JPH0536267B2 - - Google Patents
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- JPH0536267B2 JPH0536267B2 JP8427683A JP8427683A JPH0536267B2 JP H0536267 B2 JPH0536267 B2 JP H0536267B2 JP 8427683 A JP8427683 A JP 8427683A JP 8427683 A JP8427683 A JP 8427683A JP H0536267 B2 JPH0536267 B2 JP H0536267B2
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- Japan
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- compensation hole
- master cylinder
- pin
- hole
- compensation
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 26
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- 230000029058 respiratory gaseous exchange Effects 0.000 description 3
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 230000005281 excited state Effects 0.000 description 1
- 238000009877 rendering Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T11/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
- B60T11/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
- B60T11/16—Master control, e.g. master cylinders
- B60T11/165—Single master cylinders for pressurised systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/38—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition including valve means of the relay or driver controlled type
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、少なくとも1のマスターシリンダピ
ストンと、中央に配置されたクランプ部材で支持
したピストン戻しばねと、マスターシリンダピス
トンに対して摺動しかつピストン戻しばねが解放
されたときにリザーバに連通するマスターシリン
ダピストンの補償孔を開き、この補償孔に近接す
る端部に補償孔よりも外径の大きな弾性シール部
材を装着した弁ボデイとを備える自動車の液圧ブ
レーキ装置用マスターシリンダに関する。
ストンと、中央に配置されたクランプ部材で支持
したピストン戻しばねと、マスターシリンダピス
トンに対して摺動しかつピストン戻しばねが解放
されたときにリザーバに連通するマスターシリン
ダピストンの補償孔を開き、この補償孔に近接す
る端部に補償孔よりも外径の大きな弾性シール部
材を装着した弁ボデイとを備える自動車の液圧ブ
レーキ装置用マスターシリンダに関する。
上記形式の液圧ブレーキ装置用マスターシリン
ダはドイツ特許出願第P31 17 551.1号に記載され
ている。このマスターシリンダは、ハウジングの
シリンダ孔内をシールされた状態で軸線方向に摺
動可能に案内される少なくとも1つのマスターシ
リンダピストンを備える。このマスターシリンダ
ピストンのブレーキペダルに近接する端面は、圧
力流体供給用リザーバに接続されるチヤンバを形
成する。ブレーキペタルから離隔するマスターシ
リンダピストンの端面はブレーキ作動時に圧力が
作用する作動チヤンバを形成する。これらのマス
ターシリンダピストンの両側に形成される各チヤ
ンバは、ブレーキペダルが解放されたとき、すな
わち、ブレーキが作動されていないときは、マス
ターシリンダピストンの作動チヤンバに近接する
端面の中央に開口する補償孔により互いに連通す
る。更に、この作動チヤンバ内には、弁ボデイ補
償孔に対向して収容されている。この弁ボデイは
マスターシリンダピストンに対して摺動するよう
に配置されており、更にこの弁ボデイにはブレー
キを作動したときに補償孔を閉じる弾性シール部
材を装着してある。
ダはドイツ特許出願第P31 17 551.1号に記載され
ている。このマスターシリンダは、ハウジングの
シリンダ孔内をシールされた状態で軸線方向に摺
動可能に案内される少なくとも1つのマスターシ
リンダピストンを備える。このマスターシリンダ
ピストンのブレーキペダルに近接する端面は、圧
力流体供給用リザーバに接続されるチヤンバを形
成する。ブレーキペタルから離隔するマスターシ
リンダピストンの端面はブレーキ作動時に圧力が
作用する作動チヤンバを形成する。これらのマス
ターシリンダピストンの両側に形成される各チヤ
ンバは、ブレーキペダルが解放されたとき、すな
わち、ブレーキが作動されていないときは、マス
ターシリンダピストンの作動チヤンバに近接する
端面の中央に開口する補償孔により互いに連通す
る。更に、この作動チヤンバ内には、弁ボデイ補
償孔に対向して収容されている。この弁ボデイは
マスターシリンダピストンに対して摺動するよう
に配置されており、更にこの弁ボデイにはブレー
キを作動したときに補償孔を閉じる弾性シール部
材を装着してある。
このマスターシリンダは、マスターシリンダの
底部とマスターシリンダピストンとに作用するピ
ストン戻しばねと、弁ボデイに作用する弁閉鎖ば
ねとにより不作動位置に配置される。更に、弁ボ
デイにはクランプ部材が形成され、このクランプ
部材はブレーキが解放されているときに弾性シー
ル部材を補償孔から最大離隔位置に配置する。
底部とマスターシリンダピストンとに作用するピ
ストン戻しばねと、弁ボデイに作用する弁閉鎖ば
ねとにより不作動位置に配置される。更に、弁ボ
デイにはクランプ部材が形成され、このクランプ
部材はブレーキが解放されているときに弾性シー
ル部材を補償孔から最大離隔位置に配置する。
ブレーキ作動時に、ブレーキペダルを介してマ
スターシリンダに作動力が伝達されると、マスタ
ーシリンダピストンとマスターシリンダの底部と
の間に支持されたピストン戻しばねが先ず圧縮さ
れ、これにより弁閉鎖ばねがこれと同じ量だけ解
放され、弾性シール部材は補償孔の開口部方向に
移動する。作動力が充分大きいときには、シール
部材が補償孔の開口部に当接し、マスターシリン
ダと作動チヤンバとリザーバとの間の連通を遮断
する。マスターシリンダピストンが更に移動する
と、マスターシリンダのペダルから離隔した側に
配置された作動チヤンバが加圧され、これによ
り、この作動チヤンバに接続されたホイールブレ
ーキが作動される。ブレーキを解放する場合は、
マスターシリンダピストンは弾性シール部材が補
償孔の開口部から離隔するまで次第に戻され、マ
スターシリンダの作動チヤンバ及びホイールブレ
ーキの加圧がそれぞれ解除される。
スターシリンダに作動力が伝達されると、マスタ
ーシリンダピストンとマスターシリンダの底部と
の間に支持されたピストン戻しばねが先ず圧縮さ
れ、これにより弁閉鎖ばねがこれと同じ量だけ解
放され、弾性シール部材は補償孔の開口部方向に
移動する。作動力が充分大きいときには、シール
部材が補償孔の開口部に当接し、マスターシリン
ダと作動チヤンバとリザーバとの間の連通を遮断
する。マスターシリンダピストンが更に移動する
と、マスターシリンダのペダルから離隔した側に
配置された作動チヤンバが加圧され、これによ
り、この作動チヤンバに接続されたホイールブレ
ーキが作動される。ブレーキを解放する場合は、
マスターシリンダピストンは弾性シール部材が補
償孔の開口部から離隔するまで次第に戻され、マ
スターシリンダの作動チヤンバ及びホイールブレ
ーキの加圧がそれぞれ解除される。
いわゆる中央弁を有するマスターシリンダは、
ブレーキ作動時に必ず超えて移動しなければなら
ないいわゆる呼吸孔を必要としいない点でスリー
ブ状部材でシールされたマスターシリンダに比較
して有利である。このような呼吸孔を超えて移動
する場合、スリーブ状シール部材の磨耗量はかな
り大きい。特にブレーキスリツプ制御装置を組合
わせる場合には、マスターシリンダピストンが多
数回にわたつて僅かな距離を移動し、作動チヤン
バ内には高い圧力が形成される。このような状態
では、スリーブ状シール部材に作用する高い差圧
によりこのスリーブ状シール部材が呼吸孔内に押
込まれ、作動しなくなる。
ブレーキ作動時に必ず超えて移動しなければなら
ないいわゆる呼吸孔を必要としいない点でスリー
ブ状部材でシールされたマスターシリンダに比較
して有利である。このような呼吸孔を超えて移動
する場合、スリーブ状シール部材の磨耗量はかな
り大きい。特にブレーキスリツプ制御装置を組合
わせる場合には、マスターシリンダピストンが多
数回にわたつて僅かな距離を移動し、作動チヤン
バ内には高い圧力が形成される。このような状態
では、スリーブ状シール部材に作用する高い差圧
によりこのスリーブ状シール部材が呼吸孔内に押
込まれ、作動しなくなる。
しかし、上記の中央弁を有するマスターシリン
ダについても、特別な作動状態により中央の補償
孔内に弾性シール部材が押込まれることが判明し
た。このような状態が頻繁に発生すると、大きな
変形により損傷し易くなりあるいは補償孔の開口
部の縁部で切断される虞がある。これにより、弾
性シール部材のシール効果がかなり損なわれる。
ダについても、特別な作動状態により中央の補償
孔内に弾性シール部材が押込まれることが判明し
た。このような状態が頻繁に発生すると、大きな
変形により損傷し易くなりあるいは補償孔の開口
部の縁部で切断される虞がある。これにより、弾
性シール部材のシール効果がかなり損なわれる。
本発明は、シール部材の磨耗を軽減した自動車
の液圧ブレーキ装置用マスターシリンダを提供す
ることを目的とする。
の液圧ブレーキ装置用マスターシリンダを提供す
ることを目的とする。
本発明における自動車の液圧ブレーキ装置用マ
スターシリンダは、ホイールブレーキに接続され
る作動チヤンバをハウジング内に区画し、ピスト
ン戻しばねの付勢力に抗してブレーキペダルで作
動され、この作動チヤンバ内に制動圧を形成する
マスターシリンダピストンと、このマスターシリ
ンダピストン内に延設されて前記作動チヤンバを
リザーバに連通する補償孔と、この補償孔に近接
する端部に形成した溝内に補償孔と作動チヤンバ
との間の連通を制御する中空円筒状の弾性シール
部材を収容し、かつ、前記補償孔に向けて付勢さ
れた弁ボデイと、この弁ボデイから補償孔に対し
て反対方向に延設され、ブレーキペダルを解放し
たときにこのシール部材を補償孔から離隔させる
クランプ部材とを備え、前記弁ボデイの溝は、前
記シール部材の外周部を補強する外部補強部材
と、補償孔から離隔する前記シール部材の端部を
支える底壁と、この底壁から補償孔の方向に延設
されてシール部材を貫通し、補償孔に近接する先
端部が縮径されかつシール部材の補償孔に近接す
る端面から突出し、マスターシリンダピストンが
移動したときに補償孔内に突入する中実構造のピ
ンとで形成され、前記シール部材の補償孔に近接
する端部は、弁ボデイの補償孔側端面よりも突出
し、前記補償孔の径よりも大径の外径を有し、前
記ピンの先端部との間に環状間〓を形成すること
を特徴とする。
スターシリンダは、ホイールブレーキに接続され
る作動チヤンバをハウジング内に区画し、ピスト
ン戻しばねの付勢力に抗してブレーキペダルで作
動され、この作動チヤンバ内に制動圧を形成する
マスターシリンダピストンと、このマスターシリ
ンダピストン内に延設されて前記作動チヤンバを
リザーバに連通する補償孔と、この補償孔に近接
する端部に形成した溝内に補償孔と作動チヤンバ
との間の連通を制御する中空円筒状の弾性シール
部材を収容し、かつ、前記補償孔に向けて付勢さ
れた弁ボデイと、この弁ボデイから補償孔に対し
て反対方向に延設され、ブレーキペダルを解放し
たときにこのシール部材を補償孔から離隔させる
クランプ部材とを備え、前記弁ボデイの溝は、前
記シール部材の外周部を補強する外部補強部材
と、補償孔から離隔する前記シール部材の端部を
支える底壁と、この底壁から補償孔の方向に延設
されてシール部材を貫通し、補償孔に近接する先
端部が縮径されかつシール部材の補償孔に近接す
る端面から突出し、マスターシリンダピストンが
移動したときに補償孔内に突入する中実構造のピ
ンとで形成され、前記シール部材の補償孔に近接
する端部は、弁ボデイの補償孔側端面よりも突出
し、前記補償孔の径よりも大径の外径を有し、前
記ピンの先端部との間に環状間〓を形成すること
を特徴とする。
このマスターシリンダによると、ブレーキペダ
ルを解放した状態では、マスターシリンダピスト
ンはピストン戻しばねの付勢力で初期位置に配置
され、弾性シール部材はクランプ部材により補償
孔から離隔されている。したがつて、作動チヤン
バは補償孔に連通し、更にこの補償孔を介してリ
ザーバに連通する。そして、ブレーキペダルを踏
込むと、ピストン戻しばねの付勢力に孔してマス
ターシリンダピストンが移動し、まず弁ボデイの
ピンの縮径された先端部が補償孔内に突入する。
次いで、シール部材の補償孔に近接する端部が補
償孔の周部でマスターシリンダピストンに押圧さ
れ、この補償孔と作動チヤンバとの連通を遮断す
る。このとき、シール部材は弁ボデイの溝内で、
この溝の底壁と外部補強部材とピンとにより3方
向から支えられる。すなわち、この弾性シール部
材は補償孔の周部に押圧されたときにこの補償孔
から離隔する端部を溝の底壁で支えられ、更に外
周部を外部補強部材で支えられると共に、内周部
をピンで支えられる。したがつて、このシール部
材が補償孔の周部に大きな力で押圧されても、大
きな弾性変形および塑性変形を生じるのを阻止す
る。また、この弾性シール部材の補償孔に近接す
る端部と弁ボデイのピンとの間に形成される環状
間〓は、シール部材の補償孔に近接する端部の弾
性変形を容易として補償孔の周部でマスターシリ
ンダピストンとの密着性を高めると共に作動チヤ
ンバと補償孔との間に大きな差圧が形成される場
合でもシール部材が補償孔内に侵入するのを阻止
し、弁ボデイのピンは先端部が縮径されているこ
とにより補償孔の周部でマスターシリンダピスト
ンに係止されることなく滑らかに補償孔内に突入
する。
ルを解放した状態では、マスターシリンダピスト
ンはピストン戻しばねの付勢力で初期位置に配置
され、弾性シール部材はクランプ部材により補償
孔から離隔されている。したがつて、作動チヤン
バは補償孔に連通し、更にこの補償孔を介してリ
ザーバに連通する。そして、ブレーキペダルを踏
込むと、ピストン戻しばねの付勢力に孔してマス
ターシリンダピストンが移動し、まず弁ボデイの
ピンの縮径された先端部が補償孔内に突入する。
次いで、シール部材の補償孔に近接する端部が補
償孔の周部でマスターシリンダピストンに押圧さ
れ、この補償孔と作動チヤンバとの連通を遮断す
る。このとき、シール部材は弁ボデイの溝内で、
この溝の底壁と外部補強部材とピンとにより3方
向から支えられる。すなわち、この弾性シール部
材は補償孔の周部に押圧されたときにこの補償孔
から離隔する端部を溝の底壁で支えられ、更に外
周部を外部補強部材で支えられると共に、内周部
をピンで支えられる。したがつて、このシール部
材が補償孔の周部に大きな力で押圧されても、大
きな弾性変形および塑性変形を生じるのを阻止す
る。また、この弾性シール部材の補償孔に近接す
る端部と弁ボデイのピンとの間に形成される環状
間〓は、シール部材の補償孔に近接する端部の弾
性変形を容易として補償孔の周部でマスターシリ
ンダピストンとの密着性を高めると共に作動チヤ
ンバと補償孔との間に大きな差圧が形成される場
合でもシール部材が補償孔内に侵入するのを阻止
し、弁ボデイのピンは先端部が縮径されているこ
とにより補償孔の周部でマスターシリンダピスト
ンに係止されることなく滑らかに補償孔内に突入
する。
したがつて、本発明のマスターシリンダによる
と、ブレーキスリツプ制御装置と組み合わせた極
めて過酷な作動状態においても、シール部材の磨
耗量が極めて少なく、使用寿命が大きく延長され
る。
と、ブレーキスリツプ制御装置と組み合わせた極
めて過酷な作動状態においても、シール部材の磨
耗量が極めて少なく、使用寿命が大きく延長され
る。
第1図は本発明の実施例による自動車の液圧ブ
レーキ装置用マスターシリンダを示す。このマス
ターシリンダのハウジング1はシリンダ孔2を有
し、このシリンダ孔内をマスターシリンダピスト
ン3がシールされつつ軸線方向に案内される。マ
スターシリンダピストン3の図の右側に示す端部
はプツシユロツド4を介してブレーキペダル5に
接続されている。このマスターシリンダピストン
3の右方向への移動は適当なストツパ6で規制さ
れる。マスターシリンダピストン3の周面には環
状溝7が形成されており、これによりマスターシ
リンダピストン3の周部に周方向の環状チヤンバ
8が形成され、この環状チヤンバはハウジングに
形成したポート9を介して大気に開口する供給リ
ザーバ10に連通する。周部環状チヤンバ8の右
方で軸線方向のシリンダ孔2に接触して移動する
マスターシリンダピストン3の周面にも環状溝1
1が形成され、この溝内には環状シール部材12
が挿入され、このハウジング1からの漏洩を防止
する。
レーキ装置用マスターシリンダを示す。このマス
ターシリンダのハウジング1はシリンダ孔2を有
し、このシリンダ孔内をマスターシリンダピスト
ン3がシールされつつ軸線方向に案内される。マ
スターシリンダピストン3の図の右側に示す端部
はプツシユロツド4を介してブレーキペダル5に
接続されている。このマスターシリンダピストン
3の右方向への移動は適当なストツパ6で規制さ
れる。マスターシリンダピストン3の周面には環
状溝7が形成されており、これによりマスターシ
リンダピストン3の周部に周方向の環状チヤンバ
8が形成され、この環状チヤンバはハウジングに
形成したポート9を介して大気に開口する供給リ
ザーバ10に連通する。周部環状チヤンバ8の右
方で軸線方向のシリンダ孔2に接触して移動する
マスターシリンダピストン3の周面にも環状溝1
1が形成され、この溝内には環状シール部材12
が挿入され、このハウジング1からの漏洩を防止
する。
マスターシリンダピストン3の図に示す左側の
端面にはスリーブ状シール部材13が装着してあ
り、このシール部材13のペダルに近接する端面
は軸線方向通路14を介して周部環状チヤンバ8
に連通する。このスリーブ状シール部材13は周
部環状チヤンバ8からマスターシリンダの作動チ
ヤンバ15の方向にのみ圧力流体を流通させるこ
とができる。このスリーブ状シール部材13は回
転対称形状を有する保持部材16で保持され、こ
の保持部材16は同時にピストン戻しばね17の
当接面として作用する。
端面にはスリーブ状シール部材13が装着してあ
り、このシール部材13のペダルに近接する端面
は軸線方向通路14を介して周部環状チヤンバ8
に連通する。このスリーブ状シール部材13は周
部環状チヤンバ8からマスターシリンダの作動チ
ヤンバ15の方向にのみ圧力流体を流通させるこ
とができる。このスリーブ状シール部材13は回
転対称形状を有する保持部材16で保持され、こ
の保持部材16は同時にピストン戻しばね17の
当接面として作用する。
マスターシリンダピストン3の作動チヤンバ1
5に近接する端面は、軸線方向の盲孔18を有
し、この盲孔18内に弁ボデイ19が軸線方向に
移動可能に配置されている。この弁ボデイ19の
図の左側からはクランプ部材20が延長され、し
たがつて弁ボデイ19のブレーキペダル5方向へ
の移動が規制される。このため、クランプ部材の
端部すなわち図の左側は保持ヘツド21として形
成され、この保持ヘツドはばね板22で支持され
ている。このばね板22は同時にピストン戻しば
ね17を支持する作用をなす。
5に近接する端面は、軸線方向の盲孔18を有
し、この盲孔18内に弁ボデイ19が軸線方向に
移動可能に配置されている。この弁ボデイ19の
図の左側からはクランプ部材20が延長され、し
たがつて弁ボデイ19のブレーキペダル5方向へ
の移動が規制される。このため、クランプ部材の
端部すなわち図の左側は保持ヘツド21として形
成され、この保持ヘツドはばね板22で支持され
ている。このばね板22は同時にピストン戻しば
ね17を支持する作用をなす。
弁ボデイ19の作動チヤンバ15方向への移動
は突起23で規制され、この突起は図示のブレー
キ解放位置でマスターシリンダピストン3の突起
24を支える。弁ボデイ19は弁閉鎖ばね25で
ブレーキペダル5の方向に付勢される。
は突起23で規制され、この突起は図示のブレー
キ解放位置でマスターシリンダピストン3の突起
24を支える。弁ボデイ19は弁閉鎖ばね25で
ブレーキペダル5の方向に付勢される。
第2図に示すように、弁ボデイ19のペダルに
近接する端部には円形の軸線方向溝26が配置し
てあり、この溝26内にほぼ中空円筒状のシール
部材27が収容されている。この溝26により、
シール部材27の外側補強部材28が形成され、
更に軸線方向のピン29が形成されてこのピン2
9に対してシール部材27の内周面が支えられ
る。このピン29はシール部材の軸線方向端面を
超えて延び、ペダルに近接する先端部30を面取
りあるいは丸められている。ほぼ中空円筒状のシ
ール部材27はペダルに近接する領域にピン29
と共に環状間〓31を形成する。のため、シール
部材27の内孔が環状間〓31の領域で拡径され
ている。軸線方向溝32は弁ボデイ19の外周部
に配置されている。
近接する端部には円形の軸線方向溝26が配置し
てあり、この溝26内にほぼ中空円筒状のシール
部材27が収容されている。この溝26により、
シール部材27の外側補強部材28が形成され、
更に軸線方向のピン29が形成されてこのピン2
9に対してシール部材27の内周面が支えられ
る。このピン29はシール部材の軸線方向端面を
超えて延び、ペダルに近接する先端部30を面取
りあるいは丸められている。ほぼ中空円筒状のシ
ール部材27はペダルに近接する領域にピン29
と共に環状間〓31を形成する。のため、シール
部材27の内孔が環状間〓31の領域で拡径され
ている。軸線方向溝32は弁ボデイ19の外周部
に配置されている。
第1図に示すように、周部環状チヤンバ8とマ
スターシリンダピストン3内の軸線方向盲孔との
間が接続されている。軸線方向盲孔18の底部に
軸線方向の補償孔33が開口し、この補償孔は半
径方向通路34を介して周部環状チヤンバ8に連
通する。これらの補償孔33及び通路34はピス
トン3の内部に形成されており、ピン29は円形
構造を有し、補償孔33はピン29よりも僅かに
大径に形成されていることが明らかである。
スターシリンダピストン3内の軸線方向盲孔との
間が接続されている。軸線方向盲孔18の底部に
軸線方向の補償孔33が開口し、この補償孔は半
径方向通路34を介して周部環状チヤンバ8に連
通する。これらの補償孔33及び通路34はピス
トン3の内部に形成されており、ピン29は円形
構造を有し、補償孔33はピン29よりも僅かに
大径に形成されていることが明らかである。
マスターシリンダのハウジング1は更にハウジ
ングポート35を有し、このハウジングポートは
管路36,37を介して作動チヤンバ15をホイ
ールブレーキ38に接続する。これらの管路3
6,37中には電磁作動される弁39が介装され
ており、この弁39は無励磁状態すなわち作動さ
れてない状態でハウジングポート35とホイール
ブレーキ38とを接続し、図示しないスリツプ制
御用の電子装置で作動されてこれらの間を閉じ
る。このホイールブレーキ38にも同様に通常閉
の管路40を介して加圧されないリザーバ10に
接続され、したがつてブレーキペダルの踏力Fが
変化しない場合であつても必要な場合にはホイー
ルブレーキ38内の圧力を低下することができ
る。ホイールブレーキ38とリザーバ10との間
は無励磁状態で閉の電磁弁41を介装することに
より遮断され、この電磁弁41は図示しないスリ
ツプ制御用の電子装置により弁39と同様に作動
することができる。
ングポート35を有し、このハウジングポートは
管路36,37を介して作動チヤンバ15をホイ
ールブレーキ38に接続する。これらの管路3
6,37中には電磁作動される弁39が介装され
ており、この弁39は無励磁状態すなわち作動さ
れてない状態でハウジングポート35とホイール
ブレーキ38とを接続し、図示しないスリツプ制
御用の電子装置で作動されてこれらの間を閉じ
る。このホイールブレーキ38にも同様に通常閉
の管路40を介して加圧されないリザーバ10に
接続され、したがつてブレーキペダルの踏力Fが
変化しない場合であつても必要な場合にはホイー
ルブレーキ38内の圧力を低下することができ
る。ホイールブレーキ38とリザーバ10との間
は無励磁状態で閉の電磁弁41を介装することに
より遮断され、この電磁弁41は図示しないスリ
ツプ制御用の電子装置により弁39と同様に作動
することができる。
第1図に示すブレーキ装置の作動について第2
図を参照しつつ詳細に説明する。
図を参照しつつ詳細に説明する。
第1図に示すブレーキ解放位置では、すべての
部材は図示の位置を占める。ピストン戻しばね1
7の作動により、マスターシリンダピストン3は
図の右側の端部位置にあつてストツパ6に当接す
る。弁閉鎖ばね25の作用で弁ボデイ19も同様
にペダル5に近接する端部位置に配置され、保持
ヘツド21はばね板22で支持され、補償孔33
は解放されている。
部材は図示の位置を占める。ピストン戻しばね1
7の作動により、マスターシリンダピストン3は
図の右側の端部位置にあつてストツパ6に当接す
る。弁閉鎖ばね25の作用で弁ボデイ19も同様
にペダル5に近接する端部位置に配置され、保持
ヘツド21はばね板22で支持され、補償孔33
は解放されている。
ブレーキペダル5に踏力Fが作用すると、初め
にピストン戻しばね17が圧縮され、これにより
ピン29はマスターシリンダピストン3の移動に
応じて補償孔33内に滑込み、シール部材27が
マスターシリンダピストン3に当接した後、環状
チヤンバ8と作動チヤンバ15との間が遮断され
る。これにより、作動チヤンバ15はブレーキペ
ダル5に作用する踏力に応じて圧力が上昇し、ホ
イールブレーキ38に圧力が供給される。
にピストン戻しばね17が圧縮され、これにより
ピン29はマスターシリンダピストン3の移動に
応じて補償孔33内に滑込み、シール部材27が
マスターシリンダピストン3に当接した後、環状
チヤンバ8と作動チヤンバ15との間が遮断され
る。これにより、作動チヤンバ15はブレーキペ
ダル5に作用する踏力に応じて圧力が上昇し、ホ
イールブレーキ38に圧力が供給される。
ブレーキペダル5を解放すると、マスターシリ
ンダピストン3は図示のブレーキ解放位置に次第
に移動し、周部チヤンバ8から軸線方向通路を介
して作動チヤンバ15に作動流体を供給すること
ができる。最後に、シール部材27が盲孔18の
底部から移動すると、リザーバ10と、マスター
シリンダの作動チヤンバ15及びホイールブレー
キ38のそれぞれとの間が連通される。
ンダピストン3は図示のブレーキ解放位置に次第
に移動し、周部チヤンバ8から軸線方向通路を介
して作動チヤンバ15に作動流体を供給すること
ができる。最後に、シール部材27が盲孔18の
底部から移動すると、リザーバ10と、マスター
シリンダの作動チヤンバ15及びホイールブレー
キ38のそれぞれとの間が連通される。
このマスターシリンダによれば、シール部材2
7の外周部が弁ボデイ19の外部補強部材28で
補強され、更に内周部がピン29で補強されるた
め、シール部材27の変形が防止され、その使用
寿命を増大することができる。
7の外周部が弁ボデイ19の外部補強部材28で
補強され、更に内周部がピン29で補強されるた
め、シール部材27の変形が防止され、その使用
寿命を増大することができる。
第1図は本発明の実施例によるマスターシリン
ダの図式的な断面図、第2図は第1図の弁ボデイ
の拡大図である。 1……ハウジング、2……シリンダ内孔、3…
…マスターシリンダピストン、5……ペダル、8
……環状チヤンバ、18……盲孔、19……弁ボ
デイ、27……シール部材、29……ピン、31
……環状間〓、33……補償孔。
ダの図式的な断面図、第2図は第1図の弁ボデイ
の拡大図である。 1……ハウジング、2……シリンダ内孔、3…
…マスターシリンダピストン、5……ペダル、8
……環状チヤンバ、18……盲孔、19……弁ボ
デイ、27……シール部材、29……ピン、31
……環状間〓、33……補償孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ホイールブレーキ38に接続される作動チヤ
ンバ15をハウジング1内に区画し、ピストン戻
しばね17の付勢力に抗してブレーキペダル5で
作動され、この作動チヤンバ15内に制動圧を形
成するマスターシリンダピストン3と、このマス
ターシリンダピストン3内に延設されて前記作動
チヤンバ15をリザーバ10に連通する補償孔3
3と、この補償孔に近接する端部に形成した溝2
6内に補償孔33と作動チヤンバ15との間の連
通を制御する中空円筒状の弾性シール部材27を
収容し、かつ、前記補償孔に向けて付勢された弁
ボデイ19と、この弁ボデイから補償孔33に対
して反対方向に延設され、ブレーキペダル5を解
放したときにこのシール部材を補償孔33から離
隔させるクランプ部材20とを備え、 前記弁ボデイ19の溝26は、前記シール部材
の外周部を補強する外部補強部材28と、補償孔
33から離隔する前記シール部材の端部を支える
底壁と、この底壁から補償孔33の方向に延設さ
れてシール部材27を貫通し、補償孔33に近接
する先端部が縮径されかつシール部材27の補償
孔33に近接する端面から突出し、マスターシリ
ンダピストン5が移動したときに補償孔33内に
突入する中実構造のピン29とで形成され、前記
シール部材27の補償孔33に近接する端部は、
弁ボデイ19の補償孔33側端面よりも突出し、
前記補償孔33の径よりも大径の外径を有し、前
記ピン29の先端部との間に環状間〓31を形成
することを特徴とする自動車の液圧ブレーキ装置
用マスターシリンダ。 2 前記シール部材27の補償孔33に近接する
端部は、その内径が補償孔33から離隔する端部
よりも拡径されている特許請求の範囲第1項記載
のマスターシリンダ。 3 前記ピン29の先端部は、前記底壁側の部位
よりも縮径されている特許請求の範囲第1項記載
のマスターシリンダ。 4 前記ピン29の先端部は、テーパ状に形成さ
れている特許請求の範囲第1項から第3項いずれ
か1記載のマスターシリンダ。 5 前記ピン29の先端部は、丸く形成されてい
る特許請求の範囲第1項から第3項いずれか1記
載のマスターシリンダ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3219134A DE3219134A1 (de) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | Hauptzylinder fuer hydraulisch betaetigte kraftfahrzeugbremsen |
DE32191340 | 1982-05-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58211955A JPS58211955A (ja) | 1983-12-09 |
JPH0536267B2 true JPH0536267B2 (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=6164178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58084276A Granted JPS58211955A (ja) | 1982-05-21 | 1983-05-16 | 自動車の流体圧作動制動機の主シリンダ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4492082A (ja) |
JP (1) | JPS58211955A (ja) |
DE (1) | DE3219134A1 (ja) |
FR (1) | FR2527152B1 (ja) |
GB (1) | GB2121131B (ja) |
IT (1) | IT1161845B (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2139318B (en) * | 1983-05-04 | 1986-07-23 | Dowty Seals Ltd | Piston/cylinder seal construction |
DE3325424A1 (de) * | 1983-07-14 | 1985-01-24 | Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt | Betaetigungseinrichtung fuer eine hydraulische kraftfahrzeugbremsanlage |
DE3405967A1 (de) * | 1984-02-18 | 1985-08-22 | Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt | Hydraulische bremsanlage mit schlupfregelung |
JPS6167272U (ja) * | 1984-10-08 | 1986-05-08 | ||
DE3444829A1 (de) * | 1984-12-08 | 1986-06-12 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Bremskraftverstaerker |
DE3446005A1 (de) * | 1984-12-17 | 1986-06-19 | Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt | Druckzylinder |
GB2176552A (en) * | 1985-06-14 | 1986-12-31 | Automotive Products Plc | A hydraulic master cylinder |
US4773224A (en) * | 1985-10-18 | 1988-09-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Portless type master cylinder device with non return valve and restricted passage in parallel between pressure chamber and fluid reservoir |
US4753075A (en) * | 1985-10-18 | 1988-06-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Portless type master cylinder device with intake valve and flow resisting means between pressure chamber and reservoir chamber |
DE3631682A1 (de) * | 1986-09-18 | 1988-03-24 | Teves Gmbh Alfred | Bremsdruckgeber fuer eine hydraulische kraftfahrzeugbremsanlage |
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US4856282A (en) * | 1987-05-12 | 1989-08-15 | Automotive Products Plc | Center-feed master cylinder with retainer for valve stem |
DE3717090A1 (de) * | 1987-05-21 | 1988-12-01 | Bosch Gmbh Robert | Nachsaugventil fuer hauptbremszylinder |
DE3717088A1 (de) * | 1987-05-21 | 1988-12-01 | Bosch Gmbh Robert | Nachsaugventil fuer hauptbremszylinder |
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JPH0445971Y2 (ja) * | 1988-07-18 | 1992-10-28 | ||
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US8943924B2 (en) | 2010-11-24 | 2015-02-03 | Hb Performance Systems, Inc. | System and method for an adjustable lever assembly |
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JPS576660U (ja) * | 1980-06-16 | 1982-01-13 |
-
1982
- 1982-05-21 DE DE3219134A patent/DE3219134A1/de active Granted
- 1982-11-29 GB GB08233955A patent/GB2121131B/en not_active Expired
-
1983
- 1983-03-04 US US06/472,325 patent/US4492082A/en not_active Expired - Lifetime
- 1983-05-16 JP JP58084276A patent/JPS58211955A/ja active Granted
- 1983-05-19 IT IT21171/83A patent/IT1161845B/it active
- 1983-05-24 FR FR838308533A patent/FR2527152B1/fr not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS576660B2 (ja) * | 1973-09-13 | 1982-02-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IT8321171A0 (it) | 1983-05-19 |
US4492082A (en) | 1985-01-08 |
GB2121131A (en) | 1983-12-14 |
JPS58211955A (ja) | 1983-12-09 |
IT1161845B (it) | 1987-03-18 |
GB2121131B (en) | 1985-09-04 |
DE3219134C2 (ja) | 1992-04-09 |
FR2527152B1 (fr) | 1989-04-21 |
DE3219134A1 (de) | 1983-11-24 |
FR2527152A1 (fr) | 1983-11-25 |
IT8321171A1 (it) | 1984-11-19 |
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