止用ベルトとを備えたプリン タにおいて、ジャム防止用ベルトの裏側を歯付面とするとともに、その歯付面に はキャリッジ移動用モータのギアを噛合させて、そのキャリッジ移動用モータの 駆動によりジャム防止用ベルトを介してキャリッジのスペース動作を可能にした ものである。
【0010】
本考案のキャリッジ送り機構においては、キャリッジ移動用モータの駆動によ ってギアが回転すると、そのギアと噛合状態にあるジャム防止用ベルトが、ギア の回転方向に従って移動し、これに連動してキャリッジがスペース動作する。
【0011】
図1は、本考案の実施例を示す平面図である。 図において、10はキャリッジであり、このキャリッジ10上には、プラテン 11と対向する状態で印字ヘッド12が搭載されている。また、印字ヘッド12 の先端には、プロテクタガイド13が取着されており、更にこのプロテクタガイ ド13の両側端には、止め金具13aを介してジャム防止用ベルト14が掛着さ れている。
【0012】 このジャム防止用ベルト14は、例えばプラテン11の左端に配設された駆動 モータ15のギア15aと同右端に配設されたプーリ16aとによってプラテン 11と略平行に張設され、更にその位置からキャリッジ10の後方左右端に配設 されたプーリ16bへループ状に架渡されている。 また、このジャム防止用ベルト14の裏側Rには、ベルトの幅方向と平行で且 つ等ピッチの溝(不図示)が全長にわたって形成されており、その面を歯付面1 4aとしている。
【0013】 一方、ギア15aとプーリ16a、16bの外周には、歯付面14aと同ピッ チの歯(不図示)が設けられており、それらはジャム防止用ベルト14の歯付面 14aに噛合している。 よって、駆動モータ15によるギア15aの回転力は、ジャム防止用ベルト1 4を介して確実にキャリッジ10を移動させ得る力となって作用する。
【0014】 また、プーリ16a、16bの間にはテンションローラ17が配設されており 、これは、例えばジャム防止用ベルト14の表側Fに当接され、引っ張りコイル バネ18の付勢力によりジャム防止用ベルト14を内方に押圧することで、その 張力を一定に保持している。
【0015】 このような構成からなる本実施例のキャリッジ送り機構は、以下のように動作 する。 すなわち、駆動モータ15の駆動によりギア15aを時計方向に回転させると 、ジャム防止用ベルト14が図中のA矢視方向に向かってループ状に移動し、こ のジャム防止用ベルト14に引っ張られるようにして、キャリッジ10が図示せ ぬキャリッジシャフト上を左方に移動する。一方、ギア15aを反時計方向に回 転させた場合は、ジャム防止用ベルト14がB矢視方向に移動し、それに従って キャリッジ10が右方に移動する。 その際、プラテン11上に搬送される印字媒体(不図示)は、プラテン11と 平行に張設されたジャム防止用ベルト14にガイドされながら走行し、これによ り印字媒体のジャム発生が防止される。
【0016】 このように、本実施例のキャリッジ送り機構においては、ギア15aの回転に 従ってジャム防止用ベルト14が移動し、これに連動してキャリッジ10がスペ ース動作する。すなわち、駆動モータ15の駆動力がジャム防止用ベルト14を 介してキャリッジ10に伝達され、これにより、キャリッジ駆動機構とジャム防 止機構とが一体化される。
【0017】 したがって、本実施例によれば、従来機構(図2)においてジャム防止用ベル ト34とは別個に設けられていたギアベルト39やそのギアベルト39を張設す るための歯付プーリ41、並びにギアベルト39をキャリッジ30に接続するた めのクランプ保持具38などの部品が不要となるため、機構全体が簡略化されて 部品点数が削減され、それと同時に機構を構成するための空間が縮小される。
【0018】
以上、説明したように本考案によれば、キャリッジ移動用モータの駆動力がジ ャム防止用ベルトを介してキャリッジに伝達され、これによりキャリッジ駆動機 構とジャム防止機構とを一体化したので、従来機構と比較すると、機構全体が簡 略化されて部品点数が削減され、それと同時に機構を構成するための空間が縮小 される。その結果、製造コストが低減されるとともに、装置の小型軽量化が可能 となる。
【図1】本考案の実施例を示す平面図である。
【図2】従来機構を示す平面図である。
10 キャリッジ 11 プラテン 12 印字ヘッド 13 プロテクタガイド 14 ジャム防止用ベルト 15 駆動モータ(キャリッジ移動用モータ) 15a ギア R 裏側
Claims (1)
- 【請求項1】 プラテンに沿って移動自在に支持された
キャリッジと、前記キャリッジ上に搭載された印字ヘッ
ドと、前記印字ヘッドの先端に取着されたプロテクタガ
イドと、前記プロテクタガイドの両側端に掛着され且つ
前記プラテンと略平行に張設されたジャム防止用ベルト
とを備えたプリンタにおいて、 前記ジャム防止用ベルトの裏側を歯付面とするととも
に、前記歯付面にはキャリッジ移動用モータのギアを噛
合させて、前記キャリッジ移動用モータの駆動により前
記ジャム防止用ベルトを介して前記キャリッジのスペー
ス動作を可能にしたことを特徴とするプリンタのキャリ
ッジ送り機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9801391U JPH0541816U (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | プリンタのキヤリツジ送り機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9801391U JPH0541816U (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | プリンタのキヤリツジ送り機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0541816U true JPH0541816U (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=14207930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9801391U Pending JPH0541816U (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | プリンタのキヤリツジ送り機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0541816U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8104864B2 (en) | 2008-05-30 | 2012-01-31 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image recording device |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP9801391U patent/JPH0541816U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8104864B2 (en) | 2008-05-30 | 2012-01-31 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image recording device |
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