JPH05295282A - 水溶性アゾ染料及び該染料を用いた偏光フィルム - Google Patents

水溶性アゾ染料及び該染料を用いた偏光フィルム

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JPH05295282A
JPH05295282A JP10701292A JP10701292A JPH05295282A JP H05295282 A JPH05295282 A JP H05295282A JP 10701292 A JP10701292 A JP 10701292A JP 10701292 A JP10701292 A JP 10701292A JP H05295282 A JPH05295282 A JP H05295282A
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group
acid
dye
polarizing film
formula
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JP10701292A
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Tsutayoshi Misawa
伝美 三沢
Akira Ogiso
章 小木曽
Rihoko Imai
理穂子 今井
Naoto Ito
尚登 伊藤
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B35/00Disazo and polyazo dyes of the type A<-D->B prepared by diazotising and coupling
    • C09B35/36Trisazo dyes of the type
    • C09B35/362D is benzene

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polarising Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 一般式Iの新規アゾ化合物、これを含む水溶
性染料、及び該染料を含む偏光フィルム。 (R,Rは水素原子、水酸基、C1〜2のアルキル
又はC1〜2のアルコキシ基を、R,Rは水素原
子、水酸基、C1〜2のアルキル基、C1〜2のアルコ
キシ基又はC1〜2のアシルアミノ基を、Rはアゾ基
に対してO−位又はP−位にある水酸基又はアミノ基
を、Rは水素原子、カルボキシル基又はC1〜2のア
ルコキシ基を、Rは水素原子、水酸基、アミノ基、メ
チルアミノ基、β−ヒドロキシエチルアミノ基、C1〜
2のアシルアミノ基又はフェニル核がニトロ基、アミノ
基、水酸基、炭素数1〜2のアルキル基、カルボキシル
基、スルホン酸基又は塩素原子によって置換されてもよ
いフェニルアミノ基又はベンゾイルアミノ基を、pは0
又は1を、qは0,1又は2を示す。) 【効果】 高耐熱性及び高偏光度を有し、光学特性に優
れた偏光フィルムが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規アゾ化合物を含む
水溶性アゾ染料、並びに該染料を高分子フィルムに二色
性色素として吸着、配向させた、高い偏光度を有する偏
光フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】偏光フィルムに使用される偏光素子とし
ては、従来、ヨウ素が用いられ、最近は有機系の染料の
使用も検討されている。しかしながら、従来使用されて
いるヨウ素は、高い偏光性能を有するが、昇華性が大き
いために偏光素子として偏光フィルムに含有せしめた
時、その耐熱性が劣るという欠点も有する。この欠点を
改良するために、特開平3−68902号公報及び特開
平3−89203号公報等に、有機系染料を偏光素子と
した耐熱性を改良した偏光フィルムが提案されている。
しかし、かかる偏光フィルムは偏光性能の点で必ずしも
満足できるものではないのが実情である。
【0003】また、有機系染料を偏光素子とした偏光フ
ィルムにおいて、青色成分の染料としてC.I.Direct Blu
e 202 等が良く知られており、良く使用されている。し
かしながら、この染料の大きな欠点は、主原料であるジ
アニシジンが特定化学物質であるため、ジアニシジンの
使用に当たっては法規制を強く受け、極めて厳重な防護
設備のもとに作業する必要がある等の安全管理面及び生
産効率向上にとって大きな制約要因を有している。以上
のことから、染料系偏光フィルムでヨウ素系偏光フィル
ム並の偏光性能を示し、且つジアニシジンなどの特定化
学物質を使用することのない染料の開発が望まれてい
る。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高
分子フィルムを基材とした偏光フィルムに好適な水溶性
アゾ染料、及び該染料を配向して含有せしめることによ
り、優れた偏光性能および耐熱性能を有する高性能な偏
光フィルムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記目的
を達成するために鋭意検討した結果、染料を偏光素子と
して用いた偏光フィルムにおいて、特定な染料を使用す
ることにより、偏光性能の高い偏光フィルムを得ること
が出来、本発明に至った。即ち、本発明は、(1)一般
式(I)(化2)
【0006】
【化2】 (式中、R1 、R3 は、各々独立に水素原子、水酸基、
炭素数1〜2のアルキル基又は炭素数1〜2のアルコキ
シ基を、R2 、R4 は各々独立に、水素原子、水酸基、
炭素数1〜2のアルキル基、炭素数1〜2のアルコキシ
基又は炭素数1〜2のアシルアミノ基を、R5 はアゾ基
に対してO−位又はP−位にある水酸基又はアミノ基
を、R6 は水素原子、カルボキシル基又は炭素数1〜2
のアルコキシ基を、R7 は水素原子、水酸基、アミノ
基、メチルアミノ基、β−ヒドロキシエチルアミノ基、
炭素数1〜2のアシルアミノ基又はフェニル核がニトロ
基、アミノ基、水酸基、炭素数1〜2のアルキル基、カ
ルボキシル基、スルホン酸基又は塩素原子によって置換
されてもよいフェニルアミノ基又はベンゾイルアミノ基
を、p は0又は1を、q は0、1又は2をそれぞれ示
す。)で表される新規アゾ化合物、(2)第(1)項記
載の新規アゾ化合物を含む水溶性染料、(3)第(1)
項記載の新規アゾ化合物を含む偏光フィルム、(4)第
(2)項記載の水溶性染料で染色した高分子フィルムを
2〜9倍の延伸倍率で延伸することにより得られる第
(3)項記載の偏光フィルムの製造方法、(5)高分子
フィルムが、ポリビニルアルコール、ポリビニルホルマ
ール、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラール、
あるいはそれらをエチレン、プロピレン、アクリル酸、
マレイン酸アクリルアミド等で変性したもの、セルロー
ス樹脂からなる群より選ばれた少なくとも1種である第
(4)項記載の偏光フィルムの製造方法に関する。
【0007】本発明のアゾ化合物は、一般式(I)で表
され、通常のアゾ染料の製法に従い公知のジアゾ化、カ
ップリング法で製造することが出来る。即ち、一般式
(II)(化3)
【0008】
【化3】 (式中、R1 およびR2 は一般式(I)と同一の意味を
表す。)で表される4-アセチルアミノアニリン類を公知
の方法、例えば鉱酸中0〜30℃で亜硝酸ソーダを用い
てジアゾ化し、一般式(III)(化4)
【0009】
【化4】 (式中、R3 およびR4 は一般式(I)と同一の意味を
表す)で表されるアニリン類と温度0〜30℃、pH3〜
5でカップリングさせた後、加水分解して下記一般式
(IV)(化5)で表されるモノアゾ化合物を得ること
が出来る。
【0010】
【化5】 (式中、R1 、R2 ,R3 およびR4 は一般式(I)と
同一の意味を表す。)又、一般式(II)の4-アセチル
アミノアニリン類の代わりに対応する4-ニトロアニリン
類を使用した場合には、前記同様ジアゾ化、カップリン
グした後、加水分解の代わりに、例えば硫化アルカリに
よる還元を実施することにより、一般式(IV)のモノ
アゾ化合物が得られる。
【0011】更に、上記の如く得られた一般式(IV)
で表されるモノアゾ化合物を公知の方法、例えば鉱酸中
0〜30℃で亜硝酸ソーダを用いてテトラゾ化し、一般
式(V)(化6)
【0012】
【化6】 (式中、R5 、R6 、R7 、pおよびqは一般式(I)
と同一の意味を表す。)で表されるナフタレン類と温度
0〜30℃、pH5〜10でカップリングして、遊離酸の
形で一般式(I)で表されるアゾ化合物が得られる。勿
論、これ以外の製造ルートによっても、本発明のアゾ化
合物は製造することができる。
【0013】本発明の一般式(I)で表されるアゾ化合
物は、通常ナトリウム塩として利用するが、その他、遊
離酸として、或いは、カリウム塩、リチウム塩、アンモ
ニウム塩、アルキルアミン類、エタノールアミン類の塩
としても利用することが出来る。
【0014】本発明において、一般式(II)で表され
る4-アセチルアミノアニリン類の具体的な例としては、
4-アセチルアミノ-3- メトキシアニリン、4-アセチルア
ミノ-3- エトキシアニリン、4-アセチルアミノ-2- メト
キシアニリン、4-アセチルアミノ-2- エトキシアニリ
ン、4-アセチルアミノ-3- ヒドロキシアニリン、4-アセ
チルアミノ-2- ヒドロキシアニリン、4-アセチルアミノ
-2,5- ジメトキシアニリン、4-アセチルアミノ-2,5- ジ
エトキシアニリン、4-アセチルアミノ-2- メトキシ-5-
メチルアニリン、4-アセチルアミノ-5- メトキシ-2- メ
チルアニリン等が挙げられる。又、一般式(III)で表さ
れるアニリン類の具体的な例としては、p-クレシジン、
2,5-ジメトキシアニリン、2,5-ジエトキシアニリン、o-
トルイジン、m-トルイジン、p-キシリジン、o-アニシジ
ン、m-アニシジン、m-アセチルアミノアニリン、m-アセ
チルアミノ-o- アニシジン、2-メトキシ-5- アセチルア
ミノアニリン、2-エトキシ-5- アセチルアミノアニリン
等が挙げられる。
【0015】又、一般式(V)で表されるナフタレン類
の具体的な例としては、1-ヒドロキシ-6- アミノナフタ
レン-3- スルホン酸(以下J酸と略す。)、N-フェニル
J酸、N-メチルJ酸、N-アセチルJ酸、N-メチル-N- ア
セチルJ酸、N-ベンゾイルJ酸、N-(3- または4-カルボ
キシフェニル) J酸、N-(3- または4-スルホフェニル)
J酸、N-(4- アミノ-3- スルホフェニル) J酸、N-(4-
ヒドロキシ-3- カルボキシフェニル) J酸、N-(4- アミ
ノベンゾイル)J酸、N-(4- アミノ-3- スルホベンゾイ
ル) J酸、N-(4- ヒドロキシ-3- カルボキシベンゾイ
ル) J酸、N-(4-ニトロフェニル)J酸、N-(4- ニトロ
ベンゾイル) J酸、N-(4- アミノ-3- メチルベンゾイ
ル)J酸、N-(3または4- カルボキシベンゾイル)J
酸、N-(3- または4- カルボキシベンゾイル)J酸、N-
(3- または4- スルホベンゾイル)J酸、N-( β- ヒド
ロキシエチル)J酸、1-ヒドロキシ-7- アミノナフタレ
ン-3- スルホン酸(以下γ酸と略す。)、N-フェニルγ
酸、N-メチルγ酸、N-アセチルγ酸、N-メチル-N- アセ
チルγ酸、N-ベンゾイルγ酸、N-(3- または4-カルボキ
シフェニル) γ酸、N-(3- または4-スルホフェニル) γ
酸、N-(4- アミノ-3- スルホフェニル) γ酸、N-(4- ヒ
ドロキシ-3- カルボキシフェニル) γ酸、N-(4- アミノ
ベンゾイル)γ酸、N-(4- アミノ-3- スルホベンゾイ
ル) γ酸、N-(4- ヒドロキシ-3- カルボキシベンゾイ
ル) γ酸、N-(4- ニトロフェニル)γ酸、N-(4-ニトロ
ベンゾイル) γ酸、N-(4- アミノ-3- メチルベンゾイ
ル)γ酸、N-(3または4- カルボキシベンゾイル)γ
酸、N-(3- または4- カルボキシベンゾイル)γ酸、N-
(3- または4- スルホベンゾイル)γ酸、N-( β- ヒド
ロキシエチル)γ酸、1-ヒドロキシ-8- アミノナフタレ
ン-3,6- ジスルホン酸(以下H酸と略す。)、N-アセチ
ルH酸、N-ベンゾイルH酸、N-(p- トルエンスルホニ
ル)H酸、N-( ベンゼンスルホニル)H酸、N-(p- クロ
ルベンゾイル)H酸、1-ヒドロキシ-8- アミノナフタレ
ン-3,5- ジスルホン酸(以下K酸と略す。)、N-アセチ
ルK酸、1-ヒドロキシ-8- アミノナフタレン-5,7- ジス
ルホン酸、1-ヒドロキシ-7-アミノナフタレン-3,6- ジ
スルホン酸、 N-(p-メチルフェニル)J酸、1-ナフトー
ル-3,6- ジスルホン酸、2-エトキシナフチルアミン-6-
スルホン酸、2-メトキシナフチルアミン-6- スルホン
酸、α- 又はβ- ナフトエ酸、2-ナフトール-6-スルホ
ン酸、2-ナフトール-3,6- ジスルホン酸、2-エトキシナ
フチルアミン、1-ナフチルアミン、1-ナフチルアミン-6
- スルホン酸、1-ナフチルアミン-6- スルホン酸等が挙
げられる。
【0016】本発明の偏光フィルムに用いる高分子フィ
ルムとしては、親水性高分子フィルムが好ましく、その
素材の具体例としては、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルホルマール、ポリビニルアセタール、ポリビニルブ
チラール、あるいはそれらをエチレン、プロピレン、ア
クリル酸、マレイン酸アクリルアミド等で変性したも
の、セルロース樹脂等が挙げられる。これらの高分子重
合体は、水あるいは親水性有機溶剤への溶解性が良好で
あり、本発明の染料との相溶性も良好である上、製膜性
に優れ且つ製膜後延伸配向させたときに本発明の染料が
配向し易い点で特に有用である。上記の高分子重合体及
び本発明の染料を用いて本発明の偏光フィルムを製造す
る方法としては、高分子重合体を製膜してフィルムとし
た後、染色する方法又は高分子重合体の溶液に本発明の
染料を添加し、原液染色後製膜する方法等を挙げること
ができる。
【0017】上記の染色及び製膜並びに延伸は、一般的
に下記の方法によって行うことができる。本発明の染料
及び必要に応じて塩化ナトリウム、ボウ硝等の無機塩、
界面活性剤等の染色助剤を加えた染浴中に、20〜80
℃、好ましくは30〜50℃で1〜60分間、好ましく
は3〜20分間高分子フィルムを浸漬して染色し、次い
で必要に応じてホウ酸処理し、乾燥する。或いは、高分
子重合体を水及び/又はアルコール、グリセリン、ジメ
チルホルムアミド等の親水性有機溶媒に溶解し、本発明
の染料を添加して原液染色を行い、この染色原液を流延
法、溶液塗布法、押出法等により製膜して染色フィルム
を製造する。溶媒に溶解させる高分子重合体の濃度とし
ては、高分子重合体の種類によっても異なるが、5〜3
0重量%、好ましくは10〜20重量%である。また、
溶媒に溶解する本発明の染料の濃度としては、高分子重
合体の種類、染料の種類、製膜したときのフィルムの厚
み、あるいは偏光フィルムとしたときの要求性能等によ
って変わるが、高分子重合体に対して0.1〜5重量
%、好ましくは0.8〜2.5重量%程度である。
【0018】上記のようにして染色及び製膜して得られ
た未延伸フィルムは、適当な方法によって一軸方向に延
伸する。延伸処理することによって染料分子が配向し、
偏光性能が発現する。一軸に延伸する方法としては、湿
式法にて引っ張り延伸を行う方法、乾式法にて引っ張り
延伸を行う方法、乾式法にてロール間圧縮延伸を行う方
法等があり、いずれの方法を用いて行ってもよい。延伸
倍率は2〜9倍にて行われるが、ポリビニルアルコール
及びその誘導体を用いた場合は、2.5〜6倍の範囲が
好ましい。
【0019】延伸、配向処理したあとで、該延伸フィル
ムの耐水性向上と偏光性向上の目的でホウ酸処理を実施
する。ホウ酸処理により、偏光フィルムの光線透過率と
偏光度が向上する。ホウ酸処理の条件としては、用いる
親水性高分子重合体の種類、染料の種類によって異なる
が、一般的にはホウ酸濃度としては1〜15重量%、好
ましくは3〜10重量%、また処理温度としては30〜
80℃、好ましくは、40〜80℃の範囲にあることが
望ましい。ホウ酸濃度が1重量%以下、温度が30℃以
下の場合は処理効果が小さく、また、ホウ酸濃度が15
重量%以上、温度80℃以上の場合は偏光フィルムがも
ろくなり好ましくない。
【0020】一般式(I)で表されるアゾ化合物を含む
水溶性染料料は、単独で又はそれら同志で混合して使用
できる他、更にはこれらの染料と他の染料と配合するこ
とにより種々の色相に染色された高偏光度の偏光フィル
ムを製造することができる。特に多用されるグレー又は
ブラック用の配合成分として、一般式(I)で表される
アゾ化合物を含む水溶性染料を使用した場合、優れた偏
光性能及び好ましい吸収特性を示す偏光フィルムが得ら
れる。また、その耐湿熱性も優れている。このようにし
て製造した偏光フィルムは、種々の加工を施して使用す
ることができる。例えば、フィルム又はシートにしてそ
のまま使用する他、使用目的によっては、トリアセテー
ト、アクリル又はウレタン系等のポリマーによりラミネ
ーションして保護層を形成し、或いは、偏光フィルムの
表面に蒸着、スパッタリングまたは塗布法により、イン
ジウム−スズ系酸化物等の透明導電性膜を形成して実用
に供する。
【0021】
【実施例】以下に本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、これらは例示的なものであり、本発明は、こ
れらに限定されるものではない。なお、本発明における
偏光度とは次の方法によって測定した値である。即ち、
2枚の偏光フィルムを延伸方向が平行となるべく重ねて
分光光度計の光路におき、測定した可視領域最大吸収波
長での光線透過率(T//)および2枚の偏光フィルムを
延伸方向が直交すべく重ねて測定した同波長での光線透
過率(T⊥)より次式(数1)を用いて偏光度(V)を
算出した。
【0022】
【数1】 実施例中、構造式はすべて遊離酸の形で示し、部は重量
部を示す。 実施例1 4-アセチルアミノ-3- メトキシアニリン33部を水65
0部に溶かし、濃塩酸62部を加え、更に氷で5〜10
℃に冷却した後、亜硝酸ナトリウム16部を加えて1時
間ジアゾ化を行った。次いで、スルファミン酸で過剰の
亜硝酸を除去した。この中へo-アニシジン25部を塩酸
水溶液にとかして加えた後、酢酸ナトリウムを加えてpH
4まで中和して2時間カップリングさせた。反応終了
後、濾過して得たプレスケーキを、水酸化カリウム12
0部を含む水400部とメタノール400部からなる混
合液に溶解し70℃で4時間反応させた後、水2リット
ルに排出した。析出した結晶を濾過、水洗、乾燥して下
記式(化7)のジアミン50部を得た。
【0023】
【化7】 上記式ジアミン45部を水900部に溶かし、濃塩酸1
00部を加え更に氷で5〜10℃に冷却した後、亜硝酸
ナトリウム30部を加えて1時間ジアゾ化を行った。次
いでスルファミン酸で過剰の亜硝酸を除去した。このジ
アゾニウム塩の水溶液を、1-ヒドロキシ-8- アミノナフ
タレン-3,6- ジスルホン酸106部を10%炭酸ナトリ
ウム水溶液1000部に溶解した液中に、5〜10℃で
滴下してカップリングさせた。2時間かきまぜたのち塩
化ナトリウム大過剰を加え塩析し、一晩かきまぜてから
濾過し、3%塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥して
次式(VI)(化8)で表されるアゾ化合物(アゾ染
料)150部を得た。
【0024】
【化8】 このトリスアゾ染料の0.3g/lの染浴を調製し42
℃に保持し、厚さ750μのポリビニルアルコールを浸
漬し2分間染色した。濡れたままの染色フィルムを3%
ホウ酸水溶液中で43℃で5倍に延伸し、この状態のま
ま水洗、乾燥して青色の偏光フィルムを製造した。その
偏光フィルムの吸収極大λmax での偏光度Vを測定した
結果、単板透過率43%、λmax は670nmでVは9
9.5%であった。
【0025】実施例2 実施例1に於いて、1-ヒドロキシ-8- アミノナフタレン
-3,6- ジスルホン酸の代わりに1-ヒドロキシ-8- アミノ
ナフタレン-5,7- ジスルホン酸106部または1-ヒドロ
キシ-7- アミノナフタレン-3- スルホン酸79部を使用
して、それぞれ式(VII)(化9)、式(VIII) (化1
0)で表されるアゾ染料を得た。
【0026】
【化9】
【0027】
【化10】 これらのアゾ染料の水溶液で、実施例1と同様にポリビ
ニルアルコールフィルムを処理し偏光フィルムを製造し
た。式(VII)の染料は青色でその偏光フィルムの吸収極
大λmax での偏光度Vを測定した結果、単板透過率43
%、λmax 675nmでVは99.0%であった。式
(VIII) の染料は青色でその偏光フィルムの吸収極大λ
max での偏光度Vを測定した結果、単板透過率43%、
λmax 650nmでVは98.0%であった
【0028】実施例3 p-ニトロアニリン28部を水560部に溶かし、濃塩酸
62部を加え更に氷で5〜10℃に冷却した後、亜硝酸
ナトリウム16部を加えて1時間ジアゾ化を行った。次
いでスルファミン酸で過剰の亜硝酸を除去した。この中
へp-クレシジン27部を塩酸水溶液にとかして加えた
後、酢酸ナトリウムを加えてpH4まで中和して2時間カ
ップリングさせた。反応終了後、濾過して得たプレスケ
ーキをエタノール1000部に溶解し、水硫化ソーダ4
8部を溶かした20%水溶液を滴下後70℃で1時間反
応させた。反応終了後、水2リットルに排出し析出した
結晶を濾過、水洗、乾燥して下記式(化11)ジアミン
49部を得た。
【0029】
【化11】 上記式ジアミン42部を水900部に溶かし、濃塩酸1
00部を加え更に氷で5〜10℃に冷却した後、亜硝酸
ナトリウム30部を加えて1時間ジアゾ化を行った。次
いで、スルファミン酸で過剰の亜硝酸を除去した。この
ジアゾニウム塩の水溶液を、N-フェニルJ酸104部を
10%炭酸ナトリウム水溶液1000部に溶解した液中
に、5〜10℃で滴下してカップリングさせた。2時間
かきまぜたのち塩化ナトリウム大過剰を加え塩析し、一
晩かきまぜてから濾過し、3%塩化ナトリウム水溶液で
洗浄し、乾燥して次式(IX)(化12)で表されるア
ゾ染料146部を得た。
【0030】
【化12】 このトリスアゾ染料の0.3g/lの染浴を調製し、実
施例1と同様にポリビニルアルコールフィルムを処理
し、青紫色の偏光フィルムを製造した。その偏光フィル
ムの吸収極大λmax での偏光度を測定した結果、単板透
過率43%、λmaxは620nmでVは99%であっ
た。
【0031】実施例4〜15 実施例1〜3と同様な方法により、第1表(表1〜表
2)に示した一般式(I)(化13)の染料を製造し
た。表中、色相、λmax 、単板透過率、偏光度は共にP
VAフィルムを染色した時のものを示す。
【0032】
【化13】
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】比較例1 実施例1において、合成した染料の代わりにC.I.Direct
Blue 202 (下記構造式A)(化14)で表される染料
を使用する以外は、実施例1と同様にして偏光フィルム
を得た。極大吸収波長695nm、単板透過率43%に
おける偏光度は96%であり、本発明の染料より劣って
いた。
【0036】
【化14】 比較例2 実施例1と同様の方法により、特開平3−68902号
公報、実施例10において公開されている下記構造式
(B)(化15)を0.08wt%、C.I.Direct Red2を0.04
5 wt%、C.I.Direct Yellow 12を0.006 wt%、C.I.Di
rect Violet 9を0.04wt%の濃度としてニュートラル偏
光フィルムを製造した。単板透過率41%における偏光
度は97%であった。一方、式(B)の代わりに本発明
の染料、式(VI)を0.08wt%の濃度で使用する以外
は、上記の方法と同様にしてニュートラル偏光フィルム
を製造した。単板透過率41%における偏光度は99%
であり本発明の偏光フィルムの方が優れていることが判
った。
【0037】
【化15】
【0038】
【発明の効果】本発明の新規なアゾ化合物を含んだ水溶
性染料、及びこれを用いた偏光フィルムは、高い熱安定
性並びに高い偏光度を与えるものであり、従来のヨウ素
を用いた偏光フィルムに匹敵する光学特性を示す、とい
う工業的価値ある顕著な効果を奏するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 尚登 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地三井東 圧化学株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)(化1)で表される新
    規アゾ化合物。 【化1】 (式中、R1 、R3 は、各々独立に水素原子、水酸基、
    炭素数1〜2のアルキル基又は炭素数1〜2のアルコキ
    シ基を、R2 、R4 は各々独立に、水素原子、水酸基、
    炭素数1〜2のアルキル基、炭素数1〜2のアルコキシ
    基又は炭素数1〜2のアシルアミノ基を、R5 はアゾ基
    に対してO−位又はP−位にある水酸基又はアミノ基
    を、R6 は水素原子、カルボキシル基又は炭素数1〜2
    のアルコキシ基を、R7 は水素原子、水酸基、アミノ
    基、メチルアミノ基、β−ヒドロキシエチルアミノ基、
    炭素数1〜2のアシルアミノ基又はフェニル核がニトロ
    基、アミノ基、水酸基、炭素数1〜2のアルキル基、カ
    ルボキシル基、スルホン酸基又は塩素原子によって置換
    されてもよいフェニルアミノ基又はベンゾイルアミノ基
    を、p は0又は1を、q は0、1又は2をそれぞれ示
    す。)
  2. 【請求項2】 請求項1記載の新規アゾ化合物を含むこ
    とを特徴とする水溶性染料。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の新規アゾ化合物を含むこ
    とを特徴とする偏光フィルム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の水溶性染料で染色した高
    分子フィルムを2〜9倍の延伸倍率で延伸することによ
    り得られることを特徴とする請求項3記載の偏光フィル
    ムの製造方法。
  5. 【請求項5】 高分子フィルムが、ポリビニルアルコー
    ル、ポリビニルホルマール、ポリビニルアセタール、ポ
    リビニルブチラール、あるいはそれらをエチレン、プロ
    ピレン、アクリル酸、マレイン酸アクリルアミド等で変
    性したもの、セルロース樹脂からなる群より選ばれた少
    なくとも1種である請求項4記載の偏光フィルムの製造
    方法。
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