JP2010026960A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010026960A
JP2010026960A JP2008190447A JP2008190447A JP2010026960A JP 2010026960 A JP2010026960 A JP 2010026960A JP 2008190447 A JP2008190447 A JP 2008190447A JP 2008190447 A JP2008190447 A JP 2008190447A JP 2010026960 A JP2010026960 A JP 2010026960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
character string
content
comment
data
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008190447A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikumi Fujiwara
育実 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2008190447A priority Critical patent/JP2010026960A/ja
Publication of JP2010026960A publication Critical patent/JP2010026960A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】ファイルを管理する手間を軽減するとともに文字列とコンテンツとをともに表示しながらユーザに文字列を編集させることが可能な情報処理装置を提供すること。
【解決手段】この装置10は、ファイルに含まれるテキストデータを読み込み、そのデータのうちの、第1の文字列から第2の文字列までの部分(ブロック)に含まれるコンテンツデータをバイナリ形式へ変換し、そのデータが表すコンテンツを出力する。装置は、上記ブロックを除いた部分が表す文字列を表示する。装置は、表示されている文字列を変更する。装置は、表示されている文字列内にコンテンツを挿入する。装置は、挿入されたコンテンツデータをテキスト形式へ変換する。装置は、そのデータが、第3の文字列と第4の文字列との間に配置された第1の文字列と第2の文字列との間に配置されるように、そのデータを、文字列内に挿入した文字列を表すテキストデータを含むファイルを出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は、文字列をユーザに編集させるための処理を行う情報処理装置に関する。
ソースコードとしての文字列と、画像と、をともに表示する情報処理装置が知られている。この情報処理装置は、ユーザにより入力された情報に応じて、表示されている文字列を変更する。これにより、ユーザは、文字列(ソースコード)とともに画像を閲覧しながら、文字列を編集することができる。
ところで、上記情報処理装置は、ソースコードを表すデータを含むファイルと、画像を表すデータを含むファイルと、を含む複数のファイルを生成するように構成されている。従って、上記情報処理装置により生成されたファイルのうちの、ソースコードを表すデータを含むファイルをコンパイルすることにより、適切に実行モジュールを生成することができる。
特開平2−270028号公報
上述したように、上記情報処理装置は、複数のファイルを用いなければ、文字列と画像とをともに表示することができない。従って、対応する複数のファイルを管理する手間が煩雑であるという問題があった。また、仮に、ソースコードを表すデータと、画像を表すデータと、の両方を含む1つのファイルを生成するように上記情報処理装置を構成した場合、そのファイルがコンパイルされると、画像を表すデータまでが、処理の手順としてコンパイラ又はインタプリタにより解釈されてしまうという問題があった。
このため、本発明の目的は、上述した課題である「文字列とコンテンツとをともに表示しながらユーザに文字列を編集させる場合にファイルを管理する手間が煩雑となること」を解決することが可能な情報処理装置を提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態である情報処理装置は、
ファイルに含まれるテキストデータを読み込むテキストデータ読込手段と、
上記読み込まれたテキストデータのうちの、所定のコンテンツ開始文字列から所定のコンテンツ終了文字列までの部分であるコンテンツブロックに含まれるコンテンツデータをテキスト形式からバイナリ形式へ変換し、当該変換されたコンテンツデータが表すコンテンツを出力するコンテンツ出力手段と、
上記読み込まれたテキストデータのうちの、上記コンテンツブロックを除いた部分が表す文字列を表示する文字列表示手段と、
ユーザにより入力された情報に応じて、上記表示されている文字列を変更する文字列編集処理手段と、
上記ユーザにより入力された情報に応じて、上記表示されている文字列内にコンテンツを挿入するコンテンツ挿入処理手段と、
上記挿入されたコンテンツを表すコンテンツデータをバイナリ形式からテキスト形式へ変換し、当該変換されたコンテンツデータが、所定のコメント開始文字列と所定のコメント終了文字列との間に配置された上記コンテンツ開始文字列と上記コンテンツ終了文字列との間に配置されるように、そのコンテンツデータを上記表示されている文字列内に挿入した文字列を表すテキストデータを含むファイルを出力するファイル出力手段と、
を備える。
また、本発明の他の形態である文字列編集プログラムは、
情報処理装置に、
ファイルに含まれるテキストデータを読み込むテキストデータ読込手段と、
上記読み込まれたテキストデータのうちの、所定のコンテンツ開始文字列から所定のコンテンツ終了文字列までの部分であるコンテンツブロックに含まれるコンテンツデータをテキスト形式からバイナリ形式へ変換し、当該変換されたコンテンツデータが表すコンテンツを出力するコンテンツ出力手段と、
上記読み込まれたテキストデータのうちの、上記コンテンツブロックを除いた部分が表す文字列を表示する文字列表示手段と、
ユーザにより入力された情報に応じて、上記表示されている文字列を変更する文字列編集処理手段と、
上記ユーザにより入力された情報に応じて、上記表示されている文字列内にコンテンツを挿入するコンテンツ挿入処理手段と、
上記挿入されたコンテンツを表すコンテンツデータをバイナリ形式からテキスト形式へ変換し、当該変換されたコンテンツデータが、所定のコメント開始文字列と所定のコメント終了文字列との間に配置された上記コンテンツ開始文字列と上記コンテンツ終了文字列との間に配置されるように、そのコンテンツデータを上記表示されている文字列内に挿入した文字列を表すテキストデータを含むファイルを出力するファイル出力手段と、
を実現させるためのプログラムである。
また、本発明の他の形態である情報処理方法は、
ファイルに含まれるテキストデータを読み込むテキストデータ読込工程と、
上記読み込まれたテキストデータのうちの、所定のコンテンツ開始文字列から所定のコンテンツ終了文字列までの部分であるコンテンツブロックに含まれるコンテンツデータをテキスト形式からバイナリ形式へ変換し、当該変換されたコンテンツデータが表すコンテンツを出力するコンテンツ出力工程と、
上記読み込まれたテキストデータのうちの、上記コンテンツブロックを除いた部分が表す文字列を表示する文字列表示工程と、
ユーザにより入力された情報に応じて、上記表示されている文字列を変更する文字列編集処理工程と、
上記ユーザにより入力された情報に応じて、上記表示されている文字列内にコンテンツを挿入するコンテンツ挿入処理工程と、
上記挿入されたコンテンツを表すコンテンツデータをバイナリ形式からテキスト形式へ変換し、当該変換されたコンテンツデータが、所定のコメント開始文字列と所定のコメント終了文字列との間に配置された上記コンテンツ開始文字列と上記コンテンツ終了文字列との間に配置されるように、そのコンテンツデータを上記表示されている文字列内に挿入した文字列を表すテキストデータを含むファイルを出力するファイル出力工程と、
を含む。
本発明は、以上のように構成されることにより、ファイルを管理する手間を軽減するとともに、文字列と画像等のコンテンツとをともに表示しながらユーザに文字列を編集させることができる。
本発明の一形態である情報処理装置は、
ファイルに含まれるテキストデータを読み込むテキストデータ読込手段と、
上記読み込まれたテキストデータのうちの、所定のコンテンツ開始文字列から所定のコンテンツ終了文字列までの部分であるコンテンツブロックに含まれるコンテンツデータをテキスト形式からバイナリ形式へ変換し、当該変換されたコンテンツデータが表すコンテンツを出力するコンテンツ出力手段と、
上記読み込まれたテキストデータのうちの、上記コンテンツブロックを除いた部分が表す文字列を表示する文字列表示手段と、
ユーザにより入力された情報に応じて、上記表示されている文字列を変更する文字列編集処理手段と、
上記ユーザにより入力された情報に応じて、上記表示されている文字列内にコンテンツを挿入するコンテンツ挿入処理手段と、
上記挿入されたコンテンツを表すコンテンツデータをバイナリ形式からテキスト形式へ変換し、当該変換されたコンテンツデータが、所定のコメント開始文字列と所定のコメント終了文字列との間に配置された上記コンテンツ開始文字列と上記コンテンツ終了文字列との間に配置されるように、そのコンテンツデータを上記表示されている文字列内に挿入した文字列を表すテキストデータを含むファイルを出力するファイル出力手段と、
を備える。
これによれば、ユーザは、文字列(例えば、ソースコード)とともにコンテンツ(例えば、画像、音声、又は、映像等)を視聴しながら、文字列を編集することができる。これにより、ユーザの利便性を向上させることができる。
更に、上記情報処理装置は、コンテンツデータと、表示される文字列を表すデータと、を1つのファイルに含ませて出力する。従って、コンテンツデータを含むファイルと、表示される文字列を表すデータを含むファイルと、の2つのファイルを用いる場合と比較してファイルを管理する手間を軽減することができる。
また、上記情報処理装置により出力されるファイルに含まれるテキストデータにおいては、コメント開始文字列とコメント終了文字列との間に配置された文字列であるコメントブロック内にコンテンツデータが配置されている。
従って、例えば、このテキストデータが表す文字列がプログラムのソースコードである場合、コンテンツデータは、コンパイラ又はインタプリタによりコメントとして解釈される(即ち、処理の手順として解釈されない)。即ち、コンテンツデータが処理の手順としてコンパイラ又はインタプリタにより解釈されることを防止することができる。その結果、上記情報処理装置により出力されたファイルを用いることにより、コンテンツデータが挿入されなかった場合と同じ処理を実行することができる。
この場合、
上記ファイル出力手段は、上記表示されている文字列内に挿入された上記コンテンツの位置が、上記コメント開始文字列と上記コメント終了文字列との間以外の位置である場合、当該コンテンツを表すコンテンツデータを上記表示されている文字列に挿入することなく、当該表示されている文字列を表すテキストデータを含む上記ファイルを出力するように構成されることが好適である。
これによれば、コンパイラ又はインタプリタによりコメントとして解釈されない位置に挿入されたコンテンツを表すコンテンツデータがファイルに含まれることを回避することができる。この結果、コンテンツデータが処理の手順としてコンパイラ又はインタプリタにより解釈されることを防止することができる。
また、上記情報処理装置の他の態様において、
上記ファイル出力手段は、上記表示されている文字列内に挿入された上記コンテンツの位置が、上記コメント開始文字列と上記コメント終了文字列との間以外の位置である場合、当該コンテンツを表すコンテンツデータが上記コメント開始文字列と上記コメント終了文字列との間に配置されるように、当該コメント開始文字列、当該コンテンツデータ及び当該コメント終了文字列を上記表示されている文字列内に挿入した文字列を表すテキストデータを含む上記ファイルを出力するように構成されることが好適である。
これによれば、情報処理装置は、コンパイラ又はインタプリタによりコメントとして解釈されない位置にコンテンツが挿入された場合、そのコンテンツがコンパイラ又はインタプリタによりコメントとして解釈されるように、コメント開始文字列、コンテンツデータ及びコメント終了文字列をこの順に並ぶように上記文字列に挿入する。これにより、コンテンツデータが処理の手順としてコンパイラ又はインタプリタにより解釈されることを防止することができる。
この場合、
上記コンテンツ挿入処理手段は、上記表示されている文字列のうちの、上記コメント開始文字列と上記コメント終了文字列との間以外の位置への、上記コンテンツの挿入を指示する情報を受け付けた場合、そのコンテンツを上記表示されている文字列内に挿入しないように構成されることが好適である。
これによれば、コンパイラ又はインタプリタによりコメントとして解釈されない位置にコンテンツが挿入されることを防止することができる。この結果、コンテンツデータが処理の手順としてコンパイラ又はインタプリタにより解釈されることを防止することができる。
この場合、
上記ファイル出力手段は、上記表示されている文字列内に挿入された上記コンテンツの位置を表す挿入位置情報が上記コンテンツ開始文字列と上記コンテンツ終了文字列との間に配置されるように、その挿入位置情報を上記コンテンツデータとともに上記文字列内に挿入した文字列を表すテキストデータを含む上記ファイルを出力するように構成され、
上記コンテンツ出力手段は、上記コンテンツを、上記コンテンツブロックに含まれる上記挿入位置情報が表す位置にて出力するように構成されることが好適である。
これによれば、情報処理装置は、コンテンツ(例えば、画像)が挿入された位置(挿入位置)と対応するファイル内の位置と異なる位置にコンテンツデータが配置された場合であっても、コンテンツを、上記挿入位置にて出力する(例えば、画像を挿入位置に表示する)ことができる。即ち、コンテンツデータをファイル内の任意の位置に配置しても、コンテンツを挿入位置にて出力することができる。
この場合、上記情報処理装置は、
上記テキストデータが表す文字列は、所定の規則に従って記述され且つ処理の手順を表すソースコードであり、
上記コメント開始文字列及び上記コメント終了文字列は、当該コメント開始文字列と当該コメント終了文字列との間に配置された文字列が上記処理の手順として解釈されないように上記規則に従って定められた文字列であることが好適である。
また、本発明の他の形態である文字列編集プログラムは、
情報処理装置に、
ファイルに含まれるテキストデータを読み込むテキストデータ読込手段と、
上記読み込まれたテキストデータのうちの、所定のコンテンツ開始文字列から所定のコンテンツ終了文字列までの部分であるコンテンツブロックに含まれるコンテンツデータをテキスト形式からバイナリ形式へ変換し、当該変換されたコンテンツデータが表すコンテンツを出力するコンテンツ出力手段と、
上記読み込まれたテキストデータのうちの、上記コンテンツブロックを除いた部分が表す文字列を表示する文字列表示手段と、
ユーザにより入力された情報に応じて、上記表示されている文字列を変更する文字列編集処理手段と、
上記ユーザにより入力された情報に応じて、上記表示されている文字列内にコンテンツを挿入するコンテンツ挿入処理手段と、
上記挿入されたコンテンツを表すコンテンツデータをバイナリ形式からテキスト形式へ変換し、当該変換されたコンテンツデータが、所定のコメント開始文字列と所定のコメント終了文字列との間に配置された上記コンテンツ開始文字列と上記コンテンツ終了文字列との間に配置されるように、そのコンテンツデータを上記表示されている文字列内に挿入した文字列を表すテキストデータを含むファイルを出力するファイル出力手段と、
を実現させるためのプログラムである。
この場合、
上記ファイル出力手段は、上記表示されている文字列内に挿入された上記コンテンツの位置が、上記コメント開始文字列と上記コメント終了文字列との間以外の位置である場合、当該コンテンツを表すコンテンツデータを上記表示されている文字列に挿入することなく、当該表示されている文字列を表すテキストデータを含む上記ファイルを出力するように構成されることが好適である。
また、上記文字列編集プログラムの他の態様において、
上記ファイル出力手段は、上記表示されている文字列内に挿入された上記コンテンツの位置が、上記コメント開始文字列と上記コメント終了文字列との間以外の位置である場合、当該コンテンツを表すコンテンツデータが上記コメント開始文字列と上記コメント終了文字列との間に配置されるように、当該コメント開始文字列、当該コンテンツデータ及び当該コメント終了文字列を上記表示されている文字列内に挿入した文字列を表すテキストデータを含む上記ファイルを出力するように構成されることが好適である。
この場合、
上記コンテンツ挿入処理手段は、上記表示されている文字列のうちの、上記コメント開始文字列と上記コメント終了文字列との間以外の位置への、上記コンテンツの挿入を指示する情報を受け付けた場合、そのコンテンツを上記表示されている文字列内に挿入しないように構成されることが好適である。
また、本発明の他の形態である情報処理方法は、
ファイルに含まれるテキストデータを読み込むテキストデータ読込工程と、
上記読み込まれたテキストデータのうちの、所定のコンテンツ開始文字列から所定のコンテンツ終了文字列までの部分であるコンテンツブロックに含まれるコンテンツデータをテキスト形式からバイナリ形式へ変換し、当該変換されたコンテンツデータが表すコンテンツを出力するコンテンツ出力工程と、
上記読み込まれたテキストデータのうちの、上記コンテンツブロックを除いた部分が表す文字列を表示する文字列表示工程と、
ユーザにより入力された情報に応じて、上記表示されている文字列を変更する文字列編集処理工程と、
上記ユーザにより入力された情報に応じて、上記表示されている文字列内にコンテンツを挿入するコンテンツ挿入処理工程と、
上記挿入されたコンテンツを表すコンテンツデータをバイナリ形式からテキスト形式へ変換し、当該変換されたコンテンツデータが、所定のコメント開始文字列と所定のコメント終了文字列との間に配置された上記コンテンツ開始文字列と上記コンテンツ終了文字列との間に配置されるように、そのコンテンツデータを上記表示されている文字列内に挿入した文字列を表すテキストデータを含むファイルを出力するファイル出力工程と、
を含む。
この場合、
上記ファイル出力工程は、上記表示されている文字列内に挿入された上記コンテンツの位置が、上記コメント開始文字列と上記コメント終了文字列との間以外の位置である場合、当該コンテンツを表すコンテンツデータを上記表示されている文字列に挿入することなく、当該表示されている文字列を表すテキストデータを含む上記ファイルを出力するように構成されることが好適である。
また、上記情報処理方法の他の態様において、
上記ファイル出力工程は、上記表示されている文字列内に挿入された上記コンテンツの位置が、上記コメント開始文字列と上記コメント終了文字列との間以外の位置である場合、当該コンテンツを表すコンテンツデータが上記コメント開始文字列と上記コメント終了文字列との間に配置されるように、当該コメント開始文字列、当該コンテンツデータ及び当該コメント終了文字列を上記表示されている文字列内に挿入した文字列を表すテキストデータを含む上記ファイルを出力するように構成されることが好適である。
この場合、
上記コンテンツ挿入処理工程は、上記表示されている文字列のうちの、上記コメント開始文字列と上記コメント終了文字列との間以外の位置への、上記コンテンツの挿入を指示する情報を受け付けた場合、そのコンテンツを上記表示されている文字列内に挿入しないように構成されることが好適である。
上述した構成を有する、文字列編集プログラム、又は、情報処理方法、の発明であっても、上記情報処理装置と同様の作用を有するために、上述した本発明の目的を達成することができる。
以下、本発明に係る、情報処理装置、文字列編集プログラム、及び、情報処理方法、の各実施形態について図1〜図8を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1に示したように、第1実施形態に係る情報処理装置1は、バスBSを介して互いに接続された中央処理装置(CPU;Central Processing Unit)10と、記憶装置(メモリ及びハードディスク駆動装置(HDD))20と、入出力インタフェース部30と、を備える。なお、記憶装置20は、着脱可能な記録媒体(例えば、磁気ディスク、半導体メモリ又は光ディスク等)に情報を記憶するように構成されていてもよい。
情報処理装置1は、記憶装置20に記憶されているプログラムをCPU10が実行することにより、後述する機能を実現するように構成されている。
入出力インタフェース部30には、入力装置40と、出力装置50と、が接続されている。
入力装置40は、キーボード及びマウスを含む。入出力インタフェース部30は、ユーザが入力装置40を操作することにより入力装置40に入力された情報を受け付けるように構成されている。
出力装置50は、ディスプレイ及びスピーカを含む。入出力インタフェース部30は、CPU10により生成された画像情報に基づいて、文字及び図形等からなる画像をディスプレイに表示(出力)するように構成されている。また、入出力インタフェース部30は、CPU10により生成された音声情報に基づいて、音声をスピーカから出力させるように構成されている。
図2は、上記のように構成された情報処理装置1の機能を表すブロック図である。この機能は、情報処理装置1のCPU10が後述する図5〜図7に示したフローチャートにより表されるプログラム(文字列編集プログラム)等を実行することにより、実現される。
この情報処理装置1の機能は、ファイル記憶部61と、テキストデータ読込部(テキストデータ読込手段)62と、文字列表示部(文字列表示手段)63と、コンテンツ出力部(コンテンツ出力手段)64と、文字列編集処理部(文字列編集処理手段)65と、コンテンツ挿入処理部(コンテンツ挿入処理手段)66と、ファイル出力部(ファイル出力手段)67と、を含む。
ファイル記憶部61は、所定の規則(所定のプログラミング言語が定める規則)に従って記述され且つ処理の手順を表すソースコードとしての文字列を表すテキストデータを含むファイルを記憶装置20に記憶させる。このソースコードは、コンパイラ又はインタプリタにより処理の手順として解釈されないコメントとしての文字列を含む。
テキストデータ読込部62は、ファイル記憶部61により記憶装置20に記憶させられているファイルに含まれるテキストデータTD(図3を参照)を読み込む。
文字列表示部63は、テキストデータ読込部62により読み込まれたテキストデータTDのうちの、コンテンツブロックCBを除いた部分が表す文字列(ソースコード)SCを、図4に示したように出力装置50のディスプレイに表示させる。
ここで、コンテンツブロックCBは、テキストデータTDのうちの、予め定められたコンテンツ開始文字列(本例では、「<BinaryFile>」)から、予め定められたコンテンツ終了文字列(本例では、「</BinaryFile>」)までの部分である(図3を参照)。
コンテンツ出力部64は、テキストデータ読込部62により読み込まれたテキストデータTDのうちのコンテンツブロックCB内の文字列から、データ形式情報、挿入位置情報、及び、コンテンツデータを取得する。
コンテンツデータは、コンテンツブロックCBのうちの、予め定められたコンテンツデータ開始文字列(本例では、「<BinaryData>」)と、予め定められたコンテンツデータ終了文字列(本例では、「</BinaryData>」)と、の間の部分である(図3を参照)。
データ形式情報は、コンテンツデータのデータ形式を表す情報である。本例では、データ形式情報は、コンテンツデータの基となったファイルの拡張子を表す情報である。また、データ形式情報は、コンテンツブロックCBのうちの、予め定められたデータ形式開始文字列(本例では、「<Extension>」)と、予め定められたデータ形式終了文字列(本例では、「</Extension>」)と、の間の部分である。
更に、挿入位置情報は、文字列表示部63により表示されている文字列内に挿入されたコンテンツの位置(挿入位置)を表す情報である。本例では、挿入位置情報は、行を表す挿入行情報と、列を表す挿入列情報と、からなる。
また、挿入位置情報は、コンテンツブロックCBのうちの、予め定められた挿入位置開始文字列(本例では、「<InsertionPosition>」)と、予め定められた挿入位置終了文字列(本例では、「</InsertionPosition>」)と、の間の部分である。
更に、挿入行情報は、挿入位置情報のうちの、予め定められた挿入行開始文字列(本例では、「<Line>」)と、予め定められた挿入行終了文字列(本例では、「</Line>」)と、の間の部分である。加えて、挿入列情報は、挿入位置情報のうちの、予め定められた挿入列開始文字列(本例では、「<Column>」)と、予め定められた挿入列終了文字列(本例では、「</Column>」)と、の間の部分である。
また、コンテンツ出力部64は、取得したコンテンツデータを、予め定められた方式(本例では、Base64方式であるが、Quoted−Printable方式であってもよい)に従って、テキスト形式からバイナリ形式へ変換する(デコードする)。
更に、コンテンツ出力部64は、変換されたコンテンツデータが表すコンテンツを、上記取得されたデータ形式情報が表すデータ形式に応じた態様により、文字列表示部63により表示されている文字列内の位置であって、上記取得された挿入位置情報が表す挿入位置にて、出力装置50に出力させる。
本例では、コンテンツは、画像(静止画像)である。従って、コンテンツ出力部64は、図4に示したように、コンテンツとしての画像CTを、挿入位置にて出力装置50のディスプレイに表示させる。なお、コンテンツは、音声又は映像等であってもよい。コンテンツが音声である場合、コンテンツ出力部64は、コンテンツとしての音声を出力装置50のスピーカから出力させる。
文字列編集処理部65は、ユーザが入力装置40を介して入力した編集情報を受け付ける。ここで、編集情報は、ディスプレイに表示されている文字列を編集(表示されている文字列に新たな文字列を挿入、又は、表示されている文字列の一部を削除)する旨を指示する情報である。文字列編集処理部65は、受け付けた編集情報に応じて、ディスプレイに表示されている文字列を変更(編集)する。これにより、文字列表示部63は、変更後の文字列をディスプレイに表示させる。
コンテンツ挿入処理部66は、ユーザが入力装置40を介して入力した挿入情報を受け付ける。ここで、挿入情報は、ディスプレイに表示されている文字列内にコンテンツを挿入する旨を指示する情報である。挿入情報は、コンテンツを挿入する位置(挿入位置)を表す情報と、挿入されるコンテンツを表すコンテンツデータを含むファイルを特定する情報と、を含む。
コンテンツ挿入処理部66は、受け付けた挿入情報に応じて、ディスプレイに表示されている文字列内にコンテンツを挿入する。コンテンツ出力部64は、ディスプレイに表示されている文字列内の挿入位置に配置(挿入)されたコンテンツを出力装置50に出力させる。
ファイル出力部67は、コンテンツ挿入処理部66により挿入されたコンテンツを表すコンテンツデータを含むファイルの拡張子を表すデータ形式情報を取得する。そして、ファイル出力部67は、取得したデータ形式情報を、データ形式開始文字列とデータ形式終了文字列との間に配置した文字列をデータ形式文字列として生成する。
更に、ファイル出力部67は、コンテンツ挿入処理部66により挿入されたコンテンツの文字列内の行を表す挿入行情報を取得する。そして、ファイル出力部67は、取得した挿入行情報を、挿入行開始文字列と挿入行終了文字列との間に配置した文字列を挿入行文字列として生成する。
同様に、ファイル出力部67は、コンテンツ挿入処理部66により挿入されたコンテンツの文字列内の列を表す挿入列情報を取得する。そして、ファイル出力部67は、取得した挿入列情報を、挿入列開始文字列と挿入列終了文字列との間に配置した文字列を挿入列文字列として生成する。
そして、ファイル出力部67は、生成した挿入行文字列及び挿入列文字列を、挿入位置開始文字列と挿入位置終了文字列との間に配置した文字列を、挿入位置文字列として生成する。
また、ファイル出力部67は、コンテンツ挿入処理部66により挿入されたコンテンツを表すコンテンツデータを取得する。更に、ファイル出力部67は、取得したコンテンツデータを、予め定められた方式(本例では、Base64方式であるが、Quoted−Printable方式であってもよい)に従って、バイナリ形式からテキスト形式へ変換する(エンコードする)。
更に、ファイル出力部67は、変換されたコンテンツデータを、コンテンツデータ開始文字列とコンテンツデータ終了文字列との間に配置した文字列をコンテンツデータ文字列として生成する。
そして、ファイル出力部67は、コンテンツ開始文字列とコンテンツ終了文字列との間に、上記生成した、データ形式文字列、挿入位置文字列、及び、コンテンツデータ文字列を配置した文字列をコンテンツブロックとして生成する。
更に、ファイル出力部67は、コンテンツ挿入処理部66により挿入されたコンテンツの位置が、予め定められたコメント開始文字列(本例では、「/*」)と予め定められたコメント終了文字列(本例では、「*/」)との間の位置である場合、その位置にて上記生成したコンテンツブロックをソースコード(文字列)内に挿入した文字列を表すテキストデータを生成する。
ここで、コメント開始文字列及びコメント終了文字列は、当該コメント開始文字列と当該コメント終了文字列との間に配置された文字列がコンパイラ又はインタプリタにより処理の手順として解釈されないように、所定のプログラミング言語が定める規則に従って定められた文字列である。
そして、ファイル出力部67は、生成したテキストデータを含むファイルを出力する(記憶装置20に記憶させる)。
一方、コンテンツ挿入処理部66により挿入されたコンテンツの位置が、コメント開始文字列とコメント終了文字列との間以外の位置である場合、ファイル出力部67は、その位置にて、コメント開始文字列、上記生成したコンテンツブロック、及び、コメント終了文字列をこの順にソースコード(文字列)内に挿入した文字列を表すテキストデータを生成する。そして、ファイル出力部67は、生成したテキストデータを含むファイルを出力する(記憶装置20に記憶させる)。
次に、上述した情報処理装置1の作動について具体的に述べる。
情報処理装置1のCPU10は、図5にフローチャートにより示したファイル入力処理プログラムを、ユーザにより入力されたファイル入力指示に応じて実行するようになっている。ファイル入力指示は、ファイルに含まれるテキストデータを読み込む旨を指示する情報であり、且つ、ファイルを特定する情報を含む。
具体的に述べると、CPU10は、ファイル入力処理プログラムの処理を開始すると、ステップ505にて、ファイル入力指示により特定されるファイルに含まれるテキストデータを読み込む(テキストデータ読込工程)。
次いで、CPU10は、ステップ510にて、上記ステップ505にて読み込んだテキストデータからコンテンツブロックを抽出する。更に、CPU10は、抽出したコンテンツブロックから、データ形式情報、挿入位置情報、及び、コンテンツデータを取得する。
そして、CPU10は、ステップ515にて、取得したコンテンツデータを、テキスト形式からバイナリ形式へ変換する。
次いで、CPU10は、ステップ520にて、上記ステップ505にて読み込んだテキストデータのうちの、コンテンツブロックを除いた部分が表す文字列(ソースコード)SCを出力装置50のディスプレイに表示させる(図4を参照、文字列表示工程)。
そして、CPU10は、変換されたコンテンツデータが表すコンテンツCTを、上記取得されたデータ形式情報が表すデータ形式に応じた態様により、ディスプレイに表示されている文字列内の位置であって、上記取得された挿入位置情報が表す挿入位置にて、出力装置50に出力させる(図4を参照、コンテンツ出力工程)。次いで、CPU10はこのプログラムの処理を終了する。
更に、CPU10は、図6にフローチャートにより示した編集処理プログラムを、ファイル入力処理プログラムに続いて実行するようになっている。
従って、ファイル入力処理プログラムの実行が終了すると、CPU10は、ステップ605にて、入力情報を受け付けるまで待機する。入力情報は、ユーザが入力装置40を介して入力した情報である。
いま、ユーザが入力情報としての編集情報を入力した場合から説明する。この場合、CPU10は、ステップ605にて「Yes」と判定してステップ610に進み、受け付けた入力情報が編集情報であるか否かを判定する。
上記仮定に従えば、CPU10は、入力情報として編集情報を受け付けている。従って、CPU10は、ステップ610にて「Yes」と判定してステップ615に進み、受け付けた編集情報に応じて、ディスプレイに表示されている文字列を変更(編集)するための情報を生成する。更に、CPU10は、ステップ620にて、上記ステップ615にて生成された情報に基づいて、変更後の文字列をディスプレイに表示させる(文字列編集処理工程)。そして、CPU10は、ステップ605に戻り、上述したステップ605〜ステップ620の処理を繰り返し実行する。
次に、ユーザが入力情報としての挿入情報を入力した場合について説明する。この場合、CPU10がステップ610に進んだとき、CPU10は、「No」と判定してステップ625に進み、受け付けた入力情報が挿入情報であるか否かを判定する。
上記仮定に従えば、CPU10は、入力情報として挿入情報を受け付けている。従って、CPU10は、ステップ625にて「Yes」と判定してステップ630に進み、受け付けた挿入情報に応じて、ディスプレイに表示されている文字列内にコンテンツを挿入するための情報を生成する。
更に、CPU10は、ステップ635にて、上記ステップ630にて生成された情報に基づいて、ディスプレイに表示されている文字列内の挿入位置に配置(挿入)されたコンテンツを出力装置50に出力させる(コンテンツ挿入処理工程)。そして、CPU10は、ステップ605に戻り、ステップ605〜ステップ635の処理を繰り返し実行する。
また、ステップ605にて受け付けられた入力情報が、編集情報及び挿入情報のいずれでもない場合、CPU10は、ステップ610及びステップ625の両方にて「No」と判定してステップ605へ戻る。
更に、CPU10は、図7にフローチャートにより示したファイル出力処理プログラムを、ユーザにより入力されたファイル出力指示に応じて実行するようになっている。ファイル出力指示は、ディスプレイに表示されているソースコード及びコンテンツを表すテキストデータを含むファイルを書き出す旨を指示する情報である。なお、図7のプログラムの処理は、ファイル出力工程に対応している。
具体的に述べると、CPU10は、ファイル出力処理プログラムの処理を開始すると、ステップ705にて、文字列内に挿入されたコンテンツを表すコンテンツデータを含むファイルの拡張子を表すデータ形式情報を取得する。次いで、CPU10は、取得したデータ形式情報を、データ形式開始文字列とデータ形式終了文字列との間に配置した文字列をデータ形式文字列として生成する。
そして、CPU10は、ステップ710にて、挿入されたコンテンツの文字列内の行を表す挿入行情報、及び、列を表す挿入列情報(即ち、挿入位置情報)を取得する。そして、CPU10は、取得した挿入行情報を、挿入行開始文字列と挿入行終了文字列との間に配置した文字列を挿入行文字列として生成するとともに、取得した挿入列情報を、挿入列開始文字列と挿入列終了文字列との間に配置した文字列を挿入列文字列として生成する。更に、CPU10は、生成した挿入行文字列及び挿入列文字列を、挿入位置開始文字列と挿入位置終了文字列との間に配置した文字列を、挿入位置文字列として生成する。
次いで、CPU10は、ステップ715にて、挿入されたコンテンツを表すコンテンツデータを取得する。更に、CPU10は、取得したコンテンツデータを、予め定められた方式に従って、バイナリ形式からテキスト形式へ変換する(エンコードする)。更に、CPU10は、変換されたコンテンツデータを、コンテンツデータ開始文字列とコンテンツデータ終了文字列との間に配置した文字列をコンテンツデータ文字列として生成する。
そして、CPU10は、ステップ720にて、コンテンツ開始文字列とコンテンツ終了文字列との間に、上記生成した、データ形式文字列、挿入位置文字列、及び、コンテンツデータ文字列を配置した文字列をコンテンツブロックとして生成する。
次いで、CPU10は、ステップ725にて、挿入されたコンテンツの位置(挿入位置)が、コメント開始文字列とコメント終了文字列との間以外の位置(即ち、コメントブロックの外の位置)であるか否かを判定する。
いま、挿入位置が、コメント開始文字列とコメント終了文字列との間の位置である場合から説明する。この場合、CPU10は、「No」と判定してステップ730に進み、挿入位置にて上記ステップ720にて生成したコンテンツブロックをソースコード(文字列)内に挿入した文字列を表すテキストデータを生成する。
そして、CPU10は、ステップ735にて、上記ステップ730にて生成したテキストデータを含むファイルを出力する。そして、CPU10はこのプログラムの処理を終了する。
次に、挿入位置が、コメント開始文字列とコメント終了文字列との間以外の位置である場合について説明する。この場合、CPU10は、ステップ725にて「Yes」と判定してステップ740に進み、挿入位置にてコメント開始文字列及びコメント終了文字列をソースコード(文字列)内に挿入する。
そして、CPU10は、ステップ730にて、上記ステップ740にて挿入したコメント開始文字列とコメント終了文字列との間に、上記ステップ720にて生成したコンテンツブロックを挿入した文字列を表すテキストデータを生成する。
このように、情報処理装置1は、コンパイラ又はインタプリタによりコメントとして解釈されない位置にコンテンツが挿入された場合、そのコンテンツがコンパイラ又はインタプリタによりコメントとして解釈されるように、コメント開始文字列、コンテンツデータ及びコメント終了文字列をこの順に並ぶようにソースコード内に挿入する。これにより、コンテンツデータが処理の手順としてコンパイラ又はインタプリタにより解釈されることを防止することができる。
そして、CPU10は、ステップ735にて、上記ステップ730にて生成したテキストデータを含むファイルを出力する。そして、CPU10はこのプログラムの処理を終了する。
なお、コンテンツが複数挿入されている場合には、CPU10は、挿入された複数のコンテンツのそれぞれに対して、ステップ705〜ステップ730の処理を実行し、その後、ステップ735の処理を実行することによりファイルを出力する。
以上、説明したように、本発明による情報処理装置の第1実施形態によれば、ユーザは、文字列(例えば、ソースコード)とともにコンテンツ(例えば、画像、音声、又は、映像等)を視聴しながら、文字列を編集することができる。これにより、ユーザの利便性を向上させることができる。
更に、情報処理装置1は、コンテンツデータと、表示される文字列を表すデータと、を1つのファイルに含ませて出力する。従って、コンテンツデータを含むファイルと、表示される文字列を表すデータを含むファイルと、の2つのファイルを用いる場合と比較してファイルを管理する手間を軽減することができる。
また、情報処理装置1により出力されるファイルに含まれるテキストデータにおいては、コメント開始文字列とコメント終了文字列との間に配置された文字列であるコメントブロック内にコンテンツデータが配置されている。
従って、コンテンツデータは、コンパイラ又はインタプリタによりコメントとして解釈される(即ち、処理の手順として解釈されない)。即ち、コンテンツデータが処理の手順としてコンパイラ又はインタプリタにより解釈されることを防止することができる。その結果、情報処理装置1により出力されたファイルを用いることにより、コンテンツデータが挿入されなかった場合と同じ処理を実行することができる。
また、情報処理装置1においては、コンテンツブロックは、コンテンツの挿入位置を表す挿入位置情報を含む。これにより、情報処理装置1は、コンテンツ(例えば、画像)が挿入された位置(挿入位置)と対応するファイル内の位置と異なる位置にコンテンツデータが配置された場合であっても、コンテンツを、上記挿入位置にて出力する(例えば、画像を挿入位置に表示する)ことができる。即ち、コンテンツデータをファイル内の任意の位置に配置しても、コンテンツを挿入位置にて出力することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る情報処理装置について説明する。第2実施形態に係る情報処理装置は、上記第1実施形態に係る情報処理装置に対して、コンテンツの挿入位置がコメントブロック外にある場合にそのコンテンツを表すコンテンツデータを、出力するファイルに含ませないように構成されている点において相違している。従って、以下、かかる相違点を中心として説明する。
この第2実施形態に係る情報処理装置1のCPU10は、図7に示したファイル出力処理プログラムに代えて、図8にフローチャートにより示したファイル出力処理プログラムを実行するようになっている。
このファイル出力処理プログラムは、ステップ725にて「Yes」と判定した場合に、ステップ740及びステップ730の処理を実行しない点において、図7に示したファイル出力処理プログラムと相違する。
従って、コンテンツの挿入位置が、コメント開始文字列とコメント終了文字列との間以外の位置である場合、CPU10は、ステップ725にて「Yes」と判定してステップ735に直接進み、そのコンテンツを表すコンテンツデータを、ディスプレイに表示されているソースコードに挿入することなく、当該表示されているソースコードを表すテキストデータを生成する。そして、CPU10は、生成したテキストデータを含むファイルを出力する。
このように、第2実施形態に係る情報処理装置によれば、コンパイラ又はインタプリタによりコメントとして解釈されない位置に挿入されたコンテンツを表すコンテンツデータがファイルに含まれることを回避することができる。この結果、コンテンツデータが処理の手順としてコンパイラ又はインタプリタにより解釈されることを防止することができる。
なお、コンテンツ挿入処理部66は、表示されている文字列のうちの、コメント開始文字列とコメント終了文字列との間以外の位置への、コンテンツの挿入を指示する情報を受け付けた場合、そのコンテンツを、表示されている文字列内に挿入しないように構成されていてもよい。
これによれば、コンパイラ又はインタプリタによりコメントとして解釈されない位置にコンテンツが挿入されることを防止することができる。この結果、コンテンツデータが処理の手順としてコンパイラ又はインタプリタにより解釈されることを防止することができる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、上記各実施形態においては、コメント終了文字列は改行コードであってもよい。
本発明は、プログラムのソースコードとしての文字列をユーザに編集させるための処理を行うエディタ用プログラムを実行する情報処理装置等に適用可能である。
本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の概略構成を表す図である。 図1に示した情報処理装置の機能の概略を表すブロック図である。 記憶装置に記憶されたファイルに含まれるテキストデータが表す文字列を示した図である。 ディスプレイに表示される画像を示した図である。 図1に示した情報処理装置のCPUが実行するファイル入力処理プログラムを示したフローチャートである。 図1に示した情報処理装置のCPUが実行する編集処理プログラムを示したフローチャートである。 図1に示した情報処理装置のCPUが実行するファイル出力処理プログラムを示したフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置のCPUが実行するファイル出力処理プログラムを示したフローチャートである。
符号の説明
1 情報処理装置
10 CPU
20 記憶装置
30 入出力インタフェース部
40 入力装置
50 出力装置
61 ファイル記憶部
62 テキストデータ読込部
63 文字列表示部
64 コンテンツ出力部
65 文字列編集処理部
66 コンテンツ挿入処理部
67 ファイル出力部
BS バス

Claims (14)

  1. ファイルに含まれるテキストデータを読み込むテキストデータ読込手段と、
    前記読み込まれたテキストデータのうちの、所定のコンテンツ開始文字列から所定のコンテンツ終了文字列までの部分であるコンテンツブロックに含まれるコンテンツデータをテキスト形式からバイナリ形式へ変換し、当該変換されたコンテンツデータが表すコンテンツを出力するコンテンツ出力手段と、
    前記読み込まれたテキストデータのうちの、前記コンテンツブロックを除いた部分が表す文字列を表示する文字列表示手段と、
    ユーザにより入力された情報に応じて、前記表示されている文字列を変更する文字列編集処理手段と、
    前記ユーザにより入力された情報に応じて、前記表示されている文字列内にコンテンツを挿入するコンテンツ挿入処理手段と、
    前記挿入されたコンテンツを表すコンテンツデータをバイナリ形式からテキスト形式へ変換し、当該変換されたコンテンツデータが、所定のコメント開始文字列と所定のコメント終了文字列との間に配置された前記コンテンツ開始文字列と前記コンテンツ終了文字列との間に配置されるように、そのコンテンツデータを前記表示されている文字列内に挿入した文字列を表すテキストデータを含むファイルを出力するファイル出力手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記ファイル出力手段は、前記表示されている文字列内に挿入された前記コンテンツの位置が、前記コメント開始文字列と前記コメント終了文字列との間以外の位置である場合、当該コンテンツを表すコンテンツデータを前記表示されている文字列に挿入することなく、当該表示されている文字列を表すテキストデータを含む前記ファイルを出力するように構成された情報処理装置。
  3. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記ファイル出力手段は、前記表示されている文字列内に挿入された前記コンテンツの位置が、前記コメント開始文字列と前記コメント終了文字列との間以外の位置である場合、当該コンテンツを表すコンテンツデータが前記コメント開始文字列と前記コメント終了文字列との間に配置されるように、当該コメント開始文字列、当該コンテンツデータ及び当該コメント終了文字列を前記表示されている文字列内に挿入した文字列を表すテキストデータを含む前記ファイルを出力するように構成された情報処理装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記コンテンツ挿入処理手段は、前記表示されている文字列のうちの、前記コメント開始文字列と前記コメント終了文字列との間以外の位置への、前記コンテンツの挿入を指示する情報を受け付けた場合、そのコンテンツを前記表示されている文字列内に挿入しないように構成された情報処理装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記ファイル出力手段は、前記表示されている文字列内に挿入された前記コンテンツの位置を表す挿入位置情報が前記コンテンツ開始文字列と前記コンテンツ終了文字列との間に配置されるように、その挿入位置情報を前記コンテンツデータとともに前記文字列内に挿入した文字列を表すテキストデータを含む前記ファイルを出力するように構成され、
    前記コンテンツ出力手段は、前記コンテンツを、前記コンテンツブロックに含まれる前記挿入位置情報が表す位置にて出力するように構成された情報処理装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記テキストデータが表す文字列は、所定の規則に従って記述され且つ処理の手順を表すソースコードであり、
    前記コメント開始文字列及び前記コメント終了文字列は、当該コメント開始文字列と当該コメント終了文字列との間に配置された文字列が前記処理の手順として解釈されないように前記規則に従って定められた文字列である情報処理装置。
  7. 情報処理装置に、
    ファイルに含まれるテキストデータを読み込むテキストデータ読込手段と、
    前記読み込まれたテキストデータのうちの、所定のコンテンツ開始文字列から所定のコンテンツ終了文字列までの部分であるコンテンツブロックに含まれるコンテンツデータをテキスト形式からバイナリ形式へ変換し、当該変換されたコンテンツデータが表すコンテンツを出力するコンテンツ出力手段と、
    前記読み込まれたテキストデータのうちの、前記コンテンツブロックを除いた部分が表す文字列を表示する文字列表示手段と、
    ユーザにより入力された情報に応じて、前記表示されている文字列を変更する文字列編集処理手段と、
    前記ユーザにより入力された情報に応じて、前記表示されている文字列内にコンテンツを挿入するコンテンツ挿入処理手段と、
    前記挿入されたコンテンツを表すコンテンツデータをバイナリ形式からテキスト形式へ変換し、当該変換されたコンテンツデータが、所定のコメント開始文字列と所定のコメント終了文字列との間に配置された前記コンテンツ開始文字列と前記コンテンツ終了文字列との間に配置されるように、そのコンテンツデータを前記表示されている文字列内に挿入した文字列を表すテキストデータを含むファイルを出力するファイル出力手段と、
    を実現させるための文字列編集プログラム。
  8. 請求項7に記載の文字列編集プログラムであって、
    前記ファイル出力手段は、前記表示されている文字列内に挿入された前記コンテンツの位置が、前記コメント開始文字列と前記コメント終了文字列との間以外の位置である場合、当該コンテンツを表すコンテンツデータを前記表示されている文字列に挿入することなく、当該表示されている文字列を表すテキストデータを含む前記ファイルを出力するように構成された文字列編集プログラム。
  9. 請求項7に記載の文字列編集プログラムであって、
    前記ファイル出力手段は、前記表示されている文字列内に挿入された前記コンテンツの位置が、前記コメント開始文字列と前記コメント終了文字列との間以外の位置である場合、当該コンテンツを表すコンテンツデータが前記コメント開始文字列と前記コメント終了文字列との間に配置されるように、当該コメント開始文字列、当該コンテンツデータ及び当該コメント終了文字列を前記表示されている文字列内に挿入した文字列を表すテキストデータを含む前記ファイルを出力するように構成された文字列編集プログラム。
  10. 請求項7乃至請求項9のいずれか一項に記載の文字列編集プログラムであって、
    前記コンテンツ挿入処理手段は、前記表示されている文字列のうちの、前記コメント開始文字列と前記コメント終了文字列との間以外の位置への、前記コンテンツの挿入を指示する情報を受け付けた場合、そのコンテンツを前記表示されている文字列内に挿入しないように構成された文字列編集プログラム。
  11. ファイルに含まれるテキストデータを読み込むテキストデータ読込工程と、
    前記読み込まれたテキストデータのうちの、所定のコンテンツ開始文字列から所定のコンテンツ終了文字列までの部分であるコンテンツブロックに含まれるコンテンツデータをテキスト形式からバイナリ形式へ変換し、当該変換されたコンテンツデータが表すコンテンツを出力するコンテンツ出力工程と、
    前記読み込まれたテキストデータのうちの、前記コンテンツブロックを除いた部分が表す文字列を表示する文字列表示工程と、
    ユーザにより入力された情報に応じて、前記表示されている文字列を変更する文字列編集処理工程と、
    前記ユーザにより入力された情報に応じて、前記表示されている文字列内にコンテンツを挿入するコンテンツ挿入処理工程と、
    前記挿入されたコンテンツを表すコンテンツデータをバイナリ形式からテキスト形式へ変換し、当該変換されたコンテンツデータが、所定のコメント開始文字列と所定のコメント終了文字列との間に配置された前記コンテンツ開始文字列と前記コンテンツ終了文字列との間に配置されるように、そのコンテンツデータを前記表示されている文字列内に挿入した文字列を表すテキストデータを含むファイルを出力するファイル出力工程と、
    を含む情報処理方法。
  12. 請求項11に記載の情報処理方法であって、
    前記ファイル出力工程は、前記表示されている文字列内に挿入された前記コンテンツの位置が、前記コメント開始文字列と前記コメント終了文字列との間以外の位置である場合、当該コンテンツを表すコンテンツデータを前記表示されている文字列に挿入することなく、当該表示されている文字列を表すテキストデータを含む前記ファイルを出力するように構成された情報処理方法。
  13. 請求項11に記載の情報処理方法であって、
    前記ファイル出力工程は、前記表示されている文字列内に挿入された前記コンテンツの位置が、前記コメント開始文字列と前記コメント終了文字列との間以外の位置である場合、当該コンテンツを表すコンテンツデータが前記コメント開始文字列と前記コメント終了文字列との間に配置されるように、当該コメント開始文字列、当該コンテンツデータ及び当該コメント終了文字列を前記表示されている文字列内に挿入した文字列を表すテキストデータを含む前記ファイルを出力するように構成された情報処理方法。
  14. 請求項11乃至請求項13のいずれか一項に記載の情報処理方法であって、
    前記コンテンツ挿入処理工程は、前記表示されている文字列のうちの、前記コメント開始文字列と前記コメント終了文字列との間以外の位置への、前記コンテンツの挿入を指示する情報を受け付けた場合、そのコンテンツを前記表示されている文字列内に挿入しないように構成された情報処理方法。
JP2008190447A 2008-07-24 2008-07-24 情報処理装置 Pending JP2010026960A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008190447A JP2010026960A (ja) 2008-07-24 2008-07-24 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008190447A JP2010026960A (ja) 2008-07-24 2008-07-24 情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010026960A true JP2010026960A (ja) 2010-02-04

Family

ID=41732705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008190447A Pending JP2010026960A (ja) 2008-07-24 2008-07-24 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010026960A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05313877A (ja) * 1992-05-13 1993-11-26 Kodo Eizo Gijutsu Kenkyusho:Kk プログラム編集装置およびそのプログラム表示方法
JP2006277031A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Canon Inc 情報処理装置及びその方法
JP2008065509A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Yokogawa Electric Corp ユーザプログラム編集方法およびユーザプログラム編集のためのプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05313877A (ja) * 1992-05-13 1993-11-26 Kodo Eizo Gijutsu Kenkyusho:Kk プログラム編集装置およびそのプログラム表示方法
JP2006277031A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Canon Inc 情報処理装置及びその方法
JP2008065509A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Yokogawa Electric Corp ユーザプログラム編集方法およびユーザプログラム編集のためのプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220229536A1 (en) Information processing apparatus display control method and program
KR20110055957A (ko) 파워포인트에 TTS 모듈을 플러그인(plug-in)하여 음성 합성된 파워포인트 문서 및 다양한 동영상 파일을 작성하는 방법과 이에 따른 시스템
JP5466357B2 (ja) 電子文書の作成を支援する装置及び方法
CN103793229A (zh) 一种模板化数字出版编辑方法及系统
JP2006048695A (ja) スクリプト特性によるテキストデータ処理装置及び方法
JP2004072779A (ja) タスク基盤の非線形ハイパービデオ編集方法及びその装置
JP2010026960A (ja) 情報処理装置
JP5082971B2 (ja) 音声合成装置およびそれを用いた読み上げシステム。
JP2014171053A (ja) 電子文書コンテナデータファイル、電子文書コンテナデータファイル生成装置、電子文書コンテナデータファイル生成プログラム、サーバ装置および電子文書コンテナデータファイル生成方法
JP2005229501A (ja) 情報処理装置及びその方法、並びにそのプログラム及び記憶媒体
KR101477492B1 (ko) 동영상 콘텐츠 편집 및 재생을 위한 장치 및 그 방법
JP2009251666A (ja) 変更履歴作成装置、方法及びプログラム
JP6753190B2 (ja) 文書検索装置及びプログラム
JP2005341174A (ja) 画像処理システム、情報処理装置および方法、画像処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2009054009A (ja) 構造化文書描画装置、構造化文書描画方法、プログラム及び、記憶媒体
JP4472768B2 (ja) プログラム解析装置、プログラム解析方法、およびプログラム
JP4563099B2 (ja) 動画再生装置および動画再生情報生成装置
JP2007127994A (ja) 音声合成方法及び音声合成装置並びにプログラム
JP3886962B2 (ja) データ生成方法、データ生成装置、データ生成プログラム、およびデータ生成プログラムを記録した記録媒体
JP2006202301A (ja) 記憶装置およびコンピュータ読取り可能な記録媒体
JP2007079957A (ja) 情報処理方法および装置、記録媒体、並びにプログラム
JP5687441B2 (ja) マルチメディアコンテンツ制作装置
WO2015040743A1 (ja) アノテーション共有方法、アノテーション共有装置及びアノテーション共有プログラム
JP2007172597A (ja) 音声処理装置及び音声処理方法
JP2015210786A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120403

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120528

RD07 Notification of extinguishment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7427

Effective date: 20120712

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121204