JPH0529974B2 - - Google Patents

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JPH0529974B2
JPH0529974B2 JP62076298A JP7629887A JPH0529974B2 JP H0529974 B2 JPH0529974 B2 JP H0529974B2 JP 62076298 A JP62076298 A JP 62076298A JP 7629887 A JP7629887 A JP 7629887A JP H0529974 B2 JPH0529974 B2 JP H0529974B2
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JP
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card
magnetic
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head
magnetic card
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JP62076298A
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Hideo Takahashi
Makoto Goto
Shoji Sakai
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Anritsu Corp
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Publication of JPH0529974B2 publication Critical patent/JPH0529974B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、磁気カードの読取り、書込みを行う
カードリーダーに係り、特に幅寸法(磁気カード
の長手方向と直角の方向)の異なる磁気カードの
読取り、書込みを行えるカードリーダーに関す
る。
[従来の技術] 最近、公衆電話機の料金の支払いや、鉄道の切
符の自動販売機等に磁気カードが使用されること
が多くなつてきた。
磁気カードは、磁気テープを応用したもので読
取り、書込みが出来るようになつており、その読
取り、書込みはカードリーダーによつて行われて
いる。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、磁気カードには、例えばクレジツト
カード規格に相当するものや、サイバネ規格に相
当するもの等、種々の規格寸法のものがあり、そ
の種々の規格寸法にただちに対応できるカードリ
ーダーがなく、磁気カードの種類に応じた複数種
類のカードリーダーを備える必要があり不便であ
つた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、一台のカードリーダーで、少なくともカード
幅が異なる種々の規格寸法の複数種類の磁気カー
ドに対してそれぞれ最適な特性で読み取り書き込
みを行えるカードリーダーを提供することを目的
とするものである。
[問題点を解決するための手段] 以上の目的を達成するために、本発明は、少な
くともカード幅寸法が若干異なり、カード搬送方
向に沿つて磁気ストライプが設けられた複数種類
の磁気カードKa,Kbを受け入れるものであり、
カードの種別を判別する判別手段が設けられる制
御回路120と、前記複数の磁気カードにそれぞ
れ対応して設けられ磁気情報の読み取りまたは書
き込みを行うための複数の読み書き手段としての
読取・書込回路121,122と、前記判別手段
の判別結果に応じて前記読み書き手段の出力を選
択的に切り替える切替手段としての回路切替ユニ
ツトIとを備えたカードリーダーにおいて、 受け入れられた磁気カードの一方の幅端面をカ
ード案内面23に沿わせた状態で搬送するように
該磁気カードの他方の幅端面を押圧するため回動
自在に支持されたサイドフオースブロツクEと、 該サイドフオースブロツクの回動角度により前
記受け入れられた磁気カードの幅を検出し前記判
別手段に出力するカード幅検出センサFと、 搬送されている各磁気カードの読み取り書き込
みに適した特性を有する複数個の磁気ヘツド9
4,95と、 該複数の磁気ヘツドを搭載し、回転可能に軸支
されたヘツド搭載板93と、 前記判別手段の判別結果に応じて選択された磁
気ヘツドをタツチローラ106と対向する位置へ
位置決めするように前記ヘツド搭載板を回転させ
る回転位置決め機構Hとを具備することにより、
異なる種類の磁気カードを搬送方向の同一位置に
おいて読み書きすることを特徴としている。
[作 用] 上記構成によれば、複数種類の磁気カードKa,
Kbは、幅寸法が異なる。この磁気カードKa,
Kbに適合する磁気ヘツド94,95は、いずれ
もヘツド搭載板93に搭載されており、回転位置
決め機構Hの駆動による回転動作で選択的にタツ
チローラ106部分に対向するよう位置決めされ
る。
挿入された磁気カードは、カード幅検知センサ
Fでカードの幅が検知され判別手段に出力され
る。判別手段の判別結果により、挿入された磁気
カードKaあるいはKbに適合するいずれかの磁気
ヘツド94,95、および読み書き手段が選択さ
れる。
そして、磁気ヘツド94,95の選択動作は、
回転位置決め機構Hが作動しヘツド搭載板93が
回転するのみで迅速に行われ、磁気カードの磁気
ストライプ位置に磁気ヘツドが位置決めされた状
態で磁気カードが搬送しつつ情報の読み書きが行
われることになる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明
する。
本実施例のカードリーダーは、筐体Aと、カー
ド挿入口Bと、挿入カード検知センサCと、搬送
手段Dと、サイドフオースブロツクEと、カード
幅検知センサFと、磁気カードに対する情報の読
み取り書き込みを行う読み書き手段としてのヘツ
ド機構Gと、回転位置決め機構Hと、切替手段と
しての回路切替ユニツトIと、磁気カードの種類
を判別する判別手段を備えた制御回路Jとから大
略構成されている。
尚、説明の便宜上、磁気カードが移動する水平
方向をX軸、磁気カードの移動始端方向をX1、
磁気カードの移動終端方向をX2、磁気カードの
幅水平方向のY軸、磁気カードの右幅方向をY
1、左幅方向をY2、磁気カードの厚み垂直方向
をZ軸、磁気カードの上方をZ1、下方をZ2と
する。
筐体Aは、右側板10と、左側板11(第2
図)と、右及び左側板10,11を対向させて平
行に保持する複数の筐体軸12乃至22(ただし
20は欠番)とで構成され、全体的に長方形状を
呈している。
右側板10の上下方向(Z軸方向)の内面中間
位置(第5図)にはカード案内面23が設けてあ
る。
左側板11の外面の前記カード案内面23と対
向した位置には、カード案内ローラ24がスプリ
ング25(第2図)によつて筐体A内方に付勢さ
れて設けてある。
さらに、右側板10の中間後方よりには、磁気
カードの使用回数等を表示するために、磁気カー
ドに小孔を空けるパンチソレノイド26が設けて
ある。
カード挿入口Bは、第1,2図において、筐体
Aの右側(X1側)にカード案内面23の先端に
つながるよう設けてあり、磁気カードの挿入、排
出が行われるスリツト状開口で構成される。第1
図に示すように入口部分は磁気カードの挿入を容
易にするため、磁気カードの厚さより広い案内口
30が形成され、その案内口30に連続して磁気
カードの厚み寸法のスリツト31が形成してあ
る。
挿入カード検知センサCは、カード挿入口Bよ
り挿入された磁気カードを検知するもので、カー
ド挿入口Bの背後の右側板10上に設けた第1の
フオートセンサ35(第5図)と、案内板24の
中央付近の右側板10上に設けた第2のフオート
センサ36とからなるものである。各フオートセ
ンサ35,36は、上記カード案内面23を挟む
ようにして設けられた発光部35a,36aと受
光部35b,36bとで構成され、後述する制御
回路に接続してある。
従つて、カード案内面23に接して搬送される
磁気カードの幅端部が各フオートセンサ35,3
6の光を遮断することにより、磁気カードの筐体
A内における現在位置が判かり、制御回路が、後
述する各機構に動作指示を与える。
搬送手段Dは、磁気カードの搬送をするもの
で、左側板11の左方隅(第1図においてX2,
Z1方向)の筐体A内側にカード搬送モータ40
が水平状態(Y軸方向)に設けてある。カード搬
送モータ40の回転軸41は左側板11の外側に
突出しており先端にモータプーリ42が取付けて
ある。
左側板11内壁の中央上部(Z1方向)には断
面L字状のブラケツト43(第7図)が取付けて
あり、同ブラケツト43の水平下面には断面コ字
状のブラケツト44が設けてある。ブラケツト4
4の左右片(Y軸方向)にはボールベアリング4
5,46が取り付けられ該ボールベアリング4
5,46によつて軸支される減速プーリ軸47が
設けてある。減速プーリ軸47の左側板11の外
方に突出する外端には、大径の減速プーリ48が
取付けてあり、前記モータプーリ42の回転が伝
達ベルト49によつて伝達するようになつてい
る。伝達ベルト49の張り加減は左側板11の外
壁面に設けたスプリング50の弾力によるテンシ
ヨンローラ51の圧接により一定となつている。
前記減速プーリ軸47にはベルト駆動プーリ5
2が取付けてあり、第1のベルト駆動プーリ52
aと第2のベルト駆動プーリ52bとが軸方向に
並設してある。前記第1の筐体軸12上にはベア
リング53,53により第1のベルト従動プーリ
54が設けてある。該第1のベルト従動プーリ5
4と前記第1の駆動プーリ52aとの間には第1
の搬送ベルト55が張架してある。前記第2の筐
体軸13上にはベアリング56,56により第2
のベルト従動プーリ57が設けられ、該第1のベ
ルト従動プーリ57と前記このベルト駆動プーリ
52bとの間には第2の搬送ベルト58が張架し
てある。
前記第3の筐体軸14(第4図)には、前記第
1の搬送ベルト55と協働して磁気カードを搬送
するために搬送ベルト55を介してベルト駆動プ
ーリ52を押圧する駆動押圧ローラ59を搬送ベ
ルト55を介して回動自在に軸支するL字状の駆
動ブラケツト60が回動自在に設けてある。駆動
ブラケツト60の一端と、第4の筐体軸15との
間にスプリング61が張架してあり、駆動押圧ロ
ーラ59を搬送ベルト55を介してベルト駆動プ
ーリ52に圧接している。駆動ブラケツト60の
回動規制は、駆動ブラケツト60上の爪片62を
第5の筐体軸16に圧接して行つている。
さらに、第3の筐体軸14には、第1の搬送ベ
ルト55と協働して磁気カードを搬送するために
前記搬送ベルト55を介して第1のベルト従動プ
ーリ54を押圧する第1の従動押圧ローラ63を
回転自在に軸支する第1の従動ブラケツト64が
回動自在に設けてある。第1の従動ブラケツト6
4の一端には、第6の筐体軸17との間にスプリ
ング65が張架してあり、第1の従動押圧ローラ
63を搬送ベルト55を介して第1のベルト従動
プーリ54に圧接している。第1の従動ブラケツ
ト64の回動規制は、従動ブラケツト64の爪片
66を第5の筐体軸16に圧接して行つている。
第7の筐体軸18には、第2の搬送ベルト58
と協働して磁気カードを搬送するために前記搬送
ベルト58を介して第2の従動プーリ57を押圧
する第2の従動押圧ローラ67を回転自在に軸支
する第2の従動ブラケツト68が回動自在に設け
てある。第2の従動ブラケツト68の一端には、
第4の筐体軸15との間にスプリング69が張架
してあり、第2の従動押圧ローラ67を搬送ベル
ト58を介して第2のベルト従動プーリ57に圧
接している。第2の従動ブラケツト68の回動規
制は、従動ブラケツト68上の爪片70を第8の
筐体軸19に圧接して行つている。サイドフオー
スブロツクEは、カード挿入口Bより挿入された
磁気カードを前記カード案内面23に押圧して案
内するもので、左側板11の外面に設けた枢軸8
0に傾動自在に設けてあり、該枢軸80に設けた
スプリング81によつて左側板11側に付勢され
ている。そして、遊端部は左側板11に穿設した
方形状の長孔11aから筐体A内に浸入してお
り、上記カード案内面23と対面して磁気カード
を押圧案内する案内溝82が形成してある。この
案内溝82の始端は、外方に拡径状としたテーパ
面82aとなつている。
そして、これらサイドフオースブロツクEの案
内溝82とカード案内面23は、直線状の搬送路
を形成しており、前記搬送装置Dにより磁気カー
ドはこの搬送路上を搬送される。
カード幅検知センサFは、カードの幅寸法を検
知するもので、左側板11の外壁面に突設される
フオートインタラプタ85とサイドフオースブロ
ツクEの外壁面に突設された遮蔽板86とで構成
されており、フオートインタラプタ85は発光部
85aと受光部85bとからなつている。遮蔽板
86はサイドフオースブロツクEに設けられて前
記発光部85aと受光部85bとの間に進入して
いる。
ヘツド機構Gは、磁気カードの種類に応じた2
つの磁気ヘツドを有している。
右、左側板10,11間の中央下部には、ベア
リング90,91によつて軸支されるヘツド回転
軸92(第7,8図)が回転自在に水平(Y軸方
向)に設けてある。筐体A内におけるヘツド回転
軸92上には扇形のヘツド搭載板93(第5,6
図)が右側板10の内面に接するように垂直(Z
軸方向)に取付けてある。
ヘツド搭載板93の面上にはその円弧端93a
に添つて第1及び第2の磁気ヘツド94,95が
設けてある。この2つの磁気ヘツド94,95
は、それぞれの記録面(ギヤツプ幅)が後述する
2種の磁気カードKa,Kbの磁気ストライプの幅
にそれぞれ対応したものであり、かつ、磁気カー
ドKa,Kbの磁気ストライプ位置に対向する位置
にそれぞれ固定されている。
このヘツド搭載板93の円弧端面93aには切
欠状の第1及び第2のデイテントノツチ96,9
7が形成してある。第1及び第2のデイテントノ
ツチ96,97には、デイテントピン98が、ヘ
ツド搭載板93の回動により選択的に係合し、ヘ
ツド搭載板93の位置決めを行う。デイテントピ
ン98は、右側板10内面に立設した支軸99に
傾動自在に設けた傾動リンク100の先端に立設
してある。デイテントレバ100と第5の筐体軸
16との間には、デイテントピン98をデイテン
トノツト96,97に圧接する付勢スプリング1
01が張架してある。
前記第1の筐体軸12には、傾動ブラケツト1
02(第2,5図)が傾動自在に設けてある。傾
動ブラケツト102の傾動端には、支軸103が
立設してあり、ベアリング104,105によつ
て回転自在にタツチローラ106が設けてある。
タツチローラ106は、第1の筐体軸12に設け
たバネ107によつて常時、選択された第1又は
第2の磁気ヘツド94,95のヘツド面を押圧す
るように付勢されている。
回転位置決め機構Hは、前記ヘツド搭載板93
を回転させ、磁気ヘツド94,95を選択的にタ
ツチローラ106の位置に対向させるものであ
る。筐体Aの右側板10の外側にはラツチング式
のヘツド切替ソレノイド110が(X軸方向)に
設けてある。ヘツド切替ソレノイド110の作動
軸の111の先端は2又状になつており、ヘツド
回転軸92に固定した切替レバー112の遊嵌側
に連結している。該連結は、作動軸111の先端
に設けたピン113と、切替レバー112に穿設
した長孔114とで構成されている。
切替レバー112上、ヘツド回転軸92と、長
孔114の中間位置には作動ピン115が立設し
てある。該作動ピン115には、右側板10の外
面に設けた回路切替ユニツトIの切替レバー11
6が係合している。
以上の構成において、次に動作説明を行う。
先ず、横幅寸法の狭い磁気カードKaをカード
リーダーに挿入し、読取り、書込みを行う場合に
ついて説明する。
磁気カードKaを長手方向よりカード挿入口B
に挿入する。磁気カードKaの先端は案内口30、
スリツト31に案内された筐体A内に押込(X2
方向)まれる。該先端が押込まれると、磁気カー
ドKaはカード案内ローラ24と、サイドフオー
スブロツクEとによつてカード案内面23に押圧
されると共に、挿入カード検知センサCの第1フ
オートセンサ35の発光部35aと受光部35b
の間に入り、光を遮えぎる。
その結果、磁気カードKaの挿入が挿入カード
検知センサーCによつて検知され、制御回路12
0は、カード搬送モータ40を駆動開始する。カ
ード搬送モータ40の駆動力は、伝達ベルト4
9、減速プーリ48、減速プーリ軸47、ベルト
駆動プーリ52、第1のベルト駆動プーリ52
a、第1の搬送ベルト55、第1のベルト従動プ
ーリ54に伝達され、第1の搬送ベルト55が回
転する。又、ベルト駆動プーリ52の回転力は、
第2のベルト駆動プーリ52b、第2の搬送ベル
ト58、第2のベルト従動プーリ57にも伝達さ
れ、第2の搬送ベルト58が回転する。
磁気カードKaの先端が、第1の搬送ベルト5
5と、第1の押圧従動ローラ63とに挟まれる
と、磁気カードKaは筐体内に引込まれ、X2方
向に搬送される。搬送途中において、第2のフオ
ートセンサ36の発光部36aと受光部36bの
間を通過していく。
このとき、磁気カードKaの挿入時、前述した
ように、サイドフオースブロツクEがスプリング
81に抗して多少傾動し、磁気カードKaをカー
ド案内面23に押圧するが、前記傾動量が少なく
ないため、第7図に示すようにフオートインタラ
プタ85の光が遮蔽板86で遮蔽されカード幅検
知センサFは作動しない。
これにより、制御回路120(第9図)の判別
手段は、挿入カードが磁気カードKaであること
を判別する。この判別結果に基づき、制御回路1
20は、ヘツド切替ソレノイド110、回路切替
ユニツトIを作動させず、第1の読取・書込回路
121と、第1の磁気ヘツド94とを選択した状
態になつている。
そして、第1の搬送ベルト55と第1の押圧従
動ローラ63とに挟まれて搬送される磁気カード
Kaは、さらに、第1の搬送ベルト55と、駆動
押圧ローラ59に挟まれて筐体A内のX2方に引
き込まれていく。この時点で、磁気カードKaの
磁気ストライプの幅、および位置に対向して第1
の磁気ヘツド94のギヤツプが位置し、タツチロ
ーラ106とに挟まれ、第1の磁気ヘツド94の
面上を摺動する。
また、第1の磁気ヘツド94で読み取り書き込
みされた情報は、この磁気カードKaの情報記録
方式に対応して設けられた第1の読取り・書込回
路121を介して行われるものである。
その後、磁気カードKaは、第2の搬送ベルト
38と、駆動押圧ローラ59とに挟まれ、さら
に、筐体A内に引き込まれる。(X2方向)。この
時、磁気カードKaは、第1のフオートセンサ3
5を通過し終るが、第2のフオートセンサ36に
対してはまだ通過中である。
最後、磁気カードKaは、第2の搬送ベルト5
8と、第2の押圧従動ローラ67とによつて最も
奥まで引き込まれる。その際、磁気カードKaが、
第2のフオートセンサ36を通過し終るので、今
まで遮断されていた発光部35aの光が受光部3
5bで受光され、前記第1のフオートセンサ35
の通過とあいまつて、最も奥まで引き込まれたこ
とが検知される。その検知にもとづいて、制御回
路120はカード搬送モータ40を逆転させ、第
1及び第2の搬送ベルト55,58の搬送方向を
切変え、磁気カードKaを復動(X1方向に移動)
させカード挿入口Bより筐体A外に排出する。
磁気カードKaが排出されると、挿入カード検
知センサCの第1及び第2のフオートセンサ3
5,36を通過し終るので、磁気カードKaの排
出が検知され制御回路120は、カード搬送モー
タ40を停止させると共に、第1の読取・書込回
路121と、磁気ヘツド94との回路を開にし、
カードリーダーを停止状態にする。
次に、横幅寸法の広い磁気カードKbの読取り、
書込みを行う場合について説明する。
横幅寸法が広い磁気カードKbの場合も、前述
した横幅寸法が狭い磁気カードKaと操作及び動
作は同様であるが、磁気ヘツド及び読取・書込回
路を対応して切替える必要がある。
従つて、その切替のみについて説明する。
先ず、カード挿入口Bより磁気カードKbを長
手方向からを挿入する。磁気カードKbの先端は、
カード案内ローラ24と、サイドフオースブロツ
クEとによつてカード案内面23に押圧される。
その時、第8図に示すように、磁気カードKb
は横幅寸法が広いため、サイドフオースブロツク
Eを大きく傾動させるので、遮蔽板86が、カー
ド幅検知センサFのフオートインタラプタ85の
発光部85aの光の遮断を解除し、該光を受光部
85bに受光させる。
これにより、制御回路120の判別手段は、挿
入された磁気カードが横幅寸法の広い磁気カード
Kbであると判別する。この判別結果により、制
御回路120は、ヘツド切替ソレノイド110を
作動させる。
ヘツド切替ソレノイド110の作動軸111は
ヘツド切替ソレノイド110内に引き込まれ(X
1方向)、切替レバー112が第3図において、
実線の位置から想像線の位置に切替る。それと同
時に、切替レバー116は時計方向に切替わる。
また、切替レバー112の切替りと同時に、ヘツ
ド回転軸92はヘツド搭載板93を第5図におい
て時計方向に回動し、第2の磁気ヘツド95をタ
ツチローラ106に対向させる。
このとき、第2の磁気ヘツド95のギヤツプ
は、磁気カードKbの磁気ストライプ面に同一の
幅を有して対向状態に位置する。同時に、デイテ
ントピン98は第2のデイテントノツチ97に介
入して、ヘツド搭載板93の位置決めを行う。
一方、切替レバー116の切替によつて、回路
切替ユニツトIは、第1の読取・書込回路121
から磁気カードKbの磁気記録方式に対向する第
2の読取・書込回路122に切替える。
このようにして、磁気ヘツドと、読取・書込回
路の切替が行われた後、磁気カードKbは、第1
及び第2の搬送ベルト54,58によつて搬送さ
れ読取り、書込みが行われる。
読取り、書込み終了後、磁気カードKbが排出
されると、サイドフオースブロツクEはもとの位
置に傾動するので、遮蔽板86が発光部85aの
光を遮断し、制御回路120を再度作動させる。
それにともなつて、ヘツド切替ソレノイド110
をもとの位置に復帰させ、磁気ヘツドは第1の磁
気ヘツド94に、読取・書込回路は第1の読取・
書込回路121に夫々切替え、次の磁気カード挿
入にそなえる。
以上の動作において、読取りを行う際、回路切
替ユニツトIは、第9図において、横幅寸法の狭
い磁気カードKaの時は第1のドライバ123を
介して、横幅寸法の広い磁気カードKbの時は第
2のドライバ124を介して、夫々パンチソレノ
イド26を作動し、磁気カードKa,Kbに読取り
回数(使用回数)を表示する小孔を明ける。
[発明の効果] 以上のように、本発明のカードリーダーによれ
ば、少なくともカード幅がそれぞれ異なる複数種
類の磁気カードの磁気ストライプに適合する磁気
ヘツド及び読取・書込回路を選択的に切り替える
ことにより、1台のカードリーダーで仕様の異な
る複数種類の磁気カードを処理することが出来、
この種カードリーダーの凡用性を向上させて磁気
カードの処理の能率を大幅に向上させることが出
来る効果がある。
そして、各磁気カードに適合する磁気ヘツドを
単にヘツド搭載板に設けたのみの簡単な構成であ
るため、特別なヘツドを製作せずとも複数種類の
磁気カードに対応できる。
また、ヘツド搭載板は回転位置決め機構の作動
により回転する一動作で切り替えできる簡単な構
成であり、迅速に切替えできると共にスペースを
取らず小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す正面図、第2図
は第1図の−断面矢視図、第3図は第1図の
背面図、第4図は第2図の−断面矢視図、第
5図は第2図の−断面矢視図、第6図は第5
図における他の状態の部分図、第7図は第1図の
−断面矢視図、第8図は第7図と異なる磁気
カードを挿入した状態図、第9図はブロツク回路
図である。 A…筐体、B…カード挿入口、C…挿入カード
検知センサ、D…搬送手段、E…サイドフオース
ブロツク、F…カード幅検知センサ、G…ヘツド
機構、H…回転位置決め機構、I…回路切替ユニ
ツト、Ka,Kb…磁気カード、23…カード案内
面、40…カード搬送モータ、80…枢軸、93
…ヘツド搭載板、94…第1の磁気ヘツド、95
…第2の磁気ヘツド、96…第1のデイテントノ
ツチ、97…第2のデイテントノツチ、98…デ
イテントピン、100…デイテントレバ、110
…ヘツド切替ソレノイド、120…制御回路、1
21…第1の読取・書込回路、122…第2の読
取・書込回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくともカード幅寸法が若干異なり、カー
    ド搬送方向に沿つて磁気ストライプが設けられた
    複数種類の磁気カードKa,Kbを受け入れ、カー
    ドの種別を判別する判別手段と、前記複数の磁気
    カードにそれぞれ対応して設けられ磁気情報の読
    み取りまたは書き込みを行うための複数の読み書
    き手段と、前記判別手段の判別結果に応じて前記
    読み書き手段の出力を選択的に切り替える切替手
    段とを備えたカードリーダーにおいて、 受け入れられた磁気カードの一方の幅端面をカ
    ード案内面23に沿わせた状態で搬送するように
    該磁気カードの他方の幅端面を押圧するため回動
    自在に支持されたサイドフオースブロツクEと、 該サイドフオースブロツクの回動角度により前
    記受け入れられた磁気カードの幅を検出し前記判
    別手段に出力するカード幅検知センサFと、 搬送されている各磁気カードの読み取り書き込
    みに適した特性を有する複数個の磁気ヘツド9
    4,95と、 該複数の磁気ヘツドを搭載し、回転可能に軸支
    されたヘツド搭載板93と、 前記判別手段の判別結果に応じて選択された磁
    気ヘツドをタツチローラ106と対向する位置へ
    位置決めするように前記ヘツド搭載板を回転させ
    る回転位置決め機構Hとを具備することにより、 異なる種類の磁気カードを搬送方向の同一位置
    において読み書きすることを特徴とするカードリ
    ーダー。
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