JPH049112Y2 - - Google Patents

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JPH049112Y2
JPH049112Y2 JP1986015031U JP1503186U JPH049112Y2 JP H049112 Y2 JPH049112 Y2 JP H049112Y2 JP 1986015031 U JP1986015031 U JP 1986015031U JP 1503186 U JP1503186 U JP 1503186U JP H049112 Y2 JPH049112 Y2 JP H049112Y2
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JP
Japan
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bracket
welding
semicircular
ring bodies
pair
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JP1986015031U
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JPS62127390U (ja
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  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は二つの管を夫々の管端で突合わせて
熔接するための突合わせ熔接治具に関するもので
ある。
(ロ) 従来の技術 従来は第7図に示したような手段即ち、環状の
治具21を一方の管22の端部に固定し、他方の
管23の端部の突合わせ段差やルート間隔24が
突合わせ部分の全円周に亘り平均になるように前
記の環状の治具21から張出させた複数のジヤツ
キボルト25を調整して両管22,23を固定し
ておき、点熔接26によつて仮付けるか或いは、
実公昭63−47431号公報で考案した「管の突合わ
せ調整治具」のような手法を採つていたが、これ
以外の他の手法にしても、治具を取付けたまま管
の全周に亘る熔接をすることは被熔接部分が常に
治具その他の物陰になる箇所があるために困難で
あり、従つて、上記の手法はいずれにしても、本
熔接作業に取掛かる前の仮付け熔接後、治具を取
外していた。更に、仮付け熔接は、熔接の欠陥の
原因になることもあり、好ましくないものであ
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 この考案が解決しようとする問題点は治具を取
付けたままで管と管との突合わせ部分を仮付け溶
接せずに直接に本熔接作業に取掛かれる突合わせ
熔接治具を提供することを目的とするものであ
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この考案は上記の如き問題点を解決するための
手段として、一組の半円形状のクランププレート
と内径が該クランププレートより若干大きい半円
形状の一組の補強板に、半割で半円形状の管片を
夫々固定して夫々一対のリング体を形成し、該補
強板側の管片には円周方向に沿つて所要間隔をお
いて複数本の調整ボルトを法線方向に螺合してそ
の先端側を凹面側に張出させ、前記各リング体に
はその中心点を通つて外方に一体的に張出するブ
ラケツトを対設し、平行に相対するクランププレ
ート側と補強板側のブラケツトの端部間を所要空
間をおいて連結杆により連結して夫々一対の二重
リング体を構成し、該二重リング体をその一方の
ブラケツトの端部間を中心に開閉自在に連結し、
他方のブラケツトの両側にクランプを設けて構成
したものである。
(ホ) 実施例及び作用 以下、本考案一実施例を図面を参照しながらそ
の構成を作用と共に説明する。
第4図及び第5図に示したような一組の半円形
状のクランププレート1と内径が該クランププレ
ートより若干大きい半円形状の一組の補強板1′
に第1図及び第2図に示すように半割で半円形状
の管片2を夫々固定し、リブ4で補強して夫々一
対のリング体を形成し、前記補強板1′側の管片
には円周方向に沿つて所要間隔をおいて複数本の
調整ボルト5を法線方向に螺合してその先端側を
凹面側に張出させ、前記各リング体にはその中心
点を通つて外方に一体的に張出するブラケツト1
2を対設し、平行に相対するクランププレート側
と補強板側のブラケツト12の端部間を所要空間
9′をおいて連結杆12′により連結突合わせて
夫々一対の二重リング体を構成する。
前記二重リング体の一方のブラケツト12には
夫々蝶板15を取付けてピンボルト8により連結
し、それにより二重リング体が左右にα度開閉す
ることができるようになつていると共に、他方の
ブラケツト12の先端には、α度開閉する為の取
手7が夫々取付けられている。そして、両方のブ
ラケツト12の両側にはクランプ6を取付け、そ
れにより第2図に示すように被熔接管の固定管3
にクランププレート側をクランプして取付け、次
に第6図に示すように、接続管3′をロープ14
で吊りながら、内径をクランププレートより若干
大きく形成した補強板側にくぐらせ、固定管3に
突合わせてルート間隔保持板9を挟み調整しなが
ら複数本の調整ボルト5を操作して固定管と接続
管の突合わせ時の段差を接続部全周に亘り調整
し、空間9′の間から熔接工具を差入れて突合わ
せた全周の熔接を開始する。ルート間隔保持板9
は熔接ビードが形成される前に取り除く。熔接が
終る迄はロープ14はそのままの状態にしておい
てもよいが、台などを設置して、ロープ14を取
り外してもよい。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く、管の突合わせた全周に亘
り熔接ができる最小限の空間9′を治具に形成し
てあるから、従来普通行なわれる仮付熔接、即ち
本熔接にかかる前に複数箇所でルート間隔を保持
固定しておく為の熔接とその作業が本考案におい
ては一切必要がないので、この仮付熔接によつて
生じる熔接の欠陥即ち、この仮付熔接は部分熔接
であるので、入熱量が小さく急冷されることやア
ークスタートやクレータ部の占める割合が大きい
ことなどの為に、割れ、気孔、及びスラグ巻込な
どが生じる心配がないだけでなく、熔接作業が迅
速且つ精確に行なうことができ、又、両側の空間
9′から同時に二人で熔接作業ができるので熔接
作業の速度も一層向上する外、治具の取付け取外
しがワンタツチでできるから、殊に管を長距離に
亘り順次熔接接続する場合に極めて至便である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の構成を示す平面
図、第2図は同正面図、第3図はクランプの一例
を示す拡大図、第4図はクランププレートの平面
図、第5図は補強板1′の平面図、第6図は使用
状態の一例を示す説明図、第7図は従来の治具の
構成を示す斜視図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 一組の半円形状のクランププレート1と内径
    が該クランププレートより若干大きい半円形状
    の一組の補強板1′に、半割で半円形状の管片
    2を夫々固定して夫々一対のリング体を形成
    し、該補強板1′側の管片には円周方向に沿つ
    て所要間隔をおいて複数本の調整ボルト5を法
    線方向に螺合してその先端側を凹面側に張出さ
    せ、前記各リング体にはその中心点を通つて外
    方に一体的に張出するブラケツト12を対設
    し、平行に相対するクランププレート側と補強
    板側のブラケツト12の端部間を所要空間9′
    をおいて連結杆12′により連結して夫々一対
    の二重リング体を構成し、該二重リング体をそ
    の一方のブラケツト12の端部間を中心に開閉
    自在に連結し、他方のブラケツト12の両側に
    クランプ6を設けたことを特徴とする管の突合
    わせ熔接治具。 2 前記他方のブラケツト12の先端に、該リン
    グ体開閉用取手7を夫々取付けた実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の管の突合わせ熔接治
    具。
JP1986015031U 1986-02-04 1986-02-04 Expired JPH049112Y2 (ja)

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JPS62127390U JPS62127390U (ja) 1987-08-12
JPH049112Y2 true JPH049112Y2 (ja) 1992-03-06

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5314347U (ja) * 1976-07-19 1978-02-06
JPS5553268U (ja) * 1978-10-02 1980-04-10
JPS579040U (ja) * 1980-05-30 1982-01-18

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JPS62127390U (ja) 1987-08-12

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