JP2898932B2 - 密閉容器入りゲル入り炭酸飲料 - Google Patents

密閉容器入りゲル入り炭酸飲料

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な密閉容器入り
ゲル入り炭酸飲料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、寒天、ペクチン、アルギン酸塩等
のゲル形成能を有する物質を原料として調製したゲル
(ゼリー)をシロップ、果汁等の中に混合した容器入り
飲料が種々市販され、また提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら従来市販されま
たは提案されている飲料に使用されるゲル中寒天は弾力
性に乏しく、脆くて成形工程中で型崩れし易いため見た
目が良くない上に、食感上も歯ごたえに乏しく味も淡白
すぎて、飲料中に入れて喫食するにはいま一つ物足り
ず、消費者の嗜向性を充分に満たすだけの魅力に欠ける
きらいがある。またペクチンやアルギン酸塩からなるゲ
ルは弾力性に欠け成形工程中で型崩れし易い上にゲル固
体がねばねばした感じで食感を損うという問題点があ
り、消費者の嗜向性を充分に満たすことができない。
【0004】したがって、従来市販され、提案されてい
るゲル入り飲料中には、消費者の嗜向性を充分満足させ
る製品はいまだ現れていないのが現状である。
【0005】よって、本発明の第1の目的は、従来のゲ
ル入り飲料の視覚上、食感上の物足りなさを解消し、消
費者の嗜向性を充分満足させることができる新規なゲル
入り飲料を提供することにある。
【0006】また、従来の缶入り寒天ゲル入り飲料等に
おいては、ゲルが容器の底に沈着し、飲料を飲む際は最
初飲料だけを飲み最後に底にたまった寒天ゲルだけをま
とめて喫食することになり、飲料とゲルを一緒に飲むと
いうこの種の飲料の所期の目的を達成することができな
いという欠点があった。
【0007】よって、本発明の第2の目的は、この欠点
を除去したゲル入り飲料を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】上記本発明の
第1の目的を達成するため、本発明者らは研究と実験を
重ねた結果、2種類以上の増粘多糖類の混合物と乳酸カ
ルシウム等の多価金属塩の反応により得られるゲルの中
には、増粘多糖類に含まれる繊維によって比較的に大き
な網目構造が形成されゲルが多孔質となるものがあり、
このゲルを細片化し炭酸飲料とともに容器に充填密閉す
ると、この網目構造中に炭酸飲料の一部が侵入し捕捉さ
れ、消費者がこの飲料を飲む際にゲル細片を噛むと、ゲ
ル細片に包含される炭酸飲料から炭酸ガスが発生し、消
費者の口内ではじけることによって快い刺激感のあるま
ったく新しい嗜好性と食感が得られることを発見し、本
発明に到達した。
【0009】すなわち、上記第1の目的を達成する密閉
容器入りゲル入り炭酸飲料は、2種類以上の増粘多糖類
の混合物と多価金属塩の反応により得られる複数個の粒
状またはカット細片状のゲルを含む炭酸飲料であって、
該ゲルは網目構造を備え、該網目構造中に該炭酸飲料の
一部を包含してなり、該網目構造は、ゲルを噛んだ時該
網目構造中に包含される炭酸飲料からはじめて発生する
炭酸ガスが口内にはじけることが知覚されるために充分
な量の炭酸飲料を包含しうる大きさの網目を有すること
を特徴とするものである。
【0010】本発明の特徴は、カット細片状のゲルの網
目構造が、ゲルを噛んだ時該網目構造中に包含される炭
酸飲料からはじめて発生する炭酸ガスが口内にはじける
ことが知覚されるために充分な量の炭酸飲料を包含しう
る大きさの網目を有することである。この構成により、
ゲルの網目構造中に包含される炭酸飲料中に溶解してい
た炭酸ガスの大部分は、容器を開栓した時にはいまだ気
化することなく飲料中に溶解した状態にとどまってお
り、消費者がゲルを噛んだ時にはじめて気化してプチプ
チと口内にはじけるので、快い刺激感を与えることがで
きる、という本願発明に特有の優れた効果を奏するもの
である。
【0011】従来の密閉容器入りゲル入り炭酸飲料はい
ずれも、網目構造が、ゲルを噛んだ時網目構造中に包含
される炭酸飲料からはじめて発生する炭酸ガスが口内に
はじけることが知覚されるために充分な量の炭酸飲料を
包含しうる大きさの網目を有するという、本発明の特徴
をなす構成を備えていない。
【0012】例えば、特開平5年第3775号公報記載
の飲料においては、ゼリー小片は気泡を含んではいる
が、この気泡は容器の開栓と同時に発生するものであっ
て(第3欄段落〔0013〕)、本願発明のようにゲル
を噛む時にはじめて発生するものではない。同公報の発
明においてはゲルを噛む時はゲル中にすでに気泡として
存在していた炭酸ガスがゲルが噛まれて破れることによ
って外部に流出するだけであるから、流出する炭酸ガス
が消費者の口に当る勢いは比較的に弱く、その刺激感は
微弱である。これに対して、本発明においては、開栓時
にはゲル中の炭酸ガスの大部分は飲料中に溶解された状
態にとどまっており、ゲルを噛んだ時にはじめて気化す
るものであるから、気化の瞬間に炭酸ガスが消費者の口
に当る時の勢いは同公報の炭酸ガスに比べて著るしく強
く、したがって刺激感もそれだけ強いものである。
【0013】したがって、従来技術のいずれも本発明の
上記構成から生じるこのような効果を奏することができ
ない。
【0014】本発明において、ゲル化剤としては、従来
のゲル入り飲料において使用されて来た寒天、ペクチン
またはアルギン酸塩をまったく使用せず、次表1に掲げ
る増粘多糖類の2種類以上、好ましくは3種類ないし4
種類を組合せて使用する。
【0015】
【表1】
【0016】なお、本明細書において、「増粘多糖類」
の語は食品添加物の一種としての増粘剤またはゲル化剤
として使用することが可能な天然の多糖類を意味する。
【0017】増粘多糖類は食物繊維の一種であり、その
繊維が結合あるいは絡み合うことによってゲル化物質を
形成する。この網目構造は増粘多糖類の濃度に応じて変
化するものと考えられる。すなわち、高濃度にすれば網
目の大きさは小さくなり、低濃度にすれば網目の大きさ
は大きくなるものと考えられる。
【0018】したがって、ゲルの網目の大きさは、消費
者がゲル入り飲料を飲む際にゲルを噛むとゲルの網目構
造中に包含される炭酸飲料から発生する炭酸ガスが消費
者の口内にはじけて快い刺激感を知覚させるために充分
な程度に大きくなければならず、これ以下の網目の大き
さでは本発明の目的を達成することはできない。
【0019】従来使用されて来た寒天によるゲルは、耐
熱性、製造加工適性を考慮すると1.5%以上の濃度が
必要であり、実験によれば、この濃度で製造した寒天ゲ
ルは消費者が噛んだ時炭酸ガスがはじけることを知覚す
ることはまったくなく、したがってこのために必要な有
意量の炭酸飲料をゲル内に包含していないことが判っ
た。
【0020】本発明にかかる2種類以上の増粘多糖類の
混合物と多価金属塩の反応により得られるゲルは、寒天
の場合よりもはるかに低い0.8%以下の濃度で充分に
耐熱性と製造加工適性を有するものが得られるので、ゲ
ルを噛む時炭酸ガスがはじけることを知覚するために必
要な量の炭酸飲料を包含することができる大きさの網目
の網目構造を有するゲルが得られるものと考えられる。
【0021】実験の結果、表1記載のいずれの増粘多糖
類も単独では本発明の目的を達成するために充分な大き
さの網目構造を形成することはできず、表1記載の増粘
多糖類の中少くとも2種類を組合せて使用することが必
要であることが判明した。
【0022】表1記載の増粘多糖類中本発明にかかる網
目構造を有するゲルを得ることが可能な2種類の組合せ
としては、たとえばカラギナンとローカストビーンガム
の組合せを挙げることができる。また網目構造を有する
ゲルを得るための3種類以上の組合せとしては、たとえ
ば、カラギナン、ローカストビーンガム、キサンタンガ
ムの組合せ、この組合せにさらにジエランガムを加えた
組合せ、およびカラギナン、ローカストビーンガム、ジ
エランガムの組合せが好適である。
【0023】増粘多糖類のゲル化反応のために使用され
る多価金属塩としては乳酸カルシウムが好適であるが、
この他塩化マグネシウム、クエン酸ナトリウム等も使用
可能である。
【0024】2種類以上の増粘多糖類の合計の濃度は本
発明の目的を達成するために必要な大きさの網目の網目
構造を形成するために重要であって、その合計の濃度は
0.5%〜0.8%が好ましい。その濃度が0.5%未
満では充分な耐熱性および製造加工適性を有するゲルを
得ることが困難となり、またその濃度が0.8%を超え
ると網目の大きさが小さくなって本発明の目的を充分に
達成することができない。
【0025】ゲルの材料としては必須成分である上記2
種類以上の多糖類と多価金属塩以外にクエン酸三ナトリ
ウム、無水クエン酸等のpH調整剤、砂糖、果汁、着色
料、香料等を必要に応じ添加する。
【0026】炭酸飲料としては砂糖、炭酸ガスを溶解し
たシロップ液に、必要に応じクエン酸三ナトリウム、無
水クエン酸等のpH調整剤、着色料、香料等を適宜添加
する。またリンゴジュース等の果汁に砂糖および炭酸ガ
スを溶解したものでもよい。炭酸ガスの添加量は必要に
応じ任意に選択すればよい。
【0027】ゲルと炭酸飲料を容器に注入後のゲルの網
目構造中への炭酸飲料の移動を容易にするため、ゲルの
配合成分と炭酸飲料の成分とをできるだけ同質体の成分
としかつその濃度を等しくすることが好ましい。このた
め、たとえば、ゲル中の砂糖の濃度と炭酸飲料中の砂糖
の濃度とを同一とするとか、同種のpH調整剤をゲルと
炭酸飲料にそれぞれ等量添加する等の配慮をすることが
好ましい。
【0028】ゲルを製造するには、選択された2種類以
上の増粘多糖類、多価金属塩およびその他の添加物を含
むゲル原料を混合し水を添加して95℃以上で加熱攪拌
して溶解した後冷却しゲル化する。このゲルをたとえば
5mm角に細断する等粒状またはカット細片に成形す
る。
【0029】製造方法上の一つの特徴は、この粒状また
はカット細片状に成形したゲルを容器に充填する前に乳
酸カルシウム等の多価金属塩を含む溶液中に所定時間
(通常20分〜50分)浸漬することである。この浸漬
液には無水クエン酸のpH調整剤、果汁、砂糖等を必要
に応じ添加する。この場合もゲルの網目構造中に浸漬液
がよく浸透するよう、浸漬液中のpH調整剤や砂糖等の
成分およびその濃度をゲル中のpH調整剤や砂糖等の成
分およびその濃度と同一にすることが好ましい。
【0030】この浸漬工程により、ゲルは85℃、30
分の加熱殺菌処理によっても融解せず、また長期保存中
の軟化も防止できることが判った。
【0031】浸漬処理終了後ゲルをよく水切りし、常法
により炭酸飲料とともに容器に充填し密封した後加熱殺
菌、冷却工程を経て製品を得る。容器は缶、びん等特に
制限はない。
【0032】こうして得られた本発明にかかるゲル入り
炭酸飲料は、ゲルが弾力性に富み成形加工中および加熱
殺菌工程中型崩れが生じず、視覚的にも良好な形状を維
持しており、食感上もプチプチした弾力性があり歯ごた
えが良いので味覚性も向上している。その上消費者がゲ
ル細片を噛むと、ゲルの網目構造中に包含されていた炭
酸飲料から炭酸ガスが放出され口内ではじけることによ
って、快い刺激感が伝わり、極めてさわやかな食感が得
られる。
【0033】さらに、ゲルの網目構造中に炭酸飲料の一
部が包含されることによって、ゲルの比重がその分炭酸
飲料の比重に近ずき、その結果ゲルが容器の底に沈着せ
ず炭酸飲料中に均一に浮遊分散するので、消費者は飲料
とゲルを一諸ろ喫食することができる。
【0034】なお、ゲルの弾力性等テクスチャーの調整
は増粘多糖類の組合せと濃度を調節することにより容易
に達成することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
実施例1 ゲル配合 カラギナン 0.25% ローカストビーンガム 0.22% ジェランガム 0.15% キサンタンガム 0.07% 乳酸カルシウム 0.17% クエン酸三ナトリウム 0.15% 塩化カリウム 0.03% 無水クエン酸 0.22% リンゴ果汁(1/5) 3.00% 砂 糖 11.00% 浸漬液配合 乳酸カルシウム 0.70% 無水クエン酸 0.22% リンゴ果汁(1/5) 3.00% 砂 糖 11.00% シロップ液配合 砂 糖 11.00% リンゴ果汁(1/5) 3.00% 無水クエン酸 0.01% 香 料 0.10% 炭酸ガス 1.05% 上記成分のゲル材を水に分散させて100%とした後9
5℃まで加熱し溶解させた後蒸発した分の温水を加え液
水中で冷却ゲル化させ、5mm角に細断した。このゲル
を上記配合の浸漬液に約30分浸漬した後良く水切り
し、50gを250ml容の飲料缶に入れシロップを加
え250gとした後巻締めし75℃で15分間殺菌し冷
却して製品とした。得られた製品は、開封時においてゲ
ルがシロップ中でほぼ均一に分散していた。
【0036】またゲルはプチプチとして弾性に富み、ゲ
ルを噛むと炭酸ガスが口内ではじけさわやかな食感を与
えた。
【0037】実施例2 ゲル配合 カラギナン 0.33% ローカストビーンガム 0.30% キサンタンガム 0.07% 乳酸カルシウム 0.17% クエン酸三ナトリウム 0.15% 塩化カリウム 0.03% 無水クエン酸 0.27% 砂 糖 12.50% 浸漬液配合 乳酸カルシウム 0.70% 無水クエン酸 0.27% 砂 糖 12.50% シロップ液配合 砂 糖 12.50% 無水クエン酸 0.08% 香 料 0.10% 炭酸ガス 1.08% 上記配合において実施例1と同様の手法により得られた
ゲル75gを250ml容の飲料缶に採りシロップを加
え250gとし巻締め後、殺菌(75℃で15分)冷却
し製品とした。この製品において、ゲルはやや粘弾性に
富みもちもちとした食感を与えた。またゲルはシロップ
中でほぼ均一に分散し、ゲルを噛むと炭酸ガスが口内で
ほじける食感が得られた。
【0038】実施例3 ゼリー配合 カラギナン 0.30% ローカストビーンガム 0.23% ジェランガム 0.15% 乳酸カルシウム 0.17% クエン酸三ナトリウム 0.15% 塩化カリウム 0.03% 無水クエン酸 0.27% 砂 糖 12.00% 浸漬液配合 乳酸カルシウム 0.70% 無水クエン酸 0.27% 砂 糖 12.00% シロップ液配合 砂 糖 12.00% 無水クエン酸 0.09% 着色料 0.20% 香 料 0.10% 炭酸ガス 1.05% 上記配合において実施例1,2と同様の手法で得られた
ゲル細片50gを飲料缶に採りシロップを加え250g
とし巻締め後、殺菌(75℃で15分)冷却し得た製品
は、やや堅めで開封時においての分散性が良好で実施例
1、2と同様な食感を有するゲルが得られた。
【0039】比較例 ゲル配合 粉末寒天 1.50% 砂 糖 11.00% 上記成分を水に分解させ100%とし加熱溶解させた後
蒸発分の温水を加え流水中で冷却ゲル化させ5mm角に
細断した。
【0040】この寒天ゲル細片50gを内容積250m
lの飲料缶に採り、実施例1と同一配合のシロップを加
え250gとし巻締め後75℃で15分殺菌後流水中で
冷却した。得られた製品中の寒天ゲル細片は、液中に均
一に浮遊分散することなく缶の底に沈んでおり、食感的
に硬く脆いものであり、また寒天ゲルを噛んだときの炭
酸ガスの刺激もまったくなく本発明者等の求める食感は
得られなかった。
【0041】
【発明の効果】本発明にかかるゲル入り炭酸飲料は、ゲ
ルが弾力性に富み成形加工中および加熱殺菌工程中型崩
れがせず視覚的にも良好な形状を維持しており、食感も
プチプチした弾力性があり歯ごたえが良いので味覚性も
向上している。その上消費者がゲル細片を噛むと、ゲル
の網目構造中に包含されていた炭酸飲料か炭酸ガスが放
出され口内ではじけることによって、快い刺激感が伝わ
り、極めてさわやかな食感が得られる。
【0042】さらに、ゲルの網目構造中に炭酸飲料の一
部が包含されることによって、ゲルの比重がその分炭酸
飲料の比重に近ずき、その結果ゲルが容器の底に沈着せ
ず炭酸飲料中に均一に浮遊分散するので、消費者は飲料
とゲルを一諸に喫食することができる。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2種類以上の増粘多糖類の混合物と多価
    金属塩の反応により生じるゲルを多価金属塩を含む溶液
    中に浸漬することによって得られる複数個の粒状または
    カット細片状のゲルを含む炭酸飲料であって、該ゲルは
    網目構造を備え、該網目構造中に該炭酸飲料の一部を包
    含してなり、該網目構造中に包含される炭酸飲料に溶解
    している炭酸ガスの大部分は容器の開封時に気化するこ
    となく飲料中にとどまっていることを特徴とする密閉容
    器入りゲル入り炭酸飲料。
  2. 【請求項2】 該2種類以上の増粘多糖類の合計の濃度
    は0.5%〜0.8%であることを特徴とする請求項1
    記載の密閉容器入りゲル入り炭酸飲料。
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