JPH0481351B2 - - Google Patents

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JPH0481351B2
JPH0481351B2 JP57186034A JP18603482A JPH0481351B2 JP H0481351 B2 JPH0481351 B2 JP H0481351B2 JP 57186034 A JP57186034 A JP 57186034A JP 18603482 A JP18603482 A JP 18603482A JP H0481351 B2 JPH0481351 B2 JP H0481351B2
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ridge
connecting member
roof
cover
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Takashi Hirai
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Fujisash Co Ltd
Hirai Giken KK
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Fujisash Co Ltd
Hirai Giken KK
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Publication of JPH0481351B2 publication Critical patent/JPH0481351B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S20/00Solar heat collectors specially adapted for particular uses or environments
    • F24S20/60Solar heat collectors integrated in fixed constructions, e.g. in buildings
    • F24S20/67Solar heat collectors integrated in fixed constructions, e.g. in buildings in the form of roof constructions
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/60Planning or developing urban green infrastructure
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/20Solar thermal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/548Amorphous silicon PV cells

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エネルギー収集屋根に関するもので
ある。
本出願人は、先に、金属屋根材と該金属屋根材
を接続するための接続部材と隣接する接続部材間
にスライド可能に嵌挿したカバーガラス枠並びに
関連構造について発明し、これらの部材によつて
形成された箱状空間に集熱用の配管を設置するこ
とにより、屋根と一体に組込むことのできる太陽
熱収集装置を提供した。
この発明に係わる太陽熱収集装置は、水を通す
集熱管を設置するため重量があり、背高になる
上、集熱管の熱放散を防ぐための断熱構造を必要
とし、全体として構造が複雑であつた。
本発明の目的は、上述した欠点を除去し、エネ
ルギー収集をアモルフアスシリコンまたはシリコ
ン結晶体等からなる光電池にて行うことにより、
断熱構造を必要とせず、全体として構造簡単、軽
量で、光電池に有害な熱風を有効に外気に放出す
ることができるエネルギー収集屋根を提供するこ
とにある。
上記目的を達成するために、本発明のエネルギ
ー収集屋根は、屋根上面に屋根勾配に沿つて設置
されると共に、桁行方向に適宜間隔において設け
られた複数の接続部材と、隣り合う前記接続部材
間に嵌装されると共に、前記接続部材によつて屋
根上面から一定の間〓を保つた状態で支持された
複数の採光パネルと、前記接続部材及び採光パネ
ルの棟寄り端部を覆うように、棟線に沿つて取り
付けられた中空状の棟部材と、屋根軒を閉塞する
軒部材とを有し、前記採光パネルの裏面にはほぼ
全面に亘つて光電池が装着され、前記棟部材には
熱風排出孔が穿設され、前記軒部材には吸風孔が
穿設され、前記採光パネルの下面と屋根上面との
間の間〓が前記吸風孔及び熱風排出孔を介して外
気に連通される。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施例を
説明する。
第1図は、エネルギー収集屋根の完成状態の斜
視図を示し、Aは中間部接続部材、Bは、これら
中間部接続部材A,A管に取付けられた採光パネ
ルで、軒先部採光パネルB1、中間部採光パネル
B2、及び棟部採光パネルB3で構成されている。
A′は側部接続部材で、この接続部材A′の片側に
は採光パネルBが取付けられず、側部補強材Cが
取付けられる。Dは中間部接続部材カバー、
D′は側上部接続部材カバー、Eはキヤツプ、F
は側部下隅化粧カバーである。Gは軒先配線点検
カバーで、Hは、該カバーGに設けた軒先部吸風
孔である。は棟冠で、棟部熱風排出孔J及び棟
部熱風排出孔化粧カバーKを有する。Lは化粧巴
冠、Mは連結部材、Nは棟冠取付部材である。
第2図は、エネルギー収集屋根の側断面図を示
す。1は垂木で、この上に野地板2が張られてい
る。3は野合板2上に張られた下地材で、この上
に金属屋根板4が軒先と棟との間に取付けられ、
第3図に示すように、接続部材Aによつて順次横
方向に接続されている。金属屋根板4の両側には
立上り部5を設け、金属屋根板4の軒先部には、
下方に曲げた軒先水切部6を設ける。金属屋根板
4の下側には、断熱材7(グラスウール、発泡樹
脂等)が充填されている。接続部材Aによつて順
次横方向に接続された金属屋根板4の上に、軒先
から棟に向つて軒先配線点検カバーG、軒先部採
光パネルB1、中間部採光パネルB2及び軒部採光
パネルB3が順次連結される。Eはキヤツプ、P
は採光パネル固定化金具、Qは熱風排出パイプ、
Rは熱風吸収孔である。
第3図は、第2図の線B−B断面図を示し、金
属屋根板4は、その立上り部5を接続部材Aに係
合することにより、横方向に順次接続される。B
は隣接する接続部材A,A′間に取付けられた採
光パネルで、採光パネルBの裏面にはほぼ全面に
亘つて、アモルフアスシリコンあるいは単結晶・
多結晶シリコン等の発電池からなるエネルギー収
集器Sが取付けられている。
また、採光パネルBは接続部材A,A′によつ
て、金属屋根板4の上面との間に一定の間〓が保
持されるように支持されている。
第6図は、軒とケラバとの交差部の役物の取付
順を示し、各部材はa〜cの順で組立2らのる。
軒先支持部材10は断面略T型をなし、水平部を
軒先の垂木1に固定し、垂木1の端部には、接続
部材固定金具Tが取付けられるため、前記軒先支
持材10の水平部の端部には、切欠11が設けら
れている。
側部補強材Cは、上部水平部12と下部水平部
13並びにこれらを接続する垂直部14で構成さ
れ、上部水平部12の内側端縁には防水壁15
を、該防水壁15の外方には、水返壁16を設
け、他端縁には、下向凹溝17を設ける。垂直部
14には取付孔18及び長孔19が穿設され、該
長孔19に釘等の固定具20をワツシヤ21を介
して打込み、側部補強材Cを屋根側部の破風板8
に固定する。
側部下隅化粧カバーFは、断面L型をなした本
体部22、後方に一体に設けられた断面L型をな
す後方突出部23、同じく後方に一体に設けられ
た固体片24からなり、固定片24には固定孔2
5が穿設されている。
側部補強材Cを破風板8に固定した後、側部下
隅化粧カバーFを取付けるのであるが、まず、化
粧カバーFの後方突出部23で側部補強材Cの下
部水平部13を下から抱えるようにし、他方、固
定片24を側部補強材Cの垂直部14の外側に密
着させ、前記取付孔18に固定孔25を合わせ、
ねじ62を螺入して固定する。
側部材下隅化粧カバーFが固定されたならば、
側部脱着カバー27を取付ける。側部脱着カバー
27は、断面コ型をしており、側部脱着カバー2
7の垂直部下端には突条28が形成され、上下フ
ランジを側部補強材Cの上部水平部12及び下部
水平部13の間に嵌合させる。
次に、側下部軒先補強板29の上端を、前記側
補強部材Cの上部水平部12の下向き凹溝17
に、下端に設けた凹溝30を側部着脱カバー27
の下部突条28に係合させ、第6図cに示すよう
に、矢印方向にずらして取付ける。
次に、接続部材について説明する。接続部材
は、中間部接続部材A、側部接続部材A′、配線
収納用側部接続部材A″及び軒先接続部材Aか
らなり、以下順次説明する。
中間部接続部材Aは、第7〜9図に示すよう
に、上部接続部材31及び下部接続部材50から
構成されている。
第7図及び第8図は、上部接続部材31を示
し、中空箱状の本体32の下面部両側には垂下係
合支脚33を形成し、該垂下係合支脚33の外面
上部には抑止突部34を設け、該抑止突部34の
下部には嵌合凹部35を設ける。
また、本体32の上面両側に立上り部36を設
け、立上り部36,36の間に上面開放部を形成
し、立上り部36内面には嵌合凸部37を設け、
本体32の中間部外面には上部支持溝38及びそ
の内側に上部排水溝39を外方に張出してそれぞ
れ形成し、本体32の水平部に長孔よりなる取付
孔40を穿設する。
採光パネル固定金具Pは、前記中間部接続部材
Aの上部支持溝38を覆うように載置され、上部
支持溝38を利用してねじ41で固定され、棟方
向に開口する係合段部42を有し、ここに、採光
パネルBを上方から嵌合する。
下部接続部材50は、第9図に示すように、断
面的薄型をなした本体51と、その両側上部に一
体的に設けられた下部係合排水溝52と、該排水
溝52の下部に設けられた垂下脚片53を有し、
本体51の底部中央に設けた支持溝54には、長
孔よりなる取付孔55が穿設されている。
56,56は、本体51の底部の支持溝の54
の両側に設けられたU字型係合部で、前記上部接
続部材31の垂下係合支脚33が嵌合し、下部係
合排水溝52の内側壁の側面には、垂下係合支脚
33の嵌合凹部35に嵌合する嵌合凸部57が形
成されている。58,59,60は、上部接続部
材31と下部接続部材50を連結するボルトで、
58は軒先用ボルト、59は中間用ボルト、60
は棟用ボルトである。
第10図は、上部接続部材31の上方開放部を
覆う接続部材カバーDを示し、下面に上部接続部
材31の立上り部36の内側に設けた嵌合凸部3
7に係合する凹部61を有する脚片62を2条、
その両外側に垂下水切抑止片63を、下面両端に
は、係合片64を設ける。
接続部材固定金具Tは、第11図に示すよう
に、前記下部接続部材50の支持溝54に嵌合す
る突部65を有し、突部65の上面には前記支持
溝54の取付孔55に螺入するボルト66を設け
る。
また、突部65の両側下端に設けた水平フラン
ジ67には取付孔68を設け、釘等により垂木1
に固定する。
第12図は、軒先接続部材Aの上部接続部材
65を示す。軒先上部接続部材65の本体は中空
に形成し、本体の上部外面には上部係合支持溝6
6を、本体の下部外面には係合片67をそれぞれ
張出して設ける。本体の上面及び下面の構成は前
記上部接続部材31と同一であるから、同一部位
には同一符号を付して示し説明を省略する。
第13〜14図は、側部接続部材A′を示し、
第13図は側上部接続部材70、第14図は側下
部接続部材75、第15図は側上部接続部材カバ
ーD′を示す。側部接続部材A′の片半分側の構成
は、前記中間部接続部材Aとまつたく同一である
から、同一部位には同一符号を付して示し説明を
省略する。側部接続部材A′の残りの半分側には
採光パネルBや金属屋根板4が取付けられないの
で、この側の側上部接続部材70には上部支持溝
38や上部排水溝39、側下部接続部材75には
下部係合排水溝52が、側上部接続部材カバー
D′に垂下水切抑止片63が設けられていない。
第16及び17図は、配線収納用側部接続部材
A″を示す。配線収納用側部接続部材A″は、側上
部接続部材85及び側下部接続部材90からな
る。
側上部接続部材85は、第16図に示すよう
に、断面略L型の本体86を有し、本体86の垂
直部分の中央部外面に側方に張出して上部支持溝
38及び上部排水溝39を形成し、下部外面には
抑止突部34を設ける。
また、本体86の垂直部分の他面上方には嵌合
凸部37を設け、その下方には係合凹部87を設
け、本体86の水平部下面両側に嵌合凹部35を
設けた垂下係合支脚33を形成し、垂下係合支脚
33,33の間には長孔よりなる取付孔40を穿
設する。
側下部接続部材90は、第17図に示すよう
に、片半分の構成が前記下部接続部材50(第9
図)とまつたく同一である。反射側には、上方に
開口すると共に、側部開閉カバー95(第18
図)を支持する側下部支持溝91を一体に設け、
支持溝91の外方には下向きの係合片93を設
け、係合片93の内側に係合調整部92を形成す
る。
第18図は、側部開閉カバー95で、断面略L
型をなし、垂直部の内側上方には嵌合凸部37を
設け、その下方には係合凹部96を形成する。水
平部は、前記側下部接続部材90の側下部支持溝
91上に支持され、固定される。
第19図は、側上部接続部材カバーD′を示し、
その構成は、前記側部接続部材A′の側上部接続
部材カバー(第15図)と反対勝手に構成されて
いる。
係合部材97は、第20図に示すように、下面
両側に内側に係合突部98を設けた垂下係合片9
9を有する。該係合部材97は、垂下係合片99
を、前記側上部接続部材85の係合凹部87及び
側部開閉カバー95の係合凹部96に係合させ
る。
次に、接続部材Aの取付けについて説明する。
第21図及び第22図に示すように、野地板2
の上部に下部接続部材50(第9図)を、その軒
先方向端部が軒先支持部材10(第6図)に載置
されるように固定する。
次いで、軒先上部接続部材65(第12図)の
垂下係合支脚33を下部接続部材50のU字型係
合部56に嵌め、軒先用ボルト58にて連結して
一体とし、垂下係合支脚33の嵌合凹部35は、
下部接続部材50の嵌合凸部57に嵌合し、抑止
突部34は、下部係合排水溝52の溝口上に密着
する。軒先上部接続部材65と下部接続部材50
の軒先方向端部は面一となつている。
下部接続部材50に軒先上部接続部材65を固
定した後、基本位置流水カバー100を下部接続
部材50に嵌合係合する。基本位置流水カバー1
00は、第21図に示すように、水平面状の本体
101の下面部に長手方向に沿つて2条の垂下係
合支脚102を設け、両側端部に垂下突片103
を形成し、棟側端部に立上り部104を形成し、
立上り部104は両側端に棟方向に張出す張出係
合突片105を形成している。該流水カバー10
0は、その垂下係合支脚102を下部接続部材5
0のU字型係合部56に嵌合係合する。
係合係合と同時に、基本位置流水カバー100
の軒先方向端面は、前記軒先上部接続部材65の
棟方向端面に密着当接して下部接続部材50は軒
先上部接続部材65と一体化にした状態に構成さ
れる。(第22図) 次に、第22図の如く、採光パネル固定金具P
をその上部支持溝38に装着固定して一体化した
上部接続部材31を下部接続部材50に嵌合係合
し、その軒先方向端面を流水カバー100の立上
がり部104に当接させる。
また、流水カバー100の立上り平面両側の張
出係合突片105は、上部接続部材の支持溝38
及び排水溝39を被覆して装着される。
従つて、上部接続部材31の排水溝39を流下
してきた漏水は、この流水カバー100に当たつ
て下部接続部材50の下部係合排水溝52に導か
れ、棟先部へと流下する。
野地面に固定された接続部材A、A′間には、
採光パネルBが取付けられる。
採光パネルBは、上棧、下棧、両縦棧及びガラ
スとで構成され、その内面部四周にはL字型段部
を形成し、ここにアモルフアスシリコンまたはシ
リコン結晶体等からなる光電池等のエネルギー収
集器Sを装着する。そして、第1図に示すよう
に、軒先から棟部に至る間に、複数個の採光パネ
ルBがその上下端で所定間隔を保つて組合わされ
る。
次に、軒先部採光パネルB1、中間部採光パネ
ルB2及び棟部採光パネルB3について順次説明す
る。
第23〜27図を参照して、軒先部採光パネル
B1について説明する。
軒先部採光パネルB1は、2本の縦棧110,
110、下棧111、上棧112及びガラス板1
13とで構成されている。縦棧110は、第3
図、第26図及び第27図に示すように、押出型
材製で、内側にガラス板113及びエネルギー収
集器Sを嵌める段部を形成し、上部に水返防水壁
114を、下部に垂下脚片115を備え、この垂
下脚片115には熱風排出切欠部116を設けて
熱風排出部とする。垂下脚片115は、前記接続
部材Aの上部支持溝38に係合する。
下棧111は、第26図に示すように、ガラス
板113が嵌まる溝117を設け、その反対側
に、軒先部点検カバーGの水返し160が嵌合す
る水切嵌合凹部118を設ける。119は下棧上
部に設けた水切防水板であり、120は下棧下部
に設けた排水係合突部で、採光パネル固定金具P
に嵌合係合する。下棧111と縦棧110とはね
じ121によつて接続固定される。
上棧112は、第27図に示すように、内側に
ガラス板113が嵌まる溝122を、その反対側
上部に水返係合壁123を設け、下方の棟側端部
に形成された張出し部の先端には係合排水突片1
24を立ち上げて設け、該突片124は、中間採
光パネルB2の下棧131の排水係合突部135
に係合する。
また、係合排水突片124の下方には、軒方向
に張り出す係合突部125を形成して採光パネル
固定金具Pに嵌合係合する。軒先部採光パネル
B1は、前記下棧111の排水係合突部120及
び上棧112の係合突部125を採光パネル固定
金具Pに嵌合係合することにより、接続部材Aに
装着固定する。
なお、パツキングが経年変化等で損傷し、漏水
が生じた場合、係合排水突片124の内側に排水
溝126を形成し、接続部材Aの上部排水溝39
に連絡して漏水を軒先に流す。また、上棧112
と縦棧110とはねじ127によつて接続固定さ
れる。128、縦棧110の下部内側に設けた防
水板である。
次に、第28〜32図を参照して、中間部採光
パネルB2について説明する。
中間部採光パネルB2は、2本の縦棧130,
130、下棧131、上棧132及びガラス板1
13とで構成されている。両縦棧130,130
及び上棧132の構成は、前記軒先部採光パネル
Bの両縦棧110,110及び上棧112の構成
と同一であるから、同一部位には同一符号を付し
説明を省略する。
下棧131は、第31図に示すように、ガラス
板113が嵌まる溝133を設け、その反対側上
部に水切防水板134、下部に排水係合突部13
5を設け、該水切防水板134と排水係合突部1
35とで水切嵌合凹部136を形成し、これを前
記軒先部採光パネルB1の上棧112張出部係合
排水突片124に嵌合係合する。
次に、第33〜37図を参照して、棟部採光パ
ネルB3について説明する。
棟部採光パネルB3は、2本の縦棧140,1
40、下棧141、上棧142及びガラス板11
3とで構成されている。
両縦棧140,140の構成は、前記軒先部採
光パネルB1の両縦棧110,110及び中間部
採光パネルB2の両縦棧130,130の構成と
同一であり、下棧141の構成は、前記中間部採
光パネルB2の下棧131の構成と同一であるか
ら、同一部位には同一符号を付して示し、説明を
省略する。
上棧142は、第37図に示すように、下部に
採光パネル固定金具Pの嵌合段部42に嵌合係合
する係合突部143を形成する。上棧142の上
面部は前記軒先部及び中間部採光パネルB1,B2
の上棧112,132と異なり、棟方向に長く張
出して、端部に水返しを有する高い防水壁144
を形成し、張出部上面の中間位置にL字型棟部プ
ラスマイナス調整取付水返面戸板145を軒先方
向または棟方向に摺動自在に装着する。
該水返面戸板145は、通常の面戸板を兼ね、
防水構造を備え、第54図に示すように、断面L
字型なし、垂直部上端には水返146を水平部両
側には長孔147が設けられている。
次に、各採光パネルBの接続部材Aへの取付け
及び各採光パネルBの連結について説明する。
第38図及び第39図は、軒先部採光パネル
B1の取付け前の図及び取付け後の図を示す。P
は、接続部材Aに固定した採光パネル固定金具
で、上部に棟の方向に開口する係合段部42を有
し、ここに軒先部採光パネルB1の下棧111の
排水係合突部120を上方から嵌めて、同様に、
軒先部採光パネルB1の上棧112の係合突部1
25を採光パネル固定金具Pの係合溝42に上方
から嵌合し、これにより軒先部採光パネルB1
接続部材Aに取付けられる。
Gは軒先配線点検カバーで、下棧111の上部
に設けた嵌合水切凹部118に嵌合する。
第40図及び第41図は、中間部採光パネル
B2の取付け前の図及び取付け後の図を示す。中
間部採光パネルB2の下棧131に設けた水切防
水板134と排水係合突部135とにより形成さ
れる水切嵌合凹部136を、前記軒先部採光パネ
ルB1の上棧112の係合排水突片124に嵌合
係合し、上棧132の係合突部125を接続部材
Aに固定された採光パネル固定金具Pの係合段部
42に嵌合係合することにより、中間部採光パネ
ルB2は、軒先部採光パネルB1に連結し、接続部
材Aに取付けられる。
棟部採光パネルB3の取付けは、前記中間部採
光パネルB2の取付けと同様に行われる。このよ
うにして、第39図、第41図に示す如く、採光
パネルBの上棧、下棧は嵌合係合して防水構造を
形成する。
第42図及び第43図は、上部接続部材31と
採光パネルBの取付図である。採光パネルBの縦
棧110,130,130,140は、上面に水
返しを有する防水壁114を形成し、下面に設け
た垂下脚片115には、熱風排出切欠部115を
形成している。垂下脚片115は、上部接続部材
31の上部支持溝38に裁置され、熱風排出切欠
部115は、採光パネルBの下面と金属屋根板4
との間〓から熱風が排出される熱風排出孔150
を形成する。
採光パネルBと採光パネルBが嵌合係合すると
(第43図)、採光パネルBの縦棧上面には段差が
生じる。採光パネルBの縦棧上面と接続部材カバ
ーDの垂下水切抑止片63の下端部との間には間
隔が生じ、その〓間溝は熱風排出溝151を形成
する(第48図参照)。
接続部材カバーDの垂下係合支脚62と垂下水
切抑止片の間に採光パネルBの縦棧の水返防水壁
114が嵌合するが、該防水壁114の両側には
空間が、頂部には〓間が形成されている。
また、上部接続部材31、採光パネルB、接続
部材カバーDの組合わせにより、熱風排出孔15
0を介して採光パネルBと金属屋根板4との間に
形成された間〓に連絡され、熱風排出溝151を
介して外気に連通される煙突状の空間152を形
成する。
これら、熱風排出孔150、熱風排出溝15
1、煙突状の空間152及び後述する棟冠の熱
風排出孔からは、エネルギー収集器Sに有害な熱
風が外部に排出される。
第43図の137は、採光パネルBの下棧に形
成した排水孔で、採光パネルBの下棧の排水係合
突部135と上棧に形成した係合排水突片124
と共に上部接続部材31の上部排水溝39に通
じ、採光パネルBのパツキングの経年変化やエネ
ルギー収集屋根の組合せ外面部からの万一の場合
の漏水を外部に排出する。
なお、採光パネルBの縦棧114と接続部材カ
バーの脚片62と垂下水切抑止片63と上部接続
部材31の支持溝38と上部排水溝39と下部接
続部材50の下部係合排水溝52と金属屋根4と
で完璧の防水構造を形成する。
次に、軒先構造について発明する。
第44図及び第46図のGは、軒先配線点検カ
バーで、本体上面棟方向端部に2条の立上り水返
防水壁160を形成し、両側端部に立上り水返防
水壁161を形成し、軒先端部に垂下水切片16
2を形成する。軒先部下面には、垂下板163を
設け、その端部には、軒先支持部材10上に嵌合
係合する張出嵌合凹部164を形成する。垂下板
163中間部棟側内面部に棟方向に張出係合突片
165を設け、該突片165端部に立上り防水壁
166と垂下係合片167を形成する。垂下板1
63中間部外面部には、軒先部吸風孔Hを穿設
し、その上部に庇168を形成する。
軒先配線点検カバーGの取付けは、次のように
行われる。水返防水壁160を軒先部採光パネル
B1の下棧111の水切嵌合凹部118内に嵌挿
し、両側端部の水返防水壁161を、接続部材カ
バーDの垂下水切抑止片63の内側に嵌め、防水
壁161の頂部を接続カバーDに当接する。張出
係合突片165の垂下係合体167を軒先上部接
続部材65の係合片67に係合装着し、垂下係合
片167により、軒先配線点検カバーGを定位置
に取付ける。
張出係合突片165の端部の立上り防水壁16
6は、軒先部吸風孔Hからの万一の吹込水を防ぐ
ものである。嵌合凹部164は、軒先支持部材1
0に嵌合される。以上のように、軒先配線点検カ
バーGの各個所が嵌合係合すると、点検カバーG
の軒先内部下面は、軒先上部接続部材65の上部
係合支持溝66に裁置され、点検カバーGは、支
持溝66に点検カバーGの軒先部に設けた取付孔
を利用して係合金具170を介して緊結固定さ
れ、軒先配線点検カバーGは、前後左右上下を嵌
合係合してボルト等で耐風性をもたせ、強固に緊
結固定される。また、点検カバーGは、ボルトに
よる装着固定で点検整備に脱着容易な構造になつ
ている。
第45図は、軒先部キヤツプE(以下キヤツプ
という)を示し、本体は箱型に形成されている。
箱型本体の天板下面に棟方向に延びるキヤツプ取
付支持板174を取付け、該支持部材174をと
上記天板との間には内部に軒先補強板191と係
合する嵌合部175を設け、取付支持板174の
先端は箱型本体の外方に張出して係合突片176
を形成する。該係合突片176の端部中央に切欠
いて取付U字孔177を設け、取付U字孔177
の両側には端立突部178を設ける。
また、箱型本体の両側壁の棟側端部上下に切欠
係合凹部179,180を設け、箱型本体の底板
に流水孔181を設け、箱型本体の軒端面には軒
先部吸風孔H及び庇182を設ける。
次に、軒先部キヤツプEの取付けを説明する。
先ず、取付支持板174を軒先上部接続部材6
5の上部開放部に挿入し、取付支持部材174の
取付U字孔177は、軒先上部接続部材65の上
部開放部に露出している軒先用ボルト58に係合
し、同時に本体中間部の切欠係合凹部179,1
80が軒先配線点検カバーGの軒先部上部の水切
片162と下部の張出嵌合凹部164にそれぞれ
嵌合係合する。
次に、張出係合突片176の端立突部178に
座金を当接して露出している軒先用ボルト58に
ナツトで緊結固定する。
軒先部キヤツプEが固定された後、接続部材カ
バーDを軒先上部接続部材65の上部開放部に嵌
合係合する。接続部材カバーDは、第15図及び
第19図にも示すように、軒先方向端部に切欠凹
部取付孔190が形成されており、接続部材カバ
ーDの上部には、軒先補強板191が係合片64
を利用して摺動自在に係合している。
接続部材カバーDが軒先上部接続部材65に嵌
合係合した後、軒先補強板191を軒先方向に摺
動移動してボルトの見える切欠凹部取付孔190
を被覆し、軒先部キヤツプE内の取付支持板17
4の嵌合凹部175に係合し、軒先部キヤツプE
は前後左右上下が嵌合されてボルト等で耐風圧性
をもたせ、強固に緊結固定される。また、軒先部
キヤツプEは、ボルトによる装着固定で点検整備
に脱着容易な構造になつている。
次に、棟構造について説明する。
棟冠は、並列する接続部材A,A′の棟方向
端部を連結するように、その上面に載置される中
空状の部材で、第47図に示すように、本体側面
に長手方向に沿つて熱風排出孔Jを穿設し、本体
側面の外面に熱風排出孔Jの上方を覆う庇201
を形成し、本体側面の内面に熱風排出孔Jから進
入した雨水を受ける排水溝202を形成する。
また、排水溝202の先端には立上り突片20
3を設け、ここに水返し204を有する防水板2
05を固定して補強し、本体側面の下部には、長
手方向に沿つて軒方向に開口する断面U字型取付
溝206を形成する。
棟冠は、第49〜51図に示すように取付け
られる。あらかじめ、接続部材カバーD上に、カ
バーDの両側係合片64を利用して棟冠取付け部
材207を摺動自在に装着しておき、接続部材カ
バーD上に載置された棟冠の取付溝206に連
結具部材208の係合部209を引掛け、該連結
具部材208を接続部材カバーDの上面に載置す
る。
次に、先に接続部材カバーDに装着した棟冠取
付部材207を棟冠の方向に摺動移動して連結
具部材208の平面部上部を被覆し、棟冠取付部
材207と連結具部材208とを係合して棟冠
を固定する。211は複数の棟冠を棟の長さに
対応して接続する棟冠接続カバーである。
棟冠は、第51図に示す如く、下部接続部材
50、上部接続部材31及び接続部材カバーDを
連結する棟部ボルト60の上面を覆い、棟冠
は、連結部材208と棟冠取付部材207とで耐
風圧性を有して強固に緊結固定されている。
また、棟冠は、連結部材208と棟冠取付部
材207とで装着固定され、点検整備時に脱着容
易な構造になつており、棟冠が長手方向に摺動
して熱膨張を吸収できると共に、接続部材A,
A′も長手方向に熱摺動可能であり、棟冠と接
続部材A,A′は相互に熱摺動して熱膨張(歪)
を吸収する取付構造になつている。
さらに、中空状の棟冠の本体側面に熱風排出
孔Jが穿設され、軒先配線点検カバーGに軒先部
吸風孔Hが穿設されているため、採光パネルBと
金属屋根板4との間に形成される間〓は、熱風排
出孔J及び先部吸収風孔Hを介して外気に連通さ
れ、軒先部から棟部に至る通風路が形成されてい
る。
また、本発明のエネルギー吸収屋根は、敷地ま
たは家屋構造の関係で野地長さや野地巾が標準ど
おりではない場合でも誤差を調整して取付けるこ
とができる。
以下、棟部及びケラバ部の誤差を調整する取付
施工法について述べる。
棟部は、標準取付の場合は、第52図に示すよ
うに、棟冠の面戸板定位置に面戸板145が位
置し、防水壁を形成する。
第53図に示すように、野地面が標準より長く
棟部採光パネルB3が定位置でなく、棟冠より
離れて設置されて、棟冠の面戸板防水構造が不
可能になつた場合、水返面戸板145(第54図
参照)を反対に取付けて、水返面戸板145を棟
部上方向に摺動させて棟冠の面戸板を兼ねて防水
構造を可能にする。
また、第55図に示すように、野地面が標準よ
り短く、棟部採光パネルB3が定位置ではなく、
棟冠1内の奥に設置され、水返面戸板145を定
位置に設置できず、面戸板と防水壁の構造が不可
能になつた場合、水返面路板145を軒先方向に
摺動させて棟冠の面戸板を兼ねて防水構造を可
能にする。
次に、野地巾の誤差調整について説明する。
第56図は、エネルギー収集屋根の横断面図を
示し、金属屋根板4はその立上り部5を接続部材
に係合することにより、横方向に順次接続されて
いる。接続部材は、図面左から側部接続部材A′、
中間部接続部材A、配線収納用側部接続部材
A″が図示されている、Cは側部補強材、27は
側部脱着カバーである。野地幅の誤差調整は、配
線収納用側部接続部材A″の側下部接続部材90
に設けた係合調整部92にて行う。
標準取付の場合は、係合調整部92に嵌合され
る御部補強材Cの防水壁15及び水返壁16(以
下立上り水切部という)は、係合調整部92内の
略中央に位置する。
第57図に示すように、野地幅が標準より短い
場合は、配線収納用側部接続部材A″の一部が屋
根外方に出てしまうので、側部補強材Cの立上り
水切部は、係合調整部92内の内側より係合位置
する。
また、第58図に示すように、野地幅が標準よ
り長い場合は、配線収納用側部接続部材A″は、
屋根内方に設置されるので、側部補強材Cの立上
り水切部は、係合調整部92内の外側よりに係合
位置する。
以上、本発明によれば、エネルギー収集器Sを
アモルフアスシリコンまたはシリコン結晶体等か
らなる光電池にしたため、水を加熱するものに比
べて断熱構造を必要とせず、全体として構造簡
単、軽量に構成することができ、かつ、屋根仕上
げ部の厚みを減ずることが可能となる。
また、屋根構造の軒先部に吸風孔、中空状の棟
冠に熱風排出孔をそれぞれ形成し、接続部材によ
つて採光パネルを屋根上面から一定の間〓を保つ
た状態で支持し、採光パネルと屋根上面との間の
間〓を吸風孔及び熱風排出孔を介して外気に連通
したので、採光パネルの下面に軒先部から棟部に
至る通風空間が形成され、エネルギー収集屋根内
の光電池に有害な熱風は上昇して棟部の熱風排出
孔より排出され、光電池の効率が大幅に向上す
る。
さらに、吸風光、熱風排出部の形成により、外
気と内気の風圧のバランスが取れ、風雨の吹込を
防止することができる。
なお、水返、水切を要所に設ければ、雨水の浸
入や外部の塵埃の進入を防ぐことができるものは
もちろんのこと、採光パネルに排水孔を形成し、
同じく採光パネルの連結により形成される排水溝
と共に接続部材の排水溝に通じさせ、さらに、軒
先部キヤツプの流水孔に連通させれば、採光パネ
ルのパツキングの経年変化やエネルギー収集屋根
の組合せ外面部からの万一の漏水を樋等外部に排
出させることができる。
また、軒先吸風孔、棟部熱風排出光に庇を形成
すれば暴風雨の吹込を防止することができ、棟冠
や接続部材にプラスマイナス調整部を設ければ、
屋根施工にあたり、屋根構造が敷地または家屋構
造の関係で標準寸法でなく、野地板とエネルギー
収集屋根との間に寸法誤差が生じた場合、棟部
(野地長さ)や側部(野地幅)の誤差を調整部の
移動により、簡単に調整することができ、屋根上
にて部材に加工を施す必要もなく、また、他の部
材を使用することなく迅速に施工でき、製品部材
を規格品で構成できる。
さらに、軒先部に基本位置流水カバーを設けれ
ば、軒先部一連の配線取付を容易にすることがで
き、また、このカバーの取付けにより、上部接続
部材の排水溝を流下する漏水が下部接続部材の排
水溝に導かれ、軒先部へ排出され、このカバーを
所定の規格寸法に形成して軒先上部接続部材に当
接して固定すれば、接続部材等の次工程で設置さ
れる各部材の取付けを正確に間隔をおいて行うこ
とができ、上部接続部材に採光パネル固定金具を
あらかじめ装着しておき、採光パネルの取付装着
を迅速容易に行うことができる。
そして、棟冠を接続部材上に、連結具部材、棟
冠取付部材で相互摺動自在に取付けると、棟冠及
び接続部材カバーの熱膨張による歪を摺動によつ
て吸収することができる。
なお、本発明における接続部材、採光パネルの
棧等はアルミ合金等の金属や合成樹脂等を用いる
ことができ、採光パネルの垂下脚片の熱風排出部
は垂下脚片の中間に切欠部を形成することなく、
その上下の垂下脚片の不存在部によつてもこれを
達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施したエネルギー収集屋
根の斜視図、第2図は同拡大側断面図、第3図は
同正断面図、第4図及び第5図は、太陽光電池の
取付を示す拡大断面図、第6図a,b,cは、側
部組立を順次に示す斜視図、第7図は、上部接続
部材の斜視図、第8図は同平面図、第9図は、下
部接続部材の斜視図、第10図は、接続部材カバ
ーの斜視図、第11図は、接続部材固定金具の斜
視図、第12図は、軒先上部接続部材の斜視図、
第13図は、側上部接続部材の斜視図、第14図
は、側下部接続部材の斜視図、第15図は、側上
部接続部材カバーの斜視図、第16図は、配線収
納用側上部接続部材の斜視図、第17図は、同側
下部接続部材の斜視図、第18図は、側部開閉カ
バーの斜視図、第19図は、配線収納用側上部接
続部材カバーの斜視図、第20図は、係合部材の
斜視図、第21図は、軒先上部接続部材と基本位
置流水固定カバーの取付を示す斜視図、第22図
は、上部接続部材の取付を示す斜視図、第23図
は、軒先部採光パネルの平面図、第24図は同側
面図、第25図は同正面図、第26図は、第23
図のA−A線断面図、第27図は、第23図のB
−B線断面図、第28図は、中間部採光パネルの
平面図、第29図は同側面図、第30図は同正面
図、第31図は、第28図の線A−A断面図、第
32図は、第28図の線B−B断面図、第33図
は、棟部採光パネルの平面図、第34図は同側面
図、第35図は同正面図、第36図は、第33図
の線A−A断面図、第37図は、第33図の線B
−B断面図、第38図は、軒先部採光パネルの取
付前の断面図、第39図は、同取付後の断面図、
第40図は、中間部採光パネルの取付前の断面
図、第41図は、同取付後の断面図、第42図及
び第43図は、上部接続部材と採光パネルの取付
を示す斜視図、第44図は、軒先配線点線カバー
及び軒先補強板の取付を示す斜視図、第45図
は、キヤツプの斜視図、第46は、軒先構造組立
て完成斜視図、第47図は、棟冠取付完成斜視
図、第48図は、第47の線A−A断面図、第4
9図は、棟冠取付工程を示す斜視図、第50図
は、棟冠取付を示す斜視図、第51図は同断面
図、第52図は、棟部の標準取付を示す断面図、
第53図は、同プラス調整取付を示す断面図、第
54図は、棟部プラスマイナス調整取付水返面戸
板の斜視図、第55図は、棟部のマイナス調整取
付を示す断面図、第56は、エネルギー収集屋根
の側部の標準取付を示す断面図、第57図は、プ
ラス野地幅の場合の取付を示す断面図、第58図
は、マイナス野地幅の場合の取付を示す断面図で
ある。 A……接続部材、B……採光パネル、C……側
部補強材、D……接続部材カバー、G……軒先配
線点検カバー、H……軒先部吸風孔、……棟
冠、J……棟部熱風排出孔、S……熱収集器、4
……金属屋根板、31……上部接続部材、50…
…下部接続部材、150……熱風排出孔、151
……熱風排出溝、152……煙突状の空間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 屋根上面に屋根勾配に沿つて設置されると共
    に、桁行方向に適宜間隔をおいて設けられた複数
    の接続部材と、隣り合う前記接続部材間に嵌装さ
    れると共に、前記接続部材によつて屋根上面から
    一定の間〓を保つた状態で支持された複数の採光
    パネルと、前記接続部材及び採光パネルの棟寄り
    端部を覆うように、棟線に沿つて取り付けられた
    中空状の棟部材と、屋根軒を閉塞する軒部材とを
    有し、前記採光パネルの裏面にはほぼ全面に亘つ
    て光電池が装着され、前記棟部材には熱風排出孔
    が穿設され、前記軒部材には吸風孔が穿設され、
    前記採光パネルの下面と屋根上面との間の間〓が
    前記吸風孔及び熱風排出孔を介して外気に連通さ
    れたことを特徴とするエネルギー収集屋根。
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