JPH0530872Y2 - - Google Patents

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JPH0530872Y2
JPH0530872Y2 JP14285989U JP14285989U JPH0530872Y2 JP H0530872 Y2 JPH0530872 Y2 JP H0530872Y2 JP 14285989 U JP14285989 U JP 14285989U JP 14285989 U JP14285989 U JP 14285989U JP H0530872 Y2 JPH0530872 Y2 JP H0530872Y2
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JP
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pipe
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flange
welding
support plate
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は管とフランジ管とを溶接する場合、特
に外径21.7mm〜89.1mmの小径管とそのフランジ管
とを接続する場合にそれぞれの管芯を一致させた
り、或いは、短管の両端に各々フランジ管を溶接
接続する場合に各々のフランジ管の対応するフラ
ンジ部ボルト孔の位置を一致させることが簡便に
行なえるようにした管溶接用仮付治具に関するも
のである。
ロ 従来の技術 配管工事の作業においては管端にフランジ管を
溶接で接続することが多いが、接続される管とフ
ランジ管を位置ずれのないように正確に溶接接続
することは、かなり手間のかかる作業である。
例えば第12図及び第13図に示されているよ
うに、管支持台20を使用して管11とフランジ
管12の高さを水平に調整して、該フランジ管1
2と管11の芯線を一致させ、溶接により正しい
位置で仮付けをしてから本溶接作業に移行してい
た。又、短管の両側にフランジ管を溶接接続する
場合も同様に第12図乃至第14図に示されてい
る手法に準じて行なうのであるが、この場合、一
端に取り付けられたフランジ管のフランジ部ボル
ト孔の芯線と他端に取り付けられるフランジ管の
フランジ部ボルト孔の芯線とを一致させなければ
ならないので、これらの芯出しや位置決め作業は
かなり面倒である。
このような手法は多くの時間と労力を煩わせる
だけでなく、高度の熟練を要する等の欠点があつ
た。
ハ 考案が解決しようとする課題 本考案においては、フランジ管の水平方向の芯
と管の水平方向の管芯との調整作業或いは短管の
両側の対応するフランジ管のフランジ部ボルト孔
位置の調整作業等を極めて簡単な構造で且取り扱
いが簡便な手段によりワンタツチ操作で速やかに
行なうことができる管溶接用仮付治具を得ようと
するものである。
ニ 課題を解決するための手段 本考案は以上の如き観点に鑑みてなされたもの
で、管状主体の両側のうち少なくとも片側に管芯
出しバーを一直線状に一体に構成してなる本体を
形成し、該主体には被工作フランジのボルト孔と
同径の孔が開穿された支持板を直立固定し、該支
持板の孔に対して嵌挿自在のセツトバーを組み合
わせた管溶接用仮付治具を提供しようとするもの
である。
ホ 作用及び実施例 以下、図面を参照しながら構成を作用と共に説
明する。
第1図は本考案の一実施例の構成を示すもの
で、取手1付管状主体2の両側に同径の管芯出し
バー3,4を一直線状に嵌合或いは上記構造体を
一体に構成してなる本体5を形成し、該主体2に
は後記ボルト孔14と同径の孔6が開穿された支
持板7を直立固定してある。そして、前記支持板
7の孔6に対して嵌挿自在のセツトバー8を組み
合わせ、以て管溶接用仮付治具が構成されてい
る。
上記治具を使用して管11の管端にフランジ管
12を溶接する場合は、第2図及び第3図に示す
ように、フランジ管12と管11とを管芯出しバ
ー3,4の一方に嵌合し、該フランジ管12端部
と管11端部との突き合わせ間隔を適当に調整し
た後、仮付部分13を溶接棒16で1〜2個所点
溶接して仮付けをする。
又、第4図に示す如き短管の両側にフランジ管
を溶接接続する場合は、第5図に示すように、管
芯出しバー3,4の一方にフランジ管12、短管
11、フランジ管12とを順次嵌合してから、セ
ツトバー8を短管11両側のフランジ管12,1
2の対応するフランジ部ボルト孔14,14に貫
挿させて溶接棒16で仮付溶接する。当該仮付完
了後は治具を抜き取つてから本溶接に取り掛か
る。
更に、第6図に示すように、管芯出しバー3,
4の両方にフランジ管12、短管11、フランジ
管12とを順次嵌合してから、セツトバー8を主
体2の両側に設定した各短管11両側のフランジ
管12,12,12,12の対応するフランジ部
ボルト孔14,14,14,14に一連に貫挿さ
せることにより、仮付作業において両側から二人
で同時に作業ができることもあり、又、一人で溶
接作業を行なう場合でも一セツトずつセツトする
よりはある程度作業に連続性を持たせることがで
きるので便利である。尚、一人で作業する場合に
はフランジ管12の抜け落ちを防止するためにセ
ツトバー8の一端にストツパー15を付設してお
くと便利である。
第8図は本考案の他の実施例を示すもので、取
手1付管状主体2の片側に管芯出しバー3を一直
線状に嵌合或いは上記構造体を一体に構成してな
る本体5を形成し、該主体2には前記ボルト孔1
4と同径の孔6が開穿された支持板7を直立固定
してある。そして、前記支持板7の孔6に対して
嵌挿自在のセツトバー8を組み合わせ、以て管溶
接用仮付治具が構成されている。
上記治具の使用法は第9図に示されているが、
前記第5図に示すのと同様であるので省略する。
第10図は本考案の更に他の実施例を示すもの
で、取手1付管状主体2の両側に互いに異径の管
芯出しバー3a,4aを一直線状に嵌合或いは上
記構造体を一体に構成してなる本体5を形成し、
該主体2には前記ボルト孔14と同径の孔6が開
穿された支持板7を直立固定してある。そして、
前記支持板7の孔6に対して嵌挿自在のセツトバ
ー8を組み合わせ、以て管溶接用仮付治具が構成
されている。
上記治具の使用の場合は、管芯出しバー3a,
4aに嵌合される互いに異なつた管径により、こ
れに溶接接続されるフランジ管直径が異なり、そ
のために、フランジ部ボルト孔の直径が同じでも
フランジ部の直径に応じてボルト孔の位置が違う
ために、第11図に示したL1,L2の孔を全て使
用することになり、セツトバー8も複数本必要と
なる。
上述の手段によりフランジと管とを溶接接続す
る場合や短管の両側にフランジ管を溶接する場合
は管支持台20は必ずしも必要としない。
ヘ 考案の効果 本考案は以上の説明により明らかなように、こ
の工法は外径21.7mm〜89.1mmの比較的小径の管に
おいては非常に有効なもので、管とフランジ管の
突き合わせの場合や短管の両側にフランジ管を溶
接する場合に段差を生じることがなく、溶接間隙
の調整も簡単であり、作業を極めて迅速に行なう
ことができる等、格別優れた作業性を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成を示す斜視
図、第2図はその使用状態の一例を示す一部断面
正面図、第3図は同正面要部断面図、第4図は加
工製品の一例を示す斜視図、第5図は同加工製品
を得るための使用状態を示す正面図、第6図は使
用状態の他の例を示す正面図、第7図はセツトバ
ーの一端にストツパーを付設した例を示す正面
図、第8図は本考案の他の実施例を示す斜視図、
第9図はその使用状態の一例を示す正面図、第1
0図は本考案の更に他の実施例を示す正面図、第
11図は支持板にフランジ部の直径に応じて異な
る位置に設けたボルト孔の関係位置を示す側面
図、第12図は従来の一例の加工状態を示す正面
図、第13図は同左側面図、第14図は第12図
A−A線断面図である。 1……取手、2……主体、3,4……管芯出し
バー、5……本体、6……孔、7……支持板、8
……セツトバー、11……管、12……フランジ
管、13……仮付部分、14……フランジ部ボル
ト孔、15……ストツパー、16……溶接棒。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 管状主体の両側のうち少なくとも片側に管芯
    出しバーを一直線状に一体に構成してなる本体
    を形成し、該主体には被工作フランジのボルト
    孔と同径の孔が開穿された支持板を直立固定
    し、該支持板の孔に対して嵌挿自在のセツトバ
    ーを組み合わせたことを特徴とする管溶接用仮
    付治具。 2 前記管状主体の両側に同径の管芯出しバーを
    一直線状に一体に構成してなる実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の管溶接用仮付治具。 3 前記管状主体の両側に異径の管芯出しバーを
    一直線状に一体に構成してなる実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の管溶接用仮付治具。 4 前記支持板の孔は、フランジ部の直径に応じ
    て異なるボルト孔の対応位置に設けた実用新案
    登録請求の範囲第3項記載の管溶接用仮付治
    具。
JP14285989U 1989-12-11 1989-12-11 Expired - Lifetime JPH0530872Y2 (ja)

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KR100426261B1 (ko) * 2001-12-31 2004-04-08 한전기공주식회사 배관용접 보조장치

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