JP4467735B2 - 建物の排水構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の排水構造に係り、例えば、建物用付設物であるバルコニ、庇、集合住宅の外階段、外廊下等の排水のために利用できるものである。
【0002】
【背景技術】
図8及び図9は、従来の建物の排水構造、具体的には建物用付設物であるバルコニの排水構造を示し、図8は、デッキ材を想像線で示したバルコニの根太の先部周辺の拡大断面斜視図で、図9は、バルコニの桁梁及び樋部材の部分の縦断面図である。バルコニの構造材になっている桁梁51には排水部材である樋部材52が取り付けられ、建物本体に後端が結合されてこの建物本体から延びている根太53の先端がこの樋部材52に載せられて支持されている。根太53は、デッキ材54の裏面側に配置されてデッキ材54を支持する支持部材になっており、樋部材52及び桁梁51の延び方向に間隔を開けて複数並設された根太53にデッキ材54が載せられている。
【0003】
また、桁梁51の長手方向両端は、建物本体に結合されている図示外の左右2本の妻梁の先端間に架設されており、この桁梁51にブラケット55でバルコニの手摺り用柱56が結合され、また、桁梁51は、連結部材57、ボルト58,59、ナット60,61で根太53に連結されている。このように桁梁51が根太53に連結部材57を介して連結されることにより、桁梁51の長手方向の途中部がバルコニ内外方向に変位するのを阻止される。
【0004】
雨天時において雨水がデッキ材54の上に降ると、雨水は、建物本体側が高位となった水勾配をもって配置されているデッキ材54の表面上を流下した後、デッキ材54の先端下側に配置されている樋部材52へと落下し、この後、樋部材52に接続してバルコニに設けられている図示外の縦樋部材へと流れ落ちることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べた従来のバルコニの排水構造によると、図8に示されているとおり、樋部材52は桁梁51に設けられ、手摺り用柱56は、下端部56Aが樋部材52の内側に挿入された状態で立設されているため、デッキ材54の先端面54Aがこの手摺り用柱56に干渉しないように、デッキ材54を樋部材52に対して配置しなければならない。これによると、デッキ材54の先端面54Aの位置を桁梁51に近い位置とすることができず、この先端面54Aの位置を桁梁51から離れた樋部材52の幅方向における根太53側の端部近くまで後退させた位置としなければならず、先端面54Aを樋部材52の幅方向内側に深く臨ませることはできない。
【0006】
このため、例えば、大雨のとき、デッキ材54の表面上を流下した雨水の一部が樋部材52の延び方向に並設されている根太53同士の間からバルコニ下に落ち、雨水の全部を所定どおり樋部材52の内側に落下させることができないおそれがあった。
【0007】
また、デッキ材54の側部の下側に根太53の長手方向に延びる樋部材が配置され、バルコニの妻梁に設けられるこの樋部材と、バルコニの桁梁51の長手方向に複数配置されている根太53のうちの妻梁側の根太53とが離れていると、この箇所からも大雨のときにバルコニ下に雨水の一部が落下するおそれがある。
【0008】
本発明の目的は、デッキ材等である水流下部材の上の全部の水が樋部材等の排水部材の内側に落下し、良好な排水状態を得られるようになる建物の排水構造を提供するところにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る建物の排水構造は、表面上を水が流下する水流下部材が、この水流下部材の裏面側に間隔を開けて並設された複数の支持部材で支持され、前記水流下部材の先端下側にこれらの支持部材の並設方向に延びる排水部材が配置され、前記水流下部材の表面上を流下した水がこの排水部材に落下して排水される建物の排水構造において、前記水流下部材の先端に前記支持部材同士の間の空間を遮蔽する遮蔽部材が配置されていることを特徴とするものである。
【0010】
この建物の排水構造によると、水流下部材の先端に支持部材同士の間の空間を遮蔽する遮蔽部材が配置されているため、たとえ水流下部材の先端面が排水部材の幅方向内側に深く臨んだ位置に配置されていなくても、支持部材同士の間から水が排水部材の外部へ落ちるのを遮蔽部材によって防止することができることになり、水流下部材の表面上を流下した水の全部を所定どおり排水部材へ落下させることができるようになる。
【0011】
遮蔽部材は支持部材同士の間の空間を遮蔽することができるものであれば任意な形状、構造のものでよく、例えば、板金によるものでもよく、押し出し成形品によるものでもよく、プラスチックパネルによるものでもよく、金属製又はプラスチック製等のブロックによるものでもよい。
【0012】
また、遮蔽部材は、複数の支持部材の先端に跨って延びる長さを有するものであって、これにより支持部材同士の間の空間を遮蔽するものでもよく、あるいは、支持部材同士の間の空間だけにこの空間を埋めるように配置されるものでもよい。
【0013】
しかし、前者によると、後者の場合と異なり、支持部材と遮蔽部材との間で隙間が生じなくなるため、水漏れ対策上より有効となるという効果を得られる。
【0014】
さらに、遮蔽部材の排水部材側の端部はこの排水部材まで延びていなくてもよく、また、排水部材まで延びていてもこの排水部材の内側に挿入されていなくてもよいが、遮蔽部材の排水部材側の端部は、排水部材まで延びていて排水部材の内側に挿入されていることが好ましい。
【0015】
これによると、水流下部材の表面上を流下してこの水流下部材の先端から落下した水は、遮蔽部材に案内されて自ずと排水部材の内側へと導かれることになり、確実に排水部材に落ちることになる。
【0016】
このように遮蔽部材の排水部材側の端部を排水部材の内側に挿入するようにした場合には、水流下部材の先端を必ずしも排水部材の内側に臨む位置まで前進させる必要はなく、この先端が排水部材から外れた位置にあっても、水流下部材の表面上を流下した水を遮蔽部材の案内作用によって排水部材へと案内することができる。
【0017】
また、遮蔽部材における水流下部材側の端部をこの水流下部材の先端又は支持部材の先端に当てがい、これにより遮蔽部材を水流下部材又は支持部材に結合する構造としてもよいが、遮蔽部材における水流下部材側の端部をこの水流下部材と前記支持部材との間に挿入する構造とすることが好ましい。
【0018】
これによると、支持部材に水流下部材を載せて固定することにより、遮蔽部材の水流下部材側の端部を自ずと水流下部材と支持部材とで挟着固定できることになり、この端部の固定作業の容易化を図ることができる。また、遮蔽部材の水流下部材側の端部は水流下部材と支持部材との間に挿入されているため、水流下部材の先端から落下する水が遮蔽部材の後側に侵入することはなく、全部の水を遮蔽部材の前側に落として排水部材へと案内させることができる。
【0019】
以上の建物の排水構造において、前記複数の支持部材は前記排水部材の延び方向のみに並設されていてもよく、これらの支持部材の他に、これらの支持部材と直角等の角度をなす支持部材が設けられていてもよい。
【0020】
また、以上の建物の排水構造は建物の任意な箇所に適用でき、また、建物本体の排水構造ではなく、建物本体に付設される建物用付設物の排水構造としても適用できる。この建物用付設物は、例えば、バルコニでもよく、シャッター装置のシャッターケースでもよく、オーニング装置の収納ケースでもよく、ロールスクリーン装置の収納ケースでもよく、庇でもよく、看板等でもよい。さらに、建物が集合住宅である場合には、建物用付設物は、外階段でもよく、外廊下でもよい。建物用付設物がバルコニである場合において、このバルコニは支柱で支持されないタイプでもよく、支柱で支持されるタイプでもよい。
【0021】
また、以上の本発明に係る排水構造が建物本件に付設される建物用付設物に適用される場合において、水流下部材の先端とは、水流下部材の建物本体とは反対側の端部でもよく、建物本体側の端部でもよく、これらの端部と直角等の角度をなす端部でもよい。
【0022】
また、この建物用付設物が付設される建物本体は、軸組み工法によるものでもよく、パネル工法によるものでもよく、ユニット工法によるものでもよく、また、建物本体は、カーテンウォール等を使用するS造建物でもよく、RC造建物でもよく、SRC造建物等でもよい。
【0023】
以上の本発明に係る建物の排水構造が建物用付設物の排水構造として適用される場合には、前述した水流下部材と支持部材と前記排水部材と遮蔽部材は、建物用付設物を形成する部材となる。また、建物用付設物がバルコニである場合には、水流下部材はこのバルコニのデッキ材、支持部材はこのデッキ材が載せられた根太、排水部材はバルコニの樋部材となる。
【0024】
建物用付設物がバルコニである場合においては、遮蔽部材を根太に結合し、樋部材が取り付けられているバルコニの梁材を、この梁材と遮蔽部材との間に架設された連結部材と、遮蔽部材とを介して根太に連結するようにしてもよい。
【0025】
これによると、根太の先端に遮蔽部材が配置され、このため従来の連結部材を使用してバルコニの梁材を根太に連結できなくなっても、この梁材を、梁材と遮蔽部材との間に架設された連結部材と、遮蔽部材とを介して根太に連結できるようになり、従来と同じく、梁材の長手方向の途中部がバルコニ内外方向に変位するのを阻止できるようになる。
【0026】
なお、樋部材が取り付けられるバルコニの梁材は、このバルコニの桁梁でもよく、妻梁でもよい。また、これらの桁梁と妻梁の全部に樋部材を設けてもよい。これらの樋部材は、桁梁、妻梁とは別の部材として生産することにより、後作業で桁梁、妻梁に結合してもよく、押し出し成形品等として生産される桁梁、妻梁の生産時に桁梁、妻梁と一体に形成してもよい。
【0027】
また、以上の本発明に係る建物の排水構造は、水流下部材の先端面が排水部材の幅方向内側に深く臨んだ位置に配置される場合でも、またそうではない場合にも適用できる。そして、建物の排水構造がバルコニの排水構造である場合には、手摺り用柱が、バルコニの排水部材である樋部材の内側に下端部が挿入された状態で立設されるときでも、またそうではないときにも、本発明を適用できる。
【0028】
また、本発明に係る建物の排水構造は、水流下部材がこの水流下部材の裏面側に配置された支持部材で支持され、前記水流下部材の側部の下側に前記支持部材の長手方向に延びる排水部材が配置され、この排水部材と前記支持部材とが離れている建物の排水構造において、前記水流下部材の側部にこの水流下部材と前記排水部材との間の空間を遮蔽する遮蔽部材が配置されていることを特徴とするものである。
【0029】
この建物の排水構造によると、水流下部材の側部にこの水流下部材と排水部材との間の空間を遮蔽する遮蔽部材が配置されているため、排水部材と支持部材とが離れていても、水流下部材と排水部材との間の空間から水が排水部材の外部に落ちるのを防止できる。
【0030】
さらに、本発明に係る建物の排水構造は、表面上を水が流下する水流下部材が、この水流下部材の裏面側に間隔を開けて並設された複数の支持部材で支持され、前記水流下部材の先端下側にこれらの支持部材の並設方向に延びる第1排水部材が配置されているととも、前記水流下部材の側部の下側に前記支持部材の長手方向に延びる第2排水部材が配置され、この第2排水部材と前記支持部材とが離れている建物の排水構造において、前記水流下部材の先端に前記支持部材同士の間の空間を遮蔽する第1遮蔽部材が配置され、前記水流下部材の側部にこの水流下部材と前記2排水部材との間の空間を遮蔽する第2遮蔽部材が配置され、これらの第1遮蔽部材と第2遮蔽部材とは、第1排水部材と第2排水部材との接続部分に対応する箇所で接続されていることを特徴とするものである。
【0031】
この建物の排水構造によると、支持部材の先端下側に第1排水部材が、支持部材の側部の下側に第2排水部材がそれぞれ設けられ、また、支持部材の先端に第1遮蔽部材が、支持部材の側部に第2遮蔽部材部材がそれぞれ配置されていても、第1遮蔽部材と第2遮蔽部材とは第1排水部材と第2排水部材との接続部分に対応する箇所において接続されているため、これらの遮蔽部材の間から水が漏れることはなく、これらの遮蔽部材によって水をそれぞれの排水部材に案内できるようになる。
【0032】
この建物の排水構造において、第1遮蔽部材と第2遮蔽部材とを接続させるためには、これらの遮蔽部材を重ね合わせ係合させてもよく、また、突き合わせてもよく、さらには、嵌め合せてもよく、任意な接続構造とすることができる。
【0033】
また、第1遮蔽部材と第2遮蔽部材とを重ね合わせ係合とするためには、例えば、一方の遮蔽部材に切欠部を形成し、この切欠部に他方の遮蔽部材を挿入することにより、遮蔽部材同士を重ね合わせ係合させた構造としてもよく、あるいは、両方の遮蔽部材に切欠部を形成し、これらの切欠部同士を噛み合わせることにより、遮蔽部材同士を重ね合わせ係合させた構造としてもよく、両方の遮蔽部材の形状等に応じた任意な重ね合わせ係合の構造を採用できる。
【0034】
以上の建物の排水構造も建物の任意な箇所に適用できる。また、建物本体の排水構造ではなく、建物本体に付設される建物用付設物の排水構造としても適用できる。この建物用付設物は、前述と同じく、例えば、バルコニでもよく、シャッター装置のシャッターケースでもよく、オーニング装置の収納ケースでもよく、ロールスクリーン装置の収納ケースでもよく、庇でもよく、看板等でもよい。さらに、建物が集合住宅である場合には、建物用付設物は、外階段でもよく、外廊下でもよい。建物用付設物がバルコニである場合において、このバルコニは支柱で支持されないタイプでもよく、支柱で支持されるタイプでもよい。
【0035】
また、この建物用付設物が付設される建物本体は、軸組み工法によるものでもよく、パネル工法によるものでもよく、ユニット工法によるものでもよく、また、建物本体は、カーテンウォール等を使用するS造建物でもよく、RC造建物でもよく、SRC造建物等でもよい。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態に係る排水構造は、建物本体に付設される建物用付設物となっているバルコニに適用された場合であり、このバルコニは支柱で支持されないタイプである。図1は、このバルコニ11を示している。バルコニ11は、建物本体1から延びる妻梁12と、2本ある妻梁12の先端間に架設された桁梁13とが構造材となって形成されており、妻梁12と桁梁13に手摺り14が立設されている。それぞれの妻梁12は、建物本体1の躯体に結合された取付具15を介して建物本体1に取り付けられ、妻梁12と取付具15との結合は、取付具15のアーム部15Aに妻梁12をボルト16、ナットで締結することによりなされている。また、手摺り14のトップレール17等は、建物本体1の躯体にビス等の止着具18で止められたブラケット19を介して建物躯体に結合されている。
【0037】
また、桁梁13の長手方向に複数並設されているバルコニ11の根太20の建物本体1側の端部は、建物本体1に固定された根太受け部材21に載せられて結合支持されている。
【0038】
また、桁梁13には、バルコニ11の内側において、排水部材である樋部材22が取り付けられ、桁梁13と同じ方向へ延びるこの樋部材22の内部に下端部23Aが挿入された状態で手摺り用柱23が立設されている。
【0039】
図2は、デッキ材を想像線で示したバルコニ11の根太20の先部周辺の拡大断面斜視図であって、バルコニ11の桁梁13及び樋部材22の縦断面が示されている。樋部材22は、バルコニ外側の立上り部22Aが桁梁13のバルコニ内側の側面に結合されることにより桁梁13と一体化されており、樋部材22のバルコニ内側の立上り部22Bの上端にはバルコニ内側に延びる延出部22Cが形成されている。なお、この樋部材22は桁梁13と別部材になっているが、桁梁13が押し出し成形品である場合には、樋部材22を桁梁13と一体成形してもよい。根太20は、縦長の中空本体部20Aと、この中空本体部20Aの下端に設けられた水平のフランジ部20Bとからなり、フランジ部20Bが延出部22Cに載せられてビス等の固定手段で固定されることにより、根太20と樋部材22とが結合されている。
【0040】
根太20は桁梁13及び樋部材22の長手方向に間隔を開けて複数並設されており、これらの根太20にバルコニ11のデッキ材24が載せられて固定され、本実施形態での水流下部材となっているこのデッキ材24は、本実施形態での支持部材となっている根太20に樋部材22側が低くなった水勾配をもって支持されている。樋部材22は、デッキ材24の先端下側において、それぞれの根太20の並設方向に延びて配置されている。手摺り用柱23は、桁梁13に両端が結合された帯バンド部材25で桁梁13に取り付けられ、この帯バンド部材25のそれぞれの端部は、桁梁13のバルコニ内側の上部側面に形成されている横溝13Aに頭部がスライド係止されたボルト26と、このボルト26に螺合されたナット26Aとで桁梁13に結合されている。
【0041】
図3は、バルコニ11の桁梁13及び樋部材22の部分の縦断面図である。この図3で示すように、デッキ材24の先端面24Aは、下端部23Aが樋部材22の内側に挿入されている手摺り用柱23と干渉しないように桁梁13から大きく後退した位置、具体的には、樋部材22のバルコニ内側の立上り部22Bと同じ位置又は略同じ位置まで後退しており、このデッキ材24の先端下側に遮蔽部材27が配置されている。この遮蔽部材27は板金の折り曲げ品であり、下側に延びる下延出部27Aと、この下延出部27Aの上端からバルコニ内側である横向きに延びる横延出部27Bとからなる。
【0042】
このように逆L字状に形成されている遮蔽部材27は、桁梁13の延び方向と同じ方向へ連続して延びる大きな長さを有するとともに、下延出部27Aはそれぞれの根太20の先端面20Cの前面に配置されている。したがって、図3のS4−S4線矢示図である図4に示すとおり、遮蔽部材27はそれぞれの根太20の間の空間Sを遮蔽しているとともに、それぞれの根太20の先端面20Cに跨って配置されている。また、図3に示されているように、下延出部27Aの下端部27Cは樋部材22まで達し、この下端部27Cは樋部材22の内側に挿入されている。
【0043】
また、遮蔽部材27の横延出部27Bはそれぞれの根太20とデッキ材24との間に挿入され、根太20とデッキ材24とで挟着された状態になっている。
【0044】
図2に示されているように、それぞれの手摺り用柱23の位置と一致して桁梁13には連結部材28が配置され、遮蔽部材27よりも高位置に配置されているこの連結部材28は、手摺り用柱23を中心に左右対象又は略左右対象となった形状を有し、中央の遮蔽部材取付部28Aと、この取付部28Aから桁梁13側へ斜めに拡張して延びる左右一対のアーム部28Bと、それぞれのアーム部28Bの先端に設けられた桁梁取付部28Cとからなる。それぞれ桁梁取付部28Cは、桁梁13の前記横溝13Aに頭部がスライド係止されたボルト29とナット29Aとで桁梁13に結合され、遮蔽部材取付部28Aはビス等の止着具30で遮蔽部材27に止着されているとともに、この止着具30で遮蔽部材27の横延出部27Bは根太20に結合されている。
【0045】
以上のように遮蔽部材27は止着具30で根太20に結合され、また、遮蔽部材27と桁梁13との間には連結部材28が架設されているため、桁梁13は、連結部材28と遮蔽部材27を介して根太20に連結されていることになる。これにより、桁梁13の長手方向の途中部がバルコニ13の内外方向に変位するのを阻止される。
【0046】
このように連結部材28を桁梁13と遮蔽部材27との間に架設する作業を行った後に、それぞれの根太20の上にデッキ材24を載せて固定する作業が行われ、これにより、デッキ材24はデッキ材24の裏面側に間隔を開けて配置されたそれぞれの根太20で支持されるとともに、遮蔽部材27の横延出部27Bは根太20とデッキ材24との間に挿入されて挟着された状態となる。
【0047】
なお、連結部材28の遮蔽部材取付部28Aが配置されない箇所には、図3に示すように、この遮蔽部材取付部28Aの厚さ分に相当するスペーサ31が根太20とデッキ材24との間に介入され、また、遮蔽部材27の横延出部27Bが配置されない根太20とデッキ材24との間の箇所には、横延出部27Bと遮蔽部材取付部28Aとの合計厚さ分に相当する図示しないスペーサが配置される。
【0048】
また、デッキ材24の側断面形状を図3に示されたものとせず、遮蔽部材27の横延出部27B及び連結部材28の遮蔽部材取付部28Aの位置と対応するデッキ材24の先端部の下部分を切除し、これにより上記スペーサ31及び上記図示しないスペーサを省略するようにしてもよい。
【0049】
以上の本実施形態によると、雨天時に雨水がデッキ材24上に降ると、この雨水はデッキ材24の水勾配によりデッキ材24の表面上を桁梁13側へ流下し、そして雨水は、デッキ材24の先端から、根太20の並設方向に延びて配設されている樋部材22に落下し、この樋部材22から図示外の縦樋を通ってバルコニ11の外部に排出される。
【0050】
また、デッキ材24の先端面24Aの位置が、図3に示すように、手摺り用柱23との関係から樋部材22の幅方向内側深くに臨んだ位置まで達せず、樋部材22のバルコニ内側の立上り部22Bと同じ位置又は略同じ位置になっていても、それぞれの根太20の間の空間Sは、図4で示したように、デッキ材24の先端に配置された遮蔽部材27で遮蔽されているため、デッキ材24の先端面24Aから落下する雨水はこれらの空間Sからバルコニ外へ落下することはなく、遮蔽部材27によって樋部材22へと導かれることになる。
【0051】
さらに、遮蔽部材27はそれぞれの根太20の先端に跨って延びているため、隣接する根太20同士の間の空間だけに遮蔽部材を配置した場合と異なり、根太20と遮蔽部材との間の隙間から雨水が漏れるおそれをなくすことができ、また、根太20が中空の本体部20Aを有し、この本体部20Aが根太20の先端面20Cで開口していても、この開口部から雨水が根太20の内部に侵入するのを防止できる。
【0052】
また、遮蔽部材27の樋部材22側の端部、すなわち、遮蔽部材27の下延出部27Aの下端部27Cは樋部材22の内側に挿入されているため、デッキ材24の先端面24Aから落下した雨水は、遮蔽部材27の下延出部27Aに案内されて確実に樋部材22の内側に落ち、樋部材22を経てバルコニ外に排出される。
【0053】
さらに、遮蔽部材27のデッキ材24側の端部、すなわち、遮蔽部材27の横延出部27Bは、下延出部27Aから折り曲げられてデッキ材24と根太20との間に挿入され、これらのデッキ材24と根太20で挟着されているため、デッキ材24の先端面24Aから落下した雨水は遮蔽部材27の下延出部27Aに沿って落ちることになり、雨水が遮蔽部材27の後側、言い換えると、根太20が配置されている箇所では遮蔽部材27と根太20の先端面20Cとの間に侵入することはない。そして、下延出部27Aと横延出部27Bは、それぞれの根太20に跨って延びている遮蔽部材27の全長に亘って連続形成されているため、この効果を遮蔽部材27の全長について得られる。
【0054】
また、本実施形態で遮蔽部材27が用いられ、このため、図8で示した従来の連結部材57と同じ部材を使用して桁梁13を根太20に連結することができなくなっても、本実施形態では、前述したとおり、遮蔽部材27を止着具30で根太20に結合し、また、遮蔽部材27と桁梁13との間には遮蔽部材27よりも高位置で連結部材27を架設したため、桁梁13を、連結部材27と遮蔽部材27を介して根太20に連結することができ、これにより、桁梁13の長手方向の途中部がバルコニ13の内外方向に変位するのを阻止できる。
【0055】
図5〜図7は、図1で示したバルコニ11の妻梁12に設けられる樋部材についての実施形態である。図5は、前記桁梁13と共にバルコニ11の梁材となっているこの妻梁12の部分を示す縦断面図であり、図6は、図5のS6−S6線断面図である。
【0056】
図5に示すように、妻梁12のバルコニ内側にはデッキ材24の側部の排水部材となっている樋部材35が設けられている。図示例では、この樋部材35は妻梁12と一体成形されたものとなっているが、妻梁12とは別部材とし、後作業で妻梁12に結合してもよい。樋部材35のバルコニ内側の端部には立上り部35Aが形成され、この立上り部35Aの上端は水平部35Bとなっている。この水平部35Bの高さ位置は、図3で示した前記樋部材22の延出部22Cと同じ又は略同じになっており、これらの樋部材35と樋部材22は、バルコニ11の先端側の左右角部で接続されている。
【0057】
前記根太20は、前述したように、デッキ材24の先端側に設けられている樋部材22の延び方向に並設されているが、これらの根太20のうち、妻梁12側の根太20は、図5に示されているとおり、デッキ材24の側部24Bの下側に根太20の長手方向に延びて設けられている樋部材35から離れて配置されている。樋部材35の水平部35Bの上には遮蔽部材36が配置され、この遮蔽部材36は同一断面形状が妻梁12の長手方向に連続したものであって、水平部35Bにビス等の固定手段で固定された水平下部36Aと、この水平下部36Aから垂直に立ち上がった立上り部36Bと、この立上り部36Bの上端から水平下部36Aとは反対側のバルコニ内側に延びている水平上部36Cとからなる。
【0058】
図5に示されているとおり、デッキ材24の側部24Bは、妻梁12に結合されて下部が樋部材35の内部に挿入された手摺り用柱23との位置関係から、樋部材35の内側に対応する位置まで達しておらず、この側部24Bの位置は、遮蔽部材36の立上り部36Bを越えて水平下部36Aの途中部分に対応する位置となっている。
【0059】
また、図6に示すように、遮蔽部材36における桁梁13側の端部36Dは、桁梁13と対面して配置されている前記遮蔽部材27を越えて樋部材22側へ延びている。これらの遮蔽部材36と遮蔽部材27は、樋部材22と樋部材35との接続部分と対応する箇所において接続、具体的には重ね合わせ係合されており、樋部材22と樋部材35とを接続させるこの重ね合わせ係合の状態が図7で示されている。すなわち、遮蔽部材27の前記横延出部27Bに近い下延出部27Aの上部には切欠部27Cが形成され、この切欠部27Cに遮蔽部材36の水平上部36Cが挿入され、これにより遮蔽部材27の横延出部27Bと遮蔽部材36の水平上部36Cとのうち、横延出部27Bが上側となって遮蔽部材27と遮蔽部材36とが重ね合わせ係合されている。また、図5に示されているように、遮蔽部材27の下延出部27Aは遮蔽部材36の立上り部36Bに隙間なく接合されている。
【0060】
また、このように根太20の長手方向に延びている遮蔽部材36により、図5に示されているように、デッキ材24の側部24Bと樋部材35との間の空間は遮蔽されている。この遮蔽部材36の水平上部36Cとデッキ材24との間にはブチルゴム、多孔質材料等によるシール部材を介設してもよく、介設しなくてもよい。
【0061】
以上において、この実施形態では、デッキ材24の先端下側に配置された樋部材22、遮蔽部材27を第1樋部材22、第1遮蔽部材27としたとき、デッキ材24の側部24Bの側に配置された樋部材35、遮蔽部材36は第2樋部材35、第2遮蔽部材36となっている。
【0062】
この実施形態によると、雨水がデッキ材24上に降り、この雨水がデッキ材24の側部24Bから落下すると、雨水は第2遮蔽部材36の水平下部36A及び第2樋部材35の水平部35Bを経て第2樋部材35内へ落下する。すなわち、第1樋部材22の延び方向に複数並設されている根太20のうちの妻梁12に近い根太20が第2樋部材35から離れていても、第2遮蔽部材36はデッキ材24と第2樋部材35との間の空間を遮蔽しているため、この第2遮蔽部材36は水切り材となり、雨水を第2樋部材35へと導くため、雨水がデッキ材24の側部24Bからバルコニ下へ落下することはない。
【0063】
また、バルコニ11の先端と左右の側部とに設けられている第1樋部材22と第2樋部材35とに対応させて第1遮蔽部材27と第2遮蔽部材36を設けても、第1樋部材22と第2樋部材35との接続部分と対向する箇所においてこれらの第1遮蔽部材27と第2遮蔽部材36とを接続させたため、第1遮蔽部材27と第2遮蔽部材36との間から雨水が漏れることはなく、デッキ材24の先端24Aから落下する雨水を第1遮蔽部材27で案内させて第1樋部材22の内部へ、デッキ材24の側部24Bから落下する雨水を第2遮蔽部材36で案内させて第2樋部材35の内部へそれぞれ導くことができる。
【0064】
【発明の効果】
本発明によると、デッキ材等である水流下部材の上の全部の水が樋部材等の排水部材の内側に落下し、良好な排水状態を得られるという効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る排水構造が適用されたバルコニの側面を示す建物本体の縦断面図である。
【図2】図1のバルコニにおける水流下部材であるデッキ材を想像線で示し、デッキ材の先端下側に配置された排水部材である樋部材と支持部材である根太の先部周辺を示す拡大断面斜視図である。
【図3】図1のバルコニの桁梁及び樋部材の部分の縦断面図である。
【図4】図3のS4−S4線矢示図である。
【図5】デッキ材の側部の下側に配置された排水部材である樋部材及びバルコニの妻梁の部分を示す縦断面図である。
【図6】図5のS6−S6線断面図である。
【図7】図3等で示された第1遮蔽部材と図5等で示された第2遮蔽部材との重ね合わせ係合部分の構造を示す斜視図である。
【図8】従来例を示す図で、デッキ材を想像線で示したバルコニの根太の先部周辺の拡大斜視図である。
【図9】図8の従来例におけるバルコニの桁梁及び樋部材の部分の縦断面図である。
【符号の説明】
1 建物本体
11 建物用付設物であるバルコニ
12 バルコニの梁材である妻梁
13 バルコニの梁材である桁梁
14 手摺り
20 支持部材である根太
22 排水部材(第1排水部材)である樋部材
23 手摺り用柱
24 水流下部材であるデッキ材
27 遮蔽部材(第1遮蔽部材)
27B 遮蔽部材のデッキ材側の端部である横延出部
27C 遮蔽部材の樋部材側の端部である下端部
28 連結部材
35 排水部材(第2排水部材)である樋部材
36 遮蔽部材(第2遮蔽部材)
S 空間

Claims (6)

  1. 表面上を水が流下する水流下部材が、この水流下部材の裏面側に間隔を開けて並設された複数の支持部材で支持され、前記水流下部材の先端下側にこれらの支持部材の並設方向に延びる排水部材が配置され、前記水流下部材の表面上を流下した水がこの排水部材に落下して排水される建物の排水構造において、
    この排水構造は建物付設物になっているバルコニの排水構造であり、
    前記バルコニの構造材になっている桁梁に前記バルコニの内側で手摺り用柱が取り付けられているとともに、前記バルコニの内側に前記排水部材が配置され、
    前記水流下部材の先端下側に前記複数の支持部材同士の間の空間を遮蔽し、かつこれらの支持部材の先端に跨って延びる長さを有している遮蔽部材が配置されているとともに、この遮蔽部材は、下側に延びる下延出部と、この下延出部の上端から前記バルコニの内側である横向きに延びる横延出部とを有し、この横延出部は水流下部材と前記支持部材との間に挿入され、
    前記下延出部は、前記手摺り用柱における前記バルコニの内側の面と向かい合っており、
    前記水流下部材の前記先端は、前記遮蔽部材の前記下延出部よりも前記バルコニの内側に後退していることを特徴とする建物の排水構造。
  2. 請求項1に記載の建物の排水構造において、前記排水部材における前記バルコニの内側の立上部の上端には前記バルコニの内側に延びる延出部が形成され、この延出部に前記支持部材が載せられているとともに、この支持部材と前記排水部材とが結合されていることを特徴とする建物の排水構造。
  3. 請求項1又は2に記載の建物の排水構造において、前記遮蔽部材における前記下延出部の下端部は前記排水部材の内側に挿入されていることを特徴とする建物の排水構造。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の建物の排水構造において、前記手摺り用柱の下端部は、前記排水部材の内部に挿入されていることを特徴とする建物の排水構造。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の建物の排水構造において、前記水流下部材は前記バルコニのデッキ材、前記支持部材はこのデッキ材が載せられた根太、前記排水部材は前記バルコニの樋部材であり、前記遮蔽部材は前記根太に結合され、前記樋部材が取り付けられている前記バルコニの前記桁梁は、この桁梁と前記遮蔽部材との間に架設された連結部材と、前記遮蔽部材とを介して前記根太に連結されていることを特徴とする建物の排水構造。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の建物の排水構造において、前記排水部材は第1排水部材であるとともに、前記遮蔽部材は第1遮蔽部材であり、前記水流下部材の側部の下側に前記支持部材の長手方向に延びる第2排水部材が配置され、この第2排水部材と前記支持部材とが離れているとともに、前記水流下部材の側部にこの水流下部材と前記2排水部材との間の空間を遮蔽する第2遮蔽部材が配置され、これらの第1遮蔽部材と第2遮蔽部材とは、第1排水部材と第2排水部材との接続部分に対応する箇所で接続されていることを特徴とする建物の排水構造。
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