JP5466357B2 - 電子文書の作成を支援する装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子文書の作成に用いられる装置及び方法に関する。特に、本発明は、電子文書の作成を支援する装置及び方法に関する。
今日、インターネット上には多数のWebサイトが存在している。そして、これらのWebサイトを構成するWebページの中には、多彩でとても凝ったデザインのものも多く見られる。このような凝ったWebページを作成する場合、エディタ等を用いたのでは膨大な工数がかかってしまう。
そこで、従来から、Webページを効率よく作成できるように、様々なWebページ作成支援ツールが提供されている(例えば、非特許文献1参照)。この非特許文献1の製品には、多数のレイアウト用部品(テンプレート部品)が用意されており、ドラッグ&ドロップのみの簡単な操作で理想のレイアウトを作成できるようになっている。
IBMプレス・リリース ポッドキャスト対応ページを作成できる新ホームページ作成ソフト、[online]、平成18年11月7日、[平成19年9月28日検索]、インターネット<URL:http://www-06.ibm.com/jp/press/20061107001.html>
ところで、テンプレート部品を用いてレイアウトを作成し、その中にコンテンツを埋め込んだ後に、テンプレート部品を変更したくなる場合がある。例えば、埋め込むべきコンテンツの数が当初の想定よりも増えることが分かった場合や当初の想定ほど多くならないことが分かった場合等である。
従来、テンプレート部品を変更したい場合は、編集作業を最初からやり直すか、又は、テンプレート部品をユーザが編集する必要があった。このようなユーザによる編集を支援する技術として、例えば、テンプレート部品を構成する領域を個別に編集するためのダイアログは用意されていた。また、ページ全体をコンテンツが移動するように変換する技術もあった。
しかしながら、このようなユーザ自身による編集作業を必要とせずにテンプレート部品の変更が行えるようになれば、製品はより使い勝手のよいものとなると考えられる。
尚、CMS(Contents Management System)等では、コンテンツと表示レイアウトは別々に管理されているので、表示レイアウトを静的又は動的に変更することで見栄えを変更することになる。そのため、埋め込むべきコンテンツが増加してくると、それに伴い表示レイアウトも変更する必要があった。
ところで、ここまではWebページを作成する際の問題点として述べてきたが、同様の問題点は一般の電子文書についても指摘できる。
本発明の目的は、コンテンツが埋め込まれたテンプレート部品を新たなテンプレート部品に変更する際に、ユーザによる編集作業の手間を軽減することにある。
本発明の他の目的は、テンプレート部品を変更する際の操作性を向上することにある。
かかる目的のもと、本発明は、コンテンツが埋め込まれた電子テンプレートを新たな電子テンプレートに変更する際に、新たな電子テンプレートにおけるコンテンツの埋め込み状態を自動決定するようにした。即ち、本発明は、電子文書の作成を支援する装置であって、電子文書を作成するために電子文書を構成するコンテンツ要素が埋め込まれるコンテンツ領域を各々が含む複数の電子テンプレートを記憶する記憶部と、記憶部に記憶された複数の電子テンプレートから選択された第1の電子テンプレートを表示するように、表示部を制御する第1の制御部と、特定のコンテンツ要素が埋め込まれたコンテンツ領域を含む第1の電子テンプレートを複数の電子テンプレートのうちの第2の電子テンプレートに変更する操作を受け付ける受付部と、受付部が受け付けた操作に応じて、第2の電子テンプレートへの特定のコンテンツ要素の埋め込み状態を、第1の電子テンプレートのコンテンツ領域及び第2の電子テンプレートのコンテンツ領域の属性に基づいて決定する決定部と、第2の電子テンプレートを、決定部により決定された埋め込み状態に基づいて表示するように、表示部を制御する第2の制御部とを備えた、装置を提供する。
ところで、本発明では、最初に選択した電子テンプレートに埋め込むコンテンツの増減が将来あり得ることに対応するため、電子テンプレートに成長及び退化の仕組みを導入した。
まず、電子テンプレートを成長させる場合は、以下のような装置であってよい。
即ち、この装置において、第2の電子テンプレートは、第1の電子テンプレートに含まれる特定の属性のコンテンツ領域よりも多いその特定の属性のコンテンツ領域を含み、決定部は、特定のコンテンツ要素が埋め込まれる第2の電子テンプレートのコンテンツ領域を、埋め込み状態として決定する、ものであってよい。
また、第1の電子テンプレートに含まれる特定の属性のコンテンツ領域よりも多いその特定の属性のコンテンツ領域を含むという条件を満たす電子テンプレートを第2の電子テンプレートの候補として抽出する抽出部と、抽出部により抽出された第2の電子テンプレートの候補を表示するように、表示部を制御する第3の制御部とを更に備えた、ものであってもよい。
更に、抽出部は、第1の電子テンプレートへの特定のコンテンツ要素の埋め込み状態、及び、表示部による第1の電子テンプレートの表示状態の少なくとも何れか一方に関する条件を更に満たす電子テンプレートを第2の電子テンプレートの候補として抽出する、ものであってもよい。
また、第2の制御部は、第2の電子テンプレートを、決定部により決定されたコンテンツ領域に合致するように特定のコンテンツ要素を変換することで得られた新たなコンテンツ要素がコンテンツ領域に埋め込まれた状態で表示するように、表示部を制御する、ものであってもよい。
更にまた、第2の制御部は、第2の電子テンプレートを、第1の電子テンプレートの1つのコンテンツ領域に埋め込まれた特定のコンテンツ要素が決定部により決定された複数のコンテンツ領域に埋め込まれた状態で表示するように、表示部を制御する、ものであってもよい。
次に、電子テンプレートを退化させる場合は、以下のような装置であってよい。
即ち、この装置において、第2の電子テンプレートは、第1の電子テンプレートに含まれる特定の属性のコンテンツ領域よりも少ないその特定の属性のコンテンツ領域を含み、決定部は、特定のコンテンツ要素を第2の電子テンプレートに埋め込むかどうかを、埋め込み状態として決定する、ものであってよい。
また、第1の電子テンプレートに含まれる特定の属性のコンテンツ領域よりも少ないその特定の属性のコンテンツ領域を含むという条件を満たす電子テンプレートを第2の電子テンプレートの候補として抽出する抽出部と、抽出部により抽出された第2の電子テンプレートの候補を表示するように、表示部を制御する第3の制御部とを更に備えた、ものであってよい。
更に、第2の制御部は、第2の電子テンプレートを、特定のコンテンツ要素が第2の電子テンプレートの表示されない領域に埋め込まれた状態で表示するように、表示部を制御する、ものであってよい。
また、本発明は、電子文書の作成を支援する方法であって、電子文書を作成するために電子文書を構成するコンテンツ要素が埋め込まれるコンテンツ領域を各々が含む複数の電子テンプレートから選択された第1の電子テンプレートを表示するステップと、特定のコンテンツ要素が埋め込まれたコンテンツ領域を含む第1の電子テンプレートを複数の電子テンプレートのうちの第2の電子テンプレートに変更する操作を受け付けるステップと、操作に応じて、第2の電子テンプレートへの特定のコンテンツ要素の埋め込み状態を、第1の電子テンプレートのコンテンツ領域及び第2の電子テンプレートのコンテンツ領域の属性に基づいて決定するステップと、第2の電子テンプレートを、決定された埋め込み状態に基づいて表示するステップとを含む、方法も提供する。
更に、本発明は、電子文書の作成を支援する装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、コンピュータを、電子文書を作成するために電子文書を構成するコンテンツ要素が埋め込まれるコンテンツ領域を各々が含む複数の電子テンプレートから選択された第1の電子テンプレートを表示するように、表示部を制御する第1の制御部と、特定のコンテンツ要素が埋め込まれたコンテンツ領域を含む第1の電子テンプレートを複数の電子テンプレートのうちの第2の電子テンプレートに変更する操作を受け付ける受付部と、受付部が受け付けた操作に応じて、第2の電子テンプレートへの特定のコンテンツ要素の埋め込み状態を、第1の電子テンプレートのコンテンツ領域及び第2の電子テンプレートのコンテンツ領域の属性に基づいて決定する決定部と、第2の電子テンプレートを、決定部により決定された埋め込み状態に基づいて表示するように、表示部を制御する第2の制御部として機能させる、プログラムも提供する。
本発明によれば、コンテンツが埋め込まれたテンプレート部品を新たなテンプレート部品に変更する際に、ユーザによる編集作業の手間が軽減されるようになる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施の形態」という)について詳細に説明する。尚、本実施の形態では、Webページの編集を前提に説明するが、一般の電子文書の編集についても同様に考えることができる。
まず、本実施の形態においてユーザがWebページ(以下、単に「ページ」という)を編集するときの流れについて説明する。
図1は、ページ編集装置を用いたページ編集作業の流れを示したフローチャートである。
まず、ユーザは、ページ編集装置が用意する様々な電子テンプレート(テンプレート部品)の中から、所望のテンプレート部品を選択する(ステップ101)。そして、このテンプレート部品を、ページ編集装置における表示画面上の編集領域に挿入する(ステップ102)。
次に、ユーザは、テンプレート部品内のコンテンツが埋め込まれる領域(以下、「コンテンツ領域」という)をコンテンツで埋める操作を行う(ステップ103)。そして、ページの見栄えを確認し(ステップ104)、問題があるかどうかを判断する(ステップ105)。
その結果、問題がなければ作業を終了するが、問題があれば、別のテンプレート部品を用いて作業を継続する。
即ち、ページ編集装置がテンプレート部品の候補を表示するので、ユーザは、その候補の中から所望のテンプレート部品を選択する(ステップ106)。そして、先に選択して現在表示中のテンプレート部品を、新たに選択したテンプレート部品に変更する操作を行う(ステップ107)。そして、例えばコンテンツを追加する場合であれば、新たなテンプレート部品に変更することで増加したコンテンツ領域を、追加のコンテンツで埋める(ステップ108)。
その後、再びステップ104に戻り、ページの見栄えを確認する。以下、ページの見栄えが満足できるものになるまで、同様の作業を繰り返す。
ここで、ステップ101及び106で選択されるテンプレート部品の具体例について説明する。
図2は、テンプレート部品の具体例を示した図である。
このうち、(a)は、見出しを埋め込むためのコンテンツ領域401のみからなるテンプレート部品である。
また、(b)は、見出しを埋め込むためのコンテンツ領域411を含み、その下には、左側に写真を埋め込むためのコンテンツ領域412が配置され、右側に説明文を埋め込むためのコンテンツ領域413が配置されたテンプレート部品である。
更に、(c)は、見出しを埋め込むためのコンテンツ領域421を含み、その下に写真を埋め込むためのコンテンツ領域422a,422b,422c,422dと、説明文を埋め込むためのコンテンツ領域423a,423b,423c,423dとが配置されたテンプレート部品である。
尚、以下では、見出しを埋め込むためのコンテンツ領域のことを「見出し領域」と呼び、説明文を埋め込むためのコンテンツ領域のことを「説明領域」と呼び、写真を埋め込むためのコンテンツ領域のことを「写真領域」と呼ぶことにする。本明細書では、テンプレート部品に含まれるコンテンツ領域として、これら3種類を想定するが、それ以外のコンテンツ領域、例えば、リンク領域、ヘッダ領域、フッタ領域等をテンプレート部品に含めるようにしてもよい。
このように、本実施の形態におけるページ編集装置では、異なる種類や数のコンテンツ領域を有する複数のテンプレート部品が用意される。そこで、本実施の形態では、現在使用しているテンプレート部品を新たなテンプレート部品に変更する際のルール(変更ルール)を次のように分類する。
図3は、このような変更ルールについて示した概念図である。
まず、現在のテンプレート部品から新たなテンプレート部品への変更は、「変異」と「転身」に分けられる。「変異」、「転身」は現在のテンプレート部品とレイアウトが異なるテンプレート部品に変更するという点では共通するが、次の点で異なっている。
「変異」とは、現在のテンプレート部品とタイプが異なるテンプレート部品に変更することである。
「転身」とは、現在のテンプレート部品とタイプが同じテンプレート部品に変更することである。
ここで、テンプレート部品の「タイプ」とは、そのテンプレート部品が含む見出し領域、説明領域、写真領域ごとの数を示す属性情報である。
つまり、例えば、図2(a)のテンプレート部品から同図(b)のテンプレート部品への変更は、説明領域及び写真領域の数が異なることとなる変更であるので、「変異」に該当する。また、例えば、同図(b)のテンプレート部品から同図(c)のテンプレート部品への変更も、同様に「変異」に該当する。
一方、図2(b)のテンプレート部品に対し、例えば説明領域と写真領域とを入れ換えた別のテンプレート部品があったとする。すると、これらのテンプレート部品間の変更は、レイアウトは異なることとなるものの、各コンテンツ領域の数が異なることにはならないので、「転身」に該当する。
また、本実施の形態では、「変異」を更に「成長」と「退化」に分類する。「変異」は、テンプレート部品に含まれる各コンテンツ領域の数が異なることだけに着目したルールであったが、「成長」及び「退化」は、テンプレート部品に含まれる各コンテンツ領域の数の増減に着目したルールであり、次のように定義できる。
「成長」とは、現在のテンプレート部品よりもコンテンツ領域の数が多いテンプレート部品に変更することである。
「退化」とは、現在のテンプレート部品よりもコンテンツ領域の数が少ないテンプレート部品に変更することである。
例えば、図2(a)のテンプレート部品から同図(b)のテンプレート部品への変更は、説明領域が0個だったのが1個になり、写真領域が0個だったのが1個になっているので、「成長」に該当する。また、同図(b)のテンプレート部品から同図(c)のテンプレート部品への変更は、説明領域が1個だったのが4個になり、写真領域が1個だったのが4個になっているので、「成長」に該当する。
一方、図2(c)のテンプレート部品から同図(b)のテンプレート部品への変更は、説明領域が4個だったのが1個になり、写真領域が4個だったのが1個になっているので、「退化」に該当する。また、同図(b)のテンプレート部品から同図(a)のテンプレート部品への変更は、説明領域が1個だったのが0個になり、写真領域が1個だったのが0個になっているので、「退化」に該当する。
次に、テンプレート部品を所望のテンプレート部品に成長、退化、転身、変異を繰り返し行うことで、ページを編集するページ編集装置について説明する。
図4は、本実施の形態におけるページ編集装置10の機能構成例を示した図である。
図示するように、ページ編集装置10は、部品情報記憶部11と、部品挿入部12と、表示部13と、操作受付部14と、候補生成部15と、変更処理部16とを備える。また、候補生成部15は、情報解析部21と、部品リスト記憶部22と、フィルタリングパラメータ生成部23と、フィルタリング部24と、部品選択部25とを備える。更に、変更処理部16は、現在部品取得部31と、選択部品取得部32と、マージ部33とを備える。
部品情報記憶部11は、テンプレート部品の定義情報(以下、単に「定義情報」という)と、テンプレート部品の管理情報(以下、単に「管理情報」という)とを記憶する。このうち、定義情報は、テンプレート部品のレイアウト等を定義する記述である。テンプレート部品はWebブラウザで表示されるので、定義情報はHTML(HyperText Markup Language)文書として記憶されている。また、管理情報は、各テンプレート部品のタイプ等の属性情報を管理する情報である。この管理情報は、如何なる形式で作成してもよいが、ここでは、XML(eXtensible Markup Language)の形式で作成している。本実施の形態では、複数の電子テンプレートを記憶する記憶部の一例として、部品情報記憶部11を設けている。
部品挿入部12は、ユーザの操作に応じて、表示部13上の編集領域にテンプレート部品を挿入する。本実施の形態では、第1の電子テンプレートを表示するように表示部を制御する第1の制御部の一例として、部品挿入部12を設けている。
表示部13は、編集領域への挿入が指示されたテンプレート部品、次に選択するテンプレート部品の候補、その中から選択された新たなテンプレート部品等を表示する。
操作受付部14は、編集領域へ挿入するテンプレート部品を選択する操作や、そのテンプレート部品を別のテンプレート部品に変更する操作等を受け付ける。
候補生成部15は、現在表示しているテンプレート部品(以下、「現在部品」という)を変更する要求に応じて、別のテンプレート部品を選択する操作を効率よく行えるよう、選択すべきテンプレート部品の候補を生成する。この候補生成部15内部の詳細な機能構成については後述する。本実施の形態では、第2の電子テンプレートの候補を抽出する抽出部の一例として、また、第2の電子テンプレートの候補を表示するように表示部を制御する第3の制御部の一例として、候補生成部15を設けている。
変更処理部16は、テンプレート部品の候補からユーザが所望のテンプレート部品を選択すると、現在部品をその選択されたテンプレート部品(以下、「選択部品」という)に変更する処理を行う。この変更処理部16内部の詳細な機能構成については後述する。
次いで、候補生成部15内の機能について説明する。
情報解析部21は、部品情報記憶部11から管理情報を読み出して解析する。本実施の形態では、管理情報はXML形式で管理されている。従って、この情報解析部21が、管理情報内の属性情報を用いたフィルタリングを行い易いように、属性情報を取り出しておく。
部品リスト記憶部22は、情報解析部21が管理情報から取り出した属性情報を含む部品リストを記憶する。この部品リストは、部品を一意に識別する部品IDとその部品の属性情報との対応情報を全てのテンプレート部品についてリスト化したものである。
フィルタリングパラメータ生成部23は、部品リスト記憶部22に記憶された部品リストのフィルタリングを行うためのフィルタリングパラメータを生成する。ここで、フィルタリングパラメータは、現在部品取得部31から伝えられた現在部品の部品ID等の情報と予め設定されたフィルタリングの基準とに基づいて生成される。
フィルタリング部24は、フィルタリングパラメータ生成部23が生成したフィルタリングパラメータを用いて、部品リスト記憶部22に記憶された部品リストのフィルタリングを行い、その結果を表示部13に出力する。
部品選択部25は、操作受付部14から選択部品の部品IDを取得し、この部品IDをキーとして部品情報記憶部11からその部品に関する部品情報を選択し、選択部品取得部32に受け渡す。
また、変更処理部16内の機能について説明する。
現在部品取得部31は、現在部品を選択部品に変更する操作に応じて、現在部品に関する情報を取得する。ここで、現在部品に関する情報は、例えば、現在部品にコンテンツを埋め込んで表示するために保持しているHTML文書として取得される。その中には、現在部品を一意に識別する部品IDや、現在部品のコンテンツ領域に埋め込まれたコンテンツの情報が含まれる。
選択部品取得部32は、選択部品を指定する操作に応じて、部品選択部25から選択部品に関する情報を取得する。ここで、選択部品に関する情報としては、例えば、選択部品に関する管理情報や定義情報が取得される。
マージ部33は、現在部品に埋め込まれたコンテンツを選択部品に埋め込む。その際、必要に応じて、現在部品に埋め込まれたコンテンツを選択部品に合致するよう変換処理を行う。本実施の形態では、コンテンツ要素の埋め込み状態を決定する決定部の一例として、また、第2の電子テンプレートを表示するように表示部を制御する第2の制御部の一例として、マージ部33を設けている。
以下、本実施の形態におけるページ編集装置10の動作について詳細に説明する。
第一に、候補生成部15がテンプレート部品の候補を生成する際の動作について説明する。
その際、候補生成部15は、部品情報記憶部11に記憶された管理情報を参照する。従って、動作について説明する前に、管理情報について具体的に説明しておく。
図5は、このような管理情報の例を示した図である。
同図(a),(b),(c)は、それぞれ、図2(a),(b),(c)のテンプレート部品を管理するための管理情報の例である。
まず、(a)の管理情報について説明する。
この管理情報は、「preset」要素の「id」属性において、図2(a)のテンプレート部品の部品IDが「HPB_LPT_TBOX_02」であることを管理している。
また、「preset」要素の「type」属性において、図2(a)のテンプレート部品のタイプが「PBOX_T1C0P0」であることを管理している。このタイプの記述においては、「_」以降の文字列が、各コンテンツ領域の数を示している。具体的には、「T」の後に続く数字が見出し領域の数を表し、「C」の後に続く数字が説明領域の数を表し、「P」の後に続く数字が写真領域の数を表す。この場合、「T1C0P0」なので、見出し領域が1個であり、説明領域及び写真領域が共に0個であることを表している。
更に、「preset」要素の「level」属性において、図2(a)のテンプレート部品のレベルが「1」であることを管理している。ここで、レベルとは、テンプレート部品の成長及び退化を判定するために定義された属性である。テンプレート部品の成長及び退化は、タイプにおける各コンテンツ領域の数を比較することにより判定できるので、本実施の形態では、主にタイプに基づいて成長及び退化を判定する。しかしながら、このような判定を簡略化するためにレベルも定義している。
更にまた、「preset」要素の「minwidth」属性において、図2(a)のテンプレート部品の最小幅が「20」であることを管理している。尚、この属性は、テンプレート部品を変更した後のレイアウトを崩さないことを目的とする属性の一例である。
次に、(b)の管理情報について説明する。
この管理情報は、「preset」要素の「id」属性において、図2(b)のテンプレート部品の部品IDが「HPB_LPT_PBOX_106」であることを管理している。
また、「preset」要素の「type」属性において、図2(b)のテンプレート部品のタイプが「PBOX_T1C1P1」であることを管理している。この場合、「_」以降の文字列が「T1C1P1」なので、見出し領域、説明領域、写真領域が共に1個であることを表している。
更に、「preset」要素の「level」属性において、図2(b)のテンプレート部品のレベルが「3」であることを管理している。
更にまた、「preset」要素の「minwidth」属性において、図2(b)のテンプレート部品の最小幅が「186」であることを管理している。
次いで、(c)の管理情報について説明する。
この管理情報は、「preset」要素の「id」属性において、図2(c)のテンプレート部品の部品IDが「HPB_LPT_PBOX_334」であることを管理している。
また、「preset」要素の「type」属性において、図2(c)のテンプレート部品のタイプが「PBOX_T1C4P4」であることを管理している。この場合、「_」以降の文字列が「T1C4P4」なので、見出し領域が1個であり、説明領域及び写真領域が共に4個であることを表している。
更に、「preset」要素の「level」属性において、図2(c)のテンプレート部品のレベルが「4」であることを管理している。
更にまた、「preset」要素の「minwidth」属性において、図2(c)のテンプレート部品の最小幅が「590」であることを管理している。
このような管理情報が部品情報記憶部11に記憶されていることを前提として、候補生成部15は以下のように動作する。
図6は、候補生成部15の動作例を示したフローチャートである。
候補生成部15では、まず、情報解析部21が、部品情報記憶部11に記憶された管理情報を解析し、部品リストを作成して部品リスト記憶部22に記憶する(ステップ201)。この場合、情報解析部21は、図5の管理情報の「preset」要素の「id」属性から、部品IDを抽出する。また、「preset」要素の「type」属性の「_」以降の文字列から、見出し領域、説明領域、写真領域の各コンテンツ領域の個数を抽出する。更に、「preset」要素の「level」属性からレベルを抽出し、「preset」要素の「minwidth」属性から最小幅を抽出する。そして、部品IDとこれらの属性情報とを対応付けて部品リストとする。
候補生成部15では、次に、フィルタリングパラメータ生成部23が現在部品取得部31から現在部品の部品IDを受け取ったかどうかを判定する(ステップ202)。即ち、ユーザが現在部品を別のテンプレート部品に変更する操作を行ったかどうかを判定する。
ここで、現在部品取得部31から部品IDを受け取っていなければ、フィルタリングパラメータ生成部23は、ステップ202を繰り返し、部品IDが入力されるのを待つ。
一方、現在部品取得部31から部品IDを受け取っていれば、フィルタリングパラメータ生成部23は、その部品IDをキーとして、部品リスト記憶部22に記憶された部品リストから現在部品の属性情報を読み出す(ステップ203)。そして、フィルタリングの基準として如何なるものが設定されているかを判定する(ステップ204)。尚、フィルタリングの基準は、例えば、現在部品を別のテンプレート部品に変更するためのダイアログボックスでユーザに指定させ、その情報をフィルタリングパラメータ生成部23が参照可能なメモリに保持しておくとよい。
ここでは、フィルタリングの基準として、成長、退化、転身の何れかが設定されているものとする。
まず、成長が設定されている場合について説明する。
この場合、フィルタリングパラメータ生成部23は、現在部品からの変更が成長に該当するテンプレート部品を抽出するためのフィルタリングパラメータを生成する(ステップ205)。例えば、現在部品の見出し領域、説明領域、写真領域の個数をそれぞれCurT,CurC,CurPとし、見出し領域、説明領域、写真領域の個数を表す変数をそれぞれT,C,Pとすると、
「(T≧CurT and C≧CurC and P≧CurP)
and not(T=CurT and C=CurC and P=CurP)」
がフィルタリングパラメータとなる。
次に、退化が設定されている場合について説明する。
この場合、フィルタリングパラメータ生成部23は、現在部品からの変更が退化に該当するテンプレート部品を抽出するためのフィルタリングパラメータを生成する(ステップ206)。例えば、現在部品の見出し領域、説明領域、写真領域の個数をそれぞれCurT,CurC,CurPとし、見出し領域、説明領域、写真領域の個数を表す変数をそれぞれT,C,Pとすると、
「(T≦CurT and C≦CurC and P≦CurP)
and not(T=CurT and C=CurC and P=CurP)」
がフィルタリングパラメータとなる。
次いで、転身が設定されている場合について説明する。
この場合、フィルタリングパラメータ生成部23は、現在部品からの変更が転身に該当するテンプレート部品を抽出するためのフィルタリングパラメータを生成する(ステップ207)。例えば、現在部品の部品ID、見出し領域、説明領域、写真領域の個数をそれぞれCurID,CurT,CurC,CurPとし、部品ID、見出し領域、説明領域、写真領域の個数を表す変数をそれぞれID,T,C,Pとすると、
「T=CurT and C=CurC and P=CurP
and ID≠CurID」
がフィルタリングパラメータとなる。
尚、既に述べた通り、フィルタリングの基準として成長及び退化の何れかが設定されている場合には、管理情報から抽出したレベルに基づいてフィルタリングパラメータを生成することも考えられる。この場合、現在部品のレベルをCurL、レベルを表す変数をLとすると、「L>CurL」が成長の場合のフィルタリングパラメータであり、「L<CurL」が退化の場合のフィルタリングパラメータである。
また、成長及び退化という変更ルールに拘らず、部品IDをカテゴリに分類し、同じカテゴリのテンプレート部品を抽出するためのフィルタリングパラメータを生成するようにしてもよい。
また、フィルタリングの基準としては、成長、退化、転身に対する追加の基準として、画像サイズに関する基準や、現在部品が配置された領域の幅に関する基準等を設定してもよい。
まず、画像サイズに関する基準が設定されている場合について説明する。
この場合、現在部品取得部31は、部品IDに加え、現在部品に埋め込まれている画像のサイズの情報もフィルタリングパラメータ生成部23に伝えているものとする。そして、フィルタリングパラメータ生成部23は、管理情報から抽出した画像サイズの情報(図5では不図示)との大小関係を表すフィルタリングパラメータを生成する。尚、ここでは、画像サイズに関する基準を例示したが、これはテンプレート部品へのコンテンツの埋め込み状態に関する基準の一例であり、そのような基準として他のものを採用してもよい。
また、領域の幅に関する基準が設定されている場合について説明する。
この場合、現在部品取得部31は、部品IDに加え、現在部品が挿入されている領域の幅の情報もフィルタリングパラメータ生成部23に伝えているものとする。そして、フィルタリングパラメータ生成部23は、管理情報の「preset」要素の「minwidth」属性から取り出しておいた情報を部品リスト記憶部22から取得し、これに基づいて、現在部品が挿入されている編集領域の幅と管理情報で定義された幅の大小関係を表すフィルタリングパラメータを生成する。尚、ここでは、領域の幅に関する基準を例示したが、これはテンプレート部品の表示状態に関する基準の一例であり、そのような基準として他のものを採用してもよい。
このようにして生成されたフィルタリングパラメータは、フィルタリングパラメータ生成部23からフィルタリング部24へと渡される。すると、フィルタリング部24は、部品リスト記憶部22に記憶された部品リストをフィルタリングして、候補として提示するテンプレート部品のリストを生成し、この候補のリストを表示部13に出力する(ステップ208)。
図7は、候補のリストを出力してテンプレート部品を選択されるための選択画面の一例である。
ここでは、「目的リスト」欄に、「成長させる」、「転身させる」、「退化させる」等の変更ルールが表示されている。そして、これらの変更ルールの中からユーザが所望の変更ルールを選択すると、その下の「選択リスト」欄に、選択された変更ルールに対応するテンプレート部品が表示されるようになっている。そして、ユーザは、この「選択リスト」欄に表示されたテンプレート部品の中から所望のテンプレート部品を選択し、「OK」ボタンを押下してその選択を確定させる。
一方、ページ編集装置10では、このようなユーザの選択を操作受付部14が待つことになる。
以下、再び図6に戻り、ユーザがテンプレート部品を選択した場合の動作を説明する。ユーザがテンプレート部品を選択すると、操作受付部14が選択部品の部品IDを特定し、その部品IDを部品選択部25に出力する。従って、候補生成部15では、部品選択部25が、選択部品の部品IDを受け取ったかどうかを判定する(ステップ209)。
ここで、選択部品の部品IDを受け取っていなければ、部品選択部25は、ステップ209を繰り返し、部品IDが入力されるのを待つ。
一方、選択部品の部品IDを受け取っていれば、部品選択部25は、その部品IDをキーとして選択部品の部品情報を、部品情報記憶部11から読み出す(ステップ210)。そして、読み出した部品情報を選択部品取得部32に出力する(ステップ211)。
第二に、変更処理部16が現在部品に埋め込まれたコンテンツを選択部品に埋め込む際の動作について説明する。
その際、変更処理部16は、部品情報記憶部11に記憶された定義情報を参照する。従って、動作について説明する前に、定義情報について具体的に説明しておく。
図8〜10は、このような定義情報の例を示した図である。
図8、9、10は、それぞれ、図2(a),(b),(c)のテンプレート部品を表示するための定義情報の例である。
まず、図8の定義情報について説明する。
この定義情報は、「TABLE」要素500の「id」属性において、図2(a)のテンプレート部品の部品IDが「HPB_LPT_TBOX_02」であることを定義している。
また、「TD」要素501の「id」属性において、図2(a)のテンプレート部品に含まれるコンテンツ領域401を一意に識別する領域IDが「HPB_LP_T0」であることを定義している。この領域IDの記述においては、先頭から2つ目の「_」以降の文字列が、各コンテンツ領域の種類及び番号を示している。具体的には、「T」が見出し領域を示し、その後に続く数字が見出し領域の番号を表している。この場合、「T0」なので、1つの見出し領域に番号0が付されていることを表している。
次に、図9の定義情報について説明する。
この定義情報では、「DIV」要素510の「id」属性において、図2(b)のテンプレート部品の部品IDが「HPB_LPT_PBOX_106」であることを定義している。
また、「TD」要素511の「id」属性において、図2(b)のテンプレート部品に含まれるコンテンツ領域411を一意に識別する領域IDが「HPB_LP_T0」であることを定義している。この場合、先頭から2つ目の「_」以降の文字列が「T0」なので、1つの見出し領域に番号0が付されていることを表している。
更に、「TD」要素512の「id」属性において、図2(b)のテンプレート部品に含まれるコンテンツ領域412を一意に識別する領域IDが「HPB_LP_P0」であることを定義している。この場合、先頭から2つ目の「_」以降の文字列が「P0」なので、1つの写真領域に番号0が付されていることを表している。
更にまた、「TD」要素513の「id」属性において、図2(b)のテンプレート部品に含まれるコンテンツ領域413を一意に識別する領域IDが「HPB_LP_C0」であることを定義している。この場合、先頭から2つ目の「_」以降の文字列が「C0」なので、1つの説明領域に番号0が付されていることを表している。
次いで、図10の定義情報について説明する。
この定義情報では、「DIV」要素520の「id」属性において、図2(c)のテンプレート部品の部品IDが「HPB_LPT_PBOX_334」であることを定義している。
また、「TD」要素521の「id」属性において、図2(c)のテンプレート部品に含まれるコンテンツ領域421を一意に識別する領域IDが「HPB_LP_T0」であることを定義している。この場合、先頭から2つ目の「_」以降の文字列が「T0」なので、1つの見出し領域に番号0が付されていることを表している。
更に、「TD」要素522a,522b,522c,522dの「id」属性において、図2(c)のテンプレート部品に含まれるコンテンツ領域422a,422b,422c,422dを一意に識別する領域IDがそれぞれ「HPB_LP_P0」、「HPB_LP_P1」、「HPB_LP_P2」、「HPB_LP_P3」であることを定義している。この場合、先頭から2つ目の「_」以降の文字列が「P0」、「P1」、「P2」、「P3」なので、4つの写真領域に順に番号0、1、2、3が付されていることを表している。
更にまた、「TD」要素523a,523b,523c,523dの「id」属性において、図2(c)のテンプレート部品に含まれるコンテンツ領域423a,423b,423c,423dを一意に識別する領域IDがそれぞれ「HPB_LP_C0」、「HPB_LP_C1」、「HPB_LP_C2」、「HPB_LP_C3」であることを定義している。この場合、先頭から2つ目の「_」以降の文字列が「C0」、「C1」、「C2」、「C3」なので、4つの説明領域に順に番号0、1、2、3が付されていることを表している。
ところで、このような定義情報に基づいて、テンプレート部品が編集領域に挿入され、編集領域上でユーザがテキストや画像を埋め込んでいく。以下、テキストや画像が埋め込まれたテンプレート部品と、そのテンプレート部品に対応する定義情報について説明する。
図11(a)は、図2(b)に示したテンプレート部品において、見出し領域に「イルカの写真」と入力し、写真領域にイルカの写真を貼り付け、説明領域に「これはイルカです」と入力した状態を示している。
また、図11(b)は、このようにテキストや画像が埋め込まれたテンプレート部品に対応する定義情報の例である。
図2(b)に対応する図9の定義情報と比較すると、「TD」要素511の「写真見出し」との文言が「イルカの写真」との文言に置き換えられている。また、「TD」要素512の「IMG」要素の「src」属性の値が「ani0002.jpg」(イルカの写真のファイル名)に設定されている。更に、「TD」要素513の「写真説明」との文言が「これはイルカです」との文言に置き換えられている。
現在部品に埋め込まれたコンテンツを選択部品に埋め込む場合、現在部品取得部31は、現在部品の定義情報、つまり、HTML文書を取得し、これをマージ部33に受け渡す。尚、その際、前述したように、現在部品の部品IDを抽出して、フィルタリングパラメータ生成部23に受け渡す。一方で、上述したように、テンプレート部品の候補の中からユーザが所望のテンプレート部品を選択すると、選択部品取得部32が、選択部品の定義情報、つまり、HTML文書を取得し、これをマージ部33に受け渡す。また、このとき、管理情報も同時にマージ部33に受け渡す。
これにより、マージ部33の動作が開始する。尚、テンプレート部品に含まれるコンテンツ領域として、見出し領域、説明領域、写真領域の3つを考えた場合、マージ部33は、この3つのコンテンツ領域のそれぞれについてマージ処理を行う。但し、何れのコンテンツ領域の場合もマージ処理の流れは同じなので、メインルーチンでコンテンツ領域の種類を指定するものとして、そのメインルーチンから呼ばれた指定されたコンテンツ領域についてのマージ部33の動作について説明することにする。
図12は、マージ部33の動作例を示したフローチャートである。
まず、マージ部33は、テキストや画像が埋め込まれた現在部品の定義情報(図11(b)参照)から、指定されたコンテンツ領域について記述した要素を抽出する(ステップ301)。例えば、見出し領域が指定された場合であれば、「TD」要素のうち、「id」属性の値の2つ目の「_」の直後の文字が「T」となっているものを抽出する。また、説明領域が指定された場合であれば、「TD」要素のうち、「id」属性の値の2つ目の「_」の直後の文字が「C」となっているものを抽出する。更に、写真領域が指定された場合であれば、「TD」要素のうち、「id」属性の値の2つ目の「_」の直後の文字が「P」となっているものを抽出する。
尚、現在部品においては、ユーザによる編集の過程で、テンプレート部品の中の例えば説明領域に別のテンプレート部品が埋め込まれていることも考えられる。そのような場合、説明領域に埋め込まれた別のテンプレート部品は、そのまま選択部品に継承させることが望ましい。従って、ステップ301では、検索時のブレイク処理を行うようにする。ここで、検索時のブレイク処理とは、指定されたコンテンツ領域について記述した要素が見つかった時点で、木構造におけるその配下の要素の検索を中止する処理である。
次に、マージ部33は、選択部品の定義情報(図8〜10参照)から、指定されたコンテンツ領域について記述した要素を抽出する(ステップ302)。具体的な抽出方法は、ステップ301について説明したものと同様である。
その後、マージ部33は、ステップ301で抽出された要素の1つに着目し、その要素を読み込む(ステップ303)。そして、ステップ302で抽出された要素と順に比較する処理を行う。
即ち、まず、ステップ302で抽出された要素の1つの要素に着目し、その要素を読み込む(ステップ304)。そして、ステップ303で読み込んだ要素に「id」属性として定義された領域IDと、ステップ304で読み込んだ要素に「id」属性として定義された領域IDとを比較する(ステップ305)。
その結果、領域IDが一致しなかった場合、マージ部33は、ステップ302で抽出された全ての要素と比較したかどうかを判定する(ステップ306)。そして、全ての要素と比較していなければ、ステップ304に戻り、次の要素と比較する処理を行う。また、全ての要素と比較していれば、着目している要素で定義されたコンテンツ領域に埋め込まれたコンテンツの埋め込み先のコンテンツ領域が存在しないので、このコンテンツをHidden領域に格納する(ステップ307)。ここで、Hidden領域とは、画面には表示されず、データの受渡しに用いられるHTMLフォームの項目である。即ち、本実施の形態において、Hidden領域は、テンプレート部品の表示されない領域の一例である。但し、コンテンツの埋め込み先が存在しない場合に、必ずこのような領域にコンテンツを退避しなければならないというわけではなく、埋め込み先がないコンテンツは削除するような構成も考えられる。
その後、マージ部33は、ステップ301で抽出した全ての要素について処理を行ったかどうかを判定する(ステップ310)。
一方、ステップ305で領域IDが一致した場合、マージ部33は、コンテンツの種類に応じた変換を行う(ステップ308)。ここで、コンテンツの種類に応じた変換とは、例えば、画像であればアスペクトレシオの演算等を行い、現在部品に埋め込まれたコンテンツを、選択部品に埋め込むコンテンツの特徴に継承する処理である。また、画像に限らず、テキストにも適用可能な変換としては、コンテンツのスタイル属性に基づく変換が考えられる。一般には、コンテンツのプロパティに基づく変換ということができる。
そして、マージ部33は、現在部品の着目した要素で定義されているコンテンツ領域に埋め込まれたコンテンツを、ステップ305で一致すると判定された選択部品のコンテンツ領域に埋め込む処理を行う(ステップ309)。
その後、マージ部33は、ステップ301で抽出した全ての要素について処理を行ったかどうかを判定する(ステップ310)。
ここで、全ての要素について処理を行っていれば、マージ部33の処理は終了するが、全ての要素について処理を行っていなければ、マージ部33は、ステップ303に戻り、次の要素について同様の処理を行う。
ところで、図12の動作例では、ステップ305で領域IDが完全に一致するかどうかを判定した。しかしながら、領域IDが完全に一致するかどうかを判定しなくてもよい。即ち、一方の領域IDと全く同じ領域IDだけでなく、予め定めた別の領域IDも「一致する」の範疇に含めるようにしてよい。例えば、現在部品に見出し領域が1つしかなく、選択部品に見出し領域が複数ある場合を考える。このような場合に、現在部品の1つの見出し領域の領域IDが選択部品の複数の見出し領域の領域IDと一致するように判断することで、1つのコンテンツ領域に埋め込まれていたコンテンツを複数のコンテンツ領域に複写するコピーモードを実現することができる。
ここで、コピーモードによりコンテンツが埋め込まれたテンプレート部品を示す。
図13(a)は、このようなテンプレート部品の具体例である。このようなテンプレート部品へのコンテンツの埋め込みは、例えば、図2(b)のテンプレート部品を図2(c)のテンプレート部品に成長させる際に、コピーモードを指定しておくことで得ることができる。この場合は、説明領域及び写真領域について、コピーモードが指定されている。
尚、このテンプレート部品に対応する定義情報も図13(b)に示しておく。
このように、本実施の形態では、コンテンツを埋め込んだテンプレート部品を新たなテンプレート部品に変更する際に、テンプレート部品の領域の属性に応じてコンテンツの埋め込み状態を自動決定するようにした。これにより、最初に挿入されたテンプレート部品を、成長、退化、転身、変異させ、コンテンツを埋めて行く作業が効率的に行え、ユーザによる編集作業の手間を軽減することができる。
また、本実施の形態では、コンテンツを埋め込んだテンプレート部品を新たなテンプレート部品に変更する際に、変更ルールに応じたテンプレート部品の候補を提示するようにした。これにより、テンプレート部品を変更する際の操作性を向上することができる。
最後に、本実施の形態を適用するのに好適なコンピュータのハードウェア構成について説明する。図14は、このようなコンピュータのハードウェア構成の一例を示した図である。図示するように、コンピュータは、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)90aと、M/B(マザーボード)チップセット90bを介してCPU90aに接続されたメインメモリ90cと、同じくM/Bチップセット90bを介してCPU90aに接続された表示機構90dとを備える。また、M/Bチップセット90bには、ブリッジ回路90eを介して、ネットワークインターフェイス90fと、磁気ディスク装置(HDD)90gと、音声機構90hと、キーボード/マウス90iと、フレキシブルディスクドライブ90jとが接続されている。
尚、図14において、各構成要素は、バスを介して接続される。例えば、CPU90aとM/Bチップセット90bの間や、M/Bチップセット90bとメインメモリ90cの間は、CPUバスを介して接続される。また、M/Bチップセット90bと表示機構90dとの間は、AGP(Accelerated Graphics Port)を介して接続されてもよいが、表示機構90dがPCI Express対応のビデオカードを含む場合、M/Bチップセット90bとこのビデオカードの間は、PCI Express(PCIe)バスを介して接続される。また、ブリッジ回路90eと接続する場合、ネットワークインターフェイス90fについては、例えば、PCI Expressを用いることができる。また、磁気ディスク装置90gについては、例えば、シリアルATA(AT Attachment)、パラレル転送のATA、PCI(Peripheral Components Interconnect)を用いることができる。更に、キーボード/マウス90i、及び、フレキシブルディスクドライブ90jについては、USB(Universal Serial Bus)を用いることができる。
ここで、本発明は、全てハードウェアで実現してもよいし、全てソフトウェアで実現してもよい。また、ハードウェア及びソフトウェアの両方により実現することも可能である。また、本発明は、コンピュータ、データ処理システム、コンピュータプログラムとして実現することができる。このコンピュータプログラムは、コンピュータにより読取り可能な媒体に記憶され、提供され得る。ここで、媒体としては、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線又は半導体システム(装置又は機器)、或いは、伝搬媒体が考えられる。また、コンピュータにより読取り可能な媒体としては、半導体、ソリッドステート記憶装置、磁気テープ、取り外し可能なコンピュータディスケット、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、リジッド磁気ディスク、及び光ディスクが例示される。現時点における光ディスクの例には、コンパクトディスク−リードオンリーメモリ(CD−ROM)、コンパクトディスク−リード/ライト(CD−R/W)及びDVDが含まれる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態には限定されない。本発明の精神及び範囲から逸脱することなく様々に変更したり代替態様を採用したりすることが可能なことは、当業者に明らかである。
本発明の実施の形態におけるユーザの編集作業の流れを示したフローチャートである。 本発明の実施の形態で用いるテンプレート部品の例を示した図である。 本発明の実施の形態におけるテンプレート部品の変更ルールについて示した概念図である。 本発明の実施の形態におけるページ編集装置の機能構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態で参照されるテンプレート部品の管理情報の具体例を示した図である。 本発明の実施の形態におけるページ編集装置の候補生成部の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態で表示される選択画面の例を示した図である。 本発明の実施の形態で参照されるコンテンツが埋め込まれる前のテンプレート部品の定義情報の具体例を示した図である。 本発明の実施の形態で参照されるコンテンツが埋め込まれる前のテンプレート部品の定義情報の具体例を示した図である。 本発明の実施の形態で参照されるコンテンツが埋め込まれる前のテンプレート部品の定義情報の具体例を示した図である。 本発明の実施の形態で参照されるコンテンツが埋め込まれた後のテンプレート部品の定義情報の例を示した図である。 本発明の実施の形態におけるページ編集装置のマージ部の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態でコピーモードが指定された場合に得られるテンプレート部品及びその定義情報の例を示した図である。 本発明の実施の形態を適用可能なコンピュータのハードウェア構成を示した図である。
符号の説明
10…ページ編集装置、11…部品情報記憶部、12…部品挿入部、13…表示部、14…操作受付部、15…候補生成部、16…変更処理部

Claims (7)

  1. 電子文書の作成を支援する装置であって、
    前記電子文書を作成するために当該電子文書を構成するコンテンツ要素が埋め込まれるコンテンツ領域を各々が含む複数の電子テンプレートを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記複数の電子テンプレートから選択された第1の電子テンプレートを表示するように、表示部を制御する第1の制御部と、
    前記第1の電子テンプレートに含まれるコンテンツ領域の属性ごとに当該属性のコンテンツ領域以上の数の当該属性のコンテンツ領域を含むという第1の条件、前記第1の電子テンプレートに含まれるコンテンツ領域の属性ごとに当該属性のコンテンツ領域以下の数の当該属性のコンテンツ領域を含むという第2の条件、及び、前記第1の電子テンプレートに含まれるコンテンツ領域の属性ごとに当該属性のコンテンツ領域と同じ数の当該属性のコンテンツ領域を含み、当該第1の電子テンプレートと異なるという第3の条件のうちの特定の条件を選択する操作を受け付ける条件受付部と、
    前記第1の電子テンプレートの属性ごとのコンテンツ領域の数と前記複数の電子テンプレートの各々の属性ごとのコンテンツ領域の数とを比較することにより、当該複数の電子テンプレートのうちの前記特定の条件を満たす少なくとも1つの電子テンプレートを抽出する抽出部と、
    前記抽出部により抽出された前記少なくとも1つの電子テンプレートを第2の電子テンプレートの候補として表示するように、前記表示部を制御する候補制御部と、
    特定のコンテンツ要素が埋め込まれたコンテンツ領域を含む前記第1の電子テンプレートを前記少なくとも1つの電子テンプレートのうちの第2の電子テンプレートに変更する操作を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた前記操作に応じて、前記第2の電子テンプレートへの前記特定のコンテンツ要素の埋め込み状態を、前記第1の電子テンプレートのコンテンツ領域及び当該第2の電子テンプレートのコンテンツ領域の属性に基づいて決定する決定部と、
    前記第2の電子テンプレートを、前記決定部により決定された前記埋め込み状態に基づいて表示するように、前記表示部を制御する第2の制御部と
    を備え
    前記条件受付部が、前記第1の条件を選択する操作を受け付けた場合に、
    前記抽出部は、前記第1の電子テンプレートに含まれる特定の属性のコンテンツ領域よりも多い当該特定の属性のコンテンツ領域を含む前記少なくとも1つの電子テンプレートを抽出し、
    前記決定部は、前記特定のコンテンツ要素が埋め込まれる前記第2の電子テンプレートのコンテンツ領域を、前記埋め込み状態として決定し、
    前記条件受付部が、前記第2の条件を選択する操作を受け付けた場合に、
    前記抽出部は、前記第1の電子テンプレートに含まれる特定の属性のコンテンツ領域よりも少ない当該特定の属性のコンテンツ領域を含む前記少なくとも1つの電子テンプレートを抽出し、
    前記決定部は、前記特定のコンテンツ要素を前記第2の電子テンプレートに埋め込むかどうかを、前記埋め込み状態として決定する、装置。
  2. 前記抽出部は、前記第1の電子テンプレートへの前記特定のコンテンツ要素の埋め込み状態、及び、前記表示部による前記第1の電子テンプレートの表示状態の少なくとも何れか一方に関する条件を更に満たす電子テンプレートを前記第2の電子テンプレートの候補として抽出する、請求項1の装置。
  3. 前記第2の制御部は、前記第2の電子テンプレートを、前記決定部により決定されたコンテンツ領域に合致するように前記特定のコンテンツ要素を変換することで得られた新たなコンテンツ要素が当該コンテンツ領域に埋め込まれた状態で表示するように、前記表示部を制御する、請求項1の装置。
  4. 前記第2の制御部は、前記第2の電子テンプレートを、前記第1の電子テンプレートの1つのコンテンツ領域に埋め込まれた前記特定のコンテンツ要素が前記決定部により決定された複数のコンテンツ領域に埋め込まれた状態で表示するように、前記表示部を制御する、請求項1の装置。
  5. 前記第2の制御部は、前記第2の電子テンプレートを、前記特定のコンテンツ要素が前記第2の電子テンプレートの表示されない領域に埋め込まれた状態で表示するように、前記表示部を制御する、請求項1の装置。
  6. 電子文書の作成を支援する方法であって、
    前記電子文書を作成するために当該電子文書を構成するコンテンツ要素が埋め込まれるコンテンツ領域を各々が含む複数の電子テンプレートから選択された第1の電子テンプレートを表示するステップと、
    前記第1の電子テンプレートに含まれるコンテンツ領域の属性ごとに当該属性のコンテンツ領域以上の数の当該属性のコンテンツ領域を含むという第1の条件、前記第1の電子テンプレートに含まれるコンテンツ領域の属性ごとに当該属性のコンテンツ領域以下の数の当該属性のコンテンツ領域を含むという第2の条件、及び、前記第1の電子テンプレートに含まれるコンテンツ領域の属性ごとに当該属性のコンテンツ領域と同じ数の当該属性のコンテンツ領域を含み、当該第1の電子テンプレートと異なるという第3の条件のうちの特定の条件を選択する操作を受け付けるステップと、
    前記第1の電子テンプレートの属性ごとのコンテンツ領域の数と前記複数の電子テンプレートの各々の属性ごとのコンテンツ領域の数とを比較することにより、当該複数の電子テンプレートのうちの前記特定の条件を満たす少なくとも1つの電子テンプレートを抽出するステップと、
    前記少なくとも1つの電子テンプレートを第2の電子テンプレートの候補として表示するステップと、
    特定のコンテンツ要素が埋め込まれたコンテンツ領域を含む前記第1の電子テンプレートを前記少なくとも1つの電子テンプレートのうちの第2の電子テンプレートに変更する操作を受け付けるステップと、
    前記操作に応じて、前記第2の電子テンプレートへの前記特定のコンテンツ要素の埋め込み状態を、前記第1の電子テンプレートのコンテンツ領域及び当該第2の電子テンプレートのコンテンツ領域の属性に基づいて決定するステップと、
    前記第2の電子テンプレートを、決定された前記埋め込み状態に基づいて表示するステップと
    を含み、
    前記特定の条件を選択する操作を受け付けるステップで、前記第1の条件を選択する操作を受け付けた場合に、
    前記抽出するステップで、前記第1の電子テンプレートに含まれる特定の属性のコンテンツ領域よりも多い当該特定の属性のコンテンツ領域を含む前記少なくとも1つの電子テンプレートを抽出し、
    前記決定するステップで、前記特定のコンテンツ要素が埋め込まれる前記第2の電子テンプレートのコンテンツ領域を、前記埋め込み状態として決定し、
    前記特定の条件を選択する操作を受け付けるステップで、前記第2の条件を選択する操作を受け付けた場合に、
    前記抽出するステップで、前記第1の電子テンプレートに含まれる特定の属性のコンテンツ領域よりも少ない当該特定の属性のコンテンツ領域を含む前記少なくとも1つの電子テンプレートを抽出し、
    前記決定するステップで、前記特定のコンテンツ要素を前記第2の電子テンプレートに埋め込むかどうかを、前記埋め込み状態として決定する、方法。
  7. 電子文書の作成を支援する装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記電子文書を作成するために当該電子文書を構成するコンテンツ要素が埋め込まれるコンテンツ領域を各々が含む複数の電子テンプレートから選択された第1の電子テンプレートを表示するように、表示部を制御する第1の制御部と、
    前記第1の電子テンプレートに含まれるコンテンツ領域の属性ごとに当該属性のコンテンツ領域以上の数の当該属性のコンテンツ領域を含むという第1の条件、前記第1の電子テンプレートに含まれるコンテンツ領域の属性ごとに当該属性のコンテンツ領域以下の数の当該属性のコンテンツ領域を含むという第2の条件、及び、前記第1の電子テンプレートに含まれるコンテンツ領域の属性ごとに当該属性のコンテンツ領域と同じ数の当該属性のコンテンツ領域を含み、当該第1の電子テンプレートと異なるという第3の条件のうちの特定の条件を選択する操作を受け付ける条件受付部と、
    前記第1の電子テンプレートの属性ごとのコンテンツ領域の数と前記複数の電子テンプレートの各々の属性ごとのコンテンツ領域の数とを比較することにより、当該複数の電子テンプレートのうちの前記特定の条件を満たす少なくとも1つの電子テンプレートを抽出する抽出部と、
    前記抽出部により抽出された前記少なくとも1つの電子テンプレートを第2の電子テンプレートの候補として表示するように、前記表示部を制御する候補制御部と、
    特定のコンテンツ要素が埋め込まれたコンテンツ領域を含む前記第1の電子テンプレートを前記少なくとも1つの電子テンプレートのうちの第2の電子テンプレートに変更する操作を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた前記操作に応じて、前記第2の電子テンプレートへの前記特定のコンテンツ要素の埋め込み状態を、前記第1の電子テンプレートのコンテンツ領域及び当該第2の電子テンプレートのコンテンツ領域の属性に基づいて決定する決定部と、
    前記第2の電子テンプレートを、前記決定部により決定された前記埋め込み状態に基づいて表示するように、前記表示部を制御する第2の制御部と
    して機能させ
    前記条件受付部が、前記第1の条件を選択する操作を受け付けた場合に、
    前記抽出部は、前記第1の電子テンプレートに含まれる特定の属性のコンテンツ領域よりも多い当該特定の属性のコンテンツ領域を含む前記少なくとも1つの電子テンプレートを抽出し、
    前記決定部は、前記特定のコンテンツ要素が埋め込まれる前記第2の電子テンプレートのコンテンツ領域を、前記埋め込み状態として決定し、
    前記条件受付部が、前記第2の条件を選択する操作を受け付けた場合に、
    前記抽出部は、前記第1の電子テンプレートに含まれる特定の属性のコンテンツ領域よりも少ない当該特定の属性のコンテンツ領域を含む前記少なくとも1つの電子テンプレートを抽出し、
    前記決定部は、前記特定のコンテンツ要素を前記第2の電子テンプレートに埋め込むかどうかを、前記埋め込み状態として決定する、プログラム。
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