JPH07186432A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

Info

Publication number
JPH07186432A
JPH07186432A JP34846993A JP34846993A JPH07186432A JP H07186432 A JPH07186432 A JP H07186432A JP 34846993 A JP34846993 A JP 34846993A JP 34846993 A JP34846993 A JP 34846993A JP H07186432 A JPH07186432 A JP H07186432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
power source
voltage
print
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34846993A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Murai
靖 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP34846993A priority Critical patent/JPH07186432A/ja
Publication of JPH07186432A publication Critical patent/JPH07186432A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、サーマルプリントヘッドを使用し
た印刷装置において、例えばACアダプタを用いた場
合、及びバッテリ電源を用いた場合の何れの場合でも、
良好な品質でプリントすることを目的とする。 【構成】 ヘッド駆動回路15及びモータ駆動回路16によ
りサーマルプリントヘッド17及びステップモータ18を一
定時間ta通電駆動すると共に、電圧検出回路22にて検出
される電源回路19からのヘッド・モータ駆動電圧Vpの電
圧検出レベルが高いか低いかに応じて、ROM13に予め
記憶されるテーブルデータに基づき、ヘッド17に対する
通電パルス幅Tの短,長を設定し、バッテリ電源21の使
用により前記駆動電圧Vpの降下量が大きい場合には長め
のヘッド通電時間で、ACアダプタ20の使用により該電
圧Vpの降下量が少ない場合には短いヘッド通電時間で、
それぞれ前記ヘッド17を通電駆動して被プリントデータ
を熱転写プリントする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型のワードプロセッ
サ等、サーマルプリントヘッドにより被プリントデータ
をプリント出力する印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小型のワードプロセッサやプリン
ト機能を備えた電子機器等にあっては、そのプリントヘ
ッドどしてサーマルプリントヘッドが使用されるが、こ
のサーマルプリントヘッドは消費電力が大きいため、電
源として、商用電源を利用したACアダプタを用いた場
合と、乾電池を利用したバッテリ電源を用いた場合と
で、被プリントデータのプリント品質が異なることがあ
る。
【0003】すなわち、ACアダプタを用いた場合、サ
ーマルプリントヘッドにより出力する被プリントデータ
の黒ドット数が多く、プリントに伴なう消費電力が大き
くても、電源電圧がドロップすることはなく、安定した
プリントが行なえるが、バッテリ電源を用いた場合で
は、前記サーマルプリントヘッドにより出力する被プリ
ントデータの黒ドット数が多く、プリントに伴なう消費
電力が大きいと、電源電圧が大きくドロップし、十分な
プリント通電電圧が得られないことがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、同じバッテ
リ電源を用いた場合でも、被プリントデータの黒ドット
数が多い場合には、サーマルプリントヘッドに対する通
電電圧が低く、また、被プリントデータの黒ドット数が
少ない場合には、サーマルプリントヘッドに対する通電
電圧が高くなり、例えばプリント濃度の変動が著しい等
の問題が発生する。
【0005】本発明は、前記課題に鑑みなされたもの
で、例えばACアダプタを用いた場合、及びバッテリ電
源を用いた場合の何れの場合でも、良好な品質でプリン
トすることが可能になる印刷装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る第1の印刷装置は、商用電源を安定化して得られる定
電圧電源と、バッテリ電源と、前記定電圧電源又は前記
バッテリ電源により通電駆動されるサーマルプリントヘ
ッドと、装置電源の投入に際し、予め設定された時間の
間前記サーマルプリントヘッドを通電駆動する電源投入
時ヘッド駆動手段と、この電源投入時ヘッド駆動手段に
より前記サーマルプリントヘッドが通電駆動された状態
で、電源電圧レベルを検出する電圧検出手段と、この電
圧検出手段により検出された電源電圧レベルに応じて前
記サーマルプリントヘッドに対するプリント通電時間を
設定する通電時間設定手段とを備えて構成したものであ
る。
【0007】また、本発明に係わる第2の印刷装置は、
前記第1の印刷装置において、前記通電時間設定手段に
より設定するプリント通電時間を、段階的に異なる電源
電圧レベルとプリント通電時間とを対応付けたテーブル
データに基づき設定する構成としたものである。
【0008】
【作用】つまり、前記第1の印刷装置では、電源投入時
ヘッド駆動手段により実際にサーマルプリントヘッドが
通電駆動された状態での電源電圧レベルが電圧検出手段
により検出され、この電圧検出手段により検出された電
源電圧レベルの、例えば高・低に応じてサーマルプリン
トヘッドに対する被プリントデータ出力時のプリント通
電時間の短・長が設定されることになり、使用電源に拘
らず、プリント濃度の均一化が図られる。
【0009】また、前記第2の印刷装置では、さらに、
前記サーマルプリントヘッドに対するプリント通電時間
の長短が、段階的に異なる電源電圧レベルとプリント通
電時間とを対応付けたテーブルデータに基づき設定され
ることになり、容易に通電時間制御が行なえる。
【0010】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。
【0011】図1は本発明の印刷装置を搭載したラベル
プリンタの電子回路の構成を示すブロック図である。
【0012】このラベルプリンタのプリンタ本体10に
は、CPU(中央処理装置)11が備えられる。
【0013】このCPU11は、図示しない電源スイッ
チからの電源ON信号やキー入力部12からのキー操作
信号に応じてROM13から読出されるシステムプログ
ラムに従って、回路各部の動作制御を行なうもので、こ
のCPU11には、前記キー入力部12及びROM12
の他、RAM14、ヘッド駆動回路15、モータ駆動回
路16が接続される。
【0014】前記ヘッド駆動回路15には、ライン型の
サーマルプリントヘッド17が接続され、また、前記モ
ータ駆動回路16には、インクリボン巻取り用のステッ
プモータ18が接続される。
【0015】また、前記プリンタ本体10には、電源回
路19が備えられ、この電源回路19を介して、外部接
続されたACアダプタ20から供給される定電圧か、又
は、内部格納されたバッテリ電源(単2マンガン乾電池
×6本)21から供給されるバッテリ電圧が、前記電源
ON信号に伴ない、ロジック駆動電圧Vcc(=5V)
及びヘッド・モータ駆動電圧Vp(=9.5V)として
対応する回路各部に供給される。
【0016】そして、前記電源回路19からのヘッド・
モータ駆動電圧Vpの前記ヘッド駆動回路15及びモー
タ駆動回路16に対する電圧供給ラインには、電圧検出
回路22が接続され、前記電源ON信号に伴ない検出さ
れるヘッド・モータ駆動電圧Vpのレベル検出信号が、
CPU11に供給される。
【0017】前記キー入力部12には、文字・記号キー
やかな/漢字変換キー、各種機能キーが備えられるもの
で、ユーザはこれら各種のキーを操作してラベルテープ
に対する被プリントデータの入力を行なう。
【0018】前記ROM13には、被プリントデータの
入力処理やプリント処理等をCPU11に実行させるた
めのシステムプログラムが予め記憶されると共に、前記
電圧検出回路22により検出される電源電圧レベルに応
じてサーマルプリントヘッド17にプリント通電時間を
設定するためのテーブルデータが予め記憶される。
【0019】前記RAM14には、システムプログラム
の実行に必要な各種フラグのレジスタやキー入力された
被プリントデータを格納するためのプリントデータレジ
スタ等が備えられる。
【0020】前記ヘッド駆動回路15は、CPU11か
ら転送されてくる被プリントデータの各1ドットライン
データに対応させて、サーマルプリントヘッド17の各
プリントドットを選択的に通電駆動して発熱させるもの
で、このヘッド駆動回路15による1ドットラインデー
タ毎のヘッド駆動処理は、前記モータ駆動回路16によ
るインクリボン巻取り用ステップモータ18の回転駆動
制御に同期して実行される。
【0021】なお、前記ステップモータ18によるイン
クリボンの巻取り動作時には、該インクリボンのインク
が熱転写されるラベルテープも同時に搬送される。
【0022】つまり、被プリントデータの各1ドットラ
インデータに対応してサーマルプリントヘッド17を通
電駆動すると共に、ステップモータ18を回転制御する
ことで、キー入力作成された被プリントデータがラベル
テープ上に順次熱転写されてプリントされることにな
る。
【0023】図2は前記ラベルプリンタのACアダプタ
20の構成を示す回路図である。
【0024】このACアダプタ20は、主に、変圧トラ
ンス32、整流回路33、レギュレータ34を備えて構
成されるもので、商用電源入力端子31から入力された
AC100(V)の交流電圧は、変圧トランス32を介
して降圧されると共に、整流回路33を介して直流電圧
に整流された後、レギュレータ34を介してDC9.5
(V)の定電圧として定電圧出力端子35から出力され
る。
【0025】図3は前記ラベルプリンタの電源回路19
の構成を示す回路図である。
【0026】この電源回路19は、主に、ACアダプタ
ジャック41、Vcc供給用レギュレータ42、Vp供
給用トランジスタTr1、電源オン/オフ用トランジスタ
Tr2を備えて構成されるもので、前記ACアダプタジャ
ック41にACアダプタ20の定電圧出力端子35が接
続されると、そのDC9.5(V)の“+”端子は中心
電極41aに接続され、“−”端子は接地電極41cに
接続される。
【0027】この際、バッテリ電源21の“−”端子に
接続されている可動電極41bは、前記接地電極41c
から離れて絶縁状態にセットされる。
【0028】すなわち、前記ACアダプタジャック41
にACアダプタ20が接続された状態では、該ACアダ
プタ20から供給されるDC9.5(V)の定電圧が前
記Vcc供給用レギュレータ42及びVp供給用トラン
ジスタTr1に与えられ、また、前記ACアダプタ20が
接続されない状態では、バッテリ電源21から供給され
るDC9.5(V)のバッテリ電圧が同Vcc供給用レ
ギュレータ42及びVp供給用トランジスタTr1に与え
られるもので、電源ON信号に伴ない電源オン/オフ用
トランジスタTr2がオンされると、Vp供給用トランジ
スタTr1もオン動作し、DC9.5(V)のヘッド・モ
ータ駆動電圧Vpが前記ヘッド駆動回路15及びモータ
駆動回路16に供給される。また、Vcc供給用レギュ
レータ42からのDC5(V)のロジック駆動電圧Vc
cが、前記CPU11をの他、回路各部に供給される。
【0029】図4は前記ラベルプリンタのプリント処理
実行に伴なうACアダプタ20の電圧−電流特性を示す
図である。
【0030】図5は前記ラベルプリンタのプリント処理
実行に伴なうバッテリ電源21の電圧−電流特性を示す
図である。
【0031】すなわち、ACアダプタ20から供給され
る定電圧に基づき前記ヘッド・モータ駆動電圧Vp及び
ロジック駆動電圧Vccが与えられる状態では、プリン
ト処理の実行に伴ないサーマルプリントヘッド17及び
ステップモータ18が通電駆動されても、その電流量は
一定に保持される特性を有し、また、バッテリ電源21
から供給されるバッテリ電圧に基づき前記ヘッド・モー
タ駆動電圧Vp及びロジック駆動電圧Vccが与えられ
る状態では、プリント処理の実行に伴ないサーマルプリ
ントヘッド17及びステップモータ18が通電駆動され
ると、その電流量は低下する特性を有する。
【0032】図6は前記ラベルプリンタのROM13に
記憶されるヘッド通電時間設定用のテーブルデータを示
す図である。
【0033】このテーブルデータでは、電圧検出回路2
2により検出されるヘッド・モータ駆動電圧Vpの5段
階の検出レベルのそれぞれに対応させて、サーマルプリ
ントヘッド17に対するプリント通電時間が、5段階の
通電パルス幅Tとして設定される。
【0034】図7は前記ラベルプリンタのサーマルプリ
ントヘッド17及びステップモータ18を一定時間ta
(=500μs)の間通電駆動した場合のヘッド・モー
タ駆動電圧Vpの降下量を示す図である。
【0035】すなわち、サーマルプリントヘッド17の
全プリントドット及びステップモータ18に対し、一定
時間ta(=500μs)の間通電駆動した場合、電源
としてACアダプタ20が使用されているか、バッテリ
電源21が使用されているかに応じてヘッド・モータ駆
動電圧Vpの降下量がa〜bで示す範囲で異なるもの
で、この降下量に対応させた5段階のレベル1〜5のそ
れぞれに対応させてサーマルプリントヘッド17に対す
る通電パルス幅Tを設定する。
【0036】この場合、ヘッド・モータ駆動電圧Vpの
検出レベルがレベル5あるいはレベル4でその降下量が
比較的小さい状態では、電源としてACアダプタ20が
使用されていると判断され、レベル3以下でその降下量
が大きい場合には、電源としてバッテリ電源21が使用
されていると判断される。
【0037】次に、前記構成によるラベルプリンタのプ
リント動作について説明する。
【0038】図8は前記ラベルプリンタの電源オン又は
プリント開始に伴なうプリント制御処理を示すフローチ
ャートである。
【0039】図9は前記ラベルプリンタにおけるバッテ
リ電源21使用時のプリント動作を示すタイミングチャ
ートである。
【0040】図10は前記ラベルプリンタにおけるAC
アダプタ20使用時のプリント動作を示すタイミングチ
ャートである。
【0041】すなわち、電源オン又はプリント処理の開
始に際しては、まず、モータ駆動回路16によりステッ
プモータ18が一定時間taの間4相励磁されると共
に、ヘッド駆動回路15によりサーマルプリントヘッド
17の全プリントドットが一定時間taの間通電駆動さ
れる(ステップS1,S2)。
【0042】この際、電源回路19からヘッド駆動回路
15及びモータ駆動回路16に供給されるヘッド・モー
タ駆動電圧Vpが電圧検出回路22により検出され、そ
のレベル検出信号がCPU11に供給されて判断される
(ステップS3)。
【0043】ここで、前記ヘッド・モータ駆動電圧Vp
の電圧検出レベルが、図7におけるレベル3以下か否か
ステップS4において判断されるもので、ヘッド・モー
タ駆動電圧Vpの降下量が比較的大きく、その検出レベ
ルが例えばレベル3(図7参照)であると判断された場
合には、バッテリ電源21用のプリント制御処理が起動
され、予めROM13に記憶されているテーブルデータ
(図6参照)に基づきサーマルプリントヘッド17に対
する通電パルス幅Tが比較的長い3.4msに設定され
る(ステップS4→S5)。
【0044】すると、図9で示すように、ヘッド駆動回
路15に対し、CPU11からのラッチパルス(LA
T)に同期して被プリントデータの1ドットラインデー
タがラッチされるのに伴ない、モータ駆動回路16によ
りステップモータ18が駆動開始されると共に、前記電
圧検出レベル(=3)に応じて設定された通電パルス幅
T(=3.4ms)に対応するストローブ信号(ST
B)に従って、サーマルプリントヘッド17が通電駆動
される。これにより、被プリントデータがラベルテープ
に熱転写されプリントされる(ステップS6)。
【0045】一方、前記ステップS4において、ヘッド
・モータ駆動電圧Vpの降下量が少なく、その検出レベ
ルが例えばレベル5(図7参照)であると判断された場
合には、ACアダプタ20用のプリント制御処理が起動
され、予めROM13に記憶されているテーブルデータ
(図6参照)に基づきサーマルプリントヘッド17に対
する通電パルス幅Tが最短の2.5msに設定される
(ステップS4→S7)。
【0046】すると、図10で示すように、ヘッド駆動
回路15に対し、CPU11からのタイミングt2 での
ラッチパルス(LAT)に同期して被プリントデータの
1ドットラインデータがラッチされるのに伴ない、モー
タ駆動回路16によりステップモータ18が駆動開始さ
れると共に、前記電圧検出レベル(=5)に応じて設定
された通電パルス幅T(=2.5ms)に対応するスト
ローブ信号(STB)に従って、サーマルプリントヘッ
ド17が通電駆動される。これにより、被プリントデー
タがラベルテープに熱転写されプリントされる(ステッ
プS8)。
【0047】ここで、前記ACアダプタ20用のプリン
ト制御処理では、被プリントデータのプリントが開始さ
れるタイミングt2 より所定時間t(=700μs)だ
け前のタイミングt1 において、予備ラッチパルス(L
AT)が与えられ、1ドットラインの全てを黒ドットと
する疑似1ドットラインデータがラッチされると同時
に、予めストローブ信号(STB)が発生されてサーマ
ルプリントヘッド17の余熱が行なわれる。
【0048】この場合、実際の被プリントデータのプリ
ント開始直前にサーマルプリントヘッド17に対するイ
ンクリボンの凝着が防止される。
【0049】したがって、前記構成のラベルプリンタに
よれば、キー入力作成された被プリントデータの印刷開
始前において、ヘッド駆動回路15及びモータ駆動回路
16によりサーマルプリントヘッド17及びインクリボ
ン巻取り用ステップモータ18を一定時間ta(=50
0μs)通電駆動すると共に、電圧検出回路22にて検
出される電源回路19からのヘッド・モータ駆動電圧V
pの電圧検出レベルが高いか低いかに応じて、ROM1
3に予め記憶されるテーブルデータに基づき、サーマル
プリントヘッド17に対する通電パルス幅Tの短,長を
設定し、バッテリ電源21の使用により前記ヘッド・モ
ータ駆動電圧Vpの降下量が大きい場合には長めのヘッ
ド通電時間で、ACアダプタ20の使用により該電圧V
pの降下量が少ない場合には短いヘッド通電時間で、そ
れぞれサーマルプリントヘッド17を通電駆動して被プ
リントデータを熱転写プリントするので、電源要素ある
いはその電源電圧の変化に拘らず、常に均一なプリント
濃度を得て良好なラベルプリント処理が行なえるように
なる。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の印刷装置
によれば、ヘッド駆動手段により実際にサーマルプリン
トヘッドが通電駆動された状態での電源電圧レベルが電
圧検出手段により検出され、この電圧検出手段により検
出された電源電圧レベルの、例えば高・低に応じてサー
マルプリントヘッドに対する被プリントデータ出力時の
プリント通電時間の短・長が設定されるので、使用電源
に拘らず、プリント濃度の均一化が図れるようになる。
【0051】また、本発明の第2の印刷装置によれば、
さらに、前記サーマルプリントヘッドに対するプリント
通電時間の長短が、段階的に異なる電源電圧レベルとプ
リント通電時間とを対応付けたテーブルデータに基づき
設定されるので、容易に通電時間制御が行なえるように
なる。
【0052】したがって、例えばACアダプタを用いた
場合、及びバッテリ電源を用いた場合の何れの場合で
も、良好な品質でプリントすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる印刷装置を搭載した
ラベルプリンタの電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】前記ラベルプリンタのACアダプタの構成を示
す回路図。
【図3】前記ラベルプリンタの電源回路の構成を示す回
路図。
【図4】前記ラベルプリンタのプリント処理実行に伴な
うACアダプタの電圧−電流特性を示す図。
【図5】前記ラベルプリンタのプリント処理実行に伴な
うバッテリ電源の電圧−電流特性を示す図。
【図6】前記ラベルプリンタのROMに記憶されるヘッ
ド通電時間設定用のテーブルデータを示す図。
【図7】前記ラベルプリンタのサーマルプリントヘッド
及びステップモータを一定時間taの間通電駆動した場
合のヘッド・モータ駆動電圧Vpの降下量を示す図。
【図8】前記ラベルプリンタの電源オン又はプリント開
始に伴なうプリント制御処理を示すフローチャート。
【図9】前記ラベルプリンタにおけるバッテリ電源使用
時のプリント動作を示すタイミングチャート。
【図10】前記ラベルプリンタにおけるACアダプタ使
用時のプリント動作を示すタイミングチャート。
【符号の説明】
10…プリンタ本体、11…CPU(中央処理装置)、
12…キー入力部、13…ROM、14…RAM、15
…ヘッド駆動回路、16…モータ駆動回路、17…サー
マルプリントヘッド、18…インクリボン巻取り用ステ
ップモータ、19…電源回路、20…ACアダプタ、2
1…バッテリ電源、22…電圧検出回路、31…商用電
源入力端子、32…変圧トランス、33…整流回路、3
4…レギュレータ、35…定電圧出力端子、41…AC
アダプタジャック、41a…中心電極、41b…可動電
極、41c…接地電極、42…Vcc供給用レギュレー
タ、Tr1…Vp供給用トランジスタ、Tr2…電源オン/
オフ用トランジスタ、T…ヘッド通電パルス幅。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源を安定化して得られる定電圧電
    源と、 バッテリ電源と、 前記定電圧電源又は前記バッテリ電源により通電駆動さ
    れるサーマルプリントヘッドと、 装置電源の投入に際し、予め設定された時間の間前記サ
    ーマルプリントヘッドを通電駆動する電源投入時ヘッド
    駆動手段と、 この電源投入時ヘッド駆動手段により前記サーマルプリ
    ントヘッドが通電駆動された状態で、電源電圧レベルを
    検出する電圧検出手段と、 この電圧検出手段により検出された電源電圧レベルに応
    じて前記サーマルプリントヘッドに対するプリント通電
    時間を設定する通電時間設定手段と、を具備したことを
    特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記通電時間設定手段により設定される
    プリント通電時間は、段階的に異なる電源電圧レベルと
    プリント通電時間とを対応付けたテーブルデータに基づ
    き設定されることを特徴とする請求項1記載の印刷装
    置。
JP34846993A 1993-12-27 1993-12-27 印刷装置 Pending JPH07186432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34846993A JPH07186432A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34846993A JPH07186432A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 印刷装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07186432A true JPH07186432A (ja) 1995-07-25

Family

ID=18397225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34846993A Pending JPH07186432A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07186432A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000076776A1 (fr) * 1999-06-14 2000-12-21 Rohm Co., Ltd. Tete d'impression thermique
US6624834B2 (en) 2000-08-21 2003-09-23 Olympus Optical Co., Ltd. Printer device
JP2018083303A (ja) * 2016-11-21 2018-05-31 ブラザー工業株式会社 印刷装置
CN109484038A (zh) * 2018-12-26 2019-03-19 深圳市美松智能设备有限公司 一种打印机的硬件系统

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000076776A1 (fr) * 1999-06-14 2000-12-21 Rohm Co., Ltd. Tete d'impression thermique
US6469725B1 (en) 1999-06-14 2002-10-22 Rohm Co., Ltd. Thermal printhead
US6624834B2 (en) 2000-08-21 2003-09-23 Olympus Optical Co., Ltd. Printer device
JP2018083303A (ja) * 2016-11-21 2018-05-31 ブラザー工業株式会社 印刷装置
CN109484038A (zh) * 2018-12-26 2019-03-19 深圳市美松智能设备有限公司 一种打印机的硬件系统
CN109484038B (zh) * 2018-12-26 2024-04-19 深圳市美松智能设备有限公司 一种打印机的硬件系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS58160169A (ja) サ−マルプリンタ
US5432533A (en) Recording method with control of head energization and recording medium conveyance power consumption
JPH07329338A (ja) サーマルプリンタおよびサーマルプリンタ駆動方法
JPH07186432A (ja) 印刷装置
US6382774B1 (en) Printer having energizing pulse width calculating means
JP3321987B2 (ja) 印刷装置
JPH068458A (ja) インクジェット記録ヘッドの駆動方法
JP3433356B2 (ja) 印刷装置
JPH07323597A (ja) 印刷装置
JPS63173669A (ja) サ−マルプリンタの印字制御装置
JPH06183048A (ja) サーマルプリンタ
JPH0825674A (ja) サーマルプリンタ駆動装置
JPH06115139A (ja) サーマルプリンタ制御方法
JP3470387B2 (ja) 印刷装置
JPH06344638A (ja) 記録装置及び該装置における消費電力制御方法
JPS59161968A (ja) サ−マルプリンタ
JPH0768826A (ja) サーマルヘッドの予熱方法
JP3031157B2 (ja) 印字装置
JPH1158841A (ja) プリンタ
JPH02241762A (ja) 小型サーマルプリンタ
JPH02241761A (ja) 小型サーマルプリンタ
JP2002292917A (ja) サーマルプリンタ
JPH0414630B2 (ja)
JPH081982A (ja) 印刷装置
JPH0768827A (ja) サーマルヘッドの予熱方法