JP2880297B2 - 自動現像機用水洗水の再生浄化装置および該装置を用いたハロゲン化銀黒白感光材料の処理方法 - Google Patents

自動現像機用水洗水の再生浄化装置および該装置を用いたハロゲン化銀黒白感光材料の処理方法

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JP2880297B2
JP2880297B2 JP41639190A JP41639190A JP2880297B2 JP 2880297 B2 JP2880297 B2 JP 2880297B2 JP 41639190 A JP41639190 A JP 41639190A JP 41639190 A JP41639190 A JP 41639190A JP 2880297 B2 JP2880297 B2 JP 2880297B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動現像機用水洗水の
再生浄化装置及び該装置を用いたハロゲン化銀黒白感光
材料の処理方法に関し、さらに詳しくは節水効率が高
く、優れた仕上り性能を与えるコンパクトで安価な自動
現像機用水洗水の再生浄化装置及び該装置を用いたハロ
ゲン化銀黒白感光材料の処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、ハロゲン化銀感光材料の現像処理
は自動現像機を用いて行われるのが一般的であるが、こ
のような自動現像機は通常、現像、定着、水洗、乾燥の
各工程からなっており、現像及び定着処理を終えた感光
材料は水洗工程において材料中に含まれる前工程の処理
液成分、特に定着液成分を水洗除去される。この水洗が
不十分である場合、特に黒白ハロゲン化銀感光材料にお
いては材料中の残留定着液成分に起因する画像の経時劣
化等の性能上の問題が生じてくる。従って、感光材料中
の残留定着液成分を十分に除去するため十分な水洗が行
われる必要があるが、自動現像機中の水洗槽に収容され
る水洗水量では上記の如き充分な水洗は不可能であっ
た。このため、水洗処理時には水道水を常時供給し、オ
ーバーフローする水洗水はそのまま下水道へ排水する方
法がとられるのが現状であった。
【0003】上記の如き状況の中で近年、省資源及び生
産コスト低減の観点から自動現像機の水洗時における節
水要求が強まってきており、これに伴う技術改善要求も
高まっている。即ち、都市部における地盤沈下等の問
題、欧米諸国に比較しての下水処理設備の立ち遅れに対
する設備投資等による上下水道料金の上昇、また、特定
地域における夏場の特異的気象状況に起因する断水等に
対応するための水洗水節約に関する要求は、近年の製版
所での処理量の増大及び排水総量規制の問題と相まって
ますます強まってきている。
【0004】上記の如き節水要求に対して、従来提案さ
れている水洗処理のかわりに薬品処理を行なう無水洗・
無配管システム又は向流水洗法等は、現在の黒白ハロゲ
ン化銀写真感光材料用、特に印刷製版用自動現像装置に
は処理槽の増大等装置の複雑化・大型化を招き、この結
果、処理ラインが長くなり、感光材料の処理時間が長く
なってしまい、近年の大量処理に伴う処理の迅速化の視
点からは全く逆行する方向にあり、適用できないもので
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、1つの方法
として、水洗処理を行う水洗槽とは別に水洗水を溜めて
おく貯水槽を水洗槽の近傍に設け該貯水槽と水洗槽の間
で水洗水を循環させる方法が考えられるが、この方法に
よれば処理される感光材料により水洗水中に持ちこまれ
る前工程の現象液、定着液成分及び染料、色素、界面活
性剤、ゼラチン等の感光材料からの溶出成分等の濃度が
処理量の増大に応じて上昇し、特に近年の大量処理にお
いては法的に定められた水質基準としてのヨウ素消費量
の値をも短時間で上回ってしまう結果となり排水上の問
題点が残る。
【0006】本発明者等は上記問題点に関して、先に特
願平1−65440号、特願平1−65442号等にお
いて、使用済水洗水を再生するための再生手段として酸
化剤供給手段を設けることを提案している。
【0007】しかしながら、上記の如き水洗水を循環さ
せる方法においては、水洗水の系中での停滞時間が長い
事により水垢やカビ等の発生が増大し、またこれが循環
配管内に堆積する。このような問題を解決するために殺
菌剤や防バイ剤などの薬品を添加する技術については従
来から知られているが、前記の如き節水効率と排水処理
の問題と共に水垢等の発生という従来の問題点を同時に
解決できる方法は未だ実現していなかった。
【0008】また、前記の如く再生手段として酸化剤供
給手段を用いた場合、該酸化剤による水洗水再生の反応
において生成する生成物が沈澱物となり、感光材料の処
理後の性能に悪影響を及ぼすという問題も発生してい
る。従って、本発明の第1の目的は水洗水の再生利用を
可能にし、その結果節水効率の改善された自動現像機用
水洗水の再生浄化装置及び該装置を用いたハロゲン化銀
黒白感光材料の処理方法を提供することにある。
【0009】本発明の第2の目的は、従来の水洗水の循
環使用によって発生する水垢、カビ等の除去可能な自動
現像機用水洗水の再生浄化装置及び処理方法を提供する
ことにある。本発明の第3の目的は、節水効果のすぐれ
たハロゲン化銀黒白感光材料処理方法を提供するにあた
り、よりコンパクトでよりコスト性にすぐれたものを提
供することにあり、とりわけ本発明では従来の自動現像
機の簡単に取り付けが可能であるという簡便性も提供さ
れる。
【0010】更に本発明の第4の目的は、汚染された水
洗水と排水万能な迄に浄化しうる自動現像機用水洗水の
再生浄化装置及び処理方法を提供することにある。また
本発明の第5の目的は、従来の溜水節水方式でおこりが
ちな循環配管への汚れ付着等のトラブルを構造的に循環
配管をなくすことで解消した自動現像機用水洗水の再生
浄化装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自動現像機用水洗水の再生浄化装置は、少
なくとも、現像部、定着部及び水洗部からなるハロゲン
化銀黒白感光材料用自動現像機にて処理を行う場合にお
いて水洗水を再生しながら処理するための再生手段と、
該水洗水の汚染濃度が所定値を越える場合前記水洗部に
浄化剤を供給する浄化剤供給手段と、浄化剤供給後に前
記水洗部内の水洗水の少なくとも一部を排水せしめる排
水手段と、を有することを特徴とする。
【0012】また、本発明の再生浄化装置は、前記再生
手段が前記浄化剤供給手段を兼ねることを特徴とする。
また、本発明の再生浄化装置は、前記再生手段として酸
化剤を用い、特に好ましくは過酸化水素水を用いること
を特徴とする。また、本発明のハロゲン化銀黒白感光材
料の処理方法は、本発明の再生浄化装置を用いて行なう
ことを特徴とする。以下、本発明を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の自動現像機用水洗水の再
生浄化装置の一例を模式的に示す概略図である。図1に
よれば本発明の自動現像機用水洗水の再生浄化装置は、
感光材料を処理する自動現像機の水洗槽1に再生もしく
は浄化手段として感材処理面積情報に基づいて自動的に
酸化剤を供給するための酸化剤供給手段2と、水洗槽1
にもち込まれるハイポを分解するために酸化剤を入れて
いるが、感材からの溶出成分等の蓄積から考えてある汚
染濃度になった場合、水の入れ変えを行わねばならない
ので、そのため少くとも水洗水の一部を排出するための
排水手段3とからなりたっている。
【0014】本発明は、従来の溜水循環方式の節水シス
テムを更にコンパクト化し、コスト性を高め、また、循
環配管での汚れ防止のために循環配管を取りはらった。
その結果節水のみならずメンテナンス性にも非常にすぐ
れた自動現像機用水洗水の再生浄化装置を提供すること
ができる。
【0015】本発明において再生手段として用いられる
酸化剤としては、金属または非金属の酸化物、酸化物酸
系酸またはその塩、過酸化物、有機の酸系を含む化合物
等が挙げられるが、貯水槽内の使用済水洗水中に持ち込
まれた定着液成分を分解することを主に目的としている
点から上記酸素酸としては硫酸、亜硝酸、硝酸、次亜塩
素酸等が好ましく、過酸化物としては過酸化水素水、フ
ェントン酸薬等がとくに好ましい。
【0016】これらの酸化剤は、水等で希釈して、水洗
槽1に供給されるが、通常は供給槽から必要に応じ、一
定量ずつ自動的に添加され、好ましくは一定時間内に1
度位の割合で供給用弁を開き自動落下させる形で水洗槽
1に添加される。添加量は、感光材料の種類、処理量、
処理液の種類等により任意に選択することができるが、
もち込まれる定着液成分に相関すると考えられることか
ら、前述したようなタイマー設定によって数時間単位で
必要量を自動的に添加するような方式においては、もち
込まれる定着液中のチオ硫酸イオンに対して1/2モル
〜数倍当量モル範囲で、特に1/2〜3倍モル当量の範
囲で添加されることが好ましい。また実際にはもち込ま
れる定着液成分そのものは処理感材量に比例するため、
処理感材量によって添加量を決定することも可能であ
る。水洗槽1は再生を効率よく行なうため、公知の撹拌
手段を有することができる。
【0017】撹拌手段としては、水洗槽内に循環ポンプ
を用いたり、小さなプロペラ状のものを取りつけた撹拌
ユニットを自現機水洗槽内に投入してその機能を利用す
ることが好ましい。
【0018】更に処理量が増大し、汚染の程度が進行す
ると水洗槽1の水洗水全部又は少なくとも1部を排水し
て新しい水洗水と交換する必要が生じてくる。しかしな
がら、特に汚染の程度が前記排水基準をこえてしまった
場合は下水道への排水が不可能となるため、常に水洗水
の汚染濃度を検出してその濃度を許容範囲内に保つ必要
がある。このため、水洗水の汚染濃度をいずれかの方
法、好ましくは水洗槽内の水洗水を汚染濃度測定手段を
用いて測定して、該測定値に基いて別途設けられた浄化
剤供給槽から自動的に浄化剤を供給し水洗槽1内の水洗
水を許容値にまで浄化する。この後に浄化された水洗水
の少なくとも一部を排水手段3にて排水する。水洗槽1
内の水洗水は全部排水してもよいが、1部だけ排水し新
しい水洗水と置換し混合使用してもよい。
【0019】本発明において水洗水の汚染濃度とは、下
水道放流を行なうことからヨウ素消費量規制を満足する
ことが必要であると考えられるため、該ヨウ素消費量に
最も影響を及ぼすと考えられる定着液成分であるチオ硫
酸アンモニウムやチオ硫酸ナトリウム等のチオ硫酸イオ
ン濃度と考えることができる。
【0020】本発明に用いられる浄化剤としては上記再
生手段として用いられたものと同様の酸化剤を用いるこ
とができる。更に、図1のように該浄化剤供給槽は、再
生手段として前記酸化剤供給槽を設ける場合はこれと兼
用して用いることがコンパクト化の点で好ましい。
【0021】これらの浄化剤は、例えば水洗槽1中にお
ける水洗水のチオ硫酸イオン濃度がヨウ素消費量の基準
値に対応する値をこえる場合、その濃度に応じて添加す
ることができ、水等で希釈して、水洗槽1に隣接させて
配置された浄化剤供給槽から水洗槽1に添加されるが、
通常は該供給槽から必要に応じ一定量ずつ自動的に添加
され、好ましくは一定時間に1度位の割合で供給用弁を
開き自動落下させる形で水洗槽1に添加される。添加量
は水洗水中のチオ硫酸イオン濃度に応じて実験等により
決定することができる。
【0022】本発明におけるチオ硫酸イオン濃度に応じ
て一定量ずつ浄化剤を供給し自動的に浄化させる手段と
しては、ORP(酸化還元電位)電極によってORP値
を測定し、それをもとに浄化剤を自動添加する方法が可
能である。具体的には所定濃度のチオ硫酸ナトリウム溶
液をpH4又はpH7に調整し次亜塩素酸ナトリウムを
添加しヨウ素消費量、(MnO4 消費量及びORP値を
測定して浄化剤の添加量を決定することができる。すな
わち、例えば0.03N−Na2 2 3 溶液で、pH
1及びpH7のものの各々に次亜塩素酸ナトリウムを添
加していくとある添加量でpH7の溶液において第1液
のORP値の急激な立ち上りがみられ、この点がヨウ素
消費量の最低値と一致した。これはS2 3 2- の全量が
酸化された事を示す。次亜塩素酸ナトリウムを更に添加
すると、pH7溶液の第2液の立ち上り及びpH4溶液
の急激な立ち上りがみられるこのように中性あるいは酸
性域ORP値の立ち上りを利用して+500〜800m
Vになる迄次亜塩素酸ナトリウムを添加することで自動
的に浄化を行なうことができる。このような方法によ
り、種々の場合におけるORP値を測定することによっ
て浄化剤の添加量を決定することができる。
【0023】上記ORP電極は水洗槽内に設置して連続
的、又は必要に応じて適宜測定してもよいし、また随時
水洗槽に挿入することにより測定してもよい。この測定
値を自動的又は人為的に浄化剤供給手段にフィードバッ
クして、例えば電磁開閉弁等を作動させることにより、
必要量の浄化剤を水洗槽の水洗水に供給することができ
る。水洗槽内には、前述した如く浄化を促進させるため
通常の公知の撹拌手段を有することもできる。
【0024】また、別の汚染濃度測定方法としては、処
理感材の面積を測定して代用させる方法がある。すなわ
ち、主たる汚染物質であるチオ硫酸イオンは処理感材に
より持ちこまれる成分であるためその量は処理される感
材の量すなわち総面積にほぼ対応していると考えられ
る。従って、実験により所定量の感材を処理した場合の
汚染濃度及びこれを所定の値まで浄化するにどれだけ量
の浄化剤が必要となるかを予め決定しておき、この結果
を用いて処理感材の総面積を測定・計算して、これに対
応した量の浄化剤を供給すればよい。
【0025】このような方法としては具体的には、自動
現像機の感材挿入口付近に設けられたセンサーにて感材
を検知し、このセンサーの情報に基いてセンサーに接続
されたカウンターにて処理感材総面積をカウントする。
カウントされた総面積が所定の汚染濃度に相当する値を
越えた場合、前記実験値に基いて所定量の浄化剤を水洗
槽に供給する。この際、予め前記実験値をインプットし
ておき、総面積値に対応した量の浄化剤を演算し自動的
に供給せしめるシステムを装置内に有していてもよい
し、また、総面積カウンターが所定値以上になるとアラ
ームが鳴り、これに応じて実験に基き人為的に供給して
もよい。
【0026】このときの供給の方法としては、水洗槽上
部より必要浄化剤を滴下するよりもその撹拌効果をより
高めるため水洗槽中の水にそのまま供給するのがこのま
しい。とくに水洗槽の水面よりも、液中に溶けこませる
効果として4〜5cm以下の位置に入る方がこのまし
い。
【0027】上記の如く浄化剤を添加することにより、
所定の値、少なくとも排水基準を設定する値まで浄化さ
れた水洗水は排水手段3により少なくともその1部が排
水される。排水手段は例えば電磁弁を有し自動的に開閉
することができるが、浄化剤供給後自動的に弁が開くよ
うにしてもよいし、浄化剤供給又は浄化が確認された後
に自動的又は人為的に開き排水してもよい。
【0028】とくにこのとき前述したように浄化剤を規
定量一定濃度添加する場合、高濃度のものを少量滴下す
るよりも水等で希釈して一定量の容量のものを一気に送
り込んだ方が早く撹拌されこのましい。とりわけ希釈さ
れた状態では、水量が多くなる分自動的に汚染、浄化さ
れた水洗水の一部がそのままオバーフロー排水となって
下水道に排水される。このときに浄化剤の添加は、一箇
所より水洗槽に送りこまれてもよいが、撹拌効果をより
高め内部の水の循環効果による汚染物質付着を防止する
ため数個のノズル噴射口によって噴射注入されることが
好ましい。とくにノズルの穴は2箇所以上で噴射効果を
高めるためポンプ圧にて送り込まれる方がとりわけ好ま
しい。水洗槽底部に噴射器を置き穴より上方に向かって
注入する型のようなものはとくに効果的である。
【0029】なお本発明のごとく従来の溜水水洗型の節
水型自動現像機でおこりがちな汚れの付着は、循環配管
のない事とこの拡散効果をとり入れることで特に解消さ
れる。これにより、自動現像機内の水質は常に一定に保
たれ水の入れ変えのために水洗槽が空になることはなく
作業効率上からとくに好ましいといえる。本発明が適用
される自動現像機の水洗手段としては、従来公知の種々
の水洗槽及び水洗方法を用いることが出来る。とくに本
発明においては、従来の自動現像機へ簡単に取付け設置
することですぐに実施することができる。この場合、浄
化剤供給手段、浄化剤そのものの設置スペースから考え
て自動現像機内に設置することがとくにこのましい。具
体的には図1の機構はそのまま自動現像機内に吸収され
ることがこのましい。
【0030】以上に述べた如く、本発明におけるように
浄化剤供給手段を設けて水洗水を再生利用することによ
り節水効率を増大させ、更に処理量の増大により生じる
汚染水洗水を浄化することにより排水処理を行なうとい
う考え方は本発明者等が鋭意研究の結果初めて見出した
ものであり従来技術には全く見られないものである。本
発明に適用しうるハロゲン化銀感光材料は黒白感光材料
であり、特に黒白ネガフィルム、黒白反転フィルム、X
レイフィルム、複写用フィルム、印刷用フィルム、グラ
ビアフィルム黒白ペーパー、電算写植用ペーパー等が挙
げられる。
【0031】また、本発明を適用する自動現像機の現像
部、定着部、乾燥部については従来公知の種々の方式全
てもちいることができる。使用される黒白現像液には現
像主薬としてジヒドロキシベンゼン類と1−フェニル−
3−ピラゾリドン類の組合せが好ましく用いられる。勿
論この他にp−アミノフェノール系現像主薬を含んでも
よい。
【0032】用いられるジヒドロキシベンゼン現像主薬
としてはハイドロキノン、クロロハイドロキノン、ブロ
ムハイドロキノン、イソプロピルハイドロキノン、メチ
ルハイドロキノン、2,3−ジクロロハイドロキノン、
2,5−ジクロロハイドロキノン、2,3−ジプロムハ
イドロキノン、2,5−ジメチルハイドロキノンなどが
あるが特にハイドロキノンが好ましい。
【0033】1−フェニル−3−ピラゾリドン又はその
誘導体の現像主薬としては1−フェニル−4,4−ジメ
チル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4−メチル−
4−ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン、1−フェニ
ル−4,4−ジヒドロキシメチル−3−ピラゾリドンな
どがある。
【0034】P−アミノフェノール系現像主薬としては
N−メチル−p−アミノフェノール、p−アミノフェノ
ール、N−(β−ヒドロキシエチル)−p−アミノフェ
ノール、N−(4−ヒドロキシフェニル)グリジン、2
−メチル−p−アミノフェノール、p−ベンジルアミノ
フェノール等があるが、N−メチル−p−アミノフェノ
ールが好ましい。
【0035】現像主薬は通常0.01モル/リットル〜
1.2モル/リットルlの量で用いられるのが好まし
い。用いられる現像液のpHは9から13の範囲のもの
が好ましい。更に好ましくはpH10から12の範囲で
ある。pHの設定のために用いるアルカリ剤には水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、第三リン酸ナトリウム、第三リン酸カリウムの
如きpH調節剤を含む。
【0036】特開昭61−28708号(ホウ酸塩)、
特開昭60−93439号(例えば、サッカロース、ア
セトオキシム、6−スルホサルチル酸)、リン酸塩、炭
酸塩などの緩衝剤を用いてもよい。上記成分以外に用い
られる添加剤としては亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウ
ム、亜硫酸リチウム、亜硫酸アンモニウム、重亜硫酸ナ
トリウム、メタ重亜硫酸カリウム、ホルムアルデヒド重
亜硫酸ナトリウムなどの亜硫酸塩;臭化ナトリウム、臭
化カリウム、沃化カリウムの如き現像抑制剤:エチレン
グリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、ジメチルホルムアミド、メチルセロソルブ、ヘ
キシレングリコール、エタノール、メタノールの如き有
機溶剤:1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール、
2−メルカプトベンツイミダゾール−5−スルホン酸ナ
トリウム塩等のメルカプト系化合物、5−ニトロインダ
ゾール等のインダゾール系化合物、5−メチルベンツト
リアゾール等のベンツトリアゾール系化合物などのカブ
リ防止剤を含んでもよく、更に必要に応じて色調剤、界
面活性剤、消抱剤、硬水軟化剤、特開昭56−1062
44号記載のアミノ化合物などを含んでもよい。
【0037】現像液に銀汚れ防止剤、例えば特開昭56
−24347号に記載の化合物を用いることもできる。
用いられる現像液には、特開昭56−106244号に
記載のアルカノールアミンなどのアミノ化合物を用いる
ことができる。この他L.F.A.メソン著「フォトグ
ラフィック・プロセシン・ケミストリー」、フォーカル
・プレス刊(1966年)の226〜229頁、米国特
許第2,193,015号、同2,592,364号、
特開昭48−64933号などに記載のものを用いても
よい。
【0038】用いられる定着液はチオ硫酸塩を含む水溶
液であり、pH3.8以上、好ましくは4.2〜5.5
を有する。定着剤としてはチオ硫酸ナトリウム、チオ硫
酸アンモニウムがあるが、チオ硫酸イオンとアンモニウ
ムイオンとを必須成分とするものであり、定着速度の点
からチオ硫酸アンモニウムが特に好ましい。定着剤の使
用量は適宜変えることができ、一般には約0.1〜約6
モル/リットルである。
【0039】定着液には硬膜剤として作用する水溶性ア
ルミニウム塩を含んでも良く、それらには、例えば塩化
アルミニウム、硫酸アンモニウム、カリ明ばんなどがあ
る。定着液には、酒石酸、クエン酸あるいはそれらの導
体を単独で、あるいは2種以上、併用することができ
る。これらの化合物に定着液1lにつき0.005モル
以上含むものが有効で、特に0.01モル/リットル〜
0.03モル/リットルlが特に有効である。
【0040】具体的には、酒石酸、酒石酸カリウム、酒
石酸ナトリウム、酒石酸カリウムナトリウム、クエン
酸、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、クエン酸
リチウム、クエン酸アンモニウムなどがある。定着液に
は所望により保恒剤(例えば、亜硫酸塩、重亜硫酸
塩)、pH緩衝剤(例えば、酢酸、硝酸)、pH調整剤
(例えば硫酸)、硬水軟化能のあるキレート剤や特願昭
60−213562号記載の化合物を含むことができ
る。
【0041】
【実施例】以下に参考例及び実施例を示し、本発明を更
に具体的に説明する。 参考例1 以下のような実験条件で行った。 自動現像機:印刷フィルム・ペーパー用処理機器コニカ
オートマチックプロセッサーGR−27 現像液:コニカディベロッパータイプ 651K 定着液:コニカフィキサータイプ 851 処理感光材料:コニカオルソフィルム RHH (コニ
カ(株)製) コニカオルソフィルムは、製版用プリンターP−607
(光源:超高圧水銀灯URT−CHM−1000)大日
本スクリーン(株)製にて露光、黒化率約50%の大全
紙サイズ508×610mmのものを使用した。
【0042】まずコニカオートマチックプロセッサーG
R−27への水道水からの供給弁を断ち、約50リット
ル容積の塩化ビニル製貯水槽に接続し、該貯水槽には4
0リットルの水を入れ、合計62リットルの水が循環さ
れる状態にした。この状態で前記のRHHフィルムを連
続処理した。連続処理の結果、各処理枚数毎に水をサン
プリングし、その水質の目安としてヨウ素消費量を出し
た。その結果を図4に示した。この結果より節水を行う
ためにどれだけの浄化剤が必要かを確定するための実験
を行った。
【0043】参考例2 感光材料の水洗水への定着液成分の持ち込みを想定し
て、水62リットルに定着液としてコニカフィクサー8
51(コニカ(株)製)300cc500cc7
00ccを混入させ、この各々に浄化剤として過酸化水
素6%溶液を添加することによって、混入定着液中のチ
オ硫酸成分に対しヨウ素消費量を規制基準値である22
0mg/リットル以下まで減少させるに必要な浄化剤添
加量を決定する代用テストを行った。この結果を上記
、、の場合について図5に示す。ただし、ヨウ素
消費量は下水道試験法にもとづき試料をほぼ中性に調整
した後、この試料に一定量のヨウ素を1/100規定の
チオ硫酸ナトリウム溶液で滴定した。
【0044】図5より、3種の定着液濃度の水を各々2
20mg/リットル以下のヨウ素消費量に低下させるた
めには過酸化水素をチオ硫酸アンモニウムに対し、モル
比で0.9〜1.25程度の範囲で添加すれば良いこと
が分かる。同様に種々のチオ硫酸イオン濃度に対し、添
加すべき過酸化水素水の量も決定することができる。参
考例1と同様の条件で図3に示すように設置した自動現
像機と貯水槽(40リットル)を循環配管5で結び総量
62リットルの水を循環させた。またフィルム大全サイ
ズ508×610mm2 にあたる処理面積ごとに図4及
び図5から換算して得られる規定量の過酸化水素水が、
供給手段7より、自動現像機GR−27の現像液の補充
信号をもらうことで随時貯水槽4中に送り込まれるよう
にした。この方法にて大全サイズフィルムを処理し、ヨ
ウ素消費量及びpH値を測定した結果を図6(図中A方
式参照)に示した。
【0045】実施例1 参考例2と同様の条件や図1に示すように設置した自動
現像機にてフィルムを処理する。フィルム大全サイズ5
80×610mm2 にあたる処理面積ごとに図4及び図
5からえられる規定量の6%の過酸化水素水が自動現像
機の現像液の補充装置の補充作動信号をもらうことで随
時水洗槽中に送り込まれる。送り込まれたのちオーバー
フローは排水口より排水される。この方法にて大全サイ
ズフィルムを連続135枚ずつ4ケ月間処理し続けた。
そのときの各水質についてヨウ素消費量及びpH値を測
定した。その結果を図6に示す。また、水洗槽ラック内
の汚れ及び循環配管の汚れについて評価を行った結果を
以下に示す。ここでは循環配管をもつ図3の方式をA方
式とし、図1の方式をB方式として、汚れ等の発生具合
よりメンテナンス性についての差をみることにした。
【0046】 以上の結果よりA方式B方式ともに3ケ月以上の稼働
をくりかえすことで若干の汚れが自現機水洗槽内底部に
少しずつ付着してくる。だがA方式は特に循環部にも同
じように汚れが付着してくることが認められB方式に比
べ循環配管の汚れの影響で徐々に循環量が低減してい
く。この事実からB方式は自現機水洗槽内を簡単に水洗
い行う事で充分なメンテナンスがとれるがA方式では少
くとも上記の結果からB方式に比べ1〜2ケ月間は、早
目に清掃等のメンテナンスの必要が出てくる事が予想さ
れる。これよりA方式に比べB方式がメンテナンス性に
おいて数倍すぐれていることがわかる。
【0047】実施例2 参考例2と同様の条件で図2に示すように設置した自動
現像機にて処理を行った。フィルム大全サイズ508×
610mm2 にあたる処理面積ごとに、図4及び図5か
ら換算して得られる規定量の6%過酸化水素水が自動現
像機の現像液の補充信号をもらうことで供給槽2aより
随時希釈混合槽2bに送り込まれ約5リットルの水で希
釈され水洗槽へある汚染濃度すなわちある処理面積にな
ったら送り込まれる仕様になっている。このとき5リッ
トルの混合希釈水は自動現像機水洗部底部より撹拌効率
を上げる目的でノズル噴射型の供給口より送り込む。送
り込まれた後のオーバーフロー水は一定汚染濃度を維持
されて排出口より排出される。この方法にて大全サイズ
フィルムを連続135枚ずつ4ケ月間処理し続けた。そ
のときの各水質についてヨウ素消費量値及びpH値を測
定した。その結果を図6に示す。また実施例1と同様に
連続4ケ月間の稼働において水洗槽ラック内の汚れ及び
循環配管の汚れについて評価を行った結果を以下に示
す。ここでは図2方式をC方式、循環配管をもつ図3の
方式をA方式として汚れ等の発生具合よりメンテナンス
性についての差をみることにした。
【0048】 この結果からC方式においては実施例1と同様にA方式
に比べメンテナンス性が数倍すぐれていることがわか
る。また、C方式は浄化剤の添加を5リットル容量の水
で一度に送り込んでいる事で撹拌効率をあげている。そ
のため約1/2カ月〜1カ月位、水洗槽内での汚れ発生
が少いため清掃必要条件が前記B方式に比べ伸びること
がわかる。
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、自動現像機用水洗水の再生利用を可能にし、その
結果節水効率が改善される。また、汚染された水洗水を
排水可能な迄に浄化し、従来循環配管で起きるトラブル
を構造的に解消できる。さらに、本発明の装置はコンパ
クトで安価であり、従来の自動現像機へ簡単に取り付け
設置できて、簡便である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を模式的に示す概略図
である。
【図2】本発明の他の実施例の構成を模式的に示す概略
図である。
【図3】従来例の構成を模式的に示す概略図である。
【図4】連続処理枚数とヨウ素消費量との関係を示す図
である。
【図5】過酸化水素添加量とヨウ素消費量との関係を示
す図である。
【図6】本発明方式と従来方式における連続処理枚数と
pHもしくはヨウ素消費量との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 水洗槽(手段) 2 浄化剤供給手段 3 排水手段 4 貯水槽 5 循環配管(手段) 6 排水手段 7 浄化剤供給手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−168745(JP,A) 特開 平2−244141(JP,A) 特開 昭62−115154(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03D 3/00 - 17/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、現像部、定着部及び水洗部
    からなるハロゲン化銀黒白感光材料用自動現像機にて処
    理を行う場合において水洗水を再生しながら処理するた
    めの再生手段と、該水洗水の汚染濃度が所定値を越える
    場合前記水洗部に浄化剤を供給する浄化剤供給手段と、
    浄化剤供給後に前記水洗部内の水洗水の少なくとも一部
    を排水せしめる排水手段と、を有することを特徴とする
    自動現像機用水洗水の再生浄化装置。
  2. 【請求項2】 前記再生手段が前記浄化剤供給手段を兼
    ねる請求項1記載の自動現像機用水洗水の再生浄化装
    置。
  3. 【請求項3】 前記再生手段として酸化剤を用いる請求
    項1又は2記載の自動現像機用水洗水の再生浄化装置。
  4. 【請求項4】 前記酸化剤として過酸化水素水を用いる
    請求項3記載の自動現像機用水洗水の再生浄化装置。
  5. 【請求項5】 請求項1,2又は3記載の再生浄化装置
    を用いて行なうことを特徴とするハロゲン化銀黒白感光
    材料の処理方法。
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