JPH0515002Y2 - - Google Patents

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JPH0515002Y2
JPH0515002Y2 JP1988021555U JP2155588U JPH0515002Y2 JP H0515002 Y2 JPH0515002 Y2 JP H0515002Y2 JP 1988021555 U JP1988021555 U JP 1988021555U JP 2155588 U JP2155588 U JP 2155588U JP H0515002 Y2 JPH0515002 Y2 JP H0515002Y2
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pipe
tube
waist
pin
threaded
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、土木・建築工事における仮わく支
柱として使用するパイプサポートに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のパイプサポートとしては、例え
ば第3図に示すものが知られており、これを図面
に基ずいて説明する。
同図中、11は金属パイプ製腰管、12は該腰
管11の下端面に溶接手段でもつて固着された台
板、13は同腰管11の上部に内方突出して形成
された環状の振止め突起で、該振止め突起13は
絞り加工により形成されている。14は上記腰管
11の上端部にインロー結合されると共に溶接手
段でもつて連通状に接合されたネジ管、15は該
ネジ管14の長手方向に沿つて対向状に形成され
た長孔、16は同ネジ管14に螺合されたハンド
ル付き調整ナツトである。17は上記ネジ管14
及び腰管11内に差込み自在とされた受板付き金
属パイプ製差込管、18は該差込管17の下部に
所定間隔をもつて対向状に形成されたピン孔、1
9は該ピン孔18に挿通自在とされた鎖付きピン
である。
上記の構成を有するパイプサポートは、差込管
17をネジ管14及び腰管11内に差込んだの
ち、長孔15を通して所要のピン孔18にピン1
9を挿通して調整ナツト16に係止せしめる。し
かるのち、調整ナツト16を回動し、差込管17
の高さを適正に調整して所要の被支持物を支持せ
しめると共に、差込管17の下端を振止め突起1
3に当接し、差込管17の振れを有効に阻止する
ものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述の如く構成された従来のパ
イプサポートは、腰管11とネジ管14との接合
が溶接手段により接合固着するものとされている
から、溶接作業に時間がかかり、極めて作業能率
が悪いのみならず、溶接個所の補修塗装が非常に
面倒なものとなつていた。しかも、ネジ管14に
は必ずインロー加工が必要とされるのみならず、
腰管11にも別途絞り加工により振止め突起13
を形成しなければならないものであつて、作業が
非常に面倒で時間のかかるものとなつていた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、従来の問題点を一挙に解決しよう
とするもので、腰管21とネジ管24とが摩擦圧
接手段により接合されると共に、接合部内周面に
圧接ビード23が環状に突出せしめられた構成よ
りなるものである。
〔作用〕
ネジ管24にインロー加工を施すことなく腰管
21との接合を簡便に、しかも、迅速かつ確実に
行うことができる。また、接合部内周面に突出せ
しめられた環状の圧接ビート23は、差込管17
の振止め作用を有する。
〔実施例〕
以下に、この考案を第1図及び第2図に示す1
実施例について説明する。
21は金属パイプ製腰管、24は該腰管21の
上端部に連通して接合されたネジ管で、該ネジ管
24は摩擦圧接、即ち、ネジ管24と腰管21と
を各々反対方向に回転せしめて接触・加圧せし
め、その接触部に生じる摩擦熱により溶融接合す
るものとされている。23は腰管21とネジ管2
4との摩擦圧接により接合部内周面に突出形成さ
れた環状の圧接ビートで、該圧接ビート23は差
込管17を挿入したさいにはその振止めとしての
機能を有する。22は前記腰管21の下端面に接
合固着された台板、20は差込管17の上端面に
接合固着された受板で、該受板20及び台板22
とも摩擦圧接手段により接合固着されている。そ
の他は従来例と同一であり、同一符号は同一部分
を示す。
上述の如く構成されたパイプサポートは使用時
においては第2図に示すように差込管17の下端
が圧接ビード23内に嵌合当接することにより差
込管17の触れを有効に阻止するものであり、そ
の他の作動は従来例と同一である。
なお、上記実施例において、腰管21とネジ管
24とは双方を各々反対方向に回転せしめて摩擦
圧接するものとされているが、一方を固定し、他
方を回転せしめることにより摩擦圧接せしめても
よい。また、台板22及び受板20は各々摩擦圧
接手段により各々腰管21及び差込管17に接合
固着されているが、これに限定されるものでな
く、溶接など公知の手段により接合固着せしめて
もよいこと勿論である。
〔考案の効果〕
この考案によれば、以上の次第で、腰管21と
ネジ管24とが摩擦圧接手段により接合されると
共に、接合部内周面に圧接ビード23が環状に突
出せしめられているから、腰管21とネジ管24
との接合を簡便に、しかも、迅速かつ確実に行う
ことができるのみならず、接合部内周面に突出し
た圧接ビート23を差込管17の振止めとして有
効に活用することができるものであつて、従来の
ようにネジ管に一々インロー加工を施す必要が全
くなく、また、腰管にも別途絞り加工により振止
め突起を形成する必要がないものであり、パイプ
サポートを少ない工程でもつて極めて効率よく製
作することができるものである。また、接合個所
の外面に生じる圧接ビードはその外表面が非常に
滑らかであり、その補修塗装を極めて簡便に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の1実施例を示すものであり、
第1図は正面図、第2図は要部拡大垂直断面図、
第3図は従来例を示す一部拡大垂直断面図であ
る。 15……長孔、16……調整ナツト、17……
差込管、18……ピン孔、19……ピン、21…
…腰管、23……圧接ビード、24……ネジ管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長手方向に沿つてピン挿通用長孔15を備えた
    ネジ管24が連通状に接合されてなる腰管21
    と、上記ネジ管24に螺合された調整ナツト16
    と、下端にピン挿通用ピン孔18を有する差込管
    17とよりなり、上記差込管17を腰管21に差
    込むと共に外方より長孔15・ピン孔18にピン
    19を挿通せしめ、該ピン19を介して調整ナツ
    ト16により差込管17が高さ調整自在とされて
    なるパイプサポートにおいて、上記腰管21とネ
    ジ管24とが摩擦圧接手段により接合されると共
    に、接合部内周面に圧接ビード23が環状に突出
    せしめられてなることを特徴とするパイプサポー
    ト。
JP1988021555U 1988-02-20 1988-02-20 Expired - Lifetime JPH0515002Y2 (ja)

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JPH01130450U JPH01130450U (ja) 1989-09-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58191244U (ja) * 1982-06-15 1983-12-19 日本鉄工株式会社 パイプサポ−ト

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JPH01130450U (ja) 1989-09-05

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