JP3524987B2 - 表示画面作成装置 - Google Patents

表示画面作成装置

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JP3524987B2
JP3524987B2 JP16765395A JP16765395A JP3524987B2 JP 3524987 B2 JP3524987 B2 JP 3524987B2 JP 16765395 A JP16765395 A JP 16765395A JP 16765395 A JP16765395 A JP 16765395A JP 3524987 B2 JP3524987 B2 JP 3524987B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画面編集装置に関し、
特に編集が完成した画面を、記憶媒体等に保存する等の
ために最終的に出力する際のデータを作成する表示画面
作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、学会発表におけるOHPに換えて
使用したり、電子メールにおいて単に文字のみからなる
メールに換えて使用したりするために、コンピュータを
使った画面表示たるプレゼンテーション等が行われるよ
うになってきた。さて、このコンピュータを使ったプレ
ゼンテーションを行うためには、コンピュータ上でプレ
ゼンテーションに使用する表示画面を作成しなければな
らない。この際の表示画面の作成であるが、まず表示に
使用するいわば素材としての図形や文字を各ばらばらに
作成し、次いでこの作成した素材を適切に画面上に配置
していき、意思伝達内容にふさわしい画面としていくこ
とによりなされる。そして、このための画面編集装置と
しては、コンピュータ上のワープロに附属して設けられ
ている図形描画機能プログラムやアップル社のマッキン
トッシュ上のマックドロー等がある。
【0003】また、最近では、単に静的な表示画面を作
成するだけでなく、素材としての図形を表示画面上で動
かしたり、大きさを変化させたり、色を変化させたりす
る、すなわちアニメーションの作成が可能なものも存在
する。さて、このような画面編集装置では、編集者が気
にいった表示画面を作成するため、素材としての図形や
文字は、画面編集中で表示される位置や大きさが本来記
憶しているものから適宜変更されて使用されることとな
る。ひいては、プレゼンテーションのためには、それぞ
れの図形等がばらばらに素材データとして管理されるこ
ととなる。
【0004】例えば、図3に示す表示画面では、背景の
画データ、車の図形データ、タイトルの文字データ、人
の画データの4つの素材データが存在しており、これら
が記憶、表示に際しての不必要部分の削除等に際しての
素材として記憶媒体ではばらばらに記憶され、ひいては
管理されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
な管理では、上に重ねて表示されている家等の下に隠さ
れている部分の背景の画データは、プレゼンテーション
としての実際の表示では実は不必要である。しかしなが
ら、それにも拘わらず、プレゼンテーションのためのデ
ータとして保持しているため、画面に表示するために必
要な素材データの量が増大することとなる。ひいては、
画面に表示する際の読み出し等の速度が遅くなったり、
必要な記憶資源が多くなったりする。
【0006】といって、これに対処するためだけに、処
理速度の速いCPUや容量の大きい記憶手段を装備する
ことはあまり好ましいことではない。特に、単にプレゼ
ンテーションを実行するだけの装置では、即高価となる
ため好ましくない。また、近年は、ノート型のコンピュ
ータや、ファミコンや3DOに代表される家庭用ゲーム
機等が普及してきたが、これらの機械を実行機としてプ
レゼンテーションを行うことも考えられている。ところ
が、これらではどうしても使用可能なメモリー容量が不
足したりCPUの演算速度が不足したりすることが多い
ため、これらを使用してのプレゼンテーション普及の障
害ともなる。このため、これらの機器類でも適切にプレ
ゼンテーションを行うことが可能な技術の開発が望まれ
ている。
【0007】本発明は、かかる課題に鑑みなされたもの
であり、プレゼンテーションに際し、画面の表示のため
に保存すべきデータ量が少なくてすむイメージ作成装置
を提供することを目的とする。
【0008】上記目的を達成する為、本発明の表示画面
作成装置は、コンピュータの制御のもとで、図形、文
字、イメージを組み合わせてプレゼンテーションとして
表示すべき画面を編集、作成する画面編集装置におい
て、画面上に表示される、また表示画面の素材としての
図形、文字、イメージのデータを、当初は別々に保存す
るデータ保存部と、前記データ保存部に別々に保存され
ている各素材データについて、その表示位置、重なりの
順番の属性データを保存するデータ属性保存部と、組み
合わせ編集の対象とする静的データである図形、文字、
イメージの素材データのうち、一のデータとして合成す
べきものを指定する素材指定部と、上記指定された素材
データを前記データ属性保存部の保存する属性データを
基に、重なりの下から順番に上書きすることにより合成
して1の素材データとし、併せて前記データ保存部から
は前記指定された素材データを削除し前記合成した1の
素材データを保存し、かつ、前記指定された素材データ
に関するデータ属性保存部の保存する属性データを削除
し前記合成した1の素材データに関する属性データを保
存する素材合成部と、前記素材合成部による修正後の前
記データ保存部とデータ属性保存部に保存されている各
データをプレゼンテーションのために出力する出力部と
を備える。
【0009】また、前記データ保存部に保存されている
各素材データに対して、その属性データの1として表示
位置の動きや大きさの変化、色の変化についてのアニメ
ーション情報を付加するアニメーション定義部と、上記
図形、文字、イメージの各素材データが、アニメーショ
ンに関する属性データを持っている動的データか否かを
判定する動作判定部と、前記動作判定部で動的データで
ないと判定された素材データを取り出していく静的デー
タ取出部と、前記静的データ取出部にて取り出された素
材データのみを、前記素材指定部による指定に伴いなさ
れる前記素材合成部の合成の対象となるよう制御する静
的データ指定合成制御部とを備えてもよい。
【0010】上記目的を達成する為、本発明の表示画面
作成装置は、コンピュータの制御のもとで、図形、文
字、イメージを組み合わせてプレゼンテーションとして
表示すべき画面を編集、作成する画面編集装置におい
て、画面上に表示される、また表示画面の素材としての
図形、文字、イメージのデータを、当初は別々に保存す
るデータ保存部と、前記データ保存部に別々に保存され
ている各素材データについて、その表示位置、重なりの
順番の属性データを保存するデータ属性保存部と、前記
データ保存部に保存されている各素材データに対して、
その属性データの1として表示位置の動きや大きさの変
化、色の変化についてのアニメーション情報を付加する
アニメーション定義部と、上記図形、文字、イメージの
各素材データが、アニメーションに関する属性データを
持っている動的データか否かを判定する動作判定部と、
前記動作判定部で動的データでないと判定された素材デ
ータを取り出していく静的データ取出部と、前記静的デ
ータ取出部にて取り出され、かつ、組み合わせ編集の対
象とされる図形、文字、イメージの素材データのうち、
一のデータとして合成すべきものを指定する素材指定部
と、上記指定された素材データを前記データ属性保存部
の保存する属性データを基に、重なりの下から順番に上
書きすることにより合成して1の素材データとし、併せ
て前記データ保存部とデータ属性保存部の保存するデー
タに所要の修正を行う素材合成部と、前記素材合成部に
よる修正後の前記データ保存部とデータ属性保存部に保
存されている各データをプレゼンテーションのために出
力する出力部とを備える。
【0011】また、前記静的データ取出部は、取り出さ
れた全ての静的データに対して、前記データ属性保存部
の保存する属性データをもとに該素材データが各動的デ
ータに対して、表示画面上での重なり順が上となるか下
となるかを動的データの重なり順位をも考慮しつつ判定
し、動的データの重なり順位を基準にしての重なりの区
分け印を付すレベル別静的データ指定部分を有し、前記
素材合成部は、同じ区分け印をもつ素材データ毎に、重
なり順の下から順番に表示に必要な素材データを合成し
ていくレベル別素材合成部分を有してもよい。また、前
記表示画面作成装置は、さらに、前記動作判定部が動的
データと判定した各素材データに対して、その属性デー
タをもとに、表示画面上での軌跡を求める軌跡計算部を
有し、前記レベル別静的データ指定部分は、動的データ
よりも重なり順で上位にある静的データが画面上で占め
る領域が、前記軌跡計算部が求めた、より下位の動的デ
ータの軌跡に重ならない場合は、前記動的データの直下
位の素材データと同じ区分け印をつけるレベル別静的デ
ータ判定小部分を有してもよい。
【0012】
【作用】上記構成により、請求項1の発明においては、
コンピュータの制御のもとで図形、文字、イメージを
み合わせてプレゼンテーションとして表示すべき画面を
編集、作成する画面編集装置において、以下の作用がな
される。メモリ、ディスク等からなるデータ保存部は、
画面上に表示される、また表示画面の素材としての図
形、文字、イメージの表示すべき位置、形状等の表示に
必要なデータを、当初はデータ毎に区分けして別々に保
存する。データ属性保存部は、前記データ保存部に別々
に保存されている各素材データについて、その表示画面
上での表示位置、重なりの順番の属性データを、例えば
各素材データに対応づけた表として保存する。素材指定
部は、組み合わせの対象とする図形、文字、イメージの
素材データのうち、一のデータとして合成すべきものを
表示画面作成者による直接の指定や作成終了信号等の間
接の指示を起因として指定する(従って、間接の指示で
あるならば、全ての静的データが指定されることとな
る)。素材合成部は、上記指定された素材データを前記
データ属性保存部の保存する属性データを基に、画面に
表示する際の重なりの下から順番に上書きすることによ
り合成して1の素材データとし、併せて、前記データ保
存部とデータ属性保存部の保存するデータを合成に応じ
て修正していく。出力部が、前記素材合成部による修正
後の前記データ保存部とデータ属性保存部に保存されて
いる各データを、プレゼンテーションのために出力す
る。
【0013】請求項2の発明においては、アニメーショ
ン定義部は、前記データ保存部に保存されている各素材
データに対して、その属性データの1として表示位置の
動きや大きさの変化、色の変化などについてのアニメー
ション情報を付加する。動作判定部は、上記図形、文
字、イメージの各素材データが、アニメーションに関す
る属性データを持っている動的データか否かを判定す
る。静的データ取出部は、前記動作判定部で動的データ
でないと判定された素材データたる静的データを自動的
に、そして順に取り出していく。静的データ指定合成制
御部は、前記静的データ取出部にて取り出された素材デ
ータのみを前記素材指定部による指定に伴ってなされる
前記素材合成部の合成の対象となる(含む、取り出した
全静的データを自動的に合成の対象とする)よう制御す
る。請求項3の発明においては、メモリ、ディスク等か
らなるデータ保存部は、画面上に表示される、また表示
画面の素材としての図形、文字、イメージの表示すべき
位置、形状等の表示に必要なデータを、当初はデータ毎
に区分けして別々に保存する。データ属性保存部は、前
記データ保存部に別々に保存されている各素材データに
ついて、その表示画面上での表示位置、重なりの順番の
属性データを、例えば各素材データに対応づけた表とし
て保存する。アニメーション定義部は、前記データ保存
部に保存されている各素材データに対して、その属性デ
ータの1として表示位置の動きや大きさの変化、色の変
化などについてのアニメーション情報を付加する。動作
判定部は、上記図形、文字、イメージの各素材データ
が、アニメーションに関する属性データを持っている動
的データか否かを判定する。静的データ取出部は、前記
動作判定部で動的データでないと判定された素材データ
たる静的データを自動的に、そして順に取り出してい
く。素材指定部は、組み合わせの対象とする図形、文
字、イメージの素材データのうち、一のデータとして合
成すべきものを表示画面作成者による直接の指定や作成
終了信号等の間接の指示を起因として指定する(従っ
て、間接の指示であるならば、全ての静的データが指定
されることとなる)。素材合成部は、上記指定された素
材データを前記データ属性保存部の保存する属性データ
を基に、画面に表示する際の重なりの下から順番に上書
きすることにより合成して1の素材データとし、併せ
て、前記データ保存部とデータ属性保存部の保存するデ
ータを合成に応じて修正していく。出力部が、前記素材
合成部による修正後の前記データ保存部とデータ属性保
存部に保存されている各データを、プレゼンテーション
のために出力する。
【0014】請求項4の発明においては、前記静的デー
タ取出部のレベル別静的データ指定部分が、取り出され
た全ての静的データに対して、前記データ属性保存部の
保存する属性データをもとに該素材データが各動的デー
タに対して表示画面上での重なり順が上となるか下とな
るかを動的データの重なり順位をも考慮しつつ判定し、
動的データの重なり順位を基準にし、この重なりの区分
け印を付す。前記素材合成部のレベル別素材合成部分
は、同じ印をもつ素材毎に重なり順の下から順番に表示
に必要な素材データを上書きにより合成していく。
【0015】このため、アニメーションされる素材デー
タの上部と下部で静的素材データを合成する単位がレベ
ル分けされる。従って、アニメーションされる素材デー
タが2つある場合には、3つのレベルに分けられて静的
データが合成されることとなる。例えば、20個の素材
データから構成されている画面で、5番目と12番目の
素材データにアニメーションが設定されていた場合に
は、1番目から4番目までの静的データが合成されて一
つのイメージになり(レベル1)、6番目から11番目
までの静的データが合成されて2番目のイメージになり
(レベル2)、13番目から20番目までの静的データ
が合成されて3番目のイメージになる(レベル3)。
【0016】請求項5の発明においては、軌跡計算部
は、前記動作判定部が動的データと判定した素材データ
に対して、その属性データをもとに表示画面上の軌跡を
計算等で求める。前記レベル別静的データ指定部分のレ
ベル別静的データ判定小部分は、動的データよりも重な
り順で上位にある静的データが画面上で占める領域が、
前記軌跡計算部が求めた、より下位の動的データの軌跡
に重ならない場合は、前記動的データの直下位の素材デ
ータと同じ区分け印をつける。
【0017】従って例えば、20個の素材データから構
成されている画面で、5番目と12番目の素材データに
アニメーションが設定されており、8番目の静的データ
が5番目の素材データのアニメーションの軌跡と重なり
(6、7番目の静的データは軌跡と重ならない)、17
番目の静的データが12番目の素材データのアニメーシ
ョンの軌跡と重なるとすると、1番目から4番目と6、
7番目の6つの静的データが合成されて、1番目のイメ
ージになり(レベル1)、8番目から11番目と13番
目から16番目の8つの静的データが合成されて2番目
のイメージになり(レベル2)、18番目から20番目
までの静的データが合成されて3番目のイメージになる
こととなる(レベル3)。また、結果的に、たとえアニ
メーションが定義されていても、色彩のみ変化し、表示
領域の変動しない素材データは、静的データの動的デー
タを基準にしてのレベル分けに対して、無関係となるこ
とが多い。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例にもとづいて説明す
る。 (第1実施例)図1は、本発明に係る表示画面作成装置
の第1実施例の構成図である。本図において、1はデー
タ保存部であり、画面上に表示される、そして表示面全
体からみた場合、それを構成する素材としての図形や文
字の列などのデータたる素材データを、各データ毎に各
区分けして別々に保存する。2は、データ保存部に保存
されている各素材データについて、その表示に際しての
X,Y座標軸上での座標値で示される位置や表示面上で
の他の素材データとの上下の重なりの順番等の属性を保
存するデータ属性保存部である。3は、画面上に表示さ
れる図形や文字の列等を編集者が表示画面の作成の素材
等のため一のデータとして合成すべく指定するためのデ
ータ指定部である。4は、データ指定部3で指定された
素材データを上下の重なり順の下から順番に上書きする
ことにより合成して表示イメージを作成する素材合成部
である。5は、表示画面を作成する編集者が各種入力、
操作を行うための入力部であり、キーボード、マウス等
からなる。6は、編集中の画面等を表示する表示部であ
り、液晶ディスプレイからなる。7は、表示画面に素材
として使用する図形や文字の列を作成する素材データ作
成部である。8は、素材データ作成部7で作成された図
形や文字の列を画面上で任意の位置に配置したり大きさ
を変更したりする配置編集部であり、入力部5と兼用の
キーボード、コンピュータ本体部(図示せず)のドロー
イングツール等からなる。9は、素材合成部4で作成さ
れた最終表示イメージや表示データの属性を保存するプ
レゼンテーションデータ保存部である。10は、プレゼ
ンテーションデータ保存装置9によって保存されたデー
タを使ってプレゼンテーションを行うプレゼンテーショ
ン実行装置である。
【0019】以上の他、上記各部の制御、適切な機能発
揮のための調整をもなさしめるコンピュータ本体部、フ
ロッピーディスク等に編集の終了した表示画面を記憶さ
せるフロッピーディスク装着兼書き込み読み出し部、印
刷や表示に際しての文字のフォント記憶部、印刷部、外
部通信回線との接続部、雑誌等に印刷されている画像デ
ータを素材データとして活用すべくL/E変換で読み込
むL/E変換部等を有している。しかし、これらは自明
かつ公知の技術であるだけでなく、本願発明の趣旨に直
接の関係はない。このため、その図示や説明は省略す
る。そして、このことは後に説明する他の実施例でも同
様である。
【0020】次に、以上の構成の画面編集装置及び本発
明の実施に不可欠のプレゼンテーション実行装置におけ
るマン・マシーンシステムとしての動作を図2に示すフ
ロー図を参照しつつ説明する。 (a1) 表示画面の編集者は、コンピュータによるプ
レゼンテーションなどを行うために、まずキーボードや
マウスなどの入力部5を操作し、素材データ作成部7に
より画面上に表示する図形や文字の列等の素材データを
作成し、あるいは入力する。作成された素材データは、
実際に表示に使用される場合にその表示される位置を決
める等の配置編集のためにデータ毎にデータ保存部1に
保存される。
【0021】(a2) 次いで、編集者は、プレゼンテ
ーション画面を作成するために、素材データ作成部5で
作成した図形や文字の列を、配置編集部6によりその大
きさを変えたり、回転させたり場合によっては色彩を変
更したりして画面に配置する。そして、このときの図形
や文字の列の大きさや配置した位置等の情報は、データ
属性保存部2に保存される。また、表示画面上では、素
材図形の配置の如何により、一の素材図形の一部が他の
素材図形で隠されたりすることが生じ得るため、各図形
や文字の列の表示に際しての重なり順についての情報も
データ属性保存部2に属性データの1として保存され
る。なお、配置編集部8でより適切な表示のために一旦
定めた図形や文字の列の重なり順を変更することができ
るのはもちろんである。
【0022】(a3) 表示画面は、満足するものか否
か判断される。 (a4) 必要に応じて、素材データの新規入力等もな
される。 (a5) 編集者は、以上のようにして、プレゼンテー
ション用の画面編集を行うが、その画面編集が終了し、
最終的な表示画面ができ上がると、次に配置編集部3に
対して確定操作をなすことにより、画面上にばらばらに
存在する図形や文字の列の表示に使用するか否かはもと
より、その最終的な配置や表示位置を確定する。
【0023】この最終状態の表示図形を図3に、また素
材としての各図形を図4に、その表示に際しての属性デ
ータを図5に示す。なお、実際には、線図で定義される
図形には色彩についての情報が付加されたり、素材デー
タは必ずしも長方形でなかったり、更には文字列は各文
字毎に定義されたりするが、これらは自明かつ本願発明
の趣旨には直接の関係はないので、それらについての記
載、説明等は省略する。
【0024】(a6) この上で、一のデータとして合
成する対象となる素材データがデータ指定部3にて指定
されることとなる。 (a7) さて、図形や文字の列の指定が終了すると、
素材合成部4が起動される。素材合成部4では、まず、
データ指定部3で指定された図形や文字の列のうち、デ
ータ属性保存部の記憶する属性データを元に、一番下に
ある図形や文字の列を探し出し、その図形や文字の列等
の表示すべきデータをデータ保存部3から取り出す。
【0025】次に下から2番めの図形や文字の列の表示
イメージを取り出す。そして、先に取り出した一番下の
図形や文字の列の表示イメージの上に下から2番目の図
形や文字の列の表示イメージを重ね、新しい表示イメー
ジを作成する。このとき、一番下の図形や文字の列の表
示イメージと下から2番目の図形や文字の列の表示イメ
ージのデータをデータ保存部1から削除し、新しく作成
した表示イメージをデータ保存部1に保存するととも
に、データ属性保存部2に保存されているデータのう
ち、一番下の図形や文字の列の属性データと下から2番
めの図形や文字の列の属性データも削除し、新しく作成
した表示イメージに対する属性データを保存する。
【0026】さらに、下から3番目の図形や文字の列の
表示イメージを取り出し、先に作成した新しい表示イメ
ージの上に3番目の図形や文字の列の表示イメージを重
ね合わせた表示イメージを作成し、データ保存部1とデ
ータ属性保存部2のデータを変更する。以上の処理を、
データ指定部3で指定された図形や文字の列すべてに対
して行う。これにより、複数存在した表示イメージをそ
の重なり順に合成し、一つの表示イメージに置き換え
る。
【0027】(a8) 最後に、プレゼンテーションデ
ータ保存部9によって、データ保存部1とデータ属性保
存部2のデータをフロッピィディスクなどに保存し、こ
のデータを保存したフロッピィディスクをプレゼンテー
ション実行装置10に装着してプレゼンテーションを行
う。次に、プレゼンテーションのための画面の具体例を
用いて、以上の処理を説明する。
【0028】図3に示す画面イメージは、背景イメージ
21、人のイメージ22、車の図形23、文字の列24
の4つの図形や文字の列から構成されている。また、デ
ータ保存部1に保存されているデータを図4に、データ
属性保存部2に保存されているデータを図5に示す。デ
ータ保存部1には、図4に示すデータの他に、最終的に
は表示に使用されないデータが保存されていることもあ
るが、これらのデータの処理は本発明の趣旨に直接の関
係はなく、また素材合成部4にとってもデータ属性とし
て表示位置(x,y)が保存されていないことより、容
易に指定(合成)対象外であることが判明しえる。この
ため、これらのデータについての記載は省略する。そし
て、これは後に続く他の実施例でも同様である。
【0029】この図形や文字の列のうち、背景イメージ
21と人のイメージ22、文字の列24の3つをデータ
指定部3で指定したとする。データ指定部3で図形や文
字の列などのデータが指定されると次に素材合成部4が
起動される。素材合成部4では、まず、データ属性保存
部2のデータを元に、データ指定部3で指定された図形
や文字の列のうち、一番下にある図形や文字の列を探し
出し、その図形や文字の列の表示データをデータ保存部
1から取り出す。
【0030】図3の場合には、背景イメージ21が一番
下にある図形となる。次に、素材合成部4は、下から2
番めの図形や文字の列の表示イメージを取り出す。図3
の場合には、人のイメージ22がそれにあたる。そし
て、先に取り出した背景イメージ21の表示イメージの
上に、この取り出した人のイメージ24の表示イメージ
を重ねる。この段階では、図6の(a)に示すようなイ
メージが作成されていることとなる。
【0031】そして、この作成された表示イメージがデ
ータ保存部1に保存される。この段階でのデータ保存部
1の内容は、図6の(b)のようになる。また同じく、
データ属性保存部2の内容は、図6の(c)のように変
更される。次に、下から3番目の文字の列である文字の
列24の表示イメージを取り出し、これを図6の(a)
に示すイメージの上に重ねる。この段階で、図7の
(a)に示すようなイメージが作成される。
【0032】この時点で、データ保存部1の内容は図7
の(b)のようになり、データ属性保存部2の内容は図
7の(c)のようになる。次に、図8は、素材合成部4
におけるビットマップデータを対象としての素材データ
の合成の手順を示したものである。本図において、Iは
X座標の最大画素値を、JはY座標の最大画素値を、d
は指定の対象とする素材データの最大の重なり順を示
す。なお、この場合、指定されなかったデータが存在す
る場合には、その分nの値は詰められているのは勿論で
ある。また、ビットマップデータでなく、線や点の表示
位置や関数等で定義される、例えば円ならば中心位置と
半径、線分ならば両端の位置、図形データならば、情況
に応じて表示位置の輪郭の画素を求めるべく関数計算が
なされるのも勿論である。
【0033】以上説明してきたように、本実施例では、
表示画面編集者が指定した表示画面上の図形や文字の列
を一つの表示イメージデータに合成する素材合成部4を
設けたため、プレゼンテーション時に必要な表示画面用
のデータ量の削減が可能となる。なお、この場合、画面
編集装置とプレゼンテーション実行装置は、図1に示す
ように別体のものでなく、両者が同じコンピュータであ
ってもよい。この場合にも、プレゼンテーション実行時
のデータ量が少ないことにより、表示がスムースになっ
たり、画面切替時の待ち時間が速くなったりする。
【0034】また、全ての素材データが静的データであ
る場合には、表示画面作成者による最終表示画面の確認
操作により、表示部用のVRAMから表示すべきデータ
を自動的に採り出すことにより、合成を行うようにして
もよい。またこの場合には、全ての静的データが指定さ
れることとなる。また、図7に示すごとく、一部の静的
データを指定対象外とし、該静的データのみ輪郭はその
ままで各種の色彩を付して表示可能とするようにしても
よい。
【0035】この場合、ビットマップデータならば、各
色彩についての素材データが記憶され、線や点からなる
図形データならば形状に属性データとして色彩について
の情報が付加され、更に両種のデータとも色彩の変化す
る時間についてのデータも属性として付加される。この
ため、例えば、図形データの属性として、形状の他に
(0,青)、(1,赤)、(2,黄)等の属性データが
付加され、これにより、最初は青の図形が1秒後に赤に
なり、2秒以降は黄となる。ひいては、背景が同一のも
とで、色彩を変化させれば自動車の印象がどのように変
化するか等を容易に示すことが可能となる。なお、この
場合の時間に応じての色彩が変化するデータは、本発明
の趣旨の面からは動的データとされるのは勿論である。
(第2実施例)図9は、本発明に係るイメージ作成装置
の第2実施例の構成図である。
【0036】本図において、先の第1実施例と同じ構
成、機能を有するものについては、同一の符号を付して
いる。また、それらについては再度の説明は省略する。
以下、本実施例固有の構成についてのみ説明する。20
1は、素材データ作成部7で作成された図形や文字の列
に対して、その表示に際しての表示位置や形状、色の動
きに関するデータ、すなわちアニメーションを定義して
いく(どのように動くかを定める)アニメーション定義
部である。202は、表示画面上の図形や文字の列に対
して、それらがアニメーションが定義されているか否か
を判定する動作判定部である。203は、画面上に表示
されている図形や文字の列のうち、動作判定部202に
よってアニメーションが定義されていないと判定された
ものを合成の対象として自動的に指定していく静的デー
タ指定部である。
【0037】次に、以上の構成の本実施例の画面編集装
置及びプレゼンテーション実行装置10の動作を説明す
る。先の第1実施例と同様に、編集者は、キーボードや
マウスなどの入力部5を使用して、プレゼンテーション
を行うための画面のデータを作成していく。この際、ア
ニメーション定義部201を使って、画面上に表示され
ている図形や文字の列に対して動きを定義することがで
きる。ここで定義された動きの情報は、図形や文字の列
の位置や大きさを表す情報とともにデータ属性保存部2
のあらかじめ設けられた欄に保存される。ただし、この
こと自体は、いわゆる公知技術であるため、その詳細な
説明は省略する。
【0038】このようにして、編集者は、アニメーショ
ンを含んだプレゼンテーション用の画面編集を行うが、
画面編集が終了し、最終的な画面イメージができ上がる
と、次に静的データの指定を静的データ指定部203に
指示する。静的データ指定部203では、まずデータ属
性保存部2に保存されている図形や文字の列の重なり順
の情報から、一番下にある図形または文字の列を取り出
す。
【0039】次に、取り出したデータにアニメーション
が定義されているか否かを動作判定部202に問い合わ
せる。動作判定部202では、静的データ指定部203
から問い合わせのあった図形や文字の列に対してデータ
属性保存部2に保存されている図形や文字の列のアニメ
ーション定義情報欄の記載(記憶)の有無からアニメー
ションが定義されているか否かを判定する。
【0040】動作判定部202でアニメーションが定義
されていないと判定されると、静的データ指定部203
では、一番下の図形または文字の列を素材合成部4で合
成される図形や文字の列として指定する。次に、静的デ
ータ指定部203は下から2番めの図形または文字の列
を取り出し、一番下の図形または文字の列と同様に動作
判定部202でアニメーションが定義されているか否か
を判定する。
【0041】そして、アニメーションが定義されいない
と判定されると、静的データ指定部203では、2番め
の図形または文字の列も、素材合成部4で合成される図
形や文字の列として指定する。以上の処理を、動作判定
部202でアニメーションが定義がされていると判定さ
れる図形や文字の列が現れるまで繰り返す。
【0042】アニメーションが定義がされていると判定
された図形や文字の列が現れると、素材合成部4が起動
され、先の第1実施例と同様に、複数の図形や文字の列
の表示データが一つの表示データとして合成される。次
に、以上のように動作する本実施例のイメージ作成の内
容について、図10に示す画面を用いてより具体的に説
明する。
【0043】本図に示す画面イメージは、背景イメージ
21、人のイメージ22、車の図形83、文字の列24
の4つの図形や文字の列から構成なり、車の図形83に
対してアニメーションが定義されている。そして、この
車の図形83に定義されているアニメーションの内容で
あるが、この車の図形82が、図10の(a)に示す位
置から図10の(b)に示す位置まで直線的に移動する
が、その始点と終点の位置座標に関するものである。
【0044】なお、データ保存部1に保存されているデ
ータは第1実施例における図4の(b)と基本的には同
じものであるが、データ属性保存部2に保存されている
データについては、アニメーションの定義が追加され、
このため図10の(c)のようになっている。なおま
た、実際には、動く時刻や時間、速さ等についての情報
も保存されていたりするが、これは本発明の趣旨には直
接の関係はないので、記載を省いている。
【0045】さて、静的データ指定部203が起動され
ると、まず一番下の図形である背景イメージ81が取り
出され、動作判定部202によって、アニメーションが
定義されているか否かが判定される。背景イメージ21
に対応するデータ属性保存部2のデータには、アニメー
ションの定義が存在しないので、動作判定部202は背
景イメージ21にはアニメーションの定義がされていな
いものと判断する。
【0046】そこで、静的データ指定部203では、背
景イメージ21を素材合成部4で合成される図形として
指定する。次に、静的データ指定部203は、下から2
番めの図形である人のイメージ22を取り出し、動作判
定部202によって、アニメーションが定義されている
か否かが判定される。
【0047】人のイメージ22もアニメーションが定義
されていないので、素材合成部4で合成される図形とし
て指定する。次に、下から3番めの図形である車の図形
83を取り出し、動作判定部202によって、アニメー
ションが定義されているか否かが判定される。車の図形
83はアニメーションが定義されているので、静的デー
タ指定部203は、以上で処理を終了し、データ合成部
4が起動される。
【0048】データ合成部4は、背景のイメージ21と
人のイメージ22に対して第1実施例と同じ処理を自動
的に行う。データ合成部4の処理が終了した後のデータ
保存部1の内容は図11の(a)に示すようになってお
り、またデータ属性保存部2の内容は図11の(b)に
示すようになっている。これにより、プレゼンテーショ
ンの実行においては、図10の(a)と(b)に示すよ
うに、車の図形83の動きに伴って、背景の人の図形2
2等は表示されず、この一方、文字の列24は車の図形
23に優先して表示され続けることとなる。
【0049】以上説明してきたように、本実施例によれ
ば、表示画面の編集者が作成した表示画面上の図形や文
字の列に対して、アニメーション定義がされているか否
かを判定する動作判定部202と、アニメーションが設
定されていない図形や文字の列に対してだけ素材合成部
4で表示イメージを合成するよう指定する静的データ指
定部203とを設けることにより、編集者がわざわざ図
形や文字の列を指定しなくても、プログラム的に自動的
に指定を行うことにより、プレゼンテーション実行時に
必要な表示画面用のデータ量の削減を図ることが可能と
なる。
【0050】なお、プレゼンテーションの実行の際、表
示時間に応じてアニメーション表示を行うためには、本
実施例では、各表示時刻毎に下位に位置する素材図形デ
ータから順にVRAMに上書きしていく、この際動的デ
ータについては表示時間と表示位置の関係についての属
性データからその時刻での表示位置を定める、ことによ
りなされるが、これについては公知技術であるため、そ
の説明は省略する。(第3実施例)図12は、本発明に
係るイメージ作成装置の第3実施例の構成図である。
【0051】本図においても、先の2つの実施例と同じ
構成、機能のものについては同一の符号を付し、併せて
再度の説明は省略する。以下、固有の構成について説明
する。303は、アニメーション定義された図形や文字
の列を挟んで違ったレベルづけを行うレベル別静的デー
タ指定部である。304は、同じレベルを持った図形や
文字の列の表示データを合成してレベル毎の表示データ
を作成するレベル別素材合成部である。
【0052】次に、以上のように構成された本実施例の
画面編集装置及びプレゼンテーション実行装置の動作を
説明する。先の第2実施例同様、アニメーションを定義
された図形や文字の列を含む表示画面ができ上がると、
画面の編集者はレベル別静的データ指定部303にレベ
ル別の静的データの指定を指示する。
【0053】レベル別静的データ指定部303では、ま
ずデータ属性保存部2に保存されている図形や文字の列
の重なり順の情報から、一番下にある図形または文字の
列を取り出す。次に取り出したデータに対して、アニメ
ーションが定義されているか否かを動作判定部202に
問い合わせる。
【0054】動作判定部202では、レベル別静的デー
タ指定部303から問い合わせのあった図形や文字の列
について、それらにアニメーションが定義されているか
否かを、データ属性保存部2に保存されている図形や文
字の列のアニメーション定義情報から判定する。動作判
定部202でアニメーションが定義されていないと判定
されると、レベル別静的データ指定部303では、一番
下の図形または文字の列をレベル別素材合成部304で
合成される図形や文字の列としてレベル1という印(フ
ラグ、flag)をつける。
【0055】次に、レベル別静的データ指定部303
は、下から2番めの図形または文字の列を取り出し、一
番下の図形または文字の列と同様に動作判定部202で
アニメーションが定義されているか否かを判定する。そ
して、アニメーションが定義されていないと判定される
と、レベル別静的データ指定部303では、2番めの図
形または文字の列にも、レベル別素材合成部104で合
成される図形や文字の列として一番下の図形または文字
の列と同じレベル1という印をつける。
【0056】以上の処理を、動作判定部202でアニメ
ーションが定義がされていると判定される図形や文字の
列が現れるまで繰り返す。これにより、最初にアニメー
ションが定義されている図形や文字の列が出てくるまで
の全ての静的な図形や文字の列に対して、レベル1とい
う印が付けられることになる。
【0057】次に、最初にアニメーションが定義されて
いる図形よりも上にある、そしてアニメーションが定義
されていない図形や文字の列があると、レベル別静的デ
ータ指定部303はその図形や文字の列に対してレベル
2という印をつける。以上の処理を、レベル1という印
をつけたときと同様に、次のアニメーションが定義され
ている図形または文字の列が現れるまで繰り返す。
【0058】このようにして、画面上に表示されている
すべての図形または文字の列すべての処理が終了する
と、レベル別素材合成部304を起動する。レベル別素
材合成部304は、同じレベルの印を付けられた図形や
文字の列毎に、先のに第1実施例の素材合成部4と同様
の処理を行うことにより、同じレベルの印を持つ表示デ
ータを一つの表示データとして合成する。以上のように
動作する本実施例のイメージ作成について、具体的に図
13に示す画面を用いて説明する。
【0059】本図に示す画面イメージは、背景イメージ
21、人のイメージ22、車の図形83、タイトルの文
字の列24、木のイメージ115の5つの図形または文
字の列から構成されおり、車の図形83に対してアニメ
ーションが定義されている。車の図形83に定義されて
いるアニメーションの内容は、車の図形83が図13の
(a)の位置から図13の(b)の位置まで直線的に移
動するものである。
【0060】図13の画面イメージにおけるデータ保存
部1の内容を図14に、同じくデータ属性保存部の内容
を図15に示す。図13の画面イメージの例では、レベ
ル別静的データ指定部により、背景イメージ21と人の
イメージ22に対してレベル1という印が、タイトル文
字の列24と木のイメージ115に対してレベル2とい
う印が付けられる。
【0061】次に、レベル別素材合成部304では、レ
ベル1という印が付けられた背景イメージ21と人のイ
メージ22の表示イメージを合成した表示イメージと、
レベル2という印が付けられた木のイメージ115とタ
イトル文字の列24の表示イメージを合成した表示イメ
ージを作成する。併せてデータ保存部1とデータ属性保
存部2の内容を図16の(a)と(b)に示すように変
更する。このもとで、先の第2実施例とほぼ同様に、図
13の(a)と(b)に示すようなプレゼンテーション
の表示がなされることとなる。
【0062】以上説明してきたように、本実施例によれ
ば、表示画面の編集者が作成した表示画面上の図形や文
字の列のうち、アニメーション定義がされていないもの
を、定義されているものを基準としてレベルわけを行う
レベル別静的データ指定部303と、レベル別にわけら
れた図形や文字の列毎に合成した表示イメージを合成す
るレベル別素材合成部304を設けることにより、編集
者が図形や文字の列を指定しなくてもアニメーション定
義がされていない全ての図形や文字の列の表示イメージ
を合成することが可能となり、ひいては、プレゼンテー
ション実行時に必要な表示画面のデータ量の削減が可能
となる。
【0063】特に、表示すべき素材データの数が多い場
合には、操作者の錯誤防止も図ることが可能となる。 (第4実施例)図17は、本発明に係るイメージ作成装
置の他の実施例の構成図である。本図においても、先の
各実施例と同じ構成、機能のものについては同一の符号
を付すことにより、その説明は省略する。以下、本実施
例固有の構成について説明する。
【0064】401は、アニメーション定義を持つ図形
や文字の列がアニメーションを行ったときに通る表示の
領域を計算により求める軌跡計算部である。403は、
軌跡計算部401が計算した軌跡の領域と重なりがある
か否かを判定し、アニメーション定義を持たない図形や
文字の列のレベルわけを行うレベル別静的データ判定部
である。
【0065】次に、以上の構成を特徴とする本実施例の
画面編集装置及びプレゼンテーション実行装置の動作を
説明する。先の第3実施例と同様に、アニメーションを
定義された図形や文字の列を含む表示画面ができ上がる
と、画面編集者はレベル別静的データ判定部403にレ
ベル別の静的データの判定と指定を指示する。
【0066】レベル別静的データ判定部403では、ま
ずデータ属性保存部2に保存されている図形や文字の列
の重なり順の情報から、一番下にある図形または文字の
列を取り出す。次に、動作判定部202に、取り出した
データに対してアニメーションが定義されているか否か
を問い合わせる。
【0067】動作判定部202では、レベル別静的デー
タ判定部403から問い合わせのあった図形や文字の列
に対して、データ属性保存部2に保存されている図形や
文字の列のアニメーション定義情報からアニメーション
が定義されているか否かを判定する。動作判定部202
でアニメーションが定義されていないと判定されると、
レベル別静的データ判定部403では、一番下の図形ま
たは文字の列をレベル別素材合成部304で合成される
図形や文字の列としてレベル1という印をつける。
【0068】次に、レベル別静的データ判定部403は
下から2番めの図形または文字の列を取り出し、一番下
の図形または文字の列と同様に動作判定部202でアニ
メーションが定義されているか否かを判定する。そし
て、アニメーションが定義されいないと判定されると、
レベル別静的データ判定部403では、2番めの図形ま
たは文字の列も、レベル別素材合成部304で合成され
る図形や文字の列として、一番下の図形または文字の列
と同じレベル1という印をつける。
【0069】動作判定部202では、この処理を、アニ
メーションが定義がされていると判定される図形や文字
の列が現れるまで繰り返す。これにより、最初にアニメ
ーションが定義されている図形や文字の列が出てくるま
での図形や文字の列に対して、レベル1という印が付け
られることになる。次に、最初にアニメーションが定義
されている図形が出てくると軌跡計算部401を起動
し、アニメーション定義がされている図形が表示面で動
く際占めると領域を定義内容からもとに計算し、データ
属性保存部などに保存する。
【0070】なお、アニメーションが定義されている図
形の軌跡の計算であるが、四角形や円等簡単な形状、動
きも直線等簡単なものであるならば、動きの始点と終点
の各対応する頂点を結ぶ線分と始点及び終点の図形で囲
まれた領域の輪郭を求めることによりなされる。多少複
雑な図形では図形の輪郭線の要部を幾点かとり、また複
雑な動きならば該図形の位置座標を定義した点の軌跡
(純粋な数学的な点の軌跡)の表す曲線の最大若しくは
最小X座標位置、同じくY座標位置、並びに始点と終点
及びその間の何点かをとり、その点に対応する各要部の
点の占める位置座標をもとに軌跡の輪郭を求めることと
している。また、中心位置を不変としたまま寸法のみが
変化するのであるならば、最大寸法時のものとなる。た
だし、これを含めこの手法は周知技術であるため、これ
以上の説明は省略する。
【0071】そして、アニメーションが定義されている
図形の上にある図形や文字の列を取り出す。この図形や
文字列にアニメーションが定義されていない場合、レベ
ル別静的データ判定部403では、先のアニメーション
軌跡領域とこの図形や文字の列が重なっているか否かを
判定し、重なっていない場合には、先のアニメーション
よりも下の図形につけた印とおなじレベル1という印を
つける。この処理を先のアニメーション軌跡領域と重な
る図形や文字の列が現れるまで繰り返す。
【0072】次に、アニメーション軌跡領域と重なる図
形や文字の列が現れた場合、その図形や文字の列につけ
る印のレベルを1つ上げ、レベル2という印をつける。
そして、次のアニメーションが定義されている図形や文
字の列が現れるまで、図形や文字の列にレベル2という
印をつけていく。もし、先のアニメーション軌跡領域と
重なる図形や文字の列が現れずに次のアニメーションが
定義されている図形や文字の列が現れた場合は、自動的
に図形や文字の列につける印のレベルを1つ上げ、次か
らレベル2という印をつけるようにする。
【0073】以降、画面上に表示されているすべての図
形または文字の列の処理が終了するまで同様の処理を繰
り返すことにより、できるだけ下位の素材と合成するこ
とがなされる。そして、その後レベル別素材合成部30
4を起動する。レベル別素材合成部304は、同じレベ
ルの印を付けられた図形や文字の列毎に、第1実施例の
素材合成部4と同様の処理を行う。これにより、同じレ
ベルの印を持つ表示データが一つの表示データとして合
成される。
【0074】次に、以上のように動作する本実施例のイ
メージ作成装置について、具体的に図13に示す画面を
用いて説明する。本図に示す画面イメージは、背景イメ
ージ21、人のイメージ22、車の図形83、タイトル
文字の列24、木のイメージ115、の5つの図形また
は文字の列から構成されおり、車の図形113に対して
アニメーションが定義されている。
【0075】車の図形83に定義されているアニメーシ
ョンの内容は、車の図形83が図13の(a)の位置か
ら図13の(b)の位置まで直線的に移動するものであ
る。また、本図の画面イメージに対するデータ保存部1
の内容を図14に、同じくデータ属性保存部の内容を図
15に示す。図13の画面イメージの例では、まずレベ
ル別静的データ判定部403により、背景イメージ21
と人のイメージ22に対してレベル1という印が付けら
れる。
【0076】次に、車の図形83が取り出されるが、車
の図形はアニメーションの定義を有しているので、軌跡
計算部401が起動され、図18に示す移動の軌跡16
1が求められる。ついで、レベル別静的データ判定部4
03が、木のイメージ115を取り出し軌跡計算部40
1にて計算した車の図形83のアニメーション軌跡の領
域161と重複する領域の有無が判定される。木のイメ
ージ115の場合、重複部を有していないので、車の図
形83より下にある図形と同じレベル1の印が付けられ
る。
【0077】最後に、タイトル文字の列24が取り出さ
れ、木のイメージ115の場合と同様に、軌跡の領域1
61と重複する領域を有しているか否かが判定される。
タイトル文字の列24の場合には、軌跡の領域161と
重複する部分を有しているので、レベル2という印が付
けられる。次に、レベル別素材合成部304では、レベ
ル1という印が付けられた背景イメージ21と人のイメ
ージ22と木のイメージ24の表示イメージを合成した
表示イメージを作成し、この上でデータ保存部1とデー
タ属性保存部2の内容を図19の(a)と(b)に示す
ように変更する。
【0078】以上説明してきたように、本実施例によれ
ば、表示画面の編集者が作成した表示画面上の図形や文
字の列のうち、アニメーション定義がされているものに
ついては、そのアニメーション軌跡の領域を計算する軌
跡計算部401とアニメーションが定義されていない図
形や文字の列について、アニメーションの軌跡の領域を
考慮したレベル分けを行うレベル別静的データ判定部4
03とレベル別にわけられた図形や文字の列ごとに合成
した表示イメージを合成するレベル別素材合成部304
を設けることにより、アニメーション定義がされていな
いすべての図形や文字の列の表示イメージを自動的に合
成することが可能となる。その結果、図16と図19を
比較すればよくわかるようにプレゼンテーション実行時
に必要な表示画面に対するデータ量を、木と背景の重な
った分だけ一層減少させることができる。
【0079】以上、本発明を幾つかの実施例に基づいて
説明してきたが、本発明は何も上記実施例に限定されな
いのは勿論である。すなわち、以下のものも本発明に含
まれる。 (1)本発明の必要不可欠の構成要素(要件、手段)
を、製造等の都合で複数に分割したり、逆に複数のもの
を一としたり、あるいは適宜これらを組み合わせてい
る。
【0080】(2)アニメーションの定義された図形た
る動的データは1種ではなく、複数の種類である。 具体例としては、通りの一方側から見た他方側等であ
る。この場合には、最下位の静的データとして向こう側
(他方側)の商店街が、次に動的データとして通行人
が、次に静的データとして向こう側の街路樹が、次に動
的データとして東行きと西行き等の2層の自動車が、次
に静的データとしてこちら側の街路樹が見えることとな
る。そして、例えば最下層の商店街の図形は例えばショ
ウウィンドウに見入っている静止した人の図形等と共に
一のデータとして合成される。幾本かの街路樹も同様で
ある。更に、ショウウィンドウのイルミネーションとし
ての電灯が表示位置を変化させずに点滅し、このためシ
ョウウィンドウ内は最下層の動的データとなる。
【0081】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明では、コンピュータ上でプレゼンテーションを行う際
に、表示に際して重なり部を有する複数の静的データを
一の静的データとして合成することにより必要なデータ
量を削減することが可能となる。ひいては、高価なCP
Uや別途の記憶手段を必要とせず、プレゼンテーション
実行装置は安価、簡易なもので済むこととなり、その実
用的効果は大きい。
【0082】請求項2の発明では、請求項1の発明の作
用がある程度自動的に行われるため、表示画面作成者の
作業も軽減される。請求項3の発明では、請求項1の発
明の効果に加えて、請求項1の発明の作用がある程度自
動的に行われるため、表示画面作成者の作業も軽減され
る。請求項4の発明では、プレゼンテーション用の画面
の編集終了後、動的データとの上下関係を考慮しつつ画
面表示に必要な静的データの量を自動的に削減すること
となり、ひいては、編集者の合成のための作業も少なく
なり、また安価な装置上でのプレゼンテーションも可能
となるため、その実用的効果は大きい。
【0083】請求項5の発明では、たとえ動的データの
上方の静的データであっても、動的データの表示される
範囲と重ならないならば、前記動的データの直下位の素
材データと合成することにより、画面表示に必要なデー
タの極小化を図れる。このため、より実用性が高くな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るイメージ作成装置の(画面編集装
置を中心とし、併せてプレゼンテーション実行装置を有
する)第1実施例の構成図である。
【図2】上記実施例における全体の手順の流れを示した
図である。
【図3】上記実施例における表示画面の例である。
【図4】上記実施例におけるデータ保存部の記憶するデ
ータ内容の一例である。
【図5】上記実施例におけるデータ属性保存部の記憶す
るデータ内容の一例である。
【図6】上記実施例におけるイメージ作成装置の処理途
中のデータの様子の一例である。
【図7】上記実施例におけるイメージ作成装置の処理後
のデータ一例である。
【図8】上記実施例におけるビットマップデータを対象
としての素材データの合成の手順を示した図である。
【図9】本発明に係るイメージ作成装置の(画面編集装
置とプレゼンテーション実行装置)第2実施例の構成図
である。
【図10】上記実施例における表示画面例とデータ属性
の例である。
【図11】上記実施例におけるイメージ作成装置の処理
後のデータ例である。
【図12】本発明に係るイメージ作成装置の(画面編集
装置とプレゼンテーション実行装置)第3実施例の構成
図である。
【図13】第3、(第4)実施例における表示画面の一
例である。
【図14】第3、(第4)実施例におけるデータ保存部
の記憶するデータ内容の一例である。
【図15】第3、(第4)実施例におけるデータ属性保
存部の保存するデータの内容の一例である。
【図16】第3実施例におけるイメージ作成装置で処理
した後のデータの一例である。
【図17】本発明に係るイメージ作成装置の(画面編集
装置とプレゼンテーション実行装置)第4実施例の構成
図である。
【図18】上記実施例における、車の図形がアニメーシ
ョン表示のため移動する際占める表示領域(軌跡の領
域)の例である。
【図19】上記実施例におけるイメージ作成装置の処理
後のデータの例である。
【符号の説明】
1 データ保存部 2 データ属性保存部 3 データ指定部 4 素材合成部 5 入力部 6 表示部 7 素材データ作成部 8 配置編集部 9 プレゼンテーションデータ保存部 10 プレゼンテーション実行装置 21 背景のイメージ 22 人のイメージ 23、83 車の図形 24 文字の列 201 アニメーション定義部 202 動作判定部 203 静的データ指定部 303 レベル別静的データ指定部 304 レベル別素材合成部 115 木のイメージ 161 車が移動する軌跡 401 軌跡計算部 403 レベル別静的データ判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G09G 5/377 G09G 5/36 520N (56)参考文献 特開 平5−89106(JP,A) 特開 平4−139583(JP,A) 特開 平4−36877(JP,A) 特開 平5−67185(JP,A) 特開 平6−195437(JP,A) 特開 平2−166564(JP,A) 特開 平2−36481(JP,A) 特開 平5−73529(JP,A) 特開 平2−308376(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/80 G06T 3/00 G06T 13/00 G09G 5/00 G09G 5/377

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータの制御のもとで、図形、文
    字、イメージを組み合わせてプレゼンテーションとして
    表示すべき画面を編集、作成する画面編集装置におい
    て、 画面上に表示される、また表示画面の素材としての図
    形、文字、イメージのデータを、当初は別々に保存する
    データ保存部と、 前記データ保存部に別々に保存されている各素材データ
    について、その表示位置、重なりの順番の属性データを
    保存するデータ属性保存部と、 組み合わせ編集の対象とする静的データである図形、文
    字、イメージの素材データのうち、一のデータとして合
    成すべきものを指定する素材指定部と、 上記指定された素材データを前記データ属性保存部の保
    存する属性データを基に、重なりの下から順番に上書き
    することにより合成して1の素材データとし、併せて前
    記データ保存部からは前記指定された素材データを削除
    し前記合成した1の素材データを保存し、かつ、前記指
    定された素材データに関するデータ属性保存部の保存す
    属性データを削除し前記合成した1の素材データに関
    する属性データを保存する素材合成部と、 前記素材合成部による修正後の前記データ保存部とデー
    タ属性保存部に保存されている各データをプレゼンテー
    ションのために出力する出力部とを備えることを特徴と
    する表示画面作成装置。
  2. 【請求項2】 前記データ保存部に保存されている各素
    材データに対して、その属性データの1として表示位置
    の動きや大きさの変化、色の変化についてのアニメーシ
    ョン情報を付加するアニメーション定義部と、 上記図形、文字、イメージの各素材データが、アニメー
    ションに関する属性データを持っている動的データか否
    かを判定する動作判定部と、 前記動作判定部で動的データでないと判定された素材デ
    ータを取り出していく静的データ取出部と、 前記静的データ取出部にて取り出された素材データのみ
    を、前記素材指定部による指定に伴いなされる前記素材
    合成部の合成の対象となるよう制御する静的データ指定
    合成制御部とを備えることを特徴とする請求項1記載の
    表示画面作成装置。
  3. 【請求項3】 コンピュータの制御のもとで、図形、文
    字、イメージを組み合わせてプレゼンテーションとして
    表示すべき画面を編集、作成する画面編集装置におい
    て、 画面上に表示される、また表示画面の素材としての図
    形、文字、イメージのデータを、当初は別々に保存する
    データ保存部と、 前記データ保存部に別々に保存されている各素材データ
    について、その表示位置、重なりの順番の属性データを
    保存するデータ属性保存部と、 前記データ保存部に保存されている各素材データに対し
    て、その属性データの1として表示位置の動きや大きさ
    の変化、色の変化についてのアニメーション情報を付加
    するアニメーション定義部と、 上記図形、文字、イメージの各素材データが、アニメー
    ションに関する属性データを持っている動的データか否
    かを判定する動作判定部と、 前記動作判定部で動的データでないと判定された素材デ
    ータを取り出していく静的データ取出部と、 前記静的データ取出部にて取り出され、かつ、組み合わ
    せ編集の対象とされる図形、文字、イメージの素材デー
    タのうち、一のデータとして合成すべきものを指定する
    素材指定部と、 上記指定された素材データを前記データ属性保存部の保
    存する属性データを基に、重なりの下から順番に上書き
    することにより合成して1の素材データとし、併せて前
    記データ保存部とデータ属性保存部の保存するデータに
    所要の修正を行う素材合成部と、 前記素材合成部による修正後の前記データ保存部とデー
    タ属性保存部に保存されている各データをプレゼンテー
    ションのために出力する出力部とを備えることを特徴と
    する表示画面作成装置。
  4. 【請求項4】 前記静的データ取出部は、 取り出された全ての静的データに対して、前記データ属
    性保存部の保存する属性データをもとに該素材データが
    各動的データに対して、表示画面上での重なり順が上と
    なるか下となるかを動的データの重なり順位をも考慮し
    つつ判定し、動的データの重なり順位を基準にしての重
    なりの区分け印を付すレベル別静的データ指定部分を有
    し、 前記素材合成部は、 同じ区分け印をもつ素材データ毎に、重なり順の下から
    順番に表示に必要な素材データを合成していくレベル別
    素材合成部分を有することを特徴とする請求項2または
    請求項3のいずれかに記載の表示画面作成装置。
  5. 【請求項5】 前記表示画面作成装置は、さらに、 前記動作判定部が動的データと判定した各素材データに
    対して、その属性データをもとに、表示画面上での軌跡
    を求める軌跡計算部を有し、 前記レベル別静的データ指定部分は 動的 データよりも重なり順で上位にある素材データが画
    面上で占める領域が前記軌跡計算部が求めたより下位
    の動的データの軌跡に重ならない場合は、前記動的デー
    タの直下位の素材データと同じ区分け印をつけるレベル
    別静的データ判定小部分を有することを特徴とする請求
    項4記載の表示画面作成装置。
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