JPH0426020B2 - - Google Patents

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JPH0426020B2
JPH0426020B2 JP60184298A JP18429885A JPH0426020B2 JP H0426020 B2 JPH0426020 B2 JP H0426020B2 JP 60184298 A JP60184298 A JP 60184298A JP 18429885 A JP18429885 A JP 18429885A JP H0426020 B2 JPH0426020 B2 JP H0426020B2
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JP
Japan
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connecting member
ridge
eaves
glass body
groove
Prior art date
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JP60184298A
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English (en)
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JPS6245852A (ja
Inventor
Tsunezo Takahashi
Takashi Hirai
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Fujisash Co Ltd
Hirai Giken KK
Original Assignee
Fujisash Co Ltd
Hirai Giken KK
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Publication date
Application filed by Fujisash Co Ltd, Hirai Giken KK filed Critical Fujisash Co Ltd
Priority to JP60184298A priority Critical patent/JPS6245852A/ja
Publication of JPS6245852A publication Critical patent/JPS6245852A/ja
Publication of JPH0426020B2 publication Critical patent/JPH0426020B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/44Heat exchange systems

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、太陽エネルギー収集屋根の中間部接
続部材に関するものである。 従来の技術 本出願人は、先に金属屋根材と、該金属屋根材
を接続するための接続部材と、隣接する接続部材
間にスライド可能に嵌挿したカバーガラス体並び
に関連構造よりなる太陽エネルギー収集屋根を特
開昭58−13850号公報として提案した。 ところで、屋根の野地面の長さは片流間口と軒
先長さ及び屋根勾配により決まり、軒先長さはデ
ザイン上の観点あるいは屋根勾配、隣地境界線及
び斜線制限等の関係から様々に設定でき、大工の
施工上の精度によつても野地面の長さは一様でな
く、野地面の長さが標準通りでないと規格品の接
続部材に現場で切りつめあるいは孔あけ等の加工
を行なう必要があつた。 発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、上述した欠点を除去し、野地
面の長さに合つた、もしくは最も近い長さの規格
化された接続部材を選択するのみで、野地面の長
さが標準通りでなくても規格品を現場で切りつめ
あるいは孔あけ等の加工を行なう必要がなく、野
地面の長さに合せて容易に調整取付を行なうこと
が可能な太陽エネルギー収集屋根の中間部接続部
材を提供することにある。 問題点を解決するための手段 本発明の太陽エネルギー収集屋根の中間部接続
部材は、断面略溝型の本体両側に下部係合排水溝
と垂下脚片とを設け、前記本体の底部下面に長手
方向に沿う支持溝を設け、前記支持溝の両側に溝
型係合部を設け、前記支持溝の長手方向ほぼ中央
に固定用丸孔を設け、前記固定用丸孔の両側に間
隔をおいて長孔を設けた下部接続部材と、中空本
体の下面両側に前記下部接続部材の溝型係合部に
係合する垂下係合支脚を設け、前記中空本体の上
面両側に立上り部を設け、前記中空本体の中間部
両側に張出して上部支持溝と上部排水溝とを形成
し、前記中空本体水平部の長手方向中央と軒先寄
りにそれぞれ取付孔を設けた上部接続部材とから
なり、前記下部接続部材の支持溝の長手方向棟寄
りに長さ調整取付長孔を穿設し、前記上部接続部
材の中空本体水平部の棟寄りに前記長さ調整取付
長孔に相当して調整取付用長孔を穿設したことを
特徴とする構成を有するものである。 実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。 第1図は太陽エネルギー収集屋根の完成状態の
斜視図を示し、Aは中間部接続部材、Bは、これ
ら中間部接続部材A,A間に取付けられた太陽エ
ネルギー収集体のカバー体となる採光ガラス体
で、軒先部採光ガラス体B1、中間部採光ガラス
体B2及び棟部採光ガラス体B3で構成されている。
A′は側部接続部材で、この側部接続部材A′の片
側には採光ガラス体Bが取付けられず、側部補強
材C(第3a図)が取付けられる。Dは中間部接
続部材カバー、D′は側部接続部材カバーで、こ
れらカバーD,D′はその長さがほぼ採光ガラス
体Bの長さに相当している。Eは装飾防塵キヤツ
プ(以下防塵キヤツプという)、Fは側部下隅装
飾カバーである。Gは防塵・配線点検カバーで、
Hは、該防塵・配線点検カバーGに設けた軒先部
吸気孔である。Iは装飾棟冠(以下棟冠という)
で、棟部熱気排出孔Jを有する。Lは装飾巴冠
(以下巴冠という)、Mは摺動連結部材(以下連結
具部材という)、Nは第58図に示す連結具部材
Mと係合する棟冠装飾部材であり、4は金属屋根
板、191は軒先装飾補強板、27は第3a図に
示す側部補強材Cに取付けた側部脱着カバーであ
る。 144は棟部採光ガラス体B3の上棧に形成し
た調整有効面、M′は連結具部材、N′は巴冠取付
部材である。 第2a図及び第2b図は、太陽エネルギー収集
屋根の側断面図を示す。1は垂木で、この上に野
地板2が張られており、前記野地板2上には下地
材となる防水紙3が張られ、前記防水紙3上に
は、軒先部から棟部に軒先棧木5A、下部中棧木
5B、係合棧木5C(図示せず)、上部中棧木5D
及び棟棧木5Eが配設され、この上に各金属屋根
板85,89,93が軒先と棟との間に取付けら
れ、第3a図及び第3b図に示すように、中間部
接続部材Aによつて順次横方向に接続されてい
る。各金属屋根板の両側には立上り部である係合
防水壁を設け、軒先金属屋根板85の軒先部には
下方に曲げた軒先水切部86を設ける。各金属屋
根板の下側には、各棧木間に断熱材7(グラスウ
ール、発泡樹脂等)が充填されている。中間部接
続部材Aによつて順次横方向に接続された金属屋
根板の上に、軒先から棟に向つて防塵・配線点検
カバーG、軒先部採光ガラス体B1、中間部採光
ガラス体B2及び棟部採光ガラス体B3が順次連結
される。Eは防塵キヤツプ、44は軒先係合金
具、Pは採光ガラス体固定金具、Kは採光ガラス
融雪用の洗浄装置Qと連結した散水管、116は
熱気排出切欠部、9は軒先部横長手方向に設けら
れた配線連絡孔、Uは前記防塵・配線点検カバー
Gに装着した軒先防塵装置、Vは防塵キヤツプE
に装着したキヤツプ防塵装置である。 144は棟部採光ガラス体B3の調整有効面で
あり、棟部寄りに調整取付部145が設けられて
いる。221は前記調整有効面144の上面に装
着した面戸板からなる面戸プラスマイナス調整装
置、240は前記面戸プラスマイナス調整装置2
21に装着した防水カバーである。 第4図は、太陽エネルギー収集屋根の下地の要
部を示す斜視図であつて、該下地は棟部から軒先
部に連なつており、所定の間隔を隔てて平行状に
配置された複数本の角材よりなる垂木1の直上に
野地板2が取付けられ、前記野地板2の上面には
下地材3が張られ、前記下地材3の上には棟部と
平行な軒先棧木5A、下部中棧木5B、係合棧木
5C、上部中棧木5D及び棟棧木5Eが野地板2
の一端から他端まで連続して階段状に固定され、
各棧木間には断熱材7が充填されて下地が形成さ
れる。8は下地の両側に取付けた破風板である。 次に、各棧木の取付け手順を説明する。 複数本の垂木1を所定の間隔で平行状に配設し
たら、前記垂木1上に野地板2を釘等によつて固
着し、前記野地板2上面に下地材3を張つた後、
始めに前記下地材3の上面に垂木1と直交し、棟
部と平行に軒先棧木5Aを釘等により固設し、前
記軒先棧木5Aの下端を基準として下部中棧木5
Bを取付け、次に係合棧木5C、上部中棧木5D
の順に各棧木を足場として取付けを行ない、最後
に、野地板2の最上端より70mm下げた位置で棟棧
木5Eの中心を合せて前記棟棧木5Eを釘等によ
り固設する。 そして、5寸勾配未満の通常勾配の屋根におい
ては、第1表に示すように、野地板2の長さによ
つて各棧木が所定の間隔で取付けられており、例
えば野地板2の長さl=2500mmの場合には、始め
に棟部と平行に軒先棧木5Aを取付け、前記軒先
棧木5Aを足場とし、前記軒先棧木5Aの下端を
基準として1000mmの間隔を隔てて下部中棧木5
B1を取付け、次に前記下部中棧木5B1を足場と
し、前記下部中棧木5B1より500mm
【表】 の間隔を隔てて係合棧木5Cを取付け、最後に前
記係合棧木5Cを足場とし、前記係合棧木5Cよ
り1000mmの間隔を隔てた野地板最上端より70mm下
げた位置に棟棧木5Eの中心を合せて棟棧木5E
を取付け、軒先部より棟部に向かつて各棧木を足
場として順次階段状に取付けられる。(第5a図) なお、軒先棧木5Aには軒先支持材10を取付
けるため、棧木の幅を通常のものより幅広とし、
係合棧木5Cには太陽エネルギー収集屋根の荷重
がかかるため通常より棧木の幅を幅広とし、前記
係合棧木5Cは下部接続部材50に固定した垂下
係合支脚46を係合取付けし、前記下部接続部材
50が熱膨脹により中心部から摺動するために、
野地板2の中心部あるいは中心部よりも上方に配
設し、垂直壁においては最上部に係合棧木5Cを
取付け、前記係合棧木5Cを基準として下部中棧
木5Bを等間隔で取付ける。 5寸勾配以上の急勾配の屋根あるいは強風地域
においては、第2表に示すように、各棧木が
【表】 500mmの等間隔に取り付けられており、例えば野
地板2の長さl=3000mmの場合には、始めに棟部
と平行に軒先棧木5Aを取付け、前記軒先棧木5
Aを足場とし、前記軒先棧木5Aの下端を基準と
して500mmの間隔を隔てて下部中棧木5B1を取付
け、次に前記下部中棧木5B1を足場とし、前記
下部中棧木5B1より500mmの間隔を隔てて下部中
棧木5B2を取付け、前記下部中棧木5B2を足場
とし、前記下部中棧木5B2より500mmの間隔を隔
てて係合棧木5Cを取付け、前記係合棧木5Cを
足場とし、前記係合棧木5Cより500mmの間隔を
隔てて上部中棧木5D1を取付け、前記上部中棧
木5D1を足場とし、前記上部中棧木5D1より500
mmの間隔を隔てて上部中棧木5D2を取付け、最
後に、前記上部中棧木5D2を足場とし、前記上
部中棧木5D2より500mmの間隔を隔てた野地板最
上端より70mm下げた位置に棟棧木5Eの中心を合
せて棟棧木5Eを取付ける(第6b図)。 そして、各棧木間が500mmの等間隔と狭いため
に、急勾配の屋根の場合には各棧木が階段状の足
場となり、作業を安全かつ容易に行なうことがで
き、強風地域においても耐風圧強度を高めること
ができ、家屋の周囲に家屋足場を必要とせずに側
足場のみで施工でき、足場代を安くすることがで
き、経済的である。 よつて、5寸勾配未満の通常勾配の屋根におい
ては、第1表及び第5a図〜第5g図に示すよう
に、野地板2の長さに合せて、各棧木が軒先部か
ら棟部に向かつて順次取付けられ、高さが500mm
の垂直壁においては、第5h図に示すように、最
上端より70mm下げた位置に係合棧木5Cを釘止め
し、最上端を基準にして各下部中棧木5B1,5
B2,5B3,5B4,5B5を1000mmの等間隔で釘止
めして下端に向つて順次取付けられ、また、5寸
勾配以上の急勾配の屋根及び強風地域において
は、第2表及び第6a図〜第6g図に示すよう
に、野地板2の長さに合せて、各棧木が軒先部か
ら棟部に向かつて順次500mmの等間隔で取付けら
れる。 第3a図及び第3b図は、第2a図の線B−B
断面図を示し、軒先金属屋根板85は、その立上
り部である係合防水壁88を中間部接続部材Aに
係合することにより横方向に順次接続される。B
は接続部材間に取付けられた採光ガラス体で、採
光ガラス体Bの下側には、アモルフアスシリコン
あるいは結晶シリコン等からなるエネルギー収集
器Sが取付けられている。Dは中間部接続部材カ
バーである。151は横断面を広い空間部とした
進入水の凍結破損防止部、152は排熱用の煙突
状空間である。 また、第3a図及び第3b図において、A′は
側部接続部材、Cは破風板8に取付けた側部補強
材、D′は側部接続部材カバーを示す。 中間部接続部材Aと採光ガラス体Bとは、採光
ガラス体Bの下面と各金属屋根板の上面との間が
軒先部から棟部に至る煙突状の空間を形成するよ
うに組合わされる。 第7図は、接続部材及び金属屋根材取付前の軒
先と側部との取付図であつて、a〜cの順に組立
てられる。10は軒先支持材で、断面略T型をな
し、水平部を軒先棧木5Aに固定する。各棧木の
端部には、目測ガイド切欠部11を有する接続部
材固定金具Tが墨線に沿つて取付けられ、軒先支
持材10には水平部に長孔よりなる摺動取付孔1
0aが設けられる。なお、風圧の強い地方では垂
下部にも長孔の摺動取付孔10bを設けて風圧強
化構造とすることも可能である。Cは側部補強材
で、上部水平部12と下部水平部13と垂直部1
4とで構成される。上部水平部12の一端縁には
水切片16を有する立上りの防水壁15を設け、
上部水平部12の他端縁には下向凹溝17を設け
る。18は垂直部14に穿設された取付孔、19
は垂直部14に穿設された長孔よりなる摺動取付
孔である。 Fは側部下隅装飾カバーで、断面L型をなした
本体部22と、前記本体部22の後方に一体を設
けられた断面L型をなす後方突出部23と、同じ
く前記本体部22の後方に一体に設けられた固定
片24とからなる。25は固定片24に設けられ
た固定取付孔である。 次に、側部補強材Cの破風板8への取付けは、
まず、側部下隅装飾カバーFの後方突出部23で
前記側部補強材Cの下部水平部13を下から抱え
るようにし、他方、固定片24を側部補強材Cの
垂直部14の外側に密着させ、前記取付孔18に
固定孔25を合せ、ねじ26を螺入して側部下隅
装飾カバーFが予め前記側部補強材Cの軒先側に
固定されており、前記側部下隅装飾カバーFの図
示しない凹部を軒先支持材10に係合して破風板
8に載置した後、前記側部補強材Cの該摺動取付
孔19に釘等の固定具20をワツシヤ21を介し
て打込み、側部補強材Cを屋根側部の破風板8に
固定する。側部補強材Cが固定されたならば、側
部脱着カバー27を取付ける。側部脱着カバー2
7は断面コ型をしており、上下フランジに側部補
強材Cの上部水平部12及び下部水平部13の間
に嵌合させる。側部脱着カバー27の垂直部下端
は突条28を有している。 次に、軒先装飾補強板29を側部脱着カバー2
7に取付ける。軒先装飾補強板29はその上端を
前記側部補強材Cの上部水平部12の下向凹溝1
7に、下端に設けた凹溝30を側部脱着カバー2
7の下部突条28に係合させ、第7c図に示すよ
うに、矢印方向にずらして取付ける。 下部接続部材50は第8a図及び第16b図に
示すように、断面略溝型をなした本体51の底下
面中央に長手方向に沿う支持溝51aを設け、前
記本体51の前記支持溝51a両側には上部接続
部材31の垂下係合支脚33が嵌合する溝型係合
部52を形成し、前記溝型係合部52の両側上部
に立上り壁53,53を設け、前記立上り壁5
3,53の中央より外方に張出して水平部54,
54を形成し、前記水平部54の端部下部に垂下
脚片55を設け、前記水平部54端部上部を立上
らせてその上端を折り曲げて各金属屋根板の立上
り部である係合防水壁が係合する金属屋根板係合
片56を設け、前記水平部54の上部には前記本
体51の両側上部に一体的に上方に開口する下部
係合排水溝57が形成されている。53aは立上
り壁53の内側に設けられた上部接続部材31の
垂下係合支脚33の嵌合凹部35に嵌合する嵌合
凸部である。 下部接続部材50の本体51の支持溝51aに
は長手方向略中央に固定用丸孔58が穿設され、
その両側に一定の間隔をおいて長孔よりなる摺動
取付孔59が穿設され、前記支持溝51aの長手
方向棟寄りには長手方向に100mmの距離移動自在
な調整目盛60を有する長さ調整取付長孔61が
穿設されている。 46は下部接続部材50の中央に装着される垂
下係合支脚であり、前記下部接続部材50の支持
溝51aに嵌合する突部47を有し、該突部47
上面には前記支持溝51aの固定用丸孔58に嵌
入するボルト48を設け、前記突部47両側下部
にはU字型係合部53の下面に当接する水平フラ
ンジ49を設け、前記突部47の一端下部には垂
下する支脚部46aを設け、第8b図及び第8c
図に示すように、垂下係合支脚46は係合棧木5
Cに固定した接続部材固定金具Tと隣接し、断熱
材7に係合するように取付けられる。 そして、下部接続部材50は野地面長さが標準
の場合には、第9a-1図及び第9a-2図に示すよう
に、接続部材固定金具Tのボルト67が下部接続
部材50の摺動取付孔59の中央に位置すると共
に、最も棟寄りの接続部材固定金具Tのボルト6
7が下部接続部材50の長さ調整取付長孔61の
中央となる調整目盛60の0に位置して標準とな
り、野地面長さが標準より短い場合には、第9
b-1図及び第9b-2図に示すように、接続部材固定
金具Tのボルト67が摺動取付孔59に対して下
部接続部材50の長手方向中央寄りに位置すると
共に、最も棟部寄りの接続部材固定金具Tのボル
ト67が下部接続部材50の長さ調整取付長孔6
1のマイナスとなる調整目盛60の軒先方向に位
置してマイナス調整取付となり、また、野地面長
さが標準より長い場合には、第9c-1図及び第9
c-2図に示すように、接続部材固定金具Tのボル
ト67が摺動取付孔59に対して下部接続部材5
0の端部寄りに位置すると共に、最も棟部寄りの
接続部材固定金具Tのボルト67が下部接続部材
50の長さ調整取付長孔61のプラスとなる調整
目盛60の棟方向に位置してプラス調整取付とな
る。 さらに、下部接続部材50は熱膨脹に対して中
央より長手方向に熱摺動して、熱膨脹(歪)を吸
収する取付構造となつており、標準取付の場合に
は、第9a-1図及び第9a-2図に示すように、接続
部材固定金具Tのボルト67が下部接続部材50
の摺動取付孔59の中央に位置し、下部接続部材
50の両端と野地幅の両端がそろつて定位置とな
り、下部接続部材50が熱膨脹により標準よりプ
ラスに膨脹を行うと、第9b-1図及び第9b-2図に
示すように、接続部材固定金具Tのボルト67が
摺動取付孔59に対して下部接続部材50の長手
方向中央寄りに位置し、前記下部接続部材50の
両端が野地幅の両端より突出してプラス摺動取付
となり、また、第9c-1図及び第9c-2図に示すよ
うに、下部接続部材50が標準よりマイナスに縮
小を行うと、接続部材固定金具Tのボルト67が
取付孔59に対して下部接続部材50の端部寄り
に位置し、野地幅の両端が下部接続部材50の両
端より突出してマイナス摺動取付となる。 この際、前記下部接続部材50は支持溝51a
の長手方向中央付近の固定用丸孔58が接続部材
固定金具Tのボルト67と垂下係合支脚46のボ
ルト48に挿通され、座金を介してナツトにより
固定され、摺動取付孔59が接続部材固定金具T
のボルト48に摺動自在に挿通される。 下部接続部材50は、棟棧木が野地板最上端部
より70mm下げた位置に固定されたことにより、周
辺の構成部材に支障なく調整取付を完璧に行なう
ことができ、下部接続部材50の加工も必要なく
簡単に取付作業を行なえる。 第10図及び第16a図は上部接続部材31を
示し、本体32は中空に形成され、前記本体32
の下部両側には抑止突部34を形成し、前記抑止
突部34には垂下係合支脚33を設け、該垂下係
合支脚33外側には抑止突部34の下部に嵌合凹
部35を設け、前記本体32の上部両側には立上
り部36を設けて上方開放部を形成し、該立上り
部36内側には嵌合凸部36aを設け、前記本体
32の中間部外側は張出して、上部支持溝37及
び上部排水溝38を形成する。前記上部接続部材
31の本体32の水平部には長手方向中央と軒先
寄りに取付孔39が穿設され、前記水平部の長手
方向棟寄りには下部接続部材50の長さ調整取付
長孔61に相当して調整取付用長孔40が穿設さ
れている。 そして、上部接続部材31と下部接続部材50
は下部接続部材50に固定した軒先用ボルト83
Aと中間用ボルト83Bを上部接続部材31の取
付孔39に挿通すると共に、前記下部接続部材5
0の長さ調整取付長孔61に固定した棟用ボルト
83Cを前記上部接続部材31の調整取付用長孔
40に挿通し、座金を介してナツトにより取付け
られ、標準取付においては第11a図に示すよう
に、野地幅の端部と中間部接続部材Aの端部とが
そろつている。 中間部接続部材Aが熱膨脹によつて標準より伸
長を行うと、第11b図に示すように、野地幅の
端部より中間部接続部材Aの端部が突出してプラ
ス調整取付となり、中間部接続部材Aが標準より
縮小すると、第11c図に示すように、中間部接
続部材Aの端部より野地幅の端部が突出してマイ
ナス調整取付となる。 第12a図〜第12c図は金属屋根板の構造を
示すもので、第12a図、第13a図及び第13
b図において、軒先金属屋根板85は、一端を下
方に曲げた軒先水切部86と、他端を上方に曲げ
た水返係合壁87を有し、両側には下部接続部材
50の金属屋根板係合片58と係合する立上り部
である係合防水壁88が設けられる。 第12b図、第13c図において、中間金属屋
根板89は、一端に前記水返係合壁87と係合す
る係合水切部90を設け、他端に水切係合壁91
を設け、両側には軒先金属屋根板85と同様に係
合防水壁92を設ける。 第12c図、第13d図において、棟金属屋根
板93は一端に中間金属屋根板89の水返係合壁
91と係合する係合水切部94を設け、他端に上
方に曲げた防水壁95を設け、両側に立上り部で
ある係合防水壁96を設ける。 そして、金属屋根板の水返係合壁と係合防水壁
とは第14a図と第14b図に示すように取付け
の調整が可能となつている。 次に、各金属屋根板の下部接続部材50への取
付け及び各金属屋根板の連結について説明する。 第15図は各金属屋根板の取付を示す図で、始
めに軒先金属屋根板85の軒先水切部86を軒先
側にして、軒先棧木5Aに固定した軒先支持材1
0の水平部に係合し、両側に設けた係合防水壁8
8を下部接続部材50の金属屋根板係合片56に
はめ込み、次に中間金属屋根板89の係合水切部
90を軒先金属屋根板85の水返係合壁87に係
合し、両側の係合防水壁92を下部接続部材50
の金属屋根板係合片56にはめ込み、最後に棟金
属屋根板93を矢印方向に移動して係合水切部9
4を中間金属屋根板89の水返係合壁91と係合
させ、両側の係合防水壁96を下部接続部材50
の金属屋根板係合片56にはめ込むことにより順
次取付けられる。 中間部接続部材Aは、第16a図、第16b図
に示すように、上部接続部材31及び下部接続部
材50から構成されている。 Pは採光ガラス体固定金具で、前記上部接続部
材31の上部支持溝37を覆うように載置し、前
記上部支持溝37を利用してねじ41で固定され
る。採光ガラス体固定金具Pは、上部に棟方向に
開口する係合段部42を有し、ここに、採光ガラ
ス体Bを上方から嵌合する。83A,83B,8
3Cは上部接続部材31と下部接続部材50を連
結するボルトで、83Aは軒先用ボルト、83B
は中間用ボルト、83Cは軒用ボルトである。 第16c図は、上部接続部材31の上方開放部
を覆う中間部接続部材カバーDを示し、平面部本
体下面に上部接続部材31の立上り部36の内側
に設けた嵌合凸部36aに係合する嵌合凹部62
aを有する垂下脚片62を2条設け、その両外側
には軒先方向端部にその一端を突出して水切片6
3aを有する垂下水切抑止片63を設け、前記平
面部本体の下面両端には係合片64を設け、前記
平面部本体の棟部寄り端部には上部接続部材31
の調整取付用長孔40に相当して調整取付用長溝
65が形成され、前記中間部接続部材カバーDの
上部には図示しない軒先装飾補強板が係合片64
を利用して摺動自在に係合している。 そして、下部接続部材50、上部接続部材3
1、中間部接続部材カバーDを規格寸法として長
さの差が100mmの複数の規格製品とすることによ
り、現場での切りつめ、孔あけ等の加工を行なう
必要をなくする。 第17図は接続部材固定金具Tを示す。接続部
材固定金具Tは、前記下部接続部材50の支持溝
51aに嵌合する突部66aを有し、前記突部6
6a一端に目測ガイド切欠部11を形成し、該突
部66a上面には前記支持溝51aの固定用丸孔
58と摺動取付孔59に嵌入する下部接続部材5
0の支持溝51a部分の厚みよりやや長いねじを
有しない大径部を有するボルト67を設け、前記
突部66aの他端下部には各棧木に係合する支脚
片68を設ける。突部66a両側下部に設けた水
平フランジ66bには取付孔69を設け、釘等に
より各棧木に固定する。 第18図に示すように、採光ガラス体Bの縦棧
110と中間部接続部材カバーDの垂下水切抑止
片63との間には間隔が設けられ、その間隔は熱
気排出孔を兼ねた侵入水の凍結破損防止部151
を形成する。 中間部接続部材カバーDの垂下脚片62と垂下
水切抑止片63の間に採光ガラス体Bの縦棧11
0の水返防水壁114が嵌合するが、該水返防水
壁114の両側には空間が、頂部には隙間が形成
されている。 また、上部接続部材31、採光ガラス体B、中
間部接続部材カバーDの組合せは、軒先部から棟
部に至る煙突状空間152を形成する。 これら熱気排出溝と凍結破損防止部151、煙
突状空間152及び後述する棟冠Iの棟部熱気排
出孔Jからは、エネルギー収集器Sに有害な熱気
が外部に排出され、凍結破損防止部151に溜ま
る水はその広さにより凍結によつて器具を破損す
ることがない。 野地面に固定された接続部材間には、採光ガラ
ス枠Bが取付けられる。採光ガラス体Bは上棧、
下棧、両縦棧及びガラスで構成され、その内面部
にL字型段部を形成し、ここにアモルフアスシリ
コンまたはシリコン結晶体等からなる太陽光電池
等のエネルギー収集器Sを装着する。そして、第
1図に示すように、軒先から棟部に至る間に複数
個のものがその上下端で所定間隔を保つて組合わ
される。 第19図は下部接続部材50と上部接続部材3
1との取付図であり、軒先側を軒先用ボルト83
Cで固定し、前記上部接続部材31には軒先寄り
に上部支持溝37を利用してボルト43で第20
図の軒先係合金具44を固定し、前記軒先係合金
具44は上部に図示しない防塵・配線点検カバー
Gを係止する係合面45を有している(金属屋根
板は図示省略)。そして、上部接続部材31の上
方開放部に中間部接続部材カバーDを上方より押
圧して嵌合係合する。 なお、下部接続部材50はアルミ合金等の金属
あるいは合成樹脂等よりなる。 第21a,21b図は側部接続部材A′を示し、
第21a図は側上部接続部材70、第21b図は
側下部接続部材76、第21c図は側部接続部材
カバーD′を示す。側部接続部材A′の片半分側の
構成は前記中間部接続部材Aとまつたく同一であ
るから、同一部位には同一符号を付して説明を省
略する。側部接続部材A′の残りの半分側には採
光ガラス体Bや金属屋根板が取付けられないの
で、この側の側上部接続部材70には上部支持溝
37や上部排水溝38が、側下部接続部材76に
は下部係合排水溝57が、側部接続部材カバー
D′には垂下水切抑止片63が設けられていない。 側上部接続部材70の本体71の残り半分側に
は立上り部72を設け、立上り部36と前記立上
り部72とにより上方開放部を形成し、該立上り
部36,72には嵌合凸部73を設け、前記立上
り部72上縁を外側に折曲げて嵌合凸部74を形
成し、本体71の下面他側には側下部接続部材7
6の外部垂下脚片78に係合する係合片75を形
成する。側下部接続部材76の残り半分側には他
方の立上り壁53の上端に直角に張出した上部片
77を形成し、前記上部片77の外縁より下方に
垂下する2条の水切片78aを有する外部垂下脚
片78を設け、前記立上り壁53と前記外部垂下
脚片78間には支持溝51aの他側に下方に開口
したプラスマイナス係合調整部79を形成し、前
記立上り壁53の下部を支脚片80とし、また、
側上部接続部材カバーD′の残り半分には中間部
接続部材カバーDと異なつて垂下水切抑止片が設
けられず、側上部接続部材70の嵌合凸部74が
嵌合する嵌合凹部81を設け、その平面部本体の
棟寄り端部に側上部接続部材76の調整取付用長
孔に相当して調整取付用長溝82を形成する。側
部接続部材A′は、第21a図、第21b図に示
すように、側上部接続部材70及び側下部接続部
材76から構成されている。 そして、第22図に示すように、採光ガラス体
Bの縦棧110側面と側部接続部材カバーD′の
垂下水切抑止片63との間には間隔を有し、この
間隔は凍結破損防止部151を形成し、また、側
上部接続部材70、採光ガラス体B、側部接続部
材カバーD′の組合せは、煙突状空間152を形
成し、側上部接続部材70の嵌合凸部74が側部
接続部材カバーD′の嵌合凹部81に嵌入して風
圧強化構造を形成し、プラスマイナス係合調整部
79は凍結防止空間ともなる。 次に、野地幅の誤差調整について説明する。 第24図は、太陽エネルギー収集屋根の横断面
図を示し、各金属屋根板はその立上り部である係
合防止壁を下部接続部材50,57に係合するこ
とにより横方向に順次接続されている。接続部材
は、図面右から側部接続部材A′、中間部接続部
材Aが図示されている。Cは側部補強材、27は
前記側部補強材Cに取付けられた側部脱着カバー
である。野地幅の誤差調整は側下部接続部材76
に設けたプラスマイナス係合調整部79にて行
う。 標準取付の場合は、第25a図に示すように、
プラスマイナス係合調整部79に嵌合される側部
補強材Cの防水壁15は側下部接続部材76のプ
ラスマイナス係合調整部79内の略中央に位置す
る。 第25c図に示すように、野地幅が標準より短
い場合は、側部接続部材A′の一部が屋根外方に
出てしまうので、側部補強材Cの防水壁15は側
下部接続部材76のプラスマイナス係合調整部7
9内の内側寄りに係合位置する。 また、第25b図に示すように、野地幅が標準
より長い場合は、側部接続部材A′は屋根内方に
設置されるので、側部補強材Cの防水壁15は側
下部接続部材76のプラスマイナス係合調整部7
9内の外側寄りに係合位置する。 そして、側下部接続部材76の外部垂下脚片7
8には2条の水切片78aが形成されているの
で、側部補強材Cの水切片16を有する防水壁1
5と共に雨仕舞を完璧に行うことができる。 また、側下部接続部材76は、第23a図及び
第23b図に示すように、下部接続部材50と同
様に、その中央に装着された垂下係合支脚46と
係合棧木5Cに固定した接続部材固定金具Tによ
り取付けられて、その棟寄り後方が、棟棧木5E
より突出しており、側下部接続部材76は下部接
続部材50と同様に野地面長さが標準の場合に
は、第26a-1図及び第26a-2図に示すように、
接続部材固定金具Tのボルト67が側下部接続部
材76の摺動取付孔59の中央に位置すると共
に、最も棟寄りの接続部材固定金具Tのボルト6
7が側下部接続部材76の長さ調整取付長孔61
の中央となる調整目盛60の0に位置して標準取
付となり、野地面長さが標準より短い場合には、
第26b-1図及び第26b-2図に示すように、接続
部材固定金具Tのボルト67が摺動取付孔59に
対して側下部接続部材76の長手方向中央寄りに
位置すると共に、最も棟寄りの接続部材固定金具
Tのボルト67が側下部接続部材76の長さ調整
取付長孔61のマイナスとなる調整目盛60の軒
先方向に位置してマイナス調整取付となり、野地
面長さが標準より長い場合には、第26c-1図及
び第26c-2図に示すように、接続部材固定金具
Tのボルト67が摺動取付孔59に対して側下部
接続部材76の端部寄りに位置すると共に、最も
棟部寄りの接続部材固定金具Tのボルト67が側
下部接続部材76の長さ調整取付長孔61のプラ
スとなる調整目盛60の棟方向に位置してプラス
調整取付となる。 なお、側下部接続部材76は中間部接続部材A
の下部接続部材50と同様に接続部材固定金具T
により摺動可能に取付けられ、接続部材A,
A′はアルミ合金等の金属あるいは合成樹脂等を
用いることができる。 次に、巴冠Lは、第27図に示すように棟冠I
に取付けられ、巴冠Lには棟冠Iと側上部接続部
材70及び側部補強材Cに嵌合する切欠部97と
断面U字取付溝98が形成される。M′は断面U
字取付溝98に係合する巴冠用の連結具部材であ
り、N′は側部接続部材カバーD′に摺動自在に装
着した連結具部材M′と係合する巴冠取付部材で
あり、巴冠Lは棟冠Iの側部へ矢印方向より嵌合
する。 次に、防塵キヤツプEの側部接続部材カバー
D′への取付けは、第28b図に示す切欠係合凹
部99と軒先部吸気孔H及び取付支持板100を
有する防塵キヤツプEを第28a図に示すよう
に、側部接続部材A′に嵌合し、側部接続部材カ
バーD′に摺動自在に係合した第28c図に軒先
補強板191を取付支持板100に係合し、防塵
キヤツプEは前後左右上下を嵌合して軒先用ボル
ト83Aで耐風圧性をもたせて強固に緊結固定
し、点検装備に脱着容易な構造とする。 また、第29図に示すように、棟部は側上部接
続部材70の嵌合凸部74と棟冠取付部材N′の
嵌合凹部101とが係合して風圧強化構造となる
よう形成される。 次に、第30図〜第33図を参照して軒先構造
について説明する。 第30a図及び第32a図のGは、防塵・配線
点検カバーで、第30a図に示すように、本体上
面棟方向端部に立上り水返係合壁160を形成
し、両側端部に水切片161aを有する立上り水
返防水壁161を形成し、軒先端部に垂下水切片
162を形成する。この水返係合壁160はその
先端頂部に防塵・雨水防止パツキンのためのパツ
キン係合突片160aを有している。軒先部下面
には垂下板163を設け、その端部には、軒先支
持材10上に嵌合係合する張出嵌合凹部164を
形成する。垂下板163の下端には棟方向に張り
出す張出係合突片165を設け、該突片165端
部に立上り嵌合凸部166を形成する。垂下板1
63中間部外面部には軒先部吸気孔Hを穿設し、
その上部に屁168を形成する。167は、本体
下面中央の長手方向に形成した軒先係合金具44
と係合する係合突片である。 第30b図は軒先防塵装置Uを示すもので、上
壁212、底壁213、端壁214よりなる枠体
の一側に合成樹脂、金属等の防塵網215を設け
られ、その下端に嵌合凹部216が形成されてい
る。そして、この嵌合凹部216を防塵・配線点
検カバーGの嵌合凸部166に挿入することによ
り、軒先防塵装置Uは防塵・配線点検カバーGの
上面と張出係合突片165と垂下板163との間
に収められる。 防塵・配線点検カバーGの取付けは次のように
行われる。水返係合壁160のパツキン係合突片
160aに防塵・雨水防止用のパツキン217
(第33b図)を嵌めて軒先部採光ガラス体B1
下棧111の水切嵌合凹部118内に嵌挿し、両
側端部の水返防水壁161を中間部接続部材カバ
ーDの垂下水切抑止片63の内側に嵌め、該防水
壁161の頂部を中間部接続部材カバーDに当接
する。そして、係合突片167を軒先係合金具4
4の係合面45の端部に係合することにより、防
塵・配線点検カバーGを定位置に取付ける。張出
嵌合凹部164は、軒先支持材10に嵌合される
軒先金属屋根板85の軒先水切部86と嵌合す
る。 以上のように、防塵・配線点検カバーGの各個
所が嵌合係合すると、防塵・配線点検カバーGの
軒先内部下面は上部接続部材31に取付けた軒先
係合金具44に載置され、防塵・配線点検カバー
Gは、この軒先係合金具44に防塵・配線点検カ
バーGに設けた係合突片167を係合して取付け
られる。防塵・配線点検カバーGは、前後左右上
下を嵌合係合してボルト等の固定具を一切使用せ
ずに耐風圧性をもたせ、強固に緊結固定される。
また、防塵・配線点検カバーGは、ボルト等の固
定具を一切使用しない装着固定で点検整備に脱着
容易な構造となつている。 第32a図のEは防塵キヤツプを示し、本体は
箱型に形成されている。箱型本体内面上部にキヤ
ツプ取付支持板174を取付け、該支持板174
は内部に軒先装飾補強板191と係合する嵌合部
175を有し、該支持板174他端は外方に張出
して係合突片176を形成する。該係合突片17
6の端部は切欠いて取付U字孔177を設ける。
178は端立突部である。箱型本体中間部棟方向
取付部に上下に切欠係合部179,180を設け
る。箱型本体下部下面に流水孔を兼ねた底吸気孔
181を設け、箱型本体軒先方向面には軒先部吸
気孔Hと庇182とを設ける。 第31a図〜第31c図に示すように、防塵キ
ヤツプEの内部には第31b図に示すキヤツプ防
塵装置Vが設けられる。このキヤツプ防塵装置V
はその前面及び底面に防塵網218を有してい
て、その底壁端部が防塵キヤツプE底面に形成し
た嵌合突片220の内面に係合し、その前面が防
塵キヤツプEの前壁左右端に当接することによつ
て防塵キヤツプE内に着脱自在に収納される。 次に、防塵キヤツプEの取付けを説明する。防
塵キヤツプ本体のキヤツプ取付支持板174を上
部接続部材31の上方開放部に挿入する。該キヤ
ツプ取付支持板174の取付U字孔177は、上
部接続部材31の上方開放部に露出している軒先
用ボルト83Aにまたがつて係合し、同時に本体
中間部の切欠係合部179,180が防塵・配線
点検カバーGの軒先部上部の垂下水切片162と
下部の張出嵌合凹部164にそれぞれ嵌合係合す
る。 次に、張出した係合突片176の端立突部17
8に座金183を当接して露出している軒先用ボ
ルト83Aにナツト184で緊結固定する。 192は軒先組立体を構成する軒先脱着用連結
カバーであり、その長さは締結体となる軒先用ボ
ルト83Aを隠蔽するようにされており、上部接
続部材31の軒先用ボルト83Aが見える上方開
放部を覆い、下面には上部接続部材31の立上り
部36の内側に設けた嵌合凸部36aに係合する
嵌合凹部193を有する垂下脚片194を2条、
その両側に防塵・配線点検カバーGの水返防水壁
161に設けた水切片161aと対向するそれぞ
れ2条の水切片195aを有する垂下水切抑止片
195を2条、下面両端には係合片196を2条
それぞれ設け、前記垂下水切抑止片195の棟部
寄りには軒先部採光ガラス体B1の縦棧110に
嵌合する切欠部197が形成されている。 防塵キヤツプEが固定された後、中間部接続部
材カバーDと軒先脱着用連結カバー192を上部
接続部材31の上方開放部に嵌合係合する。 中間部接続部材カバーDは、第16c図にも示
すように、軒先方向端部に水切片63aを有する
垂下水切抑止片63の一部が突出して形成されて
おり、前記中間部接続部材カバーDの上部には、
軒先装飾補強板191が係合片64を利用して摺
動自在に係合している。 中間部接続部材カバーDが上部接続部材31に
嵌合係合した後、第32c図に示すように、軒先
用ボルト83Aの見える軒先寄りの前記上接続部
材31に軒先脱着用連結カバー192を嵌合係合
して、垂下水切抑止片195を前記中間部接続部
材カバーDの垂下水切片63の突出する部分に嵌
合し、軒先装飾補強板191を軒先方向に摺動移
動して、前記中間部接続部材カバーDと前記軒先
脱着用連結カバー192との接続部198を被覆
し、防塵キヤツプE内のキヤツプ取付支持板17
4の嵌合部175に係合する。 軒先部に取付けた防塵キヤツプEは、前後左右
上下が嵌合されており、軒先用ボルト83Aで耐
風圧性をもたせ、強固に緊結固定される。また、
防塵キヤツプEは、軒先装飾補強板191を中間
部接続部材カバーD上に摺動して、軒先脱着用連
結カバー192を上部接続部材31より抜取り、
軒先用ボルト83Aによる固定で点検整備に脱着
容易な構造になつている。 なお、側部接続部材カバーD′に対する軒先脱
着用連結カバーも上記と同様になつている。 次に、軒先部採光ガラス体B1、中間部採光ガ
ラス体B2及び棟部採光ガラス体B3について順次
説明する。 第34図〜第37図を参照して、軒先部採光ガ
ラス体B1について説明する。 軒先部採光ガラス体B1は、2本の縦棧110,
110、下棧111、上棧112及びガラス板1
13とで構成されている。縦棧110は第3b
図、第36図及び第37図に示すように押出型材
製で、内側にガラス板113及びエネルギー収集
器Sを嵌める段部を形成し、上部に水切片114
aを有する水返防水壁114を、下部に垂下脚片
115を備え、この垂下脚片115に上棧112
寄りに熱気排出切欠部116を設けて熱気排出部
とする。垂下脚片115は上部接続部材31の上
部支持溝37に係合する。 下棧111には、第36図に示すように、カバ
ー体であるガラス板113が係合する水切片11
7aを有する係合水切117を設け、前記水切片
117aの下方に防塵・配線点検カバーGの水返
係合壁160が嵌合する水切嵌合凹部118を設
ける。119は軒先係合排水突片、120は下棧
下部に設けた排水係合突部で、採光ガラス体固定
金具Pに嵌合係合する。下棧111と縦棧110
とはねじ121によつて接続固定される。 下棧111は、その両端にのみガラス板113
よりなるカバー体が嵌合する嵌合部111aを設
け、その中間部には嵌合部がなく、ガラス板11
3上部に突出するものがない。 上棧112は、第37図に示すように、内側に
ガラス板113が嵌まる溝122を、その反対側
上部に防塵・雨水防止パツキンを係合するパツキ
ン係合突片123aを先端に有する防水壁123
を設ける。上棧下方張出し部には係合排水突片1
24を設け、該係合排水突片124は中間部採光
ガラス体B2の下棧131の排水係合突部135
に係合する。係合排水突片124の下方には、係
合突部125を形成して採光ガラス体固定金具P
に嵌合係合する。軒先部材採光ガラス体B1は、
前記下棧111の排水係合突部120及び上棧1
12の係合突部材125を採光ガラス体固定金具
Pに嵌合係合することにより接続部材に装着固定
する。なお、パツキングが経年変化等で損傷し漏
水が生じた場合、排水係合突部材120は排水溝
126を形成し、中間部接続部材Aの上部材排水
溝38に連絡して漏水を軒先に流す。上棧112
と縦棧110とはねじ127によつて接続固定さ
れる。128は縦棧110の下部内側に設けた防
水板であつて、縦棧110に2本のねじで取付け
られている。 次に、第38図〜第41図を参照して、中間部
採光ガラス体B2について説明する。 中間部採光ガラス体B2は、2本の縦棧130,
130、下棧131、上棧132及びガラス板1
13とで構成されている。両縦棧130,130
及び上棧132の構成は、前記軒先部採光ガラス
体B1の両縦棧110,110及び上棧112の
構成と同一であるから、同一部位には同一符号を
付し説明を省略する。 下棧131は、第40図に示すように、ガラス
板113が係合する係合水切133を設け、その
下部に排水係合突部135を設け、該係合水切1
33と排水係合突部135とで水切嵌合凹部13
6を形成し、これを前記軒先部採光ガラス体B1
の上棧112、張出部である係合排水突片124
に嵌合係合する。そして、この下棧131もガラ
ス板113よりなるカバー体が嵌合する嵌合部1
31aはその両端部のみに形成され、その中間部
には嵌合部が形成されていない。また、上棧13
2の上部には防塵・雨水防止パツキンを係合する
パツキン係合突片123aを先端に有する防水壁
123が設けられる。 次に、第42図〜第45図を参照して、棟部採
光ガラス体B3について説明する。 棟部採光ガラス体B3は、2本の縦棧140,
140、下棧141、上棧142及びガラス板1
13とで構成されている。 両縦棧140,140の構成は、前記軒先部採
光ガラス体B1の両縦棧110,110及び中間
部採光ガラス体B2の両縦棧130,130の構
成と同一であり、下棧141の構成は、前記中間
部採光ガラス体B2の下棧131の構成と同一で
あるから、同一部位には同一符号を付して示し、
説明を省略する。 上棧142は、下部に採光ガラス体固定金具P
の係合段部42に嵌合係合する係合突部143を
形成する。上棧142上面部は前記軒先部及び中
間部採光ガラス体B1,B2の上棧112,132
と異なり、上方(棟冠内中心方向)に長く張出し
て調整有効面144が形成され、端部に水切14
5aを有する調整取付部145を設けられてお
り、前記調整有効面144の上面には面戸プラス
マイナス調整装置221を軒先方向または棟部上
方方向に摺動自在に装着し、前記調整有効面14
4を除く上棧142を上棧本体とする。 面戸プラスマイナス調整装置221は、通常の
面戸板を兼ね、防水構造を備えて枠体の1つであ
る棟部採光ガラス体B3に設けられ、第46図に
示すように、水平部両側には前記枠体の長さ方向
に100mmの距離移動自在な調整目盛222を有す
る長孔223が設けられ、棟部寄りには両側に取
付孔224を有し、上端に水返225aを有する
防止壁225が設けられ、軒先部寄りには上端に
水切片226を有し、その下部に水切227を有
する面戸防水壁228が設けられている。229
は上記面戸防水壁228の両側寄りに設けられた
切欠部、230は散水管Kを係合する係合片、2
31は水平部軒先寄りの下面に設けた支脚部であ
る。 次に、面戸プラスマイナス調整装置221の棟
部採光ガラス体B3への取付けについて説明する
と、第46図に示すように、前記棟部採光ガラス
体B3の上棧142に設けた調整取付部145に
形成した取付孔146にボルト232を挿通し、
面戸プラスマイナス調整装置221の長孔223
を前記ボルト232に嵌合した後、前記ボルト2
32に長孔223と係合する指示体233を挿通
し、座金234を介してナツト235により緊結
固定し、その支脚部231を調整有効面144上
に係合する。 そして、第47図に示すように、棟部採光ガラ
ス体B3の上棧142に面戸プラスマイナス調整
装置221を取付けた後、前記面戸プラスマイナ
ス調整装置221の切欠部229に洗浄装置Qと
散水管Kの連結部236を上方より係合し、散水
管Kを係合片230上に載置した後、上部に面戸
プラスマイナス調整装置221の水切片226に
嵌合する嵌合部237と横方向に前記連結部23
6に係合する切欠部238とを有する仕切板23
9を横方向から取付け、第48図に示すように、
前記連結部236を切欠部238に係合すること
によつて散水管Kを係止し、洗浄装置Qを前記面
戸プラスマイナス調整装置221の水平面上方に
位置させる。 240は防水カバーであり、水平部の棟部より
上方には上端に水切片241を有し、両側よりに
長孔よりなる摺動取付孔242を有する防水壁2
43が設けられ、軒先寄りには洗浄装置Qを上方
より嵌合する嵌合部244を設け、水平部下面に
は中間部接続部材カバーD上で防水カバー240
を支持する支脚部245が設けられる。 防水カバー240の面戸プラスマイナス調整装
置221への取付けは、面戸プラスマイナス調整
装置221の防水壁225に設けた取付孔224
に取付ボルト246を挿通し、嵌合部244が洗
浄装置Qを覆うようにして、摺動取付孔242を
前記取付ボルト246に嵌合し、座金247を介
してナツト248を螺着することによりこれを行
なう。防水カバー240が取付けられた後、第4
9図に示すように棟冠Iを装着する。 また、中間部接続部材カバーDは、第47図及
び第48図に示すように、棟部寄りに設けた調整
取付用長溝65を棟用ボルト83cを利用して座
金を介してナツトにより強固に緊結固定し、耐風
圧性をもたせている。 次に、各採光ガラス体B1,B2,B3の接続部材
への取付け及び各採光ガラス体B1,B2,B3の連
結について説明する。 第50図及び第51図は、軒先部採光ガラス体
B1の取付け前の図及び取付け後の図を示す。P
は中間部接続部材Aに固定した採光ガラス体固定
金具で、上部に棟の方向に開口する係合段部42
を有し、ここに軒先部採光ガラス体B1の下棧1
11の排水係合突部120を上方から嵌め、同様
に、軒先部採光ガラス体B1の上棧112の係合
突部125を採光ガラス体固定金具Pの係合段部
42に上方から嵌合し、これにより軒先部採光ガ
ラス体B1は中間部接続部材Aに取付けられる。 Gは防塵・配線点検カバーで、パツキン係合突
片160aに防塵・雨水防止用のパツキン217
を係合した水返係合壁160が形成され、それが
下棧111の上部に設けた水切嵌合凹部118内
に嵌合され、防塵・配線点検カバーGの上面板は
軒先係合排水突片119に当接する。 第52図及び第53図は、中間部採光ガラス体
B2の取付け前の図及び取付け後の図を示す。中
間部採光ガラス体B2の下棧131に設けた排水
係合突部135により形成される水切嵌合凹部1
36を、前記軒先部採光ガラス体B1の上棧11
2の係合排水突片124に嵌合係合し、上棧13
2の係合突部125を中間部接続部材Aに固定さ
れた採光ガラス体固定金具Pの係合段部42に嵌
合係合することにより、中間部採光ガラス体B2
は、軒先部採光ガラス体B1に連結し、中間部接
続部材Aに取付けられる。 棟部採光ガラス体B3の取付けは、第54図及
び第55図に示すように、前記中間部採光ガラス
体B2の取付けと同様に行われる。このようにし
て、第51図、第53図及び第55図に示す如
く、各採光ガラス体B1,B2,B3の上棧、下棧は
嵌合係合して防塵並びに防水構造を形成する。 そして、第56図a〜hに示すように、軒先部
採光ガラス体B1、中間部採光ガラス体B2、棟部
採光ガラス体B3を取付けることにより、係合水
切117,133と防水壁123との空間に凍結
破損防止部147を形成し、126は排水溝であ
り、係合排水突片124と共に上部接続部材31
の上部排水溝38に通じ、採光ガラス体Bのパツ
キングの経年変化や太陽エネルギー収集屋根の組
合せ外面部から万一の場合の漏水を外部に排出す
る。 なお、採光ガラス体Bの縦棧114と中間部接
続部材カバーDの垂下脚片62と垂下水切抑止片
63と上部接続部材31の上部支持溝37と上部
排水溝38と下部接続部材50の下部係合排水溝
57と金属屋根板とで完璧の防水構造を形成す
る。 次に、棟構造について説明する。 棟冠Iは、並列する接続部材の棟方向端部上面
に載置して棟部構造を構成する部材で、第57図
に示すように、本体側面長手方向に棟部熱気排出
孔J、庇201を形成し、本体側面内側に排水溝
202を形成する。203は排水溝202の立上
り突片であり、ここに水返204を有する防水板
205を固定し補強する。本体側面下部には長手
方向に断面U字型取付溝206を形成する。 棟冠Iは、第57図〜第59図に示すように取
付けられる。あらかじめ、中間部接続部材カバー
D上に、該中間部接続部材カバーDの両側に設け
た係合片64を利用して棟冠装飾取付部材Nを摺
動自在に装着しておき、中間部接続部材カバーD
上に載置された棟冠Iの断面U字型取付溝206
に連結具部材Mの係合部209を引掛け、該連結
具部材Mを中間部接続部材カバーDの上面に載置
する。載置された連結具部材Mの平面に、先に中
間部接続部材カバーDに装着した棟冠装飾取付部
材Nを摺動移動して連結具部材Mの平面部上部を
被覆して嵌挿し係合して棟冠Iを固定する。21
1は棟冠接続カバーである。 融雪用の散水装置Qは、棟部採光ガラス体B3
の上棧142に設けた面戸プラスマイナス調整装
置221上で棟冠Iと同方向に配設され、前記洗
浄装置Qに連絡した散水管Kの散水孔210は棟
冠Iの下端より棟部採光ガラス体B3上に臨んで
設けられる。 棟冠Iは、下部接続部材50、上部接続部材3
1に、棟用ボルト83cで一体に装着された中間
部接続部材カバーDに連結具部材Mと棟冠装飾取
付部材Nとで棟構造が耐風圧性を有して強固に緊
結固定される。 棟冠Iの装着固定は、連結具部材Mと棟冠装飾
取付部材Nとで装着固定され、点検整備に脱着容
易な構造になつており、棟構造は熱膨脹に対して
棟冠が長手方向に熱摺動し、接続部材は長手方向
に熱摺動して、棟冠Iと接続部材は相互に熱摺動
して熱膨脹(歪)を吸収する取付構造になつてい
る。 本発明は、以上のように構成され取付けられる
が、敷地または家屋構造の関係で野地長さや野地
幅が標準どおりではない場合でも誤差を調整して
取付けることができる。 以下、棟部及び側部の誤差を調整する取付施工
法について述べる。 第60図において、Aは家屋の間口長さ、Bは
片流間口長さ、Cは軒先長さ、Dは片流間口長さ
Bと軒先長さCを加えた長さ、Eは野地板長さ、
Fは軒先部配線スペース、Gは棟部配線スペー
ス、Hは調整有効長さ、Iは採光スペースとす
る。 そして、第61図に示すように、底辺がb、高
さがh、斜辺がl、底辺bと斜辺lとのなす角度
がαである直角三角形を考える。 軒先配線スペース(軒先部採光ガラス体B1
端と野地板2下端との距離)F=100mm、棟部配
線スペース(棟冠Iの幅)G=120mm、調整有効
長さ(棟部採光ガラス体B3上端と棟冠I側面と
の距離)H=70mmとし、採光ガラス体Bの規格寸
法をそれぞれ長さの差が等間隔にA:700mm、
B:800mm、C:900mm、D:1000mmの4種類の枠
体とする。ただし、棟部採光ガラス体B3の長さ
には調整有効面144の長さを含まないものとす
る。そして、4寸5分勾配の場合b=100、h=
45となるから、l=109.5、α=24.1°となり、間
口Aが2.0間から0.5間の間隔で5.0間までを考え、
軒先長さC=455mmとすると、第1表に示すよう
に、片流間口B、片流間口Bと軒先長さCを加え
た長さD、野地板長さE,採光スペースI=E−
(F+G+H)、採光ガラス体Bの組合せ寸法、棟
部誤差調整寸法がそれぞれ算出される。 5寸8分勾配の場合には、b=100、h=58と
なるからl=115.6、α=30.0°となり、軒先長さ
C=303mmとすると第2表のような採光ガラス体
Bの組合せとなり、棟部誤差調整寸法が算出さ
れ、3寸勾配の場合にはb=100、h=30となる
から、l=104.4、α=16.4°となり、軒先長さC
=606mmとすると第3表に示すような採光ガラス
体Bの組合せとなり、棟部誤差調整寸法が算出さ
れる。 棟部は、第62a-1図及び第62a-2図に示すよ
うに、野地面が標準で、棟棧木5Eに装着した接
続部材固定金具Tのボルト67が下部接続部材5
0の長さ調整取付長孔61の中央である調整目盛
60の0に位置するとき、第63図に示すよう
に、棟部採光ガラス体B3の端部が棟冠Iのほぼ
中央に位置し、棟冠Iの面戸板定位置となる面戸
プラスマイナス調整装置221の長孔223に係
合した指示体233が調整目盛222の0を指示
するように取付けられて標準取付となり、前記面
戸板プラスマイナス調整装置221の軒先側が棟
冠Iの軒先部側に近接し、防水壁を形成して棟冠
I内に納まり、調整有効面の長さは70mmとなる。 第64a-1図及び第64a-2図に示すように、野
地面が標準より短く、棟棧木5Eに装着した接続
部材固定金具Tのボルト67が下部接続部材50
の長さ調整取付長孔61のマイナス側となる軒先
寄りで調整目盛60のマイナス50に位置すると
き、第65図に示すように、棟部採光ガラス体
B3の端部が棟冠Iの中央より棟部採光ガラス体
B3の反対側に位置し、棟冠Iの面戸板防水構造
が不可能になつた場合、面戸プラスマイナス調整
装置221を軒先方向に摺動させて、長孔223
に係合した指示体233が調整目盛222の0よ
り棟部寄りのプラス50を指示するように取付けら
れてマイナス調整取付となり、前記面戸プラスマ
イナス調整装置221が棟冠I内に納まると共に
前記棟冠Iの面戸板を兼ねて棟冠Iの軒先側に近
接し、防水構造を可能にして調整有効面の長さは
20mmとなり、棟部採光ガラス体B3のエネルギー
収集するガラス面は棟冠Iと距離を置き、ナイナ
ス調整してもエネルギー収集に損失を与えること
なく棟部採光ガラス体B3の採光ガラス面は全表
面が有効にエネルギーを収集する。 また、第66a-1図及び第66a-2図に示すよう
に、野地面が標準より長く、棟棧木5Eに装着し
た接続部材固定金具Tのボルト67が下部接続部
材50の長さ調整取付長孔61のプラス側となる
棟寄りの調整目盛60のプラス50に位置すると
き、第67図に示すように、棟部採光ガラス体
B3の端部が棟冠Iの中央より棟部採光ガラス体
B3側に位置し、面戸プラスマイナス調整装置2
21を定位置に設定できず、面戸板と防水壁の構
造が不可能になつた場合、面戸プラスマイナス調
整装置221を棟部方向に摺動させて、長孔22
3に係合した指示体233が調整目盛222の0
より軒先寄りのマイナス50を指示するように取付
けられ、プラス調整取付となり、前記面戸プラス
調整装置221が棟冠Iに確実に納まると共に棟
冠Iの面戸板を兼ねて棟冠Iの軒先側に近接し、
防水構造を可能にして調整有効面の長さは120mm
となる。 よつて、例えば第3表の間口A=2.5間の場合
には、採光スペースI=2700mmとなり、採光ガラ
ス体のCを3枚組合せると採光ガラス体の組合せ
寸法が2700mmとなり、棟部誤差調整が0mmとなる
ため、第63図に示すように取付けられる。 そして、第4表の間口A=3.0間の場合には採
光スペースI=3210mmとなり、採光ガラス体のA
を2枚とBとDとを組合せると、採光ガラス体の
組合せ寸法が3200mmとなり、棟部誤差調整が+10
mmとなるため、第67図に示すように、面戸プラ
スマイナス調整装置221を棟部寄りに摺動さ
せ、指示体233が調整目盛222の10mmを指示
する位置でボルト232にナツト235を螺着し
て取付ける。 また、第5表の間口A=3.5間の場合には、採
光スペースI=3660mmとなり、採光ガラス体のC
を3枚とDを組合せると、採光ガラス体の組合せ
寸法が3700mmとなり、棟部誤差調整が−40mmとな
るため、第65図に示すように、面戸プラスマイ
ナス調整装置221を軒先方向に摺動させ、指示
体233が調整目盛222の40mmを指示する位置
でボルト232にナツト235を螺着して取付け
る。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 面戸プラスマイナス調整装置221は棟部採光
ガラス体B3の上棧142に対して各採光ガラス
体B1,B2,B3の長さの差である100mmを標準位置
よりプラスに50mm、ナイナスに50mmそれぞれ摺動
させることにより採光スペースIと採光ガラス体
Bの組合せ寸法との誤差を調整することができ
る。 次に、第6表〜第12表は、第3表における2.0
間から0.5間おきに5.0間までを各間口に対して軒
先長さを90mmずつ増減した場合の採光スペースI
とこれに対する採光ガラス体の組合せを表わした
ものである。 第13表〜第15表は、採光スペースに対する採光
ガラス体の組合せを表わしたものである。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 よつて、長さの差が100mm毎の等間隔である700
mm〜1000mmまでの4種類の採光ガラス体を揃えて
おけば、採光スペースに合せて採光ガラス体を組
合せ、長さの差に相当する±50mmまでの誤差を棟
部の採光ガラス体に装着した枠体の長さ方向に
100mmの距離移動自在な面戸プラスマイナス調整
装置221によつて調整すれば採光ガラス体を簡
単に施工することができる。 そして、第63図、第65図及び第67図にも
示すように、棟部採光ガラス体B3の調整取付部
145に取付けた棟冠Iの面戸板を兼ねる面戸プ
ラスマイナス調整装置221は、標準取付、マイ
ナス調整取付あるいはプラス調整取付のどの場合
においても、前記棟部採光ガラス体B3の調整有
効面144を除く上棧本体と前記面戸プラスマイ
ナス調整装置221の下端との間に常に距離をお
くため、棟冠Iの一部が前記棟部採光ガラス体
B3のガラス板113上を覆うことがなく太陽光
が遮断されず、エネルギー収集器Sを常に効率よ
く使用することができる。 次に、側部の棟部は、第68a-1図及び第68
a-2図に示すように、野地面が標準で、棟棧木5
Eに装着した接続部材固定金具Tのボルト67が
側下部接続部材76の長さ調整取付孔61の中央
である調整目盛60の0に位置するとき、第69
図に示すように、棟部採光ガラス体B3の端部が
棟冠Iのほぼ中央に位置し、棟冠Iの面戸板定位
置となる面戸プラスマイナス調整装置221の長
孔223に係合した指示体233が調整目盛22
2の0を指示するように取付けられて標準取付と
なり、棟冠Iの軒先側に面戸プラスマイナス調整
装置221の軒先側が近接して防水構造を構成
し、調整有効面の長さは70mmとなる。 そして、第70a-1図及び第70a-2図に示すよ
うに、野地面が標準より短く、棟棧木5Eに装着
した接続部材固定金具Tのボルト67が側下部接
続部材76の長さ調整取付長孔61のマイナス側
となる軒先寄りで調整目盛60のマイナス50に位
置するとき、第71図に示すように、棟部採光ガ
ラス体B3の端部が棟冠Iの中央より棟部採光ガ
ラス体B3の反対側に位置し、棟冠Iの面戸板防
水構造が不可能となつた場合、面戸プラスマイナ
ス調整装置221を軒先方向に摺動させて、長孔
223に係合した支持体233が調整目盛222
の0より棟寄りのプラス50を指示するように取付
けられてマイナス調整取付となり、棟冠Iの軒先
側に面戸プラスマイナス調整装置221の軒先側
が近接して防水構造を構成し、調整有効面の長さ
は20mmとなる。 また、第72a-1図及び第72a-2図に示すよう
に、野地面が標準より長く、棟棧木5Eに装着し
た接続部材固定金具Tのボルト67が側下部接続
部材76の長さ調整取付長孔61のプラス側とな
る棟寄りで調整目盛60のプラス50に位置すると
き、第73図に示すように、棟部採光ガラス体
B3の端部が棟冠Iの中央より棟部採光ガラス体
B3側に位置し、面戸プラスマイナス調整装置2
21を定位置に設定できず、面戸板と防水壁の構
造が不可能となつた場合、面戸プラスマイナス調
整装置221を棟方向に摺動させて、長孔223
に係合した指示体233が調整目盛222の0よ
り軒先寄りのナイナス50を指示するように取付け
られてプラス調整取付となり、棟冠Iの軒先側に
面戸プラスマイナス調整装置221の軒先側が近
接して防水構造を構成し、調整有効面の長さが
120mmとなる。 第74図に示すように、軒先部採光ガラス体
B1のガラス板113と中間部採光ガラス体B2
ガラス板113及び棟部採光ガラス体B3のガラ
ス板113の表面は連続しており、洗浄装置Qと
連結した散水管Kの散水孔210は棟冠Iの下部
より採光ガラス体B上に散水可能な構造とされ、
ガラス板113上に積もつた雪を融雪し、また、
ごみや塵等を洗浄して太陽電池ルーフとしての効
率を高め、採光ガラス体Bで囲まれた構造体から
発生する対流現像による熱気を棟部熱気排出孔J
と軒先部吸気孔Hによる換気機能により外部に排
出する。この際、軒先部吸気孔Hより吸入される
吸気中に含まれる塵埃は、軒先防塵装置Uの防塵
網で濾過される。 発明の効果 以上に述べたように、本発明の太陽エネルギー
収集屋根の中間部接続部材は、断面略溝型の本体
両側に下部係合排水溝と垂下脚片とを設け、前記
本体の底部下面に長手方向に沿う支持溝を設け、
前記支持溝の両側に溝型係合部を設け、前記支持
溝の長手方向略中央に固定用丸孔を設け、前記固
定用丸孔の両側に間隔をおいて長孔を設けた下部
接続部材と、中空本体の下面両側に前記下部接続
部材の溝型係合部に係合する垂下係合支脚を設
け、前記中空本体の上面両側に立上り部を設け、
前記中空本体の中間部両側に張出して上部支持溝
と上部排水溝とを形成し、前記中空本体水平部の
長手方向中央と軒先寄りにそれぞれ取付孔を設け
た上部接続部材とからなり、前記下部接続部材の
支持溝の長手方向棟寄りに長さ調整取付長孔を穿
設し、前記上部接続部材の中空本体水平部の棟寄
りに前記長さ調整取付長孔に相当して調整取付用
長孔を穿設したことにより、前記下部接続部材と
前記上部接続部材を規格寸法として一定間隔、例
えば100mmの長さ間隔で規格製品としておき、野
地面の長さに合つた、もしくは最も近い長さの規
格化された接続部材を選出するのみで、野地面の
長さが標準通りでなくても規格品を現場で切りつ
めあるいは孔あけ等の加工を行なう必要がなく、
前記下部接続部材の長さ調整取付長孔と前記上部
接続部材の調整取付用長孔により野地面の長さに
合せて容易に調整取付を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例における太陽エネル
ギー収集屋根の斜視図、第2a図及び第2b図
は、同上の拡大側断面図、第3a図及び第3b図
は、同上の太陽光電池の取付を示す拡大正断面
図、第4図は、同上の下地の要部斜視図、第5a
図〜第5g図は、通常勾配の棧木施工を示す平面
図、第5h図は、垂直壁の棧木施工を示す正面
図、第6a図〜第6g図は、急勾配あるいは強風
地域の棧木施工を示す平面図、第7図a,b,c
は、側部組立てを順次に示す斜視図、第8a図
は、下部接続部材の斜視図、第8b図は、下部接
続部材の取付時の要部斜視図、第8c図は、同上
の側面図、第9a-1図は、下部接続部材の標準取
付を示す平面図、第9a-2図は、同上の要部側断
面図、第9b-1図は、下部接続部材のマイナス調
整取付を示す平面図、第9b-2図は、同上の要部
側断面図、第9c-1図は、下部接続部材のプラス
調整取付を示す平面図、第9c-2図は、同上の要
部側断面図、第10図は、上部接続部材の平面
図、第11a図は、中間部接続部材の標準取付を
示す要部側断面図、第11b図は、中間部接続部
材のプラス取付を示す要部側断面図、第11c図
は、中間部接続部材のマイナス取付を示す要部側
断面図、第12a図は、軒先金属屋根板の斜視
図、第12b図は、中間金属屋根板の斜視図、第
12c図は、棟金属屋根板の斜視図、第13a図
は、軒先金属屋根板の要部正面図、第13b図
は、軒先金属屋根板の切断右側面図、第13c図
は、中間金属屋根板の切断右側面図、第13d図
は棟金属屋根板の要部切断右側面図、第14a図
は、棟金属屋根板のプラス取付を示す切断側面
図、第14b図は、棟金属屋根板のマイナス取付
を示す切断側面図、第15図は、金属屋根板取付
を示す斜視図、第16a図は、上部接続部材の斜
視図、第16b図は、下部接続部材の斜視図、第
16c図は、中間部接続部材カバーの斜視図、第
17図は、接続部材固定金具の斜視図、第18図
は、採光ガラス体取付時における接続部材の要部
断面図、第19図は、下部接続部材と上部接続部
材の取付を示す斜視図、第20図は、軒先係合金
具の斜視図、第21a図は、側上部接続部材の斜
視図、第21b図は、側下部接続部材の斜視図、
第21c図は、側部接続部材カバーの斜視図、第
22図は、採光ガラス体取付時における側部接続
部材の要部横断面図、第23a図は、側下部接続
部材取付前の要部斜視図、第23b図は、側下部
接続部材取付後の要部斜視図、第24図は、太陽
エネルギー収集屋根の要部横断面図、第25a図
は、太陽エネルギー収集屋根の標準取付を示す要
部横断面図、第25b図は、プラス野地幅の場合
の取付を示す要部横断面図、第25c図は、マイ
ナス野地幅の場合の取付を示す要部横断面図、第
26a-1図は、側下部接続部材の標準取付を示す
平面図、第26a-2図は、同上の要部側断面図、
第26b-1図は、側下部接続部材のマイナス調整
取付を示す平面図、第26b-2図は、同上の要部
側断面図、第26c-1図は、側下部接続部材のプ
ラス調整取付を示す平面図、第26c-2図は、同
上の要部側断面図、第27図は、装飾巴冠取付を
示す斜視図、第28a図は、側部接続部材への装
飾防塵キヤツプ取付を示す斜視図、第28b図
は、装飾防塵キヤツプの斜視図、第28c図は、
軒先装飾補強板の斜視図、第29図は、装飾巴冠
取付時における側部接続部材の要部断面図、第3
0a図は、防塵・配線点検カバーの斜視図、第3
0b図は、軒先防塵装置の斜視図、第31a図
は、防塵キヤツプの斜視図、第31b図は、キヤ
ツプ防塵装置の斜視図、第31c図は、キヤツプ
防塵装置取付時の防塵キヤツプの斜視図、第32
a図は、防塵・配線点検カバー及び軒先補強板の
取付を示す斜視図、第32b図は、防塵・配線点
検カバー及び軒先補強板取付完成時における一部
切断斜面図、第32c図は、中間部接続部材カバ
ーと軒先脱着連結カバーとの取付を示す平面図、
第33a図は、防塵・配線点検カバー及び軒先補
強板の取付前を示す一部切断側面図、第33b図
は、防塵・配線点検カバー及び軒先補強板の取付
を示す一部切断側面図、第33c図は、軒先構造
組立て完成を示す一部切断側面図、第34図は、
軒先部採光ガラス枠の平面図、第35図は、第3
4図の線A−A断面図、第36図は、第34図の
線B−B断面図、第37図は、第34図の線C−
C断面図、第38図は、中間部採光ガラス体の平
面図、第39図は、第38図の線A−A断面図、
第40図は、第38図の線B−B断面図、第41
図は、第38図の線C−C断面図、第42図は、
棟部採光ガラス体の平面図、第43図は、第42
図の線A−A断面図、第44図は、第42図の線
B−B断面図、第45図は、第42図の線C−C
断面図、第46図は、面戸プラスマイナス調整装
置の取付前の斜視図、第47図は、同上の取付後
の斜視図、第48図は、防水カバーの取付前の斜
視図、第49図は、同上の取付後の要部破断斜視
図、第50図は、軒先部採光ガラス体の取付前の
断面図、第51図は、同上の取付後の断面図、第
52図は、中間部採光ガラス体の取付前の断面
図、第53図は、同上の取付後の断面図、第54
図は、棟部採光ガラス体の取付前の断面図、第5
5図は、同上の取付後の断面図、第56図a,
b,c,d,e,f,g,hは、採光ガラス体取
付時の要部断面図、第57図は、棟冠取付完成斜
視図、第58図は、棟冠取付工程を示す斜視図、
第59図は、棟冠取付を示す斜視図、第60図
は、家屋の概略図、第61図は、屋根の片側の概
略図、第62a-1図は、下部接続部材標準取付時
の棟部平面図、第62a-2図は、同上の側断面図、
第63図は、棟部の標準取付を示す要部側断面
図、第64a-1図は、下部接続部材マイナス取付
時の棟部平面図、第64a-2図は、同上の側断面
図、第65図は、棟部のマイナス調整取付を示す
要部側断面図、第66a-1図は、下部接続部材プ
ラス取付時の棟部平面図、第66a-2図は、同上
の側断面図、第67図は、棟部のプラス調整取付
を示す要部側断面図、第68a-1図は、側下部接
続部材標準取付時の棟部平面図、第68a-2図は、
同上の側断面図、第69図は、棟側部の標準取付
を示す要部側断面図、第70a-1図は、側下部接
続部材マイナス取付時の棟部平面図、第70a-2
図は、同上の側断面図、第71図は、棟側部のマ
イナス調整取付を示す要部側断面図、第72a-1
図は、側下部接続部材プラス取付時の棟部平面
図、第72a-2図は、同上の側断面図、第73図
は、棟側部のプラス調整取付を示す要部側断面
図、第74図は、太陽エネルギー収集屋根完成時
の要部斜視図である。 1……垂木、2……野地板、3……下地材、4
……金属屋根板、5A……軒先棧木、5B……下
部中棧木、5C……係合棧木、5D……上部中棧
木、5E……棟棧木、7……断熱材、8……破風
板、8……配線連絡孔、10……軒先支持材、1
0a,10b……摺動取付孔、11……目測ガイ
ド切欠部、12……上部水平部、13……下部水
平部、14……垂直部、15……防水壁、16…
…水切片、17……下向凹溝、18……取付孔、
19……摺動取付孔、20……固定具、21……
ワツシヤ、22……本体部、23……後方突出
部、24……固定片、25……固定孔、26……
ねじ、27……側部脱着カバー、28……突条、
29……軒先装飾補強板、30……凹溝、31…
…上部接続部材、32……本体、33……垂下係
合支脚、34……抑止突部、35……嵌合凹部、
36……立上り部、36a……嵌合凸部、37…
…上部支持溝、38……上部排水溝、39……取
付孔、40……調整取付用長孔、41……ねじ、
42……係合段部、43……ボルト、44……軒
先係合金具、45……係合面、46……垂下係合
支脚、46a……支脚部、47……突部、48…
…ボルト、49……水平フランジ、50……下部
接続部材、51……本体、51a……支持溝、5
2……溝型係合部、53……立上り壁、53a…
…嵌合凸部、54……水平部、55……垂下脚
片、56……金属屋根板係合片、57……下部係
合排水溝、58……固定用丸孔、59……摺動取
付孔、60……調整目盛、61……長さ調整取付
長孔、62……垂下脚片、62a……嵌合凹部、
63……垂下水切抑止片、63a……水切片、6
4……係合片、65……調整取付用長溝、66a
……突部、66b……水平フランジ、67……ボ
ルト、68……支脚片、69……取付孔、70…
…側上部接続部材、71……本体、72……立上
り部、73……嵌合凸部、74……嵌合凸部、7
5……係合片、76……側下部接続部材、77…
…上部片、78……外部垂下脚片、78a……水
切片、79……プラスマイナス係合調整部、80
……支脚片、81……嵌合凹部、82……調整取
付用長溝、83A……軒先用ボルト、83B……
中間用ボルト、83C……棟用ボルト、85……
軒先金属屋根板、86……軒先水切部、87……
水返係合壁、88……係合防水壁、89……中間
金属屋根板、90……係合水切部、91……水返
係合壁、92……係合防水壁、93……棟金属屋
根板、94……係合水切部、95……防水壁、9
6……係合防水壁、97……切欠部、98……断
面U字取付溝、99……切欠係合凹部、100…
…取付支持溝、101……嵌合凹部、110……
縦棧、111……下棧、111a……嵌合部、1
12……上棧、113……ガラス板、114……
水返防水壁、114a……水切片、115……垂
下脚片、116……熱気排出切欠部、117……
係合水切、117a……水切片、118……水切
嵌合凹部、119……軒先係合排水突片、120
……排水係合突部、121……ねじ、122……
溝、123……水返係合壁、123……パツキン
係合突片、124……係合排出突片、125……
係合突部、126……排出溝、127……ねじ、
128……防水板、130……縦棧、131……
下棧、131a……嵌合部、132……上棧、1
33……係合水切、135……排水係合突部、1
36……水切嵌合凹部、140……縦棧、141
……下棧、141a……嵌合部、142……上
棧、143……係合突部、144……調整有効
面、145……調整取付部、145a……水切、
146……取付孔、147,151……凍結破損
防止部、152……煙突状空間、160……水返
係合壁、160a……パツキン係合突片、161
……水返防水壁、161a……水切片、162…
…垂下水切片、163……垂下板、164……張
出嵌合凹部、165……張出係合突片、166…
…嵌合凸部、167……係合突片、168……
庇、174……キヤツプ取付支持板、175……
嵌合部、176……係合突片、177……取付U
字孔、178……端立突部、179,180……
切欠係合部、181……底吸気孔、182……
庇、191……軒先装飾補強板、192……軒先
脱着用連結カバー、193……嵌合凹部、194
……垂下脚片、195……垂下水切抑止片、19
5a……水切片、196……係合片、197……
切欠部、198……接続部、201……庇、20
2……排水溝、203……立上り突片、204…
…水返、205……防水板、206……断面U字
型取付溝、209……係合部、210……散水
孔、211……棟冠接続カバー、212……上
壁、213……底壁、214……端壁、215…
…防塵網、216……嵌合凹部、217……パツ
キン、218……防塵網、220……嵌合突片、
221……面戸プラスマイナス調整装置、222
……調整目盛、223……長孔、224……取付
孔、225……防止壁、225a……水返、22
6……水切片、227……水切、228……面戸
防水壁、229……切欠部、230……係合片、
231……支脚部、232……ボルト、233…
…指示体、234……座金、235……ナツト、
236……連結部、237……嵌合部、238…
…切欠部、239……仕切板、240……防水カ
バー、241……水切片、242……摺動取付
孔、243……防水壁、244……嵌合部、24
5……支脚部、246……取付ボルト、247…
…座金、248……ナツト、A……中間部接続部
材、A′……側部接続部材、B……採光ガラス体、
B1……軒先部採光ガラス体、B2……中間部採光
ガラス体、B3……棟部採光ガラス体、C……側
部補強材、D……中間部接続部材カバー、D′…
…側部接続部材カバー、E……装飾防塵キヤツ
プ、F……側部下隅装飾カバー、G……防塵・配
線点検カバー、H……軒先部吸気孔、I……装飾
棟冠、J……棟部熱気排出孔、K……散水管、L
……装飾巴冠、M……摺動連結部材、M′……連
結具部材、N……棟冠装飾取付部材、N′……巴
冠取付部材、P……採光ガラス体固定金具、Q…
…洗浄装置、S……エネルギー収集器、T……接
続部材固定金具、U……軒先防塵装置、V……キ
ヤツプ防塵装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 断面略溝型の本体両側に下部係合排水溝と垂
    下脚片とを設け、前記本体の底部下面に長手方向
    に沿う支持溝を設け、前記支持溝の両側に溝型係
    合部を設け、前記支持溝の長手方向ほぼ中央に固
    定用丸孔を設け、前記固定用丸孔の両側に間隔を
    おいて長孔を設けた下部接続部材と、中空本体の
    下面両側に前記下部接続部材の溝型係合部に係合
    する垂下係合支脚を設け、前記中空本体の上面両
    側に立上り部を設け、前記中空本体の中間部両側
    に張出して上部支持溝と上部排水溝とを形成し、
    前記中空本体水平部の長手方向中央と軒先寄りに
    それぞれ取付孔を設けた上部接続部材とからな
    り、前記下部接続部材の支持溝の長手方向棟寄り
    に長さ調整取付長孔を穿設し、前記上部接続部材
    の中空本体水平部の棟寄りに前記長さ調整取付長
    孔に相当して調整取付用長孔を穿設したことを特
    徴とする太陽エネルギー収集屋根の中間部接続部
    材。
JP60184298A 1985-08-23 1985-08-23 太陽エネルギー収集屋根の中間部接続部材 Granted JPS6245852A (ja)

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