JP2534099B2 - 屋根の中間部接続部材 - Google Patents
屋根の中間部接続部材Info
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は屋根の中間部接続部材に関する。
従来の技術 従来、屋根仕上材相互及び屋根仕上材の下面に葺かれ
た防水板相互を横方向に接続する中間部接続部材とし
て、特開昭62-178650号公報に記載されたもののよう
に、屋根仕上材の端部を支持する仕上材支持溝を本体下
面より上方に突出して設け、防水板の端部を仕上材支持
溝の外側壁に係止するものが提案されている。
た防水板相互を横方向に接続する中間部接続部材とし
て、特開昭62-178650号公報に記載されたもののよう
に、屋根仕上材の端部を支持する仕上材支持溝を本体下
面より上方に突出して設け、防水板の端部を仕上材支持
溝の外側壁に係止するものが提案されている。
ところが、このような従来の技術では、統一した規格
材として生産・加工された屋根仕上材、防水板及び接続
部材では、あらゆる野地幅に対して取付施工することが
無理であった。
材として生産・加工された屋根仕上材、防水板及び接続
部材では、あらゆる野地幅に対して取付施工することが
無理であった。
また、屋根仕上材の端部は仕上材支持溝内を摺動する
ことができるが、野地幅のプラス・マイナスの誤差を全
て吸収することができず、防水板を使用しても熱による
伸縮や野地幅の誤差等を十分に吸収することができなか
った。
ことができるが、野地幅のプラス・マイナスの誤差を全
て吸収することができず、防水板を使用しても熱による
伸縮や野地幅の誤差等を十分に吸収することができなか
った。
さらに、屋根仕上げ材であるカバーガラス枠の側縁下
端が挿入される支持溝を両側下部に備え、上方を開口し
た中間部接続部材が特開昭59-65152号公報に開示されて
いる。
端が挿入される支持溝を両側下部に備え、上方を開口し
た中間部接続部材が特開昭59-65152号公報に開示されて
いる。
しかし、このものは、カバーガラス枠の下方に防水板
が敷設されていないので防水性能が十分でなく、支持溝
に流入した雨水が溢れると、屋根下地上に落下すると共
に、上方が開口しているために剛性に欠けるいう欠点が
ある。また、中間部接続部材の側壁が屋根下地に接触す
る位置まで下方に延びているので、支持溝の内方におい
て側壁の内側に形成される空間が幅狭くなってしまい、
このため、カバーガラス枠の下方に防水板を敷設して
も、防水板の幅調整を十分行うことができない。もし、
防水板の幅調整を十分なものとするために側壁間の距離
を広くすると、屋根外面に現れる接続部材の幅が広くな
って体裁が悪いばかりか、カバーガラス枠の面積が狭く
なってエネルギー収集効率が低下する。
が敷設されていないので防水性能が十分でなく、支持溝
に流入した雨水が溢れると、屋根下地上に落下すると共
に、上方が開口しているために剛性に欠けるいう欠点が
ある。また、中間部接続部材の側壁が屋根下地に接触す
る位置まで下方に延びているので、支持溝の内方におい
て側壁の内側に形成される空間が幅狭くなってしまい、
このため、カバーガラス枠の下方に防水板を敷設して
も、防水板の幅調整を十分行うことができない。もし、
防水板の幅調整を十分なものとするために側壁間の距離
を広くすると、屋根外面に現れる接続部材の幅が広くな
って体裁が悪いばかりか、カバーガラス枠の面積が狭く
なってエネルギー収集効率が低下する。
また、両側にそれぞれ下方に開口する接続材第1防水
調整部及び第2防水調整部を一対づつ形成し、接続材第
1防水調整部及び第2防水調整部に屋根板の係合防水壁
及び防水壁を挿入するようにした上方開口の接続材が特
開昭58-69954号公報に開示されている。
調整部及び第2防水調整部を一対づつ形成し、接続材第
1防水調整部及び第2防水調整部に屋根板の係合防水壁
及び防水壁を挿入するようにした上方開口の接続材が特
開昭58-69954号公報に開示されている。
しかし、この屋根板は屋根仕上材であって、仕上材の
下方に敷設される防水板ではなく、また、2条の係合防
水壁及び防水壁がそれぞれ接続材第1防水調整部及び第
2防水調整部に挿入されているので、寸法の自由度が小
さくて、係合防水壁及び防水壁のいずれもが接続材第1
防水調整部及び第2防水調整部に挿入し得る位置に形成
されていなくては施工できず、上方開口のため剛性が十
分でないという欠点がある。
下方に敷設される防水板ではなく、また、2条の係合防
水壁及び防水壁がそれぞれ接続材第1防水調整部及び第
2防水調整部に挿入されているので、寸法の自由度が小
さくて、係合防水壁及び防水壁のいずれもが接続材第1
防水調整部及び第2防水調整部に挿入し得る位置に形成
されていなくては施工できず、上方開口のため剛性が十
分でないという欠点がある。
さらに、この構造を前記した特開昭59-65152号公報記
載の接続部材に適用しようとすると、屋根仕上げ材であ
るカバーガラス枠の下端が挿入される支持溝を形成する
ことができず、従って、この屋根板を屋根仕上げ材の下
方に敷設することは不可能である。
載の接続部材に適用しようとすると、屋根仕上げ材であ
るカバーガラス枠の下端が挿入される支持溝を形成する
ことができず、従って、この屋根板を屋根仕上げ材の下
方に敷設することは不可能である。
発明が解決すべき課題 本発明は上記のような欠点を解消し、一部材で屋根仕
上材とその下方に敷設される防水板をともに接続するこ
とができ、野地幅のプラス・マイナスの誤差に対応して
屋根仕上材及び防水板と中間部接続部材とを相対的に移
動することにより、並列する接続部材間隔を大幅に調節
でき、しかも調整可能幅に比して外観に露出する接続部
材幅が狭くて済み、剛性が大で防水板裏面への浸水を防
止し、さらに熱による伸縮を吸収することが可能な屋根
の中間部接続部材を提供することを目的とする。
上材とその下方に敷設される防水板をともに接続するこ
とができ、野地幅のプラス・マイナスの誤差に対応して
屋根仕上材及び防水板と中間部接続部材とを相対的に移
動することにより、並列する接続部材間隔を大幅に調節
でき、しかも調整可能幅に比して外観に露出する接続部
材幅が狭くて済み、剛性が大で防水板裏面への浸水を防
止し、さらに熱による伸縮を吸収することが可能な屋根
の中間部接続部材を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明の屋根の中間部接続部材は、隣接する屋根仕上
材相互及び該屋根仕上材の下面に葺かれた防水板相互を
接続する中間部接続部材において、断面四辺形状の長尺
中空本体の下部水平面を左右側方に張り出し、前記下部
水平面の両側に、屋根仕上材の端部を支持する上方に開
口する仕上材支持溝を前記下部水平面より下方に突出し
て設け、前記仕上材支持溝は、その内側壁の間を前記長
尺中空本体の左右側面よりも広い間隔をあけて形成し、
下部水平面と仕上材支持溝の内側壁とにより、屋根仕上
材の下方に敷設される防水板の側端部を収納する収納調
整空間を形成したことを特徴とする構成を有する。
材相互及び該屋根仕上材の下面に葺かれた防水板相互を
接続する中間部接続部材において、断面四辺形状の長尺
中空本体の下部水平面を左右側方に張り出し、前記下部
水平面の両側に、屋根仕上材の端部を支持する上方に開
口する仕上材支持溝を前記下部水平面より下方に突出し
て設け、前記仕上材支持溝は、その内側壁の間を前記長
尺中空本体の左右側面よりも広い間隔をあけて形成し、
下部水平面と仕上材支持溝の内側壁とにより、屋根仕上
材の下方に敷設される防水板の側端部を収納する収納調
整空間を形成したことを特徴とする構成を有する。
作用 中間部接続部材の仕上材支持溝の対向縁と対向縁との
間に形成された広幅の間隙に屋根仕上材の端部を嵌合
し、屋根野地幅に対応するプラス・マイナス調整をして
屋根仕上材を取り付ける。
間に形成された広幅の間隙に屋根仕上材の端部を嵌合
し、屋根野地幅に対応するプラス・マイナス調整をして
屋根仕上材を取り付ける。
屋根仕上材の継目から侵入したり中間部接続部材の仕
上材支持溝から溢出した雨水は、防水板上に流れ落ち排
出される。
上材支持溝から溢出した雨水は、防水板上に流れ落ち排
出される。
防水板の端部が中間部接続部材の収納調整空間内に摺
動可能に挿入され、寸法の誤差及び熱による伸縮を吸収
する。
動可能に挿入され、寸法の誤差及び熱による伸縮を吸収
する。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に説明す
る。
る。
第2図は側部における幅調整量の少ない太陽エネルギ
ー収集屋根の完成状態の斜視図を示し、1は中間部連結
材、2はこれら中間部連結材1,1間に取付けられる屋根
仕上材を構成する採光ガラス枠であって、その下部に太
陽エネルギーを電気エネルギーに変換する光発電素子板
を有し、下部採光ガラス枠2a,中間部採光ガラス枠2b及
び上部採光ガラス枠2cより成る。1′は側部連結材で、
その側部連結材1′の片側には採光ガラス枠2が取付け
られず、ケラバ部材3が装着される。
ー収集屋根の完成状態の斜視図を示し、1は中間部連結
材、2はこれら中間部連結材1,1間に取付けられる屋根
仕上材を構成する採光ガラス枠であって、その下部に太
陽エネルギーを電気エネルギーに変換する光発電素子板
を有し、下部採光ガラス枠2a,中間部採光ガラス枠2b及
び上部採光ガラス枠2cより成る。1′は側部連結材で、
その側部連結材1′の片側には採光ガラス枠2が取付け
られず、ケラバ部材3が装着される。
中間部連結材1,側部連結材1′はその長さがほぼ採光
ガラス枠2の組合せ体長さに相当しており、これら連結
材1,1′,採光ガラス枠2の枠材はアルミニウム等の金
属または合成樹脂で構成される。4は軒巴、5は軒カバ
ー、6は棟冠、7は棟巴、8は棟冠6相互を連結する棟
冠連結部材、9は棟の側面を構成する棟側面部材、10は
棟側面部材9相互を連結する棟側面部材連結具、11は棟
部材固定金具である。
ガラス枠2の組合せ体長さに相当しており、これら連結
材1,1′,採光ガラス枠2の枠材はアルミニウム等の金
属または合成樹脂で構成される。4は軒巴、5は軒カバ
ー、6は棟冠、7は棟巴、8は棟冠6相互を連結する棟
冠連結部材、9は棟の側面を構成する棟側面部材、10は
棟側面部材9相互を連結する棟側面部材連結具、11は棟
部材固定金具である。
第3図は、太陽エネルギー収集面積を屋根全面にわた
って必要としない場合の他の屋根材との組合せ接続の太
陽エネルギー収集屋根の全体斜視図を示す。他の屋根材
との組合せ接続の一例として波形スレート板とよりなる
側部調整板12との組合せ接続構造図を第8図に示す。
って必要としない場合の他の屋根材との組合せ接続の太
陽エネルギー収集屋根の全体斜視図を示す。他の屋根材
との組合せ接続の一例として波形スレート板とよりなる
側部調整板12との組合せ接続構造図を第8図に示す。
第4図は、妻側側部における幅調整量の大きい屋根を
示し、側部連結材1′の片側には野地幅に応じて広幅の
側端面部材24を装着し、棟端部に設けられる鬼冠60と棟
巴7とを棟巴摺動連結具61によって連結する。
示し、側部連結材1′の片側には野地幅に応じて広幅の
側端面部材24を装着し、棟端部に設けられる鬼冠60と棟
巴7とを棟巴摺動連結具61によって連結する。
他の部分は第2図に示す屋根と同様の構成を有するの
で、同一部分に同一符号を付し、説明を省略する。
で、同一部分に同一符号を付し、説明を省略する。
第5図は、太陽エネルギー収集屋根の縦断面図を示
す。14は梁等を構成する角パイプ15上に、角パイプ15に
直交して配設された溝型鋼で、この上に中間部連結材1
がフックボルト16により取付けられ、中間部連結材1は
前記溝型鋼14と直交して所定の間隔を隔てて順次横方向
に配設され、前記中間部連結材1の上に、下端部から上
端部に向かって軒カバー5,下部採光ガラス枠2a,中間部
採光ガラス枠2b及び上部採光ガラス枠2cが順次連結さ
れ、各採光ガラス枠2の下面には防水板30が敷設され
る。4は軒巴、17は採光ガラス枠固定金具、18は採光ガ
ラス融雪用の洗浄装置19と連結した散水管、11は棟部材
固定金具である。
す。14は梁等を構成する角パイプ15上に、角パイプ15に
直交して配設された溝型鋼で、この上に中間部連結材1
がフックボルト16により取付けられ、中間部連結材1は
前記溝型鋼14と直交して所定の間隔を隔てて順次横方向
に配設され、前記中間部連結材1の上に、下端部から上
端部に向かって軒カバー5,下部採光ガラス枠2a,中間部
採光ガラス枠2b及び上部採光ガラス枠2cが順次連結さ
れ、各採光ガラス枠2の下面には防水板30が敷設され
る。4は軒巴、17は採光ガラス枠固定金具、18は採光ガ
ラス融雪用の洗浄装置19と連結した散水管、11は棟部材
固定金具である。
採光ガラス枠2を葺いた屋根面に対向する他方の屋根
面は、例えば波形板20等により葺かれており、採光ガラ
ス枠2との間に高さの差が生じるのでこれを調整するた
めに、波形板20の棟側端縁に沿って棟支持台21を設け、
この棟支持台21によって棟部側面部材9の下端を支持す
る。
面は、例えば波形板20等により葺かれており、採光ガラ
ス枠2との間に高さの差が生じるのでこれを調整するた
めに、波形板20の棟側端縁に沿って棟支持台21を設け、
この棟支持台21によって棟部側面部材9の下端を支持す
る。
第6図は、屋根側部の横断面図であり、側部連結材
1′は、側部接続部材27′と側部接続カバー28′とより
なり、側部連結材1′のケラバ側端部に取付けられるケ
ラバ部材3は、屋根端面を被覆する側端面部材24と側端
面部材24の外面に装着される側端面カバー25とより成
る。
1′は、側部接続部材27′と側部接続カバー28′とより
なり、側部連結材1′のケラバ側端部に取付けられるケ
ラバ部材3は、屋根端面を被覆する側端面部材24と側端
面部材24の外面に装着される側端面カバー25とより成
る。
屋根側部において太陽エネルギー収集面積を屋根全面
にわたって必要としない場合は第7図及び第8図に示す
ように、連結材1,1′に側部調整板12を押圧する雨仕舞
カバー26を固着する。
にわたって必要としない場合は第7図及び第8図に示す
ように、連結材1,1′に側部調整板12を押圧する雨仕舞
カバー26を固着する。
中間部連結材1は中間部接続部材27と、中間部接続部
材カバー28とよりなり、中間部接続部材27は、第9図に
示すように、断面四辺形状の長尺中空本体270の上部水
平面271をやや側方に延出し、その先端から上方にカバ
ー係合壁272を立ち上げ、このカバー係合壁272の内面に
係合突起273を設け、カバー係合壁272間にカバー嵌入溝
274を形成する。
材カバー28とよりなり、中間部接続部材27は、第9図に
示すように、断面四辺形状の長尺中空本体270の上部水
平面271をやや側方に延出し、その先端から上方にカバ
ー係合壁272を立ち上げ、このカバー係合壁272の内面に
係合突起273を設け、カバー係合壁272間にカバー嵌入溝
274を形成する。
上部水平面271の下面には、中空本体270の側壁275か
らやや間隔をおいて突起276を設け、側壁275と突起276
との間に、後述する中間部接続部材連結具29(第1図参
照)を挿入する挿入空隙277を形成する。
らやや間隔をおいて突起276を設け、側壁275と突起276
との間に、後述する中間部接続部材連結具29(第1図参
照)を挿入する挿入空隙277を形成する。
中空本体270の下部水平面278は、上部水平面271より
長く左右側方へ張り出され、その両側端に、上方が開口
する仕上材支持溝279を、下部水平面278より下方へ突出
して設ける。
長く左右側方へ張り出され、その両側端に、上方が開口
する仕上材支持溝279を、下部水平面278より下方へ突出
して設ける。
仕上材支持溝279の開口部端縁には内向に対向する外
側対向縁150と内側対向縁150′とを間隔を広くとって設
け、これらの間に幅調整部156を形成し、仕上材支持溝2
79の内側側壁151と下部水平面278とにより、防水板30の
端部を挿入して収納し、野地幅に対応してプラス・マイ
ナス調整可能な収納調整空間152を形成する。
側対向縁150と内側対向縁150′とを間隔を広くとって設
け、これらの間に幅調整部156を形成し、仕上材支持溝2
79の内側側壁151と下部水平面278とにより、防水板30の
端部を挿入して収納し、野地幅に対応してプラス・マイ
ナス調整可能な収納調整空間152を形成する。
そして、左右の仕上材支持溝279の内側側壁151の間隔
を中空本体270の左右側面よりも広い間隔に形成する。
を中空本体270の左右側面よりも広い間隔に形成する。
上部水平面271及び下部水平面278には、第13図に示す
ように、長手方向略中央に固定用丸孔153が穿設され、
固定用丸孔の軒側と棟側には間隔をおいて、長軸が軒棟
方向に一致する固定用長孔154が形成される。
ように、長手方向略中央に固定用丸孔153が穿設され、
固定用丸孔の軒側と棟側には間隔をおいて、長軸が軒棟
方向に一致する固定用長孔154が形成される。
中間部接続部材27の仕上材支持溝279には第12図に示
すように、採光ガラス枠固定金具17が支持され、下部水
平板278上面の軒側端部には、軒側閉塞部材31が装着さ
れる。
すように、採光ガラス枠固定金具17が支持され、下部水
平板278上面の軒側端部には、軒側閉塞部材31が装着さ
れる。
軒側閉塞部材31は、第10図に示すように、閉塞板310
の上下端を棟側に折曲し、下部折曲板311に固定孔312を
穿設する。
の上下端を棟側に折曲し、下部折曲板311に固定孔312を
穿設する。
軒側閉塞部材31を固定するボルト313は、その頭部を
仕上材支持溝279に嵌入し、次に下部折曲板311の固定孔
312をボルト313の軸部に挿入し、これにナットを螺合す
ることにより軒側閉塞部材31は中間部接続部材27に取付
けられる。
仕上材支持溝279に嵌入し、次に下部折曲板311の固定孔
312をボルト313の軸部に挿入し、これにナットを螺合す
ることにより軒側閉塞部材31は中間部接続部材27に取付
けられる。
また、採光ガラス枠固定金具17は、第11図に示すよう
に、外側端が下方に屈曲された水平固定面170に固定孔1
71を穿設し、水平固定面170の棟側端縁から棟方向にガ
ラス枠押圧片172を延出してなり、ボルト173の頭部を仕
上材支持溝279に嵌入し、固定孔171をボルト173に挿入
組合せてこれにナットを螺合し、採光ガラス枠固定金具
17を中間部接続部材27に装着する。
に、外側端が下方に屈曲された水平固定面170に固定孔1
71を穿設し、水平固定面170の棟側端縁から棟方向にガ
ラス枠押圧片172を延出してなり、ボルト173の頭部を仕
上材支持溝279に嵌入し、固定孔171をボルト173に挿入
組合せてこれにナットを螺合し、採光ガラス枠固定金具
17を中間部接続部材27に装着する。
採光ガラス枠固定金具17は、採光ガラス枠2の長さに
対応する間隔をもって中間部接続部材27に取付けられ、
第5図示すように、そのガラス枠押圧片172によって採
光ガラス枠2の上横棧200と係合する。
対応する間隔をもって中間部接続部材27に取付けられ、
第5図示すように、そのガラス枠押圧片172によって採
光ガラス枠2の上横棧200と係合する。
次に、中間部接続部材27の取付けを説明する。
第13図において、52は仮止金具であって、仮止金具52
は棟側端部が下方に屈曲した仮止板520と、仮止板520の
上面に植設されたボルト521とより成る。
は棟側端部が下方に屈曲した仮止板520と、仮止板520の
上面に植設されたボルト521とより成る。
この仮止金具52は、ボルト521を中間部接続部材27の
下部水平面278及び上部水平面271に貫通し、ナットを螺
合して仮止板520が中間部接続部材27下面の固定用丸孔1
53の軒側に隣接するよう、予め中間部接続部材27に装着
される。
下部水平面278及び上部水平面271に貫通し、ナットを螺
合して仮止板520が中間部接続部材27下面の固定用丸孔1
53の軒側に隣接するよう、予め中間部接続部材27に装着
される。
そして、中間部接続部材27を溝型鋼14に直交するよう
配設し、仮止金具52の仮止板520の屈曲部を溝型鋼14の
棟側端部に係止し、中間部接続部材27の滑落を防止した
後、フックボルト16のフック160を溝型鋼14の上部のリ
ップ140に引掛け、中間部接続部材27の固定用丸孔153,
固定用長孔154にフックボルト16のおねじ部161を挿通
し、ナット締めして、第5図に示すように中間部接続部
材27を溝型鋼14に固定する。
配設し、仮止金具52の仮止板520の屈曲部を溝型鋼14の
棟側端部に係止し、中間部接続部材27の滑落を防止した
後、フックボルト16のフック160を溝型鋼14の上部のリ
ップ140に引掛け、中間部接続部材27の固定用丸孔153,
固定用長孔154にフックボルト16のおねじ部161を挿通
し、ナット締めして、第5図に示すように中間部接続部
材27を溝型鋼14に固定する。
第14図において、29は、中間部接続部材27を長手方向
に接続する中間部接続部材連結具であって、中間部接続
部材連結具29は中間部接続部材27の側壁25の外面に当接
される一対の連結側壁290の上端に連結上部水平面291を
跨設し、連結上部水平面291の両側端に起立壁292を設け
る。
に接続する中間部接続部材連結具であって、中間部接続
部材連結具29は中間部接続部材27の側壁25の外面に当接
される一対の連結側壁290の上端に連結上部水平面291を
跨設し、連結上部水平面291の両側端に起立壁292を設け
る。
連結側壁290の下端からは、下部載置片293を側方へ張
り出し、下部載置片293の端部から下方外向に、中間部
接続部材27の仕上材支持溝279に嵌合する連結溝294を設
け、連結側壁290の長手方向一端には、その上縁に沿っ
て嵌入切欠溝295を形成する。
り出し、下部載置片293の端部から下方外向に、中間部
接続部材27の仕上材支持溝279に嵌合する連結溝294を設
け、連結側壁290の長手方向一端には、その上縁に沿っ
て嵌入切欠溝295を形成する。
一方の中間部接続部材27の上部水平面271の軒側端部
には、挿入空隙277に沿って連結具差込切欠155が形成さ
れ、中間部接続部材27を連結する場合は、この連結具差
込切欠155に中間部接続部材連結具29の連結側壁290の長
手方向他端を挿入し、第15図に示すように、中間部接続
部材27の軒側端部外面に中間部接続部材連結具29の長手
方向他端を重合し、重合部を水密材にてシールする。
には、挿入空隙277に沿って連結具差込切欠155が形成さ
れ、中間部接続部材27を連結する場合は、この連結具差
込切欠155に中間部接続部材連結具29の連結側壁290の長
手方向他端を挿入し、第15図に示すように、中間部接続
部材27の軒側端部外面に中間部接続部材連結具29の長手
方向他端を重合し、重合部を水密材にてシールする。
次に、中間部接続部材連結具29の嵌入切欠溝295に他
方の中間部接続部材27の棟側端部を挿入し、第16図に示
すように、中間部接続部材連結具29の長手方向一端内面
に、中間部接続部材27の棟側端部を重合する。
方の中間部接続部材27の棟側端部を挿入し、第16図に示
すように、中間部接続部材連結具29の長手方向一端内面
に、中間部接続部材27の棟側端部を重合する。
これにより、中間部接続部材27と他方の中間部接続部
材27は間隔をあけて重合接続されるので、熱膨張を吸収
して歪をどこにも生じさせない連続接続重合となる。
材27は間隔をあけて重合接続されるので、熱膨張を吸収
して歪をどこにも生じさせない連続接続重合となる。
以上説明したように、中間部接続部材27と中間部接続
部材27とは中間部接続部材連結具29とで連結接続し、熱
膨張に耐え雨仕舞を完全にしたので工場,倉庫,体育館
等の長尺の屋根にも容易に取付施工ができる。
部材27とは中間部接続部材連結具29とで連結接続し、熱
膨張に耐え雨仕舞を完全にしたので工場,倉庫,体育館
等の長尺の屋根にも容易に取付施工ができる。
第17A,17B図は、それぞれ分解時と組立て時の中間部
連結材1の横断面図であり、中間部接続カバー28は水平
蓋280の両端を下方に屈曲させ、水平蓋280の下面中央寄
りに間隔をあけて、中間部接続部材27のカバー嵌入溝27
4内に挿入される係止脚281を設ける。
連結材1の横断面図であり、中間部接続カバー28は水平
蓋280の両端を下方に屈曲させ、水平蓋280の下面中央寄
りに間隔をあけて、中間部接続部材27のカバー嵌入溝27
4内に挿入される係止脚281を設ける。
係止脚281の先端はやや内側に折曲され、係止脚281の
外面には中間部接続部材27の係合突起273に係合する係
止部282が形成される。
外面には中間部接続部材27の係合突起273に係合する係
止部282が形成される。
水平蓋280の両側端寄りには、係止脚281と広い間隔を
あけて各々水切垂下片283を設け、水切垂下片283の内面
には複数の水切突条284を形成する。
あけて各々水切垂下片283を設け、水切垂下片283の内面
には複数の水切突条284を形成する。
水平蓋280の棟側端部には第18B図に示すように、長手
方向に沿って固定具挿通切欠285を形成し、軒側端部上
面には長手方向に沿って摺動可能な摺動蓋286を嵌合す
る。
方向に沿って固定具挿通切欠285を形成し、軒側端部上
面には長手方向に沿って摺動可能な摺動蓋286を嵌合す
る。
次に、中間部接続カバー28の取付けを説明すると、中
間部接続カバー28の係止脚281を中間部接続部材27のカ
バー嵌入溝274に挿入し、係止部282と係合突起273を係
合し、中間部接続部材27上を、中間部接続カバー28によ
って被覆することにより、中間部接続カバー28は、中間
部接続部材27と嵌合して一体となり、中間部接続カバー
の水切垂下片283と中間部接続部材27のカバ嵌入溝274の
外側のカバー係合壁272との間に広く間隔をあけて空間
を形成して、プラス・マイナス摺動可能に上部幅調整部
157を構成する。
間部接続カバー28の係止脚281を中間部接続部材27のカ
バー嵌入溝274に挿入し、係止部282と係合突起273を係
合し、中間部接続部材27上を、中間部接続カバー28によ
って被覆することにより、中間部接続カバー28は、中間
部接続部材27と嵌合して一体となり、中間部接続カバー
の水切垂下片283と中間部接続部材27のカバ嵌入溝274の
外側のカバー係合壁272との間に広く間隔をあけて空間
を形成して、プラス・マイナス摺動可能に上部幅調整部
157を構成する。
そして、棟側のフックボルト16の先端を中間部接続カ
バー28の固定具挿通切欠285に挿通し、ナットで固定す
る。
バー28の固定具挿通切欠285に挿通し、ナットで固定す
る。
第18A図は、軒先嵌合板32の横断面図であって、軒先
嵌合板32は、その中央部を下方へ凹溝形に屈曲して嵌入
凹溝320を形成し、嵌入凹溝320の上端から外方へ張り出
してそれぞれ水平翼片322を設け、水平翼片322の先端を
下方へ屈曲して係合突片323とし、水平翼片322の下面に
は、係合突片323のやや内方に、水切垂下片324を設け、
嵌入凹溝320の底部中央に長孔321を穿設する。
嵌合板32は、その中央部を下方へ凹溝形に屈曲して嵌入
凹溝320を形成し、嵌入凹溝320の上端から外方へ張り出
してそれぞれ水平翼片322を設け、水平翼片322の先端を
下方へ屈曲して係合突片323とし、水平翼片322の下面に
は、係合突片323のやや内方に、水切垂下片324を設け、
嵌入凹溝320の底部中央に長孔321を穿設する。
この軒先嵌合板32は、嵌入凹溝320を中間部接続部材2
7のカバー嵌入溝274に嵌入し、嵌入凹溝320の底面に穿
設した長孔321にフックボルト16の先端を挿入してナッ
トで固定することにより、中間部接続部材27の軒側端部
の上面に嵌合固定される。
7のカバー嵌入溝274に嵌入し、嵌入凹溝320の底面に穿
設した長孔321にフックボルト16の先端を挿入してナッ
トで固定することにより、中間部接続部材27の軒側端部
の上面に嵌合固定される。
第20A図において、軒巴4は、中間部連結材1の軒側
端面を塞ぐ防塵板400の裏面上部から取付突片401を棟方
向に突設し、取付突片401の先端中央には細長の挿入切
欠402を形成し、挿入切欠402の両側に上方屈曲部403を
設ける。防塵板400裏面の取付突片401の上方には、摺動
蓋286の軒側先端を嵌入する空洞404を形成し、防塵板40
0の裏面側縁に設けられた軒巴側壁405の端縁には、軒カ
バー5を嵌入する嵌入凹部406を形成する。
端面を塞ぐ防塵板400の裏面上部から取付突片401を棟方
向に突設し、取付突片401の先端中央には細長の挿入切
欠402を形成し、挿入切欠402の両側に上方屈曲部403を
設ける。防塵板400裏面の取付突片401の上方には、摺動
蓋286の軒側先端を嵌入する空洞404を形成し、防塵板40
0の裏面側縁に設けられた軒巴側壁405の端縁には、軒カ
バー5を嵌入する嵌入凹部406を形成する。
軒巴4は、その挿入切欠402に、軒先嵌合板32の上面
に出現するフックボルト16の先端を挿通し、ナット締め
することによって第20B図に示すように、中間部連結材
1の軒側端面に取付けられる。
に出現するフックボルト16の先端を挿通し、ナット締め
することによって第20B図に示すように、中間部連結材
1の軒側端面に取付けられる。
次に、中間部接続カバー28の摺動蓋286を軒先嵌合板3
2の水平翼片322に沿って摺動させ、軒先嵌合板32の上方
を被覆する。このとき、摺動蓋286の軒側端部は、軒巴
4の空洞404内に嵌入される。
2の水平翼片322に沿って摺動させ、軒先嵌合板32の上方
を被覆する。このとき、摺動蓋286の軒側端部は、軒巴
4の空洞404内に嵌入される。
以上の説明のように、軒先部は中間部接続部材27と中
間部接続カバー28,軒先嵌合板32,摺動蓋286、並びに軒
巴4とが、ボルトを外面に表わすことなく容易に一体化
して組立され、しかも風圧強化構造に構成される。
間部接続カバー28,軒先嵌合板32,摺動蓋286、並びに軒
巴4とが、ボルトを外面に表わすことなく容易に一体化
して組立され、しかも風圧強化構造に構成される。
第21図において、33は接続カバー連結具であって、接
続カバー連結具33は、中間部接続カバー28の水平蓋280
の外面に嵌合する連結水平蓋330の下面の長手方向中央
寄りに、中間部接続カバー28の係止脚281と同形状の連
結係止脚331を設け、連結水平蓋330の両端は下方に湾曲
して湾曲垂下片332とし、湾曲垂下片332の下端内部に係
合突片333を形成して接続カバー連結具33は構成され
る。
続カバー連結具33は、中間部接続カバー28の水平蓋280
の外面に嵌合する連結水平蓋330の下面の長手方向中央
寄りに、中間部接続カバー28の係止脚281と同形状の連
結係止脚331を設け、連結水平蓋330の両端は下方に湾曲
して湾曲垂下片332とし、湾曲垂下片332の下端内部に係
合突片333を形成して接続カバー連結具33は構成され
る。
中間部接続カバー28を接続する際は、棟側と軒側の中
間部接続カバー28の接続端部の外面に接続カバー連結具
33を嵌合し、中間部接続カバー28の水平蓋280の下端に
接続カバー連結具33の係合突片333を係合し、連結係止
脚331を中間部接続部材27のカバー嵌入溝274に嵌合し、
連結係止脚331の軒側端縁を、軒側に位置する中間部接
続カバー28の端縁に間隔をあけて嵌合し、棟側に位置す
る中間部接続カバー28の端縁にも間隔をあけて嵌合し
て、中間部接続カバー28が熱膨張,収縮しても接続カバ
ー連結具33の水平蓋330の下面内で摺動してこれを吸収
する。
間部接続カバー28の接続端部の外面に接続カバー連結具
33を嵌合し、中間部接続カバー28の水平蓋280の下端に
接続カバー連結具33の係合突片333を係合し、連結係止
脚331を中間部接続部材27のカバー嵌入溝274に嵌合し、
連結係止脚331の軒側端縁を、軒側に位置する中間部接
続カバー28の端縁に間隔をあけて嵌合し、棟側に位置す
る中間部接続カバー28の端縁にも間隔をあけて嵌合し
て、中間部接続カバー28が熱膨張,収縮しても接続カバ
ー連結具33の水平蓋330の下面内で摺動してこれを吸収
する。
以上の説明のように連結接続されることで、工場,倉
庫,体育館等の長尺屋根にも簡単に取付ができ、雨仕舞
の良好な耐風圧強化構造の接続構造になる。
庫,体育館等の長尺屋根にも簡単に取付ができ、雨仕舞
の良好な耐風圧強化構造の接続構造になる。
第23a〜23c図は屋根仕上材である採光ガラス枠2の下
方に敷設される防水板30の構造を示し、防水板30は、軒
側端を下方棟側に折曲した係合水切部301と、他端を上
方軒側に折曲した水返係合壁302を有し、両側には中間
部接続部材27の防水板収納空間152に差し込まれる立上
り部である係合防水壁303が設けられている。
方に敷設される防水板30の構造を示し、防水板30は、軒
側端を下方棟側に折曲した係合水切部301と、他端を上
方軒側に折曲した水返係合壁302を有し、両側には中間
部接続部材27の防水板収納空間152に差し込まれる立上
り部である係合防水壁303が設けられている。
防水板30の棟側端部には、下方に延出し、溝型鋼14の
棟側端縁に当接する溝型鋼係合部材304を複数個設け、
溝型鋼係合部材304の上端に形成したかしめ部305を、第
24図に示すように水返係合壁302に掛止し、かしめて装
着する。
棟側端縁に当接する溝型鋼係合部材304を複数個設け、
溝型鋼係合部材304の上端に形成したかしめ部305を、第
24図に示すように水返係合壁302に掛止し、かしめて装
着する。
第25a〜c図は、最も棟側に敷設される棟防水板34の
構造を示し、棟防水板34は、棟側端部を垂直上方に折曲
して防水壁342を設ける。
構造を示し、棟防水板34は、棟側端部を垂直上方に折曲
して防水壁342を設ける。
他の部分は防水壁30と同様の構成を有するので同一部
分に同一符号を付して説明を省略する。
分に同一符号を付して説明を省略する。
防水板30,棟防水板34は、第26,27図に示すように、軒
側に葺かれる防水板30の水返係合壁302側の端縁上に、
棟側に葺かれる防水板30の係合水切部301側の端縁を重
合して順次上方へ葺き上げて行き、最後に棟防水板34の
係合水切部301側端縁を防水板30の水返係合壁302側の端
縁上に重合して敷設する。
側に葺かれる防水板30の水返係合壁302側の端縁上に、
棟側に葺かれる防水板30の係合水切部301側の端縁を重
合して順次上方へ葺き上げて行き、最後に棟防水板34の
係合水切部301側端縁を防水板30の水返係合壁302側の端
縁上に重合して敷設する。
防水板30の溝型鋼係合部材304は、第28図に示すよう
に溝型鋼14の上部のリップ140に当接して防水板30の滑
落を防止し、水返係合壁302と係合水切部301によって形
成される空所を長く広くとって長さ調整部306とし、防
水板30の取付を容易にすると共に、毛細管現象による漏
水を防止する。
に溝型鋼14の上部のリップ140に当接して防水板30の滑
落を防止し、水返係合壁302と係合水切部301によって形
成される空所を長く広くとって長さ調整部306とし、防
水板30の取付を容易にすると共に、毛細管現象による漏
水を防止する。
第31A,B,C図は、屋根の横断面図を示し、防水板30を
横方向へ並設し、防水板30の係合防水壁303が中間部接
続部材27の収納調整空間152に挿入されるようにして防
水板30の上面に中間部接続部材27を載置し、フックボル
ト16によって中間部接続部材27を溝型鋼14に固定する。
横方向へ並設し、防水板30の係合防水壁303が中間部接
続部材27の収納調整空間152に挿入されるようにして防
水板30の上面に中間部接続部材27を載置し、フックボル
ト16によって中間部接続部材27を溝型鋼14に固定する。
以上の説明のように防水板30は、滑落が防止され、野
地幅,野地長さの調整が容易に行えて、良好な雨仕舞の
構造に構成される。
地幅,野地長さの調整が容易に行えて、良好な雨仕舞の
構造に構成される。
次に、採光ガラス枠2の構造を簡単に説明する。
採光ガラス枠2は、第29A図,第29B図,第29C図に示
すように、両側縦棧201と上横棧200,下横棧203の各部材
よりなる四角型枠の内側にガラス205が嵌合されて構成
されている。縦棧20は第29B図に示すように、下端に中
間部接続部材27の仕上材支持溝279に形成されている幅
調整部156に挿入する支脚嵌合壁352を設け、上端には中
間部接続カバー28の水切垂下片283と中間部接続部材27
のカバー係合壁272の外側とで幅調整する上部幅調整部1
57に挿入する垂直嵌合壁353を設けている。
すように、両側縦棧201と上横棧200,下横棧203の各部材
よりなる四角型枠の内側にガラス205が嵌合されて構成
されている。縦棧20は第29B図に示すように、下端に中
間部接続部材27の仕上材支持溝279に形成されている幅
調整部156に挿入する支脚嵌合壁352を設け、上端には中
間部接続カバー28の水切垂下片283と中間部接続部材27
のカバー係合壁272の外側とで幅調整する上部幅調整部1
57に挿入する垂直嵌合壁353を設けている。
第29C図に示すように、下横棧203は上面の端部には、
水切係合庇202を設け、下面の端部には軒側に突出した
溝状の排水係合片204を形成する。
水切係合庇202を設け、下面の端部には軒側に突出した
溝状の排水係合片204を形成する。
上横棧200は上面の棟側端部を立ち上げて水返し係合
壁354を形成し、中間部軒側端部には棟側に突出した排
水係合片355を形成し、下面棟側端部には軒先方向に突
出して係合する係合片356を形成している。
壁354を形成し、中間部軒側端部には棟側に突出した排
水係合片355を形成し、下面棟側端部には軒先方向に突
出して係合する係合片356を形成している。
第29D図に示すように、下横棧203のガラス嵌合溝に
は、漏洩水を軒先方向に流す水抜孔357を形成する。
は、漏洩水を軒先方向に流す水抜孔357を形成する。
第29E図は下横棧203と上横棧200との組合せ取付を示
す。
す。
第30A図,第30B図,第30C図は、棟部採光ガラス枠2c
を示す。
を示す。
棟部採光ガラス枠2cの構造は、第29図に示した採光ガ
ラス枠2とほぼ同一である。例えば、縦棧201,下横棧20
3の機能は同一であるが、第30C図に示すように、上横棧
200の上面端部には長く突出した野地長さをプラス・マ
イナス誤差調整する棟側長さ調整部358が形成されてい
る。
ラス枠2とほぼ同一である。例えば、縦棧201,下横棧20
3の機能は同一であるが、第30C図に示すように、上横棧
200の上面端部には長く突出した野地長さをプラス・マ
イナス誤差調整する棟側長さ調整部358が形成されてい
る。
次に、採光ガラス枠2と中間部接続部材27並びに防水
板30とを横方向に接続し、野地幅誤差に対して標準・プ
ラス・マイナス調整する取付構造を説明する。
板30とを横方向に接続し、野地幅誤差に対して標準・プ
ラス・マイナス調整する取付構造を説明する。
実際の屋根野地幅寸法は建築構造や敷地面積や地域特
有の建築構造差で千差万別であるから、屋根の接続施工
を容易にする為には野地幅の誤差寸法の吸収を容易にす
る標準取付,プラス取付,マイナス取付等の調整機能を
必要とする。
有の建築構造差で千差万別であるから、屋根の接続施工
を容易にする為には野地幅の誤差寸法の吸収を容易にす
る標準取付,プラス取付,マイナス取付等の調整機能を
必要とする。
次に、その幅調整取付工法を説明する。
第31b図に示すように、野地幅が標準で0調整の場合
は、採光ガラス枠2の縦棧201の垂直嵌合壁353は中間部
接続部材27のカバー係合壁272の外側と中間部接続カバ
ーの水切垂下片283とで間隔を広くあけて形成した上部
幅調整部157(第32a図参照)の中央の位置にあり、ま
た、縦棧201の下部の支脚嵌合壁352は中間部接続部材27
の仕上材溝279に形成する外側対向縁150と内側対向縁15
0′とで幅調整を形成する幅調整部156(第32b図参照)
の中央に挿入され載置している。また、防水板30の係合
防水壁303は中間部接続部材27の収納調整空間152(第32
c図参照)の内側壁151とフックボルト16との中央に位置
して取付けられ、各接続組合せは全て各調整部の中央の
位置に取付組合せ接続して標準取付位置となる。
は、採光ガラス枠2の縦棧201の垂直嵌合壁353は中間部
接続部材27のカバー係合壁272の外側と中間部接続カバ
ーの水切垂下片283とで間隔を広くあけて形成した上部
幅調整部157(第32a図参照)の中央の位置にあり、ま
た、縦棧201の下部の支脚嵌合壁352は中間部接続部材27
の仕上材溝279に形成する外側対向縁150と内側対向縁15
0′とで幅調整を形成する幅調整部156(第32b図参照)
の中央に挿入され載置している。また、防水板30の係合
防水壁303は中間部接続部材27の収納調整空間152(第32
c図参照)の内側壁151とフックボルト16との中央に位置
して取付けられ、各接続組合せは全て各調整部の中央の
位置に取付組合せ接続して標準取付位置となる。
第31a図に示すように、野地幅が標準より狭い場合は
採光ガラス枠2の縦棧201の上部の垂直嵌合壁353は、中
間部接続部材27のカバー係合壁272の外側と、中間部接
続カバーの水切垂下片283とで間隔を広くあけて形成し
た上部幅調整部157の内側のカバー係合壁272に接近して
内側に位置する。また、縦棧201の下部支脚嵌入壁352は
仕上材支持溝279に幅調整を形成する幅調整部156の内側
対向縁150′に接近して挿入載置され、防水板30は収納
調整空間152内に、フックボルト16に接近して挿入さ
れ、各接続組合せは全て各調整部の内側の位置に取付組
合せ接続してマイナス取付となる。
採光ガラス枠2の縦棧201の上部の垂直嵌合壁353は、中
間部接続部材27のカバー係合壁272の外側と、中間部接
続カバーの水切垂下片283とで間隔を広くあけて形成し
た上部幅調整部157の内側のカバー係合壁272に接近して
内側に位置する。また、縦棧201の下部支脚嵌入壁352は
仕上材支持溝279に幅調整を形成する幅調整部156の内側
対向縁150′に接近して挿入載置され、防水板30は収納
調整空間152内に、フックボルト16に接近して挿入さ
れ、各接続組合せは全て各調整部の内側の位置に取付組
合せ接続してマイナス取付となる。
第31c図に示すように、野地幅が標準より広い場合は
採光ガラス枠2の縦棧201の上部の垂直嵌入壁353は、中
間部接続部材27のカバー係合壁272の外側と中間部接続
カバーの水切垂下片283とで間隔を広くあけて形成した
上部幅調整部157の水切垂下片283に接近して位置し、縦
棧201の下部支脚嵌入壁352は仕上材支持溝279に幅調整
を形成する幅調整部156の外側の外側対向縁150に接近し
て挿入載置される。防水板30は収納調整空間152内に、
仕上材支持溝279の内側壁151に接近して、外側に位置し
て挿入され、各接続組合せは全て各調整部の外側の位置
に取付組合せ接続してプラス取付となる。
採光ガラス枠2の縦棧201の上部の垂直嵌入壁353は、中
間部接続部材27のカバー係合壁272の外側と中間部接続
カバーの水切垂下片283とで間隔を広くあけて形成した
上部幅調整部157の水切垂下片283に接近して位置し、縦
棧201の下部支脚嵌入壁352は仕上材支持溝279に幅調整
を形成する幅調整部156の外側の外側対向縁150に接近し
て挿入載置される。防水板30は収納調整空間152内に、
仕上材支持溝279の内側壁151に接近して、外側に位置し
て挿入され、各接続組合せは全て各調整部の外側の位置
に取付組合せ接続してプラス取付となる。
以上の説明のように、プラスまたはマイナス調整する
ことによって、野地幅の誤差を吸収する構造なので、取
付施工が簡単で、規格品で様々な野地幅に対応できる。
ことによって、野地幅の誤差を吸収する構造なので、取
付施工が簡単で、規格品で様々な野地幅に対応できる。
次に、幅調整の方式及び該方式に基づく計算例につい
て述べる。
て述べる。
野地幅をU、採光ガラス枠幅をW、両側の仕上材支持
溝279の内寄り端部間の距離すなわち接続部材幅をb、
仕上材支持溝279の幅をyとし、採光ガラス枠幅と接続
部材幅と仕上材支持溝279の幅を加えた (w+b+y)=p を基準ピッチとする。
溝279の内寄り端部間の距離すなわち接続部材幅をb、
仕上材支持溝279の幅をyとし、採光ガラス枠幅と接続
部材幅と仕上材支持溝279の幅を加えた (w+b+y)=p を基準ピッチとする。
まず、野地幅Uを基準ピッチpで割り、 U÷p=a …余りc aは採光ガラス枠2の縦列の数になる。
余りcが0(c=0)の時は、第31b図に記す位置関
係で採光ガラス枠2と接続部材1は納まる。
係で採光ガラス枠2と接続部材1は納まる。
余りcが基準ピッチpの半分より小さい(c<p/2)
時はこれをプラス調整と称し、余りcが基準ピッチpの
半分より大きい(c>p/2)時はこれをマイナス調整と
称し、各々について別個の調整方法を採用する。
時はこれをプラス調整と称し、余りcが基準ピッチpの
半分より大きい(c>p/2)時はこれをマイナス調整と
称し、各々について別個の調整方法を採用する。
§プラス調整の場合 U÷p=a …余りc (c<p/2) この余りcをaで除し、 c÷a=α 求められた値αが一列当りの必要な調整量となる。従
って、このαを基準ピッチpに加えてやれば、求める採
光ガラス枠2のピッチが出る。
って、このαを基準ピッチpに加えてやれば、求める採
光ガラス枠2のピッチが出る。
(例1) U=9210、w=566、b=30、y=10の場合 p=w+b+y=606 9210÷606=15 …余り120 余り120<p/2だからプラス調整となる。
α=120÷15=8 606+8=614 求める採光ガラス枠2のピッチ=614 採光ガラス枠2の列数a=15枚 §マイナス調整の場合 U÷p=a …余りc (c>p/2) 基準ピッチpと、余りcの差を採光ガラス枠列数aに
+1した数で除し、 (p−c)÷(a+1)=α 算出された数値αが一列当りの必要な調整量で、基準
ピッチpよりこのαを減じてやれば求める採光ガラス枠
2のピッチ寸法が割出される。
+1した数で除し、 (p−c)÷(a+1)=α 算出された数値αが一列当りの必要な調整量で、基準
ピッチpよりこのαを減じてやれば求める採光ガラス枠
2のピッチ寸法が割出される。
採光ガラス枠列数は一枚追加となる。
(例2) U=7852、p=606、y=10の場合 7852÷606=12 …580 余り580>p/2だからマイナス調整となる。
α=(606−580)÷(12+1)=2 606−2=604 求める採光ガラス枠2のピッチ=604 採光ガラス枠2の列数a=13枚 第35A図において、5は軒カバーであって、軒カバー
5はカバー本体50と水返防水壁51とより成る。
5はカバー本体50と水返防水壁51とより成る。
カバー本体50は、水平上面500の棟側端縁の上部に立
上水返突片501を、下部に下方棟側に屈曲する水切案内
片502をそれぞれ設け、水平上面500の中間部下面に水返
防水壁51固定用のネジ受溝503を長手方向に沿って設け
る。
上水返突片501を、下部に下方棟側に屈曲する水切案内
片502をそれぞれ設け、水平上面500の中間部下面に水返
防水壁51固定用のネジ受溝503を長手方向に沿って設け
る。
水平上面500の軒側端縁は、下方に屈曲して垂下水切
片504とし、該垂下水切片504のやや内方には防塵垂下壁
505を設け、防塵垂下壁505の下方を軒先方向と棟方向に
波形に折り曲げて波形屈曲片506を形成し、波形屈曲片5
06の先端をさらに下方に屈曲して溝型鋼当接片507とす
る。
片504とし、該垂下水切片504のやや内方には防塵垂下壁
505を設け、防塵垂下壁505の下方を軒先方向と棟方向に
波形に折り曲げて波形屈曲片506を形成し、波形屈曲片5
06の先端をさらに下方に屈曲して溝型鋼当接片507とす
る。
水返防水壁51は、カバー本体50の水平上面500の側端
部上面に載置される水平上面載置片510の外側端に上下
方向の防水固定壁511を設け、防水固定壁511の内面には
複数の防水突条512を形成し、防水固定壁511の下部のネ
ジ受溝503に対応する位置に貫通孔513を穿設し、水返防
水壁51の水平上面載置片510をカバー本体50の水平上面5
00上に載置し、貫通孔513とネジ受溝503にタップネジ52
を挿通して固定する。
部上面に載置される水平上面載置片510の外側端に上下
方向の防水固定壁511を設け、防水固定壁511の内面には
複数の防水突条512を形成し、防水固定壁511の下部のネ
ジ受溝503に対応する位置に貫通孔513を穿設し、水返防
水壁51の水平上面載置片510をカバー本体50の水平上面5
00上に載置し、貫通孔513とネジ受溝503にタップネジ52
を挿通して固定する。
第36A図は軒カバー5の取付けを示し、軒カバー5は
屋根の軒先端面に設置され、立上水返突片501が軒先部
採光ガラス枠2aの下横棧203の水切係合庇202の下方に、
水切案内片502が下横棧350の排水係合片204の上方に各
々嵌入するよう、中間部接続部材27に取付けられた軒側
閉塞部材31の外方から嵌合し、ネジ受溝503の側壁を軒
側閉塞部材31の端面に係止させ、連結材1,1′の端面に
軒巴4を取付け、軒巴4の嵌入凹部406に軒カバー5の
軒側端部を嵌合する。
屋根の軒先端面に設置され、立上水返突片501が軒先部
採光ガラス枠2aの下横棧203の水切係合庇202の下方に、
水切案内片502が下横棧350の排水係合片204の上方に各
々嵌入するよう、中間部接続部材27に取付けられた軒側
閉塞部材31の外方から嵌合し、ネジ受溝503の側壁を軒
側閉塞部材31の端面に係止させ、連結材1,1′の端面に
軒巴4を取付け、軒巴4の嵌入凹部406に軒カバー5の
軒側端部を嵌合する。
接続部材27,27′の軒端部の上面には第35図に示すよ
うに軒先嵌合板32を取付け、軒先嵌合板32の水平翼片32
2の下方に軒カバー5の水返防水壁51の防水固定壁511が
嵌入され、一本のボルトも使用することなく、嵌入係合
だけで摺動自在に取付固定され、耐震構造で、熱膨張,
収縮を吸収し、脱着が単純簡単に行える構造に構成され
る。
うに軒先嵌合板32を取付け、軒先嵌合板32の水平翼片32
2の下方に軒カバー5の水返防水壁51の防水固定壁511が
嵌入され、一本のボルトも使用することなく、嵌入係合
だけで摺動自在に取付固定され、耐震構造で、熱膨張,
収縮を吸収し、脱着が単純簡単に行える構造に構成され
る。
次に、軒カバー5の中間部接続部材27の軒先部の野地
幅寸法の誤差に対するプラス・マイナスの取付調整を説
明する。
幅寸法の誤差に対するプラス・マイナスの取付調整を説
明する。
野地幅寸法が標準の場合の軒カバー5の標準取付は、
第38図に示すように、軒カバー5の防水固定壁511と防
塵垂下壁505の側縁は、中間部接続部材27のカバー係合
壁272と、軒先嵌合板32の水切垂下片324とで形成される
上部幅調整部157の中央に位置して標準取付位置とな
る。
第38図に示すように、軒カバー5の防水固定壁511と防
塵垂下壁505の側縁は、中間部接続部材27のカバー係合
壁272と、軒先嵌合板32の水切垂下片324とで形成される
上部幅調整部157の中央に位置して標準取付位置とな
る。
野地幅寸法が狭くマイナスの場合の軒カバー5のマイ
ナス取付は、第37図に示すように、軒カバー5の防水固
定壁511と防塵垂下壁505の側縁は、中間部接続部材27と
軒先嵌合板32とで形成される上部幅調整部157の内側の
カバー係合壁272に接近して内側に位置して取付けられ
て、マイナス取付位置となる。
ナス取付は、第37図に示すように、軒カバー5の防水固
定壁511と防塵垂下壁505の側縁は、中間部接続部材27と
軒先嵌合板32とで形成される上部幅調整部157の内側の
カバー係合壁272に接近して内側に位置して取付けられ
て、マイナス取付位置となる。
野地幅寸法が広くプラスの場合の軒カバー5のプラス
取付は、第39図に示すように、軒カバー5の防水固定壁
511と防塵垂下壁505の側縁は、中間部接続部材27と軒先
嵌合板32とで形成される上部幅調整部157の外側の水切
垂下片324に接近して外側に位置して取付けられて、プ
ラス取付位置となる。
取付は、第39図に示すように、軒カバー5の防水固定壁
511と防塵垂下壁505の側縁は、中間部接続部材27と軒先
嵌合板32とで形成される上部幅調整部157の外側の水切
垂下片324に接近して外側に位置して取付けられて、プ
ラス取付位置となる。
以上、第37図,第38図及び第39図に示すように、野地
幅寸法の誤差が生じた場合に、プラス取付,マイナス取
付施工を単純に、簡略に、容易に行うことができる。
幅寸法の誤差が生じた場合に、プラス取付,マイナス取
付施工を単純に、簡略に、容易に行うことができる。
第40図は、側部接続部材27′の横断面図であって、側
部接続部材27′の片半分側の構成は前記中間部接続部材
27とまったく同一であるから、同一部位には同一符号を
付して説明を省略する。側部接続部材27′の他半分側に
は採光ガラス枠2や防水板30が取付けられないので、側
壁275,仕上材支持溝279を設けず、短い下部水平面278の
端部に垂直壁220を設け、垂直壁220の上端から側方へ屈
曲して張出片221を形成する。
部接続部材27′の片半分側の構成は前記中間部接続部材
27とまったく同一であるから、同一部位には同一符号を
付して説明を省略する。側部接続部材27′の他半分側に
は採光ガラス枠2や防水板30が取付けられないので、側
壁275,仕上材支持溝279を設けず、短い下部水平面278の
端部に垂直壁220を設け、垂直壁220の上端から側方へ屈
曲して張出片221を形成する。
また、上部水平面271は側方へ張り出し、上部水平面2
71の先端と、張出片221の先端とを通る垂直の側端面壁2
22を設け、該側端面壁222の上端を外方へ屈曲して外方
係合突片299を形成し、側端面壁222の上端内壁に係合突
起273を設け、下端内壁には長手方向に沿って数条の水
切突条223を設け、側端面壁222と垂直壁220との間に側
端面部材収納調整部224を形成する。
71の先端と、張出片221の先端とを通る垂直の側端面壁2
22を設け、該側端面壁222の上端を外方へ屈曲して外方
係合突片299を形成し、側端面壁222の上端内壁に係合突
起273を設け、下端内壁には長手方向に沿って数条の水
切突条223を設け、側端面壁222と垂直壁220との間に側
端面部材収納調整部224を形成する。
側部接続部材27′の片半分側には、中間部接続部材27
と同様、第42図に示す軒側閉塞部材31と、第43図に示す
採光ガラス枠固定金具17が装着される。
と同様、第42図に示す軒側閉塞部材31と、第43図に示す
採光ガラス枠固定金具17が装着される。
第44図において、35は側部接続部材27′を長手方向に
連結する側部接続部材連結具であって、側部接続部材連
結具35の片半分側は、中間部接続部材連結具29と同様の
構成を有するので同一部位に同一符号を付して説明を省
略する。
連結する側部接続部材連結具であって、側部接続部材連
結具35の片半分側は、中間部接続部材連結具29と同様の
構成を有するので同一部位に同一符号を付して説明を省
略する。
連結上部水平面291の上面には、側部接続部材27′の
カバー係合壁272の内面に当接する起立壁292を設け、連
結上部水平面291の外側縁には側部接続部材27′の側端
面壁222の外面に当接する連結側端面壁350を設ける。
カバー係合壁272の内面に当接する起立壁292を設け、連
結上部水平面291の外側縁には側部接続部材27′の側端
面壁222の外面に当接する連結側端面壁350を設ける。
また、連結側端面壁350の長手方向一端は、連結側壁2
90より長く延出され、連結上部水平面291の長手方向他
端には、連結側端面壁350に沿って上部水平面挿入切欠3
51が形成される。
90より長く延出され、連結上部水平面291の長手方向他
端には、連結側端面壁350に沿って上部水平面挿入切欠3
51が形成される。
側部接続部材27′を連結する時は、一方の側部接続部
材27′の接続端部に形成された連結具差込切欠155に、
側部接続部材連結具35の連結側壁290の長手方向他端を
挿し、側部接続部材連結具35の上部水平面挿入切欠351
に側部接続部材27′の側端面壁222を挿入して、第45図
に示すように側部接続部材27′の接続端部の外面に側部
接続部材連結具35を嵌合し、重合部を水密材にてシール
する。
材27′の接続端部に形成された連結具差込切欠155に、
側部接続部材連結具35の連結側壁290の長手方向他端を
挿し、側部接続部材連結具35の上部水平面挿入切欠351
に側部接続部材27′の側端面壁222を挿入して、第45図
に示すように側部接続部材27′の接続端部の外面に側部
接続部材連結具35を嵌合し、重合部を水密材にてシール
する。
他方の側部接続部材27′の側端面壁222は接続端部に
おいて上部水平面271よりやや短く形成され、この上部
水平面271を側部接続部材連結具35の連結上部水平面291
の下面に重合し、側壁275を側部接続部材連結具35の嵌
入切欠溝295に挿入して、第46図に示すように、側部接
続部材27′と他方の側部接続部材27′とを間隔をあけて
摺動的に連続接続し、熱膨張に耐え、歪みが生じない連
続接続部を形成して、長尺の側部接続部材を構成するこ
とができる。これにより、工場,倉庫,体育館等の長尺
屋根にも単純に簡単に取付施工することができる。
おいて上部水平面271よりやや短く形成され、この上部
水平面271を側部接続部材連結具35の連結上部水平面291
の下面に重合し、側壁275を側部接続部材連結具35の嵌
入切欠溝295に挿入して、第46図に示すように、側部接
続部材27′と他方の側部接続部材27′とを間隔をあけて
摺動的に連続接続し、熱膨張に耐え、歪みが生じない連
続接続部を形成して、長尺の側部接続部材を構成するこ
とができる。これにより、工場,倉庫,体育館等の長尺
屋根にも単純に簡単に取付施工することができる。
第47図及び第1図において、24は溝型鋼14のケラバ端
面を被覆する側端面部材であって、側端面部材24は本体
となる上部水平部240の下面に垂下壁となる垂直部241が
一体に設けられ、垂直部241の下端には外方に張出して
張出し部となる下部水平部242が設けられ、上部水平部2
40の内側縁上部には複数の水切突条243を有する水切立
上り壁244が設けられ、垂直部241の中央には外方に張出
して支持溝245が形成される。
面を被覆する側端面部材であって、側端面部材24は本体
となる上部水平部240の下面に垂下壁となる垂直部241が
一体に設けられ、垂直部241の下端には外方に張出して
張出し部となる下部水平部242が設けられ、上部水平部2
40の内側縁上部には複数の水切突条243を有する水切立
上り壁244が設けられ、垂直部241の中央には外方に張出
して支持溝245が形成される。
上部水平部240の他側縁の上面には起立片246を設け、
下部水平部242の他側端の下面には下方へ折り曲げ、さ
らに内方に折り曲げて下部屈曲片247を設ける。
下部水平部242の他側端の下面には下方へ折り曲げ、さ
らに内方に折り曲げて下部屈曲片247を設ける。
また、上部水平部240及び下部水平部242の他側縁には
各々下方及び上方に折り返すと共にその端部を内方に折
り返した係合突条248,248が、係合突条248,248の外方に
は側端面押え板支持溝248′が形成され、支持溝245には
長手方向中央付近に固定用丸孔249が穿設され、支持溝2
45の固定用丸孔249の両側には一定の間隔をおいて長軸
が軒棟方向に一致する長孔よりなる摺動取付孔249′が
穿設される。
各々下方及び上方に折り返すと共にその端部を内方に折
り返した係合突条248,248が、係合突条248,248の外方に
は側端面押え板支持溝248′が形成され、支持溝245には
長手方向中央付近に固定用丸孔249が穿設され、支持溝2
45の固定用丸孔249の両側には一定の間隔をおいて長軸
が軒棟方向に一致する長孔よりなる摺動取付孔249′が
穿設される。
36は側端面部材固定具であって、側端面部材固定具36
は、ボルト360を植設した接続片361の一辺をボルト360
と反対に折り曲げ固定片362を形成して成る。
は、ボルト360を植設した接続片361の一辺をボルト360
と反対に折り曲げ固定片362を形成して成る。
側端面部材24及び側部接続部材27′を取付けるには、
まず、溝型鋼14の屋根側部端面に側端面部材固定具36の
接続片361が臨むように、固定片362を溝型鋼14の端部に
固定する。
まず、溝型鋼14の屋根側部端面に側端面部材固定具36の
接続片361が臨むように、固定片362を溝型鋼14の端部に
固定する。
次に、第48図に示すように、側端面部材24の固定用丸
孔249,摺動取付孔249′に側端面部材固定具36のボルト3
60を挿通し、ナット締めすることによって側端面部材24
を溝型鋼14に取付ける。
孔249,摺動取付孔249′に側端面部材固定具36のボルト3
60を挿通し、ナット締めすることによって側端面部材24
を溝型鋼14に取付ける。
側端面部材24の上部水平部240の上面に側部接続部材2
7′の側端面壁222を載置し、側端面部材24の水切立上壁
244を側部接続部材27′の側端面部材収納部224に挿入す
る。また、側部接続部材27′の側端面収納調整部224と
側端面部材24の水切立上り壁244の係合は、第1図に示
すように、野地幅寸法の誤差に対するプラス・マイナス
調整を可能とする。
7′の側端面壁222を載置し、側端面部材24の水切立上壁
244を側部接続部材27′の側端面部材収納部224に挿入す
る。また、側部接続部材27′の側端面収納調整部224と
側端面部材24の水切立上り壁244の係合は、第1図に示
すように、野地幅寸法の誤差に対するプラス・マイナス
調整を可能とする。
側部接続部材27′を、その上部水平面271と下部水平
面278に挿通したフックボルト16をナット締めすること
によって溝型鋼14に固定した後、第49図に示すように、
側部接続部材27′の上面に側部接続カバー28′を嵌合
し、軒側端部に側部軒巴4′を取付ける。
面278に挿通したフックボルト16をナット締めすること
によって溝型鋼14に固定した後、第49図に示すように、
側部接続部材27′の上面に側部接続カバー28′を嵌合
し、軒側端部に側部軒巴4′を取付ける。
そして、側端面カバー25の内面上下端寄りに設けられ
た掛止突条250を側端面部材24の係合突条248に係合し、
側端面部材24の外面に側端面カバー25を装着する。
た掛止突条250を側端面部材24の係合突条248に係合し、
側端面部材24の外面に側端面カバー25を装着する。
第50図において、37は側部下隅装飾カバーであり、本
体部面戸板370の裏面側下端に一体に後方突出部371を設
け、裏面側端中央部に側端面部材取付片372を突設し、
該側端面部材取付片372には貫通孔373を穿設する。そし
て、側端面部材24の軒側端部に穿設された取付孔と側部
下隅装飾カバー37の貫通孔373とを合わせてボルトとナ
ットによって固定し、第51図に示すように側端面部材24
に側部下隅装飾カバー37を装着する。
体部面戸板370の裏面側下端に一体に後方突出部371を設
け、裏面側端中央部に側端面部材取付片372を突設し、
該側端面部材取付片372には貫通孔373を穿設する。そし
て、側端面部材24の軒側端部に穿設された取付孔と側部
下隅装飾カバー37の貫通孔373とを合わせてボルトとナ
ットによって固定し、第51図に示すように側端面部材24
に側部下隅装飾カバー37を装着する。
側部下隅装飾カバー37の装着された側端面部材24を第
52図に示すように、側端面部材固定具36を介して溝型鋼
14に取付けた後、側端面部材24の外面に第53図に示すよ
うに、側端面カバー25を取付け、さらに側端面カバー25
の外面には第54図に示すように、側端面押え板38の上下
端を側端面部材24の側端面押え板支持溝248′に嵌入
し、矢印方向に摺動して軒側端部を側部下隅装飾カバー
37との間に差し込んで装着する。
52図に示すように、側端面部材固定具36を介して溝型鋼
14に取付けた後、側端面部材24の外面に第53図に示すよ
うに、側端面カバー25を取付け、さらに側端面カバー25
の外面には第54図に示すように、側端面押え板38の上下
端を側端面部材24の側端面押え板支持溝248′に嵌入
し、矢印方向に摺動して軒側端部を側部下隅装飾カバー
37との間に差し込んで装着する。
以上の説明のように、側端部は側部接続部材27′と側
端面部材24と、それにともなう各部材とで側端部を形成
し、雨仕舞を完璧にし、風圧に耐え、調整取付可能に
し、表面には一本のボルトも表わすことなく簡単に取付
施工できる構造である。
端面部材24と、それにともなう各部材とで側端部を形成
し、雨仕舞を完璧にし、風圧に耐え、調整取付可能に
し、表面には一本のボルトも表わすことなく簡単に取付
施工できる構造である。
第55図において、39は側端面部材24を長手方向に接続
する側端面部材連結具であって、側端面部材連結具39は
側端面部材24の上部水平部240の上面に載置される連結
水平部390の内側端に連結立上り壁391を設け、連結水平
部390の外側端に山形凸部392を設け、山形凸部392の下
端より連結垂下壁393を設け、連結垂下壁393の下端を内
方へ屈曲して連結水平部394を形成して成り、間隔をお
いて取付けられた2本の側端面部材24の接続端部の外面
に側端面部材連結具39を嵌合し、第57図に示すように連
結部分を摺動的に重合被覆して、側端面部材24と側端面
部材24とを熱膨張,収縮を吸収するよう間隔をあけて連
結接続し、長尺の側端部材を形成する。これにより、工
場,倉庫,体育館等の長尺屋根にも簡単に取付施工がで
きる。
する側端面部材連結具であって、側端面部材連結具39は
側端面部材24の上部水平部240の上面に載置される連結
水平部390の内側端に連結立上り壁391を設け、連結水平
部390の外側端に山形凸部392を設け、山形凸部392の下
端より連結垂下壁393を設け、連結垂下壁393の下端を内
方へ屈曲して連結水平部394を形成して成り、間隔をお
いて取付けられた2本の側端面部材24の接続端部の外面
に側端面部材連結具39を嵌合し、第57図に示すように連
結部分を摺動的に重合被覆して、側端面部材24と側端面
部材24とを熱膨張,収縮を吸収するよう間隔をあけて連
結接続し、長尺の側端部材を形成する。これにより、工
場,倉庫,体育館等の長尺屋根にも簡単に取付施工がで
きる。
第58図は、屋根面の中央部にのみ採光ガラス枠2を敷
設した太陽エネルギー収集屋根の側端部の横断面図を示
す。側部連結材1′の外側には、波形スレート,FRPある
いは金属板等よりなる側部調整板12が敷設され、側部調
整板12は、その一側端が側部接続部材27′に隣接し、他
側端が第59図に示すように中間部接続部材27に隣接する
よう、溝型鋼14上に載置され、両側端の上面を雨仕舞カ
バー26によって押圧する。
設した太陽エネルギー収集屋根の側端部の横断面図を示
す。側部連結材1′の外側には、波形スレート,FRPある
いは金属板等よりなる側部調整板12が敷設され、側部調
整板12は、その一側端が側部接続部材27′に隣接し、他
側端が第59図に示すように中間部接続部材27に隣接する
よう、溝型鋼14上に載置され、両側端の上面を雨仕舞カ
バー26によって押圧する。
雨仕舞カバー26は、第60図に示すように、水平押圧面
260の下面一側端と下面中央に各々第一押圧片261,第二
押圧片262を垂下させ、水平押圧面260の他側端に上下方
向の起立垂直壁263を設け、第一押圧片261と第二押圧片
262との間に第一収納空間264、第二押圧片262と起立垂
直壁263との間に第二収納空間265を形成する。
260の下面一側端と下面中央に各々第一押圧片261,第二
押圧片262を垂下させ、水平押圧面260の他側端に上下方
向の起立垂直壁263を設け、第一押圧片261と第二押圧片
262との間に第一収納空間264、第二押圧片262と起立垂
直壁263との間に第二収納空間265を形成する。
起立垂直壁263の上端は内方に折曲し、下端は外方に
張出して取付片266を形成し、取付片266には、第61図に
示すように適宜間隔をおいて固定孔267を穿設する。
張出して取付片266を形成し、取付片266には、第61図に
示すように適宜間隔をおいて固定孔267を穿設する。
側部調整板12の取付部の構造を説明すると、側部調整
板12の両側端下面には、両側に起立折曲片400を設けた
側部防水板40が敷設され、側部防水板40の内側の起立折
曲片400が側部調整板12の最も外側の山形凸条120の下面
に挿入され、外側の起立折曲片400が接続部材27,27′の
収納空間152に挿入される。
板12の両側端下面には、両側に起立折曲片400を設けた
側部防水板40が敷設され、側部防水板40の内側の起立折
曲片400が側部調整板12の最も外側の山形凸条120の下面
に挿入され、外側の起立折曲片400が接続部材27,27′の
収納空間152に挿入される。
そして、側部調整板12の山形凸条120及び山形凸条120
に隣接する山形凸条121が、各々第二収納空間265及び第
一収納空間264内に位置するように、側部調整板12の側
端部上面に雨仕舞カバー26を載置し、雨仕舞カバー26の
取付片266を接続部材27,27′の仕上材支持溝279上に配
置し、仕上材支持溝279に頭部を挿入したボルト268を固
定孔267に挿通しナット締めする。
に隣接する山形凸条121が、各々第二収納空間265及び第
一収納空間264内に位置するように、側部調整板12の側
端部上面に雨仕舞カバー26を載置し、雨仕舞カバー26の
取付片266を接続部材27,27′の仕上材支持溝279上に配
置し、仕上材支持溝279に頭部を挿入したボルト268を固
定孔267に挿通しナット締めする。
側部調整板12に隣接する中間部連結材1,側部連結材
1′における中間部接続部材カバー28,側部接続カバー2
8′はその水平蓋280が雨仕舞カバー26側において他側よ
り長く形成され、雨仕舞カバー26の起立垂直壁263の上
方を被覆する。
1′における中間部接続部材カバー28,側部接続カバー2
8′はその水平蓋280が雨仕舞カバー26側において他側よ
り長く形成され、雨仕舞カバー26の起立垂直壁263の上
方を被覆する。
切妻屋根の太陽エネルギー収集面とは反対の屋根面の
側端部においても、第62図及び第63図に示すように、波
形板20の側縁上面を雨仕舞カバー26によって被覆し、側
部接続部材27′の反対側には側端面部材24が、側部接続
部材27′の軒側端部には側部軒巴4′及び側部下隅装飾
カバー37が、各々第47,48図に示す実施例と同様に設け
られ、側端面部材24の外面には第64図に示すように側端
面カバー25が取付けられる。
側端部においても、第62図及び第63図に示すように、波
形板20の側縁上面を雨仕舞カバー26によって被覆し、側
部接続部材27′の反対側には側端面部材24が、側部接続
部材27′の軒側端部には側部軒巴4′及び側部下隅装飾
カバー37が、各々第47,48図に示す実施例と同様に設け
られ、側端面部材24の外面には第64図に示すように側端
面カバー25が取付けられる。
また、第65図に示すように、側部調整板12に隣接する
中間部接続部材27には、他の中間部接続部材27と同様、
軒巴4及び軒カバー5を装着する。
中間部接続部材27には、他の中間部接続部材27と同様、
軒巴4及び軒カバー5を装着する。
第66図において、41は雨仕舞カバー26を長手方向に接
続する雨仕舞カバー連結具であって、雨仕舞カバー連結
具41は雨仕舞カバー26の水平押圧面260の上面に載置さ
れる水平押圧面接続面410の一側端を下方に折り曲げ、
さらにその下端を内方に屈曲して第一押圧片接続部411
とし、他側端を上方に屈曲して起立垂直壁接続部412と
する。
続する雨仕舞カバー連結具であって、雨仕舞カバー連結
具41は雨仕舞カバー26の水平押圧面260の上面に載置さ
れる水平押圧面接続面410の一側端を下方に折り曲げ、
さらにその下端を内方に屈曲して第一押圧片接続部411
とし、他側端を上方に屈曲して起立垂直壁接続部412と
する。
雨仕舞カバー26を連結するときは、第67図に示すよう
に、一方の雨仕舞カバー26の接続端部外面に雨仕舞カバ
ー連結具41の軒棟方向一端を重合し、第68図に示すよう
に、雨仕舞カバー連結具41の軒棟方向他端の下面に他方
の雨仕舞カバー26の接続端部を重合して2本の雨仕舞カ
バー26は摺動的に間隔をあけて接続され、熱膨張を吸収
して歪の生じない接続構造となる。
に、一方の雨仕舞カバー26の接続端部外面に雨仕舞カバ
ー連結具41の軒棟方向一端を重合し、第68図に示すよう
に、雨仕舞カバー連結具41の軒棟方向他端の下面に他方
の雨仕舞カバー26の接続端部を重合して2本の雨仕舞カ
バー26は摺動的に間隔をあけて接続され、熱膨張を吸収
して歪の生じない接続構造となる。
以上の説明のとおり、雨仕舞カバー26は側部調整板12
を被覆して漏水を防ぎ、側部調整板12の下部に側部防水
板40を敷設して、万一漏水があっても側部防水板40を通
して軒先より外部へ排水する構造に構成される。
を被覆して漏水を防ぎ、側部調整板12の下部に側部防水
板40を敷設して、万一漏水があっても側部防水板40を通
して軒先より外部へ排水する構造に構成される。
次に、屋根の側部における幅調整取付方法を第69a,b,
c図を参照して説明する。
c図を参照して説明する。
先に、中間部の野地幅寸法の誤差を、採光ガラス枠2
と金属屋根板30を中間部接続部材27と並びに接続部材カ
バー28とで平列接続して、そのうえ野地幅寸法の誤差を
幅調整する標準取付,マイナス調整取付,プラス調整取
付を第31a〜c図に示して、その調整方法を説明した。
と金属屋根板30を中間部接続部材27と並びに接続部材カ
バー28とで平列接続して、そのうえ野地幅寸法の誤差を
幅調整する標準取付,マイナス調整取付,プラス調整取
付を第31a〜c図に示して、その調整方法を説明した。
ところで、実際の屋根に屋根部材を取付施工するには
葺き始めと葺き納めが大切な所である。特に、屋根の野
地幅は棟側幅と軒先側幅が必ずしも同一であるとは限ら
ず、正確に平行でないので、そのためには葺き始めと葺
き終りの納め方を容易にする幅調整部が側部構造には絶
対に必要である。その側部幅調整は両側で行う場合と、
片側で行われる場合があるが、本発明の実施例に用いら
れる部材は両側の場合も片側の場合もいずれも取付施工
ができる。側部における標準取付,マイナス調整取付,
プラス調整取付を図に示し、その幅調整方法を以下に説
明する。
葺き始めと葺き納めが大切な所である。特に、屋根の野
地幅は棟側幅と軒先側幅が必ずしも同一であるとは限ら
ず、正確に平行でないので、そのためには葺き始めと葺
き終りの納め方を容易にする幅調整部が側部構造には絶
対に必要である。その側部幅調整は両側で行う場合と、
片側で行われる場合があるが、本発明の実施例に用いら
れる部材は両側の場合も片側の場合もいずれも取付施工
ができる。側部における標準取付,マイナス調整取付,
プラス調整取付を図に示し、その幅調整方法を以下に説
明する。
第69b図に示すように側部接続部材27′は、外側に位
置する垂直壁220と側端面壁222との間隔を広くあけて野
地幅誤差を調整する側端面部材収納調整部224を形成す
る。また、側端面部材24は内側上面端部に水切立上壁24
4を形成している。野地幅が標準で調整取付を必要とし
ない場合は側端面部材24の水切立上壁244は側端面部材
収納調整部224の中央に位置して取付けられる。
置する垂直壁220と側端面壁222との間隔を広くあけて野
地幅誤差を調整する側端面部材収納調整部224を形成す
る。また、側端面部材24は内側上面端部に水切立上壁24
4を形成している。野地幅が標準で調整取付を必要とし
ない場合は側端面部材24の水切立上壁244は側端面部材
収納調整部224の中央に位置して取付けられる。
第69a図に示すように、野地幅が狭いときはマイナス
調整取付となり、この場合は側端面部材24の水切立上壁
244は、側部接続部材27′の側端面部材収納調整部224の
内側に位置する垂直壁220に接近して水切立上壁244は内
側に位置して取付けられ、マイナス調整取付となる。
調整取付となり、この場合は側端面部材24の水切立上壁
244は、側部接続部材27′の側端面部材収納調整部224の
内側に位置する垂直壁220に接近して水切立上壁244は内
側に位置して取付けられ、マイナス調整取付となる。
第69c図に示すように、野地幅が広いときはプラス調
整取付となり、この場合は側端面部材24の水切立上壁24
4は、側部接続部材27′の側端面部材収納調整部224の外
側に位置する側端面壁222に接近して位置し、水切立上
壁244は外側に位置して取付けられ、プラス調整取付と
なる。
整取付となり、この場合は側端面部材24の水切立上壁24
4は、側部接続部材27′の側端面部材収納調整部224の外
側に位置する側端面壁222に接近して位置し、水切立上
壁244は外側に位置して取付けられ、プラス調整取付と
なる。
以上の説明の如く、中間部の調整と同様に調整して外
側にて微調整をすることで屋根部材の葺き納めを容易に
する。
側にて微調整をすることで屋根部材の葺き納めを容易に
する。
側部における側端面部材24の調整接続方法を説明する
と、通常存在する屋根の野地幅は2間以上であり、屋根
施工は1間2枚葺き,1間3枚葺き,1間4枚葺き等種々可
能である。
と、通常存在する屋根の野地幅は2間以上であり、屋根
施工は1間2枚葺き,1間3枚葺き,1間4枚葺き等種々可
能である。
例えば、1間3枚葺きとする時、2間2尺では第71図
のように7列となり、2間4尺の時には第72図のように
8列となる。採光ガラス枠2の幅をw,接続部材幅をbと
した時7列の最小野地幅は、 (w+b)×7=e となり、 これに最大幅調整量(dmm/列)を加えた最大寸法は (d×7)+e=f となる。
のように7列となり、2間4尺の時には第72図のように
8列となる。採光ガラス枠2の幅をw,接続部材幅をbと
した時7列の最小野地幅は、 (w+b)×7=e となり、 これに最大幅調整量(dmm/列)を加えた最大寸法は (d×7)+e=f となる。
また、8列の時には最小寸法は (w+b)×8=g となる。
ここで問題となるのは、g>h>fとなるようなhの
寸法が発生するときで、実際の屋根野地寸法は建築構造
や地域差で千差万別であるから、7列と8列の中間のh
なる寸法も当然存在するはずで、前記した中間部の幅調
整方法と側部の幅調整方法ではこれを満足することがで
きず、調整不能な場合が生じて、屋根葺きができなくな
ってしまう。
寸法が発生するときで、実際の屋根野地寸法は建築構造
や地域差で千差万別であるから、7列と8列の中間のh
なる寸法も当然存在するはずで、前記した中間部の幅調
整方法と側部の幅調整方法ではこれを満足することがで
きず、調整不能な場合が生じて、屋根葺きができなくな
ってしまう。
そこで、前記した幅調整を越えたものについては、側
部接続部材27′と側端面部材24の組合せの中で吸収する
こととし、その方法は幅寸法の異なる側端面部材24を何
種類か用意して、各寸法に対応して使い分けるものであ
る。
部接続部材27′と側端面部材24の組合せの中で吸収する
こととし、その方法は幅寸法の異なる側端面部材24を何
種類か用意して、各寸法に対応して使い分けるものであ
る。
つまり、(g−f)−(7dx)=s (s>0)(xは0,正の整数) となるようなsの値を持った側端面部材24を何種類か用
意して、各寸法に対応して使い分けるものである。
意して、各寸法に対応して使い分けるものである。
(例)採光ガラス枠幅w=566mm,接続部材幅 b=30mm,最大幅調整量d=20mmとすると、 eは (566+30)×7=4172mm fは (20×7)+4172=4312mm gは (566+30)×8=4768mm これにより、側端面部材24の寸法sは x=0の時 sは4768−4312=456mm x=1の時 sは456−(20×7×1)=316mm x=2の時 sは456−(20×7×2)=176mm x=3の時 sは456−(20×7×3)=36mm となる。
今、野地幅が4530mmとすると、 4530−4312=218mm となり、 調整の範囲を越えた量は218mmである。
したがって、側端面部材24は218mmより大きくてそれ
に最も近い316mmのものを使用して実質上の野地幅を計
算すると、 4530−316=4214mm となる。
に最も近い316mmのものを使用して実質上の野地幅を計
算すると、 4530−316=4214mm となる。
全体の幅調整量は 4214−4172=42mm であるから、 42÷7=6mm/列 となる。
第73図,第74図及び第75図は、上記のsの値に対応す
るために用意する数種の側端面部材24を示し、s=0の
ときは、第73図に示す側端面部材24を使用し、以下、s
の値が大きくなるに従って第74図,第75図の側端面部材
24を適宜用いる。
るために用意する数種の側端面部材24を示し、s=0の
ときは、第73図に示す側端面部材24を使用し、以下、s
の値が大きくなるに従って第74図,第75図の側端面部材
24を適宜用いる。
採光ガラス枠寸法と幅調整量の決め方によって側端面
部材24の種類,幅寸法の多少,大小が発生するのである
が、太陽エネルギー収集効率を高める為には、限られた
屋根面積の中で、エネルギー収集面積をできるだけ大き
く取ることが必要で、そのためには接続部材幅や幅調整
量を必要最小限に押え、採光ガラス枠2を最大限大きく
取ることが合理的,経済的な設計手法となる。
部材24の種類,幅寸法の多少,大小が発生するのである
が、太陽エネルギー収集効率を高める為には、限られた
屋根面積の中で、エネルギー収集面積をできるだけ大き
く取ることが必要で、そのためには接続部材幅や幅調整
量を必要最小限に押え、採光ガラス枠2を最大限大きく
取ることが合理的,経済的な設計手法となる。
但し、採光ガラス枠2は、高所において一人で持ち運
びすることを考えると、2尺近傍の寸法が扱い易く、そ
れ以上では安全性の面で不安がある。したがって、実際
には1間3枚葺きというのは4枚葺きに比べれば接続部
材の本数も少なくて済むし、施工性も良いので合理的,
経済性に富んだものと言える。
びすることを考えると、2尺近傍の寸法が扱い易く、そ
れ以上では安全性の面で不安がある。したがって、実際
には1間3枚葺きというのは4枚葺きに比べれば接続部
材の本数も少なくて済むし、施工性も良いので合理的,
経済性に富んだものと言える。
また、一列当りの調整可能寸法はプラス・マイナス方
向にそれぞれ仕上材支持溝279の幅yと等しく、これが
±10mmというのも実使用領域内(4間〜5間)において
は3種類の側端面部材24を野地幅に合せて適宜使用する
ことでカバーできるので適当な寸法と考えられる。
向にそれぞれ仕上材支持溝279の幅yと等しく、これが
±10mmというのも実使用領域内(4間〜5間)において
は3種類の側端面部材24を野地幅に合せて適宜使用する
ことでカバーできるので適当な寸法と考えられる。
次に、表の説明をする。
表は、採光ガラス枠幅と接続部材幅と幅調整量即ち基
準ピッチ寸法を予め設定したときに、適用される野地幅
から採光ガラス枠2の列数と側部調整板の寸法が、どの
ようになるかを簡単に拾い出せるようにしたものであ
る。
準ピッチ寸法を予め設定したときに、適用される野地幅
から採光ガラス枠2の列数と側部調整板の寸法が、どの
ようになるかを簡単に拾い出せるようにしたものであ
る。
表1で説明すると、 (例1)野地幅を4848mmとすると採光ガラス枠2の列数
は7列となり、側端面部材24の寸法は0mmで、即ち標準
品、そして調整量も基準野地幅と同じであるから標準取
付となる。
は7列となり、側端面部材24の寸法は0mmで、即ち標準
品、そして調整量も基準野地幅と同じであるから標準取
付となる。
(例2)野地幅を4652mmとすると採光ガラス枠2の列数
は7列となり、側端面部材24の寸法は240mmと180mmで、
もし240mmを使用するならば、調整量は70mmとなり、1
列当り10mmのマイナス調整となる。180mmを使用するな
らば、基準野地幅4602mmより50mm大きくなるので1列当
り50/7mmのプラス調整をする。
は7列となり、側端面部材24の寸法は240mmと180mmで、
もし240mmを使用するならば、調整量は70mmとなり、1
列当り10mmのマイナス調整となる。180mmを使用するな
らば、基準野地幅4602mmより50mm大きくなるので1列当
り50/7mmのプラス調整をする。
(例3)野地幅を4524mmとすると採光ガラス枠2の列数
は7列となり、側端面部材24の寸法は120mm、基準野地
幅4482mmより42mm大きくなるので、調整量は1列当り6m
mのプラス調整となる。
は7列となり、側端面部材24の寸法は120mm、基準野地
幅4482mmより42mm大きくなるので、調整量は1列当り6m
mのプラス調整となる。
表1と表2は基準ピッチ寸法p=606mm、調整可能寸
法y=±10mmのものである。
法y=±10mmのものである。
表3と表4は基準ピッチ寸法p=606mm、調整可能寸
法y=±15mmのものである。
法y=±15mmのものである。
表5と表6は基準ピッチ寸法p=606mm、調整可能寸
法y=±20mmのものである。
法y=±20mmのものである。
表7と表8は基準ピッチ寸法p=455mm、調整可能寸
法y=±10mmのものである。
法y=±10mmのものである。
次に、第76a図に基いて、他の屋根面に装着される棟
支持台21について説明すると、棟支持台21は軒側に傾斜
する傾斜面210の上端と垂直に立上がり、その上端を傾
斜面210方向に折り曲げ、さらに上方に屈曲する棟対向
面211の上端との間に上部接続面212を設け、上部接続面
212を棟対向面211より棟側に延出し、上部接続面212と
棟対向面211の屈曲部とによって棟部材支持凹部213を形
成する。
支持台21について説明すると、棟支持台21は軒側に傾斜
する傾斜面210の上端と垂直に立上がり、その上端を傾
斜面210方向に折り曲げ、さらに上方に屈曲する棟対向
面211の上端との間に上部接続面212を設け、上部接続面
212を棟対向面211より棟側に延出し、上部接続面212と
棟対向面211の屈曲部とによって棟部材支持凹部213を形
成する。
また、傾斜面210の下端寄りから棟対向面211を通り、
さらに棟側に延出する下部接続面214を設け、下部接続
面214の先端を下方に屈曲し、下部接続面214の延出部分
には、第76b図に示すように固定長孔215を穿設する。
さらに棟側に延出する下部接続面214を設け、下部接続
面214の先端を下方に屈曲し、下部接続面214の延出部分
には、第76b図に示すように固定長孔215を穿設する。
波形板20の棟側端部に穿設された丸孔206と棟支持台2
1の固定長孔215とを重ね、第77図に示すように下端のフ
ック部分を溝型鋼14に係止したフックボルト42の上端を
丸孔206及び固定長孔215に挿通し、ナット420によって
これを固定し、第78図に示すように、採光ガラス枠2に
よって葺かれた屋根面に対向する屋根面の仕上材である
波形板20の棟側端縁に沿って棟支持台21を装着する。
1の固定長孔215とを重ね、第77図に示すように下端のフ
ック部分を溝型鋼14に係止したフックボルト42の上端を
丸孔206及び固定長孔215に挿通し、ナット420によって
これを固定し、第78図に示すように、採光ガラス枠2に
よって葺かれた屋根面に対向する屋根面の仕上材である
波形板20の棟側端縁に沿って棟支持台21を装着する。
棟部材は、第5図に示すように、屋根面の頂部縁に沿
って並設される一対の棟部側面部材9と、棟部側面部材
9の上端間に跨設される棟冠6と、棟部側面部材9の裏
面に着脱自在に重合され、排気孔を穿設した棟側面防水
板43とより成り、棟部側面部材9は起立面に換気孔を穿
設した断面階段状の本体900の下端から、外方下向に屈
曲しさらに外方上向に屈曲して棟部材固定片901を形成
する。
って並設される一対の棟部側面部材9と、棟部側面部材
9の上端間に跨設される棟冠6と、棟部側面部材9の裏
面に着脱自在に重合され、排気孔を穿設した棟側面防水
板43とより成り、棟部側面部材9は起立面に換気孔を穿
設した断面階段状の本体900の下端から、外方下向に屈
曲しさらに外方上向に屈曲して棟部材固定片901を形成
する。
棟部材は、平行に配置された一対の棟部側面部材9の
上端間に棟冠6を載置固定して予め組立てられ、その一
下端の棟部材固定片901を第79図のように棟支持台21の
棟部材支持凹部213に 挿入し、他下端の棟部材固定片901を第80図に示すよう
に下方に引き下げ、接続カバー28,28′上面に装着され
る棟部材固定金具11及び棟取付金具44によって固定し、
第81図に示すように棟部材を取付ける。
上端間に棟冠6を載置固定して予め組立てられ、その一
下端の棟部材固定片901を第79図のように棟支持台21の
棟部材支持凹部213に 挿入し、他下端の棟部材固定片901を第80図に示すよう
に下方に引き下げ、接続カバー28,28′上面に装着され
る棟部材固定金具11及び棟取付金具44によって固定し、
第81図に示すように棟部材を取付ける。
第82図は棟部材取付部分の横断面図であって、棟部材
固定金具11は水平本体部110の下面に接続カバー28の幅
と同長の間隔をおいて下方垂直取付壁111,111を設け、
下方垂直取付壁111の内面中央には接続カバー28の上面
に載置される載置突条112を、内面下端には接続カバー2
8の側端に係合する係合突部117を各々形成する。
固定金具11は水平本体部110の下面に接続カバー28の幅
と同長の間隔をおいて下方垂直取付壁111,111を設け、
下方垂直取付壁111の内面中央には接続カバー28の上面
に載置される載置突条112を、内面下端には接続カバー2
8の側端に係合する係合突部117を各々形成する。
水平本体部110は第83図に示すように、棟側端部が広
幅であり、その中央部から棟側面部材連結具10の下端に
係合する差込嵌入片113を突設し、差込嵌入片113の先端
を第84図に示すように上方に折り曲げ起立係止壁114を
形成する。
幅であり、その中央部から棟側面部材連結具10の下端に
係合する差込嵌入片113を突設し、差込嵌入片113の先端
を第84図に示すように上方に折り曲げ起立係止壁114を
形成する。
水平本体部110の他端は下方に湾曲させて湾曲部115と
し、下方垂直取付壁111にはそれぞれボルト孔116を穿設
する。
し、下方垂直取付壁111にはそれぞれボルト孔116を穿設
する。
第85図において、44は接続カバー28の上面に載置さ
れ、棟部材固定金具11と連結する棟取付金具であり、棟
取付金具44は延出平面40の上面中央部に棟に沿って2条
の平列突出壁441を間隔をあけて設け、平列突出壁441の
間にボルト挿入溝442を形成し、延出平面440の棟側端縁
から上方に折り曲げ水平に延出し、さらに下方に折り曲
げて係止湾曲部443を一体に設け、係止湾曲部443の下面
には棟部側面部材9の棟部材固定片901に嵌合する嵌合
係止凹部444を形成する。
れ、棟部材固定金具11と連結する棟取付金具であり、棟
取付金具44は延出平面40の上面中央部に棟に沿って2条
の平列突出壁441を間隔をあけて設け、平列突出壁441の
間にボルト挿入溝442を形成し、延出平面440の棟側端縁
から上方に折り曲げ水平に延出し、さらに下方に折り曲
げて係止湾曲部443を一体に設け、係止湾曲部443の下面
には棟部側面部材9の棟部材固定片901に嵌合する嵌合
係止凹部444を形成する。
そして、棟側面連結部材10の下端中央に形成された嵌
入切欠部100に、差込嵌入片113を挿入した棟部材固定金
具11によって棟取付金具44の上方を被覆し、棟部材固定
金具11のボルト孔116と棟取付金具44のボルト挿入溝442
にボルト445を挿通し、座金を介してナットで締め付け
ることにより、第86図に示すように、棟部材固定金具11
と棟取付金具44とを連結する。
入切欠部100に、差込嵌入片113を挿入した棟部材固定金
具11によって棟取付金具44の上方を被覆し、棟部材固定
金具11のボルト孔116と棟取付金具44のボルト挿入溝442
にボルト445を挿通し、座金を介してナットで締め付け
ることにより、第86図に示すように、棟部材固定金具11
と棟取付金具44とを連結する。
棟部材の固定について説明すると、まず、第87図に示
すように、棟部側面部材9の棟部材固定片901の上方か
ら棟取付金具44の嵌合係止凹部444を被せ、延出平面440
の接続カバー28上に載置し、棟部材固定金具11の起立係
止壁114を棟部側面部材9の最下段を庇902の下端に係合
する。
すように、棟部側面部材9の棟部材固定片901の上方か
ら棟取付金具44の嵌合係止凹部444を被せ、延出平面440
の接続カバー28上に載置し、棟部材固定金具11の起立係
止壁114を棟部側面部材9の最下段を庇902の下端に係合
する。
次に、第88図に示すように、棟部材固定金具11の湾曲
部115を下方に押し下げ、第89図に示すようにその先端
を接続カバー28上面に当接させ、棟部材固定金具11のボ
ルト孔116をボルト挿入溝442の両端部に位置させ、さら
に第90図に示すように、ボルト孔116とボルト挿入溝442
にボルトを挿通し固定する。
部115を下方に押し下げ、第89図に示すようにその先端
を接続カバー28上面に当接させ、棟部材固定金具11のボ
ルト孔116をボルト挿入溝442の両端部に位置させ、さら
に第90図に示すように、ボルト孔116とボルト挿入溝442
にボルトを挿通し固定する。
第91図は、側部調整幅が大きく広幅の上部水平部240
を有する側端面部材24を用いた屋根の棟端部を示し、棟
巴7と鬼冠60が棟巴摺動連結具61によって接続される。
を有する側端面部材24を用いた屋根の棟端部を示し、棟
巴7と鬼冠60が棟巴摺動連結具61によって接続される。
棟巴7は棟端面板700の下端に開口窓701を形成し、開
口窓701には、第92図に示すように、棟巴摺動連結具61
の一端上面に重合する嵌合枠材62を嵌合する。
口窓701には、第92図に示すように、棟巴摺動連結具61
の一端上面に重合する嵌合枠材62を嵌合する。
嵌合枠材62の頂部下面にはボルト620が突設され、こ
のボルト620は、棟巴摺動連結具61の一端頂部に穿設さ
れた棟線方向の長孔610に挿通され、嵌合枠材62と棟巴
摺動連結具61とは重合接続される。
のボルト620は、棟巴摺動連結具61の一端頂部に穿設さ
れた棟線方向の長孔610に挿通され、嵌合枠材62と棟巴
摺動連結具61とは重合接続される。
棟巴摺動連結具61の他端上面には鬼冠60を重合し、棟
巴摺動連結具61の両下端には、第93図に示すように、外
方下向きに湾曲状の屋根勾配当接曲部611を設ける。
巴摺動連結具61の両下端には、第93図に示すように、外
方下向きに湾曲状の屋根勾配当接曲部611を設ける。
屋根の長さや勾配は建築構造や地域差により千差万別
であるので、棟巴7,嵌合枠材62,棟巴摺動連結具61,鬼冠
60は一体に組み合わされ、棟端部が構成され、それによ
り屋根の長さや勾配の変化に順応する。
であるので、棟巴7,嵌合枠材62,棟巴摺動連結具61,鬼冠
60は一体に組み合わされ、棟端部が構成され、それによ
り屋根の長さや勾配の変化に順応する。
棟端部の長さ調整は側端面部材24の幅調整に合せて、
棟巴摺動連結具61に設けた長孔610と嵌合枠材62とでプ
ラス・マイナスして調整取付する。
棟巴摺動連結具61に設けた長孔610と嵌合枠材62とでプ
ラス・マイナスして調整取付する。
第96図及び第97図に示すように、標準取付のときは長
孔610の中央に嵌合枠材62のボルト620が位置し、第94図
及び第95図に示すように、マイナス取付のときは長孔61
0の外側にボルト620が位置し、第98図及び第99図に示す
ように、プラス取付のときは長孔610の内側にボルト620
が位置する。
孔610の中央に嵌合枠材62のボルト620が位置し、第94図
及び第95図に示すように、マイナス取付のときは長孔61
0の外側にボルト620が位置し、第98図及び第99図に示す
ように、プラス取付のときは長孔610の内側にボルト620
が位置する。
したがって、屋根の側部における幅調整量によって側
端面部材24の上部水平部240の幅が変化した場合は、第9
4〜99図に示すように、棟巴摺動連結具61の長さを変え
るだけですみ、棟巴7,嵌合枠材62,鬼冠60は幅調整量に
かかわらず、同一の部材を用いることができる。
端面部材24の上部水平部240の幅が変化した場合は、第9
4〜99図に示すように、棟巴摺動連結具61の長さを変え
るだけですみ、棟巴7,嵌合枠材62,鬼冠60は幅調整量に
かかわらず、同一の部材を用いることができる。
また、屋根勾配の緩急の変化に対しては棟巴摺動連結
具61の屋根勾配調整当接曲部611が第100図に示すよう
に、棟部側面部材9の棟部材固定片901の接点0を中心
とした円弧の一部として形成されているので、屋根勾配
のが接点0を中心として変化しても円弧の一点が側端面
部材24の上部水平部240に適宜移動して接し、勾配に順
応して曲面機能を効果的に発揮して嵌合枠材62に対して
常に一定の高さを保持する。したがって、各部材は規格
品により屋根長さの変化と勾配の変化に対応することが
でき、しかも強固に、かつ、雨仕舞の完璧な構造に構成
される。
具61の屋根勾配調整当接曲部611が第100図に示すよう
に、棟部側面部材9の棟部材固定片901の接点0を中心
とした円弧の一部として形成されているので、屋根勾配
のが接点0を中心として変化しても円弧の一点が側端面
部材24の上部水平部240に適宜移動して接し、勾配に順
応して曲面機能を効果的に発揮して嵌合枠材62に対して
常に一定の高さを保持する。したがって、各部材は規格
品により屋根長さの変化と勾配の変化に対応することが
でき、しかも強固に、かつ、雨仕舞の完璧な構造に構成
される。
第101図は2寸勾配の屋根に対する棟端部部材の取付
を、第102図は4寸勾配の屋根に対する棟端部部材の取
付を、第103図は6寸勾配の屋根に対する棟端部部材の
取付を、また、第104図は8寸勾配の屋根に対する棟端
部部材の取付を各々示す。
を、第102図は4寸勾配の屋根に対する棟端部部材の取
付を、第103図は6寸勾配の屋根に対する棟端部部材の
取付を、また、第104図は8寸勾配の屋根に対する棟端
部部材の取付を各々示す。
発明の効果 以上に述べたように、本発明の屋根の中間部接続部材
は、左右の仕上材支持溝間に形成される収納調整空間に
防水板の端部を収納できるので、屋根仕上材とその下方
に敷設される防水板を一部材で接続することが可能であ
ると共に、万一、屋根仕上材や中間部接続部材から漏水
しても、その雨水はすべて防水板の上面の、中間部接続
部材より外方にあたる部分に流れ落ち、防水板の裏面に
浸水することがない。
は、左右の仕上材支持溝間に形成される収納調整空間に
防水板の端部を収納できるので、屋根仕上材とその下方
に敷設される防水板を一部材で接続することが可能であ
ると共に、万一、屋根仕上材や中間部接続部材から漏水
しても、その雨水はすべて防水板の上面の、中間部接続
部材より外方にあたる部分に流れ落ち、防水板の裏面に
浸水することがない。
また、防水板の端部は収納調整空間内に左右方向に摺
動可能に収納されるので、野地幅に合わせて中間部接続
部材を移動することができ、気温の変化や直射日光によ
って防水板が伸縮しても、その変化を吸収することがで
きる。
動可能に収納されるので、野地幅に合わせて中間部接続
部材を移動することができ、気温の変化や直射日光によ
って防水板が伸縮しても、その変化を吸収することがで
きる。
さらに、中空本体の下部水平面を側方に張り出し、そ
の両側端部に内側壁の間を長尺中空本体の左右側面より
も広い間隔をあけた仕上材支持溝を形成したので、中空
本体の下方に形成された収納調整空間の幅が広くなり、
このため、防水板の調整可能幅が大きくなると共に、該
調整可能幅を広くしても外観に現れる接続部材の幅を狭
くすることができて体裁が良く、特に太陽エネルギー収
集屋根の場合はエネルギー収集効率が低下する心配がな
く、長尺中空本体は断面四辺形状のため、剛性が大で変
形を生じることがない。
の両側端部に内側壁の間を長尺中空本体の左右側面より
も広い間隔をあけた仕上材支持溝を形成したので、中空
本体の下方に形成された収納調整空間の幅が広くなり、
このため、防水板の調整可能幅が大きくなると共に、該
調整可能幅を広くしても外観に現れる接続部材の幅を狭
くすることができて体裁が良く、特に太陽エネルギー収
集屋根の場合はエネルギー収集効率が低下する心配がな
く、長尺中空本体は断面四辺形状のため、剛性が大で変
形を生じることがない。
第1図は、本発明の実施例を示す屋根の要部横断面図、 第2図は、屋根全面に採光ガラス枠を敷設した屋根の全
体斜視図、 第3図は、屋根面中央部に採光ガラス枠を敷設した屋根
の全体斜視図、 第4図は、側部幅調整量の大きい屋根の全体斜視図、 第5図は、屋根の要部縦断面図、 第6図は、第2図に示す屋根の側部横断面図、 第7図は、第3図に示す屋根の側部横断面図、 第8図は、同上の中間部横断面図、 第9図は、中間部接続部材の横断面図、 第10図は、軒側閉塞部材の一部破断斜視図、 第11図は、採光ガラス枠固定金具の斜視図、 第12図は、中間部接続部材の斜視図、 第13図は、中間部接続部材取付前の裏面斜視図、 第14図は、中間部接続部材の連結前の斜視図、 第15図は、同上の連結途中の斜視図、 第16図は、同上の連結後の斜視図、 第17A図は、中間部連結材の分解時の横断面図、 第17B図は、中間部連結部分の横断面図、 第18A図は、軒先嵌合板の横断面図、 第18B図は、中間部接続カバー取付前の屋根要部の斜視
図、 第19図は、中間部接続カバー取付後の屋根要部の斜視
図、 第20A図は、軒巴取付前の屋根軒部分の斜視図、 第20B図は、軒巴取付後の屋根軒部分の斜視図、 第21図は、中間部接続カバーの連結前の斜視図、 第22図は、中間部接続カバーの連結後の斜視図、 第23a図は、防水板の平面図、 第23b図は、同上の側面図、 第23c図は、同上の正面図、 第24図は、同上の一部拡大断面図、 第25a図は、棟防水板の平面図、 第25b図は、同上の側面図、 第25c図は、同上の正面図、 第26図は、接続後の防水板の斜視図、 第27図は、同上の縦断面図、 第28図は、第27図の要部拡大図、 第29A図は、採光ガラス枠の平面図、 第29B図は、同上の正面図、 第29C図は、同上の側面図、 第29D図は、下横枠の斜視図、 第29E図は、連結時の採光ガラス枠の縦断面図、 第30A図は、棟部採光ガラス枠の平面図、 第30B図は、同上の正面図、 第30C図は、同上の側面図、 第31a図は、中間部幅調整量が大きい屋根の中間部接続
部材部分の横断面図、 第31b図は、標準中間部幅調整量の屋根の中間部接続部
材部分の横断面図、 第31c図は、中間部幅調整量が小さい屋根の中間部接続
部材部分の横断面図、 第32a図は、上部幅調整部の横断面図、 第32b図は、幅調整部の横断面図、 第32c図は、収納調整空間の横断面図、 第33図は、中間部幅調整量の関係を示す中間部連結材部
分の横断面図、 第34図は、野地幅と基準ピッチとの関係を示す屋根の全
体斜視図、 第35A図は水返防水壁取付前の軒カバーの斜視図、 第35B図は、水返防水壁取付後の軒カバーの斜視図、 第36A図は、屋根の軒部分の縦断面図、 第36B図は、屋根の軒側部の横断面図、 第37図は、中間部幅調整量の大きい屋根の軒端面図、 第38図は、標準中間部幅調整量の屋根の軒端面図、 第39図は、中間部幅調整量の小さい屋根の軒端面図、 第40図は、側部接続部材の横断面図、 第41図は、同上の斜視図、 第42図は、軒側閉塞部材の一部破断斜視図、 第43図は、採光ガラス枠固定金具の斜視図、 第44図は、連結前の側部接続部材の斜視図、 第45図は、連結途中の側部接続部材の斜視図、 第46図は、連結後の側部接続部材の斜視図、 第47図は、側部接続部材取付前の屋根側部の斜視図、 第48図は、軒部材取付前の屋根側部の斜視図、 第49図は、側端面カバー取付前の屋根側部の斜視図、 第50図は、側部下隅装飾カバー取付前の側端面部材の斜
視図、 第51図は、側部下隅装飾カバー取付後の側端面部材の斜
視図、 第52図は、側端面部材取付前の要部斜視図、 第53図は、側端面部材取付後の要部斜視図、 第54図は、側端面押え板取付時の側端面部材の斜視図、 第55図は、連結前の側端面部材の斜視図、 第56図は、連結途中の側端面部材の斜視図、 第57図は、連結後の側端面部材の斜視図、 第58図は、屋根面中央部にのみ採光ガラス枠を敷設した
屋根の側部横断面図、 第59図は、同上の中間部横断面図、 第60図は、雨仕舞カバーの横断面図、 第61図は、同上の斜視図、 第62図は、波形板を敷設した屋根面の一側部分解斜視
図、 第63図は、同上の他側部分解斜視図、 第64図は、同上の一側部斜視図、 第65図は、第59図に示す中間部分の分解斜視図、 第66図は、連結前の雨仕舞カバーの斜視図、 第67図は、連結途中の雨仕舞カバーの斜視図、 第68図は、連結後の雨仕舞カバーの斜視図、 第69a図は、マイナス幅調整の屋根側部の横断面図、 第69b図は、標準幅調整の屋根側部の横断面図、 第69c図は、プラス幅調整の屋根側部の横断面図、 第70図は、野地幅と基準ピッチとの関係を示す屋根の全
体斜視図、 第71図は、野地幅が2間2尺の屋根の全体斜視図、 第72図は、野地幅が2間4尺の屋根の全体斜視図、 第73図は、標準幅の側端面部材を用いた屋根側部の横断
面図、 第74図は、やや広幅の側端面部材を用いた屋根側部の横
断面図、 第75図は、最大幅の側端面部材を用いた屋根側部の横断
面図、 第76a図は、棟支持台の横断面図、 第76b図は、同上の斜視図、 第77図は、他の屋根面の要部裏面分解斜視図、 第78図は、同上の要部表面斜視図、 第79図は、棟部材取付前の要部横断面図、 第80図は、棟部材取付後の要部横断面図、 第81図は、同上の一部切断斜視図、 第82図は、棟部材取付部分の横断面図、 第83図は、同上の平面図、 第84図は、同上の横断面図、 第85図は、棟部材固定金具取付前の要部斜視図、 第86図は、棟部材固定金具取付後の要部斜視図、 第87〜第90図は、棟部材の取付過程を示す要部横断面
図、 第91図は、広幅の側端面部材を用いた屋根の棟端部の斜
視図、 第92図は、同上の縦断面図、 第93図は、同上の横断面図、 第94図は、マイナス調整の棟端部の一部切断平面図、 第95図は、同上の縦断面図、 第96図は、標準取付の棟端部の一部切断平面図、 第97図は、同上の縦断面図、 第98図は、プラス調整の棟端部の一部切断平面図、 第99図は、同上の縦断面図、 第100図は、各屋根勾配に対する棟端部部材の取付を示
す棟端部の横断面図、 第101図は、2寸勾配屋根の棟端部の横断面図、 第102図は、4寸勾配屋根の棟端部の横断面図、 第103図は、6寸勾配屋根の棟端部の横断面図、 第104図は、8寸勾配屋根の棟端部の横断面図、 1……中間部連結材、1′……側部連結材、2……採光
ガラス枠、3……ケラバ部材、4……軒巴、5……軒カ
バー、6……棟冠、7……棟巴、8……棟冠連結部材、
9……棟部側面部材、10……棟側面部材連結具、11……
棟部材固定金具、12……側部調整板、13……棟摺動部
材、14……溝型鋼、15……角パイプ、16……フックボル
ト、17……採光ガラス枠固定金具、18……散水管、19…
…洗浄装置、20……波形板、21……棟支持台、24……側
端面部材、25……側端面カバー、26……雨仕舞カバー、
27′……側部接続部材、27……中間部接続部材、270…
…中空本体、271……上部水平面、272……カバー係合
壁、273……係合突起、274……カバー嵌入溝、275……
側壁、276……突起、277……挿入空隙、278……下部水
平面、279……仕上材支持溝、150,150′……対向縁、15
1……内側壁、152……収納調整空間、153……固定用丸
孔、154……固定用長孔、155……幅調整部、28……中間
部接続カバー、28′……側部接続カバー、29……中間部
接続部材連結具、30……防水板、31……軒側閉塞部材、
32……軒先嵌合板、33……接続カバー連結具、34……棟
防水板、35……側部接続部材連結具、36……側端面部材
固定具、37……側部下隅装飾カバー、38……側端面押え
板、39……側端面部材連結具、40……側部防水板、41…
…雨仕舞カバー連結具、42……フックボルト、43……棟
側面防水板、44……棟取付金具、50……カバー本体、51
……水返防水壁、60……鬼冠、61……棟巴摺動連結具、
62……嵌合枠材。
体斜視図、 第3図は、屋根面中央部に採光ガラス枠を敷設した屋根
の全体斜視図、 第4図は、側部幅調整量の大きい屋根の全体斜視図、 第5図は、屋根の要部縦断面図、 第6図は、第2図に示す屋根の側部横断面図、 第7図は、第3図に示す屋根の側部横断面図、 第8図は、同上の中間部横断面図、 第9図は、中間部接続部材の横断面図、 第10図は、軒側閉塞部材の一部破断斜視図、 第11図は、採光ガラス枠固定金具の斜視図、 第12図は、中間部接続部材の斜視図、 第13図は、中間部接続部材取付前の裏面斜視図、 第14図は、中間部接続部材の連結前の斜視図、 第15図は、同上の連結途中の斜視図、 第16図は、同上の連結後の斜視図、 第17A図は、中間部連結材の分解時の横断面図、 第17B図は、中間部連結部分の横断面図、 第18A図は、軒先嵌合板の横断面図、 第18B図は、中間部接続カバー取付前の屋根要部の斜視
図、 第19図は、中間部接続カバー取付後の屋根要部の斜視
図、 第20A図は、軒巴取付前の屋根軒部分の斜視図、 第20B図は、軒巴取付後の屋根軒部分の斜視図、 第21図は、中間部接続カバーの連結前の斜視図、 第22図は、中間部接続カバーの連結後の斜視図、 第23a図は、防水板の平面図、 第23b図は、同上の側面図、 第23c図は、同上の正面図、 第24図は、同上の一部拡大断面図、 第25a図は、棟防水板の平面図、 第25b図は、同上の側面図、 第25c図は、同上の正面図、 第26図は、接続後の防水板の斜視図、 第27図は、同上の縦断面図、 第28図は、第27図の要部拡大図、 第29A図は、採光ガラス枠の平面図、 第29B図は、同上の正面図、 第29C図は、同上の側面図、 第29D図は、下横枠の斜視図、 第29E図は、連結時の採光ガラス枠の縦断面図、 第30A図は、棟部採光ガラス枠の平面図、 第30B図は、同上の正面図、 第30C図は、同上の側面図、 第31a図は、中間部幅調整量が大きい屋根の中間部接続
部材部分の横断面図、 第31b図は、標準中間部幅調整量の屋根の中間部接続部
材部分の横断面図、 第31c図は、中間部幅調整量が小さい屋根の中間部接続
部材部分の横断面図、 第32a図は、上部幅調整部の横断面図、 第32b図は、幅調整部の横断面図、 第32c図は、収納調整空間の横断面図、 第33図は、中間部幅調整量の関係を示す中間部連結材部
分の横断面図、 第34図は、野地幅と基準ピッチとの関係を示す屋根の全
体斜視図、 第35A図は水返防水壁取付前の軒カバーの斜視図、 第35B図は、水返防水壁取付後の軒カバーの斜視図、 第36A図は、屋根の軒部分の縦断面図、 第36B図は、屋根の軒側部の横断面図、 第37図は、中間部幅調整量の大きい屋根の軒端面図、 第38図は、標準中間部幅調整量の屋根の軒端面図、 第39図は、中間部幅調整量の小さい屋根の軒端面図、 第40図は、側部接続部材の横断面図、 第41図は、同上の斜視図、 第42図は、軒側閉塞部材の一部破断斜視図、 第43図は、採光ガラス枠固定金具の斜視図、 第44図は、連結前の側部接続部材の斜視図、 第45図は、連結途中の側部接続部材の斜視図、 第46図は、連結後の側部接続部材の斜視図、 第47図は、側部接続部材取付前の屋根側部の斜視図、 第48図は、軒部材取付前の屋根側部の斜視図、 第49図は、側端面カバー取付前の屋根側部の斜視図、 第50図は、側部下隅装飾カバー取付前の側端面部材の斜
視図、 第51図は、側部下隅装飾カバー取付後の側端面部材の斜
視図、 第52図は、側端面部材取付前の要部斜視図、 第53図は、側端面部材取付後の要部斜視図、 第54図は、側端面押え板取付時の側端面部材の斜視図、 第55図は、連結前の側端面部材の斜視図、 第56図は、連結途中の側端面部材の斜視図、 第57図は、連結後の側端面部材の斜視図、 第58図は、屋根面中央部にのみ採光ガラス枠を敷設した
屋根の側部横断面図、 第59図は、同上の中間部横断面図、 第60図は、雨仕舞カバーの横断面図、 第61図は、同上の斜視図、 第62図は、波形板を敷設した屋根面の一側部分解斜視
図、 第63図は、同上の他側部分解斜視図、 第64図は、同上の一側部斜視図、 第65図は、第59図に示す中間部分の分解斜視図、 第66図は、連結前の雨仕舞カバーの斜視図、 第67図は、連結途中の雨仕舞カバーの斜視図、 第68図は、連結後の雨仕舞カバーの斜視図、 第69a図は、マイナス幅調整の屋根側部の横断面図、 第69b図は、標準幅調整の屋根側部の横断面図、 第69c図は、プラス幅調整の屋根側部の横断面図、 第70図は、野地幅と基準ピッチとの関係を示す屋根の全
体斜視図、 第71図は、野地幅が2間2尺の屋根の全体斜視図、 第72図は、野地幅が2間4尺の屋根の全体斜視図、 第73図は、標準幅の側端面部材を用いた屋根側部の横断
面図、 第74図は、やや広幅の側端面部材を用いた屋根側部の横
断面図、 第75図は、最大幅の側端面部材を用いた屋根側部の横断
面図、 第76a図は、棟支持台の横断面図、 第76b図は、同上の斜視図、 第77図は、他の屋根面の要部裏面分解斜視図、 第78図は、同上の要部表面斜視図、 第79図は、棟部材取付前の要部横断面図、 第80図は、棟部材取付後の要部横断面図、 第81図は、同上の一部切断斜視図、 第82図は、棟部材取付部分の横断面図、 第83図は、同上の平面図、 第84図は、同上の横断面図、 第85図は、棟部材固定金具取付前の要部斜視図、 第86図は、棟部材固定金具取付後の要部斜視図、 第87〜第90図は、棟部材の取付過程を示す要部横断面
図、 第91図は、広幅の側端面部材を用いた屋根の棟端部の斜
視図、 第92図は、同上の縦断面図、 第93図は、同上の横断面図、 第94図は、マイナス調整の棟端部の一部切断平面図、 第95図は、同上の縦断面図、 第96図は、標準取付の棟端部の一部切断平面図、 第97図は、同上の縦断面図、 第98図は、プラス調整の棟端部の一部切断平面図、 第99図は、同上の縦断面図、 第100図は、各屋根勾配に対する棟端部部材の取付を示
す棟端部の横断面図、 第101図は、2寸勾配屋根の棟端部の横断面図、 第102図は、4寸勾配屋根の棟端部の横断面図、 第103図は、6寸勾配屋根の棟端部の横断面図、 第104図は、8寸勾配屋根の棟端部の横断面図、 1……中間部連結材、1′……側部連結材、2……採光
ガラス枠、3……ケラバ部材、4……軒巴、5……軒カ
バー、6……棟冠、7……棟巴、8……棟冠連結部材、
9……棟部側面部材、10……棟側面部材連結具、11……
棟部材固定金具、12……側部調整板、13……棟摺動部
材、14……溝型鋼、15……角パイプ、16……フックボル
ト、17……採光ガラス枠固定金具、18……散水管、19…
…洗浄装置、20……波形板、21……棟支持台、24……側
端面部材、25……側端面カバー、26……雨仕舞カバー、
27′……側部接続部材、27……中間部接続部材、270…
…中空本体、271……上部水平面、272……カバー係合
壁、273……係合突起、274……カバー嵌入溝、275……
側壁、276……突起、277……挿入空隙、278……下部水
平面、279……仕上材支持溝、150,150′……対向縁、15
1……内側壁、152……収納調整空間、153……固定用丸
孔、154……固定用長孔、155……幅調整部、28……中間
部接続カバー、28′……側部接続カバー、29……中間部
接続部材連結具、30……防水板、31……軒側閉塞部材、
32……軒先嵌合板、33……接続カバー連結具、34……棟
防水板、35……側部接続部材連結具、36……側端面部材
固定具、37……側部下隅装飾カバー、38……側端面押え
板、39……側端面部材連結具、40……側部防水板、41…
…雨仕舞カバー連結具、42……フックボルト、43……棟
側面防水板、44……棟取付金具、50……カバー本体、51
……水返防水壁、60……鬼冠、61……棟巴摺動連結具、
62……嵌合枠材。
Claims (1)
- 【請求項1】断面四辺形状の長尺中空本体の下部水平面
を左右側方に張り出し、前記下部水平面の両側に、上方
に開口して屋根仕上材の側縁下端を支持する仕上材支持
溝を前記下部水平面より下方に突出して設け、前記仕上
材支持溝は、その内側壁の間を前記長尺中空本体の左右
側面よりも広い間隔をあけて形成し、前記下部水平面と
仕上材支持溝の内側壁とにより、前記屋根仕上材の下方
に敷設される防水板の側端部を収納する収納調整空間を
形成したことを特徴とする屋根の中間部接続部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63108953A JP2534099B2 (ja) | 1988-05-06 | 1988-05-06 | 屋根の中間部接続部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63108953A JP2534099B2 (ja) | 1988-05-06 | 1988-05-06 | 屋根の中間部接続部材 |
Related Child Applications (11)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63198816A Division JP2529591B2 (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | 棟部材支持台 |
JP63257348A Division JPH07116810B2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 波形板用外覆材 |
JP28588388A Division JPH01280155A (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | 接続部材カバー連結具 |
JP28588488A Division JPH07116802B2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | 屋根仕上材接続部材の連結具 |
JP28588188A Division JPH07116807B2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | 軒先部材 |
JP63285885A Division JP2529595B2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | 屋根の側端面部材連結具 |
JP83289A Division JPH07116811B2 (ja) | 1989-01-07 | 1989-01-07 | 側部屋根仕上材接続部材の連結具 |
JP64000833A Division JP2534115B2 (ja) | 1989-01-07 | 1989-01-07 | 屋根の妻部構造 |
JP1001995A Division JP2534117B2 (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | 太陽エネルギ―収集屋根の幅調整方法 |
JP1017711A Division JP2534120B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 屋根の側部幅調整方法 |
JP1040364A Division JPH028448A (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 太陽エネルギー収集屋根の幅調整方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01280154A JPH01280154A (ja) | 1989-11-10 |
JP2534099B2 true JP2534099B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=14497838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63108953A Expired - Lifetime JP2534099B2 (ja) | 1988-05-06 | 1988-05-06 | 屋根の中間部接続部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2534099B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5869954A (ja) * | 1981-10-21 | 1983-04-26 | 株式会社平井技研 | 屋根側部装置 |
JPS5965152A (ja) * | 1982-10-02 | 1984-04-13 | 株式会社平井技研 | 太陽エネルギー収集装置 |
-
1988
- 1988-05-06 JP JP63108953A patent/JP2534099B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01280154A (ja) | 1989-11-10 |
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