JPH05313877A - プログラム編集装置およびそのプログラム表示方法 - Google Patents

プログラム編集装置およびそのプログラム表示方法

Info

Publication number
JPH05313877A
JPH05313877A JP4120598A JP12059892A JPH05313877A JP H05313877 A JPH05313877 A JP H05313877A JP 4120598 A JP4120598 A JP 4120598A JP 12059892 A JP12059892 A JP 12059892A JP H05313877 A JPH05313877 A JP H05313877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
display
data
text data
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4120598A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Baba
哲治 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KODO EIZO GIJUTSU KENKYUSHO
KODO EIZO GIJUTSU KENKYUSHO KK
Original Assignee
KODO EIZO GIJUTSU KENKYUSHO
KODO EIZO GIJUTSU KENKYUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KODO EIZO GIJUTSU KENKYUSHO, KODO EIZO GIJUTSU KENKYUSHO KK filed Critical KODO EIZO GIJUTSU KENKYUSHO
Priority to JP4120598A priority Critical patent/JPH05313877A/ja
Publication of JPH05313877A publication Critical patent/JPH05313877A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プログラムに付加して表示する注釈データの
理解を容易にする。 【構成】 プログラムのテキストデータ群を表示領域5
3−2に表示させ、テキストデータ53−3に対応する
注釈53−5を文字,図形のイメージ形態で表示領域5
3−4に表示し、テキストデータ群のスクロール表示に
対応させて注釈表示もスクロール表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、演算処理装置で実行す
るプログラムの作成,編集を行うプログラム編集装置お
よびそのプログラム表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プログラム編集装置において、プログラ
ムの作成を行う場合、ユーザはキーボード入力装置から
プログラム命令などのプログラム情報を入力する。プロ
グラム編集装置では入力されたプログラム情報を内部メ
モリに一時記憶する。この内部メモリに記憶されたプロ
グラム情報の中のユーザにより指定または自動指定され
た1画面分のプログラム情報が表示装置の表示画面に表
示される。
【0003】ユーザはこの表示画面を見て、表示画面上
で編集対象のプログラム情報を指示し、プログラム情報
の中の文字列等の置換,移動,削除,挿入の編集命令を
キーボード入力装置を介して指示する。プログラム編集
装置ではキーボード入力装置から入力された編集命令に
従って、内部メモリに記憶されているプログラム情報に
対して編集処理を施す。
【0004】作成済のプログラムはフロッピーディスク
等の記憶媒体に転送され、保存する。また、作成済のプ
ログラムを修正する場合は、フロッピーディスクのプロ
グラムをプログラム編集装置内のメモリに読出し、表示
装置に表示させ、上述の編集処理を行う。
【0005】作成したプログラムの内容は、作成者は理
解しているが、作成者以外の者は理解するのに時間がか
かる。このために、従来では、作成プログラム内に注釈
をプログラム情報の一部として挿入することが多い。こ
のようなプログラムの表示例を図6に示す。
【0006】図6において、表示画面52−1上のプロ
グラム入力・編集画面52−2内にC−言語と呼ばれる
プログラム言語で記載されたプログラムのテキスト52
−5が表示されている。記号/*で挾まれた文字列52
−4が図中左側の文字列51−a,51−b,51−c
で表わされる変数についての注釈データである。記号/
*はこの記号で挾まれる文字列は演算を行わないように
指示するプログラム命令である。このような注釈情報は
ユーザの操作で作成された後、プログラムテキスト内に
含まれたままフロッピーディスクに保存されるが、プロ
グラムの演算実行時に無視される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図6の注釈は変数1−
a,1−b,1−cを3角形の各辺の長さに割当てるこ
とを意味しているが、このような図形に関するような注
釈は、変数に割当てた辺の長さの位置関係を説明するこ
とが難しいという点において、従来装置には欠点があっ
た。
【0008】また、注釈情報がプログラム命令の中に存
在するので、注釈情報が見にくいという欠点もある。
【0009】プログラム開発は複数の人間によって行わ
れる場合もあり、その場合、他人の作成したプログラム
内容を理解することが求められている。
【0010】そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑み
て、注釈についての内容をユーザが理解しやすいプログ
ラム編集装置およびそのプログラム表示方法を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために請求項1の発明は、作成途中または作成済のプ
ログラムを該プログラム内のテキストデータについての
注釈データと共に表示画面上に表示するプログラム編集
装置において、前記表示画面を第1の領域と第2の領域
に予め分割しておき、前記注釈データの前記テキストデ
ータに対する位置関係を指示する指示手段と、前記プロ
グラムを前記第1の領域に表示し、当該指示された位置
関係に基づき前記注釈データを前記テキストデータの表
示位置と関連付けて前記第2の領域に表示する表示制御
手段とを具えたことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、プログラム編集装置に
おいて、作成途中または作成済のプログラムを該プログ
ラム内のテキストデータについての注釈データと共に表
示画面上に表示するプログラム表示方法であって、前記
表示画面を第1の領域と第2の領域とに予め分割してお
き、前記プログラムを前記第1の領域に表示し、前記注
釈データを前記第2の領域に表示することを特徴とす
る。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項2の発明
に加えて、前記注釈データを、該注釈データに関連する
前記テキストデータの表示位置と関連付けて相対的に表
示することを特徴とする。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項2の発明
に加えて、前記プログラムを保存用の記憶媒体に保存す
る場合には、当該プログラムと共に前記注釈データを前
記記憶媒体に保存することを特徴とする。
【0015】請求項5に記載の発明は、プログラム編集
装置において、作成途中または作成済のプログラムを該
プログラム内のテキストデータについての注釈データと
共に表示画面上に表示するプログラム表示方法であっ
て、前記注釈データの一部としてイメージを作成し、当
該作成されたイメージを前記テキストデータの表示位置
と関連付けて表示することを特徴とする。
【0016】
【作用】請求項1,2の発明では、注釈データをプログ
ラムとは別の領域に表示させるので、注釈データが見や
すくなる。
【0017】請求項3の発明では、注釈データと注釈デ
ータに対応のテキストデータの表示位置を関連付けるこ
とにより、スクロール表示やテキスト保存後の再表示に
も注釈データとこのテキストデータの相対的な位置関係
を変えることなく表示することができる。
【0018】請求項4の発明では、プログラムと注釈デ
ータとを保存することにより、保存後の再表示において
も注釈データの表示が可能となる。
【0019】請求項5の発明では、注釈データに図形な
どのイメージを用いることで注釈の表現の自由度が増
す。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0021】図1は本発明実施例の基本構成を示す。
【0022】本実施例のプログラム編集装置は作成途中
または作成済のプログラムを該プログラム内のテキスト
データについての注釈データと共に表示画面上に表示す
るプログラム編集装置である。
【0023】図1において、1000は前記表示画面を
第1の領域と第2の領域に予め分割しておき、前記注釈
データの前記テキストデータに対する位置関係を指示す
る指示手段である。
【0024】1100は前記プログラムを前記第1の領
域に表示し、当該指示された位置関係に基づき前記注釈
データを前記テキストデータの表示位置と関連付けて前
記第2の領域に表示する表示制御手段である。
【0025】図2は本発明実施例の具体的な回路構成を
示す。
【0026】図2において、プログラム編集装置は、主
に、プログラム編集部100,画像生成処理部200,
画像表示処理部300,ディスプレイ18,キーボード
入力装置19から構成されている。
【0027】プログラム編集部100はシステム全体の
制御を行う他、プログラムの作成、このプログラムに関
連する注釈データ作成を行う。以下、作成途中または作
成済のプログラムテキスト中の部分的なプログラム情報
をテキストデータと呼び、このテキストデータについて
の注釈情報を注釈データと呼ぶことにする。
【0028】本発明は、注釈データとして図形等のイメ
ージを用いる点および注釈情報を表示画面の専用的な領
域に表示することに特徴がある。この点については後述
する。
【0029】画像生成処理部200は、本発明に関わる
注釈用の図形等のイメージデータを作成すると共に、文
字コード形態のテキストデータを表示のためのイメージ
データに変換する。
【0030】画像表示処理部300は、イメージ形態の
テキストデータ、および注釈データを表示する。
【0031】以下、上記構成部の回路構成を説明する。
【0032】プログラム編集部100 リードオンリメモリ(ROM)1にはシステム関連プロ
グラム,アプリケーションプログラム編集用プログラム
を格納する。ランダムアクセスメモリ(RAM)2には
後述の中央演算処理装置(CPU)4に用いる演算デー
タを一時記憶する。
【0033】外部インタフェイス3にはEtherne
t,RS232Cと呼ばれているインタフェイスを用い
ることができ、ハードディスク記憶装置(HDD),フ
ロッピーディスク記憶装置(FDD)やプリンタなどの
外部周辺機器との間で作成済のプログラム(注釈データ
を含む)の転送を行う。
【0034】CPU4は、ROM1内の編集プログラム
(図3に内容を図示)に従って、キーボード入力装置1
9から入力されたテキストデータをRAM6内のテキス
トデータ記憶領域6−1に展開的に記憶することにより
プログラムの作成を行う。また、CPU4はキーボード
入力装置19および/またはマウスと呼ばれる座標入力
装置から入力された注釈データをRAM6内の注釈デー
タ記憶領域6−2に展開的に記憶することにより作描プ
ログラム(注釈データ群を総称する名称)を作成する。
内部インタフェイス5はVME BUSと呼ばれるイン
タフェイスを用いることができ、キーボード入力装置1
9や座標入力装置20から入力された情報をCPU4に
転送する。
【0035】RAM6には上述のようにテキストデータ
記憶領域6−1と注釈データ記憶領域6−2が設けられ
ており、入力のテキストデータおよび注釈データをそれ
ぞれ記憶すると共に、このメモリ内のテキストデータに
ついてCPU4が編集処理を施す。
【0036】ディスプレイ・リストバッファ7は転送用
バッファであり、RAM6中の部分的なテキストデータ
および注釈データを記憶する。キーボード入力装置19
からはテキストデータや注釈の中の文字部分を入力する
他、テキストデータについての編集命令、注釈情報の図
形部分を作成するための作描命令を入力する。座標入力
装置20は表示画面上のカーソルマークを移動させるこ
とで、入力情報に関する位置情報を入力する。
【0037】画像生成処理部200 ディスプレイ・プロセッサ8はディスプレイ・リストバ
ッファ7内の記憶情報の内容を識別し、この記憶情報に
ついてのイメージ情報への変換に関する制御を行う。す
なわち、ディスプレイ・プロセッサ8はテキストデータ
についてはテキスト発生処理システム11に画素データ
(イメージデータ)への変換を指示する。また、注釈デ
ータの中の作描命令については作描命令について定義さ
れている画像処理をディスプレイ・プロセッサ8からグ
ラフィックス・プロセッサ9やラスタ発生処理システム
10に指示する。
【0038】グラフィックス・プロセッサ9は隠線,隠
面処理などの3次元画像生成処理を行う。ラスタ発生処
理システム10は線,面についての画素データを生成す
る。
【0039】テキスト発生処理システム11はテキスト
データを構成する文字コードを画素データに変換する。
この変換には標準文字フォント・データが用いられる。
グラフィックス・プロセッサ9,ラスタ発生処理システ
ム10,テキスト発生処理システム11には衆知の画像
処理回路を用いることができるので詳細な説明を省略す
る。
【0040】ビットマップメモリ12は作成された画素
データをディスプレイ・プロセッサ8の指示で表示位置
に対応させて記憶する。グラフィックス・コントローラ
13はビットマップメモリ12の画素データをフレーム
・バッファ14に転送する。なお、フレーム・バッファ
14には2次元メモリを使用し、各画素位置の画素デー
タを色別に記憶する。
【0041】画像表示処理部300 ディスプレイ・コントローラ15はディスプレイ18の
同期信号に合わせて、フレーム・バッファ14の画素デ
ータを読出し、カラールックアップ・テーブル16によ
りビデオ信号に変換する。
【0042】カラールックアップ・テーブル16は画素
データの示す色情報をデジタル形態のビデオ信号に変換
する。
【0043】デジタル/アナログコンバータ17はデジ
タル形態のビデオ信号を表示駆動用のアナログ信号に変
換する。ディスプレイ18は上記ビデオ信号により表示
走査を行って、テキストデータおよび注釈データを可視
表示する。
【0044】ディスプレイ18の表示領域53−1(図
5参照)は、プログラムのテキストデータを専用的に表
示する領域(本発明の第1の領域)53−2と、注釈デ
ータを専用的に表示する領域(本発明の第2の領域)5
3−4とに予め分割されている。
【0045】このような図2の回路構成における注釈デ
ータの作成、表示処理を図3〜図5を参照しながら説明
して行く。なお、図3は図2のキーボード入力装置19
からの命令入力に応じてCPU4が実行する処理手順を
示すフローチャートであり、図4はRAM6のテキスト
データ記憶領域6−1および注釈データ記憶領域6−2
内の記憶内容を示す説明図である。
【0046】(i)テキストデータの作成処理 ユーザはキーボード入力装置19から文字キーを操作し
て、テキストデータを入力して行く。自動位置指定モー
ドでは文字キーの操作毎にディスプレイ18の表示画面
上に自動的にテキストデータの入力位置がカーソル形態
で更新表示される。このカーソルの自動表示処理は従来
から広く実行されているので、詳細な説明を省略する。
【0047】CPU4は上記カーソルが図5のテキスト
データ表示領域53−2にあることを数値比較により検
出すると、入力された情報はテキストデータと判別し、
カーソル位置に対応させてRAM6内のテキストデータ
記憶領域6−1に入力のテキストデータを格納して行く
(図3のステップS10→S20→S21)。
【0048】また、ディスプレイ・リストバッファ7に
も入力情報が転送されて行くので、ディスプレイ・プロ
セッサ8の指示でこの入力情報がテキスト発生処理シス
テム11により文字コードからその文字を表わすドット
パターンに変換され、ビットマップメモリ12に格納さ
れる。このため、ビットマップメモリ12に新規に格納
されたテキストデータがフレーム・バッファ14を介し
てディスプレイ・コントローラ15により読出され、デ
ィスプレイ18上のカーソル位置に表示される(図3の
ステップS22)。
【0049】以上のようにして、ユーザがテキストデー
タを入力する毎にRAM6上にテキストデータが図4に
示すように展開的に記憶され、プログラムが作成され
る。また、作成されたプログラム中の1画面分のテキス
トデータがディスプレイ18のテキストデータ表示領域
53−2に表示される。
【0050】(ii)注釈データの作成 ユーザはテキストデータの作成途中やテキストデータの
作成後、座標入力装置20を操作して、注釈を付加した
いテキストデータ近くの注釈データ表示領域53−4
(図5参照)にカーソルをCPU4の表示制御で位置さ
せる(図3のS10〜S60の処理経路)。
【0051】次に、ユーザは、たとえば図5の例では
“A”という文字についての作描命令をキーボード入力
装置19から入力する。CPU4は、カーソル位置が注
釈データ表示領域53−4にあることを確認して、注釈
データの文字や図形についての作描命令が入力されたと
判別し、RAM6内の注釈データ記憶領域6−2に入力
データを格納する(図3のステップS10〜S30→S
31)。
【0052】この際に、CPU4は現在のカーソル位置
を示す画面位置情報および、テキストデータ上に対応付
けたテキスト位置情報(本発明の位置情報)を作成し、
上記格納の入力データに帯同させる。このテキスト位置
情報は、たとえば、プログラムステップ番号,ページお
よび行情報,RAM6内のテキストデータ領域6−1に
おける対応アドレス等のいずれかを用いることができ
る。本実施例ではこのように注釈データの位置をテキス
トデータ上の位置で表わすことによりテキストデータと
は別個の注釈データを注釈の対象のテキストデータと対
応付ける。
【0053】新規に入力された作描命令は、ディスプレ
イ・リストバッファ7を介してディスプレイ・プロセッ
サ8に引渡され、ディスプレイ・プロセッサ8の指示
で、作描命令の内容に応じた表示位置と対応させたイメ
ージがビットマップ・メモリ12上に作成される。この
結果、ディスプレイ18上に図5に示すような文字
“A”が表示される(図3のステップS31→S3
2)。
【0054】次に、ユーザは図5の文字“A”と“B”
とを結ぶ線分の作描命令をキーボード入力装置19から
入力する。CPU4は上述と同様、現在のカーソル位置
から注釈データの入力と判断し(図3のステップS3
0)、入力の作描命令を、位置情報と共にRAM6の注
釈データ記憶領域6−2に格納すると共に、この作描命
令をディスプレイ・プロセッサ8に実行させる(図3の
ステップS31→S32)。
【0055】以下、ユーザが作描命令を入力する毎にC
PU4ではステップS10〜S30〜S32の手順が実
行され、図5のような図形と文字の混在したイメージが
ディスプレイ18の表示画面上に表示される。ユーザは
この表示を見て、プログラム作成を行うことができるの
で、テキストデータの文字を誤入力することもない。
【0056】また、CPU4が注釈データのテキストデ
ータとの位置関係を示す位置情報を作成するので、CP
U4が本発明の、注釈データのイメージ作成時における
指示手段として動作し、ディスプレイ・プロセッサ8が
本発明の表示制御手段として動作する。なお、後述する
が、作成済プログラムを記憶媒体から読出してディスプ
レイ18の表示画面に表示するときは、上述の位置情報
が外部インタフェイス3から入力されるので、外部イン
タフェイス3が本発明の指示手段として動作する。
【0057】また、RAM6の注釈データ記憶領域6−
2には、図4に示すように作描命令が順次に格納されて
いくので、この記憶情報群は、ディスプレイ18に注釈
データを可視表示するためのプログラムを構成すること
になる。
【0058】作成したプログラム(テキストデータ群)
をハードディスクやフロッピーディスク等の記憶媒体に
格納する場合には、ユーザはキーボード入力装置19か
ら格納命令を入力する。
【0059】CPU4は格納命令の入力を検出すると
(図3のステップS40)、RAM6内のテキストデー
タ群(プログラムテキスト)および注釈データ群(作描
プログラム)を読出し、外部インタフェイス3を介して
記憶媒体に書き込む。このとき、作描プログラムにはプ
ログラムテキストに関連することを示す識別コードがC
PU4により付加される(図3のステップS41→S4
2)。
【0060】作成済プログラムを内容確認目的や編集目
的のために、表示したい場合は、ユーザはキーボード入
力装置19から表示命令を入力する(プログラム言語に
よっては読出し命令+表示命令)。
【0061】この命令の入力を検知すると、CPU4は
記憶媒体からテキストデータを読出し、RAM6のテキ
ストデータ記憶領域6−1に格納する(図3のステップ
S50→S51)。
【0062】CPU4はまた、識別コードの有無によっ
て作描プログラムの有無を判別し、付加された作描プロ
グラムを記憶媒体から読出してRAM6の注釈データ記
憶領域6−2に格納する(図3のステップS53→S5
4)。
【0063】以後、CPU4はRAM6のテキストデー
タ記憶領域6−1のテキストプログラムの先頭位置から
1画面分のテキストデータをディスプレイ・プロセッサ
8に引渡してディスプレイ18のテキストデータ表示領
域53−2に表示させる。
【0064】また、注釈データ記録領域6−2の注釈デ
ータの中の、現在、表示画面中のテキスト範囲に含まれ
るテキスト位置情報を持つ作描命令を検索により取出し
てディスプレイ・プロセッサ8に引渡す。ディスプレイ
・プロセッサ8は作描命令を実行して、ラスタ発生処理
システム10やテキスト発生処理システム11等により
文字,図形イメージを作成した後、テキスト位置情報に
基づき、現在、表示の対象となっているテキストデータ
の表示位置と対応させてビットマップメモリ12に文
字,図形イメージを格納する。この結果、表示画面上に
はプログラム先頭部分のテキストデータおよびイメージ
形態の注釈データが、作成時と同様の位置関係で表示さ
れる(図3のステップS55)。
【0065】(iii)スクロール処理 スクロール表示を行って、表示プログラムを変更したい
場合、ユーザはキーボード入力装置19上の移動方向指
示キーを操作する。CPU4およびディスプレイ・プロ
セッサ8はこのキー操作を検知すると、1行分、指示さ
れた方向にテキストデータおよび注釈データの画面表示
を互いの相関的な位置関係を変えずに移動させる(図3
のステップS10→S11)。スクロール表示のための
手法は各種、提案されている手法を用いることができる
が一例を紹介しておく。
【0066】ディスプレイ・プロセッサ8は1回のスク
ロールの指示を受けると、現在のビットマップメモリ1
2のイメージ情報の格納位置を指示方向に1行分変更す
る。また、CPU4は移動に伴って新規に表示するテキ
ストデータをRAM6のテキストデータ記憶領域6−1
から読出してディスプレイ・リストバッファ7を介して
ディスプレイ・プロセッサ8に引渡す。同様に、新規に
表示するイメージを作成するための作描命令についても
RAM6の注釈データ記憶領域6−2から読出してディ
スプレイ・プロセッサ8に引渡す。
【0067】ディスプレイ・プロセッサ8は、これらの
テキスト・データおよび作描命令により作成されたイメ
ージをビットマップメモリ12の表示対応領域に格納す
る。この結果、表示画面上では表示画面が1行移動した
ように見える。
【0068】以下、CPU4およびディスプレイ・プロ
セッサ8にスクロールの指示毎に上述の処理を繰返す。
また、画面単位でのスクロール表示の場合は、ビットマ
ップメモリ12内イメージの移動量が1画面となること
は言うまでもない。
【0069】以上、説明したように、本実施例ではプロ
グラム作成時やプログラム編集時にテキストデータに関
連する注釈を図形のイメージ形態で表わすことができる
ので、テキストデータで用いる、変数群が何を意味する
のか、また、どのような位置関係にあるのかをユーザが
理解し易い。
【0070】本実施例の他に次の例を実現できる。
【0071】1)プログラム編集装置の中にはテキスト
データについて検索機能や指定した範囲のテキストデー
タ群を表示可能なものがある。このような装置において
は表示対象のテキストデータ群に対応する注釈データを
CPU4によりRAM6内から検索抽出し、ディスプレ
イ・プロセッサ8により画像表示させればよいことは言
うまでもない。
【0072】2)テキストプログラム作成時には、テキ
ストデータを繰返し用いることもあるので、テキストデ
ータ側のみのスクロールを許容し、作成した注釈データ
をスクロールさせないようにすることもできる。この場
合は、テキストデータ表示領域のみのスクロールモー
ド,注釈データ表示領域のスクロールモード,上記両表
示領域全体のスクロールモードを設け、キーボード入力
装置19からのモード指示によって、CPU・ディスプ
レイ・プロセッサ8においてスクロール対象の表示領域
を選択する。ユーザはモード指示後、移動方向指示キー
の操作で所望の表示領域のスクロールを指示する。
【0073】3)テキストデータ表示領域と注釈データ
表示領域の大きさを可変設定することも可能である。こ
の場合は各表示領域の大きさをキーボード入力装置19
から指示し、RAM2に大きさ情報を格納して、入力デ
ータの種類判別等の処理に用いる。
【0074】4)注釈データ領域に作成するデータを文
字列のみで構成してもよいこと勿論である。
【0075】5)本実施例ではプログラムテキストと共
に格納する注釈データを作描命令の形態としているが、
イメージデータの形態で格納してもよい。
【0076】6)プログラムテキストの中の空白部分に
図形イメージ付の注釈データを作成することもできる。
この場合は図5の注釈データ表示領域53−4上で注釈
データを作成した後、テキストデータ表示領域上の所望
の空白位置をカーソル指定して、注釈データをCPU
4,ディスプレイ・プロセッサ8により移動させる。こ
のときRAM6内の注釈データ記憶領域内に作成された
作描命令は移動させず、テキスト位置情報のみ移動後の
表示位置に対応のテキスト位置にCPU4により変更す
る。
【0077】7)作成したプログラムテキストまたは記
憶媒体に格納したプログラムテキストを演算実行する場
合は、注釈データは演算の対象外となる。したがって、
プログラムの自動分離を行う場合、たとえば機械語への
コンパイル作業の指示が行われた場合、記憶媒体からプ
ログラムテキストのみを取出す。このときのプログラム
テキストとテキストデータ群(作描プログラム)の識別
は、テキストデータ群に付加された識別情報の有無によ
り行えばよい。
【0078】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれば
各種プログラムの作成,編集時において注釈の理解が容
易となるので、ユーザはプログラム作成仕様書を見る必
要はなくなり、プログラム作成者以外の者のプログラム
修正,変更についての処理作業が効率的となると共に、
コンピュータプログラム開発やCADプログラム開発の
作業環境を改善させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の基本構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明実施例の具体的な回路構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】図2のCPU4が実行する処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図4】RAM6内の記憶内容を示す説明図である。
【図5】本発明実施例の表示例を示す説明図である。
【図6】従来例の表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
4 CPU 6 RAM 8 ディスプレイ・プロセッサ 12 ビットマップメモリ 18 ディスプレイ 52−1,53−1 表示画面 52−2 プログラム入力・編集画面 52−4 注釈(データ) 52−5,53−3 テキストデータ 53−2 テキストデータ表示領域 53−4 注釈データ表示領域 53−5,53−6 注釈データ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作成途中または作成済のプログラムを該
    プログラム内のテキストデータについての注釈データと
    共に表示画面上に表示するプログラム編集装置におい
    て、 前記表示画面を第1の領域と第2の領域に予め分割して
    おき、 前記注釈データの前記テキストデータに対する位置関係
    を指示する指示手段と、 前記プログラムを前記第1の領域に表示し、当該指示さ
    れた位置関係に基づき前記注釈データを前記テキストデ
    ータの表示位置と関連付けて前記第2の領域に表示する
    表示制御手段とを具えたことを特徴とするプログラム編
    集装置。
  2. 【請求項2】 プログラム編集装置において、作成途中
    または作成済のプログラムを該プログラム内のテキスト
    データについての注釈データと共に表示画面上に表示す
    るプログラム表示方法であって、 前記表示画面を第1の領域と第2の領域とに予め分割し
    ておき、 前記プログラムを前記第1の領域に表示し、 前記注釈データを前記第2の領域に表示することを特徴
    とするプログラム表示方法。
  3. 【請求項3】 前記注釈データを、該注釈データに関連
    する前記テキストデータの表示位置と関連付けて相対的
    に表示することを特徴とする請求項2に記載のプログラ
    ム表示方法。
  4. 【請求項4】 前記プログラムを保存用の記憶媒体に保
    存する場合には、当該プログラムと共に前記注釈データ
    を前記記憶媒体に保存することを特徴とする請求項2に
    記載のプログラム表示方法。
  5. 【請求項5】 プログラム編集装置において、作成途中
    または作成済のプログラムを該プログラム内のテキスト
    データについての注釈データと共に表示画面上に表示す
    るプログラム表示方法であって、 前記注釈データの一部としてイメージを作成し、 当該作成されたイメージを前記テキストデータの表示位
    置と関連付けて表示することを特徴とするプログラム表
    示方法。
JP4120598A 1992-05-13 1992-05-13 プログラム編集装置およびそのプログラム表示方法 Pending JPH05313877A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4120598A JPH05313877A (ja) 1992-05-13 1992-05-13 プログラム編集装置およびそのプログラム表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4120598A JPH05313877A (ja) 1992-05-13 1992-05-13 プログラム編集装置およびそのプログラム表示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05313877A true JPH05313877A (ja) 1993-11-26

Family

ID=14790226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4120598A Pending JPH05313877A (ja) 1992-05-13 1992-05-13 プログラム編集装置およびそのプログラム表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05313877A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08180065A (ja) * 1994-12-22 1996-07-12 Fujitsu Ltd 情報比較装置
JP2008065509A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Yokogawa Electric Corp ユーザプログラム編集方法およびユーザプログラム編集のためのプログラム
JP2010026960A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Nec Corp 情報処理装置
JP2012118859A (ja) * 2010-12-02 2012-06-21 Hitachi Solutions Ltd 会議録システム及びプログラム
JP2015513134A (ja) * 2012-01-23 2015-04-30 マイクロソフト コーポレーション ウェブ・アプリケーションにおける連携通信

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03137727A (ja) * 1989-10-24 1991-06-12 Fuji Electric Co Ltd プログラム解説ファイル作成機能付エディタ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03137727A (ja) * 1989-10-24 1991-06-12 Fuji Electric Co Ltd プログラム解説ファイル作成機能付エディタ

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08180065A (ja) * 1994-12-22 1996-07-12 Fujitsu Ltd 情報比較装置
JP2008065509A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Yokogawa Electric Corp ユーザプログラム編集方法およびユーザプログラム編集のためのプログラム
JP2010026960A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Nec Corp 情報処理装置
JP2012118859A (ja) * 2010-12-02 2012-06-21 Hitachi Solutions Ltd 会議録システム及びプログラム
JP2015513134A (ja) * 2012-01-23 2015-04-30 マイクロソフト コーポレーション ウェブ・アプリケーションにおける連携通信
JP2018136951A (ja) * 2012-01-23 2018-08-30 マイクロソフト テクノロジー ライセンシング,エルエルシー ウェブ・アプリケーションにおける連携通信
US10528653B2 (en) 2012-01-23 2020-01-07 Microsoft Technology Licensing, Llc Collaborative communication in a web application

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2619962B2 (ja) 図形編集方法および装置
JPH06274586A (ja) 表示方式
JPH05313877A (ja) プログラム編集装置およびそのプログラム表示方法
JP3474961B2 (ja) 文書情報処理装置
JPH10312407A (ja) 図面表示装置
JPH08235344A (ja) シナリオ編集装置
JP4365965B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法および記憶媒体
JP2751212B2 (ja) 文書作成装置
JPS6156391A (ja) 画像処理システム
JPS60167059A (ja) 表および文書内デ−タ利用方式
JPH0620021A (ja) 図形処理方法および装置
JP3035126B2 (ja) 情報処理装置
JPH067386B2 (ja) 図形編集装置
JP3347350B2 (ja) 文書処理装置および文書処理方法
JP2005038164A (ja) マンガ編集装置、マンガ編集プログラム、マンガ編集方法
JP2005316902A (ja) マークアップ言語編集装置およびプログラム
JP2721344B2 (ja) 画像処理方法
JPH05334289A (ja) 文書処理装置
JPH0235346B2 (ja)
JPH11120267A (ja) 文書処理装置及びそのための記録媒体
JPH064640A (ja) 文字図形処理方法および装置
JP2003346169A (ja) 線図形作成プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPH03224056A (ja) 文書処理装置
JPH0628350A (ja) 文書編集装置
JPH0887603A (ja) 図形作成装置