JPH05345826A - 改質ポリシラザン及びその製造方法 - Google Patents

改質ポリシラザン及びその製造方法

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JPH05345826A
JPH05345826A JP3320167A JP32016791A JPH05345826A JP H05345826 A JPH05345826 A JP H05345826A JP 3320167 A JP3320167 A JP 3320167A JP 32016791 A JP32016791 A JP 32016791A JP H05345826 A JPH05345826 A JP H05345826A
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泰雄 清水
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宏幸 青木
Yuji Tashiro
裕治 田代
Toshihide Kishi
俊秀 岸
Masaaki Ichiyama
昌章 一山
Takeshi Isoda
武志 礒田
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    • C08G77/60Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule in which all the silicon atoms are connected by linkages other than oxygen atoms
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無機ポリシラザンの安定化及び分子構造の制
御を行なう。 【構成】 数平均分子量約100〜100,000の範
囲内にある無機ポリシラザンをアルコール、有機酸、エ
ステル、ケトン、アルデヒド、イソシアネート、アミド
又はメルカプタンと、好ましくは50:50〜99.9
9:0.01のモル比で反応させて得られる改質ポリシ
ラザン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は改質ポリシラザン、より
詳しくは無機ポリシラザンをアルコール、有機酸、エス
テル、ケトン、アルデヒド、イソシアネート、アミド又
はメルカプタンで安定化した改質ポリシラザン、及びそ
の製造方法に係る。ポリシラザンを前駆体とする窒化珪
素及び窒化珪素含有セラミックスは、高温強度、耐熱衝
撃性、耐酸化性に優れているため、構造材料、機能性材
料として広範な産業分野での利用が期待される。
【0002】
【従来の技術】ポリシラザンは一般に窒化珪素セラミッ
クスの前駆体ポリマー等として有用である。そして、ポ
リシラザンは溶媒に可溶で成型性に優れ、またセラミッ
ク収率が高い、焼成後のセラミックス純度が高いなどの
特徴を有している。また、無機ポリシラザン及び有機ポ
リシラザンの合成方法は知られており、代表的には、ハ
ロシランをルイス塩基と反応させて得た錯体化合物に、
アンモニアを反応させて製造することができる(例、特
公昭63−16325号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ポリシラザン、特に、
無機ポリシラザンは化学的安定性が低く、容易に分子量
増加やゲル化を起こすので、取扱い性に問題がある。ポ
リシラザンの安定性、分子構造の制御は、ポリシラザン
の出発原料であるハロシランの種類、あるいは2種類以
上のハロシランの混合比を変化させて、ある程度は可能
であるが、限界があり、一般には困難である。そのた
め、ポリシラザンの取扱い性が悪いほか、高温焼成後の
セラミックス性状がばらつくという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、上記問題点を解
決するために、本発明は、数平均分子量約100〜10
0,000の範囲内にある無機ポリシラザンとアルコー
ル、有機酸、エステル、ケトン、アルデヒド、イソシア
ネート、アミド又はメルカプタンを反応させて改質ポリ
シラザンを製造するものである。
【0005】無機ポリシラザンは側鎖がすべて水素から
なり、有機基を含まないポリシラザンである。この無機
ポリシラザンは、いかなる製法で製造されたものでもよ
い。例えば、前出特公昭63−16325号公報に記載
の方法により製造されたものでよい。分子量は特に限定
されず、約100〜100,000の範囲内のものを使
用することができる。分子量が大きいもの、あるいは窒
素含分が多いものは、一般にゲル化し易すく取扱い性が
悪いので、本発明はこれらの場合に有効である。
【0006】無機ポリシラザンと反応させて改質するた
めの他の反応体としては、アルコール、有機酸、エステ
ル、ケトン、アルデヒド、イソシアネート、アミド又は
メルカプタンを用いる。本発明者らは、先に、無機ポリ
シラザンをアルキルシラザン、アルキルアミン又はアル
キルシラザンと反応させて安定化できることを開示した
(特願平2−171369号)が、その後の検討により
上記のアルコール等でも同様に安定化できることが見い
出された。
【0007】上記アルコール等を一般式で表わせばR−
OH,R−COOH,R−COOR′,R−CO−
R′,R−CHO,R−NCO,R−CONH2 ,RS
Hであり、式中R,R′としてはC1 〜C10の炭化水素
基が好ましい。無機ポリシラザンとアルコール等の反応
体との反応比は、出発無機ポリシラザンの種類、所望の
改質ポリシラザンの性質、などに依存するがモル基準で
50:50〜99.99:0.01、より好ましくは8
0:20〜98:2の範囲内が好ましい。アルコール等
の反応体の割合が多くなりすぎるとポリシラザンの好ま
しい性質が失なわれ、例えばセラミック収率が低下す
る。
【0008】無機ポリシラザンとアルコール等の反応体
とは限定されないが、塩基性溶媒中で反応させることが
好ましい。使用できる塩基性溶媒としては、ピリジン、
ピコリン、トリメチルフォスフィン、メチルジエチルフ
ォスフィン、トリエチルフォスフィン、チオフェン、フ
ラン、ジオキサンが好ましく特にピリジン及びピコリン
が取扱い上及び経済上から好ましい。反応温度は0°か
ら溶媒沸点以下、雰囲気は不活性ガス例えば窒素、アル
ゴンとし、無機ポリシラザンの塩基性溶媒中に乾燥窒素
を吹き込みながらアルコール等の反応体を添加する。反
応終了後、溶媒を塩基性溶媒からポリシラザンを溶解す
る非反応性溶媒に置換する。このような非反応性溶媒と
してはトルエン、キシレンなどを用いることができる。
【0009】こうして製造される改質ポリシラザンは無
機ポリシラザンの末端及び側鎖の水素の一部が−OR基
等で置換された構造を有する。このように無機ポリシラ
ザンの末端及び側鎖に−OR基等が導入されることによ
って、無機ポリシラザンが安定化され、取扱い性が向上
する。こうして、本発明によれば、同様に、数平均分子
量約100〜100,000の範囲内にある無機ポリシ
ラザンをアルコール、有機酸、エステル、ケトン、アル
デヒド、イソシアネート、アミド又はメルカプタンと反
応させる改質ポリシラザンの製造方法が提供される。
【0010】この改質ポリシラザンは、生成したポリシ
ラザンを改質するので、分子構造の制御が容易である。
また、非改質の無機ポリシラザンと比較して化学的安定
性が向上しているので、取扱性に優れている。そして、
焼成して得られるセラミックスの性質のバラツキが減少
する。また、ポリシラザンの分子構造を制御することが
可能である結果として、焼成して得られるセラミックス
の純度や耐熱性等の性状も制御することができる。
【0011】
【実施例】実施例1 図1に示す合成装置を用いて反応を行なった。図中、1
は反応器、2は恒温浴、3はヒータ、4は温度センサ、
5は攪拌器、6はピリジン、7は窒素流、8はジクロロ
シラン、9は添加物、10はアンモニア、11はベント
である。
【0012】温度が0℃の恒温槽内に設置した反応器内
を乾燥窒素で置換した後、乾燥ピリジンを600ml入
れ、温度が一定となるまで保持し、攪はんしながらジク
ロロシラン28.3gを加えて錯体混合物を形成させ
た。これを0℃に保持したまま、攪はんしながら乾燥ア
ンモニア14gを吹き込んだ。反応終了後、乾燥窒素を
吹き込み未反応のアンモニアを除去した後、窒素雰囲気
下で加圧濾過することにより濾液392mlを得た。この
溶液を60℃まで加熱し、アンモニアを吹き込み、5気
圧まで圧力を高めて15時間保持した。その後1気圧ま
で降圧して室温まで放冷した後、乾燥窒素を吹き込み、
系内のアンモニアを除去した。この時の溶質の分子量を
GPCで測定したところ数平均分子量はポリスチレン換
算で、2010であった。また、この重合体の窒素と珪
素の元素組成比はモル比で1.02であった。
【0013】この重合体のピリジン溶液に乾燥o−キシ
レン300mlを加え、減圧下で溶媒をピリジンからキシ
レンに置換した。これに4.0gのメタノール(CH3
OH)を添加し、乾燥窒素を吹き込みながら100℃に
加熱して、3時間保持した後室温まで冷却した。この時
の溶質の分子量をGPCで測定したところ数平均分子量
はポリスチレン換算で、2030であった。また、この
重合体の窒素と珪素の元素組成比はモル比で1.02で
あった。
【0014】実施例2 実施例1と同様に、図1に示される合成装置を用いて反
応を行った。温度が0℃の恒温槽内に設置した反応器内
を乾燥窒素で置換した後、乾燥ピリジンを600ml入
れ、温度が一定となるまで保持し、攪はんしながらジク
ロロシラン28.3gを加えて錯体混合物を形成させ
た。これを0℃に保持したまま、攪はんしながら乾燥ア
ンモニア14gを吹き込んだ。反応終了後、乾燥窒素を
吹き込み未反応のアンモニアを除去した後、窒素雰囲気
下で加圧濾過することにより濾液392mlを得た。この
溶液を60℃まで加熱し、アンモニアを吹き込み、5気
圧まで圧力を高めて15時間保持した。その後1気圧ま
で降圧して室温まで放冷した後、乾燥窒素を吹き込み、
系内のアンモニアを除去した。この時の溶質の分子量を
GPCで測定したところ数平均分子量はポリスチレン換
算で、2010であった。また、この重合体の窒素と珪
素の元素組成比はモル比で1.02であった。
【0015】この重合体のピリジン溶液に乾燥o−キシ
レン300mlを加え、減圧下で溶媒をピリジンからキシ
レンに置換した。これに4.0gのn−オクタノール
(C817OH)を添加し、乾燥窒素を吹き込みながら
100℃に加熱して、3時間保持した後室温まで冷却し
た。この時の溶質の分子量をGPCで測定したところ数
平均分子量はポリスチレン換算で、2020であった。
また、この重合体の窒素と珪素の元素組成比はモル比で
1.01であった。
【0016】実施例3 実施例1と同様に、図1に示される合成装置を用いて反
応を行った。温度が0℃の恒温槽内に設置した反応器内
を乾燥窒素で置換した後、乾燥ピリジンを600ml入
れ、温度が一定となるまで保持し、攪はんしながらジク
ロロシラン28.3gを加えて錯体混合物を形成させ
た。これを0℃に保持したまま、攪はんしながら乾燥ア
ンモニア14gを吹き込んだ。反応終了後、乾燥窒素を
吹き込み未反応のアンモニアを除去した後、窒素雰囲気
下で加圧濾過することにより濾液392mlを得た。この
溶液を60℃まで加熱し、アンモニアを吹き込み、5気
圧まで圧力を高めて15時間保持した。その後1気圧ま
で降圧して室温まで放冷した後、乾燥窒素を吹き込み、
系内のアンモニアを除去した。この時の溶質の分子量を
GPCで測定したところ数平均分子量はポリスチレン換
算で、2010であった。また、この重合体の窒素と珪
素の元素組成比はモル比で1.02であった。
【0017】この重合体のピリジン溶液に乾燥o−キシ
レン300mlを加え、減圧下で溶媒をピリジンからキシ
レンに置換した。これに4.0gのイソプロピルイソシ
アネート(CH3 2 4 N=C=O)を添加し、乾燥
窒素を吹き込みながら100℃に加熱して、3時間保持
した後室温まで冷却した。この時の溶質の分子量をGP
Cで測定したところ数平均分子量はポリスチレン換算
で、2000であった。また、この重合体の窒素と珪素
の元素組成比はモル比で1.00であった。
【0018】実施例4 実施例1と同様に、図1に示される合成装置を用いて反
応を行った。温度が0℃の恒温槽内に設置した反応器内
を乾燥窒素で置換した後、乾燥ピリジンを600ml入
れ、温度が一定となるまで保持し、攪はんしながらジク
ロロシラン28.3gを加えて錯体混合物を形成させ
た。これを0℃に保持したまま、攪はんしながら乾燥ア
ンモニア14gを吹き込んだ。反応終了後、乾燥窒素を
吹き込み未反応のアンモニアを除去した後、窒素雰囲気
下で加圧濾過することにより濾液392mlを得た。この
溶液を60℃まで加熱し、アンモニアを吹き込み、5気
圧まで圧力を高めて15時間保持した。その後1気圧ま
で降圧して室温まで放冷した後、乾燥窒素を吹き込み、
系内のアンモニアを除去した。この時の溶質の分子量を
GPCで測定したところ数平均分子量はポリスチレン換
算で、2010であった。また、この重合体の窒素と珪
素の元素組成比はモル比で1.02であった。
【0019】この重合体のピリジン溶液に乾燥o−キシ
レン300mlを加え、減圧下で溶媒をピリジンからキシ
レンに置換した。これに4.0gのイソブチルアミド
(C37 CONH2 )を添加し、乾燥窒素を吹き込み
ながら100℃に加熱して、3時間保持した後室温まで
冷却した。この時の溶質の分子量をGPCで測定したと
ころ数平均分子量はポリスチレン換算で、2000であ
った。また、この重合体の窒素と珪素の元素組成比はモ
ル比で1.02であった。
【0020】実施例5 実施例1と同様に、図1に示される合成装置を用いて反
応を行った。温度が0℃の恒温槽内に設置した反応器内
を乾燥窒素で置換した後、乾燥ピリジンを600ml入
れ、温度が一定となるまで保持し、攪はんしながらジク
ロロシラン28.3gを加えて錯体混合物を形成させ
た。これを0℃に保持したまま、攪はんしながら乾燥ア
ンモニア14gを吹き込んだ。反応終了後、乾燥窒素を
吹き込み未反応のアンモニアを除去した後、窒素雰囲気
下で加圧濾過することにより濾液392mlを得た。この
溶液を60℃まで加熱し、アンモニアを吹き込み、5気
圧まで圧力を高めて15時間保持した。その後1気圧ま
で降圧して室温まで放冷した後、乾燥窒素を吹き込み、
系内のアンモニアを除去した。この時の溶質の分子量を
GPCで測定したところ数平均分子量はポリスチレン換
算で、2010であった。また、この重合体の窒素と珪
素の元素組成比はモル比で1.02であった。
【0021】この重合体のピリジン溶液に乾燥o−キシ
レン300mlを加え、減圧下で溶媒をピリジンからキシ
レンに置換した。これに4.0gのトリメチルシラノー
ル(Me3 SiOH)を添加し、乾燥窒素を吹き込みな
がら100℃に加熱して、3時間保持した後室温まで冷
却した。この時の溶質の分子量をGPCで測定したとこ
ろ数平均分子量はポリスチレン換算で、2025であっ
た。また、この重合体の窒素と珪素の元素組成比はモル
比で1.03であった。
【0022】実施例6 実施例1と同様に、図1に示される合成装置を用いて反
応を行った。温度が0℃の恒温槽内に設置した反応器内
を乾燥窒素で置換した後、乾燥ピリジンを600ml入
れ、温度が一定となるまで保持し、攪拌しながらジクロ
ロシラン28.3gを加えて錯体混合物を形成させた。
これを0℃に保持したまま、攪はんしながら乾燥アンモ
ニア14gを吹き込んだ。反応終了後、乾燥窒素を吹き
込み未反応のアンモニアを除去した後、窒素雰囲気下で
加圧濾過することにより濾液392mlを得た。この溶液
を60℃まで加熱し、アンモニアを吹き込み、5気圧ま
で圧力を高めて15時間保持した。その後1気圧まで降
圧して室温まで放冷した後、乾燥窒素を吹き込み、系内
のアンモニアを除去した。この時の溶質の分子量をGP
Cで測定したところ数平均分子量はポリスチレン換算
で、2010であった。また、この重合体の窒素と珪素
の元素組成比はモル比で1.02であった。
【0023】この重合体のピリジン溶液に乾燥o−キシ
レン300mlを加え、減圧下で溶媒をピリジンからキシ
レンに置換した。これに4.0gのアセトン(CH3
OCH3 )を添加し、乾燥窒素を吹き込みながら100
℃に加熱して、3時間保持した後室温まで冷却した。こ
の時の溶質の分子量をGPCで測定したところ数平均分
子量はポリスチレン換算で、2010であった。また、
この重合体の窒素と珪素の元素組成比はモル比で1.0
0であった。
【0024】実施例7 実施例1と同様に、図1に示される合成装置を用いて反
応を行った。温度が0℃の恒温槽内に設置した反応器内
を乾燥窒素で置換した後、乾燥ピリジンを600ml入
れ、温度が一定となるまで保持し、攪拌しながらジクロ
ロシラン28.3gを加えて錯体混合物を形成させた。
これを0℃に保持したまま、攪拌しながら乾燥アンモニ
ア14gを吹き込んだ。反応終了後、乾燥窒素を吹き込
み未反応のアンモニアを除去した後、窒素雰囲気下で加
圧濾過することにより濾液392mlを得た。この溶液を
60℃まで加熱し、アンモニアを吹き込み、5気圧まで
圧力を高めて15時間保持した。その後1気圧まで降圧
して室温まで放冷した後、乾燥窒素を吹き込み、系内の
アンモニアを除去した。この時の溶質の分子量をGPC
で測定したところ数平均分子量はポリスチレン換算で、
2010であった。また、この重合体の窒素と珪素の元
素組成比はモル比で1.02であった。
【0025】この重合体のピリジン溶液に乾燥o−キシ
レン300mlを加え、減圧下で溶媒をピリジンからキシ
レンに置換した。これに4.0gのプロピオン酸(C2
5COOH)を添加し、乾燥窒素を吹き込みながら1
00℃に加熱して、3時間保持した後室温まで冷却し
た。この時の溶質の分子量をGPCで測定したところ数
平均分子量はポリスチレン換算で、2030であった。
また、この重合体の窒素と珪素の元素組成比はモル比で
1.03であった。
【0026】実施例8 実施例1と同様に、図1に示される合成装置を用いて反
応を行った。温度が0℃の恒温槽内に設置した反応器内
を乾燥窒素で置換した後、乾燥ピリジンを600ml入
れ、温度が一定となるまで保持し、攪拌しながらジクロ
ロシラン28.3gを加えて錯体混合物を形成させた。
これを0℃に保持したまま、攪拌しながら乾燥アンモニ
ア14gを吹き込んだ。反応終了後、乾燥窒素を吹き込
み未反応のアンモニアを除去した後、窒素雰囲気下で加
圧濾過することにより濾液392mlを得た。この溶液を
60℃まで加熱し、アンモニアを吹き込み、5気圧まで
圧力を高めて15時間保持した。その後1気圧まで降圧
して室温まで放冷した後、乾燥窒素を吹き込み、系内の
アンモニアを除去した。この時の溶質の分子量をGPC
で測定したところ数平均分子量はポリスチレン換算で、
2010であった。また、この重合体の窒素と珪素の元
素組成比はモル比で1.02であった。
【0027】この重合体のピリジン溶液に乾燥o−キシ
レン300mlを加え、減圧下で溶媒をピリジンからキシ
レンに置換した。これに4.0gの酢酸エチル(CH3
COOC2 5 )を添加し、乾燥窒素を吹き込みながら
100℃に加熱して、3時間保持した後室温まで冷却し
た。この時の溶質の分子量をGPCで測定したところ数
平均分子量はポリスチレン換算で、2000であった。
また、この重合体の窒素と珪素の元素組成比はモル比で
1.01であった。
【0028】実施例9 実施例1と同様に、図1に示される合成装置を用いて反
応を行った。温度が0℃の恒温槽内に設置した反応器内
を乾燥窒素で置換した後、乾燥ピリジンを600ml入
れ、温度が一定となるまで保持し、攪拌しながらジクロ
ロシラン28.3gを加えて錯体混合物を形成させた。
これを0℃に保持したまま、攪拌しながら乾燥アンモニ
ア14gを吹き込んだ。反応終了後、乾燥窒素を吹き込
み未反応のアンモニアを除去した後、窒素雰囲気下で加
圧濾過することにより濾液392mlを得た。この溶液を
60℃まで加熱し、アンモニアを吹き込み、5気圧まで
圧力を高めて15時間保持した。その後1気圧まで降圧
して室温まで放冷した後、乾燥窒素を吹き込み、系内の
アンモニアを除去した。この時の溶質の分子量をGPC
で測定したところ数平均分子量はポリスチレン換算で、
2010であった。また、この重合体の窒素と珪素の元
素組成比はモル比で1.02であった。
【0029】この重合体のピリジン溶液に乾燥o−キシ
レン300mlを加え、減圧下で溶媒をピリジンからキシ
レンに置換した。これに4.0gのアセトアルデヒド
(CH 3 CHO)を添加し、乾燥窒素を吹き込みながら
100℃に加熱して、3時間保持した後室温まで冷却し
た。この時の溶質の分子量をGPCで測定したところ数
平均分子量はポリスチレン換算で、2005であった。
また、この重合体の窒素と珪素の元素組成比はモル比で
1.01であった。
【0030】実施例10 実施例1と同様に、図1に示される合成装置を用いて反
応を行った。温度が0℃の恒温槽内に設置した反応器内
を乾燥窒素で置換した後、乾燥ピリジンを600ml入
れ、温度が一定となるまで保持し、攪はんしながらジク
ロロシラン28.3gを加えて錯体混合物を形成させ
た。これを0℃に保持したまま、攪はんしながら乾燥ア
ンモニア14gを吹き込んだ。反応終了後、乾燥窒素を
吹き込み未反応のアンモニアを除去した後、窒素雰囲気
下で加圧濾過することにより濾液392mlを得た。この
溶液を60℃まで加熱し、アンモニアを吹き込み、5気
圧まで圧力を高めて15時間保持した。その後1気圧ま
で降圧して室温まで放冷した後、乾燥窒素を吹き込み、
系内のアンモニアを除去した。この時の溶質の分子量を
GPCで測定したところ数平均分子量はポリスチレン換
算で、2010であった。また、この重合体の窒素と珪
素の元素組成比はモル比で1.02であった。
【0031】この重合体のピリジン溶液に乾燥o−キシ
レン300mlを加え、減圧下で溶媒をピリジンからキシ
レンに置換した。これに4.0gのn−ブチルメルカプ
タン(n−C4 9 SH)を添加し、乾燥窒素を吹き込
みながら100℃に加熱して、3時間保持した後室温ま
で冷却した。この時の溶質の分子量をGPCで測定した
ところ数平均分子量はポリスチレン換算で、2010で
あった。また、この重合体の窒素と珪素の元素組成比は
モル比で1.03であった。
【0032】比較例1 温度が0℃の恒温槽内に設置した反応器内を乾燥窒素で
置換した後、乾燥ピリジンを600ml入れ、温度が一定
となるまで保持し、攪拌しながらジクロロシラン28.
3gを加えて錯体混合物を形成させた。これを0℃に保
持したまま、攪拌しながら乾燥アンモニア14gを吹き
込んだ。反応終了後、乾燥窒素を吹き込み未反応のアン
モニアを除去した後、窒素雰囲気下で加圧濾過すること
により濾液392mlを得た。この溶液を60℃まで加熱
し、アンモニアを吹き込み、5気圧まで圧力を高めて1
5時間保持した。その後1気圧まで降圧して室温まで放
冷した後、乾燥窒素を吹き込み、系内のアンモニアを除
去した。この時の溶質の分子量をGPCで測定したとこ
ろ数平均分子量はポリスチレン換算で、2010であっ
た。また、この重合体の窒素と珪素の元素組成比はモル
比で1.02であった。
【0033】これに乾燥o−キシレン300mlを加え、
減圧下で溶媒をピリジンからキシレンに置換した。この
時の溶質の分子量をGPCで測定したところ数平均分子
量はポリスチレン換算で、2650であった。また、こ
の重合体の窒素と珪素の元素組成比はモル比で1.01
であった。表1に各実施例及び比較例に於ける溶媒置換
前後の分子量と元素組成の変化をまとめる。
【0034】またそれぞれの実施例及び比較例におけ
る、空気中でのポリマー安定性評価結果を表2に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で用いたポリシラザン合成装置である。
【符号の説明】
1…反応器 2…恒温浴 6…ピリジン 8…ジクロロシラン 9…添加剤 10…アンモニア
フロントページの続き (72)発明者 岸 俊秀 埼玉県入間郡大井町西鶴ヶ岡1丁目3番1 号 東燃株式会社総合研究所内 (72)発明者 一山 昌章 埼玉県入間郡大井町西鶴ヶ岡1丁目3番1 号 東燃株式会社総合研究所内 (72)発明者 礒田 武志 埼玉県入間郡大井町西鶴ヶ岡1丁目3番1 号 東燃株式会社総合研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数平均分子量約100〜100,000
    の範囲内にある無機ポリシラザンをアルコール、有機
    酸、エステル、ケトン、アルデヒド、イソシアネート、
    アミド又はメルカプタンと反応させて得られる改質ポリ
    シラザン。
  2. 【請求項2】 無機ポリシラザンとアルコール、有機
    酸、エステル、ケトン、アルデヒド、イソシアネート、
    アミド又はメルカプタンとの割合がモル比で50:50
    〜99.99:0.001の範囲内である請求項1記載
    の改質ポリシラザン。
  3. 【請求項3】 数平均分子量約100〜100,000
    の範囲内にある無機ポリシラザンとアルコール、有機
    酸、エステル、ケトン、アルデヒド、イソシアネート、
    アミド又はメルカプタンとを反応させることを特徴とす
    る改質ポリシラザンの製造方法。
  4. 【請求項4】 無機ポリシラザンとアルコール、有機
    酸、エステル、ケトン、アルデヒド、イソシアネート、
    アミド又はメルカプタンとの割合がモル比で50:50
    〜99.99:0.01の範囲内である請求項3記載の
    方法。
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