JP3745481B2 - シロップ漬けゼリー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シロップ漬けゼリーに関するものであって、詳しくは、シロップに浸漬した任意の形状のゼリーを、シロップと共にそのまま加熱殺菌しても、ゼリーが一部溶解してゼリーが塊状になったり、ゼリーが溶解してシロップと混ざりあい均一なゲル或いはゾルになることなく、ゼリーの原形を保持しているシロップ漬けゼリーに関する。
【0002】
【従来の技術】
シロップ漬けゼリーには、みつ豆等のように、シロップにゼリー等を浮かべたデザートや、ゼリーのみを他の食品に使用するためにゼリーをシロップ漬けにしたゼリーコンサーブ等がある。これらのシロップ漬けゼリーも流通の関係上、当然のことながらある程度の保存性が要求される。
これらシロップ漬けゼリーの保存性を向上するには、ゼリー及びシロップの糖度を上げて保存性を高めるという方法がある。しかしながら、この方法では、そのまま食した場合には、ゼリーが甘くなり、食べた感じも重くなってしまうという問題がある。また、ゼリーコンサーブのように、ゼリーを他の食品に使用した場合でも、その甘味が全体の味を損なうこともあった。
【0003】
他に、シロップ漬けゼリーの保存性を向上するには、シロップ漬けゼリーを、加熱殺菌するという方法もある。しかしながら、通常、ゼリーはカラギナン、寒天、ゼラチン等のゲル化する材料を用いて任意の形状に製造している。これらのゼリーはシロップ中に浸漬してから殺菌の為に加熱すると、加熱温度の相違はあるにしても溶解してしまい、冷却しても元の形状を失う。
【0004】
よって、従来、シロップ漬けのゼリーに用いるゲル化剤の選択により、ゼリー自身に耐熱性を付与するという方法が行われている。例えば、ペクチンやアルギン酸ナトリウムはそれぞれカルシウム塩と併用することによって耐熱性のゲルを得ることができ、これをシロップに漬けてシロップ漬けゼリーを製造することができる(特開昭59−143555号公報、特開昭60−110252号公報)。
【0005】
しかしながら、これらの方法は不完全であり、ペクチンやアルギン酸ナトリウムにカルシウムを併用して得られたゼリーは、中性シロップ中で高温加熱するとゲルが溶解したり、ゲル強度が低下してしまうという欠点があり、シロップを低pHの液に配合する必要があった。
【0006】
また、特開平3−254647号公報の様に、ゼリーにジェランガムを併用することによって耐熱性のゼリーを得、これをシロップに漬けるという方法がある。この方法では、ゼリーにジェランガムによって耐熱性を付与するには、一定量以上のジェランガムの添加が必要となる。ジェランガムの使用量が多くなればなるほどゼリーの耐熱性は向上するが、ゼリーの食感は硬くて脆いものになってしまう。また、この様な食感を改良するために、他のガム質、例えばキサンタンガム、ローカストビーンガム、ι−カラギナン等を添加する方法が考えられるが、この方法では、ゼリーの耐熱性の低下(ゼリーがお互いに付着)が起こる為、ジェランガムを用いて、ゼリーの耐熱性を向上させる方法では、食感を自由に調整することが困難であるという問題があった。
【0007】
一方、低pHに調整したゼリーを更に低pHに調整したシロップに浸漬する方法(特開昭63−181957号公報)もあるが、この方法でも、耐熱性を付与するには不完全で、また、味的に酸味のあるものしかできないという欠点があり、また、酸によってゼリーの強度が極端に弱くなってしまうという欠点があった。
【0008】
上記のように、保存性も良好なシロップ漬けゼリーを製造するには、味や食感等を自由に選択できるような方法は今まで無かった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の現状に鑑み、任意の形状のゼリーとシロップを共存させたまま加熱殺菌しても、ゼリーの形状がそのまま容器中に保持されたシロップ漬けゼリーを提供し、そのゼリーの味や食感も任意に選ぶことができるシロップ漬けゼリーを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するためになされたもので、シロップ漬けゼリーのシロップにガム質の中でも、アラビアガム、プルラン、λ−カラギナン、トラガントガム及びヘミセルロースから選ばれる1種又は2種以上を添加することによって、他のガム質には無い効果があることを見出し、本発明に至った。つまり、本発明は、シロップ漬けゼリーのシロップに、アラビアガム、プルラン、λ−カラギナン、トラガントガム及びヘミセルロースから選ばれる1種又は2種以上を添加することを特徴とするシロップ漬けゼリーである。
【0011】
本発明で用いるガム質はアラビアガム、プルラン、λ−カラギナン、トラガントガム及びヘミセルロースから選ばれる1種又は2種以上である。アラビアガム、プルラン、λ−カラギナン及びトラガントガムは、一般に食品で用いられるものであれば特に規定はない。ヘミセルロースは、水溶性大豆ヘミセルロース(以下SSHC)等でよく、例えば、SM−700(三栄源エフ・エフ・アイ社製)等が挙げられる。また、上記に挙げたガム質以外をシロップの粘度の付与のため等に添加することもできるが、これらガム質の中には、例えば、キサンタンガム等の様に、本発明の効果を阻害する傾向にあるものもあるので、本発明のガム質以外に併用するガム質の選択には注意が必要である。
【0012】
本発明で用いるガム質の添加量は、シロップのブリックス、pHによって異なるが、通常はシロップに対して0.2%以上、好ましくは0.5〜10%の添加が良い。本発明のガム質の添加量が少なすぎるとゼリーの溶解防止等の効果がない。また、多すぎるとシロップにガム質の味や臭いが出てくるために、食する際に不快感を与える恐れがある。
【0013】
本発明で用いるガム質をシロップ漬けゼリーに添加する時期は、シロップ漬けゼリーの製造の際の何時でも良い。例えば、ゼリーにまぶしておく方法や、シロップとゼリーを混合する際に混合する方法等が挙げられるが、予め、シロップを調整する際にシロップ液に添加しておくことが好ましく、また、その際、糖等を水に溶解する前に、予めシロップ原料の一部と粉体混合させておき、このものを加熱溶解後、糖を添加するのがよい。
【0014】
本発明で用いるシロップは、任意で、例えば、砂糖水溶液や液糖水溶液等で良く、これに、甘味料、高甘味度甘味料、酸味料、調味料、色素、果汁、保存料、糊料、pH調整剤等を任意に添加することもできる。また、好ましくは、予めシロップに、本発明のガム質である、アラビアガム、プルラン、λ−カラギナン、トラガントガム及びヘミセルロースから選ばれるガム質の1種又は2種以上を添加しておくことによって、本発明のガム質の効果が有効に期待できる。シロップのブリックス、pHは、特に規定はなく、酸性シロップに限らず広いpHのシロップ漬けゼリーを提供することができる。
【0015】
本発明で用いるシロップ漬けゼリーのゼリーは、通常のゲル化剤、例えばカラギナン、寒天、キサンタンガムとローカストビーンガム等を含有するゲル化剤にて調製されたものである。但し、ゼラチンゼリーのように極端に耐熱性を欠くものは適当ではない。シロップ漬けゼリーのゼリーの形状は任意であり、例えば、短冊状、麺状、小片、球状等にしても良い。また、ゼリーのpHやブリックスも任意であるが、シロップの割合によっては、ゼリーの浮上、沈降が問題となる系の場合は、漬け込むシロップにあわせておく方が好ましい。
【0016】
ゼリーを調製した後、任意の形状にカット等を行うことによって、シロップに浸漬するゼリーを作り、これを上記のシロップに浸漬させればよい。この時のゼリーとシロップの割合は、シロップ1に対してゼリーが0.1〜9より好ましくは0.43〜2.3で良い。
シロップ漬けゼリーを殺菌等の目的で加熱するには、密閉容器等に充填し、どぶ漬け殺菌、レトルト殺菌等でシロップが酸性の場合70〜95℃で20〜60分間、シロップが中性の場合121℃で30分間程度加熱殺菌を行えばよい。
【0017】
【実施例】
以下に、実験例及び実施例を用いて本発明を更に詳しく説明する。ただし、これらの例は本発明を制限するものではない。なお、実施例中の「部」「%」は、それぞれ「重量部」「重量%」を意味する。
【0018】
実験例1
ゼリー部
水 77部に砂糖 20部、ローカストビーンガム 0.9部、キサンタンガム 0.5部、ジェランガム 0.2部、澱粉 1部、クエン酸三ナトリウム 0.1部を加え、80℃10分間加熱撹拌溶解後、少量の湯で溶いた乳酸カルシウム 0.2部を添加し、全量を水で100部に調整後、冷却固化させ、麺線状にカットした。
シロップ部
水に砂糖 20%、クエン酸三ナトリウム 0.1%、水溶性大豆ヘミセルロース(以下SSHC)(SM−700:三栄源エフ・エフ・アイ(株)製)、アラビアガム、プルラン、λ−カラギナンを表1の添加量加え、80℃10分間撹拌溶解後、乳酸カルシウム 0.2%、クエン酸(結晶) 0.2%を添加し、水にて全量を調整した後、室温まで冷却した。
上記麺線状にカットしたゼリー部とシロップを60:40にてカップに充填し、密封後、85℃−30分間加熱殺菌を行い、ゼリーの状態を観察した結果を表1に示す。
【0019】
【表1】
Figure 0003745481
【0020】
上記のように、シロップ漬けゼリーのシロップにSSHC、アラビアガム、プルラン、κ−カラギナン、トラガントガムを用いることにより、殺菌後のゼリーの付着状態に完全が見られた。
【0021】
実験例2
ゼリー部
実験例1と同様にして調整した。
シロップ部
水 78.5%に砂糖 20%、クエン酸三ナトリウム 0.1%、水溶性大豆ヘミセルロース(以下SSHC)(SM−700:三栄源エフ・エフ・アイ(株)製) 1.0%を加え、80℃10分間撹拌溶解後、乳酸カルシウム 0.2%、クエン酸(結晶) 0.2%を添加し、室温まで冷却した。
同様に、SSHCを添加しない無添加区を用意した。
上記麺線状にカットしたゼリー部とシロップ部を表2、表3の割合でカップに充填し、密封後、85℃−30分間加熱殺菌を行い、ゼリー及びシロップの状態を観察した。
【0022】
【表2】
Figure 0003745481
【0023】
【表3】
Figure 0003745481
【0024】
上記のようにSSHC添加区は、ゼリーどうしの付着や、シロップの粘度上昇は見られず、良好なシロップ漬けゼリーが得られた。
【0025】
実験例3
ゼリー部
実験例1と同様にして調整した。
シロップ部
実験例1のSSHCのかわりに表4のガム質及び添加量にてシロップを調整を行った。
上記麺線状にカットしたゼリー部とシロップを60:40にてカップに充填し、密封後、85℃−30分間加熱殺菌を行い、ゼリーの状態を観察した結果を表4に示す。
【0026】
【表4】
Figure 0003745481
【0027】
上記のようにSSHC、アラビアガム、プルラン、λ−カラギナン、トラガントガムの1種又は2種以上をシロップに用いることにより、良好な結果が得られた。また、上記のように、添加するガム質によっては、シロップを含めた全体がゲル化してしまうものもあった。
【0028】
実験例4
実験例3と同様に表5のガム質及び添加量にてシロップ漬けゼリーを調整し、殺菌前と殺菌後の粘度を測定した。
【0029】
【表5】
Figure 0003745481
【0030】
上記のように、SSHC、アラビアガム、λ−カラギナン、トラガントガム又はそれらを併用したものは、殺菌前と殺菌後ではシロップの粘度の変化が少なく、ゼリーどうしの付着も認められなかった。
【0031】
実施例1 みつ豆
ゼリー部
粉末寒天 0.95部、キサンタンガム 0.05部、ローカストビーンガム0.15部とグラニュー糖 15部の粉体混合物を水 85部に撹拌しながら加え、90℃にて10分間加熱撹拌溶解し、水にて全量を100部に補正した後、型に流し込み、冷却してゲル化させた。このゼリーを一辺が約1cmのサイコロ状にカットした。
シロップ部
λ−カラギナン 0.2部、SM−700(水溶性大豆ヘミセルロース:三栄源エフ・エフ・アイ(株)製) 0.2部、砂糖 20部を水 80部に加え、撹拌溶解後、クエン酸(結晶) 0.15部、クエン酸三ナトリウム 0.1部、カクテルエッセンスNo.76(香料:三栄源エフ・エフ・アイ(株)製) 0.1部を加えた。
上記サイコロ状にカットしたゼリー部 40部、同シロップ部 40部、赤えんどう5部、市販のフルーツの缶詰(黄桃、蜜柑、さくらんぼう) 15部を容器に入れ、90℃−30分間殺菌してフルーツみつ豆を得た。
【0032】
実施例2 くずきり風デザート
ゼリー部
水 80部、還元澱粉麦芽糖 10部の混合液に、グラニュー糖 15部、キサンタンガム 0.5部、ローカストビーンガム 0.5部、ジェランガム 0.25部、クエン酸三ナトリウム 0.05部、澱粉 1部を加え沸騰するまで加熱した。これに、この混合物に乳酸カルシウム 0.3部を少量の湯で溶いたものを添加後、全量が100部になるまで煮つめる。このものに、スイートフレーバー(香料:三栄源エフ・エフ・アイ(株)製) 0.1部を加え、容器に充填後冷却してゲル化させた。このゲル化したものをトコロテン抜きにて麺線状にカットした。
シロップ部
水 74部、還元澱粉麦芽糖 10部の混合液に、SM−700(水溶性大豆ヘミセルロース:三栄源エフ・エフ・アイ(株)製) 1.5部、アラビアガム0.5部を加えた後、クエン酸(結晶) 0.35部、クエン酸三ナトリウム0.2部、少量の湯で溶いた乳酸カルシウム 0.3部、スイートフレーバー(香料:三栄源エフ・エフ・アイ(株)製) 0.1部を加えた。
上記麺線状にカットしたゼリー部 70部に対してシロップ部 30部を耐熱袋に入れ、85℃30分間殺菌し、くずきり風デザートを得た。
【0033】
実施例3 杏林豆腐
ゼリー部
水 84部、全脂加糖練乳 7部の混合液に、砂糖 6部、粉末寒天 1.3部、κ−カラギナン 0.4部、ローカストビーンガム 0.6部、塩化カリウム 0.05部、脱脂粉乳 0.8部を加え、90℃10分間加熱撹拌溶解後、キョウニントウフエッセンスNo.53541(香料:三栄源エフ・エフ・アイ(株)製) 0.1部を添加し、全量が100部となるように蒸発水を補正した。このゼリー液を冷却ゲル化後、約3cmの立方型にカットした。
シロップ部
水 78.65部に、砂糖 20部、プルラン 0.5部、SM−700(水溶性大豆ヘミセルロース) 0.5部を加え、撹拌溶解後、カクテルエッセンス(香料:三栄源エフ・エフ・アイ(株)社製) 0.1部、クエン酸三ナトリウム 0.1部、クエン酸(結晶) 0.15部を加えた。
上記立方型にカットしたゼリー部 30部、みかん(市販の缶詰) 10部、黄桃(市販の缶詰) 10部、上記シロップ部 100部を容器に入れ、90℃30分間殺菌して杏林豆腐を得た。
【0034】
実施例4 シロップ漬けコーヒーゼリー
ゼリー部
水 83部にグラニュー糖 10部、キサンタンガム 0.25部、ジェランガム 0.2部、ローカストビーンガム 0.25部、クエン酸三ナトリウム 0.05部を添加し、80℃10分間加熱撹拌溶解後、コーヒーエキスF−100(三栄源エフ・エフ・アイ(株)製) 6部、コーヒーフレーバーNo.58657(三栄源エフ・エフ・アイ(株)製) 0.15部、少量の水に溶いた乳酸カルシウム 0.3部を添加し、全量が100部となるように蒸発水を補正した。
シロップ部
水にグラニュー糖 10部、アラビアガム 0.5部、コーヒーエキスF−100 6部、コーヒーフレーバーNo.58657 0.15部、乳酸カルシウム 0.3部を加え、全量を100部に調整した。
上記ゼリー部 60部とシロップ部 40部をカップに充填し、密封後、120℃−20分間レトルト殺菌してシロップ漬けコーヒーゼリーを得た。
【0035】
実施例5 ゼリーコンサーブ
Figure 0003745481
水に砂糖とゲル化剤の混合物を添加し、80℃−10分間加熱撹拌溶解し、予め少量の水で溶いた乳酸カルシウムとクエン酸、色素(ベース)を添加混合後、蒸発水を補正し、冷却してゼリー化させた。このゼリーを一辺が約5mmのサイコロ状にカットした。
シロップ部
水 83.1%に砂糖 15%、SM−700(SSHC:三栄源エフ・エフ・アイ(株)製) 1.0%、アラビアガム 0.5%、クエン酸(結晶) 0.3%、クエン酸三ナトリウム 0.1%を加え良く撹拌して溶解した。
上記サイコロ状にカットしたゼリー部 75部(それぞれ25部づつ)とシロップ部 25部を容器に入れ、95℃達温にて殺菌してゼリーコンサーブを得た。
【0036】
【発明の効果】
本発明によると、みつ豆やゼリーコンサーブ等のシロップ漬けゼリーの、加熱殺菌によるゼリーの溶解や、ゼリーどうしの付着する等の劣化が起こらず、ゼリーの形状がそのまま容器の中に保持され、また、シロップ漬けゼリーの味やゼリーの食感を自由に選択することができる商品価値の高いシロップ漬けゼリーを提供することができる。

Claims (2)

  1. シロップ漬けゼリーのシロップに、アラビアガム、プルラン、λ−カラギナン、トラガントガム及びヘミセルロースから選ばれるガム質の1種又は2種以上を0.5%〜10%添加することを特徴とするシロップ漬けゼリー。
  2. シロップ漬けゼリーのシロップに、アラビアガム、プルラン、λ−カラギナン、トラガントガム及びヘミセルロースから選ばれるガム質の1種又は2種以上を0.5%〜10%添加することを特徴とする、任意の形状のゼリーとシロップを共存させたまま加熱殺菌しても、ゼリーの形状をそのまま容器中に保持する方法。
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