JPH05304906A - グミ及びその製造方法 - Google Patents

グミ及びその製造方法

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JPH05304906A
JPH05304906A JP3288031A JP28803191A JPH05304906A JP H05304906 A JPH05304906 A JP H05304906A JP 3288031 A JP3288031 A JP 3288031A JP 28803191 A JP28803191 A JP 28803191A JP H05304906 A JPH05304906 A JP H05304906A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】液状食品を含むセンター部分をシェル膜で被覆
したセンター・イン・シェル構造のグミを簡単な方法で
製造する。 【構成】液状食品及び水溶性多価金属塩を主成分とする
センター材料濃厚液と多価金属イオンでゲル化するゲル
化剤、ゼラチン及び糖類を主成分とするシェル材料濃厚
液とを60〜100℃で、シェル材料液がセンター材料
液を包み込むように、型内に同時に充填することによ
り、所望構造のグミを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2層構造のグミ及びその
製造方法に関し、更に詳しくは液状食品を含むセンター
材料濃厚液をセンター部分とし、これをシェル膜で被覆
したセンターインシェル構造のグミ及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、果汁、コーヒー等の抽出液等の液
状食品を含むセンター材料濃厚液をセンター部分とし、
これをシェル膜で被覆してセンターインシェル構造のグ
ミを製造する方法としては、センター材料濃厚液及びシ
ェル材料濃厚液を高粘度に調製すると共に、両液の比重
をできるだけ合わせてから、60〜100℃の温度で、
シェル材料濃厚液がセンター材料濃厚液を包み込むよう
に、型内に同時に充填し、ついで30℃程度まで冷却す
るという方法が採用されている。この方法では冷却中に
同時に製品中の水分を5%程度低下させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の2
層構造型グミの製造方法においては次のような問題を有
している。 (1)センター材料濃厚液及びシェル材料濃厚液を充填前
に予め高粘度に調製しておく必要がある。両液の粘度が
低いと、充填後にセンター材料がシェル中に拡散して、
センター材料濃厚液がきれいにセンター部分に入ったグ
ミ製品が得られない。
【0004】(2)センター材料濃厚液及びシェル材料濃
厚液の比重を充填前にできるだけ合わせておく必要があ
る。両液の比重が大きく異なると、充填時、センター材
料濃厚液が浮いたり沈んだりした後、シェル膜(ゲル化
したシェル材料濃厚液膜)から遊離又は分離するし、ま
た比重が大きく異なっていなくても、充填後、センター
材料濃厚液が上部又は下部に偏って、得られるグミ製品
中でセンター材料濃厚液を覆うシェル膜が部分的に薄く
なり、破れてしまうことが多い。しかも、実際問題とし
て両液の比重をぴったりと合わせるのは不可能に近い。
【0005】(3)前記(1)、(2)に留意して粘度及び比重
を調製したセンター材料濃厚液及びシェル材料濃厚液を
同時に充填しても、充填後のセンター材料濃厚液はセン
ター部分からシェル部分に徐々に偏よりながら広がって
行き、周囲のシェル膜が固化するにつれてセンター材料
もそのまま固定される結果、センター部分がいびつなグ
ミ製品しか得られない。このような製品は外観や食感を
損なう傾向がある。
【0006】(4)センター材料濃厚液及びシェル材料濃
厚液を充填後、直ちに冷却する方法は有効な方法である
が、充填時60〜100℃の液温度を充填直後に30℃
程度まで下げる際、この操作を連続的に行ないながら、
得られる製品中の水分を5%程度低下させるのは実用上
無理がある。
【0007】本発明の第一の課題は、従来技術における
以上のような問題を全て解消し、センター材料濃厚液及
びシェル材料濃厚液の粘度や比重を調製する操作や冷却
と同時に製品中の水分を低下させる操作を必要とせず
に、きわめて簡単に得られ、しかも液状食品を含むセン
ター材料濃厚液がきれいにセンター部分に入ったグミ及
びその製造方法を提供することである。
【0008】本発明の第二の課題はこれまでにない美し
い外観や食感等、新鮮な感覚を有する食品として食生活
を豊かにすることができるグミ及びその製造方法を提供
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記事情に鑑み
なされたもので、液状食品及び水溶性多価金属塩を主成
分とする水分10〜30%のセンター材料濃厚液をセン
ター部分とし、これを、多価金属イオンでゲル化するゲ
ル化剤、ゼラチン及び糖類を主成分とする水分10〜3
0%のシェル膜で被覆してなるグミを提供する。
【0010】また本発明は液状食品及び水溶性多価金属
塩を主成分とする水分10〜30%のセンター材料濃厚
液と多価金属イオンでゲル化するゲル化剤、ゼラチン及
び糖類を主成分とする水分10〜30%のシェル材料濃
厚液とを60〜100℃の温度で、シェル材料濃厚液が
センター材料濃厚液を包み込むように、型内に同時に充
填してシェル材料濃厚液をゲル化することにより、セン
ター材料濃厚液を、ゲル化したシェル膜で被覆すること
を特徴とするグミの製造方法を提供する。
【0011】以下に本発明のグミ及びその製造方法につ
いて詳細に説明する。本発明のグミは、センター材料濃
厚液をセンター部分として、これをシェル膜で被覆した
センターインシェル構造のグミである。センター材料濃
厚液及びシェル膜の構成成分は次の通りである。但しシ
ェル膜はゲル化したシェル材料濃厚液膜からなり、基本
的にはシェル材料濃厚液の組成と同一なので、シェル材
料濃厚液として説明する。
【0012】<1>センター材料濃厚液 この溶液は各種濃度のオレンジ、ブドウ等の果汁、ペー
スト状クリーム、コーヒー、ココア等の抽出液等の液状
食品及び水溶性多価金属塩を主成分とし、必要に応じて
砂糖等の糖類を添加したもので、水分は10〜30%
(重量%、以下同様)である。なお、センター材料濃厚
液は少なくとも充填時に流動性を帯びていなければなら
ない。
【0013】水溶性多価金属塩を構成する多価金属イオ
ンとしてはCa2+、Mg2+、Ba2+及びそれらの混合物
が挙げられる。このようなイオンを含む水溶性多価金属
塩の例としては、乳酸カルシウム、クエン酸カルシウ
ム、グルコン酸カルシウム、硫酸マグネシウム等が挙げ
られる。これらは充填時、シェル材料濃厚液中の多価金
属イオンゲル化性ゲル化剤(多価金属イオンをゲル化す
るゲル化剤)をゲル化するために使用される。なお水溶
性多価金属塩の含有量はセンター材料濃厚液に対し通常
0.05〜2%、好ましくは0.1〜1%の範囲であ
る。
【0014】以上のような成分からなるセンター材料濃
厚液を調製するには、一般に液状食品と水溶性多価金属
塩と必要であれば糖類とを常温〜115℃の温度で混合
溶解し、水分が10〜30%になるまで105〜115
℃の温度で濃縮すればよい。
【0015】なおセンター材料濃厚液の水分が10%未
満では流動性がなくなって充填が円滑に行なえず、所望
のグミ製品が得られないし、また水分が30%を越える
と微生物的に安定なグミが得られずカビやすいものとな
る。
【0016】<2>シェル材料濃厚液(シェル膜) シェル材料濃厚液は多価金属イオンでゲル化するゲル化
剤、ゼラチン及び糖類を主成分とし、必要であれば調味
料を添加したもので、水分は10〜30%である。
【0017】多価金属イオンでゲル化するゲル化剤とし
てはアルギン酸、アルギン酸の1価塩類(例えばNa、
K)、カラギーナン、及びそれらの混合物が挙げられ
る。このゲル化剤は充填時、センター材料濃厚液中の多
価金属イオンによってゲル化し、これによりシェル材料
濃厚液を固化させるために使用される。このゲル化剤の
使用量はシェル材料濃厚液全量に対し通常0.1〜1%の
範囲である。
【0018】ゼラチンはシェル材料濃厚液の主たるゲル
化剤としてシェル材料濃厚液全量に対し通常5〜14%
使用される。ゼラチンは通常のもの(分子量15000
〜250000、平均分子量61000〜67000)
でよい。
【0019】また、場合により食感を改良するために、
その他の一般のゲル化剤、例えばペクチン、寒天、澱
粉、ジェランガム、ローカストビーンガム等をシェル材
料濃厚液全量に対し1%以下添加することができる。
【0020】糖類はシェルに甘味を与えるために、シェ
ル材料濃厚液全量に対し通常65〜75%使用される。糖類
の例としては砂糖、水飴、還元澱粉糖化物、ソルビトー
ル及びそれらの混合物等が挙げられる。
【0021】調味料としてはクエン酸、リンゴ酸等の酸
味料や前述のような液状食品等が挙げられる。以上のよ
うな成分からなるシェル材料濃厚液を調製するには、一
般に多価金属イオンでゲル化するゲル化剤と糖類と水と
必要であれば調味料とを常温〜115℃の温度で混合溶
解し、水分が20%以下程度になるまで105〜115
℃の温度で濃縮し、これに、ゼラチンを60〜90℃の
温度で水に溶解した溶液を60〜90℃の温度で加え、
撹拌混合すればよい。
【0022】なお、得られるシェル材料濃厚液の水分は
10〜30%の範囲でなければならない。この水分が10%
未満では流動性がなくなって充填が円滑に進行せず、所
望のグミ製品が得られないし、また水分が30%を越え
ると微生物的に不安定なグミとなり、カビやすいものと
なる。
【0023】なお、以上のようなシェル材料濃厚液又は
シェル膜の組成は一般のグミの組成(通常、糖類65〜
75%、ゼラチン5〜15%、水10〜30%)に対応
するものである。これに対しグミの組成と類似するゼリ
ーの組成は通常、糖類20〜30%、寒天、ゼラチン、
ペクチン等のゲル化剤2〜3%以下、水分60%以上で
ある。例外としてグミと食感が類似するいわゆるハード
ゼリーは水分を25%以下とし、またゲル化剤としてペ
クチンを用いたものである。
【0024】<3>本発明のグミの製造方法 本発明のグミの製造は、前記センター材料濃厚液と前記
シェル材料濃厚液とを60〜100℃の温度で、シェル
材料濃厚液がセンター材料濃厚液を包み込むように、型
内に同時に充填し、更に必要であれば冷却(30℃程度
まで)及び/又は乾燥(40〜60℃)することにより
行なわれる。この時、シェル材料濃厚液は得られるグミ
製品のシェル構造部分において、ゼラチンの協力下に多
価金属イオンゲル化性ゲル化剤によってゲル化し、シェ
ル膜となり、こうして液状食品を含むシェル材料濃厚液
をシェル膜で被覆したセンターインシェル構造のグミが
得られる。
【0025】この場合、液温が60℃未満の温度では曳糸
性が強くなり、充填が円滑に進行せず、また100℃を
越えると、シェル中のゼラチンが劣化して食感のよいグ
ミ製品が得られない。なおセンター材料濃厚液とシェル
材料濃厚液との充填割合は適宜選択できるが、通常は容
量比で1:(1〜20)、好ましくは1:(3〜10)
である。また充填装置としては、例えば図1に示すよう
な2重構造のノズル(中央部のノズル1はセンター材料
濃厚液充填用、外側部のノズル2はシェル材料濃厚液充
填用)が使用できる。
【0026】
【作用】液状食品含有センター材料濃厚液中に更に多価
金属イオンを含有させると共に、シェル膜を形成するシ
ェル材料濃厚液中に多価値金属イオンでゲル化するゲル
化剤を含有させることにより、充填時にセンター材料濃
厚液に接触しているシェル材料濃厚液がゲル化してセン
ター材料濃厚液を被覆するシェル膜を形成し、こうして
センター材料濃厚液がシェル膜に包み込まれることによ
り周囲に拡散しないため、センター材料濃厚液がセンタ
ー部分にきれいに入ったセンターインシェル構造のグミ
が形成される。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の製造方法
により、これまで得られなかった、液状食品を含むセン
ター材料濃厚液がセンター部分にきれいに入ったセンタ
ーインシェル構造のグミがきわめて簡単に得られ、しか
もこの2層構造のグミはこれまでにない美しい外観や食
感等、新鮮な感覚を有する食品として食生活を豊かにす
ることができる。
【0028】
【実施例】以下に本発明を実施例によって説明する。
【0029】
【実施例1】 <センター材料濃厚液の調製>1/5濃縮ブドウ果汁7
9g、砂糖20g及びクエン酸カルシウム1gを混合
し、80℃で加熱溶解し、水分20%のセンター材料濃
厚液を作り、これを70℃に保温しておく。 <シェル材料濃厚液の調製>砂糖40gとアルギン酸ナ
トリウム0.2gとを粉末のまま混合し、これに水飴4
0g及び水20gを加えて加熱溶解し、これを110℃
になるまで濃縮した後、90℃に保温する。これに、ゼ
ラチン7gを水14gに90℃で加熱溶解した溶液を攪
拌混合し、更にクエン酸2.5g及び適量のオレンジ香
料を加えて混合した後、水を加えて水分25%のシェル
材料濃厚液を作り、これを80℃に保温しておく。
【0030】<グミの製造>前記センター材料濃厚液と
前記シェル材料濃厚液とを図1に示した2重構造のノズ
ルを用いて1:5の比率で型内に同時に充填した後、シ
ェル材料濃厚液が固化するまで静置し、次いでこの固化
したシェル膜がブリックス80゜になるまで55℃で乾
燥した。こうして濃縮果汁液含有センター材料濃厚液が
きれいにセンター部分に入ったセンターインシェル構造
のグミが得られた。このグミのシェル膜の組成は次の通
りである。
【0031】 糖類 70.0% ゼラチン 7.0% クエン酸 2.5% アルギン酸(Ca+Na) 0.2% 水 20.3%
【0032】
【実施例2】 <センター材料濃厚液の調製>生クリーム45g、粉乳
15g、砂糖39g、乳酸カルシウム1.2g及び水2
0gを混合し、沸騰するまで加熱して溶かし、減圧下で
濃縮し、水分22%のセンター材料濃厚液を作り、これ
を80℃に保温しておく。
【0033】<シェル材料濃厚液の調製>砂糖48gと
アルギン酸ナトリウム0.4gとを粉末のまま混合し、
これに水飴30g及び水25gを加えて加熱溶解し、こ
れを107℃になるまで濃縮した後、90℃に保温す
る。これに、ゼラチン7.5gを水14gに90℃で加
熱溶解した溶液を攪拌混合し、更にコーヒーエキス3g
を加えて混合した後、水を加えて水分25%のシェル材
料濃厚液を作り、これを80℃に保温しておく。
【0034】<グミの製造>前記センター材料濃厚液と
前記シェル材料濃厚液とを実施例1と同じ2重構造のノ
ズルを用いて1:4の比率で型内に同時に充填した後、
シェル材料濃厚液が固化するまで静置し、次いでこの固
化したシェル膜がブリックス82゜になるまで45℃で
乾燥した。こうして濃縮果汁液含有センター材料濃厚液
がきれいにセンター部分に入ったセンターインシェル構
造のグミが得られた。このグミのシェル膜の組成は次の
通りである。
【0035】 糖類 70.5% ゼラチン 7.5% コーヒーエキス 3.0% アルギン酸(Ca+Na) 0.4% 水 18.6%
【0036】
【実施例3】 <センター材料濃厚液の調製>1/6濃縮オレンジ果汁
85g、砂糖14g及び硫酸マグネシウム1gを混合
し、70℃で加熱溶解し、水分25%のセンター材料濃
厚液を作り、これを70℃に保温しておく。
【0037】<シェル材料濃厚液の調製>砂糖35gと
アルギン酸0.3gとを粉末のまま混合し、これに還元
澱粉糖化物47g及び水20gを加えて加熱溶解し、こ
れを105℃になるまで濃縮する。これに、ゼラチン8.
5gを水16gに90℃で加熱溶解した溶液を攪拌混合し、更
にクエン酸2.4g及び適量のオレンジ香料を加えて混
合した後、水を加えて水分20%のシェル材料濃厚液を
作り、これを80℃に保温しておく。 <グミの製造>前記センター材料濃厚液と前記シェル材
料濃厚液とを実施例1と同じ2重構造のノズルを用い
て、1:6の比率で型内に同時に充填した後、シェル材
料濃厚液が固化するまで静置し、次いでこの固化したシ
ェル膜がブリックス81.5゜になるまで50℃で乾燥
した。こうして濃液果汁液含有センター材料濃厚液がき
れいにセンター部分に入ったセンターインシェル構造の
グミが得られた。このグミのシェル膜の組成は次の通り
である。
【0038】 糖類 70.25% ゼラチン 8.5% クエン酸 2.4% アルギン酸(Mg) 0.3% 水 18.55%
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグミの製造に用いられる一例の充填装
置の主要部の縦断面図。
【符号の説明】
1…センター材料濃厚液充填用ノズル 2…シェル材料濃厚液充填用ノズル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液状食品及び水溶性多価金属塩を主成分と
    する水分10〜30%のセンター材料濃厚液を、多価金
    属イオンでゲル化するゲル化剤、ゼラチン、及び糖類を
    主成分とする水分10〜30%のシェル膜で被覆してな
    るグミ。
  2. 【請求項2】水溶性多価金属塩を構成する多価金属イオ
    ンがCa2+,Mg2+,Ba2+よりなる群から選択され、
    多価金属イオンでゲル化するゲル化剤がアルギン酸、ア
    ルギン酸の1価金属塩及びカラギーナンよりなる群から
    選択される請求項1記載のグミ。
  3. 【請求項3】液状食品及び水溶多価金属塩を主成分とす
    る水分10〜30%のセンター材料濃厚液と多価金属イ
    オンでゲル化するゲル化剤、ゼラチン及び糖類を主成分
    とする水分10〜30%のシェル材料濃厚液とを60〜
    100℃の温度で、シェル材料濃厚液がセンター材料濃
    厚液を包み込むように、型内に同時に充填してシェル材
    料濃厚液をゲル化し、これによりセンター材料濃厚液
    を、ゲル化したシェル膜で被覆することを特徴とするグ
    ミの製造方法。
  4. 【請求項4】水溶性多価金属イオンがCa2+,Mg2+
    Ba2+よりなる群から選ばれ、多価金属イオンでゲル化
    するゲル化剤がアルギン酸、アルギン酸の1価金属塩及
    びカラギーナンよりなる群から選択される請求項3記載
    のグミの製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009118764A (ja) * 2007-11-14 2009-06-04 Uha Mikakuto Co Ltd センター入りグミキャンディおよびその製造方法
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WO2020071574A1 (ko) * 2018-10-04 2020-04-09 극동대학교 산학협력단 복숭아과육 함유 알긴산비드가 첨가된 젤리 제조방법

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