JPH11120267A - 文書処理装置及びそのための記録媒体 - Google Patents

文書処理装置及びそのための記録媒体

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JPH11120267A
JPH11120267A JP9285383A JP28538397A JPH11120267A JP H11120267 A JPH11120267 A JP H11120267A JP 9285383 A JP9285383 A JP 9285383A JP 28538397 A JP28538397 A JP 28538397A JP H11120267 A JPH11120267 A JP H11120267A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書中の任意の位置に、簡単かつ少ない操作
量で、意図する桁数・段数から構成される表を少ない操
作量で作成する手段を提供することを目的とする。 【解決手段】 マウスやペンやタブレット等のポインテ
ィングデバイスを有するワードプロセッサ等の文書処理
装置において、作成する文書の中に、表を作成する機能
を有し、ポインティングデバイスを用いて表の外枠を作
成する際に、表の幅を指定しながら同時に指定中の表の
全幅に応じた表の横方向桁数が決定される、あるいは、
かつ、表の高さを指定しながら同時に指定中の表の高さ
に応じた表の縦方向段数が決定する表作成手段を備える
ことを特徴とする文書処理装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は日本語ワードプロセ
ッサ等において、文書中に表を作成する作表機能を有す
る文書処理装置及びそのための記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】文書処理装置において、文書中に表を作
成する作表機能を備えたものがある。作表機能では文書
中に複数の縦横に並んだ矩形の桝目を作り、その各々の
桝目の中で文字列を編集することにより、表内での文字
入力を簡単に行うことが可能である。また、桝目と桝目
との境は区切り線で仕切られるのが一般的である(特開
平5−342199号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】表を作成しようとする
場合には、表の縦・横のサイズ、表の縦の段数、横の桁
数、各桝の高さ・幅を何らかの方法で指定することによ
り、操作者が意図する体裁の表を得ることができる。
【0004】この方法については、従来の技術では大別
して2つの方法があり、一方は、図18のステップ10
1から、ステップ103に例示するように、表示画面上
の任意の位置をポインティングデバイスで指定すること
により、表の外枠と、区切り線の位置を指示して表を完
成させるものである。他方は、図19のステップ201
から、ステップ203に例示するように、表の体裁を決
定するパラメータを指定するための入力モードに移行し
て表の体裁を数値で設定し、その結果が画面に反映され
る方法である。
【0005】これら2つの方法には、それぞれ利点・欠
点があり、すなわち、表示画面上にポインティングデバ
イスで直に表の体裁を指定する方法では、表を作成しよ
うとする周りの文書の状態、つまり、1行の幅や、行
頭、行末から表の端までの距離といった、表とその周り
との、相関関係を画像イメージで直感的に把握しながら
表を作成できるという長所の反面、各桝目の幅が揃わな
かったりする。あるいは、外枠を先に作成し、区切りを
入れて桝目を作っていくと、意図していた桁数が得られ
ず、外枠の大きさあるいは、区切りの位置の修正が必要
になる欠点、および、表の桁数、段数が多い場合には、
多量の区切り線を作成するために、操作量が大きく、作
業効率に劣る欠点がある。
【0006】また、表の体裁を決定するパラメータを別
入力モードで指定する方法では、各桝目の幅や高さや表
全体の幅、高さ、桁数、段数などを数値で指定するた
め、各桝目の幅が揃わない、あるいは、所望の段数、桁
数が得られない失敗は起こりにくいが、表を挿入しよう
とする文書のイメージを見ながら数値項目を設定できな
いため、また、設定している数値が実際の文書上にどの
ようにレイアウトされるのかを予測し難いため、できあ
がった表と周りの文書の相関関係が、意図していたイメ
ージと異なり、修正を繰り返す場合が多いという欠点が
ある。
【0007】上述のように、操作者が意図する各桝目の
幅、高さの揃った、また、所望の段数、桁数から構成さ
れる表を文書中の位置に作成するのは、いずれの方法を
用いても、失敗と修正を繰り返しながら行わなければな
らず、操作量が多くなり、作業効率が悪いという問題点
があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を
解決するためのものであって、文書中の任意の位置に、
簡単かつ少ない操作量で、意図する桁数・段数から構成
される表を少ない操作量で作成する文書処理装置を提供
することを目的とする。
【0009】また、簡単かつ少ない操作量で、文書中の
表の各桝目の幅と高さが揃った状態を維持しながら、表
全体の高さと幅を調整するための文書処理装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】更に、表を構成する各々の桝目の大きさの
比を変更することなく表全体を拡大・縮小する、あるい
は、表中に任意の区切り線の位置を変更して任意の桝目
の大きさを変更する操作を、共通性の高い操作手順で処
理を行なうことを可能とする文書処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】更にまた、表中の任意の区切り線の位置を
変更して任意の桝目の大きさを変更する、あるいは、表
中の任意の位置に新しく桝目を追加する操作を、共通性
の高い操作手順で処理を行なうことを可能とする文書処
理装置を提供することを目的とする。
【0012】更に、表を作成、あるいは表の体裁を変更
する際に、変更操作の結果、各桝目の中に入る文字の1
行字数、行数、区切り線からの余白がどのように変化す
るかを、作成、あるいは、変更操作の確定前に操作者に
明示することにより、表の外枠線や区切り線の位置を何
度も修正する手間を省き、効率的な表の作成、変更を行
なえる文書処理装置を提供することを目的とする
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の文書処理
装置は、マウスやペンやタブレット等のポインティング
デバイスを有する文書処理装置において、作成する文書
の中に、表を作成する機能を有し、ポインティングデバ
イスを用いて表の外枠を作成する際に、表の幅を指定し
ながら同時に指定中の表の全幅に応じた表の横方向桁数
が決定される表作成手段を備えることを特徴とする文書
処理装置である。
【0014】請求項2記載の文書処理装置は、文書中に
作成した表の外枠の幅を変更すると、変更前と変更後の
拡大あるいは縮小割合に比例して、表を構成する桝目の
各々の幅が自動的に拡大あるいは縮小されることを特徴
とする。
【0015】請求項3記載の文書処理装置は、文書中に
作成した表の外枠の幅を変更すると、表の外枠の高さを
変更すると変更前と変更後の拡大あるいは縮小割合に比
例して、表を構成する桝目の各々の高さが自動的に拡大
あるいは縮小されることを特徴とする。
【0016】請求項4の文書処理装置は、ポインティン
グデバイスを用いて、表全体の幅あるいは表を構成する
桝目の各々の幅を拡大あるいは縮小する、あるいは、表
を構成する桝目の区切り線の位置を変更する場合におい
て、これらいずれの処理を行うかの指示を、ポインティ
ングデバイスで指示する表上、あるいは、処理しようと
している表に関連があることが明確な画面上の位置によ
り区別することを特徴とする。
【0017】請求項5記載の文書処理装置は、ポインテ
ィングデバイスを用いて、表の縦方向の高さあるいは表
の縦方向の段数を変更する場合において、これらいずれ
の処理を行うかの指示を、ポインティングデバイスで指
示する表上、あるいは、処理しようとしている表に関連
があることが明確な画面上の位置により区別することを
特徴とする。
【0018】請求項6記載の文書処理装置は、ポインテ
ィングデバイスを用いて表の縦区切り線を表内の別の位
置に複写することで、表の横方向桁数を変更する、ある
いは、表を構成する縦区切り線の位置を変更する場合に
おいて、これらいずれの処理を行うかの指示を、キーボ
ード上の特定キーを併用するか否かによって区別するこ
とを特徴とする。
【0019】請求項7記載の文書処理装置は、ポインテ
ィングデバイスを用いて表の横区切り線を表内の別の位
置に複写することで、縦方向段数を変更する、あるい
は、表を構成する横区切り線の位置を変更する場合にお
いて、これらいずれの処理を行うかの指示を、キーボー
ド上の特定キーを併用するか否かによって区別すること
を特徴とする。
【0020】請求項8記載の文書処理装置は、文書中に
表を作成中に、あるいは、作成した表の体裁を変更中
に、表の各桝目の中に、文字の大きさを表す四角形のよ
うなシンボルの行列、あるいは、縦・横桝目のグリッド
線を、各桝目の中に、文字が入力されたと仮定した場合
の文字がレイアウトされる位置を示す、すなわち、各桝
目に入力可能な桝目内の1行字数と、桝目内に入力可能
な文字列の行数、さらに、桝目の外周四辺から、文字ま
での間隔つまり桝目内での余白を図的に示すように表示
する特定の規則に従い表示することを特徴とする。
【0021】請求項9記載の文書処理装置は、マウスや
ペンやタブレット等のポインティングデバイスを有する
文書処理装置において、作成する文書の中に、表を作成
する機能を有し、ポインティングデバイスを用いて表の
外枠を作成する際に、表の高さを指定しながら同時に指
定中の表の高さに応じた表の縦方向段数が決定する表作
成手段を備えることを特徴とする。
【0022】請求項10記載の記録媒体は、マウスやペ
ンやタブレット等のポインティングデバイスを有する文
書処理装置を、作成する文書の中に、表を作成する機能
を有し、ポインティングデバイスを用いて表の外枠を作
成する際に、表の幅を指定しながら同時に指定中の表の
全幅に応じた表の横方向桁数が決定される表作成手段と
して機能させるためのプログラムを記録した記録媒体で
ある。
【0023】請求項11記載の記録媒体は、マウスやペ
ンやタブレット等のポインティングデバイスを有する文
書処理装置を、作成する文書の中に、表を作成する機能
を有し、ポインティングデバイスを用いて表の外枠を作
成する際に、表の高さを指定しながら同時に指定中の表
の高さに応じた表の縦方向段数が決定する表作成手段と
して機能させるためのプログラムを記録した記録媒体で
ある。
【0024】請求項1又は9記載の文書情報処理装置に
よれば、操作者が、始点位置指示手段を用いて、表の文
書への挿入位置を指定した後に、表サイズ指示手段を用
いて表のサイズを指定する操作中に、段数・桁数演算手
段と未確定表形状表示手段が、作成中の表のイメージを
画面上に表示するように作用し、操作者は、表示された
表の段数、桁数を確認しながら表のサイズを調整するこ
とができ、少ない操作量で、意図した段数、桁数で構成
される表を作成することができる。
【0025】請求項2又は3記載の文書情報処理装置に
よれば、操作者が表の外枠のサイズを変更する操作を行
うと、桝目サイズ再設定手段の作用により、各桝目の
幅、高さが比例配分的に変更されるため、少ない操作量
で、各桝目の幅、高さが揃った形状の表を作成すること
ができる。
【0026】請求項4又は5記載の文書情報処理装置に
よれば、画面上に表示されている表の異なる部分を指定
する操作が、表のサイズを変更する操作の開始と、表の
任意の区切り線の位置を変更する操作の開始の区別を行
うように作用し、操作開始後は、指定した対象を移動す
るという共通の操作が、表の外枠のサイズの変更、ある
いは、表の任意の区切り線の位置を変更する処理を行う
ように作用するため、操作者が多くの操作手順を覚える
必要が無く、かつ、少ない操作手順で、所望の段数、行
数から構成され、所望の体裁の表を作成することができ
る。
【0027】請求項6又は7記載の文書情報処理装置に
よれば、画面上に表示されている表の部分を指定する操
作に伴い、任意のキーが押下されているか否かによっ
て、表の任意の区切り線の位置を変更する操作の開始
と、表の段数、行数を変更する操作の開始の区別を行う
ように作用し、操作開始後は、指定した対象を移動する
という共通の操作が、表の外枠のサイズの変更、あるい
は、区切り線を複写することで表の段数・行数の変更処
理を行うように作用するため、操作者が多くの操作手順
を覚える必要が無く、かつ、少ない操作手順で、所望の
段数、行数から構成され、所望の大きさの表を作成する
ことができる。
【0028】請求項8記載の情報処理装置によれば、表
の作成中および変更中に、確定前の表の各桝目の大きさ
に応じて、文字が入力されたと仮定した文字レイアウト
が画面に表示されるように作用する。これにより、操作
者は、該文字レイアウトを確認しながら、表を作成、変
更することが可能となり、所望の1行字数、行数、余白
を持つ桝目から構成される表を効率よく作成することが
できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態の文
書処理装置について図面を参照しながら説明する。
【0030】図1は本発明の一実施の形態の文書処理装
置の構成を示すブロック図である。本発明は、キーボー
ド307と、画面表示装置304と、画面上の任意の位
置を指示するためのマウス308と、プログラムのコー
ドを記憶し、実行するためのプログラムメモリ302
と、データを記憶するためのデータメモリ303と、プ
ログラムおよびデータを記憶するための外部記憶装置3
06と、外部記憶装置と前述のメモリとの間におけるデ
ータのやり取りを高速に実行することを目的として備え
るキャッシュメモリ305と、前述のメモリおよび装置
から構成される装置全体を制御するCPU301を備え
る文書処理装置に適用される。
【0031】図2はこの文書処理装置における、作表機
能の処理に係わる部分を機能的に示すブロック図であ
る。図2において、CRT400は、通常のCRTある
いはLCDを用いた表示装置である。
【0032】表示制御部401は、カーソル位置レジス
タ407の内容、マウスポインタ位置レジスタ406の
内容に基づいて文字入力カーソル、マウスポインタをC
RT400に表示し、かつ、文書データメモリ412の
内容に基づき、文書をCRT400に表示し、さらに、
未確定表データ作成プログラム410の指示に基づき、
作成あるいは変形中の未確定の表の体裁を表すイメージ
をCRT400に表示する。キーボード402は、通常
の106キーボードのようなキー入力装置で、キー入力
制御部403は、キーボード402からの入力を、処理
し、文字コード、あるいは、消去、カーソル移動などの
編集処理コードを入力・編集制御プログラム408へ渡
す。
【0033】マウス404は、通常の2ボタンマウスの
ような画面上の任意の点を指示する入力装置で、マウス
入力制御部405は、マウスからの入力を処理して、移
動量や、ボタンの押下、ボタンの開放等のコードとし
て、入力・編集制御プログラム408へ渡す。マウスポ
インタ位置レジスタ406は、マウスポインタを表示す
べき画面上の位置を記憶し、この位置は、マウス入力制
御部405から送出されるコードを入力・編集制御プロ
グラム408が処理して、マウスポインタの画面上の位
置を決定して更新される。
【0034】カーソル位置レジスタは、文字編集用カー
ソルを表示すべき文書上の位置を記憶し、この位置は、
マウス入力制御部405や、キー入力制御部405から
送出されるコードを入力・編集制御プログラム408が
処理して、文字入力用カーソルの文書上の位置を決定し
て更新される。入力・編集制御プログラム408は、文
書情報処理装置全体の動作を制御する。すなわち、表の
作成あるいは変形処理の起動・終了や、文字の入力や編
集、画面の表示更新の判断等を行なう。
【0035】表作成・変形制御プログラム409は、入
力・編集制御プログラム408の指示により、表の作成
・変形の、作表に係わる処理を制御するサブプログラム
である。未確定表データ作成プログラム410は、作成
・変形中の表の体裁を表すイメージを作成するための表
の外枠のサイズ、各桝目の位置、サイズ等のデータを作
成し、表示用未確定表データメモリ411に渡す。文書
データメモリ412は、文書処理装置で作成する文書の
データ、つまり、文書の用紙書式や、文字列や改行コー
ドといった文字データ、文書中の作表データを記憶す
る。
【0036】図2において、入力・編集制御プログラム
408、表作成・変形制御プログラム409、及び、未
確定表データ作成プログラム410の少なくとも1つは
プログラムを記録した媒体として構成してもよい。
【0037】その場合は、記録媒体とは、フロッピー、
CD,MD,DVD等の磁気記録媒体,更にICカード
等の電気的記録媒体であれば何でもよく、それらは着脱
自在なものである。
【0038】図3は、図2の文書データメモリ411の
内容をより詳細に説明するものである。図3において、
表外文字列データ500は、作表の内部を除く文書中の
文字列や改行等の文字データを記憶する。表位置管理デ
ータ501は、文書中に複数存在可能な作表データの文
書の中での位置を記憶する。表データ502は、表の枠
や桝目の中の文字列を管理するデータ群で、文書中に存
在する作表の個数だけ生成される。表サイズデータ50
3は、表データ502に属し、表の外枠のサイズを記憶
する。桝目データ504は、表データ502に属し、表
を構成する各桝目の位置やサイズ、桝目の中に属する文
字列データを記憶し、表データの中には、桝目の個数分
だけ桝目データ504が存在する。
【0039】桝目サイズ・位置データ505は各々の桝
目のサイズと、その桝目が属する表の中での桝目の位置
を記憶する。桝目内文字列データ506]は、各々の桝
目の中の文字列データを記憶する。桝目内書式データ5
07は、各々の桝目の中の文字列をレイアウトするため
の書式、つまり、文字ピッチ、改行ピッチ、文字サイズ
等を記憶する。
【0040】図4は、図2の表作成・変形制御プログラ
ム409の内容をより詳細に説明するものである。図4
において、表作成手順制御プログラム601は、表の作
成開始から終了までの一連の処理手順を制御する。表拡
大・縮小手順制御プログラム602は、表の拡大・縮小
の開始から、終了までの一連の処理手順を制御する。区
切り線移動手順制御プログラム603は、任意の区切り
線の移動の開始から移動の終了までの、一連の処理手順
を制御する。
【0041】区切り線複写手順制御プログラム604
は、任意の区切り線の複写の開始から複写の終了までの
一連の処理手順を制御する。外枠始点位置指定プログラ
ム605は、表を新規作成する際に、操作者に、表の外
枠の角の1点の文書中での位置を、CRT400上で指
示するように要求し、指示された位置を文書上での座標
として取得するまでの一連の処理を制御する。表サイズ
指定プログラム606は、表の外枠のサイズを指定する
際に、操作者に、CRT400上で表のサイズを指示す
るように要求し、指示された位置を文書上の座標でのサ
イズとして取得するまでの一連の処理を制御する。
【0042】表サイズ確定プログラム607は、表の外
枠のサイズを指定する際に、マウス404の操作によ
り、表のサイズ指定の完了を指示するように要求し、完
了した時点での表のサイズを、文書上の座標でのサイズ
として取得するまでの一連の処理を制御する。段数・桁
数演算プログラム608は、任意の縦・横のサイズの矩
形と、桝目のサイズとして設定可能な最小の縦・横サイ
ズの固定データから、表の段数・桁数を演算する処理を
行なう。尚、最小の縦・横サイズの固定データは、操作
者が任意の値に変更可能であることが望ましい。
【0043】未確定表形状表示プログラム609は、新
規作成あるいは、変形処理中の表の形状を、CRT40
0に表示する処理を行なう。辺指定判断プログラム61
0は、操作者が、マウス404を用いて、CRT400
に表示されている表の辺を指定する操作を行なったこと
と、さらに、表のいずれの辺の位置を指定したかを判断
する処理を行なう。角指定判断プログラム611は、操
作者が、マウス404を用いて、CRT400に表示さ
れている表の外枠の角を指定する操作を行なったこと
と、さらに、表のいずれの角の位置を指定したかを判断
する処理を行なう。変形指示判断プログラム612は、
辺指定判断プログラム610か角指定判断プログラム6
11の処理によって得られた、操作者が指定した表の辺
または角の位置により、表全体のサイズの変更を行なう
のか、あるいは、表の区切り線の位置の移動の処理を行
なうのかを判断する処理を行なう。
【0044】表拡大・縮小プログラム613は、操作者
に、マウス404を用いて、CRT400上を指示する
ことにより、表を拡大・縮小するための操作を要求し、
指示されたサイズを取得する処理を行なう。桝目サイズ
再設定プログラム614は、表全体の拡大・縮小後の表
のサイズが指示された場合に、表を構成する各桝目のサ
イズをどのように変更するかを演算し、設定し直す処理
を行なう。複写指示判断プログラム615は、操作者
が、マウス404を用いて、CRT401に表示されて
いる表の外枠の辺、あるいは、区切り線を指定する操作
を行なった場合に、その辺を移動するのか、あるいは、
複写するのかを判断する処理を行なう。段桁数変更プロ
グラム615は、区切り線の複写に伴い、新規に桝目が
生じた際に、表データ504の桝目データを追加するこ
とにより、表データ502の更新を行なう処理を行な
う。
【0045】図4において、601から616の各プロ
グラムの少なくとも1つはプログラムを記録した媒体と
して構成してもよい。その場合は、記録媒体とは、フロ
ッピー、CD,MD,DVD等の磁気記録媒体,更にI
Cカード等の電気的記録媒体であれば何でもよく、それ
らは着脱自在なものである。
【0046】次に、以上のように構成したこの実施の形
態の動作について説明する。まず、この文書処理装置に
おける作表機能の仕様について説明する。
【0047】[文書中の作表の挿入位置・文字入力可能
範囲の中で、任意の位置に表を挿入可能にする機能] 作表の編集モード: ・文字の編集モード(図5の701)(表の外あるいは
表の桝目の中で文字入力や文字編集を行なう) ・外枠の作成モード(図5の702)(作成時に同時に
表の段数・桁数を設定する) ・外枠の拡大・縮小モード(図5の703)(表を構成
する各々の桝目も同時に拡大・縮小される) ・任意の区切り線の移動モード(図5の704)(移動
した区切り線に接する桝目のサイズが変更される) ・任意の区切り線の複写モード(図5の705)(区切
り線が増える結果、桝目の個数が増加する)。
【0048】これらのモードと各モード間の移行の方法
を図5に示す。文字の編集モードから、表の新規作成モ
ードへは、操作者が、メニューの「表の作成」を選択す
ることにより移行する(706)。反対に表の新規作成
モードから文字の編集モードには、表の位置と段桁数の
指定作業の終了を指示するマウスのボタンアップを行な
うことで移行する(707)。文字の編集モードから、
拡大・縮小モードへは、操作者がマウスポインタを表の
左上、右下あるいは左下の角に合わせてマウスのボタン
ダウンを行なうことにより移行する(708)。反対に
表の拡大・縮小モードから文字の編集モードには、操作
者が拡大・縮小量の確定を指示するマウスのボタンアッ
プを行なうことで移行する(709)。
【0049】文字の編集モードから、区切り線の移動モ
ードへは、操作者がマウスポインタを表の外枠の角を除
く辺上、あるいは、区切り線の交点を除く線上に合わせ
てマウスのボタンダウンを行なうことにより移行する
(710)。反対に区切り線の移動モードから文字の編
集モードには、操作者が移動している辺の移動先の確定
を指示するマウスのボタンアップを行なうことで移行す
る(711)。
【0050】文字の編集モードから、区切り線の複写モ
ードへは、操作者がマウスポインタを表の外枠の角を除
く辺上、あるいは、区切り線の交点を除く線上に合わせ
て、キーボードのコントロール(Ctrl)キーを押下
しながら、マウスのボタンダウンを行なうことにより移
行する(712)。反対に区切り線の複写モードから文
字の編集モードには、操作者が複写している辺の複写先
の確定を指示するマウスのボタンアップを行なうことで
移行する(713)。
【0051】マウスポインタの形状:マウスポインタの
位置により、マウスポインタの形状が変化して、可能な
編集の種類を操作者に示唆する。マウスポインタの形状
の種類は以下の通り。
【0052】・文字入力カーソルの移動が可能な状態
(図6の801) ・表の外枠の作成が可能な状態(図6の802) ・表の区切り線の移動が可能な状態(図6の803、図
6の804) ・表の区切り線の複写が可能な状態(図6の805、図
6の806) ・表の拡大・縮小が可能な状態(図6の807、図6の
808、図6の809)。
【0053】[第1実施の形態]文書中に表を作成する
際の仕様に、本発明の請求項1又は9を適用した場合の
実施の形態を図7、図8を参照して説明する。
【0054】図7は、当文書情報処理装置のキー入力、
マウス入力、画面表示を処理するための入力・編集制御
プログラムの動作の流れ図である。この流れ図に示す制
御を行なうためのプログラムは図2の入力・編集手順制
御プログラム408に格納されている。
【0055】図7において、ステップ902から903
の処理で、操作者が、当文書情報処理装置のメニュー等
により、表の作成を指示した場合、まず、ステップ90
7で、マウスポインタの形状を図8の802に示す表作
成用形状に変更し、次に、ステップ908の表の新規作
成手順制御プログラムが起動される。
【0056】図8は、当文書情報処理装置の表を新規に
作成する際のキー入力、マウス入力、画面表示を処理す
るための表作成手順制御プログラムの動作の流れ図であ
り、図9のステップ908を詳しく説明するものであ
る。この流れ図に示す制御を行なうためのプログラムは
図4の表作成手順制御プログラム601に格納されてい
る。
【0057】新規作成モードに移行すると、図8のステ
ップ1002から1005で、外枠始点位置指定プログ
ラム(図4の605)の作用により、マウス(図1の3
08)の移動操作でマウスポインタを移動させて、表示
の開始点を指示することを操作者に要求する。ステップ
1005で、マウス(図2の404)のボタンダウンが
確認された場合には、表示の開始位置が確定される。
【0058】次に、ステップ1006から1011で、
表サイズ指定プログラム(図4の606)の作用によ
り、マウス(図2の404)のボタンをダウンしたまま
移動して、表のサイズを指示することを操作者に要求す
る。この際、マウスの移動が行われる度に、操作者が作
成しようとしている表のイメージをCRT(図2の40
0)に表示する。すなわち、ステップ1006、100
7で、マウスの移動を確認すると、表作成手順制御プロ
グラム(図4の601)は、表の開始点と、現マウスポ
インタの位置との距離の横方向成分、縦方向成分を計算
し、段数・桁数演算プログラム(図4の608)の作用
により、現マウスポインタ位置で、操作者が表のサイズ
を確定した場合の表の段数、桁数を求め、ステップ10
10と1011で、未確定表形状表示プログラム(図4
の609)の作用により、CRT(図2の400)に未
確定の表を表示する。
【0059】ここで、段数・桁数演算プログラム(図4
の608)は、表の横サイズに対して、桝目の最小横サ
イズの固定値がいくつ入るかを計算し、縦方向に対して
も同様の計算を行なうように作用する。例えば、作成中
の表の縦×横のサイズが、70mm×90mmで、桝目
の最小縦×横サイズが、20mm×20mmの固定値の
場合、段・桁数はそれぞれ、3段・4桁となる。また、
未確定表形状表示プログラム(図6−609)は、段数
・桁数演算プログラム(図4の608)で得た段数・桁
数で構成される表よりもはみ出している部分について
は、区切り線は表示せず、外枠のみを表示するように作
用する。
【0060】図12は、未確定の表を画面表示している
例である。ステップ1007とステップ1012で、マ
ウス(図2の404)の移動ではなく、マウスのボタン
アップの操作を確認すると、ステップ1013で、表の
サイズと、段・桁数が同時に確定される。この際、表サ
イズ確定プログラム(図4の607)の作用により、作
成した表の位置を表位置管理データ(図3の501)に
記憶し、更に、表の縦横サイズと各桝目サイズ・位置を
それぞれ、表サイズデータ(図3の503)、桝目サイ
ズ・位置データ(図3の505)に記憶し、桝目内文字
列データ(図3の506)には、桝目内文字の終了コー
ドのみを記憶し、桝目内書式データ(図3の507)に
は、固定値のデフォルト書式を示す書式データを記憶す
る。
【0061】ステップ1014で、確定した表をCRT
(図2の400)に表示し、表の新規作成処理を終了す
る。以上で説明した表の新規作成終了時の表の画面表示
の例を図13に示す。
【0062】[第2の実施の形態]文書中に作成した表
を拡大・縮小する際の仕様に、本発明の請求項2又は3
を適用した場合の実施例を図7、図9を参照して説明す
る。
【0063】図7において、ステップ909で、マウス
ボタンがダウンされると、ステップ910で、角指定判
断プログラム(図4の611)の作用により、マウスポ
インタが表の外枠の角の上にあるか否かを判断し、角の
上にある際には、ステップ916の表の拡大・縮小の処
理プログラムが起動される。
【0064】図9は、当文書情報処理装置の表を拡大・
縮小する際のキー入力、マウス入力、画面表示を処理す
るための表拡大・縮小手順制御プログラムの動作の流れ
図であり、図7のステップ916を詳しく説明するもの
である。この流れ図に示す制御を行なうためのプログラ
ムは図4の表拡大・縮小手順制御プログラム602に格
納されている。
【0065】図9において、ステップ1101の表の拡
大・縮小開始のステップでは、既にマウスのボタンはダ
ウンされたままの状態である。この時点での画面表示を
図13に示す。この表拡大・縮小手順制御プログラム
は、操作者のマウスのボタンアップの操作により終了す
る。まず、ステップ1102で操作者のマウス入力を受
け付け、ステップ1103で、マウスの移動を確認した
場合、ステップ1104からステップ1107の表の拡
大・縮小処理を行なう。
【0066】ステップ1104では、表拡大・縮小手順
制御プログラム(図4の602)の作用により、マウス
ダウンされた位置と、現マウスポインタの位置との距離
の横方向成分、縦方向成分を計算し、それぞれの値を、
元の表の横・縦サイズからの、増分とし、さらに、ステ
ップ1105で、桝目サイズ再設定プログラム(図4の
614)の作用により、表の元のサイズと、増分を加え
た表のサイズの比で、各桝目のサイズを更新し、表の左
上端を原点とする各桝目の相対位置を更新する。さら
に、ステップ1106と1107で、操作者が現マウス
ポインタの位置で、表のサイズを確定した場合の表のイ
メージを、未確定表形状表示プログラム(図4の60
9)の作用により、CRT(図2の400)に表示す
る。
【0067】図14のステップ1602は、操作者が表
を拡大・縮小中に、ステップ1107で表示される画面
表示である。ステップ1103とステップ1108で、
マウスのボタンアップが確認された場合には、ステップ
1109からステップ1112で、表の拡大・縮小の確
定の処理を行なう。まず、ステップ1109とステップ
1110で、表の縦横サイズと各桝目サイズ・位置をそ
れぞれ、表サイズデータ(図3の503)、桝目サイズ
・位置データ(図3の505)に記憶する。次に、ステ
ップ1111で、確定した表を、CRT(図2の40
0)に表示して、表拡大・縮小処理を終了する。表の拡
大・縮小処理終了時の表の画面表示の例を図14のステ
ップ1603に示す。
【0068】[第3の実施の形態]文書中に作成した表
の区切り線の位置を変更する際の仕様に、本発明の請求
項4又は5を適用した場合の実施例を図7、図10を参
照して説明する。
【0069】図7において、ステップ909で、マウス
ボタンがダウンされると、ステップ911で、辺指定判
断プログラム(図4の610)の作用により、マウスポ
インタが表の外枠の辺(角は除く)の上、または、区切
り線の辺の上にあるか否かを判断し、外枠の辺上か区切
り線の辺上にある際には、ステップ914の区切り線の
移動処理プログラムが起動される。
【0070】図10は、当文書情報処理装置の表の区切
り線を移動する際のキー入力、マウス入力、画面表示を
処理するための区切り線移動手順制御プログラムの動作
の流れ図であり、図7のステップ914を詳しく説明す
るものである。この流れ図に示す制御を行なうためのプ
ログラムは図4の区切り線移動手順制御プログラム60
3に格納されている。
【0071】図10において、ステップ1201の表の
区切り線の移動開始のステップでは、既にマウスのボタ
ンはダウンされたままの状態である。この時点での画面
表示を図14のステップ1601に示す。この区切り線
の移動制御プログラムは、操作者のマウスのボタンアッ
プの操作により終了する。まず、ステップ1202で、
表の中の桝目のうち、区切り線の移動の結果、桝目のサ
イズあるいは位置が変更される桝目を抽出する。
【0072】図14のステップ1601の例では、マウ
スポインタが接している縦区切り線が、移動の対象とな
っており、区切り線を移動すると、桝目12、22、3
2の横幅と、桝目13、23、33の表内での位置が変
更の対象となる。次にステップ1203で、操作者のマ
ウス入力を受け付け、ステップ1204で、マウスの移
動を確認した場合、ステップ1205からステップ12
07の区切り線の移動処理を行なう。まず、ステップ1
205で、ステップ1203において抽出した桝目1
2、22、32の横幅をマウスの移動量の横方向成分を
加算することにより修正し、さらに、桝目13、23、
33の表内での位置をマウスの移動量の横方向成分の量
だけ移動する。さらに、ステップ1206とステップ1
207で、ステップ1205にて修正した表の未確定イ
メージを画面表示に表示する。
【0073】この時点での表の画面表示の例を図14の
ステップ1602に示す。ステップ1204とステップ
1208で、マウスのボタンアップが確認された場合に
は、ステップ1209からステップ1212で、表の区
切り線の移動の確定の処理を行なう。まず、ステップ1
209とステップ1210で、表の縦横サイズと各桝目
サイズ・位置をそれぞれ、表サイズデータ(図3の50
3)、桝目サイズ・位置データ(図3の505)に記憶
する。次に、ステップ1212で、確定した表を、CR
T(図4−400)に表示して、区切り線の移動を終了
する。処理終了時の表の画面表示の例を図14のステッ
プ1603に示す。
【0074】[第4の実施の形態]文書中に作成した表
の区切り線を複写することにより表の桝目の数を増やす
際の仕様に、本発明の請求項6又は7を適用した場合の
実施例を図7、図11を参照して説明する。
【0075】図7において、ステップ909で、マウス
ボタンがダウンされると、ステップ911で、辺指定判
断プログラム(図4の610)の作用により、マウスポ
インタが表の外枠の辺(角は除く)の上、または、区切
り線の辺の上にあるか否かを判断し、外枠の辺上か区切
り線の辺上にある際には、さらに、ステップ913で、
複写指示判断プログラム(図4の615)の作用によ
り、キーボードのCtrlキーを併用しているか否かを
判断し、併用していることが確認された場合には、ステ
ップ915の区切り線の複写処理プログラムが起動され
る。
【0076】図11は、当文書情報処理装置の表の区切
り線を複写する際のキー入力、マウス入力、画面表示を
処理するための区切り線複写手順制御プログラムの動作
の流れ図であり、図7のステップ915を詳しく説明す
るものである。この流れ図に示す制御を行なうためのプ
ログラムは図4の区切り線複写手順制御プログラム60
4に格納されている。
【0077】図11において、ステップ1301の表の
区切り線の移動開始のステップでは、既にマウスのボタ
ンはダウンされたままの状態である。この時点での画面
表示を図15のステップ1701に示す。この区切り線
の複写制御プログラムは、操作者のマウスのボタンアッ
プの操作により終了する。まず、ステップ1302で、
表の中の桝目のうち、区切り線の移動の結果、桝目の位
置が変更される桝目を抽出する。
【0078】図15の例では、マウスポインタが接して
いる縦区切り線が、複写の対象となるので、区切り線を
複写すると、桝目13、23、33の表内での位置が変
更の対象となり、2列目の桝目12、22、32と、3
列目の桝目13、23、33の間に新規の桝目を生成す
ることになる。次にステップ1303で、操作者のマウ
ス入力を受け付け、ステップ1304で、マウスの移動
を確認した場合、ステップ1305からステップ130
8の区切り線の複写処理を行なう。まず、ステップ13
05で、マウスの移動量の横方向成分の幅を持つ桝目4
1、42、43を追加する。
【0079】この際、段桁数変更プログラム(図4の6
16)は、区切り線の複写処理を行なっている表データ
(図3の502)に新規に追加される、桝目データ(図
3の504)を追加するように作用する。なお、この処
理は、マウスの最初の移動時のみ行われる。
【0080】次に、図11において、ステップ1306
で、ステップ1302において抽出した桝目13、2
3、33の表内での位置をマウスの移動量の横方向成分
の量だけ移動する。さらに、ステップ1307とステッ
プ1308で、ステップ1305、1306にて修正し
た表の未確定イメージを画面表示に表示する。この時点
での表の画面表示の例を図15のステップ1702に示
す。ステップ1304とステップ1309で、マウスの
ボタンアップが確認された場合には、ステップ1310
からステップ1314で、表の区切り線の複写の確定の
処理を行なう。
【0081】まず、図11において、ステップ1310
で、表のサイズを表サイズデータ(図3の503)に記
憶する。次にステップ1311で、新しく追加された桝
目の位置とサイズを、桝目サイズ・位置データ(図3の
505)に記憶する。次に、ステップ1312で、位置
が変更された桝目の位置を桝目サイズ・位置データ(図
3の505)に記憶する。次に、ステップ1313で、
確定した表を、CRT(図2の400)に表示して、区
切り線の移動を終了する。表の区切り線複写処理終了時
の表の画面表示の例を図15のステップ1703に示
す。
【0082】[第5の実施の形態]表を新規作成、ある
いは、既存の表の拡大・縮小、あるいは、既存の表の区
切り線の移動・複写の表の編集を行なう場合のマウスの
ボタンをダウンしてから、アップするまでのマウスの移
動操作中に、画面に表示する未確定表イメージの表示の
仕様に、本発明の請求項8を適用した場合の実施例を図
16、図17を参照して説明する。
【0083】図17は、未確定表イメージの中に付加し
て表示される、文字が入力されたと仮定した文字イメー
ジと、桝目の中に文字イメージを配置する際に必要とな
るパラメータを説明するものである。
【0084】図17では、外枠は、編集中の表の外枠の
サイズを実線の矩形で表す。横区切り線は、外枠を分割
して桝目の行を構成するための横区切り線を実線で表
す。縦区切り線は、外枠を分割して桝目の列を構成する
ための縦区切り線を実線で表す。また、文字イメージ
は、編集中の表の桝目の中に、文字が入力されたと仮定
して、文字が配置される位置を文字の縦横の大きさを縦
横の大きさとする破線の矩形で表す。
【0085】FHとFWは、それぞれ、桝目内に入力さ
れる文字の高さと幅を表す。通常、FHとFWは同一の
値を取る。Wは桝目の幅、Hは桝目の高さ、LMは、桝
目内行頭文字の左端と、桝目の左側に縦区切り線の間
隔、つまり、桝目内左余白を表し、RMは桝目内行末文
字の右端と、桝目の右側の縦区切り線に間隔、つまり、
桝目内右余白を表す。TMは、桝目内1行目の文字の上
端から、桝目の上側の区切り線との間隔、つまり、桝目
内上余白を表し、BMは、桝目内最終行の文字の下端か
ら、桝目の下側の区切り線との間隔、つまり、桝目内下
余白を表す。
【0086】CPは、桝目内に入力される文字のピッ
チ、LPは桝目内に入力される文字の改行ピッチを表
す。FH、FW、CP、LPは、桝目内の書式データに
保持されている値である。また、入力する文字のフォン
トセットがプロポーショナル・スペースフォントの場合
には、文字幅FWと文字ピッチCPは文字により変化し
一定ではないが、その場合には、フォントセットの平均
文字幅をWの値として、また、平均文字ピッチをCPの
値として採用する。
【0087】次に、前述のパラメータの値をどのように
決定するかについて説明する。FH、FW、CP、LP
については、桝目内書式データから取得する値である。
また、W、Hはマウスのドラッグ中にマウスの移動量に
応じて決定される値である。文字イメージをレイアウト
するのに必要な、LM、RM、TM、BMは、以下の計
算式により求める。
【0088】ステップ1 桝目内1行字数NCを求め
る。 NC=(W+CP−FW)/CP ただし小数点以下切
り捨て ステップ2 LM、RMを求める。 LM=RM=(W−(NC×CP−(CP−FW)))
/2 ステップ3 桝目内行数NLを求める。 NL=(H+LP−FH)/LP ただし小数点以下切
り捨て ステップ4 TM、BMを求める。 TM=BM=(H−(NL×LP−(LP−FH)))
/2 以上で、文字イメージを配置するためのすべてのパラメ
ータが決定され、表の縦・横サイズの各桝目の位置とサ
イズおよび、桝目内の文字の書式データが与えられた時
に、図16に示すようなレイアウトイメージを表示する
ことが可能になる。
【0089】請求項8の実施の形態では、表の新規作成
処理における図8のステップ1010、および、表の拡
大・縮小処理における図9のステップ1106、110
7、および、表の区切り線の移動処理における図10の
ステップ1206、1207、および、表の区切り線の
複写処理における図11のステップ1307、1308
の未確定の表のイメージの画面表示に適用することがで
きる。
【0090】図17は、表の拡大・縮小の処理中の画面
表示において、請求項8を実施した場合の画面表示を示
したものである。ステップ1901は表の拡大処理開始
時点での画面イメージで、各桝目の1行字数は2文字、
枠内行数は2行、さらに、上下左右余白は0であること
を表示している。ステップ1902は、マウスポインタ
を右下方向に移動した状態で、桝目の横サイズの拡大に
より、各桝目の1行字数が3文字に増加すること、桝目
の縦サイズの拡大により、桝目内で上下余白が0よりも
大きい値に設定されることを表示している。さらに、ス
テップ1903は、マウスポインタをさらに、右下方向
に移動した状態で、ステップ1902の状態よりも、桝
目の横サイズの拡大により、桝目内で左右余白が0より
も大きい値に設定されることを表示している。ステップ
1904は、操作者がマウスボタンをアップした時点で
の表示で、表のサイズは確定し、文字のイメージ表示は
削除される。
【0091】その他、本発明は上記しかつ図面に示した
実施の形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱
しない範囲内で適宜変形して実施できることは勿論であ
る。
【0092】
【発明の効果】請求項1又は9記載の文書処理装置にお
いては、文書中の任意の位置の、表の開始点にマウスポ
インタを合わせて、マウスのボタンをダウンし、マウス
を移動し、マウスのボタンをアップするという簡単かつ
少ない操作量で、操作者が意図する桁数、段数で構成さ
れる表を作成することができる。
【0093】請求項2又は3記載の文書処理装置におい
ては、文書中に存在する表の角にマウスポインタを合わ
せて、マウスのボタンをダウンし、マウスを移動し、マ
ウスのボタンをアップするという簡単かつ少ない操作量
で、各桝目の大きさが揃った状態を維持しながら、操作
者が意図する横サイズ、縦サイズの表を作成することが
できる。実施例1で説明した表の新規作成の手順と合わ
せて実施すれば、表の新規作成直後には、マウスポイン
タは、表に右下の角に存在するので、表の新規作成の直
後に、表のサイズの拡大処理を行なえば、操作者は、文
書中の意図した位置に、意図した桁数・段数で構成さ
れ、各桝目の大きさが揃った表を、極めて少ない操作量
で、作成することができる。
【0094】請求項4又は5記載の文書処理装置におい
ては、表の新規作成、表の拡大・縮小処理と同様に、マ
ウスのボタンをダウンし、マウスポインタを移動し、マ
ウスのボタンをアップする操作で、文書中に存在する表
の区切り線の位置を変更することが可能なため、操作者
は、表の新規作成、表の拡大・縮小に引き続き、任意の
区切り線の位置の修正を簡易に行なうことができる。
【0095】請求項6又は7記載の文書処理装置におい
ては、表の新規作成、表の拡大・縮小処理、区切り線の
移動と同様に、マウスのボタンをダウンし、マウスポイ
ンタを移動し、マウスのボタンをアップ操作で、文書中
に存在する表の区切り線を複写することが可能なため、
操作者は、表にあらたに桝目を追加する際に、「桝目の
追加」のような特別な操作を行なうことなく、簡易に桝
目の追加処理を行なうことができる。
【0096】請求項8記載の文書処理装置においては、
表の新規作成、表の拡大・縮小処理、区切り線の移動、
および区切り線の複写の処理を行なう際に、操作者は表
の変形処理の確定前に、各桝目に入力可能となる文字の
1行字数、行数、区切り線との余白といった文字のレイ
アウトを確認することが可能で、効率よく意図した形状
の表を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する文書処理装置のハードウェア
構成である。
【図2】本発明を実現するための機能別ブロック図であ
る。
【図3】文書データメモリの構成図である。
【図4】表の作成・変形プログラムの構成図である。
【図5】本発明を実施する文書情報処理装置の編集モー
ド説明図である。
【図6】本発明を実施する文書情報処理装置のマウスポ
インタ形状説明図である。
【図7】本発明を実施する入力・編集制御の流れ図であ
る。
【図8】本発明を実施する表の作成手順制御の流れ図で
ある。
【図9】本発明を実施する表の拡大・縮小手順制御の流
れ図である。
【図10】本発明を実施する表の区切り線の移動手順制
御の流れ図である。
【図11】本発明を実施する表の区切り線の複写手順制
御の流れ図である。
【図12】本発明を実施した表の新規作成時の画面であ
る。
【図13】本発明を実施した表の拡大・縮小時の画面で
ある。
【図14】本発明を実施した表の区切り線移動時の画面
である。
【図15】本発明を実施した表の区切り線複写時の画面
である。
【図16】本発明を実施するための文字レイアウト説明
図である。
【図17】本発明を実施した表の拡大・縮小時の画面で
ある。
【図18】従来の表の作成手順の例1である。
【図19】従来の表の作成手順の例2である。
【符号の説明】
301 CPU 302 プログラムメモリ 303 データメモリ 304 画面表示装置 305 キャッシュメモリ 306 外部記憶装置 307 キーボード 308 マウス

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マウスやペンやタブレット等のポインテ
    ィングデバイスを有する文書処理装置において、 作成する文書の中に、表を作成する機能を有し、ポイン
    ティングデバイスを用いて表の外枠を作成する際に、表
    の幅を指定しながら同時に指定中の表の全幅に応じた表
    の横方向桁数が決定される表作成手段を備えることを特
    徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 文書中に作成した表の外枠の幅を変更す
    ると、変更前と変更後の拡大あるいは縮小割合に比例し
    て、表を構成する桝目の各々の幅が自動的に拡大あるい
    は縮小されることを特徴とする請求項1の文書処理装
    置。
  3. 【請求項3】 文書中に作成した表の外枠の幅を変更す
    ると、表の外枠の高さを変更すると変更前と変更後の拡
    大あるいは縮小割合に比例して、表を構成する桝目の各
    々の高さが自動的に拡大あるいは縮小されることを特徴
    とする請求項1の文書処理装置。
  4. 【請求項4】 ポインティングデバイスを用いて、表全
    体の幅あるいは表を構成する桝目の各々の幅を拡大ある
    いは縮小する、あるいは、表を構成する桝目の区切り線
    の位置を変更する場合において、これらいずれの処理を
    行うかの指示を、ポインティングデバイスで指示する表
    上、あるいは、処理しようとしている表に関連があるこ
    とが明確な画面上の位置により区別することを特徴とす
    る請求項2又は3記載の文書処理装置。
  5. 【請求項5】 ポインティングデバイスを用いて、表の
    縦方向の高さあるいは表の縦方向の段数を変更する場合
    において、これらいずれの処理を行うかの指示を、ポイ
    ンティングデバイスで指示する表上、あるいは、処理し
    ようとしている表に関連があることが明確な画面上の位
    置により区別することを特徴とする請求項2又は3記載
    の文書処理装置。
  6. 【請求項6】 ポインティングデバイスを用いて表の縦
    区切り線を表内の別の位置に複写することで、表の横方
    向桁数を変更する、あるいは、表を構成する縦区切り線
    の位置を変更する場合において、これらいずれの処理を
    行うかの指示を、キーボード上の特定キーを併用するか
    否かによって区別することを特徴とする請求項2又は3
    記載の文書処理装置。
  7. 【請求項7】 ポインティングデバイスを用いて表の横
    区切り線を表内の別の位置に複写することで、縦方向段
    数を変更する、あるいは、表を構成する横区切り線の位
    置を変更する場合において、これらいずれの処理を行う
    かの指示を、キーボード上の特定キーを併用するか否か
    によって区別することを特徴とする請求項2又は3記載
    の文書処理装置。
  8. 【請求項8】 文書中に表を作成中に、あるいは、作成
    した表の体裁を変更中に、表の各桝目の中に、文字の大
    きさを表す四角形のようなシンボルの行列、あるいは、
    縦・横桝目のグリッド線を、各桝目の中に、文字が入力
    されたと仮定した場合の文字がレイアウトされる位置を
    示す、すなわち、各桝目に入力可能な桝目内の1行字数
    と、桝目内に入力可能な文字列の行数、さらに、桝目の
    外周四辺から、文字までの間隔つまり桝目内での余白を
    図的に示すように表示する特定の規則に従い表示するこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、又は7
    記載の文書処理装置。
  9. 【請求項9】 マウスやペンやタブレット等のポインテ
    ィングデバイスを有する文書処理装置において、 作成する文書の中に、表を作成する機能を有し、ポイン
    ティングデバイスを用いて表の外枠を作成する際に、表
    の高さを指定しながら同時に指定中の表の高さに応じた
    表の縦方向段数が決定する表作成手段を備えることを特
    徴とする文書処理装置。
  10. 【請求項10】 マウスやペンやタブレット等のポイン
    ティングデバイスを有する文書処理装置を、 作成する文書の中に、表を作成する機能を有し、ポイン
    ティングデバイスを用いて表の外枠を作成する際に、表
    の幅を指定しながら同時に指定中の表の全幅に応じた表
    の横方向桁数が決定される表作成手段として機能させる
    ためのプログラムを記録した記録媒体。
  11. 【請求項11】 マウスやペンやタブレット等のポイン
    ティングデバイスを有する文書処理装置を、 作成する文書の中に、表を作成する機能を有し、ポイン
    ティングデバイスを用いて表の外枠を作成する際に、表
    の高さを指定しながら同時に指定中の表の高さに応じた
    表の縦方向段数が決定する表作成手段として機能させる
    ためのプログラムを記録した記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009258795A (ja) * 2008-04-11 2009-11-05 Canon Inc 表作成装置、表作成方法及びプログラム

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