JPH05329039A - ショーケースの棚装置 - Google Patents

ショーケースの棚装置

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JPH05329039A
JPH05329039A JP14154292A JP14154292A JPH05329039A JP H05329039 A JPH05329039 A JP H05329039A JP 14154292 A JP14154292 A JP 14154292A JP 14154292 A JP14154292 A JP 14154292A JP H05329039 A JPH05329039 A JP H05329039A
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裕 田村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可動棚の操作性並びに安全性を確保しつつ、
可動棚の寸法や架設時の制約を解消したショーケースの
棚装置を提供する。 【構成】 庫内に設けた棚支柱25に上下方向に渡って
複数係合孔24を形成する。引き出し自在の可動棚3を
受けるスライドレールを有したブラケット28を設け
る。ブラケット28の後端に上下に間隔を存して係合孔
24に着脱自在に係合される複数の爪27、27、15
を形成する。爪27、27、15が係合した係合孔24
の間に位置する係合孔24に固定具40を挿入する。固
定具40をブラケット28に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ショーケースの庫内に
架設され、引き出し自在の可動棚を具備したショーケー
スの棚装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種ショーケースには庫内に商品
展示用の棚が複数段架設されている。これらの棚はブラ
ケットと棚支柱の係合孔との係脱によって上下方向には
移動可能であるものの、一般的に前後方向には固定され
ている。しかしながら、特に棚の奥部に商品を陳列する
ことが困難であるため、従来では例えば実開昭60−1
82865号公報(A47F3/06)の如く前後方向
に引き出し自在の可動棚によって棚装置を構成し、店員
が棚奥部に商品を収納する際にはこの可動棚を引き出し
て行えるように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、可動棚
を引き出し、或いは戻す際にはブラケットに比較的大な
る作用力が加わる。ここで、ブラケットと支柱の係合孔
との間には、ブラケットを係脱自在とする必要から多少
の隙間が形成されているため、この際の作用力によって
ブラケットが動き、係合孔から外れる危険性がある。特
に、可動棚が引き出された状態で、可動棚上に商品が載
置されている場合には大きなモーメントがブラケットに
加わるため、係る危険性は大なるものとなる。
【0004】そこで、出願人が先に出願した特願平3−
305493号に示す如く、ブラケットの上部の前記係
合孔に挿入され、且つ、ブラケットに固定される固定具
を設けてブラケットの脱落を防止する方法が考えられる
が、係る構造ではブラケット上方に固定具が存在するた
め、その分可動棚の面積を左右に拡張できない。また、
固定具によってブラケット上方の係合孔が使用されてし
まうため、その分上の段のブラケットを下方に移動でき
なくなり、上下の棚間隔が制約を受ける問題がある。
【0005】また、ブラケットは後端部を係合孔に係合
されているのみであるから、可動棚の引き出し時に棚支
柱に対して先端が左右にずれ、所謂平衡度が失われる危
険性が大きい。このように相互のブラケットが左右にず
れると、レールの延在方向と可動棚の側面の方向が平行
とならなくなるため、可動棚の引き出しの際にレールが
変形して破壊され、棚が落下してしまう問題もあった。
【0006】そこで、ブラケット相互を前後平行な連結
部材にて連結することが考えられるが、これによっても
連結部材をブラケットに複数のビスによって強固に固定
しない限り、ブラケットは相互に平行四辺形を形作るよ
うに動いてしまうため、やはりブラケットの平衡度は失
われてしまう。本発明は、係る従来の技術的課題を解決
するために成されたものであり、可動棚の操作性並びに
安全性を確保しつつ、可動棚の寸法や架設時の制約を解
消したショーケースの棚装置を提供することを目的とす
る。
【0007】本発明のもう一つの目的は、可動棚を引き
出し自在とするレールの損傷を防止したショーケースの
棚装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のショー
ケース2の棚装置1は、庫内に設けられた支柱(棚支
柱)25に上下方向に渡って複数形成された係合孔24
と、引き出し自在の可動棚3と、この可動棚3を受ける
レール(スライドレール)29を有したブラケット28
と、このブラケット28の後端に上下に間隔を存して形
成され、係合孔24に着脱自在に係合された複数の爪2
7、27、15と、この爪27、27、15が係合した
係合孔24の間に位置する係合孔24に挿入され、且つ
ブラケット28に固定された固定具40とを具備してい
ることを特徴とする。
【0009】また、請求項2の発明のショーケース2の
棚装置1は、引き出し自在の可動棚3と、この可動棚3
を受けるレール(スライドレール)29を有した左右一
対のブラケット28、28と、一方のブラケット28の
前部と他方のブラケット28の後部間に渡って取り付け
られた一方の連結部材30と、一方のブラケット28の
後部と他方のブラケット28の前部間に渡って取り付け
られた他方の連結部材31とを具備しており、両連結部
材30、31をそれらの交差部分において連結させたこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1の発明のショーケース2の棚装置1に
よれば、ブラケット28の複数の爪27、27、15が
係合した棚支柱25の係合孔24の間の係合孔24に固
定具40が挿入され、且つこの固定具40はブラケット
28に固定されているので、可動棚3の移動の際の作用
力がブラケット28に加わっても固定具40によってブ
ラケット28の落下は阻止され、更に、固定具40は爪
27、15間に位置することになるのでブラケット28
から上下に出っ張らず、可動棚3や他のブラケット28
の取付の邪魔にならない。
【0011】請求項2の発明のショーケース2の棚装置
1によれば、例えば一方のブラケット28の前部を外側
にずらす力が加わると、この力は一方の連結部材30の
前部を引っ張る。このとき、一方の連結部材30と他方
の連結部材31は交差部分において連結されているの
で、この他方の連結部材31も交差部分において一方の
ブラケット28方向に引っ張られる。この他方の連結部
材31は一方のブラケット28の後部及び他方のブラケ
ット28の前部に取り付けられているので、この力によ
る一方のブラケット28の前部のみの移動は不可能とな
り、結果的に両ブラケット28、28の平衡度は確保さ
れる。
【0012】
【実施例】次に、図面に基づき実施例を説明する。図1
は本発明の棚装置1の縦断側面図、図2は棚装置1を適
用するショーケース2の縦断側面図、図3は棚装置1の
分解斜視図、図4は棚装置1一側部の縦断正面図、図5
は棚装置1後部の裏面斜視図及び図6は棚装置1前部の
裏面斜視図をそれぞれ示している。
【0013】図2において、ショーケース2は前方に開
口した断面略コ字状の断熱箱体5によって構成されてお
り、この断熱箱体5の内側に沿って二重の区画板6、7
が配設され、内側の区画板6の内部に前方に開口する貯
蔵室8と、区画板6、7間及び区画板7と断熱箱体5間
に冷気通路9、10が構成されている。貯蔵室8の底部
デックパン11上には前方に引き出し自在の可動棚4が
設けられると共に、デックパン11の下方には冷気通路
9、10と連通する冷却室12が構成され、ここに冷却
器13と冷気循環用の送風機14が収納設置されてい
る。冷却器13によって冷却された冷気は送風機14に
よって冷気通路9、10を通り開口16の上縁の吹出口
9A、10Aから吹き出され、開口16にエアーカーテ
ンを形成しながら貯蔵室8を冷却し、吹き出された冷気
は開口16下縁の吸込口17から吸い込む。断熱箱体5
の下方には機械室19が構成され、この機械室19内に
前記冷却器13と共に冷凍サイクルを構成する圧縮機2
0と凝縮器21及び凝縮器用送風機22が設けられてい
る。
【0014】棚装置1は、後端上部に後方に突出する鉤
状の2本の爪27、27を有し、更に、下側の爪27の
下方に所定間隔を存して後方に突出する鉤状の爪15を
有して前方に延在する左右一対のブラケット28、28
と、このブラケット28の上縁から内側にクランク状に
降下するブラケット内面板28Aに固定側29Aを取り
付けられたスライドレール29と、このスライドレール
29の可動側29Bが取り付けられてブラケット28、
28に前後摺動自在に支持された可動棚3と、棚支柱2
5とから構成されている。
【0015】棚支柱25は貯蔵室8内の区画板6前面両
側及び中央部に取り付けられ、上下に所定間隔で複数の
係合孔24が穿設されており、隣会う棚支柱25、25
間に渡って可動棚3が左右に二列複数段架設される。ブ
ラケット28、28は前記爪27、27を棚支柱25の
係合孔24、24に挿入係合し、更に、その下方に三つ
の係合孔24を置いて4つ目の係合孔24に下方の爪1
5を挿入係合させることにより着脱自在に棚支柱25に
保持される。
【0016】前記一対のブラケット28、28の向かっ
て左側のブラケット28のブラケット内面板28Aの底
辺前部には長尺鋼板から成る連結部材30の一端がネジ
止めされ、この連結部材30の他端は向かって右側のブ
ラケット28のブラケット内面板28Aの底辺後部にネ
ジ止めされている。また、向かって右側のブラケット2
8のブラケット内面板28Aの底辺前部には同じく長尺
鋼板から成る連結部材31の一端がネジ止めされ、この
連結部材31の他端は向かって左側のブラケット28の
ブラケット内面板28Aの底辺後部にネジ止めされてい
る。更に、両連結部材30及び31は交差部分において
リベット33によって相互に連結されている。
【0017】また、前記一対のブラケット28、28の
ブラケット内面板28A、28Aの底辺上面前部には、
それぞれステンレス製の係合板32がネジ止めされてい
る。係合板32の前側には後方に高く傾斜した傾斜面3
2Aが形成され、この傾斜面32Aの後側に連続して係
合部32Bが形成されている。一方、可動棚3は周囲に
商品落下防止用のフランジ34を有した鋼板にて構成さ
れ、下面前後には左右に渡る断面略V字状の補強金具3
5、35が溶接固定されている。この前側の補強金具3
5の両端部には図6の如く短冊状の弾力性を有したステ
ンレス板にて構成されたストッパー36、36がそれぞ
れ固定されている。ストッパー36は前端を補強金具3
5にネジ止めされて後方に延在し、その先端には下方に
折曲した係止部36Aと、この係止部36Aの後側にそ
れに連続して後方に高く傾斜した案内部36Bが形成さ
れている。更に、係止部36Aの前側には座押し成形に
よりボタン部36Cが下方に突出して形成されている。
このストッパー36の係止部36Aは可動棚3が貯蔵室
8内の所定位置に収納されている状態で係合板32の係
合部32Bに係合しており、それによって可動棚3はブ
ラケット28に対して移動不能とされ、非係合状態では
前記スライドレール29によりブラケット28に対して
所定範囲内で前後方向摺動自在とされる。また、係合板
32がブラケット28のブラケット内面板28Aに取り
付けられていることにより、従来より補強金具35の上
下寸法を拡大し、補強金具35自体の強度を向上させる
ことができる。また、それによって前記連結部材30及
び31も通常の平板状鋼板で済むことになる。
【0018】一対のブラケット28、28それぞれの内
面後下部には内側に突出した止め板38がそれぞれ溶接
固定されており、この止め板38にはネジ孔39が穿設
され、このネジ孔39に図5中矢印で示す如く固定具4
0がそれぞれネジ41によって固定される。固定具40
は前面にネジ41が通過する透孔42と、外側となる一
側上部から後方に延在する挿入片43とから成る。ブラ
ケット28及び固定具40を取り付ける際には図1及び
図5に示す如く、先ずブラケット28の爪27、27及
び15を棚支柱25の任意の高さの係合孔24、24、
24に挿入して係合する。この場合、爪27、27、1
5はいずれも係合孔24の上下寸法よりも短くなってい
るため爪27、27、15と係合孔24の間には図1の
如く隙間が生ずる。一方、固定具40の挿入片43は棚
支柱25の係合孔24より少許小さい上下寸法を有して
おり、ブラケット28の爪15が係合した係合孔24の
直上の係合孔24、即ち爪27、27が係合した係合孔
24と爪15が係合した係合孔24の間の係合孔24に
前方から図5の如く上下移動不能に挿入し(図1の状
態)、透孔42を止め板38のネジ孔39に合致させて
ネジ41により固定具40をブラケット28の止め板3
8に固定する(図1及び図4の状態)。このときブラケ
ット28の後縁には挿入片43が係合する係合孔24の
前方に対応して切欠28Bが形成され、挿入片43を前
方から容易に挿入できるようにしている。
【0019】以上の構成で棚装置1の動作を説明する。
図1の如く可動棚3のストッパー36の係止部36A
が、ブラケット28の係合板32の係合部32B後ろ側
に係合している状態では、可動棚3はショーケース2の
貯蔵室8内の所定位置に移動不能に支持される。従っ
て、顧客が可動棚3上の商品を選別或いは取り出しても
可動棚3が不用意に前方に移動することはない。
【0020】次に、店員が商品を可動棚3上に陳列する
時には、図1の状態でボタン部36Cを下側から上に押
すと、ストッパー36はその弾力性により上方に反って
変形し、係止部36Aが係合部32Bから外れる。これ
によって可動棚3は前後方向に自由に摺動可能となるの
で、店員は可動棚3を図2中破線で示す如く手前に引き
出して商品の陳列作業を行う。
【0021】この可動棚3の移動の際にはブラケット2
8の爪27、27、15に前後方向の作用力が加わり、
可動棚3を出した切った状態では棚装置1の前側の荷重
が重くなるため、ブラケット28にはその爪27、2
7、15を上方に移動させる力が加わる。しかしなが
ら、ブラケット28後端部の止め板38には固定具40
が取り付けられ、この固定具40の挿入片43が上下移
動不能に係合孔24に挿入されているので、ブラケット
28は移動不能となっており、従って、前記作用力がブ
ラケット28に加えられてもブラケット28の爪27、
27、15が棚支柱25の係合孔24、24、24から
外れてブラケット28が落下することはない。特に、固
定具40は上方の爪27、27と下方の爪15との間に
位置しているので、ブラケット28の上下に出っ張るこ
とはなく、従って、上下の可動棚3、3の間隔を狭くす
るためにブラケット28の直上にブラケット28を取り
付ける場合にも、固定具40が邪魔となって上方のブラ
ケット28の爪15が係合孔24に係合できなくなる等
の不都合は生じない。また、固定具40は可動棚3の下
側に来るから外観上目立たなくなり、意匠的効果も向上
する。
【0022】次に、可動棚3を図2中破線で示す如く引
き出した状態から元の状態に戻す際には、可動棚3をそ
のまま貯蔵室8方向に押し入れると、やがてストッパー
36の案内部36Bが係合板32の傾斜面32Aに当接
する。案内部36Bは傾斜面32Aと同方向に傾斜して
いるので、可動棚3を更に押し入れれば、ストッパー3
6の弾力性により案内部36Bは傾斜面32Aに沿って
上昇し、やがて、係止部36Aが係合部32Bに到達し
た時点で落下して係止部36Aが係合部32Bに係合す
るので可動棚3は所定位置に収納される。このように、
引き出した可動棚3を元の状態に戻す場合には、単に可
動棚3を貯蔵室8方向に押し入れるのみの操作で済む。
【0023】ここで、可動棚3の引き出しに伴い例えば
向かって左側のブラケット28の前部のみを外側、即ち
向かって左側にずらす力が加わったとすると、この力は
連結部材30の前部を引っ張るかたちとなる。このと
き、連結部材30と他方の連結部材31は交差部分にお
いてリベット33により連結されているので、この他方
の連結部材31も交差部分において向かって左側のブラ
ケット28の方向に引っ張られることになる。ところ
が、連結部材31の両端は向かって左側のブラケット2
8の後部及び向かって右側のブラケット28の前部に取
り付けられているので、この力は両ブラケット28、2
8をいずれも全体として向かって左側へ移動する力とな
り、結果的に両ブラケット28、28の位置関係は変化
せず、初期の平衡度は確保される。
【0024】ここで、ブラケット28、28の平衡度が
失われると可動棚3を引き出し、或いは押し入れる際に
スライドレール29の可動側29Bと固定側29Aが平
行とならなくなり、スライドレール29が変形し、内部
のベアリングが飛び出して破壊され、可動棚3が落下す
る危険性があるが、本発明によれば連結部材30、31
によって平衡度は確保されるので係る事故を未然に防止
することができる。
【0025】尚、以上の実施例では可動棚3をブラケッ
ト28のブラケット内面板28Aの内方に位置させた
が、これはショーケース2の開口16両側に蛍光灯等の
障害物が存在する場合に、これを避けて可動棚3が引き
出せるようにするためであり、係る障害物が存在しない
場合には、図7の如くブラケット内面板28Aを削除
し、可動棚3の幅をブラケット28上方の棚支柱25前
方まで拡張して差し支えない。しかしながら、従来では
可動棚3の上方に固定具40が存在したため、係る拡張
は不可能であったが、本発明によれば固定具40は従来
の如くブラケット28の上方に存在しないので、可動棚
3の拡張の邪魔にならず、それによって可動棚3の載置
面積を拡張することができると共に、中央部の棚支柱2
5では図8に示す如く並設される可動棚3の間隔を狭め
ることができるものである。
【0026】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、ブラケットの複数の爪が係合した棚支柱の係合孔の
間の係合孔に固定具が挿入され、且つこの固定具はブラ
ケットに固定されているので、可動棚の移動の際や引き
出した際にブラケットに加わる作用力に対して有効に対
処でき、棚装置の落下を確実に防止して可動棚を有した
棚装置の安全性を向上させることができる。特に、固定
具は上下の爪間に位置することになるのでブラケットか
ら上下に出っ張らず、従って可動棚や他のブラケットと
の干渉が発生せず、可動棚の拡張並びに棚間隔の縮小に
よる多段化が容易となるものである。
【0027】請求項2の発明によれば、相互に交差さ
れ、且つ交差部分において連結された連結部材によって
相互のブラケットの平衡度が確保されるので、可動棚の
動作によるレールの破壊を防止し、棚の脱落事故を未然
に防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】棚装置の縦断側面図である。
【図2】ショーケースの縦断面図である。
【図3】棚装置の分解斜視図である。
【図4】棚装置一側部の縦断正面図である。
【図5】可動棚後部の裏面斜視図である。
【図6】棚装置前部の裏面斜視図である。
【図7】ブラケット及び可動棚の他の実施例を示すため
の棚装置一側部の縦断正面図である。
【図8】ブラケット及び可動棚の他の実施例を示すため
の並設される棚装置の突き合わせ部分の縦断正面図であ
る。
【符号の説明】
1 棚装置 2 ショーケース 3 可動棚 15 爪 24 係合孔 25 棚支柱 27 爪 28 ブラケット 29 スライドレール 30 連結部材 31 連結部材 33 リベット 40 固定具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫内に設けられた支柱に上下方向に渡っ
    て複数形成された係合孔と、引き出し自在の可動棚と、
    該可動棚を受けるレールを有したブラケットと、該ブラ
    ケットの後端に上下に間隔を存して形成され、前記係合
    孔に着脱自在に係合された複数の爪と、該棚が係合した
    係合孔の間に位置する係合孔に挿入され、且つ前記ブラ
    ケットに固定された固定具とを具備して成るショーケー
    スの棚装置。
  2. 【請求項2】 引き出し自在の可動棚と、該可動棚を受
    けるレールを有した左右一対のブラケットと、一方のブ
    ラケットの前部と他方のブラケットの後部間に渡って取
    り付けられた一方の連結部材と、前記一方のブラケット
    の後部と他方のブラケットの前部間に渡って取り付けら
    れた他方の連結部材とを具備して成り、両連結部材をそ
    れらの交差部分において連結させたことを特徴とするシ
    ョーケースの棚装置。
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