JP3025755B2 - 軒先ユニットの構造 - Google Patents
軒先ユニットの構造Info
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- JP3025755B2 JP3025755B2 JP9142594A JP14259497A JP3025755B2 JP 3025755 B2 JP3025755 B2 JP 3025755B2 JP 9142594 A JP9142594 A JP 9142594A JP 14259497 A JP14259497 A JP 14259497A JP 3025755 B2 JP3025755 B2 JP 3025755B2
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- frame
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軒先ユニットの構
造に関するものである。
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から軒樋と、軒先化粧板と、これら
を支持するフレームとで構成される軒先ユニットが知ら
れている。この軒先ユニットは、軒樋、軒先化粧板とこ
れを支持するフレームがあらかじめ連結されてユニット
化されていることで、現場においては、該軒先ユニット
を施工するのみで軒樋、軒先化粧板の施工ができるの
で、施工の省力化が図れるという長所を有している。
を支持するフレームとで構成される軒先ユニットが知ら
れている。この軒先ユニットは、軒樋、軒先化粧板とこ
れを支持するフレームがあらかじめ連結されてユニット
化されていることで、現場においては、該軒先ユニット
を施工するのみで軒樋、軒先化粧板の施工ができるの
で、施工の省力化が図れるという長所を有している。
【0003】しかしながら、上記の従来例にあっては、
軒先ユニットの組立てに当たって、軒樋や軒先化粧板の
種類の違いにより異なる種類のフレームが必要であり、
また、製作誤差や施工誤差等により軒先化粧板の継ぎ目
に段差が生じて外観が悪くなるという問題があった。
軒先ユニットの組立てに当たって、軒樋や軒先化粧板の
種類の違いにより異なる種類のフレームが必要であり、
また、製作誤差や施工誤差等により軒先化粧板の継ぎ目
に段差が生じて外観が悪くなるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来例
の問題点に鑑みて発明したものであって、軒樋や軒先化
粧板の種類が異なる場合に、軒先側フレームのみを選択
し、建物本体側フレームを共通部材として共用でき、ま
た、軒先側化粧板の継ぎ目に段差ができないように調整
でき、また、軒樋の勾配を的確な勾配に設定でき、ま
た、軒樋側から雨水がオーバーフローしたり、強風を伴
う降雨時に建物本体側に雨水が入らないようにできる軒
先ユニットの構造を提供することを課題とするものであ
る。
の問題点に鑑みて発明したものであって、軒樋や軒先化
粧板の種類が異なる場合に、軒先側フレームのみを選択
し、建物本体側フレームを共通部材として共用でき、ま
た、軒先側化粧板の継ぎ目に段差ができないように調整
でき、また、軒樋の勾配を的確な勾配に設定でき、ま
た、軒樋側から雨水がオーバーフローしたり、強風を伴
う降雨時に建物本体側に雨水が入らないようにできる軒
先ユニットの構造を提供することを課題とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために本発明の軒先ユニットの構造は、軒樋1と、軒先
化粧板2と、これらを支持するフレーム3とで構成され
る軒先ユニット4において、軒先ユニット4のフレーム
3部分を建物本体10側に取付けるための建物本体側フ
レーム5と、軒樋1、軒先化粧板2を支持するための軒
先側フレーム6とに2分割し、建物本体側フレーム5と
軒先側フレーム6との間に水切板8を介装し、水切板8
の上端部を建物本体側フレーム5の前端部及び軒先側フ
レーム6の後端部よりも上方に突出させて固定片23と
し、この固定片23を屋根パネル26の軒側端面に固定
し、屋根パネル26に取付けた軒先水切板28の先端部
を固定片23に当接して成ることを特徴とするものであ
る。このような構成とすることで、軒樋1や軒先化粧板
2の種類が異なる場合には、これに対応した軒先側フレ
ーム6を複数種類用意して適宜選択し、建物本体側フレ
ーム5は軒樋1や軒先化粧板2の種類が異なっても共通
のものを使用することができるものである。軒先側フレ
ーム6の建物本体側フレーム5への取付け高さを調整す
ることで、軒樋の勾配を調整したり、軒先化粧板2の継
ぎ目に段差が生じないようにする。また、建物本体側フ
レーム5と軒先側フレーム6との間に水切板8を介装す
ることで、軒樋1から雨水がオーバーフローした場合に
該オーバーフローした水が建物本体10側に移行するの
を水切板8により防止することができる。また、強風を
伴う降雨時にも水切板8により建物本体10側に雨水が
入るのを防止することができるものであり、この際、固
定片23を屋根パネル26の軒側端面に固定し、屋根パ
ネル26に取付けた軒先水切板28の先端部を固定片2
3に当接してあることで、水切板8の上端部を越えて建
物本体10側に雨水が入らないようにできる。
ために本発明の軒先ユニットの構造は、軒樋1と、軒先
化粧板2と、これらを支持するフレーム3とで構成され
る軒先ユニット4において、軒先ユニット4のフレーム
3部分を建物本体10側に取付けるための建物本体側フ
レーム5と、軒樋1、軒先化粧板2を支持するための軒
先側フレーム6とに2分割し、建物本体側フレーム5と
軒先側フレーム6との間に水切板8を介装し、水切板8
の上端部を建物本体側フレーム5の前端部及び軒先側フ
レーム6の後端部よりも上方に突出させて固定片23と
し、この固定片23を屋根パネル26の軒側端面に固定
し、屋根パネル26に取付けた軒先水切板28の先端部
を固定片23に当接して成ることを特徴とするものであ
る。このような構成とすることで、軒樋1や軒先化粧板
2の種類が異なる場合には、これに対応した軒先側フレ
ーム6を複数種類用意して適宜選択し、建物本体側フレ
ーム5は軒樋1や軒先化粧板2の種類が異なっても共通
のものを使用することができるものである。軒先側フレ
ーム6の建物本体側フレーム5への取付け高さを調整す
ることで、軒樋の勾配を調整したり、軒先化粧板2の継
ぎ目に段差が生じないようにする。また、建物本体側フ
レーム5と軒先側フレーム6との間に水切板8を介装す
ることで、軒樋1から雨水がオーバーフローした場合に
該オーバーフローした水が建物本体10側に移行するの
を水切板8により防止することができる。また、強風を
伴う降雨時にも水切板8により建物本体10側に雨水が
入るのを防止することができるものであり、この際、固
定片23を屋根パネル26の軒側端面に固定し、屋根パ
ネル26に取付けた軒先水切板28の先端部を固定片2
3に当接してあることで、水切板8の上端部を越えて建
物本体10側に雨水が入らないようにできる。
【0006】また、建物本体側フレーム5と軒先側フレ
ーム6とを、いずれかのフレームに形成した縦方向の長
孔7を介して連結することが好ましい。このような構成
とするので、長孔7に沿って調整することで、軒先側フ
レーム6の建物本体側フレーム5への取付け高さを調整
が簡単に行えることになる。また、建物本体側フレーム
5と軒先側フレーム6との間に水切板8を介装すること
が好ましい。このような構成とすることで、軒樋1から
雨水がオーバーフローした場合に該オーバーフローした
水が建物本体10側に移行するのを水切板8により防止
することができる。また、強風を伴う降雨時にも水切板
8により建物本体10側に雨水が入るのを防止すること
ができる。
ーム6とを、いずれかのフレームに形成した縦方向の長
孔7を介して連結することが好ましい。このような構成
とするので、長孔7に沿って調整することで、軒先側フ
レーム6の建物本体側フレーム5への取付け高さを調整
が簡単に行えることになる。また、建物本体側フレーム
5と軒先側フレーム6との間に水切板8を介装すること
が好ましい。このような構成とすることで、軒樋1から
雨水がオーバーフローした場合に該オーバーフローした
水が建物本体10側に移行するのを水切板8により防止
することができる。また、強風を伴う降雨時にも水切板
8により建物本体10側に雨水が入るのを防止すること
ができる。
【0007】
【0008】本発明においては、軒先ユニット4のフレ
ーム3部分を建物本体10側に取付けるための建物本体
側フレーム5と、軒樋1、軒先化粧板2を支持するため
の軒先側フレーム6とに2分割してあって、連結手段に
より建物本体側フレーム5と軒先側フレーム6とが連結
してある。そして、複数のフレーム3を図1に示すよう
に任意の間隔を隔てて隔設し、このフレーム3の前端部
間に軒先化粧体2を配設し、各フレーム3の軒先側フレ
ーム6の前端部に設けた前上支持部12と前下支持部1
3とにそれぞれ軒先化粧板2の上端部と下端部とを固着
具14により固着し、更に、軒先側フレーム6に設けた
軒樋支持部15に軒樋1をはめ込んで取付けて支持して
あり、更に、添付図面の実施形態においては、フレーム
3の建物本体側フレーム6の後端部の下部に設けた後下
支持部16と上記前下支持部13とに角波状断面をした
軒先天井材11の後端部と前端部とをそれぞれ固着具1
4により固着してある。図中9は軒天井見切り縁であっ
て、後下支持部16にそれぞれ取付けられるものであ
る。また、添付図面に示す実施形態においては、建物本
体側フレーム5と軒先側フレーム6との間には更に、長
尺(つまり軒先化粧板2とほぼ同じ長さ)の水切板8を
介在してあり、建物本体側フレーム5と軒先側フレーム
6とをボルト17、ナット25により連結する際に、水
切板8を介して連結してある。そして、上記水切板8の
長手方向において建物本体側フレーム5と軒先側フレー
ム6からなる複数のフレーム3が取付けられている状態
となっている。このように、複数の隔設したフレーム3
に軒先化粧板2、軒先天井材11、軒樋1、水切り板8
を連結組み合わせることで、軒先ユニット4全体として
の形状を保持し且つ強度を確保するようになっている。
また、上記軒先ユニット4内部にはロックウールのよう
な断熱材18が内装されるものである。
ーム3部分を建物本体10側に取付けるための建物本体
側フレーム5と、軒樋1、軒先化粧板2を支持するため
の軒先側フレーム6とに2分割してあって、連結手段に
より建物本体側フレーム5と軒先側フレーム6とが連結
してある。そして、複数のフレーム3を図1に示すよう
に任意の間隔を隔てて隔設し、このフレーム3の前端部
間に軒先化粧体2を配設し、各フレーム3の軒先側フレ
ーム6の前端部に設けた前上支持部12と前下支持部1
3とにそれぞれ軒先化粧板2の上端部と下端部とを固着
具14により固着し、更に、軒先側フレーム6に設けた
軒樋支持部15に軒樋1をはめ込んで取付けて支持して
あり、更に、添付図面の実施形態においては、フレーム
3の建物本体側フレーム6の後端部の下部に設けた後下
支持部16と上記前下支持部13とに角波状断面をした
軒先天井材11の後端部と前端部とをそれぞれ固着具1
4により固着してある。図中9は軒天井見切り縁であっ
て、後下支持部16にそれぞれ取付けられるものであ
る。また、添付図面に示す実施形態においては、建物本
体側フレーム5と軒先側フレーム6との間には更に、長
尺(つまり軒先化粧板2とほぼ同じ長さ)の水切板8を
介在してあり、建物本体側フレーム5と軒先側フレーム
6とをボルト17、ナット25により連結する際に、水
切板8を介して連結してある。そして、上記水切板8の
長手方向において建物本体側フレーム5と軒先側フレー
ム6からなる複数のフレーム3が取付けられている状態
となっている。このように、複数の隔設したフレーム3
に軒先化粧板2、軒先天井材11、軒樋1、水切り板8
を連結組み合わせることで、軒先ユニット4全体として
の形状を保持し且つ強度を確保するようになっている。
また、上記軒先ユニット4内部にはロックウールのよう
な断熱材18が内装されるものである。
【0009】建物本体側フレーム5と軒先側フレーム6
とを水切板8を介してボルト17により連結するに当た
り、建物本体側フレーム5乃至軒先側フレーム6に設け
るボルト17を挿入するための孔19として少なくとも
一方に縦方向の長孔7とするものであり、これにより、
軒先側フレーム6の建物本体側フレーム5に対する上下
方向の連結位置を調整することができるようになってい
る。なお、図3における他方の孔19にはナット25が
溶接等により固着してある。
とを水切板8を介してボルト17により連結するに当た
り、建物本体側フレーム5乃至軒先側フレーム6に設け
るボルト17を挿入するための孔19として少なくとも
一方に縦方向の長孔7とするものであり、これにより、
軒先側フレーム6の建物本体側フレーム5に対する上下
方向の連結位置を調整することができるようになってい
る。なお、図3における他方の孔19にはナット25が
溶接等により固着してある。
【0010】建物本体側フレーム5の後部の上部には本
体側固定部21が設けてあり、更に、建物本体側フレー
ム5の後部の最上部には位置決め用金具22が設けてあ
る。また、水切板8の上端部は建物本体側フレーム5の
前端部及び軒先側フレーム6の後端部よりも上方に突出
していて固定片23となっている。上記のような構成の
ユニット化された軒先ユニット4は現場において、各フ
レーム3の後端部の最上部に設けた位置決め用金具22
をそれぞれ建物本体10の軒桁24の上端部に引っ掛け
て仮止めし、各フレーム3の後端部の本体側固定部21
を軒桁24に当てて位置決めを行い、この状態でボルト
17、ナット25により本体側固定部21を軒桁24に
固定するものである。また、上記仮止めしていた位置決
め用金具22を軒桁24にボルト17、ナット25によ
り固定するものである。更に、軒桁24の上端部に支持
する屋根パネル26の軒側端面部のフレーム27に水切
板8の上端部の固定片23をボルト17により固定する
ものである。
体側固定部21が設けてあり、更に、建物本体側フレー
ム5の後部の最上部には位置決め用金具22が設けてあ
る。また、水切板8の上端部は建物本体側フレーム5の
前端部及び軒先側フレーム6の後端部よりも上方に突出
していて固定片23となっている。上記のような構成の
ユニット化された軒先ユニット4は現場において、各フ
レーム3の後端部の最上部に設けた位置決め用金具22
をそれぞれ建物本体10の軒桁24の上端部に引っ掛け
て仮止めし、各フレーム3の後端部の本体側固定部21
を軒桁24に当てて位置決めを行い、この状態でボルト
17、ナット25により本体側固定部21を軒桁24に
固定するものである。また、上記仮止めしていた位置決
め用金具22を軒桁24にボルト17、ナット25によ
り固定するものである。更に、軒桁24の上端部に支持
する屋根パネル26の軒側端面部のフレーム27に水切
板8の上端部の固定片23をボルト17により固定する
ものである。
【0011】上記のようにして建物本体10の軒先側に
ユニット化された軒先ユニット4を複数一列に取付ける
ものである。ここで、一方の軒先ユニット4に取付けた
軒先化粧板2の側端部及び水切板8の側端部をそれぞれ
他方の軒先ユニット4の側端部に前後に重複させるもの
である。この場合、水切板8の重複部分に防水テープ2
9を貼り付けて水切板8の重複接続部分から水漏れがな
いようにしている。更に、一方の軒先ユニット4に取付
けた軒樋1の端部と他方の軒先ユニット4に取付けた軒
樋1の端部とにわたって外側に軒樋外側接続具30を被
せて取付け、さらに両軒樋1の端部にわたって内側に軒
樋内側接続具31をはめ込んで取付けることで、軒樋外
側接続具30と軒樋内側接続具31を介して両軒先ユニ
ット4の軒樋1の端部同士を接続するものである。ま
た、両軒先ユニット4の軒先天井材11の側端部間には
接続用軒先天井材32を配置して固着具により後下支持
部16と上記前下支持部13とに取付けるものである。
ユニット化された軒先ユニット4を複数一列に取付ける
ものである。ここで、一方の軒先ユニット4に取付けた
軒先化粧板2の側端部及び水切板8の側端部をそれぞれ
他方の軒先ユニット4の側端部に前後に重複させるもの
である。この場合、水切板8の重複部分に防水テープ2
9を貼り付けて水切板8の重複接続部分から水漏れがな
いようにしている。更に、一方の軒先ユニット4に取付
けた軒樋1の端部と他方の軒先ユニット4に取付けた軒
樋1の端部とにわたって外側に軒樋外側接続具30を被
せて取付け、さらに両軒樋1の端部にわたって内側に軒
樋内側接続具31をはめ込んで取付けることで、軒樋外
側接続具30と軒樋内側接続具31を介して両軒先ユニ
ット4の軒樋1の端部同士を接続するものである。ま
た、両軒先ユニット4の軒先天井材11の側端部間には
接続用軒先天井材32を配置して固着具により後下支持
部16と上記前下支持部13とに取付けるものである。
【0012】軒先ユニット1の設けた軒樋1の勾配を調
整するには軒先側フレーム6の建物本体側フレーム5へ
の取付け高さを調整することで勾配の調整、設定ができ
るものであり、添付図面に示す実施形態においては、長
孔7に沿ってボルト17の位置を調整することで、軒先
側フレーム6の建物本体側フレーム5への取付け高さを
調整するものである。また、隣合う軒先ユニット1を横
方向に接続する際、隣合う軒先化粧板2同士の継ぎ目に
おいて段差が生じるような場合にも、上記のようにして
軒先側フレーム6の建物本体側フレーム5への取付け高
さを調整することで、隣合う軒先化粧板2同士の継ぎ目
において段差が生じないようにできるものである。
整するには軒先側フレーム6の建物本体側フレーム5へ
の取付け高さを調整することで勾配の調整、設定ができ
るものであり、添付図面に示す実施形態においては、長
孔7に沿ってボルト17の位置を調整することで、軒先
側フレーム6の建物本体側フレーム5への取付け高さを
調整するものである。また、隣合う軒先ユニット1を横
方向に接続する際、隣合う軒先化粧板2同士の継ぎ目に
おいて段差が生じるような場合にも、上記のようにして
軒先側フレーム6の建物本体側フレーム5への取付け高
さを調整することで、隣合う軒先化粧板2同士の継ぎ目
において段差が生じないようにできるものである。
【0013】屋根パネル26には軒先水切板28が取付
けられ、該軒先水切板28の下部に水切り片28aを設
け、更に、この水切り片28aの上部から背方に突出し
た先端片28bをボルト17位置より下方において固定
片23に当接してあって、水切り片28aにより固定片
23を軒桁24に固定しているボルト17を覆い、該ボ
ルト17が外部に露出しないようにすると共に該ボルト
17部分に雨水が入らないようにしている。
けられ、該軒先水切板28の下部に水切り片28aを設
け、更に、この水切り片28aの上部から背方に突出し
た先端片28bをボルト17位置より下方において固定
片23に当接してあって、水切り片28aにより固定片
23を軒桁24に固定しているボルト17を覆い、該ボ
ルト17が外部に露出しないようにすると共に該ボルト
17部分に雨水が入らないようにしている。
【0014】また、建物本体側フレーム5と軒先側フレ
ーム6との間に水切板8が介装してあるので、軒樋1か
ら雨水がオーバーフローした場合に該オーバーフローし
た水が建物本体10側に移行するのを水切板8により防
止するものであり、また、強風を伴う降雨時にも水切板
8により建物本体10側に雨水が入るのを防止するもの
であり、この際、前述のように水切板28の先端部の先
端片28bを固定片23に当接してあることで、水切板
8の上端部を越えて建物本体10側に雨水が入らないよ
うにしている。
ーム6との間に水切板8が介装してあるので、軒樋1か
ら雨水がオーバーフローした場合に該オーバーフローし
た水が建物本体10側に移行するのを水切板8により防
止するものであり、また、強風を伴う降雨時にも水切板
8により建物本体10側に雨水が入るのを防止するもの
であり、この際、前述のように水切板28の先端部の先
端片28bを固定片23に当接してあることで、水切板
8の上端部を越えて建物本体10側に雨水が入らないよ
うにしている。
【0015】図中35は屋根葺材を示しており、36は
建物本体10の外壁を構成する壁パネルを示しており、
37は軒樋1に接続する排水部であり、38は排水部3
7に接続する排水樋である。
建物本体10の外壁を構成する壁パネルを示しており、
37は軒樋1に接続する排水部であり、38は排水部3
7に接続する排水樋である。
【0016】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、軒樋と、軒先化粧板と、これらを支
持するフレームとで構成される軒先ユニットにおいて、
軒先ユニットのフレーム部分を建物本体側に取付けるた
めの建物本体側フレームと、軒樋、軒先化粧板を支持す
るための軒先側フレームとに2分割して形成したので、
軒樋、軒先化粧板の種類が増加しても、軒先側フレーム
として軒樋、軒先化粧板の種類に応じた形態のものを選
択するのみで、建物本体側フレームは共通のものを使用
することができるものであって、フレーム全体として軒
樋、軒先化粧板の種類に応じた形態のものを用意する必
要がなくて、合理的な設計が可能となるものであり、ま
た、軒樋の勾配が、軒先側フレームの建物本体側フレー
ムに対する取付け高さの調整により確保でき、的確な勾
配を設定できると共に、施工性に優れるものであり、更
に、軒先側フレームの建物本体側フレームへの取付け高
さの調整により隣合う軒先ユニットの軒先化粧板の継ぎ
目に段差が生じないように簡単に調整できるものであ
る。また、建物本体側フレームと軒先側フレームとの間
に水切板を介装するので、軒樋から雨水がオーバーフロ
ーした場合に該オーバーフローした水が建物本体側に移
行するのを水切板により防止することができる。また、
強風を伴う降雨時にも水切板により建物本体側に雨水が
入るのを防止することができるものであり、この際、水
切板の上端部を建物本体側フレームの前端部及び軒先側
フレームの後端部よりも上方に突出させて固定片とし、
この固定片を屋根パネルの軒側端面に固定し、屋根パネ
ルに取付けた軒先水切板の先端部を固定片に当接してあ
るので、水切板の上端部を越えて建物本体側に雨水が入
らないようにできる。
は、上述のように、軒樋と、軒先化粧板と、これらを支
持するフレームとで構成される軒先ユニットにおいて、
軒先ユニットのフレーム部分を建物本体側に取付けるた
めの建物本体側フレームと、軒樋、軒先化粧板を支持す
るための軒先側フレームとに2分割して形成したので、
軒樋、軒先化粧板の種類が増加しても、軒先側フレーム
として軒樋、軒先化粧板の種類に応じた形態のものを選
択するのみで、建物本体側フレームは共通のものを使用
することができるものであって、フレーム全体として軒
樋、軒先化粧板の種類に応じた形態のものを用意する必
要がなくて、合理的な設計が可能となるものであり、ま
た、軒樋の勾配が、軒先側フレームの建物本体側フレー
ムに対する取付け高さの調整により確保でき、的確な勾
配を設定できると共に、施工性に優れるものであり、更
に、軒先側フレームの建物本体側フレームへの取付け高
さの調整により隣合う軒先ユニットの軒先化粧板の継ぎ
目に段差が生じないように簡単に調整できるものであ
る。また、建物本体側フレームと軒先側フレームとの間
に水切板を介装するので、軒樋から雨水がオーバーフロ
ーした場合に該オーバーフローした水が建物本体側に移
行するのを水切板により防止することができる。また、
強風を伴う降雨時にも水切板により建物本体側に雨水が
入るのを防止することができるものであり、この際、水
切板の上端部を建物本体側フレームの前端部及び軒先側
フレームの後端部よりも上方に突出させて固定片とし、
この固定片を屋根パネルの軒側端面に固定し、屋根パネ
ルに取付けた軒先水切板の先端部を固定片に当接してあ
るので、水切板の上端部を越えて建物本体側に雨水が入
らないようにできる。
【0017】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、建物本体側フレ
ームと軒先側フレームとを、いずれかのフレームに形成
した縦方向の長孔を介して連結したので、縦方向の長孔
により軒先側フレームの取付け高さの調整が簡単且つ確
実に行え、的確な勾配を設定できると共に、施工性に優
れるものであり、また、縦方向の長孔により、軒先側フ
レームの取付け高さの調整が簡単且つ確実に行え、隣合
う軒先ユニットの軒先化粧板の継ぎ目に段差が生じない
ようにできるものである。
記請求項1記載の発明の効果に加えて、建物本体側フレ
ームと軒先側フレームとを、いずれかのフレームに形成
した縦方向の長孔を介して連結したので、縦方向の長孔
により軒先側フレームの取付け高さの調整が簡単且つ確
実に行え、的確な勾配を設定できると共に、施工性に優
れるものであり、また、縦方向の長孔により、軒先側フ
レームの取付け高さの調整が簡単且つ確実に行え、隣合
う軒先ユニットの軒先化粧板の継ぎ目に段差が生じない
ようにできるものである。
【0018】
【図1】本発明の軒先ユニットを建物本体に取付けるの
を説明するための分解斜視図である。
を説明するための分解斜視図である。
【図2】同上の軒先ユニットの建物本体への取付けを示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】同上の建物本体側フレームと軒先側フレームと
の連結部分を示す分解斜視図である。
の連結部分を示す分解斜視図である。
1 軒樋 2 軒先化粧板 3 フレーム 4 軒先ユニット 5 建物本体側フレーム 6 軒先側フレーム 7 長孔 8 水切板 10 建物本体
Claims (2)
- 【請求項1】 軒樋と、軒先化粧板と、これらを支持す
るフレームとで構成される軒先ユニットにおいて、軒先
ユニットのフレーム部分を建物本体側に取付けるための
建物本体側フレームと、軒樋、軒先化粧板を支持するた
めの軒先側フレームとに2分割し、建物本体側フレーム
と軒先側フレームとの間に水切板を介装し、水切板の上
端部を建物本体側フレームの前端部及び軒先側フレーム
の後端部よりも上方に突出させて固定片とし、この固定
片を屋根パネルの軒側端面に固定し、屋根パネルに取付
けた軒先水切板の先端部を固定片に当接して成ることを
特徴とする軒先ユニットの構造。 - 【請求項2】 建物本体側フレームと軒先側フレームと
を、いずれかのフレームに形成した縦方向の長孔を介し
て連結したことを特徴とする請求項1記載の軒先ユニッ
トの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9142594A JP3025755B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 軒先ユニットの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9142594A JP3025755B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 軒先ユニットの構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10331348A JPH10331348A (ja) | 1998-12-15 |
JP3025755B2 true JP3025755B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=15318944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9142594A Expired - Lifetime JP3025755B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 軒先ユニットの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3025755B2 (ja) |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP9142594A patent/JP3025755B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10331348A (ja) | 1998-12-15 |
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