JPH019880Y2 - - Google Patents

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JPH019880Y2
JPH019880Y2 JP4756584U JP4756584U JPH019880Y2 JP H019880 Y2 JPH019880 Y2 JP H019880Y2 JP 4756584 U JP4756584 U JP 4756584U JP 4756584 U JP4756584 U JP 4756584U JP H019880 Y2 JPH019880 Y2 JP H019880Y2
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gutter
heat collector
roof
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rainwater
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JP4756584U
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JPS60159131U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/44Heat exchange systems

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、太陽熱集熱屋根の防水装置に関す
る。
この明細書において、太陽熱集熱屋根とは、少
なくとも一部が太陽熱集熱器によつて構成されて
いる屋根をいゝ、屋根はたる木部分までを含んで
意味するものとする。
従来、太陽熱集熱器を一体に備えた屋根におい
ては、雨水や結露水の浸入を防止するため、集熱
器を軒端部まで取り付け、軒先に設けた雨樋にこ
れらの水を落し込むようにしていた。しかしなが
ら、これでは屋根葺き材と集熱器の仕上面の高低
差が大きくなり、雨水等が雨樋にうまく落ち込ま
ず、また非常に体裁が悪いため建物の美感上好ま
しくないという問題があつた。
このような問題を解決するため、本出願人は、
先に、例えば第4図に示すように、屋根31の軒
の内側において集熱器32の前縁部下方に離れた
位置に、左右方向にのびた第1樋35を配置する
とともに、集熱器32の左右両側縁部の下方に、
前後方向にのびた第2樋36を配置し、第2樋3
6から流下する雨水等を第1樋35に受けるよう
にした太陽熱集熱屋根の防水装置を提案した(実
公昭62−15388号公報参照)。この先提案の装置に
よれば、集熱器32を屋根31の軒端部まで取り
付ける必要がなく、屋根31の所望の自由な部分
に、しかも完全に埋め込んだ状態で取り付けるこ
とができ、したがつて非常に体裁がよく、建物の
美感上好ましいという利点があるが、第1樋35
が第2樋36の前端部より離れて設置されるた
め、施工のさい第1樋35の位置決めが面倒であ
り、第1樋35を誤つた位置に取り付けると、第
2樋36からの雨水等が第1樋35に正しく流れ
落ちず、このため屋内に漏水が生じるおそれがあ
るという問題があつた。
この考案の目的は、上記の問題を解決し、雨水
等の排出を確実に行なうことができるとともに、
施工の簡略化を図ることができ、しかも施工のさ
い樋の位置決めを誤るようなおそれが全くない太
陽熱集熱屋根における防水装置を提供しようとす
るにある。
この考案は、上記の目的を達成するために、屋
根に所定間隔おきに配置された複数のたる木同志
の間に平面よりみて方形の太陽熱集熱器が取り付
けられ、この集熱器の器枠の前枠部材の下側縁部
に、左右方向に伸びている第1樋が下方および前
方に突出した状態に一体に設けられ、集熱器の左
右両側縁部のうち少なくとも一側縁部の下側に、
前後方向にのびた第2樋が配置されており、第2
樋の前端開口部が第1樋の端部に接続されている
太陽熱集熱屋根の防水装置を要旨としている。
この考案によれば、太陽熱集熱器を一体に備え
た屋根において、集熱器の下側、あるいは集熱器
の内部に浸入する雨水や、集熱器の内部で生じた
結露水等を、集熱器下側の第1樋と第2樋に導い
て外部に排出することができ、太陽熱集熱屋根の
防水を確実に行なうことができるものである。こ
のため、従来のように集熱器を屋根の軒端部まで
取り付ける必要がなく、屋根の所望の自由な部分
に、しかも完全に埋め込んだ状態で取り付けるこ
とができ、したがつて非常に体裁がよく、建物の
美感上好ましい。そのうえ、第1樋が集熱器の器
枠の前枠部材に一体に設けられているから、集熱
器を配置することにより第1樋の位置決めを行な
うことができ、従つて第1樋の位置決めを誤るよ
うなおそれが全くないし、施工の簡略化を図るこ
とができる。そして第1樋の端部に第2樋の前端
開口部が接続されているため、雨水等を確実に外
部に押出することができるという効果を奏する。
この考案を、以下図面に示す実施例に基づいて
説明する。
なお、この明細書において、左右および前後は
第3図を基準とし、第3図左側を左、同右側を右
といゝ、前とは同図図面紙葉の表側、後とは同裏
側をいうものとする。
第1図〜第3図において、1は建物の屋根、2
はこれに一体に備えられた平面よりみて方形の多
数の太陽熱集熱器で、各集熱器2は屋根1に相互
に所定間隔をあけて配置された複数のたる木3同
志の間に落し込まれた状態に取り付けられてい
る。この実施例では、第1図に示すように、集熱
器2が屋根1の縦方向に4段にかつ横方向に多数
並列状に配置されている。
4は集熱器2の器枠で、これはアルミニウム押
出形材よりなる枠部材が組み合わせられてなるも
のである。5は器枠4の前枠部材4aの下縁部に
下方および前方に突出した状態に一体に設けられ
た左右方向に伸びている第1樋、6は集熱器2の
左右両側縁部の下側にそれぞれ配置された第2樋
で、これは前後方向にのびており、たとえばポリ
塩化ビニル被覆鋼板によりつくられている。この
実施例では、第3図に示すように、屋根1の左右
に隣り合う集熱器2のそれぞれ左側と右側に配置
された断面〓形の第2樋6がたる木3を跨ぐ断面
形の連結部7を介して一体に形成されており、
両第2樋6と連結部7がたる木3に一緒に取り付
けられている。そして第1樋5の両端部5a,5
aが前枠部材4aの左右両端よりそれぞれ延長方
向に突出していて、左右に隣り合う第1樋5の端
部5a,5a同志が横断面〓形の連結部材8を介
して連結され、各第2樋6の前端開口部6aが第
1樋5の端部5aに接続されている。9は前枠部
材4aの下端部にあけられた排水孔で、これは集
熱器2内に侵入した雨水あるいは集熱器2内で生
じた結露水等を第1樋5に排出するためのもので
ある。10は破風で、これの外側には集熱器2を
一体に備えた屋根1の表面を流下する雨水を集め
て排出するための通常の断面略形の大きい軒先
樋部材11が設けられている。
太陽熱集熱器2内には、これの底部に敷かれた
グラスウール等の断熱材12と、これの上面を覆
う防水シート13と、防水シート13上に配置さ
れた所要数の集熱板14と、各集熱板14の内部
に配置されかつ前後両端が排出ヘツダおよび導入
ヘツダ(図示略)に接続された通水管15とが収
められ、器枠4の上面には下部パツキン17を介
して強化ガラス板よりなる透明板16が被せられ
ている。透明板16の周縁部は上部パツキン18
を介して断面略〓形のアルミニウム押出型材製透
明板押え部材19により押え止められている。
20,21はたる木3の上面に木ねじ22によ
つて取り付けられたアルミニウム押出型材製の上
部および下部側枠挾持片で、集熱器2の器枠4の
うち左右枠部材4b,4cの外方突出上縁部がこ
れらの挾持片20,21によつて挾み止められて
いる。左右枠部材4b,4cと下部側枠挾持片2
1との間にはパツキン23が介在されている。2
4は上部側枠挾持片20に取り付けられたアルミ
ニウム押出型材製のカバーで、これの左右両側縁
部はパツキン25を介して透明板押え部材19を
上から押え止めている。このように各集熱器2
は、その左右枠部材4b,4cがそれぞれたる木
3に固定されることにより、たる木3同志の間に
落し込まれた状態で屋根1に取り付けられてい
る。
26は屋根1の軒寄りの縁部に水平に渡された
桁、27はこの桁26と最も軒側の集熱器2の前
枠部材4aとの間に介在させられたパツキン、2
8はアルミニウム板によりつくられた断面〓形の
木口塞ぎ部材で、これによつてパツキン27と前
枠部材4aの上半部、並びに上下側枠挾持片2
0,21とカバー24等の端部が被われている。
29は軒側集熱器2の底板30を貫通して導入ヘ
ツダ管(図示略)の端部に接続された銅製フレキ
シブル継手である。
上記において、太陽熱集熱器2を一体に備えた
屋根1の表面を流下する雨水は通常の軒先樋部材
11に集められる。一方、相互に隣り合う集熱器
2同志の間を被うカバー24の間隙より下方に浸
入する雨水は第2樋6によつて受けられ、さらに
は第2樋6の前端開口部6aより第1樋5に集め
られる。また透明板16とこれの押え部材19と
の間隙を通つて集熱器2内に浸入した雨水や集熱
器2内で生じた結露水は、各集熱器2の前枠部材
4aにあけられた排水孔9より流れ出て、第1樋
5に集められる。このようにして第1樋5に集め
られた雨水等は上記軒先樋部材11の雨水と共に
たて樋(図示略)内を通つて外部に排出されるも
のである。
なお、上記実施例においては、屋根1に取り付
けられた太陽熱集熱器2の左右両側に第2樋6が
それぞれ配置されているが、第2樋6は集熱器2
の左右両側のうち少なくとも一側に配置されてお
ればよい。また第1樋5は器枠4の前枠部材4a
にのみ設けられているが、器枠4の後枠部材に第
1樋5を一体に設ける場合もある。また実施例で
は、第1樋5の端部5aを前枠部材4aの両端よ
り延長して、短い連結部材8を介して連結してい
るが、第1樋5の端部5aを延長することなく、
第1樋5を前枠部材4aと同じ長さとし、相互に
隣り合う第1樋5の端部5a,5b同志を所要長
さを有する連結部材を介して連結するようにして
もよい。また上記実施例では、たる木3は木製で
あるが、たる木3の代わりに金属製型材よりなる
たる木部材を使用しても勿論よい。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの考案の実施例を示すもの
で、第1図は太陽熱集熱屋根を有する建物の概略
斜視図、第2図は第1図−線に沿う拡大断面
図、第3図は第2図−線に沿う拡大断面図で
ある。第4図は参考例を示す断面図である。 1……屋根、2……太陽熱集熱器、3……たる
木、4……器枠、4a……前枠部材、5……第1
樋、6……第2樋、6a……前端開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋根1に所定間隔おきに配置された複数のたる
    木3同志の間に平面よりみて方形の太陽熱集熱器
    2が取り付けられ、この集熱器2の器枠4の前枠
    部材4aの下側縁部に、左右方向に伸びている第
    1樋5が下方および前方に突出した状態に一体に
    設けられ、集熱器2の左右両側縁部のうち少なく
    とも一側縁部の下側に、前後方向にのびた第2樋
    6が配置されており、第2樋6の前端開口部6a
    が第1樋5の端部に接続されている太陽熱集熱屋
    根の防水装置。
JP4756584U 1984-03-30 1984-03-30 太陽熱集熱屋根の防水装置 Granted JPS60159131U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4756584U JPS60159131U (ja) 1984-03-30 1984-03-30 太陽熱集熱屋根の防水装置

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JP4756584U JPS60159131U (ja) 1984-03-30 1984-03-30 太陽熱集熱屋根の防水装置

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Publication Number Publication Date
JPS60159131U JPS60159131U (ja) 1985-10-23
JPH019880Y2 true JPH019880Y2 (ja) 1989-03-20

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ID=30563008

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JP4756584U Granted JPS60159131U (ja) 1984-03-30 1984-03-30 太陽熱集熱屋根の防水装置

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JPH0833054B2 (ja) * 1989-03-30 1996-03-29 株式会社平井技研 屋根装置

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JPS60159131U (ja) 1985-10-23

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