JPH05317142A - ショーケース - Google Patents

ショーケース

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JPH05317142A
JPH05317142A JP13089492A JP13089492A JPH05317142A JP H05317142 A JPH05317142 A JP H05317142A JP 13089492 A JP13089492 A JP 13089492A JP 13089492 A JP13089492 A JP 13089492A JP H05317142 A JPH05317142 A JP H05317142A
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Yutaka Tamura
裕 田村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デックパン上にスライドレールを介して前後
方向摺動自在に設けた棚の固定を容易に、且つ、確実に
行えるショーケースを提供する。 【構成】 展示室11下部にデックパン2を載置する。
デックパン2上にスライドレールを介して前後方向摺動
自在の棚3を設ける。棚3に、操作部36とフック部3
7とを具備したロック部材32を回動自在に設ける。デ
ックパン2に、棚3を展示室11方向に押し込む際にロ
ック部材32のフック部37に当接してそれを回動させ
る案内面43を設ける。案内面43の後方に位置するデ
ックパン2に、棚3がデックパン2上の所定位置に収納
された状態でフック部37が係合する係合部44を設け
る。フック部37が係合部44に係合する方向にロック
部材32を常時回動付勢するコイルバネ41を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は前面に開放する展示室下
部にデックパンを載置し、このデックパン上にスライド
レールを介して前後方向摺動自在の棚を設けたショーケ
ースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種ショーケースにおいて
は、前面に開放する展示室の下部にデックパンを設け、
その下方の冷気通路に設けた送風機等を隠蔽すると共
に、デックパンは本体に載置するのみとし、容易に取り
外して送風機等の修理点検が行えるように構成してい
る。また、デックパン上方の展示室内には商品陳列用の
棚が複数段架設されるが、デックパン上にも同様の棚を
設け、商品を陳列販売する構成とされている。
【0003】この棚上の商品は顧客によって棚前部に載
置されたものから取り出されて行くので、古いものから
先に販売するためには新たに補充する商品を棚の後部に
載置する必要がある。従来では係る商品補充作業を容易
とするために、デックパン上に設けられる棚の両側部に
ベアリングを取り付け、このベアリングをデックパン上
に滑動自在に載置することにより棚を前後方向摺動自在
とし、商品の補充時には棚を展示室手前側に引き出して
棚の奥方に商品を補充し易いように構成していた。一
方、通常の販売時には棚はデックパン上に固定されてい
る必要があるため、従来では棚をデックパン上に安定さ
せるためにデックパンに孔を穿設し、この孔にベアリン
グを落とし込む構成としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ベアリ
ングによって棚を前後方向摺動自在とする構成では少な
くとも後部のベアリングがデックパン上に存在しなけれ
ばならないため、引き出し寸法が少なくなる。また、ベ
アリングを孔に落とし込んで棚を安定させる構造では、
顧客が商品を取り出す際に棚が容易に動いてしまう問題
があった。
【0005】そこで、スライドレールを介して棚をデッ
クパンに取り付け、前後方向摺動自在とすれば、棚の引
き出し寸法を十分確保することができるが、棚とデック
パンとが結合されるため、今度は棚を引き出した際に重
心が前方に移動し、デックパンの後部が本体から浮き上
がってしまう問題が生じる。本発明は係る従来の課題を
解決するために成されたものであり、デックパン上にス
ライドレールを介して前後方向摺動自在に設けた棚の固
定を容易に、且つ、確実に行えるショーケースを提供す
ることを目的とする。
【0006】本発明のもう一つの目的は、スライドレー
ルにて棚をデックパンに対して前後方向摺動自在に取り
付けた場合のデックパン後部の浮き上がりを防止するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のショー
ケース1は、本体内に構成した前面に開放する展示室1
1下部にデックパン2を載置し、このデックパン2上に
スライドレール28を介して前後方向摺動自在の棚3を
設けたものであって、棚3に回動自在に設けられ、操作
部36とフック部37とを具備したロック部材32と、
デックパン2に設けられ、棚3を展示室11方向に押し
込む際にロック部材32のフック部37に当接してそれ
を回動させる案内面43と、この案内面43の後方に位
置してデックパン2に設けられ、棚3がデックパン2上
の所定位置に収納された状態でフック部37が係合する
係合部44と、フック部37が係合部44に係合する方
向にロック部材32を常時回動付勢する付勢部材(コイ
ルバネ)41とを具備していることを特徴とする。
【0008】請求項2の発明のショーケース1は、本体
内に構成した前面に開放する展示室11下部にデックパ
ン2を載置し、このデックパン2上にスライドレール2
8を介して前後方向摺動自在の棚3を設けたものであっ
て、デックパン2後部を本体に着脱自在のストッパー4
7にて結合したことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明のショーケース1によれば、デ
ックパン2上の棚3はスライドレール28を介して前後
方向に摺動自在にデックパン2に取り付けられているの
で、引き出し寸法を十分確保できる。また、ロック部材
32のフック部37はデックパン2の係合部44に係合
し、付勢部材(コイルバネ)41はこの係合を維持する
方向にロック部材32を回動付勢するので、棚3はデッ
クパン2上の所定位置に安定的に固定される。この棚3
を引き出す際にはロック部材32の操作部36を操作
し、付勢部材(コイルバネ)41に抗してロック部材3
2を回動させればフック部37と係合部44の係合が解
かれて棚3は手前に引き出し可能となる。一方、棚3を
展示室11方向に押し込む際には、ロック部材32のフ
ック部37がデックパン2に設けられた案内面43に当
接し、それに案内されて回動すると共に、更に押し込む
ことによりその後方の係合部44に係合するので、棚3
を押し込む動作のみでフック部37が係合部44に係合
し、棚3をデックパン2に固定することができる。
【0010】請求項2の発明のショーケース1によって
も同様に、デックパン2上の棚3はスライドレール28
を介して前後方向に摺動自在にデックパン2に取り付け
られているので、引き出し寸法を十分確保できる。ま
た、棚3を手前側に引き出してその重心が前方に移動し
ても、デックパン2の後部はストッパー47にて本体に
結合されているので、デックパン2後部が浮き上がるこ
とはない。他方、ストッパー47は着脱自在とされてい
るから、送風機等の点検修理の際にもデックパン2を簡
単に取り外すことができる。
【0011】
【実施例】次に、図面に基づき本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明のショーケース1のデックパン2部分
の拡大縦断側面図、図2はショーケース1の縦断側面
図、図3は棚3をデックパン2上の所定位置に固定した
状態のデックパン2部分のショーケース1の斜視図、図
4は棚3を引き出した状態のデックパン2部分のショー
ケース1の斜視図、図5はデックパン2と棚3の分解斜
視図をそれぞれ示している。図2において、ショーケー
ス1は前面に開放する断面略コ字状の断熱壁6の両側に
図示しない側板を取り付けて本体を構成されており、前
記断熱壁6内には内外二層の仕切板7、8を装設するこ
とにより、内側の仕切板7内に前面の開口9にて開放す
る展示室11を構成すると共に、仕切板7、8及び断熱
壁6間に内側からそれぞれ冷気通路12及び保護空気通
路13を構成している。
【0012】展示室11の開口9上縁には上記冷気通路
12及び保護空気通路13にそれぞれ連通する吐出口1
4、16が形成されており、他方、開口9下縁には図1
の如く断熱壁6の前壁6Aに取り付けられた吸込板17
によって両通路12、13に連通する吸込口18が形成
されている。前記展示室11内には前後方向に摺動自在
に架設されたスライド棚19が複数段設けられており、
更に展示室11下部には前後を吸込板17の後縁フラン
ジ17A及び仕切板7の下縁フランジ7Aにそれぞれ載
置支持されたデックパン2が設けられている。前記冷気
通路12内には冷凍サイクルを構成する冷却器21が配
設され、更に、デックパン2下方には両通路12、13
に連通する位置に送風機22が配設されている。この送
風機22の運転によって冷却器21により冷却された冷
気は吐出口14から、また、保護空気通路13内の空気
は吐出口16からそれぞれ開口9に吹き出され、吸込口
18から吸い込まれることにより開口9に内外二層のエ
アカーテンを構成し、且つ、展示室11内を冷却する。
前記断熱壁6下方には機械室23が構成され、ここに前
記冷凍サイクルを構成する圧縮機24及び凝縮器26等
が設置される。
【0013】図3乃至図5において、デックパン2の上
面両側部には前後に渡って一対のスライドガイド27、
27がネジ止めされており、このスライドガイド27、
27の内側に一対のスライドレール28、28の固定側
28A、28Aがそれぞれネジ止めされ取り付けられて
いる。この固定側28A、28Aに摺動自在に連結され
たスライドレール28、28の移動側28B、28Bは
棚3の下部両側にネジ止めされ、これによって棚3はデ
ックパン2上において、図4に示す如く前後方向摺動自
在にデックパン2に取り付けられる。また、この棚3は
展示室11の開口9の下縁よりも上方に位置しており、
これによって棚3は図2中二点鎖線で示す如く展示室1
1から引き出し自在とされ、また、スライドレール28
によって引き出した状態でもデックパン2に連結されて
いることにより、その引き出し寸法も十分に確保され
る。
【0014】この棚3の隅部には角孔31が穿設されて
おり、この角孔31に対応する棚3の下面にはロック部
材32が取り付けられる。このロック部材32は図6及
び図7に示す如く、棚3下面にスポット溶接される取付
面33、33を具備したベース板34と、この取付面3
3、33の間から上方に突出する操作部36及び操作部
36の下端から後方に延在して端部を鉤状に成形された
フック部37とを有して水平方向のピン38によりベー
ス板34に回動自在に支持されたレバー39と、このレ
バー39を図1中時計回りに常時回動付勢する付勢部材
としてのコイルバネ41とから構成されており、前記操
作部36の上端は図1の如く角孔31部分に位置してい
る。
【0015】一方、デックパン2の上面隅部には山型に
折曲された係合板42がネジ止めされる。この係合板4
2の前面は前方が低く後方に向かって徐々に上昇するよ
う傾斜した案内面43とされ、更に、この案内面43に
連続した後面は垂直に降下する係合部44とされてい
る。前記棚3のロック部材32は、図1の如く棚3が展
示室11内におけるデックパン2上の所定位置に収納さ
れた状態で、図1及び図8の如くそのフック部37が係
合板42の係合部44に係合している。また、コイルバ
ネ41は前述の如くレバー39を図8中時計回りに回動
し、フック部37を係合部44に係合するよう常時付勢
しているので、この係合関係は安定的に維持される。従
って、顧客が棚3上の商品を取り出す際に棚3が不用意
に前方に動いてしまうことはない。
【0016】次に、店員が商品を棚3に補充するために
棚3を手前に引き出す場合には、角孔31に指を挿入
し、コイルバネ41の付勢力に抗してロック部材32の
操作部36を手前に引く。これによってレバー39全体
が図9の如く反時計回りに回動し、フック部37が係合
部44上方に移動するので両者の係合は解除される。そ
してそのまま手前に引くことにより棚3は引き出され
る。
【0017】その後、商品の補充が終わって再び棚3を
展示室11に戻すために棚3を展示室11側に押し込ん
で行くと、やがてロック部材32のフック部37が係合
板42の案内面43に当接する。更に、棚3を押し込む
とフック部37は案内面43の傾斜に沿って上昇し、そ
れによってレバー39はコイルバネ41の付勢力に抗し
て図1、図8乃至図9中反時計回りに回動される。その
後、棚3が図1の如くデックパン2上の所定位置に来る
と、フック部37がコイルバネ41の付勢力によって係
合部44後方に落ち込んで係合部44に係合することに
より棚3の収納固定が終了する。このように棚3を展示
室11内に戻す際には棚3を押し込むだけでロック部材
32と係合板42による棚3の固定が成されるので、操
作が極めて簡単なものとなる。
【0018】次に、図10は棚3の固定構造の他の実施
例を示している。この場合、棚3には角孔31を穿設せ
ず、ロック部材32は棚3下面にスポット溶接される左
右の取付面33、33を具備したベース板34と、この
取付面33、33の間から前方に突出する操作部36及
び操作部36の後端から後方に延在して端部を横向きの
鉤状に成形されたフック部37とを有して垂直方向のピ
ン38によりベース板34に回動自在に支持されたレバ
ー39と、このレバー39を上から見て時計回りに常時
回動付勢する付勢部材としてのコイルバネ41とから構
成されており、前記操作部36の前端は図10の如く棚
3の前端隅部下側においてデックパン2との間から前方
に臨んでいる。
【0019】一方、デックパン2の上面隅部には山型に
折曲された係合板42が寝かされた状態でネジ止めされ
る。この場合、係合板42の前面は前方が右側で後方に
向かって徐々に左側にとなるよう傾斜した案内面43と
され、更に、この案内面43に連続した後面は左側に鋭
角に屈曲した係合部44とされている。この場合、棚3
のロック部材32は、棚3が展示室11内におけるデッ
クパン2上の所定位置に収納された状態で、そのフック
部37が係合板42の係合部44に係合し、また、コイ
ルバネ41は前述の如くレバー39を上から見て時計回
りに回動させ、フック部37が係合部44に係合するよ
う常時付勢しているので、この係合関係は安定的に維持
される。従って、同様に顧客が棚3上の商品を取り出す
際に棚3が不用意に前方に動いてしまうことはない。
【0020】次に、棚3を手前に引き出す場合には棚3
の前端部よりデックパン2との間に指を挿入し、コイル
バネ41の付勢力に抗してロック部材32の操作部36
を右側に押す。これによってレバー39全体が上から見
て反時計回りに回動し、フック部37が係合部44左方
に移動するので両者の係合は解除される。そしてそのま
ま手前に引くことにより棚3は引き出される。
【0021】その後、再び棚3を展示室11に戻すため
に棚3を展示室11側に押し込んで行くと、やがてロッ
ク部材32のフック部37が係合板42の案内面43に
当接する。更に、棚3を押し込むとフック部37は案内
面43の傾斜に沿って左方に移動し、それによってレバ
ー39はコイルバネ41の付勢力に抗して上から見て反
時計回りに回動される。その後、棚3がデックパン2上
の所定位置に来ると、フック部37がコイルバネ41の
付勢力によって係合部44後方に回り込んで係合部44
に係合することにより棚3の収納固定が終了する。この
ように図10においても棚3を展示室11内に戻す際に
は棚3を押し込むだけでロック部材32と係合板42に
よる棚3の固定が成されるので、操作が極めて簡単なも
のとなる。更に、この実施例の場合には前記実施例に比
較して棚3に角孔31を穿設する必要がなく、従って、
商品により角孔31が塞がれて、操作部36の操作が困
難となることもなくなる。
【0022】ここで、前述の如く棚3が展示室11前方
に引き出されると、デックパン2及び棚3等の結合体の
重心が前方に移動し、デックパン2前端部から後方の部
分の重さよりも前方の重さが重くなるため、そのままで
は図13の如くデックパン2の後部が浮き上がり、棚3
及びデックパン2全体が手前側に低く転倒してしまう。
そこで、本発明ではデックパン2の上面後端部にストッ
パー47をネジ止めする。このストッパー47は内部に
図示しないバネを具備しており、前後方向に移動自在の
シリンダー48を後方に押し込むとその状態で保持さ
れ、上面のボタン49を押すことにより再びシリンダー
48が前方に引き戻されるものである。このストッパー
47の後方に対応して仕切板7には透孔51を穿設し、
常にはストッパー47のシリンダー48を後方に押し込
むことにより、図1の如くシリンダー48の先端を透孔
51に挿入し係合させて置く。これによって前述の如く
棚3を展示室11前方に引き出して重心が前方に移動し
ても、デックパン2の後端部はストッパー47によって
仕切板7に結合されているので、図12の如く上方への
浮き上がりが防止される。
【0023】また、デックパン2下方の送風機22等を
点検修理する場合には図4の如く棚3を一旦手前に引き
出し、ストッパー47を露出させて上面のボタン49を
押せばシリンダー48が手前に引き戻されて透孔51と
の係合が解除されるので、デックパン2を棚3ごとショ
ーケース1から取り外すことができるようになる。この
ようにデックパン2はストッパー47によって仕切板7
に着脱自在に結合されているため、棚3を引き出した際
の落下を防止しつつ、デックパン2自体の取り外しも容
易となっている。
【0024】次に、図14はデックパン2と仕切板7と
の結合構造の他の実施例を示している。この場合、スト
ッパー47としては断面L字状の鋼板54を用い、この
鋼板54の底面56を図15の如く2本の化粧ビス5
7、57によってデックパン2の後端上面の孔58、5
8に固定し、鋼板54の後面61を取り外し容易な2本
の化粧ビス62、62によって仕切板7の孔63、63
に着脱自在に固定する。これによって棚3を展示室11
前方に引き出して重心が前方に移動しても、デックパン
2の後端部はストッパー47によって仕切板7に固定さ
れているので、同様に上方への浮き上がりが防止され
る。
【0025】また、デックパン2を取り外す場合には同
様に棚3を一旦手前に引き出し、ストッパー47を露出
させて化粧ビス62、62を取り外せば仕切板7との結
合が解除されるので、同様にデックパン2は棚3ごとシ
ョーケース1から取り外すことができるようになる。
【0026】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、デックパン上の棚はスライドレールを介して前後方
向に摺動自在にデックパンに取り付けられているので、
引き出し寸法を十分確保することができ、また、ロック
部材のフック部はデックパンの係合部に係合し、付勢部
材はこの係合を維持する方向にロック部材を回動付勢す
るので、棚はデックパン上の所定位置に安定的に固定さ
れる。更に棚を引き出して再び展示室方向に押し込む際
には、ロック部材のフック部がデックパンに設けられた
案内面に当接して案内され、回動して後方の係合部に係
合するので、棚を押し込む動作のみで極めて容易にフッ
ク部を係合部に係合させ、デックパンに固定することが
できるものである。
【0027】また、請求項2の発明によっても同様に、
デックパン上の棚はスライドレールを介して前後方向に
摺動自在にデックパンに取り付けられているので、引き
出し寸法を十分確保できると共に、棚を手前側に引き出
してその重心が前方に移動しても、デックパンの後部は
ストッパーにて本体に結合されているので、デックパン
後部が浮き上がることがなくなり、それによってデック
パン及び棚の落下を防止することができる。他方、スト
ッパーは着脱自在とされているから、デックパンを簡単
に取り外すことができ、デックパン下方に通常設けられ
る送風機等の部品の点検修理の際にも支障を来さないも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショーケースのデックパン部分の拡大
縦断側面図である。
【図2】ショーケースの縦断側面図である。
【図3】棚をデックパン上の所定位置に固定した状態の
デックパン部分のショーケースの斜視図である。
【図4】棚を引き出した状態のデックパン部分のショー
ケースの斜視図である。
【図5】デックパンと棚の分解斜視図である。
【図6】ロック部材の斜視図である。
【図7】ロック部材の分解斜視図である。
【図8】フック部を係合部に係合させた状態のデックパ
ン及び棚前部の拡大縦断側面図である。
【図9】フック部と係合部の係合を解除した状態のデッ
クパン及び棚前部の拡大縦断側面図である。
【図10】ロック部材の他の実施例を示すデックパン及
び棚前部の一部切欠拡大斜視図である。
【図11】デックパン及び棚の縦断正面図である。
【図12】棚を引き出した状態のデックパン部分のショ
ーケースの縦断側面図である。
【図13】デックパン後部が浮き上がった状態を説明す
るためのデックパン部分のショーケースの縦断側面図で
ある。
【図14】ストッパーの他の実施例を示すデックパン部
分のショーケースの斜視図である。
【図15】ストッパーの他の実施例を示すデックパン後
部の拡大縦断側面図である。
【符号の説明】
1 ショーケース 2 デックパン 3 棚 11 展示室 28 スライドレール 32 ロック部材 36 操作部 37 フック部 41 コイルバネ 43 案内面 44 係合部 47 ストッパー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に構成した前面に開放する展示室
    下部にデックパンを載置し、該デックパン上にスライド
    レールを介して前後方向摺動自在の棚を設けたショーケ
    ースにおいて、前記棚に回動自在に設けられ、操作部と
    フック部とを具備したロック部材と、前記デックパンに
    設けられ、前記棚を展示室方向に押し込む際に前記ロッ
    ク部材のフック部に当接してそれを回動させる案内面
    と、該案内面の後方に位置して前記デックパンに設けら
    れ、前記棚がデックパン上の所定位置に収納された状態
    で前記フック部が係合する係合部と、前記フック部が前
    記係合部に係合する方向に前記ロック部材を常時回動付
    勢する付勢部材とを具備したことを特徴とするショーケ
    ース。
  2. 【請求項2】 本体内に構成した前面に開放する展示室
    下部にデックパンを載置し、該デックパン上にスライド
    レールを介して前後方向摺動自在の棚を設けたショーケ
    ースにおいて、前記デックパン後部を着脱自在のストッ
    パーにより前記本体に結合したことを特徴とするショー
    ケース。
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Cited By (8)

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