JPH02241761A - 小型サーマルプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、乾電池や充電池等の電池電源によりサーマル
ヘッドを駆動（７て印字動作する小型サーマルプリンタ
に関する。

［従来技術とその問題点］ 一般に、手動プリンタ等の小型のプリンタは、その電源
を充電池や乾電池からｉす、この電池電源によりサーマ
ルヘッドを駆動し゛Ｃインクリボンや感熱紙を用いた印
字処理を行なっている。

しかしながら、上記電池電源によりサーマルヘッドを駆
動する小型プリンタでは、サーマルヘッド駆動時の電圧
降下、電池電源の内部抵抗、配線接触抵抗等の影響によ
り、印字ドツト数（黒字数）の増減に応じて該サーマル
ヘッドの各印字ドツトに印加される電圧レベルが異なっ
てくるため、印字むらが発生する問題がある。

そこで、上記サーマルヘッドに印加する電圧レベルの安
定化を図るため、スイッチングレギュレータやシリーズ
レギュレータを用いることが考えられるが、何れのレギ
ュレータも使用電流量が大きいため、例えばスイッチン
グレギュレータのコイル、あるいはシリーズレギュレー
タのトランジスタに対する放熱構造部が大きくなり、小
型化を妨げる欠点がある。

［発明の目的］ 本発明は上記のような問題点に鑑みなされたもので、印
字ドツト数が増減する場合でも、印字むらの発生ずるこ
とのない印字動作を行なうことが０１能になる小型サー
マルプリンタを提供する。ことを［１的とする。

［発明の要点］ すなオ〕ち本発明に係オ〕る小型サーマルプリンタは、
電池電源によりサーマルヘッドを駆動し、′Ｃ印字動作
するもので、Ｌ記電池電源の電圧を検知する電圧検知手
段と、この電圧検知手段による検知電圧レベルに応じて
サーマルヘッドの駆動時間を制御するヘッド駆動制御手
段とを備えてなるものである。

［発明の実施例］ 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。

第１図はこの小型サーマルプリンタのプリント制御回路
を示すもので、同図において、１１は回路各部の動作を
制御する制御部であり、この制御部１１には印字データ
記憶部〕２が接続される。

この印字データ記憶部１２は、上記制御部１１を介して
アドレス指定され転送される、例えばキー人力により作
成たれた文書に基づくキャラクタバター二／データ、あ
るいはイメージスキャナ等（こより読取られたイメージ
データを印字デー　タとして記憶するもので、この印字
データ記憶部１２には、パラレル／シリアル変換部］３
が接続される。このパラレル／シリアル変換部１３は、
１、記印字ｆ−タ記憶部１２又は電源残綴パター　ンジ
エネレータ１４から順次８ビツトずつのパラレルデータ
にし、て転送されるキャラクタパターンデータあるいは
イメージデータを、シリアルデータに変換するもので、
このパラレル／シリアル変換部１３に欠りシリアルデー
タに変換された印字データ（１））は、ヘッドドライバ
１５に送られる。このヘッドドライバ１５は、パラレル
／シリアル変換部１３から送られた印字データのデータ
パターンに応じたサーマルヘッドの各印字ドツト１５ａ
、１５ｂ、・・に駆動電圧を与えるもので、このヘッド
ドライバ１５に送られる申子データは、クロックパルス
φ＋（ＣＫ）に同期して与えられ、また、印字データ転
送終了時には、データラッチ信号発生部１６からラッチ
信号（Ｌａｔｃｈ）が与えられる。

ここで、−、ｉ二記サーマルヘッドの各印字ドツト１５
ａ、１５ｂ、・・・に対する電源電圧の供給は乾電池Ｅ
により行なわれるもので、この乾電池Ｅによる電圧レベ
ルＥＬは、レギュレータ１７及び複数の分圧抵抗素子Ｒ
，，，Ｒ２，・・・　そして、４つのコンパレータＣＰ
、〜ＯＰ、からなるＡ／Ｄ変換回路１８によりデジタル
値に変換される。そ１−で、このＡ／Ｄ変換回路１８に
よりＡ／Ｄ変換された？ｌｉ源電圧レベしＥＬのデジタ
ル信号は、ラッチ回路１９に与えられ制御部１〕からの
ラッチ信号に同期してラッチされる。このラッチ回路１
９にてラッチされた電源電圧レベルＥＬを示すデジタル
信号は、アドレス変換部２０に送られる。

一方、このプリント制御回路にはエンコーダ２１が備ん
られる。このエンコーダ２１は、プリンタ本体の記録紙
に対するプリント移動量を検出するもので、このエンコ
ーダ２１からのプリント移動量に応じたエンコーダパル
ス信号は、エンコーダ間隔カウンタ２２にリセット信号
（Ｒ）として与えられると共に、エンコーダ間隔データ
ラッチ部２３にラッチ信号（Ｌ）として与えられる。

つまり、エンコーダ間隔カウンタ２２は、エンコーダパ
ルス間に与えられるクロックパルスφ２（Ｃ）をカウン
トし、プリンタ本体の移動速反をｊするものＣ１このエ
ンコーダ間隔カウンタ２２におけるプリンタ移動速度相
当のカウントデー−夕はエンコーダ間隔データラッチ部
２３に与えられ、次のエンコーダパルスをラッチ信号（
Ｌ）としてラッチさせる。そして、このエンコーダパル
ス間隔ラッチ部２３においてラッチされたプリンタ移動
通魔データは、上記アドレス変換部２（）に与えられる
。

ここで、アドレス変換部２０は、前記ラッチ回路１９か
ら得られる電源電圧レベルＥ、に応じｔ二デジタルデー
タと、エンコーダ間隔データラッチ部２３により得られ
るプリンタ移動速度データとに基づく、通電時間テーブ
ル２４に予め記憶された最適な通電時間のメモリアドレ
スを得るもので、二のアドレス変換部２０により得られ
たアト１ノスデータに応じて通電時間ア・−プル２４か
ら読出された、電源電圧レベルＥＬ及びプリンタ移動速
度に応じたｋｋ通なヘッド通電時間データは、通電時間
カウンタ２５に与えられる。この通電時間カウンタ２５
は、上記通電時間テーブル２４から得られるヘッド通電
時間に応じて、クロックパルスφ２をカウントするもの
で、このカウント動作時間内では通電イネーブル信号発
生部２６が動作し、イネーブル信号ＥＮが発生されてヘ
ッドドライバ１５に出力される。

ここで、通電時間カウンタ２５は、＄制御部１１により
フリップフロップＦ／Ｆがセットされた際にヘッド通電
時間のカウント動作を開始し、サーマルヘッドを駆動さ
せる。

一方、前記電源残垣パターンジェネレータ１４は、例え
ば第２図で示すように、ラッチ回路１９でラッチされる
電源電圧レベルＥＬのデジタル信号に応じた電源残量バ
ター・ンを記憶するもので、制御部１１に対し電源残；
検出キーの操作信号が与えられると、十記電胤残瓜パタ
ーンがパラレル／シリアル変換部１３を介しヘッドドラ
イバ１５に転送される。

次に、上記構成による小型サーマルプリンタの動作につ
いて説明する。

第３図は上記第１図におけるプリント制御回路谷部の動
作を示すタイミングチャートであり、まず、エンコーダ
２１からプリンタ本体の移動を示すエンコーダ信号が得
られると、印字データ記憶部１２に記憶される印字デー
タが、クロックパルスφｌに同期してパラレル／シリア
ル変換部１３を介して順次シリアルデータにし、てヘッ
ドドライバ１５に転送される。こうして、印字データ記
憶部１２から全ての印字データが出力されヘッドドライ
バ１５に与えられると、データラッチ信号発生部１６か
ら印字データのラッチ信号が出力され、このラッチ信号
に応じて制御部１１はヘッドドライバ１５に対しイネー
ブル信号を所定時間与える。

この場合、イネーブル信号を与える所定時間とは、ナー
マルヘッドに゛よりインクリボンのインクが溶融しない
Ｃ１，Ｆｉｔ　、、又は感熱記録紙が発色；７ない程度
の時間に設定される。この時、サーマルヘッドの上記印
字データに応じた各印字ドラｈ１５ａ。

〕５ｂ、・・・には、上記所定時間゛駆動電圧が印加さ
れ、この駆動電圧の供給時における乾電池Ｅの電圧レベ
ルＥＬが、ＡＩＤ変換回路】８を経てデジタル信号にて
ラッチ回路１９にラッチされる。

一方、エンコーダ２１からのエンコーダパルス間隔がエ
ンコーダ間隔カウンタ２２でカウントされると、そのカ
ウントデータはプリンタ本体の移動速度データ、つまり
印字速度としてエンコーダｍ１隔データラッチ部２３に
ラッチさ狛る。ここで、上１１ピラッチ回路１９には、
次印字データに応じた各印字ドツトに仮に駆動電圧を印
加した状態での′４１源電圧レベルＥ、がデジタル信号
にてラッチされ、また、エンコーダ間隔データラッチ部
２３には、次印字直前のプリンタ通魔に相当するカウン
トデータがラッチされたことになる。

すると、アドレス変換部２０では、」−５己ラッチ回路
１９にラッチされたヘッド駆動時における電ｋＡ電圧し
ベルデーク及びＥ　ｔピエンコーダ間隔デークラッチ部
２３でラッチされたプリント速度データに基づき予め定
まるアドレスデータがｌｕられるもので、このアドレス
変換部２０からの通電時間テーブル２４に対するメモリ
アドレスの指定により、に記法印字駆動電圧レベル及び
次印字速度に応じた最適なヘッド通電時１…が選択され
、通電時間カウンタ２５にセットされる。

これにより、通電イネーブル信号発生部２６からヘッド
ドライバ１５に対し、実際の印字データプリント時にお
ける駆動電圧レベルＥＬで充分なプリント１度を得るた
めの通電時間のイネーブル信号が与えられ、プリント濃
度にむらが生じないようサーマルヘッドが駆動される。

つまり、例えば前記ラッチ回路１９でラッチされる電源
電圧レベルＥＬか比較的区＜、プリンタ本体が薄くなる
恐れがある場合には、アドレス変換部２０により通電時
間テーブル２４における長めのヘッド通電時間ｔＡのメ
モリアドレスが選択され、サーマルヘッドには通電時間
ＴＡで電源電圧ＶＨｃａｄが５えられる。また、例えば
前記ラッチ回路１９でラッチさイする電源電圧］、・ベ
ルＥＬが比較的高く、プリント濃度が痛くなる恐１＋が
ある場合には、アドレス変換部２０により通電時間テー
ブル２４における短めのヘッド通電時間１．のメモリア
ドレスか選択され、サーマルヘッドには通電時間ｒｅで
電源電圧Ｖ　Ｈｅａｄが与えられる。

一方、前記乾電池Ｅの残！ｉ！確認をし、たい場合には
、図示しない電源残量検出キーを操作することにより、
前記ラッチ回路１９にラッチされた電源電圧レベルを示
すデジタル信号が電源残ロバターンジェネレータ１４に
出力され、第２図に示すように、その電圧レベルに応じ
た残は表示パターンがパラレル／シリアル変換部１３を
介してヘッドドライバ１５に転送される。これにより、
電源蛙二パターンはプリンＩ・されてユーザにその電源
残量が知らされるようになる。

したがって、上記構成の小型サーマルプリンタによれば
、ヘッドドライバ１５により実際にサーマルヘッドにｔ
ａ［Ｓ圧を印加した状態での該電源電圧のレベルを検出
し１このヘッド駆動状態での電源レベルに応じてヘッド
通電［，５間を選択可澄：″ＬＪ”るので、例えば印字
ドツト数が増減〔７てヘッド駆動電源レベルが変動する
ことがあっても、その都塵ヘッド通電時間を最適な時間
に制御し、常に均一なａ度でプリント出力を行なうこと
ができる。

［発明の効果〕 以−Ｅのように本発明によれば、電池電源によりサーマ
ルヘッドを駆動して印字動作するもので、上記電池電源
の電圧を検知する電圧検知１段と、この電圧検知１段に
よる検知電圧レベルに応じてサーマルヘッドの駆動時間
を制御するヘッド駆動制御１段とを備えてなるので、印
字ドツト数か増減する場合でも、印字むらの発１１：、
することのない印字動作を行なうことが可能になる小炙
りサー゛フルプリンタを提Ｏ（できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係わる小型サーマルプリン
タのプリント制御回路を示すブロック図、第２図は電源
電圧レベルに応じた電源残量バタンを示す図、第３図は
ＩＸ、、２第１図のプリント制御回路各部の動作状憶を
示すタイミングチャー　トである。 １１・・・制御部、１２・・・印字データ記憶部、１′
う・・・パラレル／シリアル変換部、１４・・・電源残
量パターンジェネレータ、１５・・・ヘッドドライバ、
１５ａ、１５ｂ、−目」字ドツト、１６・・データラッ
チ信号発生部、１７・・・レギュレータ、１８・・・Ａ
／Ｄ変換回路、１９・・・ラッチ回路、２０・・・アド
レス変換部、２１・・・エンコーダ、２２・・・エンコ
ーダ間隔カウンタ、２３・・・エンコーダ間隔データラ
ッチ部、２４・・・通電時間テーブル、２５・・・通電
時間カウンタ、２６・・・通電イネーブル信号発生部、
Ｒ，、Ｒ，、・・・分圧抵抗素子、ＣＰｌ〜ＣＰ４・・
・コンパレータ。 第２図 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 電池電源によりサーマルヘッドを駆動して印字動作する
   小型サーマルプリンタにおいて、 上記電池電源の電圧を検知する電圧検知手段と、この電
   圧検知手段による検知電圧レベルに応じてサーマルヘッ
   ドの駆動時間を制御するヘッド駆動制御手段と、 を具備したことを特徴とする小型サーマルプリンタ。