JP3433356B2 - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP3433356B2
JP3433356B2 JP19157194A JP19157194A JP3433356B2 JP 3433356 B2 JP3433356 B2 JP 3433356B2 JP 19157194 A JP19157194 A JP 19157194A JP 19157194 A JP19157194 A JP 19157194A JP 3433356 B2 JP3433356 B2 JP 3433356B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、熱印字ヘッドを印刷デ
ータにより通電駆動することにより印刷を行なう印刷装
置に関する。 【0002】 【従来の技術】例えばワードプロセッサのプリンタに
は、ライン型の熱印字ヘッドが備えられ、この熱印字ヘ
ッドをキャリッジに載設しプラテンに沿って移動させる
と共に、該熱印字ヘッドのライン型発熱体を、被印字デ
ータの各1ラインデータに応じて順次通電し発熱駆動す
ることで、文書データ等の印刷を行なっている。 【0003】ここで、パーソナルワードプロセッサ等の
場合、充電池や乾電池を電源として利用することがある
が、前記キャリッジをプラテンに沿って移動させるため
のキャリッジ駆動モータや前記熱印字ヘッドそれぞれの
駆動に伴なう消費電力は高く、電池の消耗が激しいた
め、印刷の実行に際し、前記電池電源からの出力電圧値
が印刷動作可能な所定電圧値以上であるかどうかのバッ
テリチェックを行なっている。 【0004】すなわち、前記パーソナルワードプロセッ
サ等に備えられる従来のプリンタでは、前記のバッテリ
チェック処理を、例えばプラテンに沿った1行分の印刷
実行毎に行なうもので、各1行印刷の開始に際しバッテ
リチェックされる電池電源の出力電圧値が所定電圧値以
上である場合には、そのまま1行印刷を実行し、また、
所定電圧値未満である場合には、印刷動作を中断し、バ
ッテリ交換等のメッセージ表示等を行なうようにしてい
る。 【0005】しかしながら、前記従来のプリンタにおけ
るバッテリチェック処理は、電池電源の電圧値が、印刷
動作可能な所定電圧値を維持しているかどうかの検出を
行なうものであるため、前記所定電圧値まで低下する以
前の電圧低下に伴なう印字品質の低下は考慮されていな
い問題がある。 【0006】つまり、ライン型の発熱印字ヘッドを備え
たプリンタでは、その1ドットラインの印字毎に被印字
1ラインデータに対応したドット発熱体が通電駆動され
るが、この発熱印字ヘッドの通電駆動電圧として供給さ
れる電池電圧がその消耗により低下すると、発熱量の低
下による印字濃度の低下を招き、結果として印字品質が
低下してしまう。 【0007】 【0008】 【0009】 【発明が解決しようとする課題】したがって、前記従来
のプリンタでは、特に、電池電源を使用した場合に、電
池の消耗による電源電圧の低下により、熱印字ヘッドの
発熱量の低下を招き、印字品質を低下させる問題があ
る。 【0010】 【0011】本発明は、前記のような問題に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、例えば電池電源の消耗により
熱印字ヘッドの通電駆動電圧が低下した場合でも、該熱
印字ヘッドの発熱量が低下することなく、印字濃度の低
下を防ぎ、印字品質を向上することが可能になる印刷装
置を提供することにある。 【0012】 【0013】 【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る印刷装置は、熱印字ヘッドを印刷データにより通電駆
動することにより印刷を行なう印刷装置であって、少な
くとも前記熱印字ヘッドに駆動電圧を供給する電池電源
と、少なくとも前記熱印字ヘッドが前記電池電源によっ
て駆動されているときに該電池電源により出力される電
源電圧値を検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段
による検出電圧値に基づいて前記熱印字ヘッドの通電時
間を決定する通電時間決定手段と、この通電時間決定手
段により決定された通電時間に従って前記熱印字ヘッド
を通電駆動するヘッド駆動制御手段と、1行の印刷デー
タの印刷の前に、前記電圧検出手段による電源電圧値の
検出及びこの検出電圧値に基づく前記通電時間決定手段
による通電時間の決定及びこの決定通電時間に従った前
記ヘッド駆動制御手段による前記熱印字ヘッドの通電駆
動を複数回繰返した後に、この複数回のうちの最終回の
検出電圧値に基づいて前記熱印字ヘッドの通電時間を確
定し、この確定通電時間に基づいて印刷データの1行を
印刷する印刷制御手段とを備えて構成したものである。 【0014】 【0015】 【作用】つまり、前記印刷装置では、1行の印刷データ
の印刷の前に、電圧検出手段による電源電圧値の検出及
びこの検出電圧値に基づく通電時間決定手段による通電
時間の決定及びこの決定通電時間に従ったヘッド駆動制
御手段による前記熱印字ヘッドの通電駆動が複数回繰返
され、その複数回のうちの最終回の検出電圧値に基づい
て前記熱印字ヘッドの通電時間が確定され、この確定通
電時間に基づいて印刷データの1行印刷が実行されるの
で、例えば1行の印刷データの印刷の前に電源電圧値の
低下が著しい場合には、印字開始位置以降の各1ライン
印字当たりのヘッド通電時間が長めの時間に確定されて
1行印刷され、印字濃度の低下防止が図られることにな
る。 【0016】 【0017】 【実施例】以下図面により本発明の実施例について説明
する。図1は本発明の印刷装置を搭載したワードプロセ
ッサの電子回路の構成を示すブロック図である。 【0018】このワードプロセッサは、制御部(CP
U)11を備えている。この制御部(CPU)11は、
キー入力部12から供給されるキー操作信号に基づき、
ROM13に予め記憶されているシステムプログラムを
起動させ、回路各部の動作制御を実行するもので、この
制御部(CPU)11には、前記キー入力部12,RO
M13の他、RAM14,キャラクタジェネレータ15
が接続される。 【0019】また、前記制御部(CPU)11には、表
示メモリ16及び表示ドライバ17を介して液晶表示部
18が接続される。さらに、前記制御部(CPU)11
には、プリント制御部19からヘッドドライバ20を介
してサーマル印字ヘッド21が接続されると共に、モー
タドライバ22を介してキャリッジ駆動モータ23及び
ヘッド駆動モータ24が接続される。 【0020】また、このワードプロセッサは電池電源2
5により駆動されるもので、この電池電源25からの電
源電圧は、前記サーマル印字ヘッド20やキャリッジ駆
動モータ23及びヘッド駆動モータ24の駆動電圧とし
て供給されると共に、電子回路用電圧として制御部(C
PU)11に供給され回路各部に分配される。 【0021】さらに、前記電池電源25の出力電圧は、
電圧検出回路26により検出されるもので、この電圧検
出回路26による電源電圧の検出信号Vは、A/D変換
部26aによりデジタルデータに変換されて前記制御部
(CPU)11に供給される。 【0022】前記キー入力部12には、被印字データと
なる任意の文字列(文書)を入力するためのかな文字キ
ー,数字キー,記号キーやかな/漢字変換キー,選択/
実行キー等からなる文字入力キーが備えられると共に、
印刷処理を実行する際に操作される印刷キー等の各種機
能キーが備えられる。 【0023】前記ROM13には、このワードプロセッ
サの基本動作を司るシステムプログラムの他、文書作成
プログラムや作成文書の表示,印刷プログラム等が記憶
される。 【0024】また、ROM13には、後述する1ライン
印字通電時間設定テーブル13a(図7参照)が備えら
れる。前記サーマル印字ヘッド21は、前記キャリッジ
駆動モータ23によってプラテンに沿って移動されるキ
ャリッジに載設され、そのホームポジションから印刷開
始位置を経て1行印刷分スライド移動されると共に、ヘ
ッド駆動モータ24によって被印字データの出力区間に
合わせてプラテン側面へ回動圧接されるもので、サーマ
ル印字ヘッド21による1ラインデータずつの通電駆動
処理に応じてキャリッジ駆動モータ23によりプラテン
に沿って1印字ライン分ずつスライド移動され、該プラ
テン上の記録紙に対する1行印刷が行なわれる。 【0025】ここで、前記1行印刷に際し、その1ライ
ン印字当たりの周期(1ライン印字周期)TC 、及びこ
の1ライン印字周期TC 内での前記サーマル印字ヘッド
21に対する通電パルス幅(通電時間)TW は、前記ホ
ームポジションから印刷開始位置までのキャリッジ移動
中に、前記ROM13に備えられる1ライン印字通電時
間設定テーブル13a(図7参照)に従って、前記電圧
検出部26による電池電源25の電圧検出値Vに基づき
設定される。 【0026】図2は前記ワードプロセッサにおけるサー
マル印字ヘッド21の外観構成を示す斜視図である。こ
のサーマル印字ヘッド21は、例えば32ドットの抵抗
発熱体21a…をライン状に配設して構成されるもの
で、この32ドットの抵抗発熱体21a…には、それぞ
れその発熱量設定用の抵抗体21b…が直列に接続さ
れ、ヘッドドライバ20から各抵抗発熱体21a…に対
する通電駆動信号は、前記各抵抗体21b…を介して対
応する抵抗発熱体21a…に供給される。 【0027】図3は前記ワードプロセッサにおけるヘッ
ドドライバ20からサーマル印字ヘッド21に渡る抵抗
回路の構成を示す図である。本実施例において、サーマ
ル印字ヘッド21における32個の抵抗発熱体21a…
の各抵抗値H1 〜Hn (n=32)は、何れも同一の抵
抗値に設定されて構成され、このそれぞれの抵抗発熱体
21a…に直列に接続される各抵抗体21b…の抵抗値
R1 〜Rn (n=32)は、そのライン方向の中央付近
において最も高抵抗値に、また、両端付近において最も
低抵抗値に設定される。 【0028】図4は前記ワードプロセッサにおけるサー
マル印字ヘッド21の各抵抗発熱体21a…にそれぞれ
直列接続される各抵抗体21b…の抵抗値設定状態を示
す特性図である。 【0029】すなわち、前記サーマル印字ヘッド21に
おける各抵抗発熱体21aと各対応する抵抗体21bと
の合成抵抗値を、ヘッド中央付近よりヘッド両端付近に
おいて低い抵抗値に設定することで、該サーマル印字ヘ
ッド21に対する通電駆動の際には、ヘッド中央付近で
の蓄熱に合わせてヘッド両端付近での発熱が強化され、
ヘッド全体で均一な発熱量が得られるようになる。 【0030】図5は前記ワードプロセッサのプリント制
御部19の内部に備えられるヘッド及びキャリッジ駆動
タイミング信号発生回路の構成を示す回路図である。図
6は前記ワードプロセッサのプリント制御部19の内部
に備えられるヘッド及びキャリッジ駆動タイミング信号
発生回路各部の動作波形を示すタイミングチャートであ
る。 【0031】すなわち、前記ヘッド及びキャリッジ駆動
タイミング信号発生回路のカウンタ27には、制御部
(CPU)11内の発振回路から一定周期のカウンタク
ロックckが供給され、設定レジスタA28a及び設定
レジスタB28bには、それぞれ前記1行印刷に際し前
記ROM13に備えられる1ライン印字通電時間設定テ
ーブル13a(図7参照)に従って設定された1ライン
印字周期TC 及びヘッド通電時間TW がセットされる。 【0032】そして、各1ライン印字の開始に伴ないリ
セットスタートされアップカウントされるカウンタ27
のカウンタ値(a)が、まず、前記設定レジスタB28
bにセットされているヘッド通電時間TW に達すると、
比較器B29bからの一致出力によりフリップフロップ
FFがリセットされ、このフリップフロップFFから出
力されるヘッド及びキャリッジ駆動タイミング信号
(b)は“H”レベルから“L”レベルに反転する。 【0033】この後、前記カウンタ値(a)が前記設定
レジスタA28aにセットされている1ライン印字周期
TC に達すると、比較器A29aからの一致出力により
前記フリップフロップFFがセットされ、このフリップ
フロップFFから出力されるヘッド及びキャリッジ駆動
タイミング信号(b)は“L”レベルから“H”レベル
に反転する。 【0034】これにより、前記ヘッド及びキャリッジ駆
動タイミング信号(b)が“H”レベルとなっているヘ
ッド通電時間TW に対応して、ヘッドドライバ20には
通電駆動信号が供給され、また、前記ヘッド及びキャリ
ッジ駆動タイミング信号(b)が“L”レベルから
“H”レベルに復帰する1ライン印字周期TC に対応し
て、モータドライバ22には、デコーダ30を介し、前
記キャリッジを1ドットラインの間隔で順次移動させる
ための2相励磁方式のモータ励磁切換え信号(c)が供
給される。 【0035】この場合、前記1つのカウンタ27により
アップカウントされるカウンタ値(a)に基づき、ヘッ
ドドライバ20に対する通電駆動タイミング信号及びモ
ータドライバ22に対する励磁切換えタイミング信号の
両方が生成されるので、簡単な回路構成でヘッド駆動タ
イミング及びキャリッジ駆動タイミングの同期が図れる
ようになる。 【0036】図7は前記ワードプロセッサのROM13
に備えられる1ライン印字通電時間設定テーブル13a
を示す図である。この1ライン印字通電時間設定テーブ
ル13aには、前記電圧検出部26により検出される電
池電源26の電圧値Vに応じた1ライン印字周期TC と
ヘッド通電時間(通電パルス幅)TW を決定するための
7段階の検知電圧レベルVa〜Vgのそれぞれに対応さ
せた7種の1ライン印字周期TCa〜TCgとヘッド通電時
間TWa〜TWgが予め記憶されるもので、この場合、例え
ばVa>〜>Vg、TCa<〜<TCg、TWa<〜<TWgと
して設定される。 【0037】つまり、電源検知電圧Vが高いと1ライン
印字周期TC ,ヘッド通電時間TW共に短い時間に決定
され、また、電源検知電圧Vが低いと、1ライン印字周
期TC ,ヘッド通電時間TW 共に長い時間に決定され
る。 【0038】前記RAM14には、各種処理データの記
憶部(ワークエリア)やキー入力データ記憶部の他、印
刷データ記憶部14aや1行印刷バッファ14b等が備
えられる。 【0039】前記RAM14内の印刷データ記憶部14
aには、キー入力部12における各種文字データの入力
操作により作成された文字列(文書)データが、被印字
データとしてその個々の文字コードで記憶される。 【0040】前記キャラクタジェネレータ15は、前記
キー入力部12の文字入力キーにより入力可能な全ての
文字/記号/数字データに対応するフォントパターン
が、それぞれ対応する文字コードに従って発生されるも
ので、例えば印刷処理の実行に際しては、前記RAM1
4内の印刷データ記憶部14aに記憶された被印字デー
タの各文字コードに従って、そのフォントパターンがこ
のキャラクタジェネレータ15から1行単位で読出さ
れ、前記RAM14内の1行印刷バッファ14bに書込
まれる。 【0041】そして、前記RAM14内の1行印刷バッ
ファ14bに書込まれた1行印刷データは、各1ライン
印字データずつ制御部(CPU)11に読出されてプリ
ント制御部19からヘッドドライバ20に転送され、こ
の1ライン印字データに応じたサーマル印字ヘッド21
の通電駆動により、プラテン上の記録紙に対する1ライ
ン印字が行なわれる。 【0042】前記表示メモリ16は、液晶表示部18の
画面領域と1:1に対応するビットマップデータの記憶
領域を有し、フレームメモリとして機能するもので、例
えば前記キー入力部12の入力操作に応じて得られた文
字コードデータに対応するフォントパターンが前記キャ
ラクタジェネレータ15から発生されて表示メモリ16
に展開され、表示ドライバ17を介して液晶表示部18
に表示される。 【0043】次に、前記構成によるワードプロセッサの
印刷動作について説明する。図8は前記ワードプロセッ
サの印刷処理を示すフローチャートである。図9は前記
ワードプロセッサの印刷処理に伴なう動作保証電圧チェ
ック処理を示すフローチャートである。 【0044】図10は前記ワードプロセッサの印刷処理
に伴なうヘッド通電時間決定処理を示すフローチャート
である。図11は前記ワードプロセッサの印刷処理にお
けるヘッド通電時間決定処理による電源検知電圧Vに応
じた1ライン印字周期TC 及びヘッド通電時間TW の決
定状態を示すタイミングチャートである。 【0045】すなわち、RAM14内の印刷データ記憶
部14aに対し、キー入力部12の文字入力キーの操作
により作成された文書データの文書文字列に各対応する
文字コードデータが記憶された状態で、キー入力部12
の印刷キーの操作により印刷実行が指示されると、プリ
ント制御部19以降のプリンタ系回路へ電池電源25か
らの電源電圧が供給され、プリントスタンバイ状態にセ
ットされる(ステップS1)。 【0046】ここで、一定時間(例えば200ms)が経
過してプリントスタンバイ状態の安定化が図られると、
動作保証電圧チェック処理(図9参照)に移行する(ス
テップS2→SA)。 【0047】すなわち、図9における動作保証電圧チェ
ック処理では、プリント制御部19からモータドライバ
22を介しキャリッジ駆動モータ23に対し2相励磁信
号が供給され、該キャリッジ駆動モータ23が電池電源
25からの電源電圧により励磁駆動される(ステップA
1)。 【0048】ここで、一定時間(例えば50ms)が経過
して前記電池電源25の電圧レベルが前記キャリッジ駆
動モータ23の励磁駆動により変動低下した状態になる
と、電圧検出部26からA/D変換部26aを介して該
電池電源25の電源電圧値Vが検知され、制御部(CP
U)11に読込まれる(ステップA2→A3)。 【0049】そして、前記プリント制御部19からモー
タドライバ22を介したキャリッジ駆動モータ23に対
しての2相励磁信号の供給が停止され、該キャリッジ駆
動モータ23の励磁駆動状態が解除される(ステップA
4)。 【0050】こうして、前記図9における動作保証電圧
チェック処理SAに従って、印刷処理の開始に伴なう電
池電源25の電源電圧値Vが検知されると、この検知電
圧値Vが、印刷動作可能な所定電圧値以上であるか判断
される(ステップS3)。 【0051】ここで、前記電池電源25の検知電圧値V
が前記所定電圧値に達してなく、印刷動作不可能と判断
された場合には、前記プリント制御部19以降のプリン
タ系回路への電池電源25からの電源電圧の供給が停止
され、プリントスタンバイ状態が解除される(ステップ
S3→S9)。 【0052】また、前記電池電源25の検知電圧値Vが
前記所定電圧値以上であり、印刷動作可能と判断される
と、前記RAM14内の印刷データ記憶部14aに記憶
されている被印刷データに基づき、その1行分の被印刷
データがキャラクタジェネレータ15によりフォントパ
ターンとして展開され、1行印刷バッファ14bに書込
まれる(ステップS3→S4)。 【0053】こうして、1行分の被印刷データがRAM
14内の1行印刷バッファ14bにフォントパターンと
して展開されると、ヘッド通電時間決定処理(図10参
照)に移行する(ステップSB)。 【0054】すなわち、図10におけるヘッド通電時間
決定処理では、まず、キャリッジに載設されたサーマル
印字ヘッド21が、プラテンに沿ったホームポジション
にセットされている状態で、プリント制御部19からモ
ータドライバ22を介しキャリッジ駆動モータ23に対
し2相励磁信号が供給され、該キャリッジ駆動モータ2
3が電池電源25からの電源電圧により励磁駆動される
(ステップB1)。 【0055】ここで、後述の1ライン印字周期に対応す
るモータ励磁周期TC (例えば4ms)が経過すると、前
記キャリッジ駆動モータ23に対する2相励磁信号の切
換えにより、サーマル印字ヘッド21が前記ホームポジ
ションからプラテンに沿って8ステップ分移動されたか
判断される(ステップB2→B3)。 【0056】この場合、前記サーマル印字ヘッド21は
前記最初のモータ励磁駆動により1ステップ分の移動状
態にあるので、8ステップ分移動されてないと判断さ
れ、前記キャリッジ駆動モータ23に対する2相励磁信
号が切換えられ、該キャリッジ駆動モータ23が電池電
源25からの電源電圧により続けて励磁駆動され、サー
マル印字ヘッド21がプラテンに沿ってさらに1ステッ
プ分移動される(ステップB3→B1)。 【0057】こうして、前記キャリッジ駆動モータ21
に対する2相励磁信号の切換えによる電池電源25から
の励磁駆動を繰返し行なうことで、前記サーマル印字ヘ
ッド21が前記ホームポジションからプラテンに沿って
8ステップ分移動されたと判断され、前記電池電源25
の電圧レベルが前記キャリッジ駆動モータ23の励磁駆
動により低下安定した状態になると、そのときの電池電
源25の出力電圧値が電圧検出部26により検知され、
その検知電圧値V0 が制御部(CPU)11に読込まれ
る(ステップB3→B4)。 【0058】すると、前記サーマル印字ヘッド21をホ
ームポジションから8ステップ分移動させた時点での電
池電源25の検知電圧値V0 に応じた1ライン印字周期
TC及びヘッド通電時間TW が、ROM13に予め記憶
されている1ライン印字通電時間設定テーブル13a
(図7参照)から読込まれ、前記プリント制御部19内
のヘッド及びキャリッジ駆動タイミング信号発生回路に
おける設定レジスタA28a及び設定レジスタB28b
のそれぞれに対し、まず、TC1及びTW1としてセットさ
れる(ステップB5,B6)。 【0059】ここで、前記ステップB2と同様にして、
モータ励磁周期TC (例えば4ms)が経過すると、前記
キャリッジ駆動モータ23に対する2相励磁信号が切換
えられ、該キャリッジ駆動モータ23が電池電源25か
らの電源電圧により励磁駆動され、サーマル印字ヘッド
21がプラテンに沿ってさらに1ステップ分(9ステッ
プ目)移動される(ステップB7→B8)。 【0060】これと共に、プリント制御部19からヘッ
ドドライバ20を介しサーマル印字ヘッド21における
25%の抵抗発熱体21a…、つまり、32ドットで構
成される抵抗発熱体21a…のうち8ドットの抵抗発熱
体21a…が、ヘッド駆動モータ24を動作させない状
態で、疑似的に通電駆動される(ステップB9)。 【0061】こうして、サーマル印字ヘッド21に対す
る1回目の通電駆動が開始された状態で、ステップB6
において前記プリント制御部19内のヘッド及びキャリ
ッジ駆動タイミング信号発生回路における設定レジスタ
B28bにセットされたヘッド通電時間TW1が経過する
と、そのときの電池電源25の出力電圧値が電圧検出部
26により検知され、その検知電圧値V1 が制御部(C
PU)11に読込まれる(ステップB10→B11)。 【0062】また、これと共に、前記プリント制御部1
9内のヘッド及びキャリッジ駆動タイミング信号発生回
路におけるフリップフロップFFがリセットされること
により、サーマル印字ヘッド21に対する通電駆動が停
止される(ステップB12)。 【0063】すると、前記サーマル印字ヘッド21に対
する1回目の疑似通電駆動が停止された時点での電池電
源25の検知電圧値V1 に応じた次(2回目)の1ライ
ン印字周期TC2及びヘッド通電時間TW2が、ROM13
に予め記憶されている1ライン印字通電時間設定テーブ
ル13a(図7参照)から読込まれ、前記プリント制御
部19内のヘッド及びキャリッジ駆動タイミング信号発
生回路における設定レジスタA28a及び設定レジスタ
B28bのそれぞれに対する、次の1印字周期の設定時
間TC2及びTW2としてセットされる(ステップB13,
B14)。 【0064】ここで、前記ステップB6において前記プ
リント制御部19内のヘッド及びキャリッジ駆動タイミ
ング信号発生回路における設定レジスタA28aにセッ
トされた1ライン印字周期TC1が経過すると、現時点に
おいて、前記サーマル印字ヘッド21が前記ホームポジ
ションからプラテンに沿って21ステップ分移動されて
いるか判断される(ステップB15→B16)。 【0065】この場合、前記サーマル印字ヘッド21は
ホームポジションから9ステップ分の移動状態にあるの
で、21ステップ分移動されてないと判断され、前記疑
似通電駆動の回数値nが(+1)されて“2”に更新さ
れる(ステップB16→B17)。 【0066】また、これと共に、前記1ライン印字周期
TC1の経過に伴ないプリント制御部19内のヘッド及び
キャリッジ駆動タイミング信号発生回路におけるフリッ
プフロップFFがセットされることにより、キャリッジ
駆動モータ23に対する2相励磁信号が切換えられ、該
キャリッジ駆動モータ23が電池電源25からの電源電
圧により続けて励磁駆動され、サーマル印字ヘッド21
がプラテンに沿ってさらに1ステップ分(10ステップ
目)移動される(ステップB8)。 【0067】これと共に、プリント制御部19からヘッ
ドドライバ20を介しサーマル印字ヘッド21における
25%の抵抗発熱体(8ドット分)21a…が疑似的に
通電駆動される(ステップB9)。 【0068】こうして、サーマル印字ヘッド21に対す
る2回目の通電駆動が開始された状態で、ステップB1
4において前記プリント制御部19内のヘッド及びキャ
リッジ駆動タイミング信号発生回路における設定レジス
タB28bにセットされたヘッド通電時間TW2が経過す
ると、そのときの電池電源25の出力電圧値が電圧検出
部26により検知され、その検知電圧値V2 が制御部
(CPU)11に読込まれる(ステップB10→B1
1)。 【0069】また、これと共に、前記プリント制御部1
9内のヘッド及びキャリッジ駆動タイミング信号発生回
路におけるフリップフロップFFがリセットされること
により、サーマル印字ヘッド21に対する通電駆動が停
止される(ステップB12)。 【0070】すると、前記サーマル印字ヘッド21に対
する2回目の疑似通電駆動が停止された時点での電池電
源25の検知電圧値V2 に応じた次(3回目)の1ライ
ン印字周期TC3及びヘッド通電時間TW3が、ROM13
に予め記憶されている1ライン印字通電時間設定テーブ
ル13a(図7参照)から読込まれ、前記プリント制御
部19内のヘッド及びキャリッジ駆動タイミング信号発
生回路における設定レジスタA28a及び設定レジスタ
B28bのそれぞれに対する、次の1印字周期の設定時
間TC3及びTW3としてセットされる(ステップB13,
B14)。 【0071】ここで、前回のステップB14において前
記プリント制御部19内のヘッド及びキャリッジ駆動タ
イミング信号発生回路における設定レジスタA28aに
セットされた1ライン印字周期TC2が経過すると、現時
点において、前記サーマル印字ヘッド21が前記ホーム
ポジションからプラテンに沿って21ステップ分移動さ
れているか判断される(ステップB15→B16)。 【0072】この場合、前記サーマル印字ヘッド21は
ホームポジションから10ステップ分の移動状態にある
ので、21ステップ分移動されてないと判断され、前記
疑似通電駆動の回数値nが(+1)されて“2”に更新
される(ステップB16→B17)。 【0073】また、これと共に、前記1ライン印字周期
TC2の経過に伴ないプリント制御部19内のヘッド及び
キャリッジ駆動タイミング信号発生回路におけるフリッ
プフロップFFがセットされることにより、キャリッジ
駆動モータ23に対する2相励磁信号が再び切換えら
れ、該キャリッジ駆動モータ23が電池電源25からの
電源電圧により続けて励磁駆動され、サーマル印字ヘッ
ド21がプラテンに沿ってさらに1ステップ分(11ス
テップ目)移動される(ステップB8)。 【0074】すなわち、前記ステップB8〜B16の処
理を繰返し行なうと、キャリッジ駆動モータ23及びサ
ーマル印字ヘッド21を電池電源25により実際に駆動
した状態での電源電圧値Vが、サーマル印字ヘッド21
がそのホームポジションから印字開始位置に移動するま
での間に繰返し検知され、そのそれぞれの検知電圧V0
,V1 ,V2 ,…に対応する次の印字周期の1ライン
印字周期TCn+1及びヘッド通電時間TWn+1が順次更新設
定されるもので、この後、前記サーマル印字ヘッド21
がそのホームポジションから21ステップ目まで移動さ
れ、それまでのキャリッジ駆動モータ23及びサーマル
印字ヘッド21の繰返し駆動により、電池電源25の電
圧低下が安定した状態での検知電圧Vn に対応する1ラ
イン印字周期TCn+1及びヘッド通電時間TWn+1がセット
されると、その設定時間TCn+1及びTWn+1は、今回の1
行印刷に伴なう印刷開始位置以降の各1ライン印字処理
における1印字周期TC 及びヘッド通電時間TW として
確定され、前記プリント制御部19内のヘッド及びキャ
リッジ駆動タイミング信号発生回路における各対応する
設定レジスタA28a及びB28bにセットされる(ス
テップB8〜B16)。 【0075】こうして、前記ヘッド通電時間決定処理S
Bによって、今回の1行印刷に際し、電池電源25の出
力電圧Vを十分安定させた状態での検知電圧値Vn に応
じた1ライン印字周期TC 及びヘッド通電時間TW が確
定されると、該確定された1ライン印字周期TC 及びヘ
ッド通電時間TW に従って、前記RAM14内の1行印
刷バッファ14bに展開されている1行分の被印刷デー
タが、順次、被印字1ラインデータずつ読出されてサー
マル印字ヘッド21に出力され、1行印刷が実行される
(ステップS5)。 【0076】この場合、前記ヘッド通電時間決定処理S
Bにより、1行印刷に伴なう電池電源25の電圧低下を
十分考慮した状態での1ライン印字周期TC 及びヘッド
通電時間TW が決定されて、当該1行分の印刷処理が実
行されるので、該1行印刷の途中において前記電池電源
25の出力電圧が大幅に低下してヘッド発熱量が大幅に
低下してしまうことはなく、印字濃度が一定に維持され
るようになる。 【0077】そして、前記ステップS5における1行印
刷処理が実行されると、前記RAM14内の印刷データ
記憶部14aに記憶されている被印刷データの全てが印
刷出力されたか、つまり、印刷終了したか判断される
(ステップS6)。 【0078】この場合、前記RAM14内の印刷データ
記憶部14aに記憶されている被印刷データは、未だ、
1行目の印刷データしか出力されていないので、再び、
前記ステップSA以降の処理に戻り、前記同様の動作保
証電圧のチェック処理,1行印刷データの展開処理,ヘ
ッド通電時間の決定処理を経て、2行目の1行印刷が実
行される(ステップS6→SA〜S5)。 【0079】この後、前記RAM14内の印刷データ記
憶部14aに記憶されている被印刷データの全てが順次
1行ずつ印刷出力されて印刷終了したと判断されると、
サーマル印字ヘッド21やキャリッジ駆動モータ23及
びヘッド駆動モータ24に対する電源供給ラインが遮断
されると共に、プリント制御部19以降のプリンタ系回
路への電池電源25からの電源電圧の供給が停止され、
前記一連の印刷処理が終了される(ステップS6→S
7,S8,S9)。 【0080】したがって、前記構成のワードプロセッサ
によれば、サーマル印字ヘッド21がキャリッジ駆動モ
ータ23によりホームポジションからプラテン上の印刷
開始位置に移動するまでの間に、該キャリッジ駆動モー
タ23及びサーマル印字ヘッド21を繰返し駆動した状
態での電池電源25の各出力電圧値V1 ,V2 ,…を電
圧検出部26により検出し、このそれぞれの検出電圧値
V1 ,V2 ,…に基づく1ライン印字周期TC1,TC2,
…及びヘッド通電時間TW1,TW2,…を、ROM13に
予め備えられる1ライン印字通電時間設定テーブル13
aから読出し、前記電池電源25の出力電圧が十分低下
安定した状態での前記1印字周期TCn及びヘッド通電時
間TWnを、前記印刷開始位置以降の各1ライン印字に伴
なう1印字周期TC 及びヘッド通電時間TW として確定
し、プリント制御部19により順次1ライン印字ずつ1
行印刷を実行するので、1行印刷に伴なう電池電源25
の電圧低下を十分考慮した状態で1ライン印字周期TC
及びヘッド通電時間TW が決定されるようになり、例え
ば前記サーマル印字ヘッド21がホームポジションから
印刷開始位置に移動するまでの間での検知電圧値Vn の
低下が著しい場合には、前記1ライン印字周期TC 及び
ヘッド通電時間TW が共に長めに確定され、1行印刷に
伴なう印字濃度を一定に維持できるようになる。 【0081】また、サーマル印字ヘッド21における各
抵抗発熱体21a…に各対応する抵抗体21b…を接続
し、該抵抗体21b…の抵抗値を調整設定することで、
そのそれぞれの合成抵抗値を、ヘッド中央付近よりヘッ
ド両端付近において低い抵抗値に設定したので、該サー
マル印字ヘッド21に対する通電駆動の際には、ヘッド
中央付近での蓄熱に合わせてヘッド両端付近での発熱が
強化されるようになり、ヘッド全体で均一な発熱量を得
ることができる。 【0082】なお、前記実施例では、サーマル印字ヘッ
ド21の複数の抵抗発熱体21a…に対して、ヘッドド
ライバ20との間に各対応する抵抗体21b…を接続
し、ヘッド中央付近より両端付近での合成抵抗値を低く
することにより、ヘッド全体で均一な発熱量を得る構成
としているが、前記発熱量設定用の抵抗体21b…は、
前記ヘッドドライバ20内部の前記ヘッド発熱体21a
…に各対応する出力段にそれぞれ接続して設ける構成と
してもよい。 【0083】また、前記発熱量設定用の抵抗体21b…
を設けずとも、サーマル印字ヘッド21における各抵抗
発熱体21a…そのものの抵抗値を、予め中央付近では
高く、両端付近では低く設計して構成してもよい。 【0084】 【発明の効果】以上のように、本発明の印刷装置によれ
ば、1行の印刷データの印刷の前に、電圧検出手段によ
る電源電圧値の検出及びこの検出電圧値に基づく通電時
間決定手段による通電時間の決定及びこの決定通電時間
に従ったヘッド駆動制御手段による前記熱印字ヘッドの
通電駆動が複数回繰返され、その複数回のうちの最終回
の検出電圧値に基づいて前記熱印字ヘッドの通電時間が
確定され、この確定通電時間に基づいて印刷データの1
行印刷が実行されるので、例えば1行の印刷データの印
刷の前に電源電圧値の低下が著しい場合には、印字開始
位置以降の各1ライン印字当たりのヘッド通電時間が長
めの時間に確定されて1行印刷され、印字濃度の低下を
防止できるようになる。 【0085】よって、例えば電池電源の消耗により熱印
字ヘッドの通電駆動電圧が低下した場合でも、該熱印字
ヘッドの発熱量が低下することなく、印字濃度の低下を
防ぎ、印字品質を向上することが可能になる。 【0086】 【0087】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例に係わる印刷装置を搭載したワ
ードプロセッサの電子回路の構成を示すブロック図。 【図2】前記ワードプロセッサにおけるサーマル印字ヘ
ッドの外観構成を示す斜視図。 【図3】前記ワードプロセッサにおけるヘッドドライバ
からサーマル印字ヘッドに渡る抵抗回路の構成を示す
図。 【図4】前記ワードプロセッサにおけるサーマル印字ヘ
ッドの各抵抗発熱体にそれぞれ直列接続される各抵抗体
の抵抗値設定状態を示す特性図。 【図5】前記ワードプロセッサのプリント制御部の内部
に備えられるヘッド及びキャリッジ駆動タイミング信号
発生回路の構成を示す回路図。 【図6】前記ワードプロセッサのプリント制御部の内部
に備えられるヘッド及びキャリッジ駆動タイミング信号
発生回路各部の動作波形を示すタイミングチャート。 【図7】前記ワードプロセッサのROMに備えられる1
ライン印字通電時間設定テーブルを示す図。 【図8】前記ワードプロセッサの印刷処理を示すフロー
チャート。 【図9】前記ワードプロセッサの印刷処理に伴なう動作
保証電圧チェック処理を示すフローチャート。 【図10】前記ワードプロセッサの印刷処理に伴なうヘ
ッド通電時間決定処理を示すフローチャート。 【図11】前記ワードプロセッサの印刷処理におけるヘ
ッド通電時間決定処理による電源検知電圧Vに応じた1
ライン印字周期TC 及びヘッド通電時間TW の決定状態
を示すタイミングチャート。 【符号の説明】 11…制御部(CPU)、12…キー入力部、13…R
OM、13a…1ライン印字通電時間設定テーブル、1
4…RAM、14a…印刷データ記憶部、14b…1行
印刷バッファ、15…キャラクタジェネレータ、16…
表示メモリ、17…表示ドライバ、18…液晶表示部、
19…プリント制御部、20…ヘッドドライバ、21…
サーマル印字ヘッド、21a…抵抗発熱体、21b…抵
抗体、22…モータドライバ、23…キャリッジ駆動モ
ータ、24…ヘッド駆動モータ、25…電池電源、26
…電圧検出部、26a…A/D変換部、27…カウン
タ、28a…設定レジスタA、28b…設定レジスタ
B、29a…比較器A、29b…比較器B、30…デコ
ーダ、FF…フリップフロップFF。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−146677(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/37

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 熱印字ヘッドを印刷データにより通電駆
    動することにより印刷を行なう印刷装置であって、 少なくとも前記熱印字ヘッドに駆動電圧を供給する電池
    電源と、 少なくとも前記熱印字ヘッドが前記電池電源によって駆
    動されているときに該電池電源により出力される電源電
    圧値を検出する電圧検出手段と、 この電圧検出手段による検出電圧値に基づいて前記熱印
    字ヘッドの通電時間を決定する通電時間決定手段と、 この通電時間決定手段により決定された通電時間に従っ
    て前記熱印字ヘッドを通電駆動するヘッド駆動制御手段
    と、 1行の印刷データの印刷の前に、前記電圧検出手段によ
    る電源電圧値の検出及びこの検出電圧値に基づく前記通
    電時間決定手段による通電時間の決定及びこの決定通電
    時間に従った前記ヘッド駆動制御手段による前記熱印字
    ヘッドの通電駆動を複数回繰返した後に、この複数回の
    うちの最終回の検出電圧値に基づいて前記熱印字ヘッド
    の通電時間を確定し、この確定通電時間に基づいて印刷
    データの1行を印刷する印刷制御手段と、 を具備したことを特徴とする印刷装置。
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