JPH0536013Y2 - - Google Patents

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JPH0536013Y2
JPH0536013Y2 JP2099086U JP2099086U JPH0536013Y2 JP H0536013 Y2 JPH0536013 Y2 JP H0536013Y2 JP 2099086 U JP2099086 U JP 2099086U JP 2099086 U JP2099086 U JP 2099086U JP H0536013 Y2 JPH0536013 Y2 JP H0536013Y2
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、工場等の建屋に用いられる折板ぶ
き屋根において、防水性の信頼度を高めた水上の
面戸構造に関するものである。
従来の技術 従来、下屋の水上における面戸は第4図に示す
ように屋根受小梁31上に固定されたタイトフレ
ーム32に折板ぶき屋根33が取付けられ、外壁
34の前部をシール35され前方に延びている水
切板36を折板ぶき屋根33のはぜ部にビス37
止めし、その前端からエプロン面戸38を垂下
し、その後部の折板ぶき屋根33の水上端部の底
板39および側板40に止め面戸41を嵌合さ
せ、その下部および側部をスナツプ止め42し、
この取付け部分をシーリング材43でシールする
ことによつて水上の防水を行うようにしていた。
考案が解決しようとする問題点 上記従来の折板ぶき屋根の面戸は、エプロン面
戸38によつて雨水の大部分を遮断し止め面戸4
1により雨水の浸入を防ぎシーリング材43によ
つて防水を行うようにしているが、強風時には止
め面戸41の上部に雨水が吹き上つた場合の上部
のシーリングおよび下部のシーリング材43の信
頼性が十分でなく、かつ水切板36を折板ぶき屋
根33に直接ビス37止めしているためエプロン
面戸38より後方の屋根の折板に孔が生じ、水切
板36で覆われているにもかかわらずビス37を
通してこの孔から雨水の侵入を許すためエプロン
面戸38による雨水の侵入防止作用が損なわれる
問題点があつた。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するためのこの考案の手段
を第1図ないし第3図に基づいて説明すると、こ
の考案は折板1の底板1aおよび側板1cの後部
を折曲げて立上り部1b,1dを一体成型し、前
記立上り部1b,1dに水平面戸16の後端の折
返し部17を嵌着し、前記水平面戸16の前方の
水平部19には断面L字形のエプロン面戸20の
後方の水平部21を止着するとともに、前記エプ
ロン面戸20の水平部21の前端に水切板26の
下端の水平部27を接合し、水切板26の垂直部
より前方にある外壁11から延びるカバープレー
ト12の前端部24の内側において水切板26の
上端部を受金物6の前端部に止着して垂下させ、
受金物6は水切板26の裏面に設けたはぜ面戸1
4より後方の折板1のはぜ4に固定した折板ぶき
屋根における水上の面戸構造からなる手段を講じ
るものである。
作 用 この考案の作用を第1図ないし第3図を参照し
て説明する。
降雨時において、雨水は折板ぶき屋根の折板1
の底板1aとその両側の側板1cの間を軒先方向
へ流れるが、強風時には風雨が水上へ吹込むよう
になり、その際水切板26とエプロン面戸20の
垂直部30によつて大部分の雨と風を遮ぎること
ができるが、その一部はエプロン面戸20の下端
と底板1aとの間から水上に向つて吹き上げるよ
うになる。しかしエプロン面戸20の水平部21
と水平面戸16の水平部19および水平面戸16
の折返し部17と折板1の立上り部1b,1dに
よつて雨水は阻止されて漏水することがない。ま
た、水切板26とはぜ4との間隙から水上に向う
雨水ははぜクリツプ5の前方に設けたはぜ面戸1
4により阻止されて水切板26および折板1の側
板1cに沿つてエプロン面戸20の水平部21と
折板1の側板1cの間隙から折板1の底板1a上
に排水され内部側への雨水の浸入を防止すること
ができるものである。
実施例 この考案の1実施例を図面に基づいて説明す
る。
第2図において、折板ぶき屋根の折板1が屋根
受小梁2上に固定したタイトフレーム3に取付け
られ、折板1の底板1aの後端部を第1図に示す
ように直立するように引起して折曲げ一体成型し
て立上り部1bを形成する。立上り部1bの左右
は折板1の側板1cに連続した斜めの立上り部1
dが形成される。
第2図において、折板1の上部のはぜ4に被せ
たはぜクリツプ5上に受金物6,7をボルト8で
固定する。受金物7は外壁受け梁9に固着された
アングル10と外壁11との間に止着されてお
り、これら受金物6,7上にカバープレート12
が張設され、その先端は受金物6の前端を覆うよ
うに水切りとして下方に折曲されている。外壁1
1とカバープレート12との間はシーリング材1
3でシールされ、はぜクリツプ5の前部にははぜ
面戸14が取付けられ、はぜクリツプ5の後方の
はぜ4上に止水板15が取付けられている。
折板1の直立した立上り部1bおよび斜めの立
上り部1d上から水平面戸16の後端の折返し部
17をシール用パツキン18を介装させて嵌着
し、その前方の水平部19に断面L字形のエプロ
ン面戸20の水平部21を長孔22(第1図参
照)で取付位置を調節してボルト23で固定し、
カバープレート12の前端部24の内側にビス2
5止めされた水切板26の下端を折返して水平に
曲げた水平部27とエプロン面戸20の水平部2
1の折返し部28が、はぜ接合29され、水切板
26とエプロン面戸20の垂直部30とにより垂
直面戸を形成するようにするが、万一内部に雨水
が浸入した場合、止水板15と水平面戸16の軒
先に向つて傾斜した水平部19から流下する雨水
をエプロン面戸20の水平部21と折板1の側板
1cとの間隙から側板1cに沿つて底板1aまで
落下させ排水できるように構成される。そして前
記のように水切板26の水平部27とエプロン面
戸20の水平部21の折返し部28がはぜ接合2
9されているので、風が吹き込んで水切板26と
エプロン面戸20に風圧がかかつても、これらが
外れてゆるむことがなく、水平面戸16の折返し
部17と立上り部1b,1dの嵌着と相まつて水
平面戸16、エプロン面戸20および水切板26
と折板1との一体性を確保できるものである。
なお、上記の実施例は下屋の水上部に使用した
ものを示したが、棟部にも同様に使用することが
できる。
考案の効果 この考案は、折板ぶき屋根の折板を折曲げて立
上り部を一体成型してあるので折板ぶき屋根の水
上端部から雨水が漏水することが全くなく、かつ
強風雨時においても水切板とエプロン面戸からな
る垂直面戸によつて水上方向への風雨の大部分を
阻止するとともに、これを通過して浸入し吹き上
げる雨水を水平面戸の折返し部と折板の立上り部
とにより阻止し、かつ、水切板はその上部を水切
板の垂直部より前方のカバープレートの前端部内
において受金物の前端部に止着されているためこ
の止着部からの雨水は水切板の前方へ落下して水
切板より後方に侵入することはなく、水切板がは
ぜに接する部分からはその裏面に設けたはぜ面戸
により前方からの雨水の侵入を阻止されるととも
に折板のはぜに固定された受金物はその上部をカ
バープレートで覆われているので折板に孔はあつ
ても上方からも雨水が侵入することがないことと
相まつて完全に漏水を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は、この考案の1実施例を
示すもので第1図は分解斜視図、第2図は縦断側
面図、第3図は第1図に示す部材を組立てた斜視
図、第4図は従来例を示す縦断側面図である。 1……折板、1a……底板、1b……立上り
部、1c……側板、1d……立上り部、4……は
ぜ、5……はぜクリツプ、6……受金物、8……
ボルト、11……外壁、12……カバープレー
ト、14……はぜ面戸、16……水平面戸、17
……折返し部、18……シール用パツキン、19
……水平部、20……エプロン面戸、21……水
平部、22……長孔、23……ボルト、24……
前端部、26……水切板、27……水平部、28
……折返し部、29……はぜ接合。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 折板1の底板1aおよび側板1cの後部を折
    曲げて立上り部1b,1dを一体成型し、前記
    立上り部1b,1dに水平面戸16の後端の折
    返し部17を嵌着し、前記水平面戸16の前方
    の水平部19には断面L字形のエプロン面戸2
    0の後方の水平部21を止着するとともに、前
    記エプロン面戸20の水平部21の前端に水切
    板26の下端の水平部27を接合し、水切板2
    6の垂直部より前方にある外壁11から延びる
    カバープレート12の前端部24の内側におい
    て水切板26の上端部を受金物6の前端部に止
    着して垂下させ、受金物6は水切板26の裏面
    に設けたはぜ面戸14より後方の折板1のはぜ
    4に固定した折板ぶき屋根における水上の面戸
    構造。 2 水平面戸16の水平部19をエプロン面戸2
    0の水平部21の長孔22で調節自在にボルト
    23締めした実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の折板ぶき屋根における水上の面戸構造。
JP2099086U 1986-02-18 1986-02-18 Expired - Lifetime JPH0536013Y2 (ja)

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JP2099086U JPH0536013Y2 (ja) 1986-02-18 1986-02-18

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JPS62133812U JPS62133812U (ja) 1987-08-24
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