JPH05338246A - 加熱式記録装置 - Google Patents

加熱式記録装置

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JPH05338246A
JPH05338246A JP14737692A JP14737692A JPH05338246A JP H05338246 A JPH05338246 A JP H05338246A JP 14737692 A JP14737692 A JP 14737692A JP 14737692 A JP14737692 A JP 14737692A JP H05338246 A JPH05338246 A JP H05338246A
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中間調印字濃度の分解能および安定性が向上
生した加熱式記録装置を提供する。 【構成】 各サーマルヘッドはトランジスタを通じて通
電され、通電時間は4ビットのデータにより決められ
る。各トランジスタごとにオン/オフを制御する回路が
設けられ、各制御回路はクロックTDにより上記データ
を取り込み、保持する。それらのデータは、256進カ
ウンタ2と反転回路6が生成するLアクティブのロード
パルスLOALにより各制御回路のカウンタにロードさ
れ、またそのとき通電が開始される。各カウンタはクロ
ックTPWを計数し、ロードしたデータに応じたタイミ
ングで通電を停止する信号を出力する。ただし、ストロ
ーブ信号が”1”のときのみ通電が行われる。そして、
ROM5は、カウンタ3,4の計数値が大きくなった場
合、周期的にストローブ信号を”0”とする。すなわ
ち、通電時間が長いとき、通電が周期的に停止され、ヘ
ッドの必要以上の温度上昇が抑えられ、印字濃度の飽和
を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加熱式記録装置に関し、
特にサーマルヘッドの通電時間を変えることによって中
間調濃度の記録を行う加熱式記録装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】中間調記録が可能な従来の昇華プリンタ
のサーマルヘッド部が図8に示されており、サーマルヘ
ッドまたはサーマル素子(以降「ヘッド」という)8
1、プラテン83、受像紙82およびインクリボン86
により構成される。受像紙82およびインクリボン86
はヘッド81およびプラテン83に挟まれており、イン
クリボン86はヘッド81により加熱され、インクリボ
ン86上のインクが受像紙82に転写される。インクリ
ボン86は、印刷の進行に伴って2個のローラ84およ
び85により供給および巻取が行われる。
【0003】図9にヘッド81の駆動回路を示す。ヘッ
ド81はn個のヘッドを備えており(nは整数)、抵抗
R1〜Rnが各ヘッドを表している。抵抗R1〜Rnの
一端は共に電源VTHに接続され、他端はそれぞれNP
NトランジスタTR1〜TRnのコレクタに接続されて
いる。トランジスタTR1〜TRnのエミッタはグラン
ドGNDに接続され、ベースはそれぞれアンド回路GT
1〜GTnの出力に接続されている。
【0004】アンド回路GT1〜GTnの一方の入力に
はストローブ信号STRBが供給され、各アンド回路の
もう一方の入力はフリップフロップ回路(以降「FF回
路」という)FF1〜FFnの出力Qに接続されてい
る。そして、FF回路FF1〜FFnのセット入力Sに
はL(ロー)アクティブのロードパルスLOADが供給
され、リセット入力はLアクティブの回路INV1〜I
NVnの出力に接続されている。
【0005】従って、ストローブ信号STRBがH(ハ
イ)レベルの状態で、LアクティブのロードパルスLO
ADが入力されて、FF回路FF1〜FFnがセットさ
れ、それらの出力QがHレベルとなると、アンド回路G
T1〜GTnの出力もHレベルとなる。その結果、各ト
ランジスタTR1〜TRnはオンし、抵抗R1〜Rnに
電流が流れ、各サーマル素子は発熱する。一方、反転回
路INV1〜INVnの出力がLレベルになると、対応
するFF回路FF1〜FFnはリセットされ、その出力
QはLレベルとなる。従って、対応するトランジスタT
R1〜TRnの導通は遮断され、対応する抵抗R1〜R
nの発熱は停止する。
【0006】カウンタCNT1〜CNTnは、4ビット
入力による初期数値のロード可能な同期式アップカウン
タである。このカウンタは、クロックTPWの立上がり
エッジでカウントアップし、非同期のLアクティブのロ
ードパルスLOADがLレベルとなったとき、入力A〜
Dに供給されている値を取り込み、出力QA〜QDより
出力する。また、出力MAXはカウンタの計数値が0と
なった後、15番目のクロックTPWの立ち上がりでH
レベルとなり、次のクロックの立ち上がりでLレベルに
戻る。これらのカウンタは、それぞれ反転回路INV1
〜INVnに所定のタイミングでHレベルの信号を供給
し、抵抗R1〜Rnの通電時間を制御するために設けら
れている。各カウンタの各入力A〜Dはそれぞれラッチ
回路L1〜Lnの各出力QA〜QDに接続され、各出力
MAXはそれぞれ反転回路INV1〜INVnの入力に
接続されている。
【0007】ラッチ回路L1の入力1D〜4Dにはデー
タD1〜D4が供給され、出力QA〜QDはそれぞれラ
ッチ回路L2の入力1D〜4Dに接続されている。同様
に、ラッチ回路L3〜Ln-1 については、各ラッチ回路
の入力は番号の一つ小さいラッチ回路の出力に接続さ
れ、出力は番号の一つ大きいラッチ回路の入力にそれぞ
れ接続されている。そして、ラッチ回路Lnの出力QA
〜QDはそれぞれカウンタCNTnの入力A〜Dに接続
されている。また、ラッチ回路L1〜Lnのクロック入
力TにはラッチパルスTDが供給されている。
【0008】上記の構成による駆動回路の動作について
図10のタイミングチャートを参照して説明する。本実
施例のヘッドの数nは256とし、ストローブ信号ST
RBは常にHレベルであるとする。また、抵抗R1の通
電の制御を例に説明する。
【0009】各走査の開始のタイミングでLレベルのロ
ードパルスLOADが入力され、FF回路FF1はセッ
トされる。従って、アンド回路GT1の出力はHレベル
となり、トランジスタTR1がオンして、抵抗R1の通
電が開始される。
【0010】一方、ラッチパルスTDとしては、各走査
ごとに素子数と同じ256個のパルスが入力され、各ラ
ッチパルスTDに同期してデータD1〜D4が供給され
る。そして、例えばM番目の走査(M走査)の開始時
に、LレベルのロードパルスLOADが入力され、その
タイミングで1番目のラッチパルスTDが入力される
と、そのとき供給されているデータD1〜D4はラッチ
回路L1にラッチされ、カウンタCNT1に供給され
る。そして、カウンタCNT1はLアクティブのロード
パルスLOADがLレベルであるため、ラッチ回路L1
からのデータを取り込み、計数値の初期値とする。その
後、クロックTPWが入力され計数値が15となると、
カウンタCNT1は出力MAXよりHレベルの信号を出
力する。
【0011】例えば、最初に与えられたデータD1〜D
4が0,0,1,1であた場合、ラッチ回路L1の出力
QA〜QDも図のように0,0,1,1となり、カウン
タCNT1の計数値の初期値は12となるので、3番目
のクロックTPWが入力された時点で、出力MAXはH
レベルとなる。従って、クロックTPWの1周期をt0
とすると、LレベルのロードパルスLOADが供給され
た後、3・t0の期間に渡ってFF回路FF1の出力Q
はHレベルを維持し、その後、出力MAXがHレベルに
なったとき、FF回路FF1はリセットされ、出力Qは
Lレベルとなる。すなわち、データD1〜D4として
0,0,1,1が与えられた場合には、抵抗R1は3・
t0の期間通電される。
【0012】次に、M+1番目の走査のとき、データD
1〜D4として0,0,0,1が与えられたとすると、
この場合にはカウンタCNT1は8を初期値として計数
を開始するので、7番目のクロックTPWが入力された
時点で出力MAXはHレベルとなる。従って、抵抗R1
は7・t0の期間通電される。
【0013】さらに、M+2番目の走査のとき、データ
D1〜D4として1,1,0,0が与えられたとする
と、この場合にはカウンタCNT1は3を初期値として
計数を開始するので、12番目のクロックTPWが入力
された時点で出力MAXはHレベルとなる。従って、抵
抗R1は12・t0の期間通電される。
【0014】一般に、データD1〜D4の値をKとする
と、抵抗R1は(24 −1−K)・t0の期間通電され
る。
【0015】すなわち、データD1〜D4の値を変える
ことによって、サーマル素子の通電時間を変化させ、簡
単に中間調記録を行える。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のプリンタでは、図15のグラフに示すように、印字
濃度(2) は通電時間に比例せず、特に、通電時間が1・
t0,2・t0,3・t0の場合は1階調目〜3階調目
の印字がされない。また、最大の濃度も不十分である。
【0017】これらの問題を解決するためにヘッドに印
加する電圧を高くした場合、図16に示す通りサーマル
ヘッド温度(1) の立上がりが急俊となり、低階調におけ
る印字範囲は拡大する。しかし、高階調において印字濃
度(2) が飽和する新たな問題が生じる。また、ヘッドが
周囲温度等の影響を受け、ヘッドの温度が上下に変化し
た場合も同様の問題を生じる。
【0018】本発明の目的は、これらの問題を解決し、
通電時間に対して印字濃度が全領域で直線的に変化し、
周囲の影響を保障し得る加熱式記録装置を提供すること
にある。
【0019】
【課題を解決するための手段】第1の発明のサーマルヘ
ッドの通電時間を変えることによって多階調濃度の印字
を行う加熱式記録装置は、通電時間を印字の階調濃度に
応じた値に制御する制御手段と、通電時間が所定値以上
の場合に通電を一時中断する中断期間を通電時間内に設
ける中断手段とを有することを特徴とする。
【0020】第2の発明のサーマルヘッドの通電時間を
変えることによって多階調濃度の印字を行う加熱式記録
装置は、階調濃度に応じた正規の印字期間の前にダミー
印字期間を設ける手段と、第1階調濃度以上の印字の実
行時にはダミー印字期間内にサーマルヘッドへの通電が
実行され、無印字の場合はダミー印字期間内に通電が実
行されないように制御する手段とを有することを特徴と
する。
【0021】第3の発明のサーマルヘッドの通電時間を
変えることによって多階調濃度の印字を行う加熱式記録
装置は、印字の階調濃度に応じてサーマルヘッドへの印
加電圧を調整する電圧制御手段を有することを特徴とす
る。
【0022】第4の発明のサーマルヘッドの通電時間を
変えることによって多階調濃度の印字を行う加熱式記録
装置は、通電時間を周囲温度の変化に応じて変化させる
制御手段を有することを特徴とする。
【0023】
【作用】第1の発明による加熱式記録装置では、ヘッド
の通電時間が所定の値以上となるとき、1回または複数
回、所定の時間通電を停止する。ヘッドに印加する通電
時間が長くなった場合にヘッドの温度が必要以上に上昇
することを防止できる。この作用によって、低階調濃度
の場合に無印字で、高階調濃度の場合に印字濃度が飽和
するという問題を解決し、通電時間に対して直線的に印
字濃度が変化する加熱式記録装置を実現できる。また、
ヘッドの温度が必要以上に高くならないので、ヘッドの
長寿命化も可能となる。
【0024】第2の発明による加熱式記録装置では、印
字のためのヘッドの通電に先だって、所定の時間ヘッド
にバイアス通電をする。従って、低階調濃度の場合で
も、各階調に応じた濃度で印字でき、通電時間に対して
印字濃度は全領域で直線的に変化する。
【0025】第3の発明による加熱式記録装置では、記
録濃度に応じてヘッドへの印加電圧を調整する。この調
整によって、低階調濃度の場合に無印字で、高階調濃度
の場合に印字濃度が飽和するという問題を解決し、通電
時間に対して直線的に印字濃度が変化する加熱式記録装
置が実現できる。
【0026】第4の発明による加熱式記録装置では、周
囲温度に応じてヘッドへの通電時間圧を調整する。この
調整によって、低温度・低階調の場合に無印字で、高温
度・高階調の場合に印字濃度が飽和するという問題を解
決し、周囲温度の変化に影響されず印字濃度の安定した
加熱式記録装置が実現できる。
【0027】
【実施例】次に第1の発明の中間調記録方法にもとづく
加熱式記録装置の実施例について図面を参照して説明す
る。本実施例の加熱式記録装置のヘッド駆動回路は、上
述した図9の回路に、図1の回路を追加して構成され
る。図9の回路については[従来の技術]の項において
説明済であり、ここではその説明を省略し、図1の回路
について説明する。なお、本実施例におけるヘッドの数
は256である。
【0028】この回路は、1個の発振器1と、3個のカ
ウンタ2〜4と、1個のリードオンリメモリ(ROM)
5と、1個の反転回路6とにより構成されている。カウ
ンタ2は、256進カウンタであり、その出力MA2 は
256個のクロックを計数したときHレベルになる。カ
ウンタ3は8進カウンタであり、その出力MA3 は出力
QA〜QCがすべてHレベルになったときHレベルにな
る。カウンタ4は16進カウンタである。ROM5の記
憶容量は128ビットである。
【0029】発振器1が出力するラッチパルスTDはカ
ウンタ2および3のクロック入力CLKに供給され、さ
らに図9のラッチ回路L1〜Lnに供給されている。カ
ウンタ3の出力QA〜QCはROM5のアドレス入力A
0〜A2にそれぞれ接続され、カウンタ4の出力QA〜
QDはROM5のアドレス入力A3〜A6にそれぞれ接
続されている。カウンタ3の出力MA3 はカウンタ4の
クロック入力CLKに接続され、また、カウンタ3の出
力MA3 からの信号はクロックTPWとして図9のカウ
ンタCNT1〜CNTnに供給されている。カウンタ2
の出力MA2 は反転回路6の入力に接続され、反転回路
6の出力はカウンタ4のクリア入力CLRに接続されて
いる。また、反転回路6の出力信号は、Lアクティブの
ロードパルスLOADとして図9の回路に供給されてい
る。ROM5の出力端子からはストローブ信号STRB
が図9の回路に供給されている。
【0030】ROM5の記憶内容は、アドレス入力A0
〜A6の各ビットデータa0〜a6に対するストローブ
信号STRBの出力“strb”が下表に示す関係とな
っている。
【0031】
【表1】
【0032】図2のタイミングチャートを参照して動作
を説明する。カウンタ2は発振器1が出力するラッチパ
ルスTDを計数し、256個のラッチパルスTDを計数
する度に出力MA2 をHレベルとする。Hレベル信号は
反転回路6を経てLレベルのロードパルスLOAD信号
として出力される。カウンタ3はラッチパルスTDを計
数し、8個のラッチパルスTDを計数する度に出力MA
3 をHレベルとする。また、8個のラッチパルスごとに
1個のクロックTPWが出力される。カウンタ4はLア
クティブのロードパルスLOADがLレベルになるとリ
セットされて計数値を0とし、クロックTPWが入力さ
れるごとに計数値を1ずつ増加させる。Lアクティブの
ロードパルスLOADの直後の1番目のラッチパルスT
Dのタイミングでカウンタ3および4の出力はすべてL
レベルに、ROM5に与えられるアドレスデータの各ビ
ットa0〜a6の値はすべて「0」に、ストローブ信号
STRBはHレベルとなる。この関係は図2および表1
に示されている。
【0033】上記の状態でラッチパルスTDが入力され
る度に、アドレスデータの値は1ずつ増加し、ROM5
の各アドレスから順次ストローブ信号の値“strb”
が読み出され、その値に応じたレベルのストローブ信号
STRBが出力される。ROM5の記憶内容は表1に掲
げられており、図2に示すようにストローブ信号STR
BはクロックTPWの最初の4周期、すなわち4・t0
の間はHレベルを維持し、5周期目の最後のタイミング
で1ラッチパルスTDの間がLレベルとなる。その後は
8周期目まで各周期の最後のタイミングでストローブ信
号STRBが1ラッチパルスTDの間Lレベルとなる。
クロックTPWの9周期目以降では、各周期の最後のタ
イミングでストローブ信号STRBは、2ラッチパルス
TDの間Lレベルとなる。クロックTPWの12周期目
以降は、各周期の最後のタイミングでストローブ信号S
TRBが3ラッチパルスTDの間Lレベルとなる。
【0034】図9の回路において、例えばカウンタCN
T1の出力MAXが、クロックTPWの8周期目でHレ
ベルとなるようなデータD1〜D4が与えられ、FF回
路FF1の出力Qが、図2に示すように7・t0の期間
Hレベルとなった場合、抵抗R1は期間7・t0が通電
される。ただし、ストローブ信号STRBは上述のよう
な波形であるため、通電期間の最後の部分で2回に渡り
1ラッチパルスTDの間通電が停止される。この駆動回
路では、通電時間が5・t0以上となると通電が2回停
止され、ヘッドの温度が過度に上昇することが防止され
る。
【0035】印字濃度をさらに濃くするため通電時間を
さらに長くした場合には、通電波形は図3に示されてお
り、通電時間が長くなるほど通電を停止する時間も長く
なる。ヘッドに印加する電圧を高くした場合、通電時間
が長くなっても図18のサーマルヘッド温度(1) に示す
ように一定温度以上には上昇しない。通電時間と印字濃
度(2) との関係は全領域でほぼ直線となる。通電停止時
間をあまり長くしすぎると、ヘッドの温度が必要以上に
低下してしまうので、通電停止時間は適切な値に設定さ
れる。
【0036】第2の発明による加熱式記録装置の実施例
について説明する。本実施例の加熱式記録装置のヘッド
駆動回路は、上述した図9の回路に、図4の回路を追加
して構成される。RAM42はページメモリであり、図
9のラッチ回路L1〜Lnに供給するデータD1〜D4
を格納するためのものである。RAM42のバスは、1
7ビットのアドレスおよび4ビットのデータにより構成
されている。アドレスの下位8ビットの値は各ヘッドに
対応し、上位9ビットの値は印字における副走査方向の
各ラインに対応している。
【0037】カウンタ43は8ビットカウンタであり、
その出力QA〜QHはRAM42のアドレス入力A0〜
A7にそれぞれ接続されている。カウンタ44は9ビッ
トカウンタであり、その出力QA〜QIはRAM42の
アドレス入力A8〜A16にそれぞれ接続されている。
【0038】制御回路41は、RAM42の書込み/読
出しを制御するための信号をRAM42の制御入力R/
Wに出力し、さらにLアクティブのロードパルスLOA
D、ラッチパルスTD、クロックTPW、ならびに反転
ページスタート信号PSを出力する。Lアクティブのロ
ードパルスLOADは、カウンタ43のクリア入力CL
Rと、反転回路45の入力ならびに図9の回路に供給さ
れ、ラッチパルスTDはカウンタ43のクロック入力C
LKと図9の回路に供給されている。また、クロックT
PWは図9の回路に供給され、Lアクティブのページス
タート信号PSは、カウンタ44のクリア入力とFF回
路46のリセット入力Rに供給されている。
【0039】ROM47のバスはアドレスが5ビット、
データが4ビットの構成となっており、RAM42から
読み出されたデータD1〜D4のアドレスに対応するR
OM47内のデータを読み出すために設けられている。
アドレス入力A0〜A3はそれぞれRAM42のデータ
出力O1〜O4に接続され、ROM47のデータ出力O
1〜O4はそれぞれ図9のラッチ回路L1のデータ入力
1D〜4Dに接続されている。また、アドレス入力A4
はFF回路46の出力Qに接続されている。ROM47
のプログラムは、アドレス入力A0〜A4のアドレスデ
ータab0〜ab6に対応する出力データD1〜D4が
表2に示すように構成されている。
【0040】
【表2】
【0041】FF回路46のトリガ入力Tは反転回路4
5の出力に接続され、反転出力Qはデータ入力Dに、ま
た出力Qはカウンタ44のクロック入力CLKとROM
47のアドレス入力A4に接続されている。
【0042】図9のアンド回路GT1〜GTnには、こ
の駆動回路よりHレベル(+5V)のストローブ信号が
供給されている。
【0043】図5のタイミングチャートを参照して動作
を説明する。制御回路41はまずページスタート反転信
号PSを出力し、FF回路46およびカウンタ44をリ
セットする。カウンタ44がリセットされたことにより
RAM42の上位9ビットのアドレスデータの値は0と
なり、RAM42からはアドレスデータの上位9ビット
の値が0であるアドレスに格納されているデータが出力
される。その後、カウンタ44がカウントアップする
と、その出力値は1ずつ増加し、アドレスデータの上位
9ビットの値も1ずつ増加して各アドレスに格納されて
いるデータが出力される。
【0044】図4に示す制御回路41は、各走査ごとに
LアクティブのロードパルスLOADを出力するが、例
えばM走査の場合には図5に示すように、本来のM走査
の開始のLアクティブのロードパルスLOADに先立
ち、ダミー走査であるM´走査のために、クロックTP
Wの3周期分前のタイミングにもLアクティブのロード
パルスLOADを出力する。ダミー走査とは、重ねてあ
と1走査(t0時間の走査)をすれば第1階調の濃度印
字がされる範囲の予備走査、またはバイアス走査のこと
をいう。同様に(M+1)走査の場合にも、(M+1)
´走査のためのロードパルスを出力し、各走査ごとに本
来の走査のためのロードパルスに先だってダミー走査の
ためのロードパルスを出力する。制御回路41は各ロー
ドパルスを出力するごとに256個のラッチパルスTD
およびクロックTPWを出力する。
【0045】M´走査のロードパルスが出力されると、
カウンタ43はリセットされ、ラッチパルスTDが入力
されるごとにカウントアップする。従ってRAM42か
らは256個のデータが順次出力され、ROM47に供
給される。また、FF回路46は、制御回路41の最初
の反転信号PSによってリセットされ、Lアクティブの
ロードパルスLOADが反転回路45を経て入力され、
出力Qの信号DPはHレベルとなる。従って、ROM4
7のアドレス入力A4にはHレベルのダミープリント信
号DPが入力されるので、このときRAM42の出力O
1〜O4からの各データの値が0,0,1,1であった
とすると、全てが1ではないので、ROM47は値がそ
れぞれ0,0,1,1のデータD1〜D4を出力する。
【0046】このデータD1〜D4は、図9の回路にお
いて、ラッチ回路L1に保持され、カウンタCNT1に
供給される。従って、図5に示すように3・t0の期
間、トランジスタTR1はオンして、抵抗R1が通電さ
れる。
【0047】制御回路41はM走査のためのロードパル
スを出力し、FF回路46は反転してダミープリント信
号DPはLレベルとなり、カウンタ43はリセットさ
れ、0から再度カウントアップを開始する。この場合に
はダミープリント信号DPはLレベルであるため、RO
M47はRAM42が出力するデータと同一のデータD
1〜D4を出力する。ラッチ回路L1には0,0,1,
1のデータD1〜D4が保持され、期間3・t0の後に
カウンタCNT1の出力MAXはHレベルとなり、抵抗
R1は3・t0の期間通電される。
【0048】制御回路41が(M+1)´走査のための
ロードパルスを出力すると、FF回路46は再び反転し
てHレベルのダミープリント信号DPを出力する。この
ときRAM42が0,0,0,1であるデータを出力す
ると、全てが1ではないので、ROM47は0,0,
1,1のデータD1〜D4を出力する。出力されたデー
タD1〜D4はラッチ回路L1に保持され、カウンタC
NT1に供給される。図5に示すようにM´走査の場合
と同様に期間3・t0の間、トランジスタTR1はオン
して抵抗R1が通電される。
【0049】制御回路41は走査(M+1)の為のロー
ドパルスを出力し、FF回路46は反転してダミープリ
ント信号DPはLレベルとなる。また、カウンタ43は
リセットされ、0から再度カウントアップを開始する。
この場合にはダミープリント信号DPはLレベルである
為、ROM47はRAM42が出力するデータと同一の
データD1〜D4を出力する。上述のように0,0,
0,1のデータD1〜D4がラッチ回路L1に保持さ
れ、抵抗R1は期間7・t0の間通電される。
【0050】(M+2)´走査においても、本来の(M
+2)走査における12・t0の期間の通電に先立って
3・t0の期間抵抗R1は通電される。
【0051】(M+3)´走査において、RAM42の
出力O1〜O4するデータが1,1,1,1である場
合、ROM47は全て「1」のデータD1〜D4を出力
する。この場合には抵抗1は通電されない。抵抗R1が
本来通電されない場合には、ダミー走査においても抵抗
は通電されない。
【0052】本実施例の加熱式記録装置では、サーマル
ヘッド温度(1) と通電時間との関係および印字濃度(2)
と通電時間との関係が図19に示されており、低印字濃
度の領域においても良好な直線性が得られる。
【0053】第3の発明の加熱式記録装置の実施例につ
いて図面を参照して説明する。本実施例の加熱式記録装
置におけるサーマルヘッドの電源は図6に示す構成とな
っている。図中の点線Lの左側の回路は従来技術に基づ
くものであり、点線Lの右側が本発明を実施するために
追加した回路である。
【0054】全波整流器BR61はAC100Vを整流
し、出力端子間に接続されたコンデンサC1は、整流電
圧を平滑化する。トランジスタTR61は電圧を安定化
するものであり、そのエミッタはコンデンサC1の一端
に接続され、ベースはオペアンプOP1の出力に接続さ
れている。トランジスタTR61のコレクタと、コンデ
ンサC1の他端、すなわちグランド側との間にはコンデ
ンサC2、および抵抗R61,R62が直列に接続され
ている。トランジスタTR61のコレクタがこの電源の
出力であり、電圧VTHがサーマルヘッドの各素子、す
なわち図9の抵抗R61〜Rnに供給される。抵抗R6
1と抵抗R62との接続点はオペアンプOP1の非反転
入力に接続されている。オペアンプOP1の反転入力に
は2Vの基準電圧VREFが供給されている。
【0055】駆動回路61は、図9の回路と、ディジタ
ル信号S1,S2,S3,S4を生成する回路とにより
構成されている。ディジタル信号S1〜S4の形態は、
図7に示されている。信号S1は図9の回路に供給され
るクロックTPWの2倍の周期2・t0を持ち、Lアク
ティブのロードパルスLOADのタイミングではLレベ
ルとなっている。信号S2〜信号S4は信号S1を初段
にカスケードに1/2分周した信号である。駆動回路6
1には、トランジスタTR61のコレクタ、すなわちこ
の電源の出力端子とグランドとの間に接続された電源6
2より、5Vの電圧が電源として供給されている。電源
62は効率を考慮して優位にはスイッチング電源が用い
られる。
【0056】DA1は、信号S1〜S4を入力とする4
ビットのD/A変換器であり、その出力電圧VDAは抵
抗R63を通じてオペアンプOP1の非反転入力に供給
されている。なお、出力電圧VDAは0.05×(1・
s1+2・s2+4・s3+8・s4)となるように設
計されている。ただし、記号s1〜s4は信号S1〜S
4の論理値を表す。
【0057】動作を説明する。オペアンプOP1の非反
転入力の電圧が反転入力の電圧より高くなると、その出
力電流I1は小さくなり、トランジスタTR61がコン
デンサC2および負荷に供給する電流は低下する。電流
の減少に伴って、電圧VTHも低下する。抵抗R63が
接続されておらず、抵抗R61の値が9KΩ、抵抗R6
2の値が1KΩである場合、電圧VTHは下記の式によ
って得られる。
【0058】 VTH={(R61+R62)/R62}・VREF =20V この電源では抵抗R63を通じて電圧VDAがオペアン
プOP1に供給されるため、電圧VTHは次式によって
表される。
【0059】 VTH={(R61・R62+R62・R63+R63・R61)/R
62・R63}・VREF −(R61/R63)・VDA 上式において、抵抗R61=9KΩ、R62=R63=
2KΩである場合、電圧VTHは20V−4.5VDA
となる。
【0060】信号S1〜S4は図7に示されており、電
圧VDAはロードパルスが入力された時0Vとなり、そ
の後、時間の経過と共に直線的に上昇し、最大0.75
Vとなる。すなわち、電圧VDAの波形は、Lアクティ
ブのロードパルスLOADの周期Tを周期とし、最小0
Vが、最大0.75Vの三角波となる。また、ヘッドに
印加される電圧VTHは、電圧VDAが0Vのとき20
V、電圧VDAが0.75Vのとき16.625Vの三
角波となる。
【0061】ヘッドに印加される電圧は、印字濃度が高
くなるほど低くなり、例えば、第1階調の印字のときは
電圧VTHは20V程度、第15階調の印字のときは概
16.625Vとなる。ヘッドに印加する電圧を全体的
に高くした場合、図18に示すように通電時間が長くな
ってもサーマルヘッド温度(1) は一定温度以上には上昇
せず、通電時間と印字濃度(2) との関係も全領域でほぼ
直線となる。
【0062】電源は一般的に電圧を高くする場合には、
制御に対し応答性が早く、電圧を低くする場合には遅
い。例えば図6の回路の場合、電流I2,ITHが共に
0であり、R61>>R62,R63と仮定すると、電
圧VTHはτ=C2・R61の時定数をもって低下す
る。ここで、C2=1000μFに設定すると、R61
=9KΩであるから、τ=9秒となる。通常の昇華プリ
ンタの1ライン印字の周期Tは10msecであるか
ら、それに比較して上記の時定数は2桁大きい。
【0063】電圧低下の速度を高めるためには、負荷電
流を大きくすればよく、本実施例ではヘッドだけでな
く、駆動回路61の電源62を接続して駆動回路61も
負荷としている。電流ITH=0とすると、電圧VTH
は10msecの間に4.5VDA=3.375V下げ
る必要がある。コンデンサの容量c、コンデンサの印加
電圧v、流れる電流i、ならびに電圧印加時間tの間に
はcv=itの関係があるので、下記式が成立する。
【0064】C2×3.375=I2×10×10-3 上記の式より、電源62に流れる電流I2は0.337
5A以上でなければならない。駆動回路61を負荷とし
て追加するだけでは、上記の条件が満たされない場合に
は負荷を追加する必要がある。追加負荷は例えば、プリ
ンタ駆動用のパルスモータ(図示せず)や装置冷却用の
ファンなどがある。
【0065】第4の発明の加熱式記録装置の実施例につ
いて図面を参照して説明する。図11は本発明に基づく
一実施例であり、サーマルヘッドおよびその駆動回路を
構成している。図11は機能ブロック図であり、サーマ
ルヘッド部111、A/D変換回路112、制御回路1
13および抵抗器116で構成されており、サーマルヘ
ッド部111と制御回路113とはサーマルヘッド駆動
線117で、A/D変換回路112と制御回路113と
は信号線114で接続されている。また、サーマルヘッ
ド部111はサーミスタ115を包含している。
【0066】本回路と図8に示すサーマルヘッドの駆動
回路とは基本的機能において相似する。但し、本回路に
おいてはサーミスタ115、抵抗器116およびA/D
変換回路112等が付加されている。サーマルヘッド部
111は図8の同部81に相当する。但し、環境温度検
知用のサーミスタ115がサーマルヘッドの近傍に付加
搭載されている。
【0067】サーミスタ115の一端は回路のGNDに
接続され、他端は抵抗器116を介して5V電源に接続
されている。サーミスタ115と抵抗器116の分圧信
号VSHはA/D変換器112へ接続され、その出力は制
御回路113へ接続114されている。
【0068】サーミスタ115は環境温度を検出する目
的で設けられており、サーミスタ115の抵抗値は高温
度で低く低温度で高くへ変化する。サーミスタ111の
抵抗値の変化は分圧信号VSHの電圧値の変化として検出
される。A/D変換回路112はこの信号をディジタル
値に変換し、制御回路113へ出力される。制御回路1
13はA/D変換回路112により入手した分圧信号V
SHに基づき、環境温度の値を知る事ができる。環境温度
の変化に応じ、ヘッドの通電時間を変える。通電時間の
制御は、図9のA/D変換器からのデータ114に基づ
き、制御回路が司る。
【0069】ヘッド通電時間の一実施例を表3に示す。
同表は印字階調と環境温度とヘッド通電時間との関係を
表しており、環境温度は概25℃および50℃の場合で
ある。
【0070】
【表3】
【0071】表中の式1は式1=20 ・D1 +21 ・D
2 +22 ・D3 +23 ・D4 であり、D1 〜D4 は、印
字階調データである。ヘッド通電時間の数値は、単位基
準時間t0の倍数を表す。この関係は、図12〜図14
に示されている。図12は従来技術に基づく印字階調
「1」および「2」の通電時間を表し、サーマルヘッド
温度(1) と印字濃度(2) の関係は、周囲温度25℃の場
合が概略図15に、また、同50℃の場合が図17とな
る。図20は本実施例の周囲温度25℃の場合であり、
同50℃の場合は図21となる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明の加熱式
記録装置の中間調記録方法では、サーマルヘッドの通電
時間が所定の値以上であるとき、1回または複数回、所
定の時間通電を停止する。従って、ヘッドに印加する電
圧を高くしても、通電時間が長い場合にヘッドの温度が
必要以上に上昇することを防止できる。低階調濃度の場
合に印字できず、高階調濃度の場合に印字濃度が飽和す
るという問題を解決し、通電時間に対して直線的に印字
濃度が変化する加熱式記録装置を実現できる。また、ヘ
ッド温度の加熱防止によってヘッドの長寿命化が可能と
なる。
【0073】第2の発明による加熱式記録装置では、印
字のためのヘッドへの通電に先立って、所定の時間ヘッ
ドへ予備通電する。低階調濃度の場合でも各階調に応じ
た濃度で印字でき、通電時間に対して印字濃度は全領域
で直線的に変化する。
【0074】第3の発明による加熱式記録装置では、記
録濃度が低いときはヘッドへの印加電圧を高くし、記録
濃度が高いときはヘッドへの印加電圧を低くする。従っ
て、低階調濃度の場合に印字できず、高階調濃度の場合
に印字濃度が飽和するという問題を解決し、通電時間に
対して直線的に印字濃度が変化する加熱式記録装置を実
現できる。第4の発明では、周囲温度を温度検出素子に
よって検出し、検出した温度によってヘッドへの通電時
間を変えることにより、印字濃度が所定値に保たれ階調
性の変動を保障することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の加熱式記録装置のサーマルヘッド
駆動回路の一部を示す回路図である。
【図2】図1の駆動回路の動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図3】図1の駆動回路の動作を説明するための他のタ
イミングチャートである。
【図4】第2の発明の加熱式記録装置のサーマルヘッド
駆動回路の一部を示す回路図である。
【図5】図4の駆動回路の動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図6】第3の発明の加熱式記録装置の電源を示す回路
図である。
【図7】図6の回路の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【図8】加熱式記録装置のサーマルヘッド部を示す構成
図である。
【図9】加熱式記録装置のサーマルヘッドを駆動する従
来の駆動回路を示すブロック図である。
【図10】図9の駆動回路の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図11】第4の発明の加熱式記録装置の主要機能部を
示すブロック図である。
【図12】図11の回路の動作を説明するための第1の
タイミングチャートである。
【図13】図11の回路の動作を説明するための第2の
タイミングチャートである。
【図14】図11の回路の動作を説明するための第3の
タイミングチャートである。
【図15】従来技術に基づく駆動回路でのサーマルヘッ
ド温度および印字濃度、対する通電時間との関係を示す
第1のグラフである。
【図16】従来技術に基づく駆動回路でのサーマルヘッ
ド温度および印字濃度、対する通電時間との関係を示す
第2のグラフである。
【図17】従来技術に基づく駆動回路での周囲温度50
℃におけるサーマルヘッド温度および印字濃度、対する
通電時間との関係を示すグラフである。
【図18】発明1に基づく駆動回路でのサーマルヘッド
温度および印字濃度、対する通電時間との関係を示すグ
ラフである。
【図19】発明2に基づく駆動回路でのサーマルヘッド
温度および印字濃度、対する通電時間との関係を示すグ
ラフである。
【図20】発明4に基づく駆動回路での周囲温度25℃
におけるサーマルヘッド温度および印字濃度、対する通
電時間との関係を示すグラフである。
【図21】発明4に基づく駆動回路での周囲温度50℃
におけるサーマルヘッド温度および印字濃度、対する通
電時間との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 発振器 2,3,4,43,44,CNT1〜CNTn カウン
タ 5,47 リードオンリメモリ(ROM) 6,45,INV1〜INVn 反転回路 41 制御回路 42 RAM 46,FF1〜FFn フリップフロップ 61 駆動回路 62 電源 BR1 ダイオードブリッジ C1,C2 コンデンサ DA1 D/A変換器 GT1〜GTn アンド回路 L1〜Ln ラッチ回路 OP1 オペアンプ R1〜Rn,R61〜R63 抵抗(サーマル素子) TR1〜TRn,TR91 トランジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドの通電時間を変えること
    によって多階調濃度の印字を行う加熱式記録装置であっ
    て、前記通電時間を印字の階調濃度に応じた値に制御す
    る制御手段と、前記通電時間が所定値以上の場合に通電
    を一時中断する中断期間を前記通電時間内に設ける中断
    手段とを有することを特徴とする加熱式記録装置。
  2. 【請求項2】 サーマルヘッドの通電時間を変えること
    によって多階調濃度の印字を行う加熱式記録装置であっ
    て、階調濃度に応じた正規の印字期間の前にダミー印字
    期間を設ける手段と、第1階調濃度以上の印字の実行時
    には前記ダミー印字期間内に前記サーマルヘッドへの通
    電が実行され、無印字の場合は前記ダミー印字期間内に
    通電が実行されないように制御する手段とを有すること
    を特徴とする加熱式記録装置。
  3. 【請求項3】 サーマルヘッドの通電時間を変えること
    によって多階調濃度の印字を行う加熱式記録装置であっ
    て、印字の階調濃度に応じて前記サーマルヘッドへの印
    加電圧を調整する電圧制御手段を有することを特徴とす
    る加熱式記録装置。
  4. 【請求項4】 サーマルヘッドの通電時間を変えること
    によって多階調濃度の印字を行う加熱式記録装置であっ
    て、前記通電時間を周囲温度の変化に応じて変化させる
    制御手段を有することを特徴とする加熱式記録装置。
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