JPS62257877A

JPS62257877A - 印字装置

Info

Publication number: JPS62257877A
Application number: JP10196286A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiko Kashiwagi; 和彦柏木
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-05-06
Filing date: 1986-05-06
Publication date: 1987-11-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的コ（産業上の利用分野）本発明はドツトプリンタなどの印字装置に係り、特に印
字リボンの送り殿構に関する。

（従来の技術）ドツトプリンタなどの印字装置に設けられ、印字ヘッド
によりプラテンに巻回された印字用紙に印字を行なうた
めのインクリボンを送る機構は、従来は第３図及び第４
図に示すように溝底されていた。図において、キャリッ
ジモータ］の回転ははすば歯車２．３、平歯車４．５を
介してリボン送りローラ６に伝達される。このキャリッ
ジモータ１の駆動軸７にはキャリッジベルト８を駆動す
る歯車９が固設されており、このキャリッジベルト８に
は印字ヘッド１０が搭載されたキャリッジ１１が固設さ
れている。そして前記リボン送りローラ６と印字ヘッド
１０との間には、リボンカセット１２内に収納されたロ
ングインクリボン１３が懸架されていて、リボン送りロ
ーラ６に対向して設けられた押圧ローラ１４とこのロー
ラ６との間に挟持されて駆動されるようになっている。

このときにはすば歯車３と平歯車４との動力伝達部には
ワンウェイクラッチ１５が設けられていて、リボン送り
ローラ６にはキャリッジモータ１の回転方向のうちキャ
リッジ１１を印字方向に送る回転方向のみ動力が伝達さ
れる。プラテン１６は図示せぬモータによって回転駆動
される。

上述した従来のリボン送り機構によると、キャリッジ１
１が印字方向に移動しているときはインクリボン１３も
常に移動している。ところが印字ヘッド１０によってプ
ラテン１６に巻回された印字用紙１７に印字していると
きに、インクリボン１３が印字用紙１７に対して相対速
度を持つと印字品質が劣下する傾向にある。この結果従
来の機構によるとインクリボン１３が印字用紙１７に対
して印字中常に相対速度を持つため印字品質が劣るとい
う問題があった。

（発明が解決しようとする問題点）本発明は上述した従来の印字装置のリボン送り機構にお
いて問題となった、印字中にインクリボンか印字用紙に
対し相対速度を持ち、印字品質を劣下させるという問題
を解決し、印字中の印字品質を向上させることのできる
リボン送り機構を備えた印字装置を提供するごとを目的
とする。

［発明の、構成］（問題点を解決するための手段）本発明は上記目的を達成するために、印字装置にプラテ
ンを回転させるモータと、インクリボンを送るリボン送
りローラと、前記モータが前記プラテンを介して印字用
紙を印字方向に送る方向に回転したときにのみ、このモ
ータの回転を前記リボン送りローうに伝達する動力伝達
機構とを設けたものである。

（作用）上記の構成によると、印字ヘッドによる印字が行なわれ
ている間はプラテンは静止しているのでインクリボンも
静止しており、改行時にモータが印字方向に回転して印
字用紙を送るときにのみインクリボンを送る。またプラ
テンを用紙送り方向と逆の方向に回転させた場合は、リ
ボン送りローラにはこの回転が伝達されないのでインク
リボンが逆方向に回転することはない。この結果インク
リボンは印字中に印字用紙に対して相対速度を持つこと
がなく、印字品質の劣下を防ぐことができる。

（実施例）以下、本発明に係る印字装置の一実施例を図面を参照し
て説明する。

第１図及び第２図に本発明の一実施例を示す。

これらの図において第３図及び第４図に示す従来例と同
一または同等部分には同一符号を付して示し、説明を省
略する。図において、モータ１８の駆動軸１９にはプー
リ２０と平歯車２１とが固設されている。プラテン１６
の軸２２の片側にはプーリ２３が固設されており、前記
モータ１８のプーリ２０との間にタイミングベルト２４
が懸架されていて、モータ１８により回転されるように
なっている。モータ１８の駆動軸１９にはこの駆動軸１
９に対して直角方向に揺動可能に支持板２５が取付けら
れており、この支持板２５には前記平歯車２１と噛合す
る遊星歯車２６が回転自在に取付けられている。また図
示せぬフレームにはこの遊星歯車２６と噛合可能な位置
に平歯車２７が取付けられており、前記モータ１８がプ
ラテン１６を用紙送り方向に回転させるときには前記支
持板２５が図中時計方向に回動して遊星歯車２６と平歯
車２７とが噛合し、モータ１８が反対方向に回転すると
きには離脱するようになっている。リボン送りローラ６
の軸２８にははすば歯車２９が固設されており、このは
すば歯車２９は同軸３０上に設けられたはすば歯車３１
及び平歯車３２を介して前記平歯車２７と噛合している
。３３は前記押圧ローラをリボン送りローラ６に押圧す
るためのスプリングである。

次に本実施例の動作を説明する。キャリッジ１１に搭載
された印字ヘッド１０によってプラテン１６に巻回され
た印字用紙１７に１行分の印字が終了すると、モータ１
８が矢印Ａ１方向に回転してタイミングベルト２４を介
してプラテン１６を回転させ、印字用紙１７を送って改
行する。またモータ１８の回転は平歯車２１を介して遊
星歯車２６に伝達される。このとき支持板２５と遊星歯
車２６との回転摩擦力により遊星歯車２６の回転がわず
かに制動され、この力で支持板２５は矢印Ａ２方向に回
動じて遊星歯車２６は平歯車２７に噛合する。そして平
歯車３２）はすば歯車３１．２９を介してリボン送りロ
ーラ６が回転し、このリボン送りローラ６と押圧ローラ
１４との間に挟持されたインクリボン１３が所定量適ら
れる。

プラテン１６を用紙送り方向と逆方向の矢印Ｂ１方向に
回転させたときは、プラテン１６の回転はタイミングベ
ルト２４及び平歯車２１を介して遊星＠車２６に伝達さ
れるが、前述の場合と同様（但し逆方向）に支持板２５
が矢印Ｂ２方向に回動するため、遊星歯車２６は平歯車
２７から離脱する。この結果遊星歯車２６の回転は１ノ
ポン送りローラ６には伝達されず、インクリボン１３の
逆転を防止している。

本実施例によれば、プラテン１６を回転させるモータ１
８によってリボン送りローラ６を回転させるようにした
ので、印字ヘッド１０による１行分の印字中はインクリ
ボン１３は動かず、印字用紙１７に対する相対速度は発
生しない。従って印字品質を向上させることができる。

しかもプラテン１６を用紙送り方向と逆の方向に回転さ
せたときは、支持板２５の揺動によって遊星歯車２６が
平歯車２７から雌脱し、リボン送りローラ６を駆動しな
いのでインクリホン１３が逆方向に送られることはない
。

［発明の効果］上述したように本発明によれば、プラテンを駆動するモ
ータにより一方向の回転のみを伝達する動力伝３ｔ’ｔ
ａ溝を介してリボン送りローラを駆動するようにしたの
で、印字中のインクリボンが印字用紙に対して相対速度
を持つことがなく、しかも逆方向に送られることもなく
、印字品質を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る印字装置の一実施例を示す平面図
、第２図は第１図の側面図、第３図は従来の印字装置を
示す平面図、第４図は第３図の側面図である。６・・・リボン送りローラ１０・・・印字ヘッド１３・・・インクリボン１６・・・プラテン１７・・・印字用紙１８・・・モータ２１．２７．３２・・・平歯車２６・・・遊星歯車２９．３１・・・はすば＠車代理人　弁理士　　則　近　憲　イも周　　山王　− 第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）プラテンに巻回された印字用紙にインクリボンを
介して印字ヘッドにより印字を行なう印字装置において
、前記プラテンを回転させるモータと、前記インクリボ
ンを送るリボン送りローラと、前記モータが前記プラテ
ンを介して前記印字用紙を印字方向に送る方向に回転し
たときにのみ、このモータの回転を前記リボン送りロー
ラに伝達する動力伝達機構とを具備したことを特徴とす
る印字装置。
（２）特許請求の範囲第１項において、動力伝達機構は
原動側と従動側との間に、原動側歯車に噛合し原動側歯
車の回転方向によって従動側歯車に噛合または離脱する
遊星歯車を有することを特徴とする印字装置。