JPH05276465A - 電源スイッチ回路 - Google Patents

電源スイッチ回路

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JPH05276465A
JPH05276465A JP4068639A JP6863992A JPH05276465A JP H05276465 A JPH05276465 A JP H05276465A JP 4068639 A JP4068639 A JP 4068639A JP 6863992 A JP6863992 A JP 6863992A JP H05276465 A JPH05276465 A JP H05276465A
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Katsuto Minazu
勝登 水津
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/63Generation or supply of power specially adapted for television receivers

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  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】メインスイッチを投入すれば確実にサブスイッ
チをオンできる。 【構成】前回のメインスイッチ2投入時にコンデンサ1
4に蓄えられていた電荷が、今回メインスイッチ2が投
入されそれに連動して検出スイッチ11が瞬時オンする
ときに、検出スイッチ11の接点を通り検出信号Skと
してコンデンサ15に移動され保持されることによっ
て、第1の電源回路3が立上る以前に検出スイッチ11
がオフした場合についても、その後に第1の電源回路3
が立上りその出力である駆動電圧Ssによりマイクロコ
ンピュータ9が立上り、コンデンサ15に蓄えらていた
検出信号Skをマイクロコンピュータ9に導入すること
によって、マイクロコンピュータ9は制御信号Sdをハ
イレベルとしてトランジスタ7をオンさせ、それにより
サブスイッチ4をオンさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電源スイッチ回路に係
り、特にテレビジョンセット等において、セット全体に
電源電圧を供給するするためのメインスイッチのみを操
作することによって、各回路に電源電圧を供給するため
サブスイッチを自動的にオンにすることができるように
した電源スイッチ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョンセット等において
は、セット内の各回路に電力を供給するためのスイッチ
(以下サブスイッチという)と、商用交流電源からの電
力をセット全体に供給するためのメインスイッチを有し
ているものが多い。このようなテレビジョンセット等で
は、メインスイッチが投入されていればリモコン等の操
作によりサブスイッチが制御可能となり、テレビジョン
回路の電源がオン,オフするようになっている。
【0003】図2は従来の電源スイッチ回路を示すブロ
ック図である。メインスイッチ2を切断すると一切の電
力供給の無くなるオールオフタイプの構成となってい
る。ACプラグ1には図示しない商用交流電源(AC)
が供給されている。ACプラグ1の一方の電源ラインに
はメインスイッチ2を介し第1の電源回路3の一方の入
力端子が接続され、更にACプラグ1の前記一方の電源
ラインにはメインスイッチ2とサブスイッチ4を介し第
2の電源回路5の一方の入力端子が接続されている。A
Cプラグ1の他方の電源ラインには第1の電源回路3の
他方の入力端子と、第2の電源回路5の他方の入力端子
が接続されている。第2の電源回路5の一方の出力端子
は図示しないテレビジョン信号回路に接続され、他方の
出力端子は基準電位点に接続されている。
【0004】第1の電源回路の出力端子は3つあり、第
1の出力電圧は駆動電圧Ssとしてマイクロコンピュー
タ9に供給され、第2の出力電圧はリセット信号Srと
してマイクロコンピュータ9に供給され、第3の出力電
圧はサブスイッチ4のリレー巻線4cの一端に供給され
る。リレー巻線4cの他端はトランジスタ7のコレクタ
・エミッタ路を介して基準電位点に接続されており、ま
た、リレー巻線4cの一端と他端はダイオード6を介し
て接続されている。トランジスタ7のベースにはマイク
ロコンピュータ9からのリレー制御信号Sdが抵抗R1
を介して供給される。
【0005】マイクロコンピュータ9には、ユーザーが
リモコンなどでテレビジョンセットの電源の入切りやチ
ャンネル操作等を行うための操作回路8と、ラストチャ
ンネルポジションや、電源データ等を記憶する不揮発性
なメモリを備えた記憶装置10が接続されている。
【0006】記憶装置10には、前述したようにサブス
イッチの現在の電源データが格納されており、この電源
データはメインスイッチ2が一担切断された後に再び投
入された場合において、マイクロコンピュータ9により
記憶装置10から読みだされ、前回のサブスイッチ4の
オン,オフ状態を再現するという方法が取られている。
すなわち、前回サブスイッチ4がオンであればマイクロ
コンピュータ9は制御信号をSdとして出力信号をオン
にし、オフであればマイクロコンピュータ9は制御信号
をSdとして出力信号をオフにするような動作をおこな
う。
【0007】いま、記憶装置10に格納されている電源
データがオン状態で格納されており、メインスイッチ2
を投入した場合について考える。メインスイッチ2を投
入するとまず第1の電源回路3がオンされ、その駆動電
圧Ssとリセット信号Srがマイクロコンピュータ9に
供給される。駆動電圧Ssによってマイクロコンピュー
タ9はオンとなり、リセット信号Srによって初期設定
される。初期設定されたマイクロコンピュータ9は記憶
装置10に格納されている前回の電源データのオン状態
を読みだし、制御信号をSdとして出力信号をハイレベ
ルとして、抵抗R1 を介してトランジス7のベースに供
給しトランジス7をオンさせる。
【0008】トランジス7がオンすると第1の電源回路
3の出力端子からサブスイッチ4のリレー巻線4cに電
力が供給され、リレー巻線4cが励磁される。そして接
点4a,4bが接触し商用交流電源が第2の電源回路5
に供給され第2の電源回路5がオンされる。第2の電源
回路5がオンされると図示しないテレビジョンセットの
各回路に所定の電力が供給される。
【0009】次に、記憶装置10に格納されている電源
データがオフ状態で格納されておりメインスイッチ2を
投入した場合について考える。メインスイッチ2を投入
するとまず第1の電源回路3がオンされ、その駆動電圧
Ssとリセット信号Srがマイクロコンピュータ9に供
給される。駆動電圧Ssによってマイクロコンピュータ
9はオンとなり、リセット信号Srによって初期設定さ
れる。
【0010】初期設定されたマイクロコンピュータ9は
記憶装置10に格納されている前回の電源データのオフ
状態を読みだし、制御信号をSdとして出力信号をロー
レベルとして抵抗R1 を介してトランジス7のベースに
供給しトランジス7はオンとならない。トランジス7が
オンとならないためにサブスイッチ4はオフのままであ
り、第2の電源回路5はオンされずテレビジョンセット
の各回路には電力が供給されない。しかしながら、ユー
ザー側から見れば、メインスイッチ2を投入したときに
はサブスイッチ4がオン状態となることを期待するにも
拘らず、記憶装置4に格納されている電源データの内容
によりテレビジョンセットはオン動作とならないことが
あった。
【0011】これに対して、メインスイッチ2を投入し
たときには必ずサブスイッチ4をオンするように制御す
れば上記問題は解決される。がしかし、このように制御
すれば、メインスイッチ2が投入されたままの状態で仮
に停電があり、後に停電が復帰され第1の電源回路3に
再度商用交流電源が供給された場合には、サブスイッチ
4が勝手にオンしテレビセットの各回路に電力が供給さ
れてしまい好ましい結果とならないことがある。
【0012】図3は、他の従来例を示すブロック図であ
り、図2と対応する要素及び部分には、同符号を付して
ある。図3において、図2の従来例と異なるのは、第1
の電源回路から出力される駆動電圧Ssをマイクロコン
ピュータ9に供給する一方、検出スイッチ11にも駆動
電圧Ssを供給し、駆動電圧Ssが検出スイッチ11を
通って検出信号Skとなってマイクロコンピュータ9に
供給されるようにしたことであり、これ以外の構成は図
2の従来例と同様になっている。
【0013】図3において、検出スイッチ11は、メイ
ンスイッチ2が投入された場合にのみ連動して瞬時オン
後オフとなるようなスイッチであり、この検出スイッチ
11がオンされると第1の電源回路3からの駆動電圧S
sが検出スイッチ11を介し検出信号Skとなってマイ
クロコンピュータ9に導出される。この検出信号Skを
マイクロコンピュータ9が読取ることによっても、サブ
スイッチ4のオン制御を可能としたものである。
【0014】いま、メインスイッチ2が投入された場合
について考える。◎。
【0015】メインスイッチ2が投入されるとまず第1
の電源回路3がオンされ、その駆動電圧Ssがマイクロ
コンピュータ9と、検出スイッチ11の一端に供給され
る。また同時に第1の電源回路3からリセット信号Sr
がマイクロコンピュータ9に供給される。駆動電圧Ss
によってマイクロコンピュータ9はオンとなり、リセッ
ト信号Srによって初期設定される。またメインスイッ
チ2が投入されると同時に検出スイッチ11が瞬間オン
され、検出スイッチ11に供給されていた駆動電圧Ss
が検出スイッチ11を通り検出信号Skとなり、マイク
ロコンピュータ9に導出される。
【0016】マイクロコンピュータ9は検出信号Skを
受信すると、記憶装置10に格納されている電源データ
の内容に拘らずサブスイッチ4をオンさせる制御動作に
入り、マイクロコンピュータ9は制御信号をSdとして
出力信号をハイレベルとし抵抗R1 を介してトランジス
タ7のベースに供給しトランジスタ7をオンさせる。ト
ランジス7がオンすると第1の電源回路3の出力端子か
らサブスイッチ4のリレー巻線4cに電力が供給され、
リレー巻線4cが励磁される。そして接点4a,4bが
接触し商用交流電源が第2の電源回路5に供給され、第
2の電源回路5がオンされる。第2の電源回路5がオン
されるとテレビジョンセットの各回路に電力が供給され
る。
【0017】次に、メインスイッチ2が投入されたまま
の状態で仮に停電があり、後に停電が復帰され第1の電
源回路3に再度商用交流電源が供給された場合について
考える。メインスイッチ2が投入されたままの状態で再
度商用交流電源が第1の電源回路3に供給されると、第
1の電源回路3はオンされその駆動電圧Ssがマイクロ
コンピュータ9と、検出スイッチ11の一端に供給され
る。また同時に第1の電源回路3からのリセット信号S
rがマイクロコンピュータ9に供給される。駆動電圧S
sによってマイクロコンピュータ9はオンとなり、リセ
ット信号Srによって初期設定される。メインスイッチ
2は今回投入されたわけではないので検出スイッチ11
はオンとならず、マイクロコンピュータ9に検出信号S
kは供給されない。
【0018】初期設定されたマイクロコンピュータ9は
検出信号Skが供給されないため、サブスイッチ4のオ
ン制御動作に入らず、制御信号をSdとして出力信号を
ローレベルとし抵抗R1 を介してトランジス7のベース
に供給するが、トランジス7はオンされない。トランジ
ス7がオンとならないためサブスイッチ4はオフのまま
であり、第2の電源回路5はオンされずテレビジョンセ
ットの各回路には電力が供給されない。これにより停電
復帰後の誤動作が防止できるのである。
【0019】しかしながら、上記動作を満足するために
は、メインスイッチ2と検出スイッチ11の動作に極め
て高い機械的精度が要求され、更に第1の電源回路3よ
りマイクロコンピュータ9が起動されるまでのタイミン
グと、検出スイッチ11がオン後オフするタイミングに
よっては、例えば、メインスイッチ2がオンされ第1の
電源回路3からマイクロコンピュータ9に駆動電圧Ss
が供給される時、この時すでに検出スイッチ11がオフ
になっていた場合には検出スイッチ11からの検出信号
Skがマイクロコンピュータ9に供給されず、期待した
上記効果が得られない可能性がある。
【0020】図4は、他の従来例を示すブロック図であ
り、図3と対応する要素及び部分には、同符号を付して
ある。図4において、図3の従来例と異なるのは、検出
スイッチ11とマイクロコンピュータ9の間に抵抗R2
とコンデンサ12からなる時定数回路を介挿し、瞬時オ
ンとなった検出スイッチ11からの検出信号Skをコン
デンサ12に一定時間保持されるようにしたことであ
り、これ以外の構成は図3の従来例と同様になってい
る。
【0021】いま、メインスイッチ2が投入された場合
について考える。メインスイッチ2が投入されるとまず
第1の電源回路3がオンされ、その駆動電圧Ssがマイ
クロコンピュータ9と、検出スイッチ11の一端に供給
される。また同時に第1の電源回路3からリセット信号
Srがマイクロコンピュータ9に供給される。駆動電圧
Ssによってマイクロコンピュータ9はオンとなり、リ
セット信号Srによって初期設定される。またメインス
イッチ2が投入されると同時に検出スイッチ11が瞬間
オンされ、検出スイッチ11に供給されていた駆動電圧
Ssが検出スイッチ11を通り検出信号Skとなり、抵
抗R2 を介しコンデンサ12に充電される。
【0022】これにより、マイクロコンピュータ9が立
ち上がるまえに検出スイッチ11がオフになった場合で
も、マイクロコンピュータ9へはコンデンサ12により
充電された検出信号Skを供給することにより、以下図
3の従来例と同じくマイクロコンピュータ9はサブスイ
ッチ4のオン制御動作をし、第2の電源回路5からテレ
ビジョンセットの各回路に所定の電力が供給できるので
ある。
【0023】しかしながら、上記動作を満足するために
は、やはりメインスイッチ2と検出スイッチ11の動作
に極めて高い機械的精度が要求され、更に第1の電源回
路3よりマイクロコンピュータ9が起動されるまでのタ
イミングと、検出スイッチ11がオン後オフするタイミ
ングによって、例えば、メインスイッチ2がオンされ第
1の電源回路3から駆動電圧Ssが出力される前に、す
でに検出スイッチ11がオフになっていれば、コンデン
サ12には検出情報が充電されず、期待した上記効果が
得られない可能性がある。
【0024】上述したように従来の電源スイッチ回路で
はメインスイッチを投入しただけでは、記憶装置に格納
されている電源データ(サブスイッチの前回のオン,オ
フ状態)によって、テレビセットに電力が供給できない
不都合があった。また、図3,図4に示す他の従来例を
採用することも考えられるがそれぞれに上記欠点が考え
られ実用化に至っていない。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来の電源スイッチ回路においては、メインスイッチを
投入してもサブスイッチの制御は記憶装置に格納されて
いる電源データに基づき行われるので、確実にサブスイ
ッチをオンにすることができず、テレビジョン各回路に
電源電圧が供給されない問題があった。本発明はかかる
問題に鑑みて成されたものであって、メインスイッチを
投入することによって確実にサブスイッチをオンするこ
とができる電源スイッチ回路を提供することを目的とし
ている。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電源スイッ
チ回路は、交流電源からの電力供給路をオンまたはオフ
するメインスイッチと、このメインスイッチがオンする
ことにより電力が供給されて直流電源電圧を発生する第
1の電源回路と、所定の回路に電源電圧を供給する第2
の電源回路と、前記メインスイッチの投入時に制御信号
に基づいてオン,オフして前記第2の電源回路への電源
供給をオン,オフするサブスイッチと、前記第1の電源
回路から供給される電源電圧を保持する第1の蓄電手段
と、前記第1の蓄電手段からの電圧を一定期間保持する
第2の蓄電手段と、前記メインスイッチが投入されたこ
とに連動してオンし前記第1の蓄電手段に保持されてい
た電荷を検出信号として前記第2の蓄電手段に出力する
検出スイッチと、前記第1の電源回路から電源電圧が供
給されて動作し、前記第2の蓄電手段に保持されていた
電圧が前記検出信号として供給されると、前記メインス
イッチがオン操作されたことを検出し、前記サブスイッ
チをオンさせるための前記制御信号を出力する制御手段
とを具備したことを特徴とする。
【0027】
【作用】本発明においては、メインスイッチが投入され
ると、蓄電手段からの検出信号がマイクロコンピュータ
に供給されることによって、マイクロコンピュータはリ
レー制御動作を行い、確実にサブスイッチをオンにす
る。
【0028】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明に係る電源スイッチ回路の一実施例を示すブ
ロック図であり、図2と対応する要素及び部分には、同
符号を付している。図1において、図2の従来例と異な
るのは、メインスイッチ2がオンとなるときのみ連動し
て瞬時オン後オフとなるアンロックタイプの検出スイッ
チ11を設け、第1の電源回路3と検出スイッチ11の
一端の間にダイオード13を介挿し、ダイオード13の
カソード側をコンデンサ14を介し基準電位点に接続す
る。検出スイッチ11の他端をコンデンサ15を介し基
準電位点に接続し、また前記検出スイッチ11の他端を
マイクロコンピュータ9に接続する。ここで、コンデン
サ14,15はそれぞれ第1,第2の蓄電手段を構成し
ており、マイクロコンピュータ9は制御手段を構成して
いる。更に前記検出スイッチ11の他端を抵抗R3 を通
しトランジスタ16のコレクタ・エミッタ路を介して基
準電位点に接続し、トランジスタ16のベースを抵抗R
4 を介してマイクロコンピュータ9に接続している。こ
れ以外の構成は図2の従来例と同様になっている。
【0029】いま、メインスイッチ2が投入された場合
について考える。メインスイッチ2が投入されるとAC
プラグ1からの商用交流電源が第1の電源回路3に供給
され、第1の電源回路3がオンされる。これと同時に第
1の電源回路からの駆動電圧Ssがマイクロコンピュー
タ9に供給される一方、ダイオード13を介しコンデン
サ14と検出スイッチ11の一端に供給される。このと
き、コンデンサ14は駆動電圧Ssによって充電され
る。また、同時に第1の電源回路3からリセット信号S
rがマイクロコンピュータ9に供給される。この結果、
駆動電圧Ssによってマイクロコンピュータ9は起動さ
れると共に、リセット信号Srによって初期設定され
る。
【0030】メインスイッチ2が投入されたとき検出ス
イッチ11が連動され瞬間オンとなり、コンデンサ14
に蓄電されていた電荷は検出スイッチ11の接点を通
り、検出信号Skとなり、コンデンサ15に供給され充
電される。ここで、マイクロコンピュータ9が立ち上が
ると、コンデンサ15に蓄電されていた検出信号Skが
マイクロコンピュータ9に導入される。マイクロコンピ
ュータ9は検出信号Skを受信すると、制御信号Sdと
してハイレベル信号を出力し、抵抗R1 を介してトラン
ジスタ7のベースに供給する。これによってトランジス
タ7はオンする。
【0031】トランジスタ7がオンすると第1の電源回
路3の出力端子からサブスイッチ4のリレー巻線4cに
電力が供給され、リレー巻線4cが励磁される。そして
サブスイッチ4の接点4a,4bが接触してメインスイ
ッチ2からの商用交流電源が第2の電源回路5に供給さ
れる。これによって第2の電源回路5はテレビジョンセ
ットの各回路に所定の電源電圧を供給する。
【0032】また、マイクロコンピュータ9はコンデン
サ15より検出信号Skを受信すると、放電信号Scを
R4 を介しトランジスタ16のベースに供給し、トラン
ジスタ16をオンさせる。トランジスタ16がオンした
ことにより、コンデンサ15から検出信号Skとしてマ
イクロコンピュータ9に導出したさいコンデンサ15に
残っていた電荷を、抵抗R3 を介しトランジスタ16の
コレクタ・エミッタ路を通して基準電位点に放電させ
る。
【0033】また、メインスイッチ2が投入された後、
メインスイッチ2に連動し検出スイッチ11はオフ状態
である。この検出スイッチのオフ状態では、コンデンサ
14には負荷がなく、メインスイッチ2がオフされるま
で第1の電源回路3からの駆動電圧Ssがダイオード1
3を介してコンデンサ14に充電され、メインスイッチ
2がオフされ次回メインスイッチ2が投入されるまでそ
の電荷は保持される。
【0034】次に、メインスイッチ2が投入されたまま
の状態で仮に停電があり、後に停電が復帰され、第1の
電源回路3に再度商用交流電源が供給された場合につい
て考える。メインスイッチ2が投入されたままの状態で
再度商用交流電源が第1の電源回路3に供給されると、
ACプラグ1からの商用交流電源がメインスイッチ2を
通り第1の電源回路3に供給され、第1の電源回路3が
オンされる。第1の電源回路3がオンすることによって
第1の電源回路3から駆動電圧Ssとリセット信号Sr
が出力され、駆動電圧Ssはマイクロコンピュータ9に
供給される一方、ダイオード13を介しコンデンサ14
と検出スイッチ11の一端に供給され、ここでコンデン
サ14は充電され、またリセット信号Srはマイクロコ
ンピュータ9に供給される。
【0035】検出スイッチ11はメインスイッチ2が投
入されたわけではないのでオフのままであり、コンデン
サ14に蓄えられた電荷の移動は行われない。マイクロ
コンピュータ9は駆動電圧Ssが供給されたことにより
起動されると共に、リセット信号Srが供給されたこと
により初期設定される。マイクロコンピュータ9は検出
スイッチ11からの検出信号Skがないため、サブスイ
ッチ4のオン制御動作に入らず、制御信号Sdとしてロ
ーレベル信号を出力し、抵抗R1 を介しトランジス7の
ベースに供給する。ことにより、トランジス7はオンさ
れない。トランジス7がオンとならないため、サブスイ
ッチ4はオフのままであり、第2の電源回路5はオンさ
れず、図示しないテレビジョンセットの各回路には所定
の電力が供給されない。
【0036】この実施例によれば、メインスイッチ2が
投入され、それに連動して検出スイッチ11が瞬時オン
するときに、コンデンサ14に蓄えられていた電荷をコ
ンデンサ15に移動し保持することによって、第1の電
源回路3が立上る前に検出スイッチ11がオフした場合
についても、コンデンサ15に蓄えてある電荷を検出信
号Skとすることにより、後に第1の電源回路3が立上
りそれによりマイクロコンピュータ9が立ち上がり、コ
ンデンサ15に蓄えてある電荷を検出信号Skとしてマ
イクロコンピュータ9に導入できるようになり、確実に
サブスイッチ4のオン動作が可能となる。
【0037】また、メインスイッチ2が投入されたとき
に連動して瞬時オンとなる検出スイッチ11を設けたこ
とにより、停電復帰後に勝手にテレビジョン回路がオン
するという誤動作も確実に防止できる。
【0038】尚、コンデンサ14への充電用電源を第1
の電源回路3から出力される駆動電圧Ssとしているが
これに限定されず、第2の電源回路5からの出力とする
ことも可能である。尚、蓄電手段を構成するコンデンサ
14は必ずしもコンデンサである必要はなく、充電可能
な2次電池で構成することも可能である。尚、コンデン
サ15の残り電荷の放電用トランジスタ16の制御を、
制御手段を構成するマイクロコンピュータ9により行っ
ているがこれに限定されない。また、放電用トランジス
タ16に代えて、受動素子(抵抗等)のみによる自然放
電回路で構成することも可能である。尚、上記実施例で
はコンデンサ15の状態検出をマイクロコンピュータ9
へ直接導入する構成となっているがこれに限定されな
い。
【0039】
【発明の効果】前述ように本発明によれば、メインスイ
ッチが投入された場合は確実にサブスイッチをオンする
ことができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電源スイッチ回路の一実施例を示
すブロック図。
【図2】従来の電源スイッチ回路を示すブロック図。
【図3】従来の他の電源スイッチ回路を示すブロック
図。
【図4】従来の他の電源スイッチ回路を示すブロック
図。
【符号の説明】
2…メインスイッチ 3…第1の電源回路 4…サブスイッチ 5…第2の電源回路 9…マイクロコンピュータ 10…記憶装置 11…検出スイッチ 14,15…コンデンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源からの電力供給路をオンまたは
    オフするメインスイッチと、 このメインスイッチがオンすることにより電力が供給さ
    れて直流電源電圧を発生する第1の電源回路と、 所定の回路に電源電圧を供給する第2の電源回路と、 前記メインスイッチの投入時に制御信号に基づいてオ
    ン,オフして前記第2の電源回路への電源供給をオン,
    オフするサブスイッチと、 前記第1の電源回路から供給される電源電圧を保持する
    第1の蓄電手段と、 前記第1の蓄電手段からの電圧を一定期間保持する第2
    の蓄電手段と、 前記メインスイッチが投入されたことに連動してオンし
    前記第1の蓄電手段に保持されていた電荷を検出信号と
    して前記第2の蓄電手段に出力する検出スイッチと、 前記第1の電源回路から電源電圧が供給されて動作し、
    前記第2の蓄電手段に保持されていた電圧が前記検出信
    号として供給されると、前記メインスイッチがオン操作
    されたことを検出し、前記サブスイッチをオンさせるた
    めの前記制御信号を出力する制御手段と、 を具備したことを特徴とする電源スイッチ回路。
JP06863992A 1992-03-26 1992-03-26 電源スイッチ回路 Expired - Fee Related JP3215150B2 (ja)

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