JPH0426371B2 - - Google Patents

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JPH0426371B2
JPH0426371B2 JP61016680A JP1668086A JPH0426371B2 JP H0426371 B2 JPH0426371 B2 JP H0426371B2 JP 61016680 A JP61016680 A JP 61016680A JP 1668086 A JP1668086 A JP 1668086A JP H0426371 B2 JPH0426371 B2 JP H0426371B2
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JP
Japan
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ridge
glass body
connecting member
cover
eaves
Prior art date
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JP61016680A
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JPS62178651A (ja
Inventor
Takashi Hirai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisash Co Ltd
Hirai Giken KK
Original Assignee
Fujisash Co Ltd
Hirai Giken KK
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Publication date
Application filed by Fujisash Co Ltd, Hirai Giken KK filed Critical Fujisash Co Ltd
Priority to JP1668086A priority Critical patent/JPS62178651A/ja
Publication of JPS62178651A publication Critical patent/JPS62178651A/ja
Publication of JPH0426371B2 publication Critical patent/JPH0426371B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、太陽エネルギー収集屋根等の屋根の
カバー体の組に関するものである。 従来の技術 本出願人は、先に隣接する接続部材間に嵌挿し
たカバー体と、棟部カバー体に軒先方向及び棟部
方向に摺動自在に装着された面戸部材並びに関連
構造よりなる太陽エネルギー収集屋根を特開昭59
−65150号として提案した。 ところで、このカバー体を施工する際に、野地
面の長さが複数のカバー体を合計した長さと異な
る場合は、面戸部材の位置を移動することによつ
て誤差を調整するのであるが、面戸部材が位置移
動することのできる長さは限られており、面戸部
材による調整可能な寸法を超える誤差がある時
は、屋根上にて規格品に切断などの加工をする必
要があり、敷設作業の効率が悪くなるばかりか、
作業員にとつて非常に危険であつた。また、面戸
板を移動して長さを調節する場合に、一枚毎に長
さを計測し、棟部カバー体の全長を野地面と他の
カバー体の寸法から割り出された所望の寸法に適
合させなければならず、この作業が面倒で非常に
手間のかかるものであつた。 さらに、表面に段部を形成した瓦材において、
段部を1個有する基準単位寸法の1段瓦と、段部
を3個有する3段瓦と段部を6個有する6段瓦と
を形成し、屋根の長さに応じて前記1段瓦、3段
瓦及び6段瓦のいずれか2個以上を適宜に組み合
わせて構成してなる段付長尺瓦が実公昭55−
48030号として提案されているが、このものは基
準寸法の整数倍の長さの瓦を組み合わせるため、
一段瓦の長さより小さい誤差の微調整ができない
ものであつた。 発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、上述した欠点を除去し、野地
面の長さが標準どおりでなくても、屋根上にて規
格品に切断加工をする必要がなく、野地板の長さ
に合せて容易に組合せを行うことが可能で、指示
体を長さ調整目盛に合わせるだけで簡単にしかも
正確に長さを微調整することができ、施工が安全
な屋根のカバー体の組を提供することにある。 問題点を解決するための手段 本発明の屋根のカバー体の組は、互いに係脱自
在で、勾配方向の長さが異なる複数種類のカバー
体と、水平部の上面に面戸防水壁を立設した面戸
板とから成り、最も棟側に敷設されるカバー体の
棟寄り端部上面に固着具を立設し、前記面戸板の
水平部に勾配方向に長い長孔を穿設し、該長孔の
長手方向に沿つて長さ調整目盛を形成し、前記面
戸板の長孔に前記固着具を挿通し、該固着具に前
記長さ調整目盛を指示する指示体を挿通し、前記
面戸板を前記最も棟側に敷設されるカバー体に対
して勾配方向に摺動、固定自在に設ける。 作 用 複数種類のカバー体の中から、合計した長さが
野地面の勾配方向の長さに最も近くなるように選
択し、これら選択されたカバー体の合計の長さと
野地面の長さとから面戸板の移動量を割り出し、
この移動量に基づいて指示体を長さ調整目盛に合
わせ、その位置で面戸板をカバー体に対して固定
する。 実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。 第1図は太陽エネルギー収集屋根の完成状態の
斜視図を示し、Aは中間部接続部材、Bはこれら
中間部接続部材A,A間に取付けられた太陽エネ
ルギー収集体のカバー体となる採光ガラス体で、
軒先部採光ガラス体B1、中間部採光ガラス体B
2及び棟部採光ガラス体B3で構成されている。
A′は側部接続部材で、この側部接続部材A′の片
側には採光ガラス体Bが取付けられず、側部補強
材C(第3a図)が取付けられる。Dは中間部接
続部材カバー、D′は側部接続部材カバーで、こ
れらカバーD,D′はその長さがほぼ採光ガラス
体Bの長さに相当している。Eは装飾防塵キヤツ
プ(以下防塵キヤツプという)、Fは側部下隅装
飾カバーである。Gは防塵・配線点検カバーで、
Hは、該防塵・配線点検カバーGに設けた軒先部
吸気孔である。Iは装飾棟冠(以下棟冠という)
で、棟部熱気排出孔Jを有する。Lは装飾巴冠以
下(以下巴冠という)、Mは摺動連結部材(以下
連結具部材という)、Nは第46図に示す連結具
部材Mと係合する棟冠装飾取付部材であり、4は
金属屋根板、191は軒先装飾補強板、27は第
3a図に示す側部補強材Cに取付けた側部脱着カ
バーである。 144は棟部採光ガラス体B3の上棧に形成し
た調整有効面、M′は連結具部材、N′は巴冠取付
部材である。 第2a図及び第2b図は、太陽エネルギー収集
屋根の側断面図を示す。1は垂木で、この上に野
地板2が張られており、前記野地板2上には下地
材3が張られ、前記下地材3上には軒先部から棟
部に各棧木1′が配設され、この上に各金属屋根
板85,89,93が軒先と棟との間に取付けら
れ、第3a図及び第3b図に示すように、中間部
接続部材Aによつて順次横方向に接続されてい
る。各金属屋根板の両側には立上り部である係合
防水壁を設け、軒先金属屋根板85の軒先部には
下方に曲げた軒先水切部86を設ける。各金属屋
根板の下側には、各棧木1′間に断熱材7(グラ
スウール、発泡樹脂等)が充填されている。中間
部接続部材Aによつて順次横方向に接続された金
属屋根板の上に、軒先から棟に向つて防塵・配線
点検カバーG、軒先部採光ガラス体B1、中間部
採光ガラス体B2及び棟部採光ガラス体B3が順
次連結される。Eは防塵キヤツプ、44は軒先係
合金具、Pは採光ガラス体固定金具、Kは採光ガ
ラス融雪用の洗浄装置Qと連結した散水管、11
6は熱気排出切欠部、9は軒先部横長手方向に設
けられた配線連絡孔、Uは前記防塵・配線点検カ
バーGに装着した軒先防塵装置、Vは防塵キヤツ
プEに装着したキヤツプ防塵装置である。 144は棟部採光ガラス体B3の調整有効面で
あり、棟部寄りに調整取付部145が設けられて
いる。221は前記調整有効面144の上面に装
着した面戸板からなる面戸プラスマイナス調整装
置、240は前記面戸プラスマイナス調整装置2
21に装着した防水カバーである。 第3a図及び第3b図は、第2a図の線B−B
断面図を示し、軒先金属屋根板85は、その立上
り部である係合防水壁88を中間部接続部材Aに
係合することにより横方向に順次接続される。B
は接続部材間に取付けられた採光ガラス体で、採
光ガラス体Bの下側には、アモルフアスシリコン
あるいは結晶シリコン等からなるエネルギー収集
器Sが取付けられている。Dは中間部接続部材カ
バーである。151は横断面を広い空間部とした
進入水の凍結破損防止部、152は排熱用の煙突
状空間である。 また、第3a図及び第3b図において、A′は
側部接続部材、Cは破風板8に取付けた側部補強
材、D′は側部接続部材カバーを示す。 中間部接続部材Aと採光ガラス体Bとは、採光
ガラス体Bの下面と各金属屋根の上面との間が軒
先部から棟部に至る煙突状の空間を形成するよう
に組合わされる。 第4図は、接続部材及び金属屋根材取付前の軒
先と側部との取付図であつて、a〜cの順に組立
てられる。10は軒先支持材で、断面略T型をな
し、水平部を軒先の棧木1′に固定する。各棧木
1′の端部には、目測ガイド切欠部11を有する
接続部材固定金具Tが墨線に沿つて取付けられ、
軒先支持材10には水平部に長孔よりなる摺動取
付孔10aが設けられる。なお、風圧の強い地方
では垂下部にも長孔の摺動取付孔10bを設けて
風圧強化構造とすることも可能である。Cは側部
補強材で、上部水平部12と下部水平部13と垂
直部14とで構成される。上部水平部12の一端
縁には水切片16を有する立上りの防水壁15を
設け、上部水平部12の他端縁には下向凹溝17
を設ける。18は垂直部14に穿設された取付
孔、19は垂直部14に穿設された長孔よりなる
摺動取付孔である。 Fは側部下隅装飾カバーで、断面L型をなした
本体部22と、前記本体部22の後方に一体に設
けられた断面L型をなす後方突出部23と、同じ
く前記本体部22の後方に一体に設けられた断面
L型をなす後方突出部23と、同じく前記本体部
22の後方に一体に設けられた固定片24とから
なる。25は固定片24に設けられた固定取付孔
である。 次に、側部補強材Cの破風板8への取付けは、
まず、側部下隅装飾カバーFの後方突出部23で
前記側部補強材Cの下部水平部13を下から抱え
るようにし、他方、固定片24を側部補強材Cの
垂直部14の外側に密着させ、前記取付孔18に
固定孔25を合せ、ねじ26を螺入して側部下隅
装飾カバーFが予め前記側部補強材Cの軒先側に
固定されており、前記側部下隅装飾カバーFの図
示しない凹部を軒先支持材10に係合して破風板
8に載置した後、前記側部補強材Cの該摺動取付
孔19に釘等の固定具20をワツシヤ21を介し
て打込み、側部補強材Cを屋根側部の破風板8に
固定する。側部補強材Cが固定されたならば、側
部脱着カバー27を取付ける。側部脱着カバー2
7は断面コ型をしており、上下フランジを側部補
強材Cの上部水平部12及び下部水平部13の間
に嵌合させる。側部脱着カバー27の垂直部下端
は突条28を有している。 次に、軒先装飾補強板29を側部脱着カバー2
7に取付ける。軒先装飾補強板29はその上端を
前記側部補強材Cの上部水平部12の下向凹溝1
7に、下端に設けた凹溝30を側部脱着カバー2
7の下部突条28に係合させ、第4図cに示すよ
うに、矢印方向にずらして取付ける。 下部接続部材50は第5a図及び第13b図に
示すように、断面略溝型をなした本体51の底部
下面中央に長手方向に沿う支持溝52を設け、前
記本体51の前記支持溝52両側には上部接続部
材31の垂下係合支脚33が嵌合するU字型係合
部53を形成し、前記U字型係合部53の両側上
部に立上り壁54,54を設け、前記立上り壁5
4,54の中央より外方に張出して水平部55,
55を形成し、前記水平部55の端部下部に垂下
脚片56を設け、前記水平部55端部上部を立上
らせてその上端を折り曲げて各金属屋根板の立上
り部である係合防水壁が係合する金属屋根板係合
片57を設け、前記水平部55の上部には前記本
体51の両側上部に一体的に上方に開口する下部
係合排水溝58が形成されている。59は立上り
壁54の内側に設けられた上部接続部材31の垂
下係合支脚33の嵌合凹部35に嵌合する嵌合凸
部である。 下部接続部材50の本体51の支持溝52には
長手方向略中央に固定用丸孔60が穿設され、そ
の両側に一定の間隔をおいて長孔よりなる摺動取
付孔61が穿設されている。 46は下部接続部材50の中央に装着される垂
下係合支脚であり、前記下部接続部材50の支持
溝52に嵌合する突部47を有し、該突部47上
面には前記支持溝52の固定用丸孔60に嵌入す
るボルト48を設け、前記突部47の両側下部に
はU字型係合部53の下面に当接する水平フラン
ジ49を設け、前記突部47の一端下部には垂下
する支脚部46aを設け、第5b図及び第5c図
に示すように、垂下係合支脚46は棧木1′に固
定した接続部材固定金具Tと隣接し、断熱材7に
係合するように取付けられる。 そして、下部接続部材50は熱膨張に対して中
央より長手方向に熱摺動して、熱膨張(歪)を吸
収する取付構造となつており、標準取付の場合に
は、第6a−1図及び第6a−2図に示すよう
に、接続部材固定金具Tのボルト67が下部接続
部材50の摺動取付孔61の中央に位置し、下部
接続部材50の両端と野地幅の両側がそろつて定
位置となり、下部接続部材50が熱膨張により標
準よりプラスに膨張を行うと、第6b−1図及び
第6b−2図に示すように、接続部材固定金具T
のボルト67が摺動取付孔61に対して下部接続
部材50の長手方向中央寄りに位置し、前記下部
接続部材50の両端が野地幅の両端より突出して
プラス摺動取付となり、また、第6c−1図及び
第6c−2図に示すように下部接続部材50が標
準よりマイナスに縮小を行うと、接続部材固定金
具Tのボルト67が摺動取付孔61に対して下部
接続部材50の端部寄りに位置し、野地幅の両端
が下部接続部材50の両端より突出してマイナス
摺動取付となる。 この際、前記下部接続部材50は、支持溝52
の長手方向中央付近の固定用丸孔55aが接続部
材固定金具Tのボルト67と垂下係合支脚46の
ボルト48に挿通され、座金を介してナツトによ
り固定され、摺動取付孔61が接続部材固定金具
Tのボルト48に摺動自在に挿通される。 第7図及び第13a図は上部接続部材31を示
し、本体32は中空に形成され、前記本体32の
下部両側には抑止突部34を形成し、前記抑止突
部34には垂下係合支脚33を設け、該垂下係合
支脚33外側には抑止突部34の下部に嵌合凹部
35を設け、前記本体32の上部両端には立上り
部36を設けて上方開放部を形成し、該立上り部
36内側には嵌合凸部37を設け、前記本体32
の中間部外側は張出して上部支持溝38及び上部
排水溝39を形成する。第7図の40は本体32
の水平部の長手方向両端寄りに穿設した取付孔で
ある。 そして、上部接続部材31と下部接続部材50
は下部接続部材50に固定した軒先用ボルト83
と棟用ボルト84を上部接続部材31の取付孔4
0に挿通し、座金を介してナツトにより取付けら
れ、標準取付においては第8a図に示すように、
野地幅の端部と中間部接続部材Aの端部とがそろ
つている。 中間部接続部材Aが熱膨張に寄つて標準より伸
長を行うと、第8b図に示すように、野地幅の端
部より中間部接続部材Aの端部が突出してプラス
調整取付となり、中間部接続部材Aが標準より縮
小すると第8c図に示すように、中間部接続部材
Aの端部より野地幅の端部が突出してマイナス調
整取付となる。 第9a図〜第9c図は金属屋根板の構造を示す
もので、第9a図、第10a図及び第10b図に
おいて、軒先金属屋根板85は、一端を下方に曲
げた軒先水切部86と、他端を上方に曲げた水返
係合壁87を有し、両側には下部接続部材50の
金属屋根板係合片58と係合する立上り部である
係合防水壁88が設けられる。 第9b図、第10c図において、中間金属屋根
板89は、一端に前記水返係合壁87と係合する
係合水切部90を設け、他端に水返係合壁91を
設け、両側には軒先金属屋根板85と同様に係合
防水壁92を設ける。 第9c図、第10b図において、棟金属屋根板
93は一端に中間金属屋根板89の水返係合壁9
1と係合する係合水切部94を設け、他端に上方
に曲げた防水壁95を設け、両側に立上り部であ
る係合防水壁96を設ける。 そして、金属屋根板の水返係合壁と係合防水壁
とは第11a図と第11b図に示すように取付け
の調整が可能となつている。 次に、各金属屋根板の下部接続部材50への取
付け及び各金属屋根板の連結について説明する。 第12図は各金属屋根板の取付を示す図で、初
めに軒先金属屋根板85の軒先水切部86を軒先
側にして軒先の棧木1′に固定した軒先支持材1
0の水平部に係合し、両側に設けた係合防水壁8
8を下部接続部材50の金属屋根板係合片57に
はめ込み、次に中間金属屋根板89の係合水切部
90を軒先金属屋根板85の水返係合壁87に係
合し、両側の係合防水壁92を下部接続部材50
の金属屋根板係合片57にはめ込み、最後に棟金
属屋根板93を矢印方向に移動して係合水切部9
4を中間金属屋根板89の水返係合壁91と係合
させ、両側の係合防水壁96を下部接続部材50
の金属屋根板係合片57にはめ込むことにより順
次取付けられる。 中間部接続部材Aは、第13a図、第13b図
に示すように、上部接続部材31及び下部接続部
材50から構成されている。 Pは採光ガラス体固定金具で、上部接続部材3
1の上部支持溝38を覆うように載置し、前記上
部支持溝38を利用してねじ41で固定される。
採光ガラス体固定金具Pは、上部に棟方向に開口
する係合段部42を有し、ここに、採光ガラス体
Bを上方から嵌合する。83,84は、上部接続
部材31と下部接続部材50を連結するボルト
で、83は軒先用ボルト、84は棟用ボルトであ
る。 第13c図は、上部接続部材31の上方開放部
を覆う中間部接続部材カバーDを示し、平面部本
体下面に上部接続部材31の立上り部36の内側
に設けた嵌合凸部37に係合する嵌合凹部62a
を有する垂下脚片62を2条設け、その両外側に
は軒先方向端部にその一端を突出して水切片63
aを有する垂下水切抑止片63を設け、前記平面
部本体の下面両端には係合片64を設け、前記平
面部本体の棟部寄り端部には切欠凹部65が形成
され、前記中間部接続部材カバーDの上部には図
示しない軒先装飾補強板が係合片64を利用して
摺動自在に係合している。 第14図は接続部材固定金具Tを示す。接続部
材固定金具Tは、前記下部接続部材50の支持溝
52に嵌合する突部66aを有し、前記突部66
a一端に目測ガイド切欠部11を形成し、該突部
66a上面には前記支持溝52の固定用丸孔60
と摺動取付孔61に嵌入する下部接続部材50の
支持溝52部分の厚みよりやや長いねじを有しな
い大径部を有するボルト67を設け、前記突部6
6aの他端下部には棧木1′に係合する支脚片6
8を設ける。突部66a両側下部に設けた水平フ
ランジ66bには取付孔69を設け、釘等により
各棧木1′に固定する。 第15図に示すように、採光ガラス体Bの縦棧
110と中間部接続部材カバーDの垂下水切抑止
片62と野間には間隔が設けられ、その間隔は熱
気排出孔を兼ねた侵入水の凍結破損防止部151
を形成する。 中間部接続部材カバーDの垂下脚片62と垂下
水切抑止片63の間に採光ガラス体Bの縦棧11
0の水返防水壁114が嵌合するが、該水返防水
壁114の両側には空間が、頂部には〓間が形成
されている。 また、上部接続部材31、採光ガラス体B、中
間部接続部材カバーDの組合せは、軒先部から棟
部に意たる煙突状空間152を形成する。 これら、熱気排出溝と凍結破損防止部151、
煙突状空間152及び後述する棟冠Iの棟部熱気
排出孔Jからは、エネルギー収集器Sに有害な熱
気が外部に排出され、凍結破損防止部151に溜
まる水はその広さにより凍結によつて器具を破損
することがない。 野地面に固定された接続部材間には、採光ガラ
ス体Bが取付けられる。採光ガラス体Bは、上
棧、下棧、両縦棧及びガラスで構成され、その内
面部にL字型段部を形成し、ここにアモルフアス
シリコン又はシリコン結晶体等からなる太陽光電
池等のエネルギー収集器Sを装着する。そして、
第1図に示すように、軒先から棟部に至る間に複
数個のものがその上下端で所定間隔を保つて組合
わされる。 第16図は下部接続部材50と上部接続部材3
1との取付図であり、軒先側を軒先用ボルトで固
定し、前記上部接続部材31には軒先寄りに上部
支持溝38を利用してボルト43で第17図の幹
先係合金具44を固定し、前記軒先係合金具44
は上部に図示しない防塵・配線点検カバーGを係
止する係合面45を有している(金属屋根板は図
示省略)。そして、上部接続部材31の上方開放
部に中間部接続部材カバーDを上方より押圧して
嵌合係合する。 なお、下部接続部材50はアルミ合金等の金属
あるいは合成樹脂等よりなる。 第18a,18b図は側部接続部材A′を示し、
第18a図は側上部接続部材70、第18b図は
側下部接続部材76、第18c図は側部接続部材
カバーD′を示す。側部接続部材A′の片半分側の
構成は前記中間部接続部材Aとまつたく同一であ
るから、同一部位には同一符号を付して説明を省
略する。側部接続部材A′の残りの半分側には採
光ガラス体Bや金属屋根板が取付けられないの
で、この側の側上部接続部材70には上部支持溝
38や上部排水溝39が、側下部接続部材76に
は下部係合排水溝58が、側上部接続部材カバー
D′には垂下水切抑止片63が設けられていない。 側上部接続部材70の本体71の残り半分側に
は立上り部72を設け、立上り部36と前記立上
り部72とにより上方開放部を形成し、該立上り
部36,72には嵌合凸部73を設け、前記立上
り部72上縁を外側に折り曲げて嵌合凸部74を
形成し、本体71の下面他側には側下部接続部材
76の外部垂下脚片78に係合する係合片75を
形成する。側下部接続部材76の残り半分側には
他方の立上り壁54の上端に直角に張出した上部
片77を形成し、前記上部片77の外縁より下方
に垂下する2条の水切片78aを有する外部垂下
脚片78を設け、前記立上り壁54と前記外部垂
下脚片78間には支持溝52の他側に下方に開口
したプラスマイナス係合調整部79を形成し、前
記立上り壁54の下部を支脚片80とし、また、
側上部接続部材カバーD′の残り半分には中間部
接続部材カバーDと異なつて垂下水切抑止片が設
けられず、側上部接続部材70の嵌合凸部74が
嵌合する嵌合凹部81を設け、その平面部本体の
棟寄り端部に切欠凹部82を形成する。側部接続
部材A′は、第18a図、第18b図に示すよう
に、側上部接続部材70及び側下部接続部材76
から構成されている。 そして、第19a図及び第19b図に示すよう
に、採光ガラス体Bの縦棧110側面と側部接続
部材カバーD′の垂下水切抑止片63との間には
間隔を有し、この間隔は凍結破損防止部151を
形成し、また、側上部接続部材70、採光ガラス
体B、側部接続部材カバーD′の組合せは、煙突
状空間152を形成し、側上部接続部材70の嵌
合凸部74が側部接続部材カバーD′の嵌合凹部
81に嵌入して風圧強化構造を形成し、プラスマ
イナス係合調整部79は凍結防止空間ともなる。 次に、野地幅の誤差調整について説明する。 第20図は、太陽エネルギー収集屋根の横断面
図を示し、各金属屋根板はその立上り部である係
合防水壁を下部接続部材50,75に係合するこ
とにより横方向に順次接続されている。接続部材
は、図面右から側部接続部材A′、中間部接続部
材Aが図示されている。Cは側部補強材、27は
前記側部補強材Cに取付けられた側部脱着カバー
である。野地幅の誤差調整は側下部接続部材76
に設けたプラスマイナス係合調整部79にて行
う。 標準取付の場合は、第21a図に示すように、
プラスマイナス係合調整部79に嵌合される側部
補強材Cの防水壁15は、側下部接続部材76の
プラスマイナス係合調整部79内の略中央に位置
する。 第21c図に示すように、野地幅が標準より短
い場合は、側部接続部材A′の一部が屋根外方に
出てしまうので、側部補強材Cの防水壁15は、
側下部接続部材76のプラスマイナス係合調整部
79内の内側寄りに係合位置する。 また、第21b図に示すように、野地幅が標準
より長い場合は、側部接続部材A′は屋根内方に
設置されるので、側部補強材Cの防水壁15は、
側下部接続部材76のプラスマイナス係合調整部
79内の外側寄りに係合位置する。 そして、側下部接続部材76の外部垂下脚片7
8には2条の水切片78aが形成されているの
で、側部補強材Cの水切片16を有する防水壁1
5と共に雨仕舞を完壁に行うことができる。 接続部材A,A′を装着した後、軒先側には防
塵・配線点検カバーG及び防塵キヤツプEが、棟
側には棟冠I及び巴冠Lが順次取付けられる。 なお、側下部接続部材76は中間部接続部材A
の下部接続部材50と同様に接続部材A,A′は
アルミ合金等の金属あるいは合成樹脂等を用いる
ことができる。 次に、軒先部採光ガラス体B1、中間部採光ガ
ラス体B2及び棟部採光ガラス体B3に付いて順
次説明する。 第22図〜第25図を参照して、軒先部採光ガ
ラス体B1について説明する。 軒先部採光ガラス体B1は、2本の縦棧11
0,110、下棧111、上棧112及びガラス
板113とで構成されている。縦棧110は第3
b図、第24図及び第25図に示すように押出型
材製で、内側にガラス板113及びエネルギー収
集器Sを嵌める段部を形成し、上部に水切片11
4aを有する水返防水壁114を、下部に垂下脚
片115を備え、この垂下脚片115に上棧11
2寄りに熱気排出切欠部116を設けて熱気排出
部とする。垂下脚片115は上部接続部材31の
上部支持溝38に係合する。 下棧111には、第24図に示すように、ガラ
ス板113が係合する水切片117aを有する係
合水切117を設け、前記水切片117aの下方
に防塵・配線点検カバーGの水返係合壁160が
嵌合する水切嵌合凹部118を設ける。119は
軒先係合排水突片、120は下棧下部に設けた排
水係合突部で、採光ガラス体固定金具Pに嵌合係
合する。下棧111と縦棧110とはねじ121
によつて接続固定される。 下棧111は、その両端にのみガラス板113
が嵌合する嵌合部111aを設け、その中間部に
は嵌合部がなく、ガラス板113条部に突出する
ものがない。 上棧112は第25図に示すように、内側にガ
ラス板113が嵌まる溝122を、その反対側上
部に防塵・雨水防止パツキンを係合するパツキン
係合突片123aを先端に有する防水壁123を
設ける。上棧下方張出し部には係合排水突片12
4を設け、該係合排水突片124は中間部採光ガ
ラス体B2の下棧131の排水係合突部135に
係合する。係合排水突片124の下方には、係合
突部125を形成して採光ガラス体固定金具Pに
嵌合係合する。軒先部採光ガラス体B1は、前記
下棧111の排水係合突部120及び上棧112
の係合突部125を採光ガラス体固定金具Pに嵌
合係合することにより接続部材に装着固定する。
なお、パツキングが経年変化等で損傷し漏水が生
じた場合、排水係合突部120は排水溝126を
形成し、上部接続部材31の上部排水溝39に連
絡して漏水を軒先に流す。上棧112と縦棧11
0とはねじ127によつて接続固定される。12
8は縦棧110の下部内側に設けた防水板であつ
て、縦棧110に2本のねじで取付けられてい
る。 次に、第26図〜第29図を参照して、中間部
採光ガラス体B2について説明する。 中間部採光ガラス体B2は、2本の縦棧13
0,130、下棧131、上棧132及びガラス
板113とで構成されている。両縦棧130,1
30及び上棧132の構成は、前記軒先部採光ガ
ラス体B1の両縦棧110,110及び上棧11
2の構成と同一であるから、同一部位には同一符
号を付し説明を省略する。 下棧131は、第28図に示すように、ガラス
板113が係合する係合水切133を設け、その
下部に排水係合突部135を設け、該係合水切1
33と排水係合突部135とで水切嵌合凹部13
6を形成し、これを前記軒先部採光ガラス体B1
の上棧112、張出部である係合排水突片124
に嵌合係合する。そして、この下端131もガラ
ス板113よりなるカバー体が嵌合する嵌合部1
31aはその両端部のみに形成され、その中間部
には嵌合部が形成されていない。また、上棧13
2の上部には防塵・雨水防止パツキンを係合する
係合突片123aを先端に有する防水壁123が
設けられる。 次に、第30図〜第33図を参照して、棟部採
光ガラス体B3について説明する。 棟部採光ガラス体B3は、2本の縦棧140,
140、下棧141、上棧142及びガラス板1
13とで構成されている。 両縦棧140,140の構成は、前記軒先部採
光ガラス体B1の両縦棧110,110及び中間
部採光ガラス体B2の両縦棧130,130の構
成と同一であり、下棧141の構成は、前記中間
部採光ガラス体B2の下棧131の構成と同一で
あるから、同一部位には同一符号を付して示し、
説明を省略する。 上棧142は、下部に採光ガラス体固定金具P
の嵌合段部42に嵌合係合する係合突部143を
形成する。上棧142上面部は前記軒先部及び中
間部採光ガラス体B1,B2の上棧112,13
2と異なり、上方(棟冠内中心方向)に長く張出
して調整有効面144が形成され、端部に水切1
45aを有する調整取付部145が設けられてお
り、前記調整有効面144の上面には面戸プラス
マイナス調整装置221を勾配方向に摺動自在に
装着し、前記調整有効面144を除く上棧142
を上棧本体とする。 面戸プラスマイナス調整装置221は通常の面
戸板を兼ね、防水構造を備えてカバー体の1つで
ある棟部採光ガラス体B3に設けられ、第34図
に示すように、水平部両側には前記枠体の長さ方
向に100mmの間隔で長さ調整用の調整目盛222
を有する勾配方向に長い長孔223が設けられ、
棟部寄りには両側に取付孔224を有し、上端に
水返225aを有する防水壁225が設けられ、
軒先部寄り上面には上端に水切片226を有し、
その下部に水切227を有する面戸防水壁228
が設けられている。229は上記面戸防水壁22
8の両側寄りに設けられた切欠部、230は散水
管Kを係合する係合片、231は水平部軒先寄り
の下面に設けた支脚部である。 次に、面戸プラスマイナス調整装置221の棟
部採光ガラス体B3への取付について説明する
と、第34図に示すように、前記棟部採光ガラス
体B3の上棧142に設けた調整取付部145に
形成した取付孔146にボルト232を挿通し、
面戸プラスマイナス調整装置221の長孔223
を前記プラスマイナス調整装置221の長孔22
3を前記ボルト232に嵌合した後、前記ボルト
232に長孔223と係合する指示体233を挿
通し、座金234を介してナツト235により緊
結固定し、その支脚部231を調整有効面144
上に係合する。 そして、第35図に示すように、棟部採光ガラ
ス体B3の上棧142に面戸プラスマイナス調整
装置221を取付けた後、前記面戸プラスマイナ
ス調整装置221の切欠部229に洗浄装置Qと
散水管Kの連結部236を上方より係合し、散水
管Kを係合片230上に載置した後、上部に面戸
プラスマイナス調整装置221の水切片226に
嵌合する嵌合部237と横方向に前記連結部23
6に係合する切欠部238とを有する仕切板23
9を横方向から取付け、第36図に示すように、
前記連結部236を切欠部238に係合すること
によつて散水管Kを係止し、洗浄装置Qを前記面
戸プラスマイナス調整装置221の水平面上方に
位置させる。 240は防水カバーであり、水平部の棟部より
上方には上端に水切片241を有し、両側よりに
長孔よりなる摺動取付孔242を有する防水壁2
43が設けられ、軒先寄りには洗浄装置Qを上方
より嵌合する嵌合部244を設け、水平部下面に
は中間部接続部材カバーD上で防水カバー240
を支持する支脚部245が設けられる。 防水カバー240の面戸プラスマイナス調整装
置221への取付けは、面戸プラスマイナス調整
装置221の防水壁225に設けた取付孔224
に取付ボルト246を挿通し、嵌合部244が洗
浄装置Qを覆うようにして、摺動取付孔242を
前記取付ボルト246に嵌合し、座金247を介
してナツト248を螺着することによりこれを行
う。防水カバー240が取付けられた後、第37
図に示すように棟冠Iを装着する。 また、中間部接続部材カバーDは、第35図及
び第36図に示すように、棟部寄りに設けた切欠
凹部65を棟用ボルト84を利用して座金を介し
てナツトにより強固に緊結固定し、耐風圧性をも
たせている。 次に、各採光ガラス体B1,B2,B3の接続
部材への取付け及び各採光ガラス体B1,B2,
B3の連結について説明する。 第38図及び第39図は、軒先部採光ガラス体
B1の取付け前の図及び取付け後の図を示す。P
は中間部接続部材Aに固定した採光ガラス体固定
金具で、上部に棟の方向に開口する係合段部42
を有し、ここに軒先部採光ガラス体B1の下棧1
11の排水係合突部120を上方から嵌め、同様
に、軒先部採光ガラス体B1の上棧112の係合
突部125を採光ガラス体固定金具Pの係合段部
42に上方から嵌合し、これにより軒先部採光ガ
ラス体B1は中間部接続部材Aに取付けられる。 Gは防塵・配線点検カバーで、パツキン係合突
片160aに防塵・雨水防止用のパツキン217
を係合した水返係合壁160が形成され、それが
下棧111の上部に設けた嵌合水切凹部118内
に嵌合され、防塵・配線点検カバーGの上面板は
軒先係合排水突片119に当接する。 第40図及び第41図は、中間部採光ガラス体
B2の取付け前の図及び取付け後の図を示す。中
間部採光ガラス体B2の下棧131に設けた排水
係合突部135により形成される水切嵌合凹部1
36を、前記軒先部採光ガラス体B1の上棧11
2の係合排水突片124に嵌合係合し、上棧13
2の係合突部125を上部接続部材31に固定さ
れた採光ガラス体固定金具Pの係合段部42に嵌
合係合することにより、中間部採光ガラス体B2
は、軒先部採光ガラス体B1に連結し、中間部接
続部材Aに取付けられる。 棟部採光ガラス体B3の取付けは、第42図及
び第43図に示すように、前記中間部採光ガラス
体B2の取付けと同様に行われる。このようにし
て、第39図、第41図及び第43図に示す如
く、各採光ガラス体B1,B2,B3の上棧、下
棧は嵌合係合して防塵並びに防水構造を形成す
る。 そして、第44図a〜hに示すように、軒先部
採光ガラス体B1、中間部採光ガラス体B2、棟
部採光ガラス体B3を取付けることにより、係合
水切117,113と防水壁123との空間に凍
結破損防止部147を形成し、126は排水溝で
あり、係合排水突片124と友に上部接続部材3
1の上部排水溝39に通じ、採光ガラス体Bのパ
ツキングの経年変化や太陽エネルギー収集体屋根
の組合せ外面部からの万一の場合の漏水を外部に
排出する。 なお、採光ガラス体Bの縦棧114と中間部接
続部材カバーDの垂下脚片62と垂下水切抑止片
63と上部接続部材31の上部支持溝38と上部
排水溝39と下部接続部材50の下部係合排水溝
58と金属屋根板とで完壁の防水構造を形成す
る。 次に、棟構造について説明する。 棟冠Iは、並列する接続部材の棟方向端部上面
に載置して棟部構造を構成する部材で、第45図
に示すように、本体側面長手方向に棟部熱気排出
孔J、庇201を形成し、本体側面内側に排水溝
202を形成する。203は排水溝202の立上
り突片であり、ここに水返204を有する防水板
205を固定し補強する。本体側面下部には長手
方向に断面U字型取付溝206を形成する。 棟冠Iは、第45図〜第47図に示すように取
付けられる。あらかじめ、中間部接続部材カバー
D上に、該中間部接続部材カバーDの両側に設け
た係合片64を利用して棟冠装飾取付部材Nを摺
動自在に装着しておき、中間部接続部材カバーD
上に載置された棟冠Iの断面U字型取付溝206
に連結具部材Mの係合部209を引掛け、該連結
具部材Mを中間部接続部材カバーDの上面に載置
する。載置された連結具部材Mの平面に、先に中
間部接続部材カバーDに装着した棟冠装飾取付部
材Nを摺動移動して連結具部材Mの平面部上部を
被覆して嵌挿し係合して棟冠Iを固定する。21
1は棟冠接続カバーである。 融雪用の散水装置Qは、棟部採光ガラス体B3
の上棧142に設けた面戸プラスマイナス調整装
置221上で棟冠Iと同方向に配設され、前記洗
浄装置Qに連絡した散水管Kの散水孔210は棟
冠Iの下端より棟部採光ガラス体B3上に臨んで
設けられる。 棟冠Iは、下部接続部材50、上部接続部材3
1に、棟用ボルト84で一体に装着された中間部
接続部材カバーDに連結具部材Mと棟冠装飾取付
部材Nとで棟部構造が耐風圧性を有して強固に緊
結固定される。 棟冠Iの装着固定は、連結具部材Mと棟冠装飾
取付部材Nとで装着され、点検整備に脱着容易な
構造になつており、棟構造は熱膨張に対して棟冠
が長手方向に熱摺動し、接続部材は長手方向に熱
摺動して棟冠Iと接続部材は相互に熱摺動して熱
膨張(歪)を吸収する取付構造になつている。 本発明は、以上のように構成され取付けられる
が、敷地または家屋構造の関係で野地長さや野地
幅が標準どおりではない場合でも誤差を調整して
取付けることができる。 以下、棟部及び側部の誤差を調整する取付施工
法について述べる。 第48図において、aは家屋の間口長さ、bは
片流間口長さ、cは軒先長さ、dは片流間口長さ
bと軒先長さcを加えた長さ、eは野地板長さ、
fは軒先部配線スペース、gは棟部配線スペー
ス、hは調整有効長さ、iは採光スペースとす
る。 そして、第49図に示すように、底辺がj、高
さがk、斜辺がl、底辺jと斜辺lとのなす角度
がαである直角三角形を考える。 軒先配線スペース(軒先部採光ガラス体B1下
端と野地板2下端との距離)f=100mm、棟部配
線スペース(棟冠Iの幅)g=120mm、調整有効
長さ(棟部採光ガラス体B3上端と棟冠I側面と
の距離)h=70mmとし、採光ガラス体Bの規格寸
法をそれぞれ長さの差が100mmとなるようにイ:
700mm、ロ:800mm、ハ:900mm、の3種類のカバ
ー体とする。ただし、棟部採光ガラス体B3の長
さには調整有効面144の長さを含まないものと
する。そして、4寸5分勾配の場合j=100、k
=45となるから、l=109.5、α=24.1゜となり、
間口aが2.0間から0.5間の間隔で5.0間までを考
え、軒先長さc=455mmとすると、第1表に示す
ように、片流間口b、片流間口bと軒先長さcを
加えた長さd、野地板長さe、採光スペースi=
e−(f+g+h)、採光ガラス体Bの組合せ寸
法、棟部誤差調整寸法がそれぞれ算出される。 5寸8分勾配の場合には、j=100、k=58と
なるからl=115.6、α=30.0゜となり、軒先長さ
c=303mmとすると、第2表のような採光ガラス
体Bの組合せとなり、棟部誤差調整寸法が算出さ
れ、3寸勾配の場合にはj=100、k=30となる
から、l=104.4、α=16.4゜となり、軒先長さc
=606mmとすると、第3表に示すような採光ガラ
ス体Bの組合せとなり、棟部誤差調整寸法が算出
される。 棟部は、棟部誤差調整寸法が0である標準取付
の場合は第50図に示すように、棟部採光ガラス
体B3の端部が棟冠Iのほぼ中央に位置し、棟冠
Iの面戸板定位置となる面戸プラスマイナス調整
装置221の長孔223に係合した指示体233
が調整目盛222の0を指示するように取付けら
れて防水壁を形成して調整有効面の長さは70mmと
なる。 第51図に示すように、野地面が標準より短く
棟部採光ガラス体B3の端部が棟冠Iの中央より
棟部採光ガラス体B3の反対側に位置し、棟冠I
の面戸板防水構造が不可能になつた場合、面戸プ
ラスマイナス調整装置221を軒先方向に摺動さ
せて、長孔223に係合した指示体233が調整
目盛222の0より棟部寄りのマイナス側を指示
するように取付けられ、棟冠Iの面戸板を兼ねて
防水構造を可能にして、調整有効面の長さは20mm
となり、棟部採光ガラス体B3のエネルギー収集
するガラス面は棟冠Iと距離を置き、マイナス調
整してもエネルギー収集に損失を与えることなく
棟部採光ガラス体B3の採光ガラス面は全表面が
有効にエネルギーを収集する。 また、第52図に示すように、野地面が標準よ
り長く、棟部採光ガラス体B3の端部が棟冠Iの
中央より棟部採光ガラス体B3側に位置し、面戸
プラスマイナス調整装置221を定位置に設定で
きず、面戸板と防水壁の構造が不可能になつた場
合、面戸プラスマイナス調整装置221を棟部方
向に摺動させて、長孔223に係合した指示体2
33が調整目盛222の0より軒先寄りのプラス
側を指示するように取付けられ、棟冠Iの面戸板
を兼ねて防水構造を可能にして調整有効面の長さ
120mmとなる。 よつて、例えば第1表の間口a=2.5間の場合
には、採光スペースi=2700mmとなり、採光ガラ
ス体Bのハを3枚組合せると採光ガラス体Bの組
合せ寸法が2700mmとなり、棟部誤差調整が0mmと
なるため、第50図に示すように取付けられる。 そして、第2表の間口a=3.0間の場合には採
光スペースi=3210mmとなり、採光ガラス体Bの
ロを4枚組合せると、採光ガラス体Bの組合せ寸
法が3200mmとなり、棟部誤差調整+10mmとなるた
め、第52図に示すように、面戸プラスマイナス
調整装置221を棟部寄りに摺動させ、指示体2
33が調整目盛222の10mmを指示する位置でボ
ルト232にナツト235を螺着して取付ける。 また、第3表の間口a=3.5間の場合には、採
光スペースi=3660mmとなり、採光ガラス体Bの
イを4枚とハを組合せると、採光ガラス体Bの組
合せ寸法が3700mmとなり、棟部誤差著調整が−40
mmとなるため、第51図に示すように、面戸プラ
スマイナス調整装置221を軒先方向に摺動さ
せ、指示体233が調整目盛222の40mmを指示
する位置でボルト232にナツト235を螺着し
て取付ける。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 面戸プラスマイナス調整装置221は棟部採光
ガラス体B3の上棧142に対してカバー体の長
さ方向に100mmの距離移動自在に設けられており、
各採光ガラス体B1,B2,B3の長さの差であ
る100mmを標準位置よりプラスに50mm、マイナス
に50mmそれぞれ摺動させることにより採光スペー
スiと採光ガラス体Bの組合せ寸法との誤差を調
整することができる。 次に、第4表〜第10表は、第1表における2.0
間から0.5間おきに5.0間までを各間口に対して軒
先長さを90mmずつ増減した場合の採光スペースi
とこれに対する採光ガラス体Bの組合せを表した
ものである。 第11表〜第13表は、採光スペースiに対する採
光ガラス体Bの組合せを表したものである。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 よつて、長さの差が100mm毎の等間隔である700
mm〜900mmまでの3種類の採光ガラス体Bを揃え
ておけば、採光スペースに合わせて採光ガラス体
Bを組合せ、長さの差に相当する±50mmまでの誤
差を棟部の採光ガラス体Bに装着した勾配方向に
100mmの距離移動自在な面戸プラスマイナス調整
装置221によつて調整すれば採光ガラス体Bを
簡単に施工することができる。 そして、第50図〜第52図にも示すように、
棟部採光ガラス体B3の調整取付部145に取付
けた棟冠Iの面戸板を兼ねる面戸プラスマイナス
調整装置221は、標準取付、マイナス調整取付
あるいはプラス調整取付のどの場合においても、
前記棟部採光ガラス体B3の調整有効面144を
除く上棧本体と前記面戸プラスマイナス調整装置
221の下端との間に常に距離をおくため、棟冠
Iの一部が前記棟部採光ガラス体B3のガラス板
113上を覆うことがなく太陽光が遮断されず、
エネルギー収集器Sを常に効率よく使用すること
ができる。 次に、採光ガラス体Bの規格寸法をそれぞれ長
さの差が50mmで等間隔にイ:400mm、ロ:450mm、
ハ:500mmの3種類のカバー体とすると、採光ス
ペースiに対する採光ガラス体Bの組合せは、第
14表〜第16表に表すようになり、誤差を棟部の採
光ガラス体Bに装着した勾配方向に100mmの距離
移動自在な面戸プラスマイナス調整装置221に
より調整を行う。 なお、棟部配線スペースgと調整有効長さhを
変えれば、±25mmまでの誤差を棟部の採光ガラス
体Bに装着した勾配方向に50mmの距離移動自在な
面戸プラスマイナス調整装置221により調整す
ることも可能である。
【表】
【表】
【表】
【表】 次に、第53図は本発明の他の実施例を示すも
ので、棟部採光ガラス体B3に取付けられる面戸
プラスマイナス調整装置250は水平部両側に勾
配方向に200mmの間隔で長さ調整用の調整目盛2
51を有する長孔252が設けられ、他の構成は
第34図に示す実施例とまつたく同一であるか
ら、同一部位には同一符号を付して説明を省略す
る。 以下、この他の実施例における棟部及び側部の
誤差を調整する取付施工法について述べる。 軒先配線スペース(軒先部採光ガラス体B1下
端と野地板2下端との距離)f=100mm、棟部配
線スペース(棟冠Iの幅)g=270mm、調整有効
長さ(棟部採光ガラス体B3上端と棟冠I側面と
の距離)h=180mmとし、採光ガラス体Bの規格
寸法をそれぞれ勾配方向の長さの差が200mmとな
るようにイ:800mm、ロ:1000mm、ハ:1200mmの
3種類のカバー体とする。ただし、棟部採光ガラ
ス体B3の長さには調整有効面144の長さを含
まないものとする。そして、4寸5分勾配の場合
j=100、k=45となるから、l=109.5、α=
24.1゜となり、間口aが2.0間から0.5間の間隔で5.0
間までを考え、軒先長さc=455mmとすると、第
17表に示すように、片流間口b、片流間口bと軒
先長さcを加えた長さd、野地板長さe、採光ス
ペースi=e−(f+g+h)、採光ガラス体Bの
組合せ寸法、棟部誤差調整寸法がそれぞれ算出さ
れる。 5寸8分勾配の場合には、j=100、k=58と
なるからl=115.6、α=30.0゜となり、軒先長さ
c=303mmとすると、第18表のような採光ガラス
体Bの組合せとなり、棟部誤差調整寸法が算出さ
れ、3寸勾配の場合にはj=100、k=30となる
から、l=104.4、α=16.4゜となり、軒先長さc
=606mmとすると、第19表に示すような採光ガラ
ス体Bの組合せとなり、棟部誤差調整寸法が算出
される。 棟部は、棟部誤差調整寸法が0である標準取付
の場合は第54図に示すように、棟部採光ガラス
体B3の端部が棟冠Iのほぼ中央に位置し、棟冠
Iの面戸板定位置となる面戸プラスマイナス調整
装置250の長孔252に係合した指示体233
が調整目盛251の0を指示するように取付けら
れて防水壁を形成して調整有効面の長さは180mm
となる。 第55図に示すように、野地面が標準より短く
棟部採光ガラス体B3の端部が棟冠Iの中央より
棟部採光ガラス体B3の反対側に位置し、棟冠I
の面戸板防水構造が不可能になつた場合、面戸プ
ラスマイナス調整装置250を軒先方向に摺動さ
せて、長孔252に係合した指示体233が調整
目盛251の0より棟部寄りのマイナス側を指示
するように取付けられ、棟冠Iの面戸板を兼ねて
防水構造を可能にして、調整有効面の長さは80mm
となり、棟部採光ガラス体B3のエネルギー収集
するガラス面は棟冠Iと距離を置き、マイナス調
整してもエネルギー収集に損失を与えることなく
棟部採光ガラス体B3の採光ガラス面は全表面が
有効にエネルギーを収集する。 また、第56図に示すように、野地面が標準よ
り長く、棟部採光ガラス体B3の端部が棟冠Iの
中央より棟部採光ガラス体B3側に位置し、面戸
プラスマイナス調整装置250を定位置に設定で
きず、面戸板と防水壁の構造が不可能になつた場
合、面戸プラスマイナス調整装置250を棟部方
向に摺動させて、長孔252に係合した指示体2
33が調整目盛251の0より軒先寄りのプラス
側を指示するように取付けられ、棟冠Iの面戸板
を兼ねて防水構造を可能にして調整有効面の長さ
は280mmとなる。 よつて、例えば第18表の間口a=4.0間の場合
には、採光スペースi=4000mmとなり、採光ガラ
ス体Bのロを4枚組合せると採光ガラス体Bの組
合せ寸法が4000mmとなり、棟部誤差調整が0mmと
なるため、第54図に示すように取付けられる。 そして、第17表の間口a=2.5間の場合には採
光スペースi=2440mmとなり、採光ガラス体Bの
イを3枚組合せると、採光ガラス体Bの組合せ寸
法が2400mmとなり、棟部誤差調整が+40mmとなる
ため、体56図に示すように、面戸プラスマイナ
ス調整装置250を棟部寄りに摺動させ、指示体
233が調整目盛251の40mmを指示する位置で
ボルト232にナツト235を螺着して取付け
る。 また、第19表の間口a=3.0間の場合には、採
光スペースi=2930mmとなり、採光ガラス体Bの
ロを3枚組合せると、採光ガラス体Bの組合せ寸
法が3000mmとなり、棟部誤差調整が−70mmとなる
ため、第55図に示すように、面戸プラスマイナ
ス調整装置250を軒先方向に摺動させ、指示体
233が調整目盛251の70mmを指示する位置で
ボルト232にナツト235を螺着して取付け
る。
【表】
【表】
【表】
【表】 面戸プラスマイナス調整装置250は棟部採光
ガラス体B3の上棧142に対して枠体の長さ方
向に200mmの距離移動自在に設けられており、各
採光ガラス体B1,B2,B3の長さの差である
200mmを標準位置よりプラスに100mm、マイナスに
100mmそれぞれ摺動させることにより採光スペー
スiと採光ガラス体Bの組合せ寸法との誤差を調
整することができる。 次に、第20表〜第26表は、第17表における2.0
間から0.5間おきに5.0間までを各間口に対して軒
先長さを90mmずつ増減した場合の採光スペースi
とこれに対する採光ガラス体Bの組合せを表した
ものである。 第27表〜第29表は、採光スペースiに対する採
光ガラス体Bの組合せを表したものである。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 第57図に示すように、軒先部採光ガラス体B
1のガラス板113と中間部採光ガラス体B2の
ガラス板113及び棟部採光ガラス体B3のガラ
ス板113の表面は連続しており、洗浄装置Qと
連結した散水管Kの散水孔210は棟冠Iの下部
より採光ガラス体B上に散水可能な構造とされ、
ガラス板113上に積もつた雪を融雪し、また、
ごみや塵等を洗浄して太陽電池ルーフとしての効
率を高め、採光ガラス体Bで囲まれた構造体から
発生する対流現象による熱気を棟部熱気排出孔J
と軒先部吸気孔Hによる換気機能により外部に排
出する。この際、軒先部吸気孔Hより吸入される
吸気中に含まれる塵埃は、軒先防塵装置Uの防塵
網で濾過される。 第58図は、本発明の別の実施例を示すもの
で、太陽エネルギー収集屋根を金属屋根の一部に
設けたものである。 よつて、長さの差が200mm毎である800mm〜1200
mmまでの3種類の採光ガラス体Bを揃えておけ
ば、採光スペースに合わせて採光ガラス体Bを組
合せ、長さの差に相当する±100mmまでの誤差を
棟部採光ガラス体B3に装着した勾配方向に200
mmの距離移動自在な面戸プラスマイナス調整装置
250によつて調整すれば採光ガラス体Bを簡単
に施工することができる。 そして、第54図〜第56図にも示すように、
棟部採光ガラス体B3の調整取付部145に取付
けた棟冠Iの面戸板を兼ねる面戸プラスマイナス
調整装置250は、標準取付、マイナス調整取付
あるいはプラス調整取付のどの場合においても、
前記棟部採光ガラス体B3の調整有効面144を
除く上棧本体と前記面戸プラスマイナス調整装置
250の下端との間に常に距離をおくため、棟冠
Iの一部が前記棟部採光ガラス体B3のガラス板
113上を覆うことがなく太陽光が遮断されず、
エネルギー収集器Sを常に効率よく使用すること
ができる。 発明の効果 以上に述べたように、本発明の屋根のカバー体
の組は、勾配方向の長さが異なる複数種類のカバ
ー体と、勾配方向に摺動、固定自在に取付けられ
た面戸板とを備えているので、長さの異なるカバ
ー体を組として揃えておけば、これらカバー体を
組合せるだけで寸法の異なる総ての野地面に対応
することができ、野地面の長さとカバー体の合計
の長さに誤差が生じても、この誤差に合せて面戸
板の位置を微調整することにより、カバー枠の合
計の長さを野地面の長さに完壁に合わせることが
可能で、屋根上にて規格品に切断加工をする必要
がなく、施工が安全で、しかも簡単なものとな
る。 また、面戸板の水平部に穿設された長孔に長
さ、調整目盛を形成し、長孔に挿通した固着具に
長さ調整目盛を指示する指示体を挿通したので、
指示体と長さ調整目盛とを合わせるだけで、予め
割り出された値に対応して簡単に最も棟側に敷設
されるカバー体の長さを調整することができ、該
カバー体の長さを一枚毎に計測することなく、各
カバー体より成る屋根仕上材の勾配方向の長さを
野地面に正確に合わせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例における太陽エネル
ギー収集屋根の斜視図、第2a図及び第2b図
は、同上の拡大側断面図、第3a図及び第3b図
は、同上の太陽光電池の取付を示す拡大正断面
図、第4図a,b,cは、側部組立てを順次に示
す斜視図、第5a図は、下部接続部際の斜視図、
第5b図は、下部接続部材の取付時の要部斜視
図、第5c図は、同上の側面図、第6a−1図
は、下部接続部材の標準取付を示す平面図、第6
a−2図は、同上の要部側断面図、第6b−1図
は、下部接続部材のプラス調整取付を示す平面
図、第6b−2図は、同上の要部側断面図、第6
c−1図は、下部接続部材のマイナス調整取付を
示す平面図、第6c−2図は、同上の要部側断面
図、第7図は、上部接続部材の平面図、第8a図
は、中間部接続部材の標準取付を示す要部側断面
図、第8b図は、中間部接続部材のプラス調整取
付を示す要部側断面図、第8c図は、中間部接続
部材のマイナス調整取付を示す要部側断面図、第
9a図は、軒先金属屋根板の斜視図、第9b図
は、中間金属屋根板の斜視図、第9c図は、棟金
属屋根板の斜視図、第10a図は、棟先金属屋根
板の要部正面図、第10b図は、軒先金属屋根の
切断右側面図、第10c図は、中間金属屋根板の
切断右側面図、第10d図は、棟金属屋根板の要
部切断右側面図、第11a図は、棟金属屋根板の
プラス取付を示す切断側面図、第11b図は、棟
金属屋根板のマイナス取付を示す切断側面図、第
12図は、金属屋根板取付を示す斜視図、第13
a図は、上部接続部際の斜視図、第13b図は、
下部接続部際の斜視図、第13c図は、中間部接
続部材カバーの斜視図、第14図は、接続部材固
定金具の斜視図、第15図は、採光ガラス体取付
字における接続部材の要部断面図、第16図は、
下部接続部材と上部接続部材の取付を示す斜視
図、第17図は、軒先係合金具の斜視図、第18
a図は、側上部接続部材の斜視図、第18b図
は、側下部接続部材の斜視図、第18c図は、側
部接続部材カバーの斜視図、第19a図及び第1
9b図は、採光ガラス体取付時における側部接続
部材の要部横断面図、第20図は、太陽エネルギ
ー収集屋根の要部横断面図、第21a図は、太陽
エネルギー収集屋根の標準取付を示す要部横断面
図、第21a図は、太陽エネルギー収集屋根の標
準取付を示す要部横断面図、第21b図は、プラ
ス野地幅の場合の取付を示す要部横断面図、第2
1c図は、マイナス野地幅の場合の取付を示す要
部横断面図、第22図は、軒先部採光ガラス体の
平面図、第23図は、第22図の線A−A断面
図、第24図は、第22図の線B−B断面図、第
25図は、第22図の線C−C断面図、第26図
は、中間部採光ガラス体の平面図、第27図は、
第26図の線A−A断面図、第28図は、第26
図の線B−B断面図、第29図は、第26図の線
C−C断面図、第30図は、棟部採光ガラス体の
平面図、第31図は、第30図の線A−A断面
図、第32図は、第30図の線B−B断面図、第
33図は、第30図の線C−C断面図、第34図
は、面戸プラスマイナス調整装置の取付前の斜視
図、第35図は、同上の取付後の斜視図、第36
図は、防水カバーの取付前の斜視図、第37図
は、同上の取付後の要部破断斜視図、第38図
は、軒先部採光ガラス体の取付前の断面図、第3
9図は、同取付後の断面図、第40図は、中間部
採光ガラス体の取付前の断面図、第41図は、同
取付後の断面図、第42図は、棟部採光ガラス体
の取付前の断面図、第43図は、同取付後の断面
図、第44図a,b,c,d,e,f,g,h
は、採光ガラス体取付時の要部断面図、第45図
は、棟冠取付完成斜視図、第46図は、棟冠取付
工程を示す斜視図、第47図は、棟冠取付を示す
斜視図、第48図は、家屋の概略図、第49図
は、屋根の片側の概略図、第50図は、棟部の標
準取付を示す断面図、第51図は、同マイナス調
整取付を示す断面図、第52図は、棟部のプラス
調整取付を示す断面図、第53図は、本発明の他
の実施例における面戸プラスマイナス調整装置の
取付前の斜視図、第54図は、同上の棟部の標準
取付を示す断面図、第55図は、同上の棟部のマ
イナス調整取付を示す断面図、第56図は、同上
の棟部のプラス調整取付を示す断面図、第57図
は、太陽エネルギー収集屋根完成時の要部斜視
図、第58図は、本発明の別の実施例における太
陽エネルギー収集屋根の斜視図である。 1…垂木、1′…棧木、2…野地板、3…下地
材、4…金属屋根板、7…断熱材、8…破風板、
9…配線連絡孔、10…軒先支持材、10a,1
0b…摺動取付孔、11…目測ガイド切欠部、1
2…上部水平部、13…下部水平部、14…垂直
部、15…防水壁、16…水切片、17…下向凹
溝、18…取付孔、19…摺動取付孔、20…固
定具、21…ワツシヤ、22…本体部、23…後
方突出部、24…固定片、25…固定取付孔、2
6…ねじ、27…側部脱着カバー、28…突条、
29…軒先装飾補強板、30…凹溝、31…上部
接続部際、32…本体、33…垂下係合支脚、3
4…抑止突部、35…嵌合凹部、36…立上り
部、37…嵌合凸部、38…上部支持溝、39…
上部排水溝、40…取付孔、41…ねじ、42…
係合段部、43…ボルト、44…軒先係合金具、
45…係合面、46…垂下係合支脚、46a…支
脚部、47…突部、48…ボルト、49…水平フ
ランジ、50…下部接続部材、51…本体、52
…支持溝、53…U字型係合部、54…立上り
壁、55…水平部、56…垂下脚片、57…金属
屋根板係合片、58…下部係合排水溝、59…嵌
合凸部、60…固定用丸孔、61…摺動取付孔、
62…垂下脚片、62a…嵌合凹部、63…垂下
水切抑止片、63a…水切片、64…係合片、6
5…切欠凹部、66a…突部、66b…水平フラ
ンジ、67…ボルト、68…支脚片、69…取付
孔、70…側上部接続部材、71…本体、72…
立上り部、73…嵌合凸部、74…嵌合凸部、7
5…係合片、76…側下部接続部材、77…上部
片、78…外部垂下脚片、78a…水切片、79
…プラスマイナス係合調整部、80…支脚片、8
1…嵌合凹部、82…切欠凹部、83…軒先用ボ
ルト、84…棟用ボルト、85…軒先金属屋根
板、86…軒先水切部、87…水返係合壁、88
…係合防水壁、89…中間金属屋根板、90…係
合水切部、91…水返係合壁、92…係合防水
壁、93…棟金属屋根板、94…係合水切部、9
5…防水壁、96…係合防水壁、110…縦棧、
111…下棧、111a…嵌合部、112…上
棧、113…ガラス板、114…水返防水壁、1
14a…水切片、115…垂下脚片、116…熱
気排出切欠部、117…係合水切、117a…水
切片、118…水切嵌合凹部、119…軒先係合
排水突片、120…排水係合突部、121…ね
じ、122…溝、123…防水壁、123a…係
合突片、124…係合排出突片、125…係合突
部、126…排出溝、127…ねじ、128…防
水板、130…縦棧、131…下棧、131a…
嵌合部、132…上棧、133…係合水切、13
5…廃水係合突部、136…水切嵌合凹部、14
0…縦棧、141…下棧、141a…嵌合部、1
42…上棧、143…係合突部、144…調整有
効面、145…調整取付部、145a…水切、1
46…取付孔、147,151…凍結破損防止
部、152…煙突状空間、160…水返係合壁、
160a…パツキン係合突片、201…庇、20
2…排水溝、203…立上り突片、204…水返
し、205…防水板、206…断面U字型取付
溝、209…係合部、210…散水孔、211…
棟冠接続カバー、217…パツキン、221…面
戸プラスマイナス調整装置、222…調整目盛、
223…長孔、224…取付孔、225…防水
壁、225a…水返、226…水切片、227…
水切、228…面戸防水壁、229…切欠部、2
30…係合片、231…支脚部、232…ボル
ト、233…指示体、234…座金、235…ナ
ツト、236…連結部、237…嵌合部、238
…切欠部、239…仕切板、240…防水カバ
ー、241…水切片、242…摺動取付孔、24
3…防水壁、244…嵌合部、245…支脚部、
246…取付ボルト、247…座金、248…ナ
ツト、250…面戸プラスマイナス調整装置、2
51…調整目盛、252…長孔、A…中間部接続
部材、A′…側部接続部材、B…採光ガラス体、
B1…軒先部採光ガラス体、B2…中間部採光ガ
ラス体、B3…棟部採光ガラス体、C…側部補強
材、D…中間部接続部材カバー、D′…側部接続
部材カバー、E…装飾防塵キヤツプ、F…側部下
隅装飾カバー、G…防塵・配線点検カバー、H…
軒先部吸気孔、I…装飾棟冠、J…棟部熱気排出
孔、K…散水管、L…装飾巴冠、M…摺動連結部
材、M′…連結具部材、N…棟冠装飾取付部材、
N′…巴冠取付部材、P…採光ガラス枠固定金具、
Q…洗浄装置、S…エネルギー収集器、T…接続
部材固定金具、U…軒先防塵装置、V…キヤツプ
防塵装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 互いに係脱自在で、勾配方向の長さが異なる
    複数種類のカバー体と、水平部の上面に面戸防水
    壁を立設した面戸板とから成り、最も棟側に敷設
    されるカバー体の棟寄り端部上面に固着具を立設
    し、前記面戸板の水平部に勾配方向に長い長孔を
    穿設し、該長孔の長手方向に沿つて長さ調整目盛
    を形成し、前記面戸板の長孔に前記固着具を挿通
    し、該固着具に前記長さ調整目盛を指示する指示
    体を挿通し、前記面戸板を前記最も棟側に敷設さ
    れるカバー体に対して勾配方向に摺動、固定自在
    に設けたことを特徴とする屋根のカバー体の組。
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