JPS63113539A - ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法

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JPS63113539A
JPS63113539A JP25864286A JP25864286A JPS63113539A JP S63113539 A JPS63113539 A JP S63113539A JP 25864286 A JP25864286 A JP 25864286A JP 25864286 A JP25864286 A JP 25864286A JP S63113539 A JPS63113539 A JP S63113539A
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JP
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solution
washing
processing
washing water
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JP25864286A
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Katsumi Hayashi
克巳 林
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/3046Processing baths not provided for elsewhere, e.g. final or intermediate washings
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03C7/42Bleach-fixing or agents therefor ; Desilvering processes

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はハロゲン化銀写真感材の処理方法に関し、更に
詳しくは写真処理液の廃液量を減少でき、よシ有効に写
真処理薬品を利用できる省資源型の処理方法に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
近年水資源の不足、下水道料金および光熱費の高騰等の
経済的理由、並びに公害的理由から、水洗水量を減少し
、かつ公害対策をとった処理工程が望まれている。
従来、これらの対策としては、種々の節水装置、例えば
感光材料が通過するときにのみ水洗水が供給される方式
や、感光材料の有無に関係なく節水する、例えば水の循
環再生方式などが自動現像機に設けられておシ、また時
として少量補充する多段向流水洗、種々の目的を持つ添
加剤を含有する潅ぎ液を使用する処理方式、又はバッチ
式の溜水水洗(潅ぎ液を含む)方式など種々の方式が実
用化されている。更に、大量水洗処理の代わシにいわゆ
る節水処理ないし安定化処理を行なう方法もある。これ
らの中で特に、処理補充のないバッチ式の溜水水洗方式
が、使用する水洗水量が大幅に低減できるとともに自動
現像機の設置が簡便になるという利点を有し、注目すべ
き技術である。
しかしながら、従来の水洗水には多量の水を使用してい
るため感光材料に付着して持ち込まれた前浴成分は可成
り希釈されることとなる。このため、その廃液は河川や
下水道等にそのまま排出することが可能であったが、前
記溜水水洗処理を行おうとする際には前浴成分が溜水水
洗処理液中に多量蓄積することとなるため、この廃液は
そのまま河川や下水道に流すことが公害上の法規制の点
から不可能となる。このため、廃液回収処理の専門業者
等に回収料金を支払って回収してもらう必要が生じる。
このため水洗水に要する経費は無くなるものの、該廃液
の処分のために多大の経費が必要となってしまうという
問題を有する。
他方で近年の銀価格の高騰や銀費源の涸渇のために水洗
水廃液からも銀回収が望まれている。この要望に答える
ために、例えば西ドイツ特許公開第2,532,018
号等に記載の電解法、特開昭50−18318号等に記
載の金属置換法、 特開昭53−76027号等に記載
の化学的沈澱法等が知られているが、これらの方法を用
いても水洗水廃液中では水溶性銀塩の濃度が希薄であシ
、かつ大量であるため銀の回収効率が低い欠点がある。
このような欠点を解決する手段として、定着能を有する
浴とそれに続く水洗工程との間に予備水洗工程を設けて
該予備水洗のオーバーフローの一部又は全部を該定着能
を有する浴に流し込む方法が特開昭57−157243
号明細書に、また、水洗工程の代わシに安定化処理工程
を設けて該安定化処理液のオーバーフローの一部又は全
部を該定着能を有する浴に流し込む方法が特開昭60−
235133号明細書にそれぞれ記載されている。
しかしながら、これらの方法における水洗及び安定化処
理は処理補充系であるため補充液用の配管や補充タンク
が必要であシ、また十分な効果を得るためには多段カス
ケード方式とする必要性が高く、設備が複雑である。更
に前者においては予備水洗を用いてもなお最終水洗水中
に銀や前浴成分がもち込まれてそのまま廃棄され得るた
め、前浴成分の有効利用及び公害上の点からいまだ十分
ではない。
従って、本発明は、第1に自動現像機の設置が簡単なバ
ッチ型溜水水洗処理方式に於いて、実質的に水洗水補充
量及び定着液希釈水用の補充水がゼロで、かつ公害負荷
の大きい処理後廃液が出ないハロゲン化銀写真感光材料
の処理方法を提供するものであシ、第2に溜水水洗液廃
液内の銀回収を容易ならしめ、かつ廃液中の定着能を有
する処理液成分を有効に活用することのできるハロゲン
化銀写真感光材料の処理方法を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記諸問題は、ハロゲン化銀写真感光材料を現像し、定
着能を有する写真処理液で処理した後、溜水水洗液で処
理する処理方法に於いて、上記溜水水洗液の疲労液の一
部又は全部を、該定着能を有する写真処理液成分の希釈
水に利用することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材
料の処理方法によシ解決されることが見出された。
本発明の定着能を有する写真処理液とは、感光材料のハ
ロゲン化銀を可溶化することを目的とした処理液のこと
を意味し、例えば定着液、硬膜定着液、漂白定着液、一
浴現像定着液などが含まれる。
本発明において、溜水水洗とは、処理補充量が実質的に
ゼロでバッチ式に水洗水を供給する方式を云う。
又、溜水水洗の疲労液とは、バッチ型で供給された一定
量の水洗水(?aぎ液を含む)で、最大許容処理限界ま
で感光材料を処理した液を云う。
疲労中には定着能を有する写真処理液成分であるチオ硫
安、亜硫酸塩、アルミニウム(硬膜定着液の場合)や銀
などが含まれている。
本発明に従えば、得られる写真性能に何ら悪、影響を及
ぼすことなく、溜水水洗の廃液を定着能を有する写真処
理液(以下特に記載がなければ単に定着液という)の濃
縮液の希釈水に利用することができるため、公害負荷の
大きい処理後疲労液ないし廃液を廃棄する必要がなくな
るのみでなく、前記の特開昭57−157243号又は
特開昭60−235133号に記載の如き予備水洗又は
安定化処理のオーバーフローを用いる方法と異なり、水
道配管のない場所での自動現像機の設置を可能にし、又
処理補充がないため補充ポンプや水補充配管又は容器以
外にオーバーフロー用配管又は容器が不要などのメリッ
トがある。
更に本発明に従い溜水水洗方式を採用し得たことにより
、公知の処理補充系における予備水洗水又は安定化処理
液の場合に比べて前浴成分や銀の濃度が高くなるため、
それを定着濃縮液の希釈水に用いる場合の該濃縮液の使
用比率を更に減少させることができ、また銀の回収率も
向上させることができる。
また、設定条件を適宜選択すれば疲労液を全て定着濃縮
液の希釈水に用いることができるため、公知の技術の如
くカスケード方式を採用しなくとも水洗水廃液中の銀と
して流失する銀量を全くなくすことができる。
本発明の溜水水洗水には、バッファー剤、(例えばリン
酸塩、酢酸塩など)、螢光増白剤、界面活性剤、キレー
ト剤、保恒剤、水洗促進剤(例えば亜硫酸塩など)、防
パイ剤、消泡剤等を適宜添加して用いることが出来る。
本発明の溜水水洗水に用いることのできるキレート剤は
、有機カルボン酸キレート剤、有機リン酸キレート剤、
ポリヒドロキシ化合物、無機リン酸キレート剤等があシ
、なかでも好ましいキレート剤としては、エチレンジア
ミン、テトラ酢酸エチレンジアミンジオルトヒドロキシ
フェニル酢酸、ニトリロ三酢酸、ヒト90キシエチレン
ジアミン三酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、ヒト9
0キシエチルイミンニ酢酸、ジアミノプロノノールキサ
酸、エチレンジアミンテトラキスメチレンホスホン酸、
ニトロトリメチレンホスホン酸、1−ヒドロキシエチリ
デン−1,1−ジホスホン酸、1,1−ジホスホノエタ
ン−2−カルボン酸、2−ホスホノブタン−1,2,4
−トリカルボン酸、 1−ヒドロキシ−1−ホスホノプ
ロパン−1,2,3−)リカルボン酸、カテコール−3
,S−:)スルホン酸、ピロリン酸ナトリウム、テトラ
ポリリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウムが
ある。
本発明の溜水水洗水には防黴性を付与することが好まし
い。
本発明の「防黴性を付与」する手段としては、防黴性を
付与する化学的手段及び物理的手段を含み、具体的な化
学的手段としては、インチアゾリン系、はンツイミダゾ
ール系、ペンツインチアゾリン系、サイアベンダゾール
系、フェノール系。
有機ハロゲン置換化合物、メルカプト系化合物。
安息香酸及びその誘導体等の防黴剤による防黴性付与が
挙げられる。一方、物理的手段としては紫外線照射や磁
気による防黴性付与が挙げられる。
これらの手段の中でも、本発明においては、防黴剤を使
用する手段が好ましく、とシわけ、インチアゾリン系(
例えば5−クロロ−2−メチル−4−インチアゾリン−
3−オン、2−メチル−4−インチアゾリン−3−オン
、5−クロロ−2−オクチル−4−イソチアゾリン−3
−オン)、ベンツイソチアゾリン系(例えば2−(4−
チアゾリル)ベンゾイミダゾール)及びサイアベンダゾ
ール系(例えば1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オ
ン)が本発明の目的の効果を、より良好に奏し得る。
螢光増白剤としては、WH工TEX BP UN工TE
XCKなどの市販のものが使用出来る。
また特開昭58−43452号、同58−114035
号及び同61−83534号公報に記載の如き銀画像安
定化剤を水洗水に含有させることもできる。
更に本発明の水洗水中には、水滴むらを防止する目的で
、各種の界面活性剤を添加することができる。界面活性
剤としては、陽イオン型、陰イオン型、非イオン型およ
び両イオン型のいずれを用いてもよい。界面活性剤の具
体例としてはたとえば工学図書(株)発行の「界面活性
剤ハンドブック」に記載されている化合物などがある。
更にため水、水洗水には、米国特許等3,271,15
3号、特願昭61−51396号、特願昭60−253
807号、特願昭61−121313号及び特願昭61
−151389号に記載の技術を適宜利用することが出
きる。
本発明においては、溜水水洗用タンクとストックタンク
とを循環使用してもよいし、その工程中にフィルター或
いは処理性に悪影響を与える物質の除去手段を設けても
よい。
さらに、溜水水洗用の水ストックタンクから溜水水洗槽
へ水を循環し乍ら併行して、濃縮定着液の希釈水として
用いてもよい。
フィルターには、多孔性材料でさらにイオン交換樹脂な
どの処理性に悪影響を与える物質の除去物質を併用して
もよい。
定着能を有する写真処理液は、本分野で公知のあらゆる
該処理液を用いることができる。
定着液はチオ硫酸塩、水溶性アルミニウム化合物、酢酸
及び二塩基酸(例えば酒石酸、クエン酸又はこれらの塩
)を含む水溶液であシ、7)H3,8以上、好ましくは
4.0〜5.5を有する。
定着剤としてはチオ硫酸す) IJウム、チオ硫酸アン
モニウムがあるが、チオ硫酸イオンとアンモニウムイオ
ンとを必須成分とするものであシ、定着速度の点からチ
オ硫酸アンモニウムが特に好ましい。
定着液中で主として硬膜剤として作用する水溶性アルミ
ニウム塩は一般に酸性硬膜定着液の硬膜剤としてしられ
ている化合物であり、例えば塩化アルミニウム、硫酸ア
ルミニウム、カリ明ばんなどがある。
前述の2塩基酸として、酒石酸あるいはその誘導体を単
独で、あるいは2種以上、併用することができる。これ
らの化合物は定着液1ノにつき0.005モル以上含む
ものが有効で、特に0.01モル/l〜0,03毛吟q
が特に有効である。
具体的には、酒石酸、酒石酸カリウム、酒石酸ナトリウ
ム、酒石酸カリウムナトリウム、などがある。
本発明において有効なりエン酸あるいはその誘導体の例
としてクエン酸、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウ
ム、クエン酸リチウム、クエン酸アンモニウムなどがあ
る。
定着液には所望により保恒剤(例えば、亜硫酸塩、重亜
硫酸塩)、pH緩衝剤(例えば、酢酸、硼酸)、7)H
調整剤 (例えば、硫酸)、硬水軟化能のあるキレート
剤や特願昭60−218562号記載の化合物を含むこ
とができる。
本発明に従い溜水水洗疲労i(廃液)を濃縮定着液の希
釈に用いる場合、あらかじめ疲労液で濃縮定着液を希釈
して使用液として定着タンクに補充してもよいし、別々
に濃縮定着液と疲労液を直接タンクへ補充してもよい。
濃縮定着液は通常使用液11当シ定着主剤パーツが20
0〜400m1になっており、又硬膜剤ノーンを併用し
てもよい。
本発明の定着濃縮液は1剤型に限らす2剤型で構成され
ていてもよいが、1剤型濃縮液の場合に特に利点がある
定着液の補充量及び定着濃縮液と溜水水洗疲労液希釈水
との混合割合は、定着濃縮液の組成に依存して種々変化
させることができるが、本発明においては前記の如く濃
縮液成分の混合割合を通常よυも小さくすることができ
る点で有利である。
定着液の補充は通常感光材料処理毎に機械的に行われ、
通常その補充量は100〜600rrtl/m”である
本発明は、ローラー搬送自動現像機に特に有利である。
感光材料によって定着液から水洗槽へもち込まれる液量
は、感光材料の種類及び処理後の種類などによって一概
には言えないが通常10〜50ae/m”である。
本発明の方法は、黒白ネガフィルム、ペーパー、黒白反
転フィルム、×レイフィルム、マイクロフィルム、複写
用フィルム、直接ポジフィルム、印刷用フィルム、グラ
ビアフィルム、−浴現像定着用感材などの黒白処理、及
びカラーネガ、カラー<  )Z−などのカラー処理に
適用出来る。
更に、本発明において採用され得る感光材料の写真処理
には、公知の方法のいずれをも用いることができるし処
理液には公知のものを用いることができる。
本発明に使用する黒白現像液に用いる現像主薬には特別
な制限はなく、ジヒドロキシベンゼン類(例えばハイド
ロキノン)、3−ピラゾリドン類(例えば1−フェニル
−3−ピラゾリドン類ミンフェノール類(例えばN−メ
チル−p−アミノフェノール)等の公知の現像主薬を単
独或いは組み合わせて用いることができる。良好な性能
を得やすい点で、ジヒドロキシベンゼン類t−含ムこと
が好ましく、ジヒドロキシベンゼン類と1−フ二ニルー
3−ピラゾリドン類の組合せまたはジヒドロキシベンゼ
ン類とp−アミンフェノール類の組合せを用いる場合も
ある。
本発明に用いるジヒドロキシベンゼン現像主薬としては
ハイドロキノン、クロロハイド90キノン、ブロムハイ
ドロキノン、イソプロピルハイドロキノン、メチルハイ
ピロキノン、2,3−ジクロロハイドロキノン、2.5
−:)クロロハイドロキノン、2.3−シフロムハイピ
ロキノンs  2p5−:)メfルハイビロキノンなど
があるが特にハイドロキノンが好ましい。
本発明に用いる1−フェニル−3−ピラゾリドン又はそ
の誘導体の現像主薬としては1−フェニル−4,4−ジ
メチル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4−)fル
ー4−ヒドロキシメfl’−3−ビラソリトン、1−フ
ェニル−4,4−)ヒドロキシメチル−3−ピラゾリド
ン、1−フェニル−5−メチ/l/−3−ピラゾリドン
、1−p−アミノフェニル−4,4−ジメチル−3−ピ
ラゾリドン、1−p−トリル−414−:)メチル−3
−ピラゾリドン、1−1)−トリル−4−メチル−4−
ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン、などがある。
本発明に用いるp−アミンフェノール系現像主薬として
はN−メチル−p−アミノフェノール、p−アミンフェ
ノール、N−(β−ヒドロキシエチル)−p−7ミノフ
エノール、N−(4−ヒドロキシフェニル)クリシン、
2−メチル−p−アミノフェノール、p−インジルアミ
ノフェノール等があるが、なかでもN−メチル−p−ア
ミノフェノールが好ましい。
現像主薬は通常0.01モル/l〜0.8モル/lの量
で用いられるのが好ましい。またジヒドロキシベンゼン
類と1−フェニル−3−ピラゾリビン類又はp−アミノ
−フェノール類との組合せを用いる場合には前者を0.
01モル/l〜0.5モル/L後者を0.06モル/l
以下の量で用いるのが好ましい。
本発明に用いる亜硫酸塩の保恒剤としては亜硫酸ナトリ
ウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸リチウム、亜硫酸アンモ
ニウム、重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸カリウム、
ホルムアルデヒド重亜硫酸ナトリウムなどがある。亜硫
酸塩は0.2モル/1以上特に0.4モル/1以上が好
ましい。また、上限は2.5モル/lまでとするのが好
ましい。
本発明に用いる現像液のPHは9から13までの範囲の
ものが好ましい。
pHの設定のために用いるアルカリ剤には水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
、第三リン酸ナトリウム、第三リン酸カリウムの如きp
H調節剤を含む。
特願昭61−28708号(ホウ酸塩)、特開昭60−
93433号(例えば、サッカロース、アセトオキシム
、5−スルホサルチル酸)、リン酸塩、炭酸塩などの緩
衝剤を用いてもよい。
上記成分以外に用いられる添加剤としては、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、沃化カリウムの如き現像抑制
剤:エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレンクリコール、ジメチルホルムアミド、メチルセ
ロソルブ、ヘキシレングリコール、エタノール、メタノ
ールの如キ有機溶剤:1−フェニルー5−メルカプトテ
トラゾール、2−メルカフトベンツイミタソールー5−
スルホン酸ナトリウム塩等のメルカプト系化合物、5−
二トロインダゾール等のインダゾール系化合物、5−メ
チルインットリアゾール等のばンットリアゾール系化合
物などのカブリ防止剤又は黒ボッ(blaok pep
per )防止剤:を含んでもよく、更に必要に応じて
色調剤、界面活性剤、消泡剤、硬水軟化剤、クルタール
アルデヒドなどの硬膜剤、特開昭56−106244号
記載のアミン化合物などを含んでもよい。
本発明においては現像液に銀汚れ防止剤、例えば特開昭
56−24347号に記載の化合物、を用いることがで
きる。
本発明の現像液には、特開昭56−106244号(E
X)に記載のアルカノールアミノなどのアミン化合物を
用いることができる。
さらに、あらかじめ現像主薬が感光材料中に加えられて
いる場合には、本発明の現像処理をアルカリ活性化処理
で置き代えても何ら支障はない。
アルカリ活性化処理に用いられる処理液(アルカリ活性
化液)は、通常の白黒現像液に使用する現像主薬以外の
いか々る成分をも含むことができる。該アルカリ活性化
液のpHは、通常的10〜14であシ、好ましくは約1
1〜14である。
この他り、F’、A、メソン著「フォトグラフィック・
プロセシン・ケミストリー」、フォーカル・プレス刊(
1966年)の226〜229頁、米国特許2,193
.015号、同2,592,364号、特開昭48−6
4933号などに記載のものを用いてもよい。
現像液はその他、アルカリ金属の亜硫酸塩、炭酸塩、ホ
ウ酸塩、及びリン酸塩の如きpH緩衝剤、臭化物、沃化
物、及び有機カプリ防止剤の如き現像抑制剤ないし、カ
プリ防止剤などを含むことができる。又必要に応じて、
硬水軟化剤、ヒドロキシルアミンの如き保恒剤、ベンジ
ルアルコール、ジエチレングリコールの如き有機溶剤、
ポリエチレンクリコール、四級アンモニウム塩、アミン
酸の如き現像促進剤、色素形成カプラー、競争カプラー
、ナトリウムボロンノ・イドライドらせ剤、1−フェニ
ル−3−ピラゾリドンの如き補助現像薬、粘性付与剤、
米国特許4,0 8 3,7 2 3号に記載のポリカ
ルボン酸系キレート剤、西独公開(OLS ) 2,6
 2 2,9 5 0号に記載の敵化防止剤などを含ん
でもよい。
現像及び定着の温度及び時間は約り0℃〜約J℃で10
秒〜2分が好ましい。
本発明の方法によれば、現像、定着及び水洗された写真
材料は乾燥される。乾燥は約り0℃〜約100℃で行な
われ、乾燥時間は周囲の状態によって適宜変えられるが
、通常は約5秒〜3分30秒でよい。
ローラー搬送型の自動現像機については米国特許第30
25779号明細書、同第3545971号明細書など
に記載されている。
ま念、特願昭60−178049に記載の如き前水洗浴
を設けてもよいし、更に水洗処理の後に、特願昭60−
172968号に記載の如きスクイズローラー洗浄槽を
設けることもできる。
本発明の方法に適用できるハロゲン化銀写真感光材料は
支持体とその上に塗布された少なくとも一つのハロゲン
化銀乳剤層からなる。もちろん、必要によシバツク層、
アンチハレーション層、中間層、最上層(例えば、保護
層)などを有することができる。
ハロゲン化銀乳剤は、塩化銀、沃化銀、臭化銀、塩臭化
銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀、の如きハロゲン化銀を親水
性コロイド(例えばゼラチン)に分散したものである。
ハロゲン化銀乳剤は、通常当業界でよく知られた方法(
例えばシングルジェット法、ダブルジェット法、コント
ロールジェット法など)によって水溶性銀塩(例えば、
硫酸銀)と水溶性ハロゲン塩とを水及び親水性コロイド
の存在下で混合し、物理熟成及び金増感及び/又は硫黄
増感などの化学熟成をへて製造される。
ハロゲン化銀乳剤には、その製造工程中又は塗布直前で
、分光増感剤(例えば、シアニン色素、メロシアニン色
素又はその混合物)、安定剤(例えば、4−ヒドロキシ
−6−メチル−1.3.3a,7−チトラザインデン)
、増感剤(例えば、米国特許第3619198号明細書
に記載の化合物)、カプリ防止剤(例えば、ばンゾトリ
アゾール、 5−ニトロベンツイミダゾール、ポリエチ
レンオキサイド)、硬膜剤(例えば、ホルマリン、グリ
オキザール、ムコクロル酸、2−ヒドロキシ−4.6−
yクロロ−a−) IJアジン、N,N′−エチレンビ
ス(ビニルスルフォニルアセトアミ)*)など、塗布助
剤(例えば、サポニン、ソジウムラウリルサルフエート
、ドデシルフェノールポリエチレンオキサイト9エーテ
ル、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロマイド)
々どを添加することができる。この様にして製造された
ハロゲン化銀乳剤はバライタ紙、レジンコーテッド9紙
、セルロースアセテートフィルムポリエチレンテレ7タ
レートフイルムなどの支持体にデツプ法、エアーナイフ
法、ピード法、エクストルージョンドクター法、両面塗
布法などによって塗布乾燥される。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤には、RESEA
RCH D工SCLOSURE 23516 ( 19
83年11月号、P.346)、米国特許4,0 8 
0,2 0 7号、同4,2 6 9,7 2 7号、
同4,2 7 6,3 6 4、4,2 7 8,7 
4 8号及び特開昭60−179734号などに記載さ
れているヒドラジン誘導体を用いることができる。
比較例1及び実施例1 フジ製版用フィルムGo−100(富士フィルム社製〕
を製版カメラを用いて露光したものを、自動現像機FG
−360F’ (富士フィルム社製〕を用い、次の工程
に従って処理した。
a)比較例 1 処理工程   処理時間  処理剤  補充量ml/4
9Jfイズ 〃 現像(38℃)   30    G5−1   19
(ため水水洗水ン 水道水              11ED′rA、
2Nα・2H200,8gNα250310g 上記工程でGo−100・4切200枚を1週間にわた
り処理した。水洗水タンク中に沈澱、濁シもなく、処理
後感光材料も残桑は少し多くなるが保存性も異常ない性
能が得られた。200枚処理後のため氷水洗液の分析の
結果は下記の通シとなった。
(分析結果) 銀                 0.89工2m
1f         28007’FF71COD 
          6200 F7777L廃水規準
をはるかに上わまわシ、下水に廃却は出来ず、業者回収
した。上記処理を4ラウンド°シた時のため水廃液は約
261であつ念。なお定着液調合して使用した水道水量
は241であった。
この方法の場合は銀濃度が低いため、銀回収効率も40
チと低く、回収経費が高くなシすぎた。
b)実施例 1 比較例1の工程に於いて、同じ処理を行ない、4ラウン
ド9処理後のため水水洗水を回収し、濃縮定N液(81
)の希釈水として用い、それを定着補充液として使用し
た。更に1週間後の定着液及びため水水洗水には、沈澱
、濁シの発生もなく、又処理後の感光材料も比較例1と
同様な性能、保存性を示した。
4ラウンド処理したが、ため水水洗廃液は次回の濃縮定
着液の希釈水として使用したためゼロとなシ、定着液希
釈水が不要となった。廃液中の銀は銀濃度の高い定着液
中で回収されるため80チの高収率で回収され、資源回
収に役立った。
比較例2及び実施例2 フジ製版用フィルムGA−100(富士フィルム〕を製
版カメラで露光したものを、第1図に略示した如き自動
現像機FG−550F C富士フィルム社製〕の水洗槽
はフィルタ一部を付設したポンプ配管系を設け、ため水
ストックタンク(351) との間でため水を循環使用
出来る様に改造し、次の工程に従って処理した。
a)比較例 ま ため水水洗水 水道水               11UN工TE
X CK (CIBA社)       0.5*)E
I)TA 、2N a ・2H200,5*)*)別剤
として水道水に添加した。
現像液及び定着液は各々濃縮液及び水から自動調合機(
FG −MT機(富士フィルム))をもちいて単独に現
(3)及び定着槽へ補充した。
ため水洗ストック・タンクには351のため水を入れ循
環使用した。
フィルターには活性炭フィルターを用いた。
上記工程でGA−100DZサイズ100枚を2週間に
わたシ処理した。
水洗水タンク中に沈澱、濁シもなく、処理後の感1料も
、残色保存性において良好であった。
処理後の廃液の分析の結果は下記の通シとなった。
(分析結果) 銀               1.0g工2消99
Bk        2100 ppmC0D    
       5500 PP”廃水規準をはるか上ま
わシ、下水に直接廃却出来ず、事前処理が必要なため廃
液約351を業者回収した。又銀濃度も低いため、銀回
収効率も45チであった。しかも得られた銀量は僅かで
あった。
使用した定着液用希釈水は81であった。
b)実施例 2 上記改造機に於いて、第1図の点線によシ示す如く、さ
らに自動調合機の濃縮定着液の希釈水の配管をため水水
洗ストック・タンクに連結出来る様に改造した。
ため水水洗ストック・タンクには35Jの水を入れ循環
した。
処理に伴ない定着液は感光材料1枚当り125M!!(
原液40虎j1水85d)を補充した。
感光材料GA−100DZサイズを250枚処理した時
に濃縮定着液(1oJ)  1キット分が消費されたた
め、濃縮定着液を追加し、さらに、ため水水洗水を20
1をストック・タンクへ追加添加した。
本発明の処理によシ、ため水水洗廃液は発生せず、定着
液希釈水が不要となった。
(発明の効果) 本発明の方法によシ公害負荷の大きい水洗処理後廃液を
廃棄する必要がなくなシ、また、該廃液中に含まれ得る
銀を定着能を有する処理浴中の銀とともに容易にかつ高
収率で回収することができる。
また、該廃液中に含まれ得る定着能を有する処理液成分
を再度該処理浴において非常に有効に使用することがで
きケミカルコストを下げることができる。
更に水洗水補充のないバッチ型溜水水洗処理における水
洗水廃液を利用することができ、水道配管のない場所で
の自動現像機の設置が可能となり、処理補充がないため
補充ポンプや水補充配管又は容器のみならずオーバーフ
ロー用配管又は容器が不要である。
また、定着能を有する処理液を調製するための希釈水を
新たに用いる必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は比較例及び本発明の方法を実施するために用い
ることのできる自動現像機の一つの態様の略図である。 1、現像槽 2 定着槽 3、水洗槽 4、乾燥 5、溜水水洗水ストックタンク 6、濃縮現像液 7 濃縮定着液 8、希釈水 9、 フィルター 10、ポンプ に2 (ほか3名) 第  1  図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ハロゲン化銀写真感光材料を現像し、定着能を有する写
    真処理液で処理した後、溜水水洗液で処理する処理方法
    に於いて、上記溜水水洗液の疲労液の一部又は全部を、
    該定着能を有する写真処理濃縮液の希釈水に利用するこ
    とを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
JP25864286A 1986-10-31 1986-10-31 ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 Pending JPS63113539A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02247641A (ja) * 1989-03-20 1990-10-03 Konica Corp 節水効率を高めかつ優れた帯電防止処理を可能にするハロゲン化銀黒白感光材料の処理方法
JPH03101729A (ja) * 1989-09-15 1991-04-26 Konica Corp ハロゲン化銀白黒写真感光材料の処理方法
JPH0545808A (ja) * 1991-08-21 1993-02-26 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
JPH05119445A (ja) * 1991-10-24 1993-05-18 Fuji Photo Film Co Ltd 定着液およびそれを用いた処理方法

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