JPH0887603A - 図形作成装置 - Google Patents
図形作成装置Info
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- JPH0887603A JPH0887603A JP22475894A JP22475894A JPH0887603A JP H0887603 A JPH0887603 A JP H0887603A JP 22475894 A JP22475894 A JP 22475894A JP 22475894 A JP22475894 A JP 22475894A JP H0887603 A JPH0887603 A JP H0887603A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】影付き図形の作成にかかる手間を省くこと。
【構成】基本図形を入力する手段,編集図形を選択する
手段,編集図形と同じ形状の基本図形を編集図形の背後
に重なって作成する手段,背後に作成した基本図形をあ
る特定値に合わせてX座標及びY座標方向に移動させる
手段,背後に作成した基本図形の面の上を黒色又はある
色で塗潰す手段,編集図形の面の上を白又はある色で塗
潰す手段を用いて、利用者の所望する基本図形を影付き
図形に変更すること。又、編集図形の面の上にある基本
図形を、編集図形の塗潰し及び編集図形の背後に作成し
た基本図形の塗潰しで、画面上から消えることを抑止す
ること。
手段,編集図形と同じ形状の基本図形を編集図形の背後
に重なって作成する手段,背後に作成した基本図形をあ
る特定値に合わせてX座標及びY座標方向に移動させる
手段,背後に作成した基本図形の面の上を黒色又はある
色で塗潰す手段,編集図形の面の上を白又はある色で塗
潰す手段を用いて、利用者の所望する基本図形を影付き
図形に変更すること。又、編集図形の面の上にある基本
図形を、編集図形の塗潰し及び編集図形の背後に作成し
た基本図形の塗潰しで、画面上から消えることを抑止す
ること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は図形作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の図形作成装置において、例えば図
1の11を作成する場合、次の(a),(b)の手順で作
成している。
1の11を作成する場合、次の(a),(b)の手順で作
成している。
【0003】(a)基本図形13を作成後、基本図形1
3を複写して基本図形14を作成する。
3を複写して基本図形14を作成する。
【0004】(b)基本図形13を黒色で塗潰し、基本
図形14を白色で塗潰す。
図形14を白色で塗潰す。
【0005】このような手順で作成した図形〔上記例で
は基本図形13と14からなる11を図形と表現す
る)〕は図1の12に示すような、発表会用の資料の見
出し文字を強調する用途などで利用されるケースが多々
ある。
は基本図形13と14からなる11を図形と表現す
る)〕は図1の12に示すような、発表会用の資料の見
出し文字を強調する用途などで利用されるケースが多々
ある。
【0006】又、上記と同様に影付き表示を付加するこ
とで強調的な表示を行う図形を用いる例として、図2に
示すようなものがある。21は矢印で22は棒グラフで
ある。
とで強調的な表示を行う図形を用いる例として、図2に
示すようなものがある。21は矢印で22は棒グラフで
ある。
【0007】従来の図形装置では上記のような図形(以
後、影付き図形とする)を作成するために、図1の11
を基本図形としている例もある。つまり、円や文字列な
どの入力操作と同じ操作で図1の11を入力する装置で
ある。このような装置では図1の11を作るのに、上記
の(a),(b)の操作を行うことなく、円などの基本図
形の入力と同じ操作方法で作成することが可能であるた
め、操作手順が大幅に簡略された装置である。しかし、
上記のような強調表現は利用者の所望する基本図形に対
して行うものであるため、上記の従来図形装置のように
利用頻度の高い影付き図形(上記の場合、図1の11)
を基本図形に登録しても、利用者は所望する図形が基本
図形にない場合、やはり上記(a),(b)の操作を行う
のである。
後、影付き図形とする)を作成するために、図1の11
を基本図形としている例もある。つまり、円や文字列な
どの入力操作と同じ操作で図1の11を入力する装置で
ある。このような装置では図1の11を作るのに、上記
の(a),(b)の操作を行うことなく、円などの基本図
形の入力と同じ操作方法で作成することが可能であるた
め、操作手順が大幅に簡略された装置である。しかし、
上記のような強調表現は利用者の所望する基本図形に対
して行うものであるため、上記の従来図形装置のように
利用頻度の高い影付き図形(上記の場合、図1の11)
を基本図形に登録しても、利用者は所望する図形が基本
図形にない場合、やはり上記(a),(b)の操作を行う
のである。
【0008】又、従来図形装置で(a),(b)の操作で
影付き図形を作成する場合、その影付き図形内に基本図
形を配置するケースが多々ある。例えば、利用者が上記
で述べた見出し文字を強調するための影付き図形を作成
した場合、その図形の上部に文字列を作成する。この文
字列が見出し文字列になるのである。
影付き図形を作成する場合、その影付き図形内に基本図
形を配置するケースが多々ある。例えば、利用者が上記
で述べた見出し文字を強調するための影付き図形を作成
した場合、その図形の上部に文字列を作成する。この文
字列が見出し文字列になるのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来図形装置を用いて
このように影付き図形上部に文字列を配置する際、利用
者は基本図形の作成順序及び基本図形に設定する塗潰し
順序を意識する必要があった。
このように影付き図形上部に文字列を配置する際、利用
者は基本図形の作成順序及び基本図形に設定する塗潰し
順序を意識する必要があった。
【0010】従来からの図形装置におけるラスタースキ
ャン型のモノクロ表示装置(以下、表示装置と称す)は
表示用メモリを図形装置内に持ち、表示用メモリの1ビ
ットが画面上の特定の1ドットに対応している。つま
り、表示用メモリの1ビットがオン状態の場合画面上の
特定の1ドットが黒で表示される、といった仕組みであ
る。つまり、表示用メモリの1ビットと画面の1ドット
が1対1に対応した表示装置である。
ャン型のモノクロ表示装置(以下、表示装置と称す)は
表示用メモリを図形装置内に持ち、表示用メモリの1ビ
ットが画面上の特定の1ドットに対応している。つま
り、表示用メモリの1ビットがオン状態の場合画面上の
特定の1ドットが黒で表示される、といった仕組みであ
る。つまり、表示用メモリの1ビットと画面の1ドット
が1対1に対応した表示装置である。
【0011】このような表示装置で複数の基本図形の重
なりを表示するためには、下にある基本図形から表示用
メモリに書きこまなけらばならない。つまり、図1の1
1の影付き図形に文字列を表示するには13の基本図形
を塗潰した内容を表示メモリに書き込み、次に、14の
基本図形を塗潰した内容を表示メモリに書き込み、最後
に、文字列を表示メモリに書き込むのである。利用者
は、図形装置がこのような動作を行うように、基本図形
の作成及び塗潰しの設定を行うのである。
なりを表示するためには、下にある基本図形から表示用
メモリに書きこまなけらばならない。つまり、図1の1
1の影付き図形に文字列を表示するには13の基本図形
を塗潰した内容を表示メモリに書き込み、次に、14の
基本図形を塗潰した内容を表示メモリに書き込み、最後
に、文字列を表示メモリに書き込むのである。利用者
は、図形装置がこのような動作を行うように、基本図形
の作成及び塗潰しの設定を行うのである。
【0012】又、図1の11のような影付き図形を1つ
の図形として編集するために、利用者は基本図形13及
び14を結合機能を用いて結合図形にする場合が多々あ
る。結合機能はグループ機能と呼ばれる場合もあり、一
般的に複数の基本図形をあたかも1つの基本図形である
かのように定義する機能である。機能の詳細は省く。
の図形として編集するために、利用者は基本図形13及
び14を結合機能を用いて結合図形にする場合が多々あ
る。結合機能はグループ機能と呼ばれる場合もあり、一
般的に複数の基本図形をあたかも1つの基本図形である
かのように定義する機能である。機能の詳細は省く。
【0013】前記に着目し本発明は、上記影付き図形の
作成にかかる手間を省くことを目的としてなされたもの
である。
作成にかかる手間を省くことを目的としてなされたもの
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的は、図形や文字
などを表示する表示装置,文字の入力や編集機能を指示
するキーボード,プログラムや図形データ及び文字列デ
ータを記憶する記憶装置,上記装置を制御する制御処理
装置を有し、円や長方形などの閉図形,折線や円弧など
の開図形及び文字列からなる基本図形を入力する手段,
入力された基本図形から編集対象となる基本図形(以
下、編集図形と称す)を選択する手段,編集図形と同じ
形状の基本図形を編集図形の背後に重ねて作成する手
段,背後に作成した基本図形をある特定値に合わせてX
座標及びY座標方向に移動させる手段,背後に作成した
基本図形の面(開図形の場合、開図形の開始点と終了点
を疑似的に結んだ閉図形の面を示す。文字列の場合、文
字列を含む最小の外接矩形の面を示す。)上を黒色又は
所定の色で塗潰す手段,編集図形の面の上を白又はある
色で塗潰す手段を有し、黒色又はある色で面が塗りつぶ
された基本図形を編集図形の背後からある特定値に合わ
せてX座標及びY座標方向に移動した位置に配置するこ
とで、背後の基本図形が編集図形の影のような表現を行
い、あたかも編集図形が浮き上がっているかの表示をす
ることで、その編集図形と背後の基本図形からなる図形
(以後、複数の基本図形を組み合わせてあたかも1つの
基本図形として表示するものを図形と呼ぶ)を他の基本
図形と比較して強調した表示にすることによって達成さ
れる。
などを表示する表示装置,文字の入力や編集機能を指示
するキーボード,プログラムや図形データ及び文字列デ
ータを記憶する記憶装置,上記装置を制御する制御処理
装置を有し、円や長方形などの閉図形,折線や円弧など
の開図形及び文字列からなる基本図形を入力する手段,
入力された基本図形から編集対象となる基本図形(以
下、編集図形と称す)を選択する手段,編集図形と同じ
形状の基本図形を編集図形の背後に重ねて作成する手
段,背後に作成した基本図形をある特定値に合わせてX
座標及びY座標方向に移動させる手段,背後に作成した
基本図形の面(開図形の場合、開図形の開始点と終了点
を疑似的に結んだ閉図形の面を示す。文字列の場合、文
字列を含む最小の外接矩形の面を示す。)上を黒色又は
所定の色で塗潰す手段,編集図形の面の上を白又はある
色で塗潰す手段を有し、黒色又はある色で面が塗りつぶ
された基本図形を編集図形の背後からある特定値に合わ
せてX座標及びY座標方向に移動した位置に配置するこ
とで、背後の基本図形が編集図形の影のような表現を行
い、あたかも編集図形が浮き上がっているかの表示をす
ることで、その編集図形と背後の基本図形からなる図形
(以後、複数の基本図形を組み合わせてあたかも1つの
基本図形として表示するものを図形と呼ぶ)を他の基本
図形と比較して強調した表示にすることによって達成さ
れる。
【0015】
【作用】円や長方形などの閉図形,折線や円弧などの開
図形及び文字列からなる基本図形を入力する手段,入力
された基本図形から編集対象となる編集図形を選択する
手段,編集図形と同じ形状の基本図形を編集図形の背後
に重なって作成する手段,背後に作成した基本図形をあ
る特定値に合わせてX座標及びY座標方向に移動させる
手段,背後に作成した基本図形の面の上を黒色又は所定
の色で塗潰す手段,編集図形の面の上を白又はある色で
塗潰す手段を用いて、利用者の所望する基本図形を影付
き図形に変更することが可能になる。
図形及び文字列からなる基本図形を入力する手段,入力
された基本図形から編集対象となる編集図形を選択する
手段,編集図形と同じ形状の基本図形を編集図形の背後
に重なって作成する手段,背後に作成した基本図形をあ
る特定値に合わせてX座標及びY座標方向に移動させる
手段,背後に作成した基本図形の面の上を黒色又は所定
の色で塗潰す手段,編集図形の面の上を白又はある色で
塗潰す手段を用いて、利用者の所望する基本図形を影付
き図形に変更することが可能になる。
【0016】又、編集図形の面の上に配置された基本図
形を検索する手段,左記の手段で検索された基本図形を
表示する手段を用いて、編集図形の面の上にある基本図
形が、編集図形の塗潰し及び編集図形の背後に作成した
基本図形の塗潰しで、画面上から消えることを抑止する
ことで、従来基本図形の重なりを表示するために考慮し
ていた基本図形の作成手順及び塗潰し手順を考慮する必
要がなくなる。
形を検索する手段,左記の手段で検索された基本図形を
表示する手段を用いて、編集図形の面の上にある基本図
形が、編集図形の塗潰し及び編集図形の背後に作成した
基本図形の塗潰しで、画面上から消えることを抑止する
ことで、従来基本図形の重なりを表示するために考慮し
ていた基本図形の作成手順及び塗潰し手順を考慮する必
要がなくなる。
【0017】又、ある特定値を利用者が指定する手段
と、編集図形の塗潰しの色と編集図形の背後に作成する
基本図形の塗潰しの色を利用者が指定する手段を用い
て、利用者が編集図形の背後に作成する基本図形の位置
及び面の色を所望するものに設定することを可能にす
る。
と、編集図形の塗潰しの色と編集図形の背後に作成する
基本図形の塗潰しの色を利用者が指定する手段を用い
て、利用者が編集図形の背後に作成する基本図形の位置
及び面の色を所望するものに設定することを可能にす
る。
【0018】又、編集図形と背後に作成した基本図形に
結合情報を付加する手段,編集図形の形状又は位置の変
更に同期して背後に作成した基本図形の形状又は位置を
変更する手段を用いて、従来の様な結合機能を用いるこ
となく、影付き図形を1つの図形として移動などの編集
が行えるように作用する。
結合情報を付加する手段,編集図形の形状又は位置の変
更に同期して背後に作成した基本図形の形状又は位置を
変更する手段を用いて、従来の様な結合機能を用いるこ
となく、影付き図形を1つの図形として移動などの編集
が行えるように作用する。
【0019】
【実施例】以下、本発明構成の一実施例について説明す
る。
る。
【0020】先ず、一実施例のハードウエア構成を図3
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0021】図に示すものは、図形や文字などを表示す
る表示装置31,文字の入力や編集機能を指示するキー
ボード32,プログラムや図形データ及び文字列データ
を記憶する記憶装置33,上記装置を制御する制御処理
装置34からなる図形作成装置である。
る表示装置31,文字の入力や編集機能を指示するキー
ボード32,プログラムや図形データ及び文字列データ
を記憶する記憶装置33,上記装置を制御する制御処理
装置34からなる図形作成装置である。
【0022】次に、図4に示すような影付き図形の作成
手法を図5を用いて説明する。
手法を図5を用いて説明する。
【0023】先ず、図4の41について述べる。41は
411,412,413の3つの基本図形からなる。
411,412,413の3つの基本図形からなる。
【0024】411は見出し文字列を囲む矩形を表現す
るための基本図形で、412は見出し文字列を表現する
基本図形、413は「新製品説明」に関する説明文を記
述する範囲を示す矩形を表現するための基本図形であ
る。この基本図形の場合、411の内部に413の上の辺
が入り込んでいる。そのため、見出し文字「新製品説明」
と413の上の辺が重なりあった状態になっている。
るための基本図形で、412は見出し文字列を表現する
基本図形、413は「新製品説明」に関する説明文を記
述する範囲を示す矩形を表現するための基本図形であ
る。この基本図形の場合、411の内部に413の上の辺
が入り込んでいる。そのため、見出し文字「新製品説明」
と413の上の辺が重なりあった状態になっている。
【0025】利用者は、ここで、キーボード上の図形編
集キーを指示することで図形編集機能選択ウィンドウ5
5を画面に表示させ、このウィンドウから「影付け」を
選択する51。
集キーを指示することで図形編集機能選択ウィンドウ5
5を画面に表示させ、このウィンドウから「影付け」を
選択する51。
【0026】その後、利用者は影付きを所望する基本図
形の選択を行う。この基本図形が編集図形となる。本実
施例の場合、所望する基本図形を構成する線分又は曲線
上にカーソルを移動後、キーボード上の特定キーを指示
することで選択を行い、選択された基本図形は選択状態
にあることを示す特殊表示を行う。編集図形の選択方法
及び選択状態の図形を示す特殊表示に関しては一般的な
図形作成装置で行われている方法であるため、詳細な説
明は省く52。
形の選択を行う。この基本図形が編集図形となる。本実
施例の場合、所望する基本図形を構成する線分又は曲線
上にカーソルを移動後、キーボード上の特定キーを指示
することで選択を行い、選択された基本図形は選択状態
にあることを示す特殊表示を行う。編集図形の選択方法
及び選択状態の図形を示す特殊表示に関しては一般的な
図形作成装置で行われている方法であるため、詳細な説
明は省く52。
【0027】影付きの対象となる基本図形選択後、影付
き選択ウィンドウ56を表示する。本実施例の場合、影
の方向及び影幅を利用者に選択させる53。影の方向と
は、編集図形に対して背後に作成する基本図形を移動す
る方向(X座標及びY座標の移動方向)を示す。影幅と
は、背後に作成する基本図形を移動する量(特定値)を
示すものである。
き選択ウィンドウ56を表示する。本実施例の場合、影
の方向及び影幅を利用者に選択させる53。影の方向と
は、編集図形に対して背後に作成する基本図形を移動す
る方向(X座標及びY座標の移動方向)を示す。影幅と
は、背後に作成する基本図形を移動する量(特定値)を
示すものである。
【0028】上記選択を行った後、影付き図形を作成す
る54。
る54。
【0029】次に、本実施例で用いる図形データの構造
を図6を用いて説明する。この図形データは記憶装置に
格納されたものである。
を図6を用いて説明する。この図形データは記憶装置に
格納されたものである。
【0030】図形データの構造は61と62に示す2つ
のテーブルからなる。
のテーブルからなる。
【0031】62には複数の可変長のレコードを含み、
この可変長のレコードにはそのレコードの種別(基本図
形の種類に応じたレコード種別があるため。本実施例で
は円,開図形,閉図形,文字列の4種)とその基本図形
の形状を表す情報及び面に関する情報を含む。
この可変長のレコードにはそのレコードの種別(基本図
形の種類に応じたレコード種別があるため。本実施例で
は円,開図形,閉図形,文字列の4種)とその基本図形
の形状を表す情報及び面に関する情報を含む。
【0032】つまり基本図形の実体を示す実体レコード
である。61には複数の固定長のレコードを含み、この
レコード数がその図形装置で作成した基本図形の数と一
致する。このレコードは基本図形とその実体を示すデー
タ(レコード)の62テーブル内での位置を示す。
である。61には複数の固定長のレコードを含み、この
レコード数がその図形装置で作成した基本図形の数と一
致する。このレコードは基本図形とその実体を示すデー
タ(レコード)の62テーブル内での位置を示す。
【0033】又、61のレコードには基本図形を表示す
る順番を示す表示番号と基本図形を結合するためのグル
ープ番号がある。
る順番を示す表示番号と基本図形を結合するためのグル
ープ番号がある。
【0034】62のテーブルに含まれるレコードで閉図
形のレコード形式を63に示す。このレコードは、レコ
ードの種別を示す「レコード種別」、そのレコードの長
さを示す「レコード長(バイト数とする)」、閉図形の
面を塗潰している色などの面に関する修飾状態を示す面
情報、閉図形内の頂点数を示す「頂点数」(例えば、長
方形の場合4が設定される)、各頂点の座標位置を示す
「頂点の座標」、頂点間を結ぶ線分の線種や線幅といっ
た線情報を示す「線分情報」(最初の線分情報は第1の
頂点と第2の頂点を結ぶ線に関し、最後の線分情報は最
終頂点と第1の頂点を結ぶ線に関する)から構成され
る。
形のレコード形式を63に示す。このレコードは、レコ
ードの種別を示す「レコード種別」、そのレコードの長
さを示す「レコード長(バイト数とする)」、閉図形の
面を塗潰している色などの面に関する修飾状態を示す面
情報、閉図形内の頂点数を示す「頂点数」(例えば、長
方形の場合4が設定される)、各頂点の座標位置を示す
「頂点の座標」、頂点間を結ぶ線分の線種や線幅といっ
た線情報を示す「線分情報」(最初の線分情報は第1の
頂点と第2の頂点を結ぶ線に関し、最後の線分情報は最
終頂点と第1の頂点を結ぶ線に関する)から構成され
る。
【0035】本実施例は以下に示す手段を用いて実現す
る。これら手段は記憶装置内のプログラム及びデータで
実現し、制御処理装置がそのプログラム及びデータを実
行することでキーボードからの入力や表示装置の表示を
行っている。この一連の動作、つまり、制御装置の動作
に関しては一般的な情報処理装置で行われている内容で
あるため、以下の説明において、詳細な説明は省く。
る。これら手段は記憶装置内のプログラム及びデータで
実現し、制御処理装置がそのプログラム及びデータを実
行することでキーボードからの入力や表示装置の表示を
行っている。この一連の動作、つまり、制御装置の動作
に関しては一般的な情報処理装置で行われている内容で
あるため、以下の説明において、詳細な説明は省く。
【0036】先ず、本実施例の手段とそれに関連する記
憶装置内のプログラム及びデータの構成について図7を
用いて説明する。本実施例の手段は下記の(a)から
(n)よりなる。
憶装置内のプログラム及びデータの構成について図7を
用いて説明する。本実施例の手段は下記の(a)から
(n)よりなる。
【0037】(a)円や長方形などの閉図形,折線や円
弧などの開図形及び文字列からなる基本図形を入力する
手段。
弧などの開図形及び文字列からなる基本図形を入力する
手段。
【0038】この手段は編集プログラム71で実現し、
一般的な図形入力機能を行うものである。この手段に関
しては通常の図形装置で行っている内容であるため説明
を省く。
一般的な図形入力機能を行うものである。この手段に関
しては通常の図形装置で行っている内容であるため説明
を省く。
【0039】(b)入力された基本図形から編集対象と
なる編集図形を選択する手段。
なる編集図形を選択する手段。
【0040】この手段は選択プログラム72で実現し、
一般的な図形作成装置で行われているものである。本実
施例では、所望する基本図形を構成する線分又は曲線上
にカーソルを移動後、キーボード上の特定キーを指示す
ることで選択を行い、選択された基本図形は選択状態に
あることを示す特殊表示を行う。この時、選択された基
本図形の図形番号〔図形番号とは図形データ内の61テ
ーブル内のレコード番号と一致する。例、第1レコード
の基本図形の図形番号が「1」となる。〕を選択テーブ
ルデータ75に登録する。
一般的な図形作成装置で行われているものである。本実
施例では、所望する基本図形を構成する線分又は曲線上
にカーソルを移動後、キーボード上の特定キーを指示す
ることで選択を行い、選択された基本図形は選択状態に
あることを示す特殊表示を行う。この時、選択された基
本図形の図形番号〔図形番号とは図形データ内の61テ
ーブル内のレコード番号と一致する。例、第1レコード
の基本図形の図形番号が「1」となる。〕を選択テーブ
ルデータ75に登録する。
【0041】(c)編集図形と同じ形状の基本図形を編
集図形の背後に重なって作成する手段。
集図形の背後に重なって作成する手段。
【0042】この手段はデータ作成プログラム76で実
現する。これに関しては後述する。 (d)背後に作成した基本図形をある特定値に合わせて
X座標及びY座標方向に移動させる手段。
現する。これに関しては後述する。 (d)背後に作成した基本図形をある特定値に合わせて
X座標及びY座標方向に移動させる手段。
【0043】この手段はデータ作成プログラム76で実
現する。これに関しては後述する。 (e)背後に作成した基本図形の面の上を黒色又はある
色で塗潰す手段。
現する。これに関しては後述する。 (e)背後に作成した基本図形の面の上を黒色又はある
色で塗潰す手段。
【0044】この手段はデータ作成プログラム76で実
現する。これに関しては後述する。 (f)編集図形の面の上を白又はある色で塗潰す手段、 この手段はデータ作成プログラム76で実現する。これ
に関しては後述する。 (g)影付き機能全体を制御する手段。
現する。これに関しては後述する。 (f)編集図形の面の上を白又はある色で塗潰す手段、 この手段はデータ作成プログラム76で実現する。これ
に関しては後述する。 (g)影付き機能全体を制御する手段。
【0045】この手段は影付きプログラム73で実現す
る。これに関しては後述する。
る。これに関しては後述する。
【0046】(h)図形データから表示用メモリに図形
を展開する手段。
を展開する手段。
【0047】この手段は表示プログラム79で実現し、
このプログラムは図形データ78内の表示番号の小さい
順に基本図形を表示メモリ7Aに展開する。
このプログラムは図形データ78内の表示番号の小さい
順に基本図形を表示メモリ7Aに展開する。
【0048】(i)編集図形の面の上に配置された基本
図形を検索する手段。
図形を検索する手段。
【0049】この手段はデータ作成プログラム76で実
現する。これに関しては後述する。 (j)(i)の手段で検索された基本図形を表示する手
段。
現する。これに関しては後述する。 (j)(i)の手段で検索された基本図形を表示する手
段。
【0050】この手段はデータ作成プログラム76で実
現する。これに関しては後述する。 (k)背後に作成した基本図形をある特定値に合わせて
X座標及びY座標方向に移動させる手段で用いるある特
定値を利用者が指定する手段。
現する。これに関しては後述する。 (k)背後に作成した基本図形をある特定値に合わせて
X座標及びY座標方向に移動させる手段で用いるある特
定値を利用者が指定する手段。
【0051】この手段はパラメータ選択プログラム74
で実現する。このプログラムは図5の56に示すウィン
ドウを表示し、利用者が選択した「方向」「影幅」をパラ
メータテーブルデータ77に登録する。
で実現する。このプログラムは図5の56に示すウィン
ドウを表示し、利用者が選択した「方向」「影幅」をパラ
メータテーブルデータ77に登録する。
【0052】(l)編集図形の塗潰しの色と編集図形の
背後に作成する基本図形の塗潰しの色を利用者が指定す
る手段。
背後に作成する基本図形の塗潰しの色を利用者が指定す
る手段。
【0053】この手段はパラメータ選択プログラム74
で実現する。図5の56のウィンドウには含まれていな
いが、編集図形の色と背後に作成する基本図形の色を選
択する選択しを追加すれば実現できる。
で実現する。図5の56のウィンドウには含まれていな
いが、編集図形の色と背後に作成する基本図形の色を選
択する選択しを追加すれば実現できる。
【0054】(m)編集図形と背後に作成した基本図形
に結合情報を付加する手段。
に結合情報を付加する手段。
【0055】この手段はデータ作成プログラム76で実
現する。これに関しては後述する。 (n)編集図形の形状又は位置の変更に同期して背後に
作成した基本図形の形状又は位置を変更する手段。
現する。これに関しては後述する。 (n)編集図形の形状又は位置の変更に同期して背後に
作成した基本図形の形状又は位置を変更する手段。
【0056】この手段は編集プログラム71で実現す
る。このプログラムは結合した基本図形の編集を行う。
る。このプログラムは結合した基本図形の編集を行う。
【0057】次に、各プログラムの動作を図7と図5及
び図6を用いて説明する。
び図6を用いて説明する。
【0058】利用者がキーボード上の図形編集キーを指
示することで、制御処理装置は編集プログラム71に起
動をかけ、同プログラムは55に示す編集機能選択ウィ
ンドウを表示し、利用者からの選択を待つ。使用者が
「影付け」を選択した場合、編集プログラム71は影付
きプログラム73を起動する。このプログラム73は、
利用者に影付きを所望する基本図形の選択を行わせるた
めに、選択プログラム72を起動させ、同プログラム7
2に上記(b)の処理を行わせた後、パラメータ選択プ
ログラム74を起動する。
示することで、制御処理装置は編集プログラム71に起
動をかけ、同プログラムは55に示す編集機能選択ウィ
ンドウを表示し、利用者からの選択を待つ。使用者が
「影付け」を選択した場合、編集プログラム71は影付
きプログラム73を起動する。このプログラム73は、
利用者に影付きを所望する基本図形の選択を行わせるた
めに、選択プログラム72を起動させ、同プログラム7
2に上記(b)の処理を行わせた後、パラメータ選択プ
ログラム74を起動する。
【0059】このプログラム74では上記(k)の処理
を行い、処理終了後、影付きプログラム73に戻る。影
付きプログラム73はデータ作成プログラム76に起動
をかけて図形データの作成を行った後、表示プログラム
79に起動をかけて(h)処理を行った後、処理を終了
する。
を行い、処理終了後、影付きプログラム73に戻る。影
付きプログラム73はデータ作成プログラム76に起動
をかけて図形データの作成を行った後、表示プログラム
79に起動をかけて(h)処理を行った後、処理を終了
する。
【0060】次に、図8と図9を用いてデータ作成プロ
グラム76の処理手順を説明する。この時、図4の41
を42に変更するときの処理手順を示すものである。こ
のデータ作成プログラム76は処理を行う過程でワーク
データ7Bを使用する。
グラム76の処理手順を説明する。この時、図4の41
を42に変更するときの処理手順を示すものである。こ
のデータ作成プログラム76は処理を行う過程でワーク
データ7Bを使用する。
【0061】先ず、図8の内容について述べる。81に
41の図形データの状態を示し、411が第1基本図形
で第1レコードで表現され、412が第2基本図形で第
2レコードで表現され、413が第3基本図形で第3レ
コードで表現される。
41の図形データの状態を示し、411が第1基本図形
で第1レコードで表現され、412が第2基本図形で第
2レコードで表現され、413が第3基本図形で第3レ
コードで表現される。
【0062】82に82の図形データの状態を示すもの
で、414が第4基本図形で第4レコードで表現され
る。
で、414が第4基本図形で第4レコードで表現され
る。
【0063】81の表示番号は入力された(作成され
た)基本図形の順番に一致する。この例の場合、41
1,412,413の順に基本図形を入力したことを示
す。グループ番号は各基本図形に結合状態がないことを
示す「0」が設定されている。又、各基本図形は塗潰し
なしの状態、つまり、面情報「なし」が設定されてい
る。第1基本図形と第3基本図形のレコード種別は閉図
形を示す「0」と共にレコード長が「l1 」で各頂点の
座標が格納されている。ここで、線分情報に関しては本
実施例と特に関連がないため、詳細な内容の説明を省
く。第2基本図形のレコード種別は文字列を示す「1」
と共にレコード長が「l2 」であることを示し、レコー
ド長の後に面情報、次に文字数「5」、次に文字列情報
「新製品説明」を格納している。
た)基本図形の順番に一致する。この例の場合、41
1,412,413の順に基本図形を入力したことを示
す。グループ番号は各基本図形に結合状態がないことを
示す「0」が設定されている。又、各基本図形は塗潰し
なしの状態、つまり、面情報「なし」が設定されてい
る。第1基本図形と第3基本図形のレコード種別は閉図
形を示す「0」と共にレコード長が「l1 」で各頂点の
座標が格納されている。ここで、線分情報に関しては本
実施例と特に関連がないため、詳細な内容の説明を省
く。第2基本図形のレコード種別は文字列を示す「1」
と共にレコード長が「l2 」であることを示し、レコー
ド長の後に面情報、次に文字数「5」、次に文字列情報
「新製品説明」を格納している。
【0064】このデータ81が82に変わる手順を図9
で説明する。
で説明する。
【0065】選択テーブルデータ75から選択された図
形番号を取得する91。この場合、取得した図形番号は
「1」となる。92で取得した図形数をチェックし、存
在する場合、その図形番号に対応する基本図形の実体の
レコードを図形データ78からワークデータ7Bに取り
出す93。次に、パラメータテーブルデータから「方
向」「影幅」を取得する94。ワークデータに取り出し
たレコードの頂点座標を「方向」「影幅」に合わせて変
更する95。この例の場合、「方向」=3,「影幅」=
2が選択されたことになるのでc11=a11+2,d11=
b11−2,c12=a12+2,d12=b12−2となる(原
点の位置が左上で下方向にY座標が大きくなり、右方向
にX座標が大きくなる座標系の場合)。この処理が
(d)を実現する。
形番号を取得する91。この場合、取得した図形番号は
「1」となる。92で取得した図形数をチェックし、存
在する場合、その図形番号に対応する基本図形の実体の
レコードを図形データ78からワークデータ7Bに取り
出す93。次に、パラメータテーブルデータから「方
向」「影幅」を取得する94。ワークデータに取り出し
たレコードの頂点座標を「方向」「影幅」に合わせて変
更する95。この例の場合、「方向」=3,「影幅」=
2が選択されたことになるのでc11=a11+2,d11=
b11−2,c12=a12+2,d12=b12−2となる(原
点の位置が左上で下方向にY座標が大きくなり、右方向
にX座標が大きくなる座標系の場合)。この処理が
(d)を実現する。
【0066】次に、ワークデータに取り出したレコード
の面情報に「黒」を設定する。この処理が(e)を実現
する。この時、色情報をセットすることも可能である9
6。上記変更後、ワークデータのレコードを末尾のレコ
ードに追加する97。この追加レコードが(c)で行う
編集集図形の背後に重なって作成する基本図形となる。
この例の場合、第4レコードとして62のテーブルに登
録する。そして、61テーブルの第4レコードを作成す
る98。この段階で作成する情報は実体のレコードの位
置を示す情報のみを作成する。この第4レコードが41
4の基本図形を示すことになる。
の面情報に「黒」を設定する。この処理が(e)を実現
する。この時、色情報をセットすることも可能である9
6。上記変更後、ワークデータのレコードを末尾のレコ
ードに追加する97。この追加レコードが(c)で行う
編集集図形の背後に重なって作成する基本図形となる。
この例の場合、第4レコードとして62のテーブルに登
録する。そして、61テーブルの第4レコードを作成す
る98。この段階で作成する情報は実体のレコードの位
置を示す情報のみを作成する。この第4レコードが41
4の基本図形を示すことになる。
【0067】第4レコード作成後、91で取得した図形
番号(この例の場合「1」)に対応する実体の図形レコ
ード内の面情報を「白」にセットする99。この処理が
(f)を実現する。この時、色情報をセットすることも可
能である。
番号(この例の場合「1」)に対応する実体の図形レコ
ード内の面情報を「白」にセットする99。この処理が
(f)を実現する。この時、色情報をセットすることも可
能である。
【0068】次にグループ番号のセットを行う9A。こ
の処理が(m)を実現する。この例の場合、第1レコー
ドと第4レコードを結合状態にするために、各レコード
のグループ番号に「1」をセットする。これにより、第
1レコードと第4レコードがグループ番号「1」の結合
状態となることを示す。
の処理が(m)を実現する。この例の場合、第1レコー
ドと第4レコードを結合状態にするために、各レコード
のグループ番号に「1」をセットする。これにより、第
1レコードと第4レコードがグループ番号「1」の結合
状態となることを示す。
【0069】次に表示番号のセットを行い9B、データ
作成プログラム76の処理を終了する。この9Bが
(j)を実現する。この表示番号のセット方式を図10
で述べる。まず、選択図形の外接矩形を求める101。
外接矩形とは基本図形を包含する最小の面積を有する矩
形を示す。その後、上記選択図形の外接矩形に含まれる
基本図形を検索する102。この処理が(i)を実現す
る。この検索は、各基本図形の外接矩形と上記選択図形
の外接矩形を比較することで行う。この時検索された図
形を検索図形とする。
作成プログラム76の処理を終了する。この9Bが
(j)を実現する。この表示番号のセット方式を図10
で述べる。まず、選択図形の外接矩形を求める101。
外接矩形とは基本図形を包含する最小の面積を有する矩
形を示す。その後、上記選択図形の外接矩形に含まれる
基本図形を検索する102。この処理が(i)を実現す
る。この検索は、各基本図形の外接矩形と上記選択図形
の外接矩形を比較することで行う。この時検索された図
形を検索図形とする。
【0070】上記選択図形,検索図形及び追加図形を除
いた図形の表示番号の順番を変更する103。図8の場
合、選択図形が第1レコード,検索図形が第2レコー
ド、追加図形が第4レコードとなり、103の対象とな
る基本図形は第3レコードとなる。この時の変更規則
は、103の対象となる図形の表示番号の小さい順に
「1,2,3…」といった順に番号を変更するものであ
る。そのため、第3レコードの表示番号は「1」とな
る。次に、103の変更を行った図形の最大表示番号+
1を追加図形の表示番号とする104。図8の場合、1
03の変更での最大表示番号が1であるため、第4レコ
ードの表示番号が「2」となる。その後、選択図形の表
示番号を追加図形の表示番号+1とする105。
いた図形の表示番号の順番を変更する103。図8の場
合、選択図形が第1レコード,検索図形が第2レコー
ド、追加図形が第4レコードとなり、103の対象とな
る基本図形は第3レコードとなる。この時の変更規則
は、103の対象となる図形の表示番号の小さい順に
「1,2,3…」といった順に番号を変更するものであ
る。そのため、第3レコードの表示番号は「1」とな
る。次に、103の変更を行った図形の最大表示番号+
1を追加図形の表示番号とする104。図8の場合、1
03の変更での最大表示番号が1であるため、第4レコ
ードの表示番号が「2」となる。その後、選択図形の表
示番号を追加図形の表示番号+1とする105。
【0071】図8の場合、第1レコードの表示番号が
「3」となる。次に、検索図形の表示順番の変更を行う
106。この時の変更規則は、検索図形の表示番号の小
さい順に「N,N+1,N+2…」といった順に番号を
変更するものである。Nとは選択図形の表示番号+1の
値である。図8の場合、第2レコードの表示番号が「3」
となる。
「3」となる。次に、検索図形の表示順番の変更を行う
106。この時の変更規則は、検索図形の表示番号の小
さい順に「N,N+1,N+2…」といった順に番号を
変更するものである。Nとは選択図形の表示番号+1の
値である。図8の場合、第2レコードの表示番号が「3」
となる。
【0072】データ作成プログラム76は上記の処理手
順で図形データの作成を行うことで、図4の42に示す
ような影付き図形の作成を可能にしている。
順で図形データの作成を行うことで、図4の42に示す
ような影付き図形の作成を可能にしている。
【0073】本実施例の影付き図形は影を表す基本図形
の形状が編集図形と同一であったが、透視法などの計算
方法を用いることで影を表す基本図形の形状を編集図形
と変えることも可能である。これは上記の95で行って
いる座標計算の方法を変更することで実現可能である。
の形状が編集図形と同一であったが、透視法などの計算
方法を用いることで影を表す基本図形の形状を編集図形
と変えることも可能である。これは上記の95で行って
いる座標計算の方法を変更することで実現可能である。
【0074】前記一実施例で、図4に示すような影付け
図形を設定することで画面から消える基本図形を抑止す
る手段(消える図形の表示する順番を変更する)を用い
たことで、影付き図形作成の手間を省くことができ、
又、影付き図形を構成する基本図形間にグループ情報を
付加することで、利用者は影付き図形を1つの基本図形
として扱うことが可能になり、影付き図形の編集操作性
を向上することができる。
図形を設定することで画面から消える基本図形を抑止す
る手段(消える図形の表示する順番を変更する)を用い
たことで、影付き図形作成の手間を省くことができ、
又、影付き図形を構成する基本図形間にグループ情報を
付加することで、利用者は影付き図形を1つの基本図形
として扱うことが可能になり、影付き図形の編集操作性
を向上することができる。
【0075】
【発明の効果】本発明は前述のように、図形や文字など
を表示する表示装置,文字の入力や編集機能を指示する
キーボード,プログラムや図形データ及び文字列データ
を記憶する記憶装置,上記装置を制御する制御処理装置
を有し、円や長方形などの閉図形,折線や円弧などの開
図形及び文字列からなる基本図形を入力する手段,入力
された基本図形から編集対象となる基本図形(以下、編
集図形と称す)を選択する手段,編集図形と同じ形状の
基本図形を編集図形の背後に重ねて作成する手段,背後
に作成した基本図形をある特定値に合わせてX座標及び
Y座標方向に移動させる手段,背後に作成した基本図形
の面(開図形の場合、開図形の開始点と終了点を疑似的
に結んだ閉図形の面を示す。文字列の場合、文字列を含
む最小の外接矩形の面を示す)上を黒色又は所定の色で
塗潰す手段,編集図形の面の上を白又はある色で塗潰す
手段を有し、黒色又はある色で面が塗りつぶされた基本
図形を編集図形の背後からある特定値に合わせてX座標
及びY座標方向に移動した位置に配置することで、背後
の基本図形が編集図形の影のような表現を行い、あたか
も編集図形が浮き上がっているかの表示をすることで、
その編集図形と背後の基本図形からなる図形(以後、複
数の基本図形を組み合わせてあたかも1つの基本図形と
して表示するものを図形と呼ぶ)を他の基本図形と比較
して強調した表示にするように構成しているので、利用
者が所望する影付き図形を効率的に作成することがで
き、図形編集の効率を向上することができたものであ
る。
を表示する表示装置,文字の入力や編集機能を指示する
キーボード,プログラムや図形データ及び文字列データ
を記憶する記憶装置,上記装置を制御する制御処理装置
を有し、円や長方形などの閉図形,折線や円弧などの開
図形及び文字列からなる基本図形を入力する手段,入力
された基本図形から編集対象となる基本図形(以下、編
集図形と称す)を選択する手段,編集図形と同じ形状の
基本図形を編集図形の背後に重ねて作成する手段,背後
に作成した基本図形をある特定値に合わせてX座標及び
Y座標方向に移動させる手段,背後に作成した基本図形
の面(開図形の場合、開図形の開始点と終了点を疑似的
に結んだ閉図形の面を示す。文字列の場合、文字列を含
む最小の外接矩形の面を示す)上を黒色又は所定の色で
塗潰す手段,編集図形の面の上を白又はある色で塗潰す
手段を有し、黒色又はある色で面が塗りつぶされた基本
図形を編集図形の背後からある特定値に合わせてX座標
及びY座標方向に移動した位置に配置することで、背後
の基本図形が編集図形の影のような表現を行い、あたか
も編集図形が浮き上がっているかの表示をすることで、
その編集図形と背後の基本図形からなる図形(以後、複
数の基本図形を組み合わせてあたかも1つの基本図形と
して表示するものを図形と呼ぶ)を他の基本図形と比較
して強調した表示にするように構成しているので、利用
者が所望する影付き図形を効率的に作成することがで
き、図形編集の効率を向上することができたものであ
る。
【図1】影付き図形の第1の例を示す図。
【図2】影付き図形の第2の例を示す図。
【図3】ハードウェアの構成図。
【図4】影付き表示例を示す図。
【図5】影付き図形の編集操作を示す処理フローを示す
図。
図。
【図6】図形データの説明図。
【図7】プログラム関連図。
【図8】データ遷移図。
【図9】データ作成プログラムの処理フローを示す図。
【図10】表示番号設定プログラムの処理フローを示す
図。
図。
31…表示装置、32…キーボード、33…記憶装置、
34…制御処理装置、41…基本図形、42…影付き図
形、51…影付きを選択するステップ、52…編集図形
を選択するステップ、53…影付きを選択するステッ
プ、54…影付き図形を作成するステップ、55…図形
編集機能選択ウィンドウ、56…影付き選択ウィンド
ウ。
34…制御処理装置、41…基本図形、42…影付き図
形、51…影付きを選択するステップ、52…編集図形
を選択するステップ、53…影付きを選択するステッ
プ、54…影付き図形を作成するステップ、55…図形
編集機能選択ウィンドウ、56…影付き選択ウィンド
ウ。
Claims (4)
- 【請求項1】図形や文字などを表示する表示装置,文字
の入力や編集機能を指示するキーボード,プログラムや
図形データ及び文字列データを記憶する記憶装置,上記
装置を制御する制御処理装置を有し、円や長方形などの
閉図形,折線や円弧などの開図形及び文字列からなる基
本図形を入力する手段,入力された基本図形から編集対
象となる基本図形(以下、編集図形と称す)を選択する
手段,編集図形と同じ形状の基本図形を編集図形の背後
に重ねて作成する手段,背後に作成した基本図形をある
特定値に合わせてX座標及びY座標方向に移動させる手
段,背後に作成した基本図形の面(開図形の場合、開図
形の開始点と終了点を疑似的に結んだ閉図形の面を示
す。文字列の場合、文字列を含む最小の外接矩形の面を
示す)上を黒色又は所定の色で塗潰す手段,編集図形の
面の上を白又はある色で塗潰す手段を有し、黒色又はあ
る色で面が塗りつぶされた基本図形を編集図形の背後か
らある特定値に合わせてX座標及びY座標方向に移動し
た位置に配置することで、背後の基本図形が編集図形の
影のような表現を行い、あたかも編集図形が浮き上がっ
ているかの表示をすることで、その編集図形と背後の基
本図形からなる図形(以後、複数の基本図形を組み合わ
せてあたかも1つの基本図形として表示するものを図形
と呼ぶ)を他の基本図形と比較して強調した表示にする
ことを特徴とした図形作成装置。 - 【請求項2】請求項1記載の図形作成装置において、 編集図形の面上にある基本図形が、編集図形の塗潰し及
び編集図形の背後に作成した基本図形の塗潰しで、画面
上から消えることを抑止する手段を有する図形作成装
置。 - 【請求項3】請求項1記載の図形作成装置において、 背後に作成した基本図形をある特定値に合わせてX座標
及びY座標方向に移動させる手段の特定値を利用者が任
意に指定する手段と、編集図形の塗潰しの色と編集図形
の背後に作成する基本図形の塗潰しの色を利用者が任意
に指定する手段とを有する図形作成装置。 - 【請求項4】請求項1記載の図形作成装置において、 編集図形とこの背後に作成した基本図形に結合情報を付
加する手段,編集図形の形状又は位置の変更に同期して
背後に作成した基本図形の形状又は位置を変更する手段
を有し、編集図形とこの背後に作成した基本図形を1つ
の図形として編集する手段を有する図形作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22475894A JP3144235B2 (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 図形作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22475894A JP3144235B2 (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 図形作成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0887603A true JPH0887603A (ja) | 1996-04-02 |
JP3144235B2 JP3144235B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=16818775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22475894A Expired - Fee Related JP3144235B2 (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 図形作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3144235B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024171764A1 (ja) * | 2023-02-16 | 2024-08-22 | 日立Astemo株式会社 | 外観検査装置および外観検査方法 |
-
1994
- 1994-09-20 JP JP22475894A patent/JP3144235B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024171764A1 (ja) * | 2023-02-16 | 2024-08-22 | 日立Astemo株式会社 | 外観検査装置および外観検査方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3144235B2 (ja) | 2001-03-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |