JPH0540334A - 感光材料処理装置の水あか発生防止方法 - Google Patents

感光材料処理装置の水あか発生防止方法

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JPH0540334A
JPH0540334A JP21916191A JP21916191A JPH0540334A JP H0540334 A JPH0540334 A JP H0540334A JP 21916191 A JP21916191 A JP 21916191A JP 21916191 A JP21916191 A JP 21916191A JP H0540334 A JPH0540334 A JP H0540334A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 予備水洗槽や水洗槽内に水あかが発生するの
を防止する。 【構成】 感光材料処理装置1Aは、現像槽2、定着槽
3および水洗槽4が並設された処理部と、スクイズ部6
および乾燥機7で構成される乾燥部5とを有する。現像
槽2と定着槽3との間、定着槽3と水洗槽4との間、水
洗槽4と乾燥部5の間には、それぞれ、上下一対のクロ
スオーバーローラ8a〜8cと、予備水洗槽9a〜9c
とで構成される予備水洗手段が設置されている。感光材
料Sの処理を長時間休止する際には、バルブ16を開
き、排水管15を通じて水洗槽4内の水洗水を排出する
とともに、バルブ14a〜14cを開き、各予備水洗槽
9a〜9c内の水洗水を排水管13a〜13cを通じて
水洗槽4内導入し、さらに排水管15を通じて水洗槽4
外へ排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハロゲン化銀写真感光
材料(以下、単に、感光材料という)を処理する感光材
料処理装置に水あかが発生するのを防止する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば黒白の感光材料に対しては、露光
後、現像−定着−水洗という工程で処理される、その後
乾燥がなされる。このような処理は、通常、自動現像機
を用いて、感光材料を現像槽、定着槽および水洗槽内の
各処理液に順次浸漬し、その後乾燥機にて乾燥すること
により行なわれる。
【0003】このような処理においては、感光材料が各
処理槽間を移動する際に、感光材料に付着した処理液
が、次の処理槽等に持ち込まれることによる種々の弊害
が生じる。以下、これについて、さらに詳述する。
【0004】現像槽と定着槽との間においては、持ち込
みにより現像液が定着液中に混入すると、定着液が劣化
して定着能力が低下し、また、定着液のpHが上昇するの
で、硬膜能力も低下する。そのため、良好な写真性を維
持するために、定着液の補充量が増大する。さらに、高
pHの現像液が定着液中に混入すると、アンモニアガス等
の臭気を放つガスが発生する。
【0005】さらには、現像液が感光材料に付着したま
ま感光材料が定着液に入るので、いわゆる物理現像ムラ
を生じやすい。特に、感光材料がより塩化銀の割合が多
い程、ハロゲン化銀粒子サイズが小さい程、この物理現
像ムラが起こりやすい。
【0006】定着槽と水洗槽との間においては、持ち込
みにより定着液が水洗水中に混入すると、水洗水の汚れ
の度合いが大きくなり、水洗性が低下し、そのため、良
好な写真性を維持するために、水洗水の補充量が増大
し、水洗水の公害負荷も大きくなる。
【0007】水洗槽と乾燥機との間においては、例えば
乾燥の前に感光材料表面に付着した液を拭い取るスクイ
ズローラ群を有する乾燥機の場合、汚れた水洗水がスク
イズローラに付着して、スクイズローラが汚れを生じ、
これが次に搬送される感光材料に付着する。
【0008】そこで、このような問題を解決するため
に、隣接する各処理槽の間や水洗槽と乾燥機との間に、
感光材料を一時的に水洗水に浸漬しまたは接触させて水
洗する予備水洗槽を設けることが知られている。
【0009】しかしながら、この予備水洗槽は、感光材
料の処理が長時間休止する際(例えば、夜間や休日)に
も、槽内の水は溜められた状態のままで維持されるの
で、予備水洗槽内に銀汚れや処理剤酸化生成物や不溶物
が蓄積し、また特に問題となるのは、水あかが発生する
ことである。
【0010】このような水あかが発生すると、発生した
水あか(浮遊物)が次に予備水洗槽を通過する感光材料
の表面に付着し、感光材料が汚れるという問題が生じ
る。また、予備水洗槽内やクロスオーバーローラの表面
等に付着した水あかを洗浄して除去する作業が必要であ
り、メンテナンスが煩雑となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、予備
水洗槽を有する感光材料処理装置において、予備水洗槽
内に水あかが発生するのを防止することができる感光材
料処理装置の水あか発生防止方法を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)および(2)の本発明により達成される。
【0013】(1) 少なくとも現像槽、定着機能を有
する槽および水洗槽が並設された処理部と、処理後の感
光材料を乾燥する乾燥部とを有し、隣接する前記各槽の
間または水洗槽と乾燥部との間の少なくとも一箇所に、
予備水洗槽を有する予備水洗手段を設置した感光材料処
理装置において、感光材料の処理を休止する際に、前記
予備水洗槽内の水を排水して空の状態にすることを特徴
とする感光材料処理装置の水あか発生防止方法。
【0014】(2) 前記予備水洗槽内の水を前記水洗
槽内の水とともに排水する上記(1)に記載の感光材料
処理装置の水あか発生防止方法。
【0015】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す好適実施例に
ついて詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明における感光材料処理装置
の構成例を模式的に示す断面側面図である。同図に示す
ように、感光材料処理装置1Aは、現像槽2、定着槽
(定着機能を有する槽)3および水洗槽4が図中右側か
らこの順に並設されており、これらの処理槽2〜4に
は、それぞれ現像液、定着液(または漂白・定着液)、
水洗水(または安定液)が所定レベルまで入れられてい
る。このような各処理槽2〜4により処理部が構成され
る。
【0017】各処理槽2〜4内には、搬送ローラ、ガイ
ド等で構成される感光材料Sの搬送手段(図示せず)
が、好ましくはラックに組み立てられた状態で設置され
ている。これにより、感光材料Sは、各処理槽2〜4内
をU字状の搬送経路で搬送され、この間、各々の処理液
に順次浸漬されて現像処理がなされる。
【0018】水洗槽4の図中左方には、感光材料Sを乾
燥する乾燥部5が設けられている。この乾燥部5は、ス
クイーズ部6と乾燥機7とで構成される。
【0019】スクイーズ部6には、複数対のスクイーズ
ローラ(図示せず)が感光材料Sの搬送経路に沿って設
置され、これらのスクイーズローラで水洗後の感光材料
Sを挟持、搬送することにより、感光材料Sから水分を
拭い取る。
【0020】スクイーズ部6の図中下方に位置する乾燥
機7は、ケーシング71と、このケーシング71内に乾
燥用の温風を供給する温風ファン72とで構成される。
また、ケーシング71の内部には、搬送ローラおよびガ
イド等(いずれも図示せず)が感光材料Sの搬送経路に
沿って設置されている。
【0021】温風ファン71の作動により、外部から取
り入れられた空気は例えば40〜100℃程度に加熱さ
れてケーシング71内へ供給される。ケーシング71内
では、スクイーズ部6を経た感光材料Sが搬送ローラに
より搬送されており、温風ファン71から供給される温
風と接触して乾燥がなされる。
【0022】現像槽2と定着槽3との間、定着槽3と水
洗槽4との間、水洗槽4と乾燥部5の間には、それぞ
れ、上下一対のクロスオーバーローラ8a、8b、8c
と、予備水洗槽9a、9b、9cとで構成される予備水
洗手段が設置されている。
【0023】各予備水洗槽9a〜9c内には、水洗水が
入れられ、下方のクロスオーバーローラ8a〜8cの一
部がこの水洗水中に浸漬されている。
【0024】各予備水洗槽9a〜9cの側部には、それ
ぞれ、オーバーフロー管10a、10b、10cの一端
がその槽壁を貫通して接続され、それらの他端は、前段
の処理槽、すなわち、現像槽2、定着槽3、水洗槽4内
へ延長されている。なお、各予備水洗槽9a〜9c内の
水洗水の水位は、それぞれ、オーバーフロー管10a、
10b、10cの予備水洗槽側の設置位置により定めら
れ、各処理槽2〜4内の処理液の液面レベルより高い位
置に設定される。
【0025】なお、オーバーフロー管10aおよび10
bを経て現像槽2および定着槽3へそれぞれ流れ込む水
は、後述する現像液および定着液の濃縮液を希釈して所
望濃度の現像液および定着液とするための希釈液として
機能することもできる。
【0026】上方のクロスオーバーローラ8a〜8cの
上方には、それぞれ、クロスオーバーローラ8a〜8c
に水洗水を供給する給水管11の一端が設置され、その
他端は、例えば水道蛇口のような水供給源12に接続さ
れている。この場合、水供給源12は、給水のタイミン
グおよび各給水管11毎の給水量を調整しうるものであ
るのが好ましい。
【0027】なお、本発明に用いられる水洗水は、水道
水、イオン交換水、蒸留水等をそのまま用いるか、また
は、これらの水洗水に防菌剤、防ばい剤等の添加剤を添
加したものを用いることもできる。添加剤の例として
は、公知の防菌防ばい剤が挙げられる。従って、水供給
源12は、このような水洗水の種類、組成等により、適
宜選定される。
【0028】各予備水洗槽9a〜9cの底部には、それ
ぞれ、排水管13a、13b、13cの一端が接続さ
れ、それらの他端は、水洗槽4の側壁を貫通して水洗槽
4内に連通している。また、各排水管13a、13b、
13cの途中には、それぞれ、電磁バルブのようなバル
ブ14a、14b、14cが設置されている。
【0029】各予備水洗槽9a〜9cの形状は、図示の
ごとき雨どいのような湾曲形状や、底部下方へ向かって
傾斜した形状等の排水に適した形状とするのが好まし
い。これにより、排水の際に予備水洗槽内に水が残存せ
ず、水あか発生防止にとって有利となる。
【0030】なお、予備水洗槽9a〜9cの容積は比較
的小さく、例えば水洗槽4の容積の0.5〜3%程度と
される。
【0031】また、水洗槽4の底部は傾斜しており、そ
の最も低い部分に排水管15が接続されている。この排
水管15の途中には、電磁バルブのようなバルブ16が
設置されている。
【0032】各処理槽2〜4内には、それぞれ、疲労し
た処理液をオーバーフローにより排出する排出口17が
設置されている。
【0033】処理部の下方には、現像液の濃縮液および
定着液の濃縮液をそれぞれ貯留するストックタンク18
および19が設置されている。ストックタンク18およ
び19の底部には、それぞれ、給液管20および21の
一端がストックタンク内に連通するよう接続され、それ
らの他端は、それぞれ、現像槽2および定着槽3内まで
延長されている。
【0034】また、給液管20および21の途中には、
それぞれ、送液用のポンプ22および23が設置されて
いる。
【0035】ストックタンク18および19への濃縮液
の補充は、現像液、定着液一体型の容器24より行なわ
れる。この容器24は、内部が互いに連通しない3つの
空間24a、24b、24cに区画されている。空間2
4aおよび24bには、それぞれ現像液を構成するパー
ツ剤AおよびB(例えば、特開昭63−177132
号、特願平01−129388号に記載のもの)が入れ
られ、空間24cには、定着液の濃縮液(例えば、特願
平02−63785号に記載のもの)が入れられてい
る。
【0036】また、容器24には、各空間24a〜24
cにそれぞれ連通する液取出口25が形成されている。
これらの液取出口25は、未使用の状態では密封されて
おり、使用時には開封される。液取出口25の密封方法
は、キャップ等の装着でもよいが、液取出口25を膜で
封止し、この膜を破断することにより行なってもよい。
【0037】このように、現像液濃縮液および定着液濃
縮液を1つの一体的な容器24に収納したことにより、
調液作業の簡素化が図れる。また、2つのパーツ剤Aお
よびBをストックタンク18にて一旦混合してから供給
し、かつ定着液濃縮液は1つの薬剤としてそのまま供給
するので、液の劣化を防止しつつ、配管およびポンプの
設置数を少なくすることができる。
【0038】なお、容器24の空間24a〜24cの容
積(液充填量)は、それらに充填するパーツ剤等の配合
比に等しいものとするのが好ましい。これにより、容器
24の交換のサイクルが一致し、処理液補充に関するメ
インテナンスが容易となる。
【0039】現像液を構成するパーツ剤AおよびBにつ
いて、黒白現像液用のパーツ剤を代表例にとって説明す
る。
【0040】2剤からなるパーツ剤AおよびBの場合、
パーツ剤Aとして現像主薬(さらに補助現像主薬)を含
むアルカリ性パーツ剤、パーツ剤Bとして硬膜剤(特
に、ジアルデヒド系硬膜剤)を含むパーツ剤が挙げられ
る。
【0041】パーツ剤A中の現像主薬としては、ジヒド
ロキシベンゼン系現像主薬、ピラゾリドン系現像主薬、
p−アミノフェノール系現像主薬が挙げられ、また、そ
の他にアルカリ剤、保恒剤、緩衝剤、キレート剤、有機
溶剤、カブリ防止剤等を含有せしめることができる。
【0042】ジヒドロキシベンゼン現像主薬としては、
ハイドロキノン、クロロハイドロキノン、ブロムハイド
ロキノン、イソプロピルハイドロキノン、メチルハイド
ロキノン、2,3−ジクロロハイドロキノン、2,5−
ジクロロハイドロキノン、2,3−ジブロムハイドロキ
ノン、2,5−ジメチルハイドロキノン等があり、特に
ハイドロキノンが好ましい。
【0043】ピラゾリドン系現像主薬としては、1−フ
ェニル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4,4−ジ
ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン、1−p−トリル
−4,4−ジヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン、1
−フェニル−4−ヒドロキシメチル−4−メチル−3−
ピラゾリドン、1−フェニル−4,4−ジメチル−3−
ピラゾリドン、1−フェニル−2−ヒドロキシメチル−
4,4−ジメチル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−
2−モルフォリノメチル−4,4−ジメチル−3−ピラ
ゾリドン、1−フェニル−2−モルフォリノメチル−4
−メチル−3−ピラゾリドン等が挙げられる。
【0044】p−アミノフェノール系現像主薬として
は、N−メチル−p−アミノフェノール、p−アミノフ
ェノール、N−(β−ヒドロキシエチル)−p−アミノ
フェノール、N−(4−ヒドロキシフェニル)グリシ
ン、2−メチル−p−アミノフェノール、p−ベンジル
アミノフェノール等があり、特にN−メチル−p−アミ
ノフェノール等が好ましい。
【0045】なお、パーツ剤中でのジヒドロシキベンゼ
ン類の含有量は、パーツ剤1000ml当り10〜250
g、特に15〜150gであるのが好ましい。
【0046】保恒剤としては、亜硫酸ナトリウム、亜硫
酸カリウム、亜硫酸リチウム、亜硫酸アンモニウム、重
亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸カリウム等がある。
【0047】pHの設定のために用いるアルカリ剤または
緩衝剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、第三リン酸ナトリウ
ム、第三リン酸カリウムの如きpH調節剤を含む。
【0048】また、特願昭61−28708号(ホウ酸
塩)、特開昭60−93433号(例えばサッカロー
ス、アセトオキシム、5−スルホサリチル酸)、リン酸
塩、炭酸塩などの緩衝剤を用いてもよい。
【0049】上記成分以外に用いられる添加剤として
は、臭化ナトリウム、臭化カリウム、沃化カリウムの如
き現像抑制剤;エチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、トリエレチングリコール、ジメチルホルムアミ
ド、メチルセロソルブ、ヘキシレングリコール、エタノ
ール、メタノールの如き有機溶剤;1−フェニル−5−
メルカプトテトラゾール、2−メルカプトベンツイミダ
ゾール−5−スルホン酸ナトリウム塩等のメルカプト系
化合物、5−メチルベンツトリアゾール等のベンツトリ
アゾール系化合物等のカブリ防止剤を含んでもよく、さ
らに、必要に応じて色調剤、界面活性剤、消泡剤、硬水
軟化剤、特開昭56−106244号記載のアミノ化合
物等を含んでもよい。
【0050】パーツ剤B中のジアルデヒド系硬膜剤とし
ては、グルタルアルデヒド、α−メチルグルタルアルデ
ヒド、β−メチルグルタルアルデヒド、マレインジアル
デヒド、サクシンジアルデヒド、メトキシサクシンジア
ルデヒド、メチルサクシンジアルデヒド、α−メトキシ
−β−エトキシグルタルアルデヒド、α−n−ブトキシ
グルタルアルデヒド、α,α−ジメトキシサクシンジア
ルデヒド、β−イソプロピルサクシンジアルデヒド、
α,α−ジエチルサクシンジテルデヒド、ブチルマレイ
ンジアルデヒド、またはこれらの重亜硫酸塩付加物等が
挙げられる。
【0051】パーツ剤中におけるジアルデヒド系硬膜剤
の量は、パーツ剤1000ml当り50〜400g、特に
100〜300gであるのが好ましい。
【0052】また、パーツ剤AおよびBには、この他に
酢酸の如き酸、5−ニトロインダゾール類の如きインダ
ゾール系化合物を含有せしめることが好ましい。
【0053】なお、現像液を構成するパーツ剤は、上記
2剤に限らず3剤またはそれ以上であってもよい。
【0054】また、ジアルデヒド系硬膜剤を含まない現
像液で、1剤であってもよい。この場合、空間24bの
ない容器を用いるか、または、空間24bはあるがこれ
を空のままで使用することができる。
【0055】定着液はチオ硫酸塩を含む水溶液であり、
pH3.8以上、好ましくは4.2〜7.0を有する。
【0056】定着剤としては、チオ硫酸ナトリウム、チ
オ硫酸アンモニウムなどがあるが、定着速度の点からチ
オ硫酸アンモニウムが特に好ましい。定着剤の使用量は
適宜変えることができ、一般には約0.1〜約6モル/
リットルである。
【0057】定着液には、硬膜剤として作用する水溶性
アルミニウム塩を含んでもよく、それらには、例えば塩
化アルミニウム、硫酸アルミニウム、カリ明ばんなどが
ある。
【0058】定着液には、酒石酸、クエン酸、グルコン
酸あるいはそれらの誘導体を単独で、あるいは2種以
上、併用することができる。これらの化合物は定着液1
000mlにつき0.005モル以上含むものが有効で、
特に0.01〜0.03モル/リットルが特に有効であ
る。
【0059】定着液には、所望により保恒剤(例えば、
亜硫酸塩、重亜硫酸塩)、pH緩衝剤(例えば、酢酸、硼
酸)、pH調整剤(例えば、硫酸)、硬水軟化能または水
あか発生防止能のあるキレート剤や、特開昭64−47
39号、特開昭64−15734号、特願昭63−17
776号、同63−256807号、特願平1−114
458号、同1−136579号等に記載の増感色素の
溶出促進効果を有する化合物を含むことができる。
【0060】定着液は2剤またはそれ以上のパーツ剤で
構成されていてもよい。定着液の硬膜力をより上げる場
合には、通常は、水溶性アルミニウム塩を含む酸性の硬
膜剤のパーツ剤と、硬膜剤パーツ以外の上記定着液成分
を含むパーツ剤とに分けることができる。
【0061】1剤による定着液の場合、pHは4.5以上
であるのが好ましい。pHを4.5以上に設定する理由
は、チオ硫酸イオンの安定性(いわゆる硫化寿命)を向
上するためである。
【0062】次に、上記感光材料処理装置1Aの作用お
よび同装置1Aによる水あか発生防止方法について説明
する。
【0063】感光材料Sの処理時には、バルブ14a〜
14cおよび16は閉じた状態とされ、各処理槽2〜4
および予備水洗槽9a〜9c内には、それぞれ所定の処
理液および水洗水が満たされている。
【0064】この状態で、感光材料の搬送手段(図示せ
ず)を作動すると、露光済みの感光材料Sは、現像槽
2、定着槽3、水洗槽4を順次通過して現像処理され、
次いで、スクイズ部6にて感光材料表面に付着した水分
が拭い取られ、乾燥機7にて乾燥される。
【0065】感光材料Sが各処理槽2〜4間および水洗
槽4と乾燥部5との間を通過する際には、それぞれ、ク
ロスオーバーローラ8a〜8cに挟持されて搬送され
る。下方のクロスオーバーローラ8a〜8cは、予備水
洗槽9a〜9c内の水洗水に浸漬されてその外周面が濡
さられており、上方のクロスオーバーローラ8a〜8c
は、水供給源12から給水管11を経て供給される水洗
水で濡らされている。このため、感光材料Sは、クロス
オーバーローラ8a〜8cを通過する際に、その両面が
水洗水と接触し、洗浄される。
【0066】この洗浄に供された水洗水は、クロスオー
バーローラ8a〜8cの表面を流下して予備水洗槽9a
〜9c内に貯留される。また、給水管11からの水洗水
の供給により、予備水洗槽9a〜9c内の水洗水が増量
し、この増量分の水洗水が、オーバーフロー管10a〜
10cを経て、それぞれ、現像槽2、定着槽3および水
洗槽4に流れ込む。水洗槽4内では、このオーバーフロ
ー管10cからの水洗水により、所望量の水洗水が補充
されたこととなる。
【0067】また、このような水洗水の供給と共に、現
像槽2および定着槽3へは、現像液濃縮液および定着液
濃縮液の補充が行なわれる。すなわち、ポンプ22およ
び23を作動すると、ストックタンク18および19内
の現像液濃縮液および定着液濃縮液は、それぞれ、給液
管20および21を介して現像槽2および定着槽3内へ
供給される。現像槽2および定着槽3内では、それぞ
れ、この現像液濃縮液および定着液濃縮液と、前記オー
バーフロー管10aおよび10bからの水洗水とで、所
望濃度および所望量の現像液および定着液が補充された
こととなる。
【0068】なお、このようにして各処理槽2〜4内に
処理液が補充されると、その補充量とほぼ同量の疲労し
た処理液が、それぞれの排出口17からオーバーフロー
により槽外へ排出される。
【0069】ストックタンク18および19内の液量が
減少した場合には、ストックタンク18および19の上
部に容器24をセットし、その液取出口25を開封し、
各空間24a〜24c内の薬液をストックタンク18お
よび19内に投入する。
【0070】各処理槽2〜4および各予備水洗槽8a〜
8cへの処理液および水洗水の供給は、感光材料Sの処
理と同期して行なわれるのが好ましい。
【0071】現像槽2、定着槽3、水洗槽4への各処理
液の補充量は、例えば、処理する感光材料Sが黒白感光
材料の場合、次のような値とするのが好ましい。
【0072】現像液(濃縮液と水洗水の合計)の補充量
は、感光材料1m2当たり、80〜600ml程度、特に、
100〜400ml程度とするのが好ましい。
【0073】定着液(濃縮液と水洗水の合計)の補充量
は、感光材料1m2当たり、80〜800ml程度、特に、
100〜400ml程度とするのが好ましい。
【0074】水洗水の補充量は、感光材料1m2当たり、
6〜15リットル程度、特に、3〜10リットル程度と
するのが好ましい。
【0075】このような補充量は、従来の補充量に比
べ、50〜70%程度である。すなわち、感光材料処理
装置1Aでは、予備水洗槽を備える予備水洗手段によ
り、処理槽間を移動する際に感光材料Sを洗浄するた
め、次槽への処理液の持ち込みが抑制され、次槽での処
理液の変質、劣化、pH上昇等が防止されるので、上記の
ごとく、処理液の補充量および廃液量の減少を図ること
ができ、さらに、物理現像ムラの防止や、硬膜機能の低
下防止や、処理効率、特に水洗効率の向上も図れる。
【0076】また、感光材料Sが乾燥部5に移行する前
に予備水洗手段により洗浄されるので、スクイズ部6に
設置されたスクイズローラや乾燥機7内に設置された搬
送ローラ等の汚れも防止される。
【0077】さて、感光材料Sの処理を長時間休止する
際(例えば、夜間や休日)には、バルブ16を開き、排
水管15を通じて水洗槽4内の水洗水を排出する。ま
た、これと同時に、バルブ14a〜14cを開き、各予
備水洗槽9a〜9c内の水洗水を排水管13a〜13c
を通じて水洗槽4内導入し、さらに排水管15を通じて
水洗槽4外へ排出する。
【0078】水洗槽4内や予備水洗槽9a〜9c内の水
洗水中には、水洗により溶出した溶出物(例えば、ゼラ
チンやその他のポリマー、界面活性剤、現像液成分、定
着液成分)が含まれているが、これを放置すると、前記
溶出物が微生物の栄養源となり、微生物の繁殖が促さ
れ、水あかが発生し易くなる。特に、前述したように、
給水管11からの給水量が少ないため、予備水洗槽9a
〜9c内の水洗水中の溶出物の濃度は高く、水あかが発
生し易い環境となる。これに対し、本発明では、水洗槽
4内や予備水洗槽9a〜9c内の水洗水を槽外へ排水し
てしまうので、このような水あかの発生は生じない。
【0079】このような水洗槽4および予備水洗槽9a
〜9cの排水は、処理終了後、例えば一日の処理が済ん
だ後に行なうのが好ましい。
【0080】この場合、感光材料処理装置1Aを稼働す
るためのプログラムには、一日の処理が済ん後に排水す
るというシーケンスを組み込んでおくことが好ましい。
【0081】また、一日の処理が済んだ後に排水し、次
いで水洗槽4および予備水洗槽9a〜9cに新鮮な水を
満たし、さらにその水を排水するというシーケンスを組
み込んでおけば、水洗槽4および予備水洗槽9a〜9c
内の各所の汚れが落ち、また、水あかの発生がより一層
少なくなり好ましい。
【0082】または、一日の処理が済んだ後に、排水
し、次いで給水管11から水を噴出してクロスオーバー
ローラ8a〜8c等を洗浄し、その水を排水するという
シーケンスでも同様の効果が得られる。
【0083】また、排水後、クロスオーバーローラ8a
〜8cや水洗槽4内の搬送ローラ(図示せず)を空回り
させてこれらのローラに付いている水を振り切り、この
水を排水すると、水あかの発生がより一層少なくなり好
ましい。
【0084】また、感光材料処理装置1Aの稼動時に、
スタンバイ状態が所定時間(例えば1時間)を超えたら
自動的に水洗水を入れ換えるというシーケンスを採用す
ると、水あかの発生はきわめて少ないものとなる。
【0085】本発明では、上記操作のうちの任意のもの
を組み合わせて行うこともできる。なお、上記では、水
洗槽4および予備水洗槽9a〜9c内の水を排水してい
るが、本発明はこれに限らず、予備水洗槽9a〜9c内
の水のみを排水してもよい。すなわち、処理終了後の水
洗槽4内の水洗水は、予備水洗槽9a〜9c内の水洗水
に比べ、比較的汚れの度合いが少ないため、水あかの発
生も比較的生じ難い。このようにすることの利点は、感
光材料の処理を再開するときに、水洗槽4に新たな水洗
水を入れなくてよいため、即座に処理を再開することが
できることである。
【0086】予備水洗槽9a〜9c内の水のみを排水す
るには、バルブ16を閉じた状態のままとし、バルブ1
4a〜14cを開く。これにより、各予備水洗槽9a〜
9c内の水洗水は、排水管13a〜13cを通じて水洗
槽4内に流れ込み、その増量分の水洗水が排水口17か
らオーバーフローにより水洗槽4外へ排出される。
【0087】また、図示と異なり、排水管13a〜13
cの一端を水洗槽4に接続しない構成とし、予備水洗槽
9a〜9c内の水洗水が水洗槽4内を経由せずに排水さ
れるようにしてもよい。
【0088】また、水洗槽4および予備水洗槽9a〜9
c内の水を排水した後、水洗槽4および予備水洗槽9a
〜9c内へ気体、特に温風を供給してこれらの槽内を強
制的に乾燥することもできる。これにより、水洗槽およ
び予備水洗槽9a〜9c4内壁面、ローラの表面、特に
ローラ対の接触部、ガイドの表面等に付着していた水分
がほぼ完全に除去され、これらの部分における水あかの
発生が防止される。
【0089】なお、水洗槽4および予備水洗槽9a〜9
c内への温風の供給は、別途設けられた温風供給装置
(図示せず)を用いてもよいが、装置1Aの小型かの点
で、前記乾燥機7においてける温風ファン72から発生
する温風を利用するのが好ましい。この場合、乾燥機7
から水洗槽4および予備水洗槽9a〜9c内へそれぞれ
ダクト(図示せず)を延長した構成とするのが好まし
い。
【0090】図2は、本発明における感光材料処理装置
の他の構成例を模式的に示す断面側面図である。同図に
示す感光材料処理装置1Bは、水洗槽4および予備水洗
槽9a〜9cの底部に接続された排水管の構成、配置が
異なる以外は、前記感光材料処理装置1Aと同様であ
る。
【0091】すなわち、水洗槽4の傾斜した底部の最も
低い部分には、排水管26が接続され、この排水管26
の途中には、2つの電磁バルブのようなバルブ27およ
び28が設置されている。
【0092】また、各予備水洗槽9a〜9cの底部に
は、それぞれ、排水管29a、29b、29cの一端が
接続され、それらの他端は、排水管26のバルブ27と
バルブ28との間に接続されている。
【0093】このような構成の感光材料処理装置1Bに
おいても、感光材料Sの処理を長時間休止する際(例え
ば、夜間や休日)には、前記と同様に排水を行なう。
【0094】すなわち、感光材料Sの処理終了後、バル
ブ28のみを開くと、各予備水洗槽9a〜9c内の水洗
水が排水され、バルブ27および28の双方を開くと、
各予備水洗槽9a〜9c内および水洗槽4内の水洗水が
排水される。
【0095】図3は、本発明における感光材料処理装置
の他の構成例を模式的に示す断面側面図である。同図に
示す感光材料処理装置1Cは、水洗槽4および予備水洗
槽9a〜9cの給排水管の構成、配置が異なる以外は、
前記感光材料処理装置1Aと同様である。
【0096】予備水洗槽9a〜9c内の水あかの発生
は、現像処理中は新鮮な水が供給されることと、処理休
止時は、前述のように排水することによって、著しく軽
減される。しかし、図1中の排水管13a〜13cや図
2中の排水管29a〜29c中の水は、現像処理中滞留
しているので、ここに水あかが溜り易い。従って、これ
を解決するため、感光材料処理装置1cでは、給水と排
水とを兼ねる配管構成としている。
【0097】すなわち、各予備水洗槽9a〜9cの底部
には、それぞれ、管30a、30b、30cが接続さ
れ、これらの管の途中には、それぞれ、バルブ31a、
31b、31cが設置されている。
【0098】また、各管30a〜30cのバルブ31a
〜31cの上方位置には、それぞれ、給水管32a、3
2b、32cの一端が接続され、これらの給水管32a
〜32cの他端は、例えば貯水タンクのような水供給源
に接続されている。そして、各給水管32a〜32cの
途中には、それぞれ、送水用のポンプ33a、33b、
33cが設置されている。
【0099】感光材料処理装置1Cにおいて、感光材料
Sの処理に際しては、各バルブ31a〜31cを閉じた
状態とし、各ポンプ33a〜33cを作動して、水供給
源12からの水洗水を、それぞれ、給水管32a〜32
cおよび管30a〜30cを介して予備水洗槽9a〜9
c内に送り込む。このとき、各バルブ31a〜31cよ
り上方(正確には、管31a〜31cと給水管32a〜
32cの分岐部より上方)の管31a〜31c内は、流
水状態となるので、この部分には水あかの発生は生じな
い。
【0100】感光材料処理装置1Cにおいても、感光材
料Sの処理を長時間休止する際(例えば、夜間や休日)
には、各ポンプ33a〜33cを停止した状態で、各バ
ルブ31a〜31cを開くと、各予備水洗槽9a〜9c
内の水洗水は、それぞれ管31a〜31cを介して排水
される。
【0101】なお、各予備水洗槽9a〜9cの水洗水を
排水後、各バルブ31a〜31cを閉じ、各ポンプ33
a〜33cを作動して、予備水洗槽9a〜9c内に再び
水を満し、その後、再び各バルブ31a〜31cを開い
てその水を排水するという操作を行なうこともできる。
これにより、各予備水洗槽9a〜9c内や管30a〜3
0c内が洗浄され、水あか発生防止効果もより一層高く
なる。
【0102】図示の感光材料処理装置1A、1Bおよび
1Cでは、現像槽2と定着槽3との間、定着槽3と水洗
槽4との間、水洗槽4と乾燥部5の間の全てに予備水洗
槽を有する予備水洗手段が設置されている。これは、現
像、定着、水洗の全てにおいて処理液の補充量の減少を
図り、かつ処理性(写真性)を向上するためである。し
かしながら、本発明では、これらのうちの少なくとも一
箇所に予備水洗手段が設置されているものでもよく、こ
の場合でも本発明の効果を十分に得ることができる。
【0103】また、予備水洗手段の構成は、図示のごと
きクロスオーバーローラ8a〜8cを有さず、予備水洗
槽9a〜9c内に貯留された水洗水に感光材料Sを浸漬
するような構成であってもよい。
【0104】また、予備水洗槽9a〜9c内の水洗水
を、図示のようなオーバーフローにより前段の処理槽2
〜4に供給する構成とせず、廃棄してもよい。この場
合、各処理槽2〜4へは、それぞれ、完成された現像
液、定着液および水洗水を補充するのが好ましい。
【0105】本発明において、処理対象される感光材料
の種類は特に限定されず、例えば、カラーネガフィル
ム、カラー反転フィルム、カラー印画紙、カラーポジフ
ィルム、カラー反転印画紙、製版用写真感光材料、X線
写真感光材料、黒白ネガフィルム、黒白印画紙、マイク
ロ用感光材料等、各種感光材料が挙げられる。
【0106】その中でも黒白用感光材料、特に、直接撮
影用X−レイフィルム、間接撮影用X−レイフィルムC
RT用フィルム等の医療用または工業用X線写真感光材
料、X−レイ用デューブ写真感光材料、医療CRT画像
用写真感光材料等の処理に適している。
【0107】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の感光材料処
理装置の水あか発生防止方法によれば、夜間や休日等の
非処理時に、予備水洗槽内、さらには水洗槽内に水あか
が発生するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における感光材料処理装置の構成例を模
式的に示す断面側面図である。
【図2】本発明における感光材料処理装置の他の構成例
を模式的に示す断面側面図である。
【図3】本発明における感光材料処理装置の他の構成例
を模式的に示す断面側面図である。
【符号の説明】
1A、1B、1C 感光材料処理装置 2 現像槽 3 定着槽 4 水洗槽 5 乾燥部 6 スクイーズ部 7 乾燥機 71 ケーシング 72 温風ファン 8a、8b、8c クロスオーバーローラ 9a、9b、9c 予備水洗槽 10a、10b、10c オーバーフロー管 11 給水管 12 水供給源 13a、13b、13c 排水管 14a、14b、14c バルブ 15 排水管 16 バルブ 17 排液口 18、19 ストックタンク 20、21 給液管 22、23 ポンプ 24 容器 24a、24b、24c 空間 25 液取出口 26 排水管 27、28 バルブ 29a、29b、29c 排水管 30a、30b、30c 管 31a、31b、31c バルブ 32a、32b、32c 給水管 33a、33b、33c ポンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも現像槽、定着機能を有する槽
    および水洗槽が並設された処理部と、処理後の感光材料
    を乾燥する乾燥部とを有し、隣接する前記各槽の間また
    は水洗槽と乾燥部との間の少なくとも一箇所に、予備水
    洗槽を有する予備水洗手段を設置した感光材料処理装置
    において、 感光材料の処理を休止する際に、前記予備水洗槽内の水
    を排水して空の状態にすることを特徴とする感光材料処
    理装置の水あか発生防止方法。
  2. 【請求項2】 前記予備水洗槽内の水を前記水洗槽内の
    水とともに排水する請求項1に記載の感光材料処理装置
    の水あか発生防止方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5581322A (en) * 1993-12-22 1996-12-03 Eastman Kodak Company Photographic processing apparatus

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JPH0354559A (ja) * 1989-07-21 1991-03-08 Konica Corp 感光材料処理装置
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