JPH0721181A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH0721181A
JPH0721181A JP5165334A JP16533493A JPH0721181A JP H0721181 A JPH0721181 A JP H0721181A JP 5165334 A JP5165334 A JP 5165334A JP 16533493 A JP16533493 A JP 16533493A JP H0721181 A JPH0721181 A JP H0721181A
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JP
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screen
layout
correction
character
graphic
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JP5165334A
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English (en)
Inventor
Yumiko Takahashi
由美子 高橋
Yoshinori Watanabe
義則 渡辺
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】レイアウト画面上で修正箇所をユーザが指定し
ておけば、再度編集画面に戻る際に修正箇所にカーソル
を自動的に配置することにより、効率良く文書修正が行
える文書処理装置を提供すること。 【構成】修正箇所指定処理部105は、レイアウト表示
状態においてユーザにより指定された修正箇所を、文字
の場合は修正文字位置テーブル110に記憶し、修正箇
所が図形の場合は修正図形位置テーブル110に記憶す
る。レイアウト表示状態から編集状態に戻ったときに、
文書編集処理部101は、カーソル位置獲得処理部10
6を介して修正文字位置テーブル110及び修正図形位
置テーブル111から修正位置を読み出し、カーソルを
修正位置に移動させる。これによって、ユーザは、直ち
に修正を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字、図形等の編集処
理が可能な文書処理装置に係り、特に前記装置での文書
の作成において、該文書の印刷イメージを表示した画面
上で修正箇所を見つけ、編集画面で該修正箇所の編集を
修正する場合に好適な文書再編集に関する。
【0002】
【従来の技術】文字、図形の編集処理が可能な文書処理
装置は、該文書処理装置が具備するCRT等の画面上
に、編集中の文書を印刷した場合の印刷イメージを表示
する機能を具備しているものが多い。ここで編集とは、
前記文字、図形等の入力、削除、更新、挿入等の処理を
通じて文書を作成することと定義する。また、以後、前
記印刷イメージを表示する機能をレイアウト表示機能、
前記レイアウト表示機能により表示した画面をレイアウ
ト画面と定義する。
【0003】従来の文書処理装置のレイアウト表示機能
には、印刷イメージ表示時における表示倍率を変更でき
るものもあり、文書1ページの全体の体裁をみる場合に
は表示倍率を小さくし、文章の通読に利用するときには
表示倍率を大きくするといった使い方ができるようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、前記レ
イアウト表示機能は、文書1ページの印刷時の体裁を見
る、あるいは文章の通読のために大変便利な機能であ
る。実際、レイアウト画面上で文章を通読することによ
り、編集画面では見つけることの出来なかった誤字脱
字、不適当な表現といった箇所もレイアウト画面上では
容易に見つけられることが多い。しかし、レイアウト画
面では文字、図形の修正といった編集を行うことができ
ないため、文書1ページの一部分しか見ることができな
い編集画面で、再度該修正箇所を見つけだす作業、例え
ば、カーソル移動、画面スクロール等が必要でありユー
ザの作業効率が悪いという問題があった。ここでカーソ
ルとは、編集対象の文字、あるいは図形を指示するため
の編集画面上の印であり、スクロールとは、編集中の文
書の内、画面に表示する部分を移動する操作を言う。
【0005】したがって、本発明の目的は、文字のみ、
図形のみ、あるいは文字と図形が混在する文書の作成に
おいて、該レイアウト画面上で文字、図形の修正箇所を
ユーザが指定しておけば、再度編集画面に戻った際に、
該修正箇所に容易にカーソルを移動し修正することが可
能な文書及び図形編集装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、文字編集処理手段、図形編集処理手段、
前記文字、図形から構成される文書の印刷イメージを表
示するレイアウト表示手段を具備する文書処理装置にお
いて、レイアウト画面上でユーザが指示した複数の修正
箇所に対応する文字及び図形のデータ位置を算出し記憶
する修正位置記憶手段と、編集画面において該位置にカ
ーソルを配置するためのカーソル配置手段を設けた。
【0007】
【作用】文字編集処理手段は、文字を行、桁で管理し、
図形編集処理手段は、図形を図形編集画面における座標
(図形モード座標)で管理している。レイアウト表示手
段は、文書の1ページをレイアウト表示する。ユーザ
は、文字あるいは図形の修正箇所を1個あるいは複数個
指定することが可能であり、前記修正位置記憶手段は、
前記修正箇所が文字の場合は編集画面における行と桁
を、また図形の場合は図形モード座標を算出し、修正位
置情報として前記主記憶上に記憶する。ユーザがレイア
ウト表示終了を指示すると、カーソル配置手段が前記修
正位置情報を読み出す。ここで、読み出した該情報が文
字の場合は文字編集処理手段、また図形の場合は図形編
集処理手段に該修正位置を指定した上で制御を移す。前
記修正位置情報をもとに、文字編集処理手段は該行、桁
にカーソルを配置し、図形編集処理手段は該図形モード
座標にカーソルを配置するので、ユーザは編集画面で修
正箇所を探すことなく直ちに修正を行うことができる。
修正箇所が複数の場合、ユーザは前記1つめの修正箇所
の修正を終了後、次の修正箇所にカーソルを変更するた
めの指示をする。該指示により、再びカーソル配置手段
に制御が移り、上記処理が繰り返されるので、複数箇所
の修正も容易に行える。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、文書処理装置の
ハードウェア構成、ソフトウェア構成、該ソフトウェア
の動作の順に説明する。
【0009】図2は、本実施例における文書処理装置の
ハードウェア構成図である。
【0010】図中、201はCPU、202は主記憶、
203はプログラム等を格納する外部記憶装置、205
はキーボード、204はキーボード205を制御するキ
ーボード制御部、207はマウス、206はマウス20
7を制御するマウス制御部、209は表示装置、208
は表示装置209を制御する表示制御部、211はプリ
ンタ、210はプリンタ211を制御するプリンタ制御
部である。
【0011】図3はキーボード205の一部のキーを示
した図である。
【0012】図中、31はレイアウトキー、32は倍率
変換キー、33はレイアウト終了キー、34は文字キ
ー、35は図形キー、36は次位置キー、37は図形終
了キー、38は終了キー、39は上矢印キー、40は下
矢印キー、41は右矢印キー、42は左矢印キーであ
る。39、40、41、42のキーはカーソルを移動す
るために用い、これらを総称して方向変更キーと記す。
【0013】図1は、本実施例における文書処理装置の
ソフトウェア構成図である。
【0014】図中、101は文書処理装置の全体の動作
の制御と文字編集を行う文書編集処理部である。102
は直線、多角形等の図形編集処理を行う図形編集処理部
である。107は文字情報を格納する文字データテーブ
ルである。108は図形情報を格納する図形データテー
ブルである。103はレイアウト表示機能全体の動作を
制御するレイアウト表示機能制御部である。104は編
集中文書のレイアウト表示を行うレイアウト表示処理部
である。105はレイアウト表示状態においてユーザが
指定した修正箇所を処理をする修正箇所指定処理部であ
る。110は修正箇所指定処理部105が修正文字の
行、桁位置を格納する修正文字位置テーブルであり、1
11は修正箇所指定処理部105が修正図形の図形モー
ド座標を格納する修正図形位置テーブルである。106
は修正文字位置テーブル110及び修正図形位置テーブ
ル111から修正箇所のカーソル位置を読み出すカーソ
ル位置獲得処理部である。109はレイアウト表示に必
要な文書の書式に関する情報が格納されたレイアウト座
標管理テーブルである。
【0015】図4(a)は、前記文字データテーブル1
07の構成を示したものである。該テーブルは、文字の
行、桁を管理するために行頭ポインタテーブル41と文
字データ配列テーブル42から構成される。前記文字デ
ータ配列テーブル42は、文字データを格納するための
一次元配列である。前記行頭ポインタテーブル41に
は、前記文字データ配列テーブル42の内、行頭の文字
データのテーブル内の位置を指し示すポインタが格納さ
れる。前記行頭ポインタテーブル41の1番目のポイン
タが指し示す文字データは1行目の行頭を、N番目のポ
インタが指し示す文字データはN行目の行頭を表してい
る。
【0016】ここで、図4(b)を用い本実施例におけ
る行、桁について説明する。43は文字編集状態の画面
の一例である。該画面に表示されている文字Aは1ペー
ジの最初の文字である。行は、1ページの左上を起点に
下方向に1ずつ増える。桁も同様に右方向に1ずつ増え
る。例えば、文字Aは1行1桁、文字Gは2行2桁であ
る。
【0017】次に、前記図形データテーブル108の構
成を、図5を用いて以下説明する。
【0018】図形領域管理テーブル51は、図形領域を
管理するテーブルであり、各図形領域の頁番号、図形領
域起点座標、図形領域終点座標、図形データ管理テーブ
ル52の位置を指し示すポインタが格納されている。図
形データ管理テーブル52は、前記各領域毎に用意され
たテーブルであり、該領域内の図形データが格納されて
いる。前記図形データは、形、起点図形モード座標、終
点図形モード座標で構成されている。ここで、前記図形
領域の起点、終点座標は、図6(a)に示すように各頁
の左上を(0、0)とした座標系で表される。また、前
記図形モード座標は、図6(b)に示すように各図形領
域の左上を(0、0)とした座標系で表される。
【0019】図7は、前記レイアウト座標管理テーブル
109の内容の一例を示したものである。レイアウト座
標管理テーブル109の中の上余白、下余白、右余白、
左余白、行間隔、文字間隔、用紙横長さ、用紙縦長さの
各情報はユーザが文書編集時に設定しており、レイアウ
ト表示前に既に該テーブル109に格納され、表示倍率
は、デフォルトで25%の設定になっている。また、起
点X座標、起点Y座標、終点X座標、終点Y座標は印刷
イメージのスクリーン座標である。起点X座標、起点Y
座標、終点X座標、終点Y座標は、以上の情報からレイ
アウト表示部103が計算し該テーブル109に格納す
る。
【0020】図9は、ユーザがレイアウト画面で指定し
た修正文字の位置を記憶するための修正文字位置テーブ
ル110の構成図で、修正文字位置の頁番号、行、桁を
記憶する。
【0021】図10は、ユーザがレイアウト画面で指定
した修正画面の図形位置を記憶するための修正図形位置
テーブル111の構成図であり、修正図形位置の領域番
号、頁番号、図形モードX座標、図形モードY座標を記
憶する。
【0022】次に、本発明における文字及び図形の修正
操作をフローチャートを用いて説明する。
【0023】図11は、前記文書編集処理部101の動
作を表すフローチャートである。文書編集処理部101
は、まず前記キーボード制御部204から前記キーボー
ド205の押下情報を読みとり(ステップ1101)、
押されたキーの種別を該押下情報から判別する(ステッ
プ1102)。該押下情報がレイアウトキー31であれ
ば、レイアウト表示機能制御部を呼び出す(ステップ1
103)。該押下情報が次位置キー36であれば、カー
ソル位置獲得処理部(ステップ1201)を呼び出す。
該押下情報が図形キー35であれば図形編集処理部(ス
テップ1105)を呼び出す。該押下情報が終了キー3
8であれば文書編集処理を終了する。該押下情報が文字
編集のためのキーであれば該キーに対応した文字の挿入
や削除等の編集処理をする(ステップ1106)。
【0024】ユーザは、レイアウト表示を見ながら修正
箇所を指定するために、まず、レイアウトキー31を押
下する。すると、レイアウト画面制御処理(ステップ1
103)はレイアウト画面上に修正したい文字や図形の
位置(以後、ポイント位置と記す)を指し示すためのポ
イントカーソルを表示し、本状態でユーザが文字キー3
4を押下すると前記ポイント位置を修正箇所として前記
修正文字位置テーブル110に登録し、図形キー35を
押下すると前記ポイント位置を修正箇所として前記修正
図形位置テーブル111に登録する。修正箇所は複数登
録することができる。レイアウト表示状態でレイアウト
終了キー33をユーザが押下するとレイアウト画面制御
処理(ステップ1103)を終了し、カーソル位置獲得
処理(ステップ1201)を実行する。該ステップ12
01では、前記文字修正位置テーブル110、前記図形
修正位置テーブル111から該修正位置を読み出し、図
12に示すリターンパラメータを返す。リターンパラメ
ータ12の1フィールド目には、該修正位置が文字であ
るか図形であるか、あるいは該当する修正位置が無いか
という情報が格納される。1フィールド目の情報が文字
であれば、2フィールド目に頁番号、3フィールド目に
行、4フィールド目に桁の情報が格納され、1フィール
ド目の情報が図形であれば、2フィールド目に領域番
号、3フィールド目に頁番号、4フィールド目に図形モ
ードX座標、5フィールド目に図形モードY座標の情報
が格納される。
【0025】次に、リターンパラメータ12の1フィー
ルド目の情報を参照し修正箇所があるかどうかを調べ
(ステップ1202)、無い場合はメッセージを表示し
て終了し(ステップ1203)、あれば、さらに該情報
が図形であるかを調べる(ステップ1204)。図形で
なかった場合、リターン値12の2フィールド目の頁情
報、3フィールド目の行情報、4フィールド目の桁情報
を参照しカーソル位置を変更する(ステップ120
5)。カーソル位置の変更と同時に該文字編集に最適な
スクロールを行う。これによって、レイアウト画面でユ
ーザが指定した修正箇所をすぐに修正することが可能と
なる。一方、ステップ1204の結果が図形であれば、
図形領域番号、頁番号、図形モード座標X座標、図形モ
ードY座標から成るリターンパラメータ12を伴い、図
形編集処理(ステップ1105)に制御を移す。図形編
集処理(ステップ1105)では、前記リターンパラメ
ータ12にしたがい、カーソルを移動するので、上述の
文字編集と同様、レイアウト画面で指定した修正箇所を
すぐに修正することができる。また、ユーザは1つ目の
修正が終了したら、次位置キー36を押下することによ
り、ステップ1201以下を再び実行させることができ
るので、レイアウト画面で複数の修正箇所を指定した場
合にも次の修正箇所を瞬時に表示、修正することができ
る。
【0026】以下、上述のカーソル位置獲得処理(ステ
ップ1201)、図形編集処理(ステップ1105)、
レイアウト表示処理(ステップ1103)について、そ
の処理内容をフローチャートを用いてより詳しく説明す
る。
【0027】まず、カーソル位置獲得処理(ステップ1
201)の動作について図15のフローチャートを用い
て説明する。
【0028】最初に、前記修正文字位置テーブル110
を参照して未修正の文字があるかどうかを調べ(ステッ
プ1501)、あれば、該行、桁を読み出し(ステップ
1502)、さらに、前記リターンパラメータ12に該
行、桁を設定する。ステップ1501の結果、修正文字
が無い場合は、修正図形位置テーブル111を参照して
未修正の図形があるかどうかを調べ(ステップ150
4)、あれば、該位置を示す図形モード座標を読み出し
(ステップ1505)、さらに、リターンパラメータ1
2に該図形モード座標を設定する。ステップ1504の
結果、修正図形が無い場合はリターンパラメータ12に
無しを設定する。
【0029】次に、図形編集処理(ステップ1105)
の動作を図16のフローチャートを用いて説明する。
【0030】まず始めに、前記リターンパラメータ12
の授受があったかどうかを調べる(ステップ160
1)。該リターンパラメータ12に図形モード座標が設
定されていれば、該リターンパラメータ12で指定され
た位置にカーソルを配置する(ステップ1602)。該
パラメータの授受がなければ、図形を編集するための領
域をユーザに指定させる(ステップ1603)。次に、
キーボード制御部204からキーボード205の押下情
報を読みとり(ステップ1604)、該押下情報から押
されたキーの種別を判別する(ステップ1605)。該
押下情報が図形終了キー37であれば、図形編集処理を
終了する。該押下情報が次位置キー36であれば、未修
正の修正箇所にカーソル位置を変更するための一連の処
理をする(ステップ1201、1606、1607、1
608)。ステップ1606、1608の各処理は、そ
れぞれ前記ステップ1202、1203と同様の処理で
あるので説明は省略する。ただ、ステップ1607の図
形編集状態における図形カーソル位置の変更は、前記ス
テップ1205の文字カーソル位置の変更と異なり、ス
テップ1201で獲得した該図形モード座標をもとに処
理する。カーソル位置の変更と同時に該図形の編集に最
適なスクロールを行う。
【0031】一方、該押下情報が図形編集のためのキー
であれば、該キーに対応した文字の挿入や削除等の編集
処理をする(ステップ1609)。例えば、新規に図形
が入力されると、該入力図形の図形データを前記図形デ
ータテーブル108に格納し、図形が削除されると前記
図形データテーブル108から該削除図形に対応する図
形データを削除する。
【0032】次に、レイアウト画面制御処理(ステップ
1103)の動作について図13のフローチャートを用
いて説明する。
【0033】まず、レイアウト画面表示処理(ステップ
1301)で上記レイアウト座標管理テーブル109の
情報と前記文字データテーブル107、図形データテー
ブル108を使い、レイアウト画面への表示処理を行
う。
【0034】次に、キーボード制御部204からキーボ
ード205の押下情報を読みとり(ステップ130
2)、該押下情報から押されたキーの種別を判別する
(ステップ1303)。該押下情報が倍率変換キー32
であれば、レイアウト座標管理テーブル109の表示倍
率の情報を変更(ステップ1304)後、再びステップ
1301でレイアウト表示を行う。該押下情報が方向変
換キーであった場合は、レイアウト画面におけるポイン
トカーソルの位置を変更する。以下で、ポイントカーソ
ルについて説明する。
【0035】前記ポイントカーソルは、修正箇所指定位
置を指し示すためのカーソルであり、前記レイアウト画
面表示(ステップ1301)後画面上に出現する。初期
位置はレイアウト座標の(0、0)である。1回の入力
で移動する単位は、レイアウト画面制御部103が、レ
イアウト座標管理テーブル109をもとに最適値を計算
する。
【0036】ステップ1303における該押下情報が、
文字キー34、図形キー35といった修正箇所指定用の
キーであった場合、前記修正箇所指定処理部105を呼
び出す(ステップ1306)。
【0037】図8に、レイアウト表示時の画面の一例を
示す。図8(a)は、レイアウト画面81の表示の一例
であり該文書の1ページの印刷イメージが表示されてい
る。また、デフォルトの表示倍率を示す25%の表示が
反転表示されている。図8(b)は、前記印刷イメージ
の一例である。前記印刷イメージ内の文字や図形は、印
刷する用紙の左上を(0、0)とした座標系で管理して
いる。以後、前記座標をレイアウト座標と定義する。ま
た、レイアウト画面81において、倍率変換キー32を
押下すると、図8(c)に示すように、拡大して表示さ
れる。
【0038】次に、前記修正箇所指定処理(ステップ1
306)の動作を、図14のフローチャートを用いて説
明する。 まず、ステップ1402で入力したキーの押
下情報を受け取り、該押下情報が文字キー34であれば
ステップ1402へ進み、該押下情報が図形キー35で
あれば、ステップ1412へ進み、該押下情報がそれ以
外のキーであれば終了する(ステップ1401)。
【0039】ステップ1402以降では、ポイントカー
ソルの位置にある文字の行と桁を算出し、前記修正文字
位置テーブル110に記憶する処理を行う。まず、ポイ
ントカーソルのスクリーン座標を読み出し(ステップ1
402)、前記レイアウト座標管理テーブル109の起
点X座標、起点Y座標、終点X座標、終点Y座標値を用
いて該スクリーン座標が印刷イメージの範囲内であるか
を調べる(ステップ1403)。範囲内であれば、前記
レイアウト座標管理テーブル109の起点X座標、起点
Y座標の値を用いてレイアウト座標を算出し(ステップ
1404)、さらに前記レイアウト座標管理テーブル1
09の上余白、左余白、行間隔、文字間隔の値を用いて
ポイントカーソルで指定された文字の行、桁を算出する
(ステップ1405)。該行、桁に対応する文字データ
があるかを、前記文字データテーブル107を参照して
調べ(ステップ1406)、無い場合はメッセージを表
示して終了する(ステップ1407)。あった場合には
指定された修正文字の数が10を越えていないかどうか
を調べ(ステップ1408)、越えていなかった場合
は、該行、桁を前記修正文字位置テーブル110に格納
し(ステップ1410)、越えていた場合は、メッセー
ジを表示して終了する(ステップ1409)。最後に、
ステップ1404で算出したレイアウト座標の位置にマ
ークを表示する(ステップ1411)。
【0040】ステップ1412以降では、ポイントカー
ソルの位置にある図形の図形モードX座標とY座標を算
出し、前記修正図形位置テーブル111に記憶する処理
を行う。まず、ポイントカーソルのスクリーン座標を読
み出し(ステップ1412)、前記レイアウト座標管理
テーブル109の起点X座標、起点Y座標、終点X座
標、終点Y座標値を用いて該スクリーン座標が印刷イメ
ージの範囲内であるかを調べる(ステップ1413)。
範囲内であれば、レイアウト座標管理テーブル109の
起点X座標、起点Y座標の値を用いてレイアウト座標を
算出する(ステップ1414)。該レイアウト座標を含
む図形領域があるかを、前記図形領域管理テーブル51
を参照して調べ(ステップ1415)、無い場合はメッ
セージを表示して終了する(ステップ1416)。あっ
た場合には指定された修正図形の数が10を越えていな
いかどうかを調べ(ステップ1408)、越えていた場
合は、メッセージを表示して終了し(ステップ141
8)、越えていなかった場合は、前記図形領域管理テー
ブル51の起点座標の値を用いて図形モード座標を算出
し(ステップ1419)、さらに該図形モード座標を前
記修正図形位置テーブル111に格納する(ステップ1
420)。最後に、ステップ1404で算出したレイア
ウト座標の位置にマークを表示する(ステップ141
1)。上記ステップ1411及びステップ1421にお
けるマーク表示の一例を図17に記す。
【0041】以上説明したように、本発明は、ユーザが
レイアウト画面上で修正箇所を複数指定しておけば、再
度編集画面に戻った際に、該修正箇所に容易にカーソル
を配置することが可能であるため、従来は編集画面で該
修正箇所を再度探すために必要であった画面スクロー
ル、カーソル移動等の操作が不要となるので、文書修正
を効率良く行うことが可能となるという効果がある。
【0042】以上述べた実施例では、文字と図形の両方
が編集可能な文書処理装置の例を示したが、文字だけ、
あるいは図形だけが編集可能な場合にも、本発明は当然
使うことができる。
【0043】また、本実施例では、修正箇所の指定等の
操作をキーボードの専用キーで行う例を示したが、専用
キーではなく、通常のキーを割り当てたり、複数キーの
組み合わせによるコマンド形式で行っても良い。また、
マウス等の入力装置を用いて指定しても良い。さらに、
本実施例で用いた各テーブルの形式や10ヶ所という修
正箇所の制限なども、あくまでも一例であり、他のもの
や数値であってもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ユーザ
がレイアウト画面上で修正箇所を複数指定しておけば、
再度編集画面に戻った際に、該修正箇所に容易にカーソ
ルを配置することが可能であるため、従来は編集画面で
該修正箇所を再度探すために必要であった画面スクロー
ル、カーソル移動等の操作が不要となるので、文書修正
を効率良く行うことが可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における文書処理装置のソフト
ウェアの構成図である。
【図2】本発明の実施例における文書処理装置のハード
ウェア構成図である。
【図3】本発明の実施例における文書処理装置のキーボ
ードを示す図である。
【図4】本発明の実施例における文字データテーブルを
示す図である。
【図5】本発明の実施例における図形編集時の画面の一
例を示す図である。
【図6】本発明の実施例におけるレイアウト座標管理テ
ーブルの構成を示す図である。
【図7】本発明の実施例におけるレイアウト表示時の画
面の一例を示す図である。
【図9】本発明の実施例における修正文字位置テーブル
を示す図である。
【図10】本発明の実施例における修正図形位置テーブ
ルを示す図である。
【図11】本発明の実施例における文書編集処理動作を
示す図である。
【図12】本発明の実施例におけるカーソル位置獲得処
理のリターンパラメータを示す図である。
【図13】本発明の実施例におけるレイアウト画面制御
処理動作を示す図である。
【図14】本発明の実施例における修正箇所指定処理動
作を示す図である。
【図15】本発明の実施例におけるカーソル位置獲得処
理動作を示す図である。
【図16】本発明の実施例における図形編集処理動作を
示す図である。
【図17】本発明の実施例における修正箇所指定時の画
面の一例を示す図である。
【符号の説明】
101…文書編集処理部、 102…図形編集処理部、 103…レイアウト表示機能制御部、 104…レイアウト表示処理部、 105…修正箇所指定処理部、 106…カーソル位置獲得処理部、 107…文字データテーブル、 108…図形データテーブル、 109…レイアウト座標管理テーブル、 110…修正文字位置テーブル、 111…修正図形位置テーブル、 201…CPU、 202…主記憶、 203…外部記憶装置、 204…キーボード制御部、 205…キーボード、 206…マウス制御部、 207…マウス、 208…表示制御部、 209…表示装置、 210…プリンタ制御部、 211…プリンタ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における文書処理装置のソフト
ウェアの構成図である。
【図2】本発明の実施例における文書処理装置のハード
ウェア構成図である。
【図3】本発明の実施例における文書処理装置のキーボ
ードを示す図である。
【図4】本発明の実施例における文字データテーブルを
示す図である。
【図5】本発明の実施例における図形データテーブルを
示す図である。
【図6】本発明の実施例における図形編集時の画面の一
例を示す図である。
【図7】本発明の実施例におけるレイアウト座標管理テ
ーブルの構成を示す図である。
【図8】本発明の実施例におけるレイアウト表示時の画
面の一例を示す図である。
【図9】本発明の実施例における修正文字位置テーブル
を示す図である。
【図10】本発明の実施例における修正図形位置テーブ
ルを示す図である。
【図11】本発明の実施例における文字編集処理動作を
示す図である。
【図12】本発明の実施例におけるカーソル位置獲得処
理のリターンパラメータを示す図である。
【図13】本発明の実施例におけるレイアウト画面制御
動作を示す図である。
【図14】本発明の実施例における修正箇所指定処理動
作を示す図である。
【図15】本発明の実施例におけるカーソル位置獲得処
理動作を示す図である。
【図16】本発明の実施例における図形編集処理動作を
示す図である。
【図17】本発明の実施例における修正箇所指定時の画
面の一例を示す図である。
【符号の説明】 101…文書編集処理部、 102…図形編集処理部、 103…レイアウト表示機能制御部、 104…レイアウト表示処理部、 105…修正箇所指定処理部、 106…カーソル位置獲得処理部、 107…文字データテーブル、 108…図形データテーブル、 109…レイアウト座標管理テーブル、 110…修正文字位置テーブル、 111…修正図形位置テーブル、 201…CPU、 202…主記憶、 203…外部記憶装置、 204…キーボード制御部、 205…キーボード、 206…マウス制御部、 207…マウス、 208…表示制御部、 209…表示装置、 210…プリンタ制御部、 211…プリンタ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字編集処理手段、前記文字で構成される
    文書の印刷イメージを表示するレイアウト表示手段、レ
    イアウト表示した画面上でユーザが指定した修正箇所の
    スクリーン座標を取得する手段、前記スクリーン座標に
    対応する文字の編集画面における位置を算出する手段、
    前記算出手段によって算出した位置の情報をもとに編集
    画面における表示データを選択する手段を備えることを
    特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】図形編集処理手段、前記図形で構成される
    文書の印刷イメージを表示するレイアウト表示手段、レ
    イアウト表示した画面上でユーザが指定した修正箇所の
    スクリーン座標を取得する手段、前記スクリーン座標に
    対応する図形の編集画面における位置を算出する手段、
    前記算出手段によって算出した位置の情報をもとに編集
    画面における表示データを選択する手段を備えることを
    特徴とする文書処理装置。
  3. 【請求項3】文字編集処理手段、図形編集処理手段、前
    記文字及び図形から構成される文書の印刷イメージを表
    示するレイアウト表示手段、レイアウト表示した画面上
    でユーザが指定した修正箇所のスクリーン座標を取得す
    る手段、前記スクリーン座標に対応する文字及び図形の
    編集画面における位置を算出する手段、前記算出手段に
    よって算出した位置の情報をもとに編集画面における表
    示データを選択する手段を備えることを特徴とする文書
    処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1、請求項2又は請求項3記載の文
    書処理装置であって、前記修正箇所の指定が複数個可能
    であることを特徴とする文書処理装置。
  5. 【請求項5】請求項1、請求項2又は請求項3記載の文
    書処理装置であって、前記レイアウト画面における印刷
    イメージの表示倍率を変更して修正箇所の指定を行うこ
    とを特徴とする文書処理装置。
JP5165334A 1993-07-05 1993-07-05 文書処理装置 Pending JPH0721181A (ja)

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